JPH10209771A - 高スウィングカスコード電流ミラー - Google Patents

高スウィングカスコード電流ミラー

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JPH10209771A
JPH10209771A JP9200722A JP20072297A JPH10209771A JP H10209771 A JPH10209771 A JP H10209771A JP 9200722 A JP9200722 A JP 9200722A JP 20072297 A JP20072297 A JP 20072297A JP H10209771 A JPH10209771 A JP H10209771A
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transistor
drain
current
source
gate
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JP9200722A
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English (en)
Inventor
Alan S Fiedler
エス.フィードラー アラン
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LSI Corp
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LSI Logic Corp
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
    • G05F3/262Current mirrors using field-effect transistors only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適なコンプライアンス電圧と高い出力抵抗
の両者を実現する高スウィング電流ミラーを得る。 【解決手段】 本電流ミラーは、第1および第2のバイ
アス端子と出力端子とを有するカスコード電流源と、ト
ランジスタM1、M2A、M2B、およびM3Aを有す
る電流源バイアス回路とを含む。M1はダイオード接続
されており、M2Aのゲートおよびソースは、それぞれ
M1のゲートおよびソースへつながれている。M2Bの
ゲートおよびドレインは第2のバイアス端子へつながれ
ており、ソースはM2Aのドレインへつながれている。
M3Aのゲートおよびドレインは第1のバイアス端子へ
つながれており、ソースはM1およびM2Aのソースへ
つながれている。これらのトランジスタは、カスコード
電流源が飽和状態に留まって、出力端子へ可能な最も広
い電圧スウィングを供給できるようなデバイス相互コン
ダクタンスパラメータの比を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、更に詳細には高スウィングのカスコード(casc
ode)電流ミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】電流源は、入力電流を受け取って、出力
へその入力電流を再生する電流ミラー等の多様な用途で
使用されている。理想的な電流源というのは高抵抗の並
列出力抵抗を有するもので、それによって電流源がそれ
の出力における電圧とはほとんど無関係に一定の電流を
生成することができるものである。この出力電流はま
た、温度、電源電圧、および半導体プロセスパラメータ
に比較的無関係であるべきである。出力電流および並列
出力抵抗が低下し始める出力電圧値はその電流源の”コ
ンプライアンス”電圧と呼ばれ、それ以下ではその電流
源中の1個または複数個のトランジスタデバイスが飽和
状態から外れてしまうのが一般的である。低いコンプラ
イアンス電圧が好ましい。
【0003】基本的電流ミラーは2個のMOSトランジ
スタで構成される。第1のトランジスタはダイオード接
続されたデバイスとしてつながれて、入力電流に応答し
てバイアス電圧を発生させる。第2のトランジスタは、
前記バイアス電圧へつながれたゲートを有しており、入
力電流に比例した出力電流をそれのドレインへ発生させ
る。このような電流ミラーは適度に良好なコンプライア
ンス電圧を有しており、それは第2のトランジスタのド
レイン・ソース飽和電圧(VDS,SAT)に等しいが、出力
抵抗は低い。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】基本的電流ミラーに対
していくつかの改善がなされてきたが、それら改善され
た電流ミラーにも1つあるいは複数の重大な欠点が存在
している。それらの欠点には、低い出力抵抗、高いコン
プライアンス電圧、および/あるいはプロセス、電圧、
温度および入力電流の変動に対して、最適なコンプライ
アンス電圧に対して不適切にしか制御されていないコン
プライアンス電圧が含まれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高スウィング電
流ミラーは、入力電流レベル、温度、電源電圧、および
半導体プロセスパラメータに関係なく、最適なコンプラ
イアンス電圧と高い出力抵抗の両者を実現する。本高ス
ウィング電流ミラーはカスコード電流源と電流源バイア
ス回路とを含んでいる。電流源は第1および第2のバイ
アス端子と出力端子とを含んでいる。電流源バイアス回
路はトランジスタM1、M2A、M2B、およびM3A
を含んでいる。トランジスタM1はそれのゲートとドレ
インとを互いにつながれている。トランジスタM2Aの
ゲートおよびソースはそれぞれ、トランジスタM1のゲ
ートおよびソースとつながれている。トランジスタM2
Bはそれのゲートとドレインが一緒に第2のバイアス端
子へつながれており、それのソースをトランジスタM2
Aのドレインへつながれている。トランジスタM3Aは
それのゲートとドレインとを第1のバイアス端子へつな
がれており、それのソースをトランジスタM1およびM
2Aのソースへつながれている。
【0006】トランジスタM1はデバイス相互コンダク
タンスパラメータKM1およびドレイン電流IIN1 を有し
ており、トランジスタM2Aはデバイス相互コンダクタ
ンスパラメータKM2A およびドレイン電流IIN2 を有し
ており、そしてトランジスタM3Aはデバイス相互コン
ダクタンスKM3A およびドレイン電流IIN3 を有してい
る。本発明の好適実施例では、パラメータKM1
M2A 、KM3A ,IIN1 、I IN2 、およびIIN3 は次の
式に従って選ばれる。
【0007】
【数7】
【0008】このような選択によって、カスコード電流
源ステージは、出力端子に可能な最も広い電圧スウィン
グを提供しながら飽和状態に留まることが保証される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1Aないし図2は従来技術の各
種電流ミラーを示す模式図である。簡単のため、および
説明を易しくするために、同様な要素を指す場合には各
図面で同じ参照符号が使用されている。例えば、1つの
図面の中ではトランジスタの場所あるいは機能間での類
似性を示すために、また別の図面では類似な番号を振ら
れたトランジスタ間の場所あるいは機能間の類似性を示
すために、同じトランジスタに番号を振るやり方が繰り
返されている。
【0010】図1Aにおいて、電流ミラー10は基本的
電流ミラーであって、ダイオード接続されたMOSトラ
ンジスタM3で構成される電流源バイアス回路と、単一
の出力トランジスタM4で構成される出力電流源とを含
んでいる。トランジスタM3は基準電流IINを受信し
て、それに対応してバイアス電圧BIASNを発生させ
る。トランジスタM4はそれのゲートへバイアス電圧B
IASNを受信して、それのドレインへ出力電流IOUT
を発生させる。もしM3とM4の寸法が同じであれば、
出力電流IOUT は基準電流IINにほぼ等しくなる。電流
ミラー10は、トランジスタM4のドレイン・ソース飽
和電圧VDS,SATに等しい良好なコンプライアンス電圧を
有するが、出力抵抗は低い。
【0011】図1Bは基本的カスコード電流ミラー12
を示している。出力電流源は2個のトランジスタM4A
およびM4Bを有しており、それらは互いに直列につな
がれている。トランジスタM3AおよびM3Bはそれぞ
れ、トランジスタM4AおよびM4Bのためのバイアス
電圧BIASNおよびBIASN2を発生させる。カス
コード電流源12は、カスコードトランジスタM4Bの
せいで電流ミラー10(図1Aに示された)よりもずっ
と高い出力抵抗を有する。しかし、そのコンプライアン
ス電圧はかなり高く、2VDS,SAT+VT に等しい。ここ
でVDS,SATはドレイン・ソース飽和電圧であり、VT
スレッショルド電圧である。
【0012】図1Cにおいて、カスコード電流ミラー1
4はトランジスタM3Bに対して直列に付け加えられた
抵抗Rを有している。トランジスタM3Aのゲートはこ
こではトランジスタM3Bのドレインへつながれてい
る。トランジスタM3Bのゲートは、抵抗Rを介してト
ランジスタM3Bのドレインへつながれている。抵抗R
を流れる電流IINは、BIASNよりもIIN*Rボルト
だけ高いBIASN2をもたらす。Rを適切に選ぶこと
によってM4Aのドレイン電圧はVDS,SATよりも高くな
り、カスコード電流ミラー14は高い出力抵抗を持つこ
とになる。しかし、生成されるBIASN2電圧は常に
最適なものとは限らない。特定の条件下では、BIAS
N2は余りに低すぎて、トランジスタM4Aをそれの線
形な動作領域で動作させることになってしまい、そのた
め低い出力抵抗をもたらしてしまう。他の条件下では、
BIASN2が余りに高すぎて、そのため許容できない
ほど高いコンプライアンス電圧をもたらすことがある。
【0013】図1Dにおいて、カスコード電流ミラー1
6は2つの等しい基準電流IINを受け取る。トランジス
タM1は第1の基準電流IINに応答してバイアス電圧B
IASN2を生成し、他方トランジスタM3Aは第2の
基準電流IINに応答してバイアス電圧BIASNを生成
する。図1Dの電流源バイアス回路の目的は、基準電流
IN、出力VN、プロセスパラメータ、および温度にほ
とんど無関係にトランジスタM4Aのドレイン電圧をV
DS,SAT付近に保持することである。以下の解析によっ
て、図1Dに示された回路は図1Aないし図1Cに示さ
れた回路に比べて進歩してはいるが、それでも尚、重大
な欠陥を有していることが明らかになった。この解析に
おいて、すべてのトランジスタは飽和状態(VDS≧V
DS,SAT)で動作すると仮定している。また、各々のトラ
ンジスタに関する電流−電圧(I−V)曲線の勾配は飽
和状態においてゼロである、すなわち出力抵抗が無限大
であると仮定している。この回路の目的は、回路の出力
抵抗を単一トランジスタの電流源よりも高くすることで
はあるが、出力抵抗は実際には無限大とはならない。し
かし、この仮定は解析を簡単にしつつ、尚、有効な結論
を与える。すべてのトランジスタが飽和状態にあるの
で、それらの出力は次の関係に従う。
【0014】
【数8】
【0015】式1において、ID はドレイン電流、Kは
デバイス相互コンダクタンスパラメータ、VGSはゲート
・ソース電圧、VT はデバイススレッショルド電圧、V
DSはドレイン・ソース電圧、そしてVDS,SATはドレイン
・ソース飽和電圧である。デバイス相互コンダクタンス
パラメータKはK=K’(W/L)で定義される。ここ
で、Wはゲート幅、Lはゲート長、そしてK’はプロセ
ス相互コンダクタンスパラメータであり、次の良く知ら
れた関係で定義される。
【0016】
【数9】
【0017】ここで、μn は電子移動度で、Coxは単位
面積当たりのゲート酸化物容量である。
【0018】式1をVGSについて解いて、結果の式を図
1DのトランジスタM1、M4A、およびM4Bに適用
すると、次のような結果が得られる。
【0019】
【数10】
【0020】
【数11】
【0021】
【数12】
【0022】M1、M3B、およびM3Aへの入力ドレ
イン電流はそれぞれIINに等しく、またトランジスタM
4AおよびM4BはそれぞれトランジスタM3Aおよび
M3Bと同じ寸法であり、IOUT =IINを与えると仮定
していることに注意されたい。これらの仮定をおかない
場合には、解析はずっと複雑であるが、結果は類似して
おり、次に出てくる結果に到達することができる。図1
Dから、次のことに注意されたい。
【0023】
【数13】
【0024】更に、好ましい状態は次のように表現でき
ることにも注意されたい。
【0025】
【数14】
【0026】式3ないし式7を組み合わせて、次の結果
が得られる。
【0027】
【数15】
【0028】変形すると、次式になる。
【0029】
【数16】
【0030】もしすべてのトランジスタのゲート長が、
K’とVT (短チャンネル効果による)の差分が無視で
きるようなものであり、更に、すべてのトランジスタの
ソース・基板をつないでボディー効果によるVT のシフ
トを解消できれば、式9は簡略化できて、図1Dにおけ
る相対的なトランジスタ形状を定義する関係式となり、
それが満足されれば、次の好ましい条件VDSM4A =V
DS,M4A,SATを与える。
【0031】
【数17】
【0032】しかし、多くの場合、この簡略化は重大な
過ちにつながる。典型的な応用例では、トランジスタM
3AおよびM4Aの長さは最小のゲート長よりもかなり
大きく選ばれて、それによってプロセスの変動に係わら
ず、低い標準偏差を持つ正確で予測可能な出力電流I
OUT を生成するようにされる。更に、トランジスタM3
BおよびM4Bに関しては最小のゲート長が好ましく、
それによってより長いトランジスタと比べて、与えられ
たゲート幅に対してより低いVDS,SATを、あるいは、与
えられたVDS,SATに対してより小さいドレイン容量を提
供できるようにするのが好ましい。典型的なN形ウエル
のデジタルCMOSプロセスでのnチャンネルMOSF
ETではソース・基板接続が利用できないことと、トラ
ンジスタM3BおよびM4B中の短チャンネル効果とが
相俟って、KM4A ’≠ KM4B ’であり、またVT,M1
T,M4B であり、従って簡略化はできない。この回路の
ために適したトランジスタ寸法を選び、且つ電流レベ
ル、プロセス、および温度の変動範囲に亘って最適なV
DS,M4A=VDS,M4A,SATを達成することは事実上不可能で
ある。
【0033】図2に示された回路に対して同様な解析を
適用すると、トランジスタM1Aを除くすべてのトラン
ジスタが同じ寸法で、トランジスタM1Aがその他のト
ランジスタの幅の1/3である時に、最適な条件V
DS,M4A=VDS,M4A,SATが実現されることが示される。し
かし、この結果は、すべてのトランジスタが等しい長さ
で(あるいは十分長いので、長さの違うトランジスタ間
でK’およびVT の変化が無視できるのでもよい)、す
べてのトランジスタがソース・基板を接続されている場
合にのみ達成される。このことは標準的なデジタルCM
OSプロセスでは一般に利用できないツインウエルプロ
セス(twin−well process)によって
のみ達成可能である。図2に示された電流ミラーは、良
く制御された、そして最適な出力コンプライアンス電圧
を有し、それは上述の条件が満たされたと仮定すると、
2VDS,SATに等しい。
【0034】
【実施例】本発明の電流ミラーは図1Aないし図2に示
された回路に存在する問題点を回避できる。本発明の電
流ミラーは、トランジスタゲート長、電流レベル、温
度、電源電圧、および半導体プロセスパラメータの如何
に係わらず、高抵抗出力と最適なコンプライアンス電圧
の両方を達成する。図3は本発明の電流ミラーを示す模
式的回路図である。電流ミラー20は電流源バイアス回
路22とカスコード電流源24とを含んでいる。バイア
ス回路22は入力端子26、28、および30上へ基準
電流IIN1 、IIN2 、およびIIN3 を受信して、それら
に応答してバイアス端子32および34上へそれぞれバ
イアス電圧BIASNおよびBIASN2を発生させ
る。1つの実施例では、基準電流IIN1 、IIN2 、およ
びIIN3 は互いに本質的に等しく、電流レベルIINを有
している。しかし、等しい電流が必要というわけではな
い。電流源24は端子32および34上へバイアス電圧
BIASNおよびBIASN2を受信して、出力端子3
6上へ出力電流IOUT を発生させる。この電流はIIN3
に本質的に等しいかあるいは比例している。基準電流I
IN1 、IIN2 、およびIIN3 は本発明に従う1個または
複数個の電流ミラーによって生成するのが好ましいが、
良く知られた多様な電流源によって生成することもでき
る。
【0035】電流源バイアス回路22はNMOSトラン
ジスタM1、M2A、M2B、M3A、およびM3Bを
含んでいる。トランジスタM1は入力端子26とアース
端子38との間へダイオードとして接続されている。ト
ランジスタM1は、入力端子26へつながれたドレイ
ン、前記ドレインへつながれたゲート、そしてアース端
子38へつながれたソースを有している。トランジスタ
M2Aは、トランジスタM1のゲートへつながれたゲー
ト、アース端子38へつながれたソース、およびトラン
ジスタM2Bのソースへつながれたドレインを有してい
る。トランジスタM2Bは入力端子28とトランジスタ
M2Aのドレインとの間へダイオードとして接続されて
いる。トランジスタM2Bは入力端子28へつながれた
ドレインと、前記ドレインへつながれたゲートとを有し
ている。トランジスタM3Aは、バイアス端子BIAS
Nへつながれたゲート、アース端子38へつながれたソ
ース、およびトランジスタM3Bのソースへつながれた
ドレインを有している。トランジスタM3Aはダイオー
ドとしてつながれていて、それのゲートをトランジスタ
M3Bを介してそれのドレインへつながれている。トラ
ンジスタM3Bは、トランジスタM2Bのゲートへつな
がれたゲートと、トランジスタM3Aのゲートおよび入
力端子30へつながれたドレインとを有している。トラ
ンジスタM3Bはオプションである。別の実施例では、
トランジスタM3Bが取り除かれて、トランジスタM3
AのドレインはトランジスタM3Aのゲートおよび入力
端子30へ直接つながれている。
【0036】電流源24にはNMOSトランジスタM4
AおよびM4Bが含まれている。トランジスタM4A
は、バイアス端子BIASNへつながれたゲート、アー
ス端子38へつながれたソース、およびトランジスタM
4Bのソースへつながれたドレインを有している。トラ
ンジスタM4BはトランジスタM4Aとカスコード接続
されており、バイアス端子BIASN2へつながれたゲ
ートと、出力端子36へつながれたドレインとを有して
いる。
【0037】解析の目的で、電界効果トランジスタに関
する直流の電流−電圧(I−V)特性について既述する
次の良く知られた式を用いる。
【0038】
【数18】
【0039】
【数19】
【0040】電流源バイアス回路22の目的は、大きく
分けて2つある。まず第一に、バイアス電圧BIASN
2はトランジスタM4Aが飽和するように十分大きくな
ければならないが、しかし過度に大きくなってトランジ
スタM4Bが飽和状態に留まることのできる、出力端子
36における出力電圧VN の電圧スウィングを減らすよ
うになってはいけない。トランジスタM4Aは飽和状態
に留まって、電流源20がカスコードバイアストランジ
スタM4Bの利点を完全に利用できることが好ましい。
第二に、電流源バイアス回路22は理想的には、出力電
流レベルIOUT、プロセス(例えば、K’および
T )、温度、および電源電圧とは無関係に、バイアス
電圧BIASN2を最適レベルに保持すべきである。B
IASN2の”最適”レベルはVDS,M4A=VDS,M4A,SAT
となるレベルのことである。
【0041】図3を参照すると、トランジスタM1、M
2A、M2B、M3A、M3B、M4A、およびM4B
はそれぞれゲート幅、WM1、WM2A 、WM2B 、WM3A
M3 B 、WM4A 、およびWM4B を有しており、またそれ
ぞれゲート長、LM1、LM2A、LM2B 、LM3A
M3B 、LM4A 、およびLM4B を有している。対応する
デバイス相互コンダクタンスパラメータは次式で定義さ
れる。
【0042】
【数20】
【0043】もしトランジスタM1、M2A、M3A、
およびM4Aの長さが等しければ(あるいは十分長いた
め短チャンネル効果が無視できる場合には)、そしてこ
れらの各トランジスタのソースおよびバルク接続が同じ
電位(アース端子38)へつながれているため、これら
のトランジスタのK’およびVT は同一である。すなわ
ち、次のようになる。
【0044】
【数21】
【0045】および
【0046】
【数22】
【0047】ダイオード接続されたデバイスとして、ト
ランジスタM1は飽和しており、式12が適用できる。
GS−VT について式12を解いて次式を得る。
【0048】
【数23】
【0049】好適実施例では、KM2A がKM1よりも大き
く選ばれて(KM2A >KM1)、そのためトランジスタM
2Aはその線形な動作領域へ強制されるので、式11が
適用できる。式11をトランジスタM2Aに適用する
と、次を得る。
【0050】
【数24】
【0051】VGS,M1 =VGS,M2Aであることに注意し
て、式16を適用すると、次を得る。
【0052】
【数25】
【0053】VDS,M2Aについて解けば、式18は次のよ
うになる。
【0054】
【数26】
【0055】トランジスタM3Aがちょうど飽和するト
ランジスタM3Aのドレイン電圧にある、という好まし
い条件(すなわち、VDS,M3A=VDS,M3A,SAT)を用いれ
ば、式12は次の結果を与える。
【0056】
【数27】
【0057】図3において、VDS,M2A=VDS,M3Aとなる
ようにVGS,M2BはVGS,M3Bに等しいことが好ましい。こ
の条件は、デバイス相互コンダクタンスパラメータとド
レイン電流とが次式に従って選ばれた場合に発生する。
【0058】
【数28】
【0059】1つの実施例では、トランジスタM2Bと
トランジスタM3Bとは等しいドレイン電流を有し、同
じ寸法、すなわちWM2B =WM3B 、LM2B =LM3B であ
る。式21が満たされて、VDS,M2A=VDS,M3Aであるの
で、式19と式20とを組み合わせて次式を得る。
【0060】
【数29】
【0061】式22を変形して次を得る。
【0062】
【数30】
【0063】式23に式13および式14を用いて、簡
単のためにIIN1 =IIN2 =IIN3として、更に、トラ
ンジスタM1、M2A、M3A、およびM4Aの長さを
すべて等しいとおくと、次を得る。
【0064】
【数31】
【0065】こうして、まずトランジスタM1とM3A
についてトランジスタ幅の比を選べば、式24によって
トランジスタM1とM2Aのトランジスタ幅の比が決ま
り、それに従って最適な条件VDS,M3A=VDS,M3A,SAT
得られ、更に、もしもM4AとM4BとがM3AとM3
Bに対して比例的にスケーリングできれば、VDS,M4A
DS,M4A,SATとなる。この関係は、トランジスタM2
B、M3B、およびM4Bの長さが最小に選ばれても成
立するし、またこれらのトランジスタがソース・基板接
続されていなくても成立する。
【0066】例えば、トランジスタM3Aをトランジス
タM1よりも4倍幅広いものに選べば、次の結果が得ら
れる。
【0067】
【数32】
【0068】WM1=6μm、WM2A =8μm、およびW
M3A =24μmに選べば式24が成立する。正確なスケ
ーリングは、この場合2μmである最大の共通因子の倍
数例を用いることで実現できる。但し、集積回路上のレ
イアウト面積は犠牲になる。折衷案としては、6μmト
ランジスタを4個並列にして24μm幅のトランジスタ
を構築し、1個の8μmトランジスタから8μmのトラ
ンジスタを構成するものであろう。トランジスタM3A
およびM3Bの寸法に相対的にトランジスタM4Aおよ
びM4Bの寸法を縮小または拡大して、最適な条件V
DS,M4A=VDS,M 4A,SATを保ちつつ、出力電流IOUT を基
準電流レベルIIN3 よりも大きく、あるいは小さくスケ
ーリングすることは次の式に従って行うことができる。
【0069】
【数33】
【0070】
【数34】
【0071】好適実施例では、LM3A =LM4A およびL
M3B =LM4B である。
【0072】図4は本発明に従う二重カスコード電流ミ
ラーの模式的回路図である。図3に示された実施例のよ
うに、電流ミラー40は電流源バイアス回路42と出力
電流源44とを含んでいる。出力電流源44は図3に示
された出力電流源24と類似しているが、出力端子36
とトランジスタM4Bのドレインとの間にカスコード接
続された付加的なトランジスタM4Cを含んでいる。ト
ランジスタM4Cのゲートは電流源バイアス回路42に
よって生成されるバイアス電圧BIASN3によってバ
イアスを与えられている。
【0073】バイアス回路42もまた図3に示されたバ
イアス回路22と類似しているが、バイアス電圧BIA
SN3を生成するための付加的回路部分を含んでいる。
トランジスタM1、M2A、M2B、M3A、M3B、
M4A、およびM4Bは図3のトランジスタM1、M2
A、M2B、M3A、M3B、M4A、およびM4Bに
対応している。付加的なトランジスタM5、M6A、M
6B、M3C、およびM4Cはそれぞれ、トランジスタ
M1、M2A、M2B、M3B、およびM4Bと機能的
に等価である。トランジスタM5、M6A、M6B、M
2C、M3C、およびM4Cはそれぞれゲート幅WM5
M6A 、WM6B 、WM2C 、WM3C 、およびWM4C を有
し、更にゲート長LM5、LM6A 、LM6B 、LM2C 、L
M3C 、およびLM4C をそれぞれ有している。対応するデ
バイス相互コンダクタンスパラメータは次のように定義
される。
【0074】
【数35】
【0075】バイアス回路42は、更に、それぞれが基
準電流IIN1 、IIN2 、IIN3 、IIN4 、およびIIN5
を受信する入力端子26、28、30、46、および4
8を含んでいる。入力端子26、28、および30と、
入力電流IIN1 、IIN2 、およびIIN3 とは、図3にお
ける入力端子26、28、および30と、入力電流I
IN1 、IIN2 、およびIIN3 に対応している。基準電流
IN3 は出力端子36へ出力電流IOUT としてミラー出
力される。同様な解析を式21および23の導出時に示
した例に対して適用することによって、トランジスタM
5、M6A、M6B、およびM2Cのドレイン電流およ
びデバイス相互コンダクタンスパラメータは次の式に従
って選ばれるという結果が得られる。
【0076】
【数36】
【0077】
【数37】
【0078】
【数38】
【0079】トランジスタM7はトランジスタM5およ
びM6Aのソースにおける電圧をトランジスタM2B、
M3B、およびM4Bのソースにおける電圧に等しくな
るまで引き上げる。トランジスタM7は、トランジスタ
M1およびM2Aのゲートへつながれたゲート、アース
端子38へつながれたソース、およびトランジスタM5
およびM6Aのソースへつながれたドレインを有してい
る。デバイス相互コンダクタンスパラメータKM7は次の
式に従って選ばれる。
【0080】
【数39】
【0081】1つの実施例では、電流IIN1 ないしI
IN5 は互いに本質的に等しく、トランジスタM7のデバ
イス相互コンダクタンスパラメータKM7はトランジスタ
M2A(例えば、LM7=LM2A でWM7=2WM2A のよう
な)のデバイス相互コンダクタンスパラメータKM2A
2倍である。トランジスタM7のドレイン電流
(ID,M7)はトランジスタM2Aのドレイン電流(I
D,M2A )の2倍であるから、VDS,M7=VDS,M2Aが成立
する(前の解析から、これは更にVDS,M3AおよびV
DS,M4Aにも等しい)。このことを考慮すると、式24を
導出した時に示した例に対して同様な解析を行って、ト
ランジスタ幅WM2B 、WM5、およびWM6A に対する好ま
しい比として次が得られる。
【0082】
【数40】
【0083】式33を満たすようにWM2B 、WM5、およ
びWM6A を選ぶことによって、最適条件VDS,M3B=V
DS,M3B,SATが、そしてそこから演繹してVDS,M4B=V
DS,M4B,S ATが得られる。図4に示された実施例では、ト
ランジスタM2C、M3B、およびM3Cはオプション
である。トランジスタM2BおよびM3Aをそれぞれ入
力端子28および30へ直結することによって、これら
のトランジスタを省くことができる。
【0084】次の式と、式26および27とに従って、
トランジスタM3A、M3B、およびM3Cの寸法に相
対的にトランジスタM4A、M4B、およびM4Cの寸
法を縮尺または拡大して、VDS,M4A=VDS,M4A,SATおよ
びVDS,M4B=VDS,M4B,SATという次式の最適な条件を保
ちつつ、出力電流IOUT をIIN3 に相対的にスケーリン
グすることができる。
【0085】
【数41】
【0086】好適実施例では、LM3A =LM4A 、LM3B
=LM4B 、およびLM3C =LM4C である。
【0087】図3および図4に示された、単一および二
重のカスコード実施例では、nチャンネル電流源バイア
スステージをバイアスするための基準電流IIN1 ないし
IN 5 を発生させるために複数の電流源が使用されてい
る。本発明では、pチャンネルデバイスを用いて、nチ
ャンネルバイアスおよび電流源ステージの相補型回路を
用いて基準電流を発生させることについては明らかであ
る。図5は単一カスコードのバイアス回路50の模式的
回路図であって、そこにおいて基準電流は相補型回路に
よって生成される。回路50は回路の動作点を固定する
ために、BIASNまたはBIASPいずれかの入力バ
イアス電圧を必要とする。もしBIASNが用いられれ
ば、接続Bを切断しなければならない。もしBIASP
を用いれば、接続Aを切断しなければならない。このB
IASNまたはBIASP電圧はそれぞれ、電流バイア
スされた、ダイオード接続のnチャンネルまたはpチャ
ンネルFETによって生成される。例えば、BIASN
は図6に示されたような、ダイオード接続されたトラン
ジスタM3Aによって発生させることができる。
【0088】図6は、本発明に従った、単一カスコード
のバイアス回路を有する電流ミラー51の完全な模式的
回路図である。電流ミラー51は、nチャンネル電流源
バイアス回路52、nチャンネル電流源回路54、pチ
ャンネル電流源バイアス回路56、およびpチャンネル
電流源回路58を含んでいる。Nチャンネル電流源バイ
アス回路52は図3に示された電流源バイアス回路22
に対応しており、同様なトランジスタM1、M2A、M
2B、M3A、およびM3Bを含んでいる。電流源バイ
アス回路52は入力端子30上へ入力電流IINを受信し
て、バイアス端子32および34上へそれぞれバイアス
電圧BIASNおよびBIASN2を発生させる。電流
源回路54は、トランジスタM4AとM4B、M4A’
とM4B’、M4A’’とM4B’’、そしてM4
A’’’とM4B’’’で構成される複数個の並列電流
源を含んでおり、それらはそれぞれ端子36、60、6
2、および64上へ等しい電流IOUT およびI3 ないし
5 を発生させる。各電流源はバイアス電圧BIASN
およびBIASN2によってバイアスを与えられる。
【0089】端子60、62、および64上の電流I3
ないしI5 は、pチャンネル電流源バイアス回路56へ
の入力基準電流として供給される。回路56はpチャン
ネルトランジスタM11、M12A、M12B、M13
A、およびM13Bを含んでおり、これらはそれぞれ一
般に回路52のnチャンネルトランジスタM1、M2
A、M2B、M3A、およびM3Bに対応しており、同
様に動作する。回路56はバイアス端子66および68
上へそれぞれバイアス電圧BIASPおよびBIASP
2を発生させる。
【0090】Pチャンネル電流源回路58は、それぞれ
カスコード接続されたトランジスタM14AおよびM1
4Bと、M14A’およびM14B’とによって構成さ
れる一対の並列電流源を含んでおり、これらはバイアス
電圧BIASPおよびBIASP2を受信して、それに
対応して、端子26および28上へnチャンネル電流源
バイアス回路52のための電流I1 およびI2 をそれぞ
れ発生させる。Pチャンネル電流源回路58は一般にn
チャンネル電流源回路54に対応しており、同様な機能
を有している。
【0091】図6に示された電流ミラーにおいて、電流
ミラー中の電流レベルを固定するためのBIASNとは
反対の入力バイアス電圧BIASPを発生させるように
反転させるのは簡単である。もしBIASPを用いるの
ならば、トランジスタM13Aのゲートとトランジスタ
M13Bのドレインとの間の接続70(図5の接続A)
を切断して、トランジスタM4A’’’のゲートと、ト
ランジスタM4B’’’のドレインとの間(図5の接続
B)に同様な接続を設けなければならない。トランジス
タM3AおよびM3Bを削除して、BIASPを発生さ
せるためのpチャンネルトランジスタを含む相補型回路
で以て置き換えることができる。同様に、トランジスタ
M4AおよびM4Bを削除して、BIASPおよびBI
ASP2を受信して出力電流IOUT を発生させるための
pチャンネルトランジスタを含む相補型回路で以て置き
換えることができる。もし電流源とシンクとが両方必要
であれば、M4AおよびM4Bのpチャンネルとnチャ
ンネルの両バージョンが同時に用いられて、nチャンネ
ルバージョンをBIASNおよびBIASN2に結びつ
け、pチャンネルバージョンをBIASPおよびBIA
SP2に結びつける。
【0092】本発明の高スウィングカスコード電流ミラ
ーは、電流レベル、温度、電源電圧、および半導体プロ
セスパラメータとは無関係に、最適のコンプライアンス
電圧と高い出力抵抗の両方を実現する。本電流ミラー
は、時間的に一定であろうと、あるいは変動するもので
あろうと、基準電流の正確なミラー出力を生成するため
に用いることができる。本電流ミラーは、出力において
非常に幅広い、有効な電圧スウィングを有しており、ま
た低い電源電圧においても非常に良好な動作を行う。本
発明の電流ミラーは簡単であるが、それが使用される任
意の回路の動作特性を改善する。
【0093】本発明は好適実施例に関して説明してきた
が、本発明の精神およびスコープから外れることなしに
構成および詳細な点に関して変更が可能であることを当
業者は理解されよう。例えば、本発明の電流ミラーはM
OS技術以外の各種の技術を用いて、各種の回路構成で
以て実現することができる。更に、電圧供給端子は、使
用される技術および採用される特別な規則に依存して、
相対的に正でも負でも構わない。例えば、nチャンネル
デバイスを含む回路を、相補的なpチャンネルデバイス
を含み、同様に動作するものへ変更することが可能であ
る。”つながれた”という表現は各種のタイプの結合お
よび接続を意味することができ、その中には直接的な接
続の他に1個または複数の中間補足物を介しての接続も
含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】AないしDは従来技術の各種電流ミラーを示す
模式図。
【図2】従来技術の電流ミラーを示す模式図。
【図3】本発明の電流ミラーを示す模式図。
【図4】本発明に従う二重カスコード電流ミラーの模式
図。
【図5】本発明に従う、自己生成される基準電流を有す
る単一カスコード電流バイアス回路の模式図。
【図6】図5に従う、単一カスコードバイアス回路を有
する電流ミラーの模式図。
【符号の説明】
10 電流ミラー 12 基本的カスコード電流ミラー 14 カスコード電流ミラー 16 カスコード電流ミラー 20 電流ミラー 22 電流源バイアス回路 24 カスコード電流源 26,28,30 入力端子 32,34 バイアス端子 36 出力端子 38 アース端子 40 電流ミラー 42 電流源バイアス回路 44 出力電流源 46,48 入力端子 50 バイアス回路 51 電流ミラー 52 nチャンネル電流源バイアス回路 54 nチャンネル電流源回路 56 pチャンネル電流源バイアス回路 58 pチャンネル電流源回路 60,62,64 出力端子 66,68 バイアス端子 70 接続

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高スウィング電流ミラーであって、 第1および第2のバイアス端子と出力端子とを有するカ
    スコード電流源、およびバイアス回路であって、 ゲート、ソース、およびドレインを有し、前記ドレイン
    が前記ゲートへつながれたトランジスタM1、 前記トランジスタM1のゲートおよびソースへそれぞれ
    つながれたゲートおよびソースと、ドレインとを有する
    トランジスタM2A、 互いにつながれ、且つ前記第2のバイアス端子へつなが
    れたゲートおよびドレインと、前記トランジスタM2A
    のドレインへつながれたソースとを有するトランジスタ
    M2B、および前記第1のバイアス端子へつながれたゲ
    ートおよびドレインと、前記トランジスタM1およびM
    2Aのソースへつながれたソースとを有するトランジス
    タM3A、 を含む前記バイアス回路、を含む高スウィング電流ミラ
    ー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高スウィング電流ミラー
    であって、前記トランジスタM1がデバイス相互コンダ
    クタンスパラメータKM1およびドレイン電流IIN1 を有
    しており、前記トランジスタM2Aがデバイス相互コン
    ダクタンスパラメータKM2A およびドレイン電流IIN2
    を有しており、そして前記トランジスタM3Aがデバイ
    ス相互コンダクタンスパラメータKM3A およびドレイン
    電流I IN3 を有しており、ここにおいてKM1、KM2A
    M3A 、IIN1 、IIN2 、およびIIN3 が次の式に従っ
    て選ばれることを特徴とする高スウィング電流ミラー。 【数1】
  3. 【請求項3】 請求項2記載の高スウィング電流ミラー
    であって、前記カスコード電流源が出力端子と直列にカ
    スコード接続されたトランジスタM4AおよびM4Bを
    含んでおり、ここにおいてトランジスタM4Aが前記第
    1のバイアス端子を構成するゲートを有しており、また
    トランジスタM4Bが前記第2のバイアス端子を構成す
    るゲートを有していることを特徴とする高スウィング電
    流ミラー。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の高スウィング電流ミラー
    であって、前記トランジスタM4Aがデバイス相互コン
    ダクタンスパラメータKM3A に等しいデバイス相互コン
    ダクタンスパラメータKM4A を有することを特徴とする
    高スウィング電流ミラー。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の高スウィング電流ミラー
    であって、前記トランジスタM2Bがデバイス相互コン
    ダクタンスパラメータKM2B を有しており、前記トラン
    ジスタM4Bがデバイス相互コンダクタンスパラメータ
    M2B に等しいデバイス相互コンダクタンスパラメータ
    M6B を有することを特徴とする高スウィング電流ミラ
    ー。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の高スウィング電流ミラー
    であって、更に、 ゲート、ソース、およびドレインを含み、前記ゲートが
    前記トランジスタM2Bのゲートへつながれているトラ
    ンジスタM3B、を含み、 ここにおいて、前記トランジスタM3Aのゲートがトラ
    ンジスタM3Bのドレインへつながれており、また、ト
    ランジスタM3AのドレインがトランジスタM3Bのソ
    ースへつながれていることを特徴とする高スウィング電
    流ミラー。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の高スウィング電流ミラー
    であって、前記トランジスタM2Bがデバイス相互コン
    ダクタンスパラメータKM2B およびドレイン電流IIN2
    を有しており、前記トランジスタM3Bがデバイス相互
    コンダクタンスパラメータKM3Bおよびドレイン電流
    IN3 を有しており、ここにおいてK M2B 、KM3B 、I
    IN2 、およびIIN3 が次の式に従って選ばれることを特
    徴とする高スウィング電流ミラー。 【数2】
  8. 【請求項8】 請求項2記載の高スウィング電流ミラー
    であって、更に前記トランジスタM1のドレインへつな
    がれて、前記ドレイン電流IIN1 を第1の電流レベルで
    発生させる第1の基準電流源、 前記トランジスタM2Bのドレインへつながれて、前記
    ドレイン電流IIN2 を前記第1の電流レベルで発生させ
    る第2の基準電流源、および前記トランジスタM3Aの
    ドレインへつながれて、前記ドレイン電流IIN3 を前記
    第1の電流レベルで発生させる第3の基準電流源、を含
    む高スウィング電流ミラー。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の高スウィング電流ミラー
    であって、 前記カスコード電流源が更に第3のバイアス端子を有し
    ており、更に前記バイアス回路が更に、 ゲート、ソース、およびドレインを有するトランジスタ
    M5であって、 トランジスタM5のゲートがトランジスタM5のドレイ
    ンへつながれているトランジスタM5、 ゲート、ソース、およびドレインを有するトランジスタ
    M6Aであって、 トランジスタM6Aのゲートおよびソースがそれぞれ、
    トランジスタM5のゲートおよびソースへつながれてい
    るトランジスタM6A、 前記第3のバイアス端子へつながれたゲートおよびドレ
    インと、トランジスタM6Aのドレインへつながれたソ
    ースとを有するトランジスタM6B、およびトランジス
    タM1およびM2Aのゲートへつながれたゲート、トラ
    ンジスタM1およびM2Aのソースへつながれたソー
    ス、およびトランジスタM5およびM6Aのソースへつ
    ながれたドレインを有するトランジスタM7、を含んで
    いることを特徴とする高スウィング電流ミラー。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の高スウィング電流ミラ
    ーであって、前記トランジスタM5がドレイン電流I
    IN4 を有しており、前記トランジスタM6AおよびM6
    Bがドレイン電流IIN5 を有しており、そして前記トラ
    ンジスタM7が次の式に従って選ばれたデバイス相互コ
    ンダクタンスパラメータKM7を有することを特徴とする
    高スウィング電流ミラー。 【数3】
  11. 【請求項11】 請求項9記載の高スウィング電流ミラ
    ーであって、前記トランジスタM5がデバイス相互コン
    ダクタンスパラメータKM5およびドレイン電流IIN4
    有しており、前記トランジスタM6Aがデバイス相互コ
    ンダクタンスパラメータKM6A およびドレイン電流I
    IN5 を有しており、そして前記トランジスタM2Bがデ
    バイス相互コンダクタンスパラメータKM2B およびドレ
    イン電流IIN2 を有しており、ここにおいてKM5、K
    M6A 、KM2B 、IIN4 、IIN5 、およびIIN2 が次の式
    に従って選ばれることを特徴とする高スウィング電流ミ
    ラー。 【数4】
  12. 【請求項12】 請求項11記載の高スウィング電流ミ
    ラーであって、前記バイアス回路が更に、 トランジスタM2Bのドレインへカスコードにつながれ
    て、前記第3のバイアス端子へつながれたゲートと、ト
    ランジスタM2Bのゲートへつながれたドレインとを有
    するトランジスタM2C、を含んでおり、 ここにおいて、前記トランジスタM6Bがデバイス相互
    コンダクタンスパラメータKM6B およびドレイン電流I
    IN5 を有しており、前記トランジスタM2Cがデバイス
    相互コンダクタンスパラメータKM2C およびドレイン電
    流IIN2 を有しており、ここにおいてKM6B 、KM2C
    IN5 、およびIIN2 が次の式に従って選ばれることを
    特徴とする高スウィング電流ミラー。 【数5】
  13. 【請求項13】 請求項11記載の高スウィング電流ミ
    ラーであって、前記バイアス回路が更に、 トランジスタM3Aのドレインへカスコードにつながれ
    て、前記第3のバイアス端子へつながれたゲートと、ト
    ランジスタM3Aのゲートへつながれたドレインとを有
    するトランジスタM3C、を含んでおり、 ここにおいて、前記トランジスタM6Bがデバイス相互
    コンダクタンスパラメータKM6B およびドレイン電流I
    IN5 を有しており、前記トランジスタM3Cがデバイス
    相互コンダクタンスパラメータKM3C およびドレイン電
    流IIN3 を有しており、ここにおいてKM6B 、KM3C
    IN5 、およびIIN3 が次の式に従って選ばれることを
    特徴とする高スウィング電流ミラー。 【数6】
  14. 【請求項14】 集積回路であって、 第1および第2のバイアス端子と、出力端子とを有する
    カスコード電流源、および電流源バイアス回路であっ
    て、 ゲート、ソース、およびドレインを有する第1のトラン
    ジスタを含む第1のバイアス回路部分であって、前記ゲ
    ートおよびドレインが前記第1のバイアス端子へつなが
    れている第1のバイアス回路部分、および第2のバイア
    ス回路部分であって、 ゲート、ソース、およびドレインを有しており、前記ゲ
    ートおよびドレインが一緒につながれており、前記ソー
    スが前記第1のトランジスタのソースへつながれている
    第2のトランジスタ、 前記第2のトランジスタのゲートへつながれたゲート、
    前記第2のトランジスタのソースへつながれたソース、
    およびドレインを有する第3のトランジスタ、およびゲ
    ート、前記第2のバイアス端子へつながれたドレイン、
    および前記第3のトランジスタのドレインへつながれた
    ソースを有する第4のトランジスタ、 を含む第2のバイアス回路部分、を含む電流源バイアス
    回路、を含むことを特徴とする集積回路。
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