JPH10150332A - 差動回路 - Google Patents

差動回路

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JPH10150332A
JPH10150332A JP32082596A JP32082596A JPH10150332A JP H10150332 A JPH10150332 A JP H10150332A JP 32082596 A JP32082596 A JP 32082596A JP 32082596 A JP32082596 A JP 32082596A JP H10150332 A JPH10150332 A JP H10150332A
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JP
Japan
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transistors
constant current
bipolar
transistor
resistor
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Application number
JP32082596A
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English (en)
Inventor
Katsuharu Kimura
克治 木村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45076Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier

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  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体集積回路上に形成される、線形動作し、
低電圧で動作するバイポーラ、およびCMOS OTA
の提供。 【解決手段】それぞれ第1、第2の定電流源1−1、1
−2を負荷として定電流駆動される第1、第2のトラン
ジスタQ1、Q2が入力差動対を構成し、第1、第2の
入力トランジスタQ1、Q2の出力で制御される第3、
第4のトランジスタQ3、Q4が出力対を構成し、第
1、第2のトランジスタQ1、Q2と第3、第4のトラ
ンジスタQ3、Q4が第3、第4の定電流源1−3、1
−4をそれぞれ共有し、第3、第4の定電流源1−3、
1−4は抵抗Rを介して接続されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は差動増幅回路に関
し、特に半導体集積回路上に構成して好適とされる、広
い入力電圧範囲に渡り、直線的なトランスコンダクタン
スを持つオペレーショナルトランスコンダクタンスアン
プ(「OTA」という)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の差動回路は「OTA(O
perational Transconductance Amplifier)」と呼ば
れ、差動入力電圧をフローティング抵抗に印加するタイ
プのものは線形動作が実現されている。例えば、199
3年にS.D.Willingham等により提案されたOTAが
ある。このOTAについては、例えば文献(“A BiC
MOS Low-Distortion 8−MHz Low-Pass Filt
er”, IEEE Journal of Solid−State Circuit
s, vol. 28, no. 12, pp. 1234-1245, Dec., 1993.)
が参照される。
【0003】始めに、この従来技術を、図19を参照し
て説明する。
【0004】図19において、MOSトランジスタM
1、M2は、それぞれドレイン側から定電流源が接続さ
れており、定電流IM/2で駆動されていることから、
それぞれのゲート・ソース間電圧VGS1、VGS2は等しく
なる。
【0005】VGS1=VGS2 …(1)
【0006】したがって、MOSトランジスタM1、M
2のゲート端子間に入力される差動入力電圧(V+
-)は、レベルシフトされて、そのまま節点(端子)
Aと節点(端子)Bの間に印加される。
【0007】そして、節点Aと節点Bの間には抵抗2R
が挿入されていることから、次式(2)で表されるよう
に、抵抗2Rには、差動入力電圧(V+−V-)に応じた
電流I/2が流れる。
【0008】I/2=(V+−V-)/(2R) …(2)
【0009】一方、節点A、Bには、それぞれ定電流源
が接続されており、定電流(IQ+IM)/2が供給され
ている。
【0010】また節点Aには、MOSトランジスタM1
のソースと、抵抗2Rの一端と、バイポーラトランジス
タQ1のコレクタが接続されている。このため、バイポ
ーラトランジスタQ1に流れる電流IC1は、次式(3)
で表される。これは、節点Aに流れ込む定電流(IQ+
IM)/2のうち、IM/2はMOSトランジスタM1に
流れ、I/2が抵抗2Rに流れることによる。
【0011】IC1=(IQ−I)/2 …(3)
【0012】同様にして、節点Bには、MOSトランジ
スタM2のソースと、抵抗2Rの他端と、バイポーラト
ランジスタQ2のコレクタと、が接続されていることか
ら、バイポーラトランジスタQ2に流れる電流IC2は、
次式(4)で表される。
【0013】IC2=(IQ+I)/2 …(4)
【0014】節点C、Dの電圧は、それぞれバイポーラ
トランジスタQ1、Q2のベース・エミッタ間電圧とな
っていることから、バイポーラトランジスタQ3、Q4
を付加してそれぞれカレントミラー回路を構成すれば、
バイポーラトランジスタQ3、Q4が出力トランジスタ
となり、バイポーラトランジスタQ3、Q4のコレクタ
からは、それぞれ、出力電流(IQ−I)/2、(IQ+
I)/2の差動出力を取り出すことができる。
【0015】このように、従来の回路においては、入力
差動対を構成するトランジスタをMOSトランジスタと
しており、入力差動対に印加される電圧のみを考えれば
良く、入力電流を考慮する必要がない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】アナログ信号処理にお
いては、OTAは欠くことのできない基本ファンクショ
ン・ブロックである。プロセスのファイン化が進み、こ
れに伴いLSIの電源電圧も5Vから3Vへと低電圧化
してきている。
【0017】上記した従来のOTAは、もともと低電圧
動作が可能であり、上述したように、線形な入力電圧範
囲を得ることができるが、バイポーラトランジスタとM
OSトランジスタを構成要素としているために、BiC
MOSプロセスで実現され、バイポーラプロセスやCM
OSプロセスと比較すると、製造コストが高くなるとい
う問題点を有している。
【0018】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、アナログ信号処理
において最も基本的なOTAを、低電圧で動作可能と
し、かつ、広い線形入力電圧範囲を持つ差動増幅回路と
して半導体集積回路上に形成して好適な差動回路を提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の差動回路は、第1、第2の定電流源をそれ
ぞれ負荷として定電流駆動される第1、第2のトランジ
スタが入力差動対を構成し、前記第1、第2のトランジ
スタの出力で制御される第3、第4のトランジスタが出
力対を構成し、前記第1、第3のトランジスタ、及び第
2、第4のトランジスタが、第3、及び第4の定電流源
をそれぞれ共有し、前記第3の定電流源と、第4の定電
流源とは抵抗を介して接続され、前記第3、第4の定電
流源の電流値が前記第1、第2の定電流源の電流値より
も大きい、ことを特徴とする。
【0020】本発明によれば、エミッタ(ソース)間に
抵抗を挿入された入力トランジスタ対を定電流で駆動す
ることで、入力信号電圧が抵抗端子間に印加されるよう
に構成することができる。
【0021】さらに、入力トランジスタと共通の定電流
で駆動されるトランジスタを付加することで、抵抗に流
れる電流を、このトランジスタに流し込むことができ
る。このため、線形動作する差動増幅回路を実現するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】はじめに、図1及び図2を参照し
て、本発明の第1の実施の形態について説明する。素子
間の整合性は良いものと仮定する。
【0023】図1を参照すると、定電流源1−1、1−
2を負荷としてそれぞれ定電流駆動されるnpn型バイ
ポーラトランジスタQ1、Q2はベース端子間に差動入
力電圧Viを入力する入力差動対を構成し、バイポーラ
トランジスタQ1、Q2の出力で制御されるpnp型バ
イポーラトランジスタQ3、Q4は出力対を構成し、バ
イポーラトランジスタQ1とバイポーラトランジスタQ
3は定電流源1−3を共有し、バイポーラトランジスタ
Q2とバイポーラトランジスタQ4は定電流源1−4を
共有し、定電流源1−3と定電流源1−4とは抵抗Rを
介して接続され、定電流源1−3、1−4の電流値I0
は定電流源1−1、1−2の電流値Ibよりも大きい。
【0024】バイポーラトランジスタQ1、Q2はそれ
ぞれコレクタ側から定電流源1−1、1−2が接続さ
れ、定電流Ibで駆動されていることから、それぞれの
ベース・エミッタ間電圧VBE1、VBE2は等しくなる(次
式(5)参照)。
【0025】VBE1=VBE2 …(5)
【0026】したがって、差動入力電圧Viはレベルシ
フトされて、そのまま抵抗Rの端子間(節点A、B間)
に印加され、抵抗Rに流れる電流iは、次式(6)で表
される。
【0027】i=Vi/R …(6)
【0028】一方、抵抗Rの両端子(節点A、B)に
は、それぞれ定電流源1−3、1−4が接続され、定電
流I0が供給されている。
【0029】節点Aにおいて、定電流源1−3、バイポ
ーラトランジスタQ1のエミッタ、バイポーラトランジ
スタQ3のコレクタ、抵抗Rの一端が接続されており、
バイポーラトランジスタQ3に流れる電流をIC3とする
と、節点Aにおいて、バイポーラトランジスタQ1のエ
ミッタからは電流Ibが流れ込み、抵抗Rの一端に電流
iが流れ出し、Ib+IC3=I0+iから、IC3は次式
(7)で表される。
【0030】IC3=(I0−Ib)+i …(7)
【0031】同様に、節点Bにおいて、定電流源1−
4、バイポーラトランジスタQ2のエミッタ、バイポー
ラトランジスタQ4のコレクタ、抵抗Rの他端が接続さ
れており、バイポーラトランジスタQ4に流れる電流を
C4とすると、節点Bにおいて、バイポーラトランジス
タQ2のエミッタからは電流Ibが流れ込み、抵抗Rの
他端から電流iが流れ込み、Ib+IC4+i=I0から、
C4は次式(8)で表される。
【0032】IC4=(I0−Ib)−i …(8)
【0033】定電流源1−1、1−2が接続されている
節点C、Dの電圧はそれぞれ、バイポーラトランジスタ
Q3、Q4のベース・エミッタ間電圧となっていること
から、pnp型バイポーラトランジスタQ5、Q6を付
加してカレントミラー回路を構成すれば、バイポーラト
ランジスタQ5、Q6が出力トランジスタとなり、上式
(7)、(8)においてi=Vi/R(上式(6)参
照)から、それぞれ、出力電流(I0−Ib)+Vi/
R、(I0−Ib)−Vi/Rを差動出力できる。
【0034】以上、図1に示した差動回路は、上述した
従来回路において、MOSトランジスタM1、M2をそ
れぞれバイポーラトランジスタに置き換えることにより
得ることができる。
【0035】しかし、実際には、入力差動対を構成する
バイポーラトランジスタのベースにはベース電流が流れ
るため、一見、線形動作が損なわれ、上述した従来回路
よりも線形動作が劣化するようにもみえるが、入力差動
対を構成するバイポーラトランジスタのベースに流れる
ベース電流は、トランジスタが定電流駆動されているこ
とにより、微少な一定電流となるために、現実には線形
動作の劣化はない。
【0036】すなわち、上述した従来回路のように、入
力差動対をMOSトランジスタで構成しなくとも良いこ
とがわかる。
【0037】同様に、図2に示すように、すべてMOS
トランジスタで構成しても同様な線形動作を得ることが
できる。すなわち、図2を参照すると、定電流源1−
1、1−2を負荷としてそれぞれ定電流駆動されるpチ
ャネルMOSトランジスタM1、M2はゲート端子間に
差動入力電圧Viを入力する入力差動対を構成し、MO
SトランジスタM1、M2の出力で制御されるnチャネ
ルMOSトランジスタM3、M4は出力対を構成し、M
OSトランジスタM1とMOSトランジスタM3は定電
流源1−3を共有し、MOSトランジスタM2とMOS
トランジスタM4は定電流源1−4を共有し、定電流源
1−3と定電流源1−4とは抵抗Rを介して接続され、
定電流源1−3、1−4の電流値I0は定電流源1−
1、1−2の電流値Ibよりも大きい。出力電流は、M
OSトランジスタM3、M4とそれぞれカレントミラー
回路を構成するnチャネルMOSトランジスタM5、M
6のドレインから取り出される。
【0038】図1、図2に示した構成のいずれの場合に
も、バイポーラプロセスあるいはMOSプロセスで実現
できるために、上述した従来例のBiCMOSプロセス
を用いる必要がなく、製造コストを下げることができ
る。
【0039】上述した回路動作を確認するために、その
伝達特性の実測値を、図3に示す。図3に示した伝達特
性の測定回路としては、バイポーラトランジスタを用い
て、図2に示す回路のMOSトランジスタをバイポーラ
トランジスタに置き換えた回路に相当する。電源電圧は
2.5V、抵抗Rは10kΩ、出力電流は負荷抵抗24
kΩにより電圧に変換されて示してある。およその(I
0−Ib)の値としては50μAである。
【0040】次に、図4に、本発明の第1の実施の形態
の変形例を示す。図4を参照すると、定電流源1−1、
1−2を負荷としてそれぞれ定電流駆動されるnpn型
バイポーラトランジスタQ1、Q2はベース端子間に差
動入力電圧Viを入力する入力差動対を構成し、バイポ
ーラトランジスタQ1、Q2のコレクタ出力を反転増幅
器2−1、2−2で反転した出力でそれぞれ制御される
npn型バイポーラトランジスタQ3、Q4は出力対を
構成し、バイポーラトランジスタQ1とバイポーラトラ
ンジスタQ3は定電流源1−3を共有し、バイポーラト
ランジスタQ2とバイポーラトランジスタQ4は定電流
源1−4を共有し、定電流源1−3と定電流源1−4と
は抵抗Rを介して接続され、定電流源1−3、1−4の
電流値I0は定電流源1−1、1−2の電流値Ibよりも
大きい。
【0041】図4において、バイポーラトランジスタQ
1、Q2はそれぞれコレクタ側から定電流源2−1、2
−2が接続され定電流Ibで駆動されていることから、
それぞれのベース・エミッタ間電圧VBE1、VBE2は等し
くなる(次式(9)参照)。
【0042】VBE1=VBE2 …(9)
【0043】したがって、バイポーラトランジスタQ
1、Q2のベース端子間に入力される差動入力電圧Vi
はレベルシフトされてそのまま抵抗Rの端子間に印加さ
れる。抵抗Rに流れる電流iは、次式(10)で表され
る。
【0044】i=Vi/R …(10)
【0045】一方、抵抗Rの両端子にはそれぞれ定電流
源1−3、1−4が接続され、定電流I0が供給されて
いる。
【0046】抵抗Rの一の端子(節点A)には、定電流
源1−3、バイポーラトランジスタQ1、Q3が接続さ
れており、バイポーラトランジスタQ3のベースは反転
増幅器2−1を介しバイポーラトランジスタQ1のコレ
クタ(出力)に接続されており、全体としては負帰還回
路を構成している。
【0047】したがって、バイポーラトランジスタQ3
は常に活性状態となっていることから、バイポーラトラ
ンジスタQ3に流れる電流IC3は次式(11)で表され
る。
【0048】IC3=(I0−Ib)+i …(11)
【0049】同様に、抵抗Rの他端(節点B)には、定
電流源1−4、バイポーラトランジスタQ2、Q4が接
続されていることから、バイポーラトランジスタQ4に
流れる電流IC4は次式(12)で表される。
【0050】IC4=(I0−Ib)−i …(12)
【0051】従って、バイポーラトランジスタQ3、Q
4のコレクタから、出力電流(I0−Ib)+Vi/R、
(I0−Ib)−Vi/Rを差動出力できる。
【0052】上述したように、バイポーラトランジスタ
Q1、Q2が定電流駆動されていることにより、微少な
一定電流となるために、現実には線形動作の劣化はな
い。
【0053】同様に、図5に示すように、図4に示した
構成において、バイポーラトランジスタをすべてMOS
トランジスタで構成しても同様な線形動作を得ることが
できる。図5を参照して、図4のバイポーラトランジス
タQ1、Q2は、nチャネルMOSトランジスタM1、
M2で、図4のバイポーラトランジスタQ3、Q4は、
nチャネルMOSトランジスタM3、M4に、置き換え
られている。
【0054】図4、図5のいずれの場合にも、バイポー
ラプロセスあるいはMOSプロセスで実現できるため
に、上述した従来例のBiCMOSプロセスを用いる必
要がなく、製造コストを下げることができる。
【0055】さらに、図6に、本発明の第1の実施の形
態の応用回路の一例(出力可変回路付きバイポーラOT
A)を示す。これは、図1に示した回路において、出力
電流を定数倍する場合に相当し、図1において、バイポ
ーラトランジスタQ5、Q6のエミッタ面積を、バイポ
ーラトランジスタQ1、Q2のエミッタ面積のK倍にす
ることに相当する。
【0056】図6において、バイポーラトランジスタQ
3、Q4には、それぞれ電流 (I0−Ib)+Vi/R、 (I0−Ib)−Vi/R が流れているから、エミッタを共通接続して抵抗REを
接地間に挿入すると、抵抗REに流れる電流は、定電流 2(I0−Ib) となる。
【0057】バイポーラトランジスタQ3、Q4に流れ
る電流(I0−Ib)+Vi/R、(I0−Ib)−Vi/R
の差により、バイポーラトランジスタQ3、Q4のベー
ス間には、次式(13)の差電圧ΔVBEが発生する。但
し、VTは熱電圧(=kT/q、k:ボルツマン定数、
T:絶対温度、q:電子の単位電荷)である。
【0058】
【数1】
【0059】この差電圧ΔVBEを、定電流I1で駆動さ
れるバイポーラトランジスタQ5、Q6から構成される
差動対で受けると、バイポーラトランジスタQ5、Q6
に流れる電流IC5、IC6は、それぞれ次式(14)、
(15)となる。
【0060】
【数2】
【0061】したがって、バイポーラトランジスタQ
5、Q6のコレクタ電流の差電流である差動出力電流Δ
Iは、次式(16)と表され、I1/(I0−Ib)倍さ
れる。すなわち、バイポーラトランジスタQ5、Q6の
共通エミッタに接続される定電流源1−5の定電流I1
を可変することで出力電流を可変できる。
【0062】
【数3】
【0063】図7に、本発明の第2の実施の形態に係る
バイポーラOTAの回路構成の一例を示す。図7を参照
すると、定電流源1−1、1−2を負荷としてそれぞれ
定電流駆動されるnpn型バイポーラトランジスタQ
1、Q2はベース端子間に差動入力電圧Viを入力する
入力差動対を構成し、バイポーラトランジスタQ1、Q
2のコレクタにベースを接続しエミッタを電源VCCに
接続したpnp型バイポーラトランジスタQ3、Q6を
備え、pnp型バイポーラトランジスタQ3、Q6のコ
レクタは、コレクタとベースを接続したnpn型バイポ
ーラトランジスタQ4、Q7のコレクタにそれぞれ接続
され、バイポーラトランジスタQ1とバイポーラトラン
ジスタQ4は定電流源1−3を共有し、バイポーラトラ
ンジスタQ2とバイポーラトランジスタQ7は定電流源
1−4を共有し、定電流源1−3と定電流源1−4とは
抵抗Rを介して接続され、バイポーラトランジスタQ
4、Q7とそれぞれベースを共通接続し、エミッタを抵
抗Rのそれぞれ両端に接続したバイポーラトランジスタ
Q5、Q8から出力電流を取り出している。
【0064】図7において、バイポーラトランジスタQ
3、Q6は、それぞれ図4に示した反転増幅器2−1、
2−2に相当し、バイポーラトランジスタQ4、Q5、
および、バイポーラトランジスタQ7、Q8はそれぞれ
カレントミラー回路を構成しており、バイポーラトラン
ジスタQ5、Q8が出力トランジスタとなっている。
【0065】上述した図7に示す回路の動作を確認でき
る伝達特性の実測値を図8に示す。図8の測定回路は、
バイポーラトランジスタを用いて、電源電圧は2.5
V、抵抗Rは10kΩ、出力電流は負荷抵抗15kΩに
より電圧に変換されて差動出力電圧で示してある。およ
そのI0の値としては70μA、Ibの値としては20μ
Aである。また、回路電流を減らすために、簡略化して
図7のバイポーラトランジスタQ4、Q7を省略するこ
とも可能である。
【0066】図9に、本発明の第2の実施の形態に係る
CMOS OTAを示す。これは図7に示した構成にお
いて、バイポーラOTAをCMOS化した例である。図
9において、図7のバイポーラトランジスタQ1、Q
2、Q4、Q5、Q7、Q8はnチャネルMOSトラン
ジスタM1、M2、M4、M5、M7、M8に置き換え
られ、またバイポーラトランジスタQ3、Q6は、pチ
ャネルMOSトランジスタM3、M6に置き換えられて
いる。
【0067】図10に、本発明の第3の実施の形態に係
るバイポーラOTAの回路構成の一例を示す。図10を
参照すると、定電流源1−1、1−2を負荷としてそれ
ぞれ定電流駆動されるnpn型バイポーラトランジスタ
Q1、Q2はベース端子間に差動入力電圧Viを入力す
る入力差動対を構成し、バイポーラトランジスタQ1、
Q2のコレクタにベースを接続しエミッタを電源VCC
に接続したpnp型バイポーラトランジスタQ3、Q6
を備え、pnp型バイポーラトランジスタQ3、Q6の
コレクタはそれぞれpnp型バイポーラトランジスタQ
4、Q7のエミッタに接続され、pnp型バイポーラト
ランジスタQ4、Q7のベースはそれぞれバイポーラト
ランジスタQ1、Q2のエミッタに接続されてそれぞれ
抵抗R1の両端に共通に接続し、npn型バイポーラト
ランジスタQ5、Q8は、ベースがバイポーラトランジ
スタQ4、Q7のエミッタに接続され、エミッタがそれ
ぞれ定電流源1−3、1−4と抵抗Rとの接続点に接続
され、バイポーラトランジスタQ5、Q8のコレクタか
ら出力電流を取り出している。
【0068】図10において、バイポーラトランジスタ
Q3、Q4、および、バイポーラトランジスタQ6、Q
7は、それぞれ図4に示した反転増幅器2−1、2−2
に相当し、バイポーラトランジスタQ5、Q8が出力ト
ランジスタとなっている。
【0069】上述した図10に示す回路の動作を確認で
きる伝達特性の実測値を図11に示す。図11の測定回
路は、バイポーラトランジスタを用いて、電源電圧は
2.5V、抵抗Rは10kΩ、出力電流は負荷抵抗10
kΩにより電圧に変換されて差動出力電圧で示してあ
る。およそのI0の値としては10μA、Ibの値として
は50μAである。
【0070】また、本発明の第3の実施の形態に係るC
MOS OTAを図12に示す。これは、図10に示し
たバイポーラOTAをCMOS化した例である。図12
において、図10のバイポーラトランジスタQ1、Q
2、Q5、Q8はnチャネルMOSトランジスタM1、
M2、M5、M8に置き換えられ、図10のバイポーラ
トランジスタQ3、Q4、Q6、Q7はpチャネルMO
SトランジスタM3、M4、M6、M7に置き換えられ
ている。
【0071】さらに、図13に、本発明の第4の実施の
形態に係るバイポーラOTAの回路構成の一例を示す。
図13を参照すると、コレクタがそれぞれ定電流源I0
に接続されたnpn型バイポーラトランジスタQ1、Q
2はベース端子間に差動入力電圧Viを入力する入力差
動対を構成し、バイポーラトランジスタQ1、Q2のコ
レクタにそれぞれエミッタを接続し、ベースをそれぞれ
バイポーラトランジスタQ1、Q2のエミッタに接続す
るとともに、抵抗Rの両端に接続したpnp型バイポー
ラトランジスタQ3、Q6と、バイポーラトランジスタ
Q1、Q2のエミッタにそれぞれコレクタを接続しエミ
ッタを接地したバイポーラトランジスタQ4、Q7と、
バイポーラトランジスタQ4、Q7とベースを共通接続
したバイポーラトランジスタQ5、Q8と、を備え、バ
イポーラトランジスタQ3、Q6のコレクタは、それぞ
れバイポーラトランジスタQ4、Q5の共通ベース、及
びトランジスタQ7、Q8の共通ベースに接続されてい
る。
【0072】図13において、バイポーラトランジスタ
Q3、および、バイポーラトランジスタQ6はそれぞれ
バイアストランジスタとなっており、バイポーラトラン
ジスタQ4、および、バイポーラトランジスタQ7に
は、それぞれ入力バイポーラトランジスタQ1と抵抗R
に流れる電流の和あるいは差電流、および入力バイポー
ラトランジスタQ2と抵抗Rに流れる電流の差あるいは
和電流が流れるように負帰還電流ループを構成してい
る。また、バイポーラトランジスタQ4、Q5、およ
び、バイポーラトランジスタQ7、Q8はそれぞれカレ
ントミラー回路を構成しており、バイポーラトランジス
タQ5、Q8が出力トランジスタとなっている。
【0073】上述した図13に示す回路の動作を確認で
きる伝達特性の実測値を図14に示す。図14の測定回
路は、バイポーラトランジスタを用いて、電源電圧は
2.0V、抵抗Rは10kΩ、出力電流は負荷抵抗18
kΩにより電圧に変換されて差動出力電圧で示してあ
る。およそのI0の値としては60μAである。
【0074】また、図15に、本発明の第4の実施の形
態に係るCMOS OTAを示す。これは、図13に示
したバイポーラOTAをCMOS化した例である。ここ
で、I0>Ibである。図15において、図13のバイポ
ーラトランジスタQ3、Q6をpチャネルMOSトラン
ジスタM3、M6で置き換え、図13のバイポーラトラ
ンジスタQ1、Q2、Q4、Q5、Q7、Q8はnチャ
ネルMOSトランジスタM1、M2、M4、M5、M
7、M8で置き換えられている。
【0075】さらに、図13に示したバイポーラOTA
においては、バイポーラトランジスタQ3、Q6のベー
ス電圧を固定の別電圧で与えても良い。
【0076】図16に、本発明の第5の実施の形態に係
るバイポーラOTAの回路構成の一例を示す。図16を
参照すると、コレクタを定電流源I0にそれぞれ接続
し、エミッタを抵抗Rを介して接続したnpn型バイポ
ーラトランジスタQ1、Q2はベース端子間に差動入力
電圧Viを入力する入力差動対を構成し、バイポーラト
ランジスタQ1、Q2のコレクタにエミッタをそれぞれ
接続し、ベースをバイアス電源Vbに接続したpnp型
バイポーラトランジスタQ3、Q6と、バイポーラトラ
ンジスタQ1、Q2のエミッタにコレクタを接続しエミ
ッタを接地したバイポーラトランジスタQ4、Q7と、
バイポーラトランジスタQ4、Q7とベースを共通接続
したバイポーラトランジスタQ5、Q8と、を備え、バ
イポーラトランジスタQ3、Q6のコレクタは、それぞ
れ、バイポーラトランジスタQ4、Q5のベース、バイ
ポーラトランジスタQ7、Q8の共通ベースに接続され
ている。
【0077】上述した図16に示す回路の動作を確認で
きる伝達特性の実測値を図17に示す。図17の測定回
路は、バイポーラトランジスタを用いて、電源電圧は
2.0V、バイアス電圧Vbは1.0V、抵抗Rは10
kΩ、出力電流は出力バイポーラトランジスタQ5、Q
8のコレクタにそれぞれ負荷抵抗18kΩを負荷して電
圧に変換して差動出力電圧で示してある。およそのI0
の値としては60μAである。
【0078】また、本発明の第5の実施の形態に係るC
MOS OTAを図18に示す。これは、図16に示し
た本発明のバイポーラOTAをCMOS化した例であ
る。ここで、I0>Ibである。図18において、図16
のバイポーラトランジスタQ3、Q6をpチャネルMO
SトランジスタM3、M6とし、図16のバイポーラト
ランジスタQ1、Q2、Q4、Q5、Q7、Q8をnチ
ャネルMOSトランジスタM1、M2、M4、M5、M
7、M8に置き換えている。
【0079】以上説明したように、本発明の差動回路
は、BiCMOSプロセスを用いずとも、バイポーラプ
ロセス、あるいはCMOSプロセスを用いて実現でき、
線形な入力電圧範囲を1V程度確保する場合においても
3V以下の低電圧で動作させることが可能なOTAを実
現できるという効果がある。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0081】本発明の第1の効果は、線形動作するOT
Aを実現できる、ということである。
【0082】その理由は、本発明においては、入力トラ
ンジスタを定電流駆動としてフローティング抵抗を実現
しているからである。
【0083】本発明の第2の効果は、3V以下の低電圧
で動作させることが可能なOTAを実現できる、という
ことである。
【0084】その理由は、入力トランジスタとフローテ
ィング抵抗に電流を流し込むトランジスタを並列接続と
しているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバイポーラO
TAの回路構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るCMOS O
TAの回路構成を示す図である。
【図3】図1に示す本発明の第1の実施の形態に係るバ
イポーラOTAの実測値を示す特性図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るバイポーラO
TAの変形例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るCMOS O
TAの構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る出力電流可変
回路付きバイポーラOTAの回路構成を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るバイポーラO
TAの他の実施例を示す回路構成を示す図である。
【図8】図7に示す本発明の第2の実施の形態に係るバ
イポーラOTAの実測値を示す特性図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るCMOS O
TAの回路構成を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るバイポーラ
OTAの他の実施例を示す回路構成を示す図である。
【図11】図11に示す本発明の第3の実施の形態に係
るバイポーラOTAの実測値を示す特性図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るCMOS
OTAの回路構成を示す図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態に係るバイポーラ
OTAの他の実施例を示す回路構成を示す図である。
【図14】図13に示す本発明の第4の実施の形態に係
るバイポーラOTAの実測値を示す特性図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態に係るCMOS
OTAの回路構成を示す図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態に係るバイポーラ
OTAの他の実施例を示す回路構成を示す図である。
【図17】図16に示す本発明の第5の実施の形態に係
るバイポーラOTAの実測値を示す特性図である。
【図18】本発明の第5の実施の形態に係るCMOS
OTAの回路構成を示す図である。
【図19】従来のBiCMOS OTAを示す図であ
る。
【符号の説明】
Ib 定電流 M1〜M8 MOSトランジスタ Q1〜Q8 バイポーラトランジスタ Vi 差動入力電圧 1−1、1−2 定電流源 1−3、1−4 定電流源 2−1、2−2 反転増幅器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1、第2の定電流源をそれぞれ負荷とし
    て定電流駆動される第1、第2のトランジスタが入力差
    動対を構成し、 前記第1、第2のトランジスタの出力で制御される第
    3、第4のトランジスタが出力対を構成し、 前記第1、第3のトランジスタ、及び第2、第4のトラ
    ンジスタが、第3、及び第4の定電流源をそれぞれ共有
    し、 前記第3の定電流源と第4の定電流源とは抵抗を介して
    接続され、 前記第3、第4の定電流源の電流値が前記第1、第2の
    定電流源の電流値よりも大きい、ことを特徴とする差動
    回路。
  2. 【請求項2】前記第3、第4のトランジスタが、前記第
    1、第2のトランジスタと異なる極性のトランジスタで
    あり、 前記第1、第2のトランジスタの出力が、前記第3、第
    4のトランジスタの入力に直接接続される、ことを特徴
    とする請求項1記載の差動回路。
  3. 【請求項3】前記第3、第4のトランジスタが、前記第
    1、第2のトランジスタと同一極性のトランジスタであ
    り、 前記第1、第2のトランジスタの出力が、前記第3、第
    4のトランジスタの入力に反転増幅器を介して接続され
    る、ことを特徴とする請求項1記載の差動回路。
  4. 【請求項4】第1、第2の定電流源をそれぞれ負荷とし
    て定電流駆動される第1、第2のトランジスタが入力差
    動対を構成し、抵抗を介して接続される差動回路におい
    て、 前記第1、第2のトランジスタの出力で制御される第
    3、第4のトランジスタを介して、第5、第6のトラン
    ジスタがバイアスされ、前記第5、第6のトランジスタ
    には、前記第1、第2のトランジスタと前記抵抗に流れ
    る電流の和および差電流が流し込まれる、ことを特徴と
    する差動回路。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記第5、第6のトラ
    ンジスタとそれぞれカレントミラー回路を構成する第
    7、第8のトランジスタがそれぞれ出力トランジスタを
    構成する、ことを特徴とする差動回路。
  6. 【請求項6】前記第1、第2のトランジスタと前記第
    3、第4の入力トランジスタは極性の異なるトランジス
    タであることを特徴とする請求項4記載の差動回路。
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