JPH10209761A - ミキサ回路装置 - Google Patents

ミキサ回路装置

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JPH10209761A
JPH10209761A JP10015077A JP1507798A JPH10209761A JP H10209761 A JPH10209761 A JP H10209761A JP 10015077 A JP10015077 A JP 10015077A JP 1507798 A JP1507798 A JP 1507798A JP H10209761 A JPH10209761 A JP H10209761A
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mixer circuit
circuit device
mixer
signal
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JP10015077A
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Viatcheslav Igor Souetinov
イゴール スーチノフ ビアチェスラフ
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Microchip Technology Caldicot Ltd
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Mitel Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ特性を改良したミキサ回路装置を提供
する。 【解決手段】 ミキサ回路装置500は、ミキサコア4
91と増幅装置590とにより構成される。増幅装置5
90により改良されたノイズ特性は、抵抗450と端子
440の電位適応により形成される電源によりベ−ス動
作が成されるトランジスタ403、404にカスコード
で接続されるトランジスタ401、403の効果によ
る。負帰還インダクタ460は、非ノイズ要素と考えら
れ、トランジスタが用いられたときよりも良いノイズ特
性でミキサ回路装置500が与えられる。トランジスタ
403、404は、それぞれのコレクタ電極に相補型電
流信号が与えられる分相器として動作する。負帰還は、
抵抗520とキャパシタ510の挿入によりトランジス
タ401において達成される。ミキサコア491は、端
子420、421における局部発振信号とトランジスタ
403、404からの電流信号とを混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミキサ回路装置、
特にシングルエンド入力と差分出力とを有するミキサ回
路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、RFミキサは、近代無線システム
の基本として知られており、システムの主要な特性を決
定付けていた。最も一般的なミキサ回路の形態としてギ
ルバートセルとマイクロミキサがあり、それぞれを図
3、図4、に示す。
【0003】ギルバートセル及びマイクロミキサのそれ
ぞれのミキサ回路は、シングルエンドRF入力信号を入
力端子で受信し、最初に増幅された入力信号と後に混合
された局部発振器からの信号との差分信号による出力で
示す。これら両方の回路は、容易にICフォームに用い
られ、自動車電話等に用いられるように広く一般に使用
されている。
【0004】図3に示されるギルバートセル回路100
は、端子130でシングルエンド入力電圧信号と、端子
140、141で差分局部発振電圧信号を受信する。ト
ランジスタ103、104、105、106は、標準ミ
キサコア150を形成する間に、トランジスタ101、
102、抵抗110、111、電源115は、差分変換
コンダクタンス増幅器160を形成する。入力端子13
0における入力電圧の変位は、トランジスタ101のコ
レクタ端子から電流信号を変換したり、または、増幅し
たりする。電源115と抵抗110、111は、相補型
電流信号がトランジスタ102のコレクタ電極から流れ
ることを確保する。これらの電流信号は、電源115が
一定電源に保たれる場合に、平衡が取れているものであ
る。
【0005】ミキサコア150は、実質的に端子14
0、141における差分電圧信号として正弦局部発振信
号を受信する。端子140における電圧がプラスの時
に、端子141における電圧は、トランジスタ104及
びトランジスタ105がスイッチオンされ、トランジス
タ103及びトランジスタ106がスイッチオフされる
ことによりマイナスとなる。従って、トランジスタ10
2のコレクタ電流が、出力端子120に流れる時に、ト
ランジスタ101のコレクタ電流は、出力電極121に
流れる。端子141が、端子140よりも高い電位の時
に、トランジスタ101、102のコレクタ電流は、明
らかに反対の出力端子120、121に流れる。
【0006】このミキサ回路の形態における不十分なノ
イズ特性は、主電流路に直接ノイズを生成する抵抗11
0及び抵抗111の熱ノイズに大きく依存するものであ
る。電源115もまた、入力端子と出力端子においてか
なり大きな電圧の振れを生じるため、出力信号にノイズ
を発生させる。また、トランジスタ101、102のベ
ース抵抗が直列配置されていることで、出力端子12
0、121においてかなり大きなノイズが生じる。
【0007】図4に示されるマイクロミキサ回路200
は、入力端子230でシングルエンド入力信号を受信
し、また、端子240及び端子241において、差分局
部発振電圧信号を受信する。抵抗204、205、20
6、207が、標準ミキサコア250を形成する間に、
トランジスタ201、202、203と、抵抗210、
211、212は、変換コンダクタンス増幅器260を
形成する。
【0008】入力端子230における電圧の増加は、ト
ランジスタ202のコレクタ電極から流れる電流量が増
加したことと、トランジスタ203のコレクタ電極から
流れる電流量が減少したためである。それ故に本発明の
ミキサ回路は、シングルエンド入力と差分出力とを有す
る変換コンダクタンス増幅器として作動する。増幅器2
60からの出力は、ミキサコア250による差分電流信
号として、トランジスタ202及びトランジスタ203
のコレクタ電極から取り出される。
【0009】ミキサコア250は、図3のミキサ回路に
示されるミキサコア150と同じ方法で機能する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のギルバートセル回路及びマイクロミキサ回路を用いて
構成されるミキサは、不十分なノイズ特性を示す。特定
の入力インピーダンスにギルバートセル回路をデザイン
することも難しい。これは、インピーダンスを整合する
ときに、初段増幅が必要である。
【0011】また、マイクロミキサ回路は、直線特性を
持つと同時に、無線周波数において大きなダイナミック
レンジを有するものであるが、主電流路に用いられる多
数の抵抗のために、ギルバート回路よりも悪いノイズ特
性となる。そのため、ノイズ特性が改良されたミキサ回
路が必要となる。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、低ノイズ特性のミキサ回路装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のミキサ回路装置
は、第1のトランジスタと第2のトランジスタを有する
ミキサ回路装置において、第1のトランジスタと前記第
2のトランジスタは、それぞれの制御電極が互いに接続
し、また第1電源に接続され、第1のトランジスタと第
2のトランジスタは、ミキサコアへの入力信号に対して
それぞれの第1主電極に相補型電流信号を出力し、ミキ
サコアは、差分出力信号を生成するために相補型電流信
号と発振信号を混合することで配置されることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に関するミキサ回路
装置の実施形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0015】図1は、本発明による二重平衡ミキサ回路
装置のシングルエンド入力と、差分出力を示すものであ
る。
【0016】ミキサ回路400は、増幅装置490とミ
キサコア491とにより構成される。ミキサコア491
は、従来のギルバートセル回路とマイクロミキサ回路の
両方に用いられたミキサコアと実質的に同じものであ
る。図1に示されるミキサ回路のノイズ特性は、増幅装
置490が改良されたことで、従来のミキサ回路のノイ
ズ特性よりも良いものである。
【0017】端子410は、入力端子であり、端子43
0、431は、ミキサ回路出力端子である。局部発信信
号は、動作中に差分電圧信号として端子420、421
に適用される。電圧は、抵抗450、451、452の
それぞれにバイアス電位を形成するための端子440、
441、442に適用される。
【0018】増幅装置490は、トランジスタ401を
基本とする変換コンダクタンス増幅器と、インダクタ4
60と、トランジスタ403及びトランジスタ404を
基本とする分相器とによって構成される。トランジスタ
402は、単にトランジスタ404への電流バイアスを
供給する。
【0019】トランジスタ403が、トランジスタ40
4にベース結合されている間に、トランジスタ401及
びトランジスタ403は、カスコード構成で接続され
る。負帰還インダクタ460は、トランジスタ401の
エミッタ電極と接地電位との間に接続されている。無線
周波数におけるトランジスタ401の共通エミッタ電流
利得の複雑な構成により、インダクタ460は、トラン
ジスタ401のベースエミッタ回路において直列負帰還
とする効果がある。
【0020】電圧は、トランジスタ401のベース電極
に接続される端子410への入力信号として適用され
る。トランジスタ401は、入力電圧をトランジスタ4
03のエミッタ電極に供給される出力電流へと変換する
変換コンダクタンスとして機能する。
【0021】トランジスタ403及びトランジスタ40
4は、相補型コレクタ電流を有している。トランジスタ
401におけるコレクタ電流の変化は、トランジスタ4
03及びトランジスタ404のベース電極間と、コレク
タ電極間にある抵抗450に流れる実質的な定電流の配
電によって直接変化を生じる。抵抗450は、適正定電
流を供給するために重要なものである。トランジスタ4
03及びトランジスタ404は、トランジスタ401の
電源によって駆動しているため、ごく僅かなレベルでは
あるが電流内に雑音を生じる。図3に示される増幅装置
490の実践によると、増幅装置490におけるノイズ
値は、カスコード回路を単独で使用した時よりも、高く
ないことが分かる。
【0022】トランジスタ403は、トランジスタ40
1、抵抗451、端子441に適用される電位によって
バイアスされる。トランジスタ404は、トランジスタ
402、抵抗452、端子442に適用される電位とに
よってバイアスされる。トランジスタ403、404が
独立してバイアスされているのは、それぞれのコレクタ
電極からの電流信号出力の平衡制御を供給するためであ
る。
【0023】カスコード回路は、それ自体が優良なノイ
ズ特性を持つことで知られている。図1によると、この
ような優良なノイズ特性が生じるのは、トランジスタ4
03が、トランジスタ401のコレクタ電極が振れるの
を防ぎ、これにより実質的なミラー効果を回避するから
である。
【0024】インダクタ460は、非ノイズ要素であり
特定の周波数領域において周波数に無関係の負帰還を供
給する。この周波数領域は、インダクタ460の値、ま
たは、所望の周波数におけるトランジスタ401のベー
スエミッタ抵抗に関係する。インダクタ460の値もま
た、増幅装置490の利得、及びその直線性に影響を及
ぼす。抵抗をインダクタ460の代わりに用いることも
できるが、インダクタ460を用いるほうが、増幅装置
490を用いるよりも多くの直線特性と優良なノイズ特
性を得ることができる。
【0025】インダクタ460は、全体、あるいは一部
分において、IC実装、接合ワイヤ、接続ピンによる寄
生インダクタタンスによって実行される。
【0026】低ノイズ適用で用いられるトランジスタ
は、通常、広域なエミッタ領域で作られている。これら
のトランジスタは、エミッタ領域の狭いトランジスタに
比べてベースエミッタ抵抗が低く、また低ノイズであ
る。
【0027】トランジスタ401、403、404は、
広域なエミッタ領域のトランジスタであることが好まし
く、また、トランジスタ401は、トランジスタ403
及びトランジスタ404のエミッタ領域よりも広域なも
のがより好ましい。トランジスタ401のサイズは、増
幅装置490における多くの特性を決定付けるために特
に重要である。広域なエミッタ領域を持つトランジスタ
は、インピーダンス入力が低くなるため、優良ノイズを
得ることができる。しかしながら、広域なエミッタ領域
を持つトランジスタは、また、高い寄生容量、リーク、
及び低電流密度による低電流利得βを生じる。
【0028】トランジスタ401に流れる電流のサイズ
は、トランジスタ401のインピーダンスに影響を及ぼ
し、従って増幅装置490における特性にも影響を及ぼ
す。トランジスタ401を低電流で作動することは、優
良なノイズ特性を得ることにはなるが、同時に、高電流
で作動するよりも低電流利得βが低くなってしまう。
【0029】特定のミキサ回路に適用するトランジスタ
領域やバイアス電流が選択されるときに、ノイズ値と利
得の間で交換が行われる必要がある。
【0030】高周波数において、トランジスタ403及
びトランジスタ404の動作は、これらトランジスタ4
03、404のベースエミッタとベースコレクタの両方
の接合部に存在する寄生容量によって変化する。トラン
ジスタ403及びトランジスタ404の間に不均衡が生
じることでトランジスタ403のエミッタ電極とベース
電極の間にリークが生じる。
【0031】この欠点は、トランジスタ403のエミッ
タ領域をトランジスタ404のエミッタ領域よりも大き
くすることにより解消できる。この広域なエミッタ領域
を持つトランジスタは、低電流密度と低電流利得βをも
たらす。これにより、寄生容量における電流損を補うた
めにトランジスタ403のベースに流れる余分な電流を
生じる。
【0032】出力信号の平衡が必要なトランジスタ40
3及び404のエミッタ領域は、低電流利得βが周波数
によって、また、トランジスタ403、404を駆動す
るバイアス電流によって左右されるため、ミキサ回路4
00の駆動における周波数によって左右される。
【0033】トランジスタ402と抵抗452は、端子
442における電位からトランジスタ404のための直
流電源を形成する。キャパシタ470及びキャパシタ4
71は、トランジスタ404のコレクタ電極において電
流の交流成分が接地されるように接続されている。
【0034】トランジスタ401は、抵抗451と端子
441に印加される電位により形成されるバイアス電位
によってバイアスされている。キャパシタ474は、直
流ブロックキャパシタとして供給される。
【0035】ミキサコア491の動作は、技術的知識の
あるものによって知られるものである。簡単にいえば、
差分出力端子430と差分出力端子431との間にある
増幅装置490の差分出力のスイッチングを交互に行う
ことと、端子420及び端子421に適用される信号の
周波数と同じ周波数において達成されるものである。
【0036】キャパシタ472及びキャパシタ473
は、ミキサコアの入力で通常発生する局部発振信号にお
ける第2同調のフィルタとして供給される。この同調
は、ミキサコア491におけるトランジスタ405、4
06、407、408のスイッチONとスイッチOFF
の遅れの差によって発生する。また、この同調は、通常
ミキサコア491による入力信号と同じように混合さ
れ、出力端子430及び出力端子431での局部発振周
波数における寄生信号を生成する。キャパシタ472及
びキャパシタ473の値は、フィルタ効果とミキサコア
491への入力信号の変化効果との間での交換条件とし
て選択されるものである。
【0037】図2は,本発明により改良されたミキサ回
路を示す回路図である。図3に示される同部分には、同
符号が与えられている。
【0038】ミキサ回路500は、図3に示されるミキ
サ回路400に用いられるミキサコア491と同じ形態
が用いられている。増幅装置590は、図3の増幅装置
490に改良が加えられたもので、抵抗500とキャパ
シタ510は、ミキサ回路500の直線性を改良し、変
化する入力インピーダンスを許容するように付け加えら
れたものである。
【0039】抵抗520は、トランジスタ401とトラ
ンジスタ403の間に接続され、そこから流れる電流か
らトランジスタ401のコレクタ電極において電位を形
成する。ここで用いられる抵抗は、20Ωから30Ωと
いった小さい値のものだけで、それにより出力に対して
のノイズを抑えるものである。インダクタ460は、9
0゜位相でベース電極における電圧を導くためにトラン
ジスタ401のエミッタ電極において電圧を生じる。こ
れにより、トランジスタ401のコレクタ電極における
電圧は、90°位相でベース電極における電圧を遅らせ
る。従って、負帰還はトランジスタ401のベース電極
及びコレクタ電極を横切ってキャパシタ510に接続す
ることで達成される。この帰還は、トランジスタ401
によって作り出されるノイズを縮小化し、ミキサ回路5
00全体のノイズ値を改良するものである。ミキサ回路
500は、直線特性も改良するものである。
【0040】キャパシタ510と抵抗520もまた、ト
ランジスタ401の入力インピーダンスにおいて効果が
あり、またミキサ回路500にも効果がある。これによ
り、ミキサ回路のデザインを変えるインピーダンスを許
容するものである。入力インピーダンスを全くの実数に
することも可能である。
【0041】npn二極性抵抗に関する実施例について
記載したが、本発明は、そのように限定されるものでな
く、pnp二極性抵抗や電界効果トランジスタを用いて
も同様の効果を得られるものである。コレクタ電極とエ
ミッタ電極に関して言えば、エミッタ電極とコレクタ電
極に入れ変えたり、または、pnp二極性抵抗あるいは
電界効果トランジスタの第1主電極と第2主電極のよう
に、ソース電極とドレイン電極をドレイン電極とソース
電極に入れ換えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるミキサ回路装置を示す
回路図である。
【図2】本発明の実施形態である改良されたミキサ回路
装置を示す回路図である。
【図3】従来のギルバートミキサ回路を示す回路図であ
る。
【図4】従来のマイクロミキサ回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
100 ギルバートセル回路 101、102、103、104、105、 106 201、202、203、204、 205、206、207、401、402、 403、404、405、406、407、408 ト
ランジスタ 110、111、210、211、 212 450、451、452、520 抵抗 115 電源 150、250、491 ミキサコア 160 差分変換コンダクタンス増幅器 200 マイクロミキサ回路 260 変換コンダクタンス増幅器 400、500 ミキサ回路 460 インダクタ 470、471、472、473、474、510 キ
ャパシタ 490、590 増幅装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のトランジスタと第2のトランジス
    タを有するミキサ回路装置において、 前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタは、
    それぞれの制御電極が互いに接続し、また第1電源に接
    続され、 前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタは、
    ミキサコアへの入力信号に対してそれぞれの第1主電極
    に相補型電流信号を出力し、 前記ミキサコアは、差分出力信号を生成するために前記
    相補型電流信号と発振信号を混合することで配置される
    ことを特徴とするミキサ回路装置。
  2. 【請求項2】 第3のトランジスタが、制御電極で前記
    入力信号を受信するために設置され、前記第3のトラン
    ジスタの第1主電極は、前記第1のトランジスタの前記
    第2主電極に電気的に接続され、該構成により前記第1
    のトランジスタと前記第2のトランジスタは、前記入力
    信号に対して相補型電流信号を出力することを特徴とす
    る請求項1記載のミキサ回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第3のトランジスタの前記第2主電
    極と接地電位との間にインダクタが接続されていること
    を特徴とする請求項2記載のミキサ回路装置。
  4. 【請求項4】 前記インダクタは、接合ワイヤ、接続ピ
    ン、IC実装の少なくともいずれか1つから部分的に形
    成されることを特徴とする請求項3記載のミキサ回路装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2のトランジスタは、電流バイア
    スされていることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1項に記載のミキサ回路装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のトランジスタは、制御電極が
    第1電位への抵抗に接続され、また、第1主電極が前記
    第2のトランジスタの前記第2主電極に接続される第4
    のトランジスタによって電流バイアスされることを特徴
    とする請求項5記載のミキサ回路装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のトランジスタの前記第2主電
    極は、第1キャパシタによって交流接地されていること
    を特徴とする請求項5または6に記載のミキサ回路装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1のトランジスタの前記第2主電
    極と前記第3のトランジスタの前記第1主電極は、共に
    帰還抵抗に接続され、 前記第3のトランジスタの前記第1主電極と前記制御電
    極は、共に帰還キャパシタによって接続されていること
    を特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載のミ
    キサ回路装置。
  9. 【請求項9】 前記第3のトランジスタの前記制御電極
    は、第2電位に接続され、直流ブロック入力キャパシタ
    による前記入力信号を受信することを特徴とする請求項
    2から8のいずれか1項に記載のミキサ回路装置。
JP10015077A 1997-01-11 1998-01-09 ミキサ回路装置 Pending JPH10209761A (ja)

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