JP2005057629A - ミキサ回路 - Google Patents

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Naohiro Suyama
尚宏 須山
Takeshi Mitsunaka
健 満仲
Masayuki Miyamoto
雅之 宮本
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Abstract

【課題】 広帯域にわたって良好かつ平坦なゲイン特性と線形性が得られるミキサ回路を提供する。
【解決手段】 入力信号を増幅するゲイン発生回路4と、上記ゲイン発生回路4の出力信号と局部発振信号とをミキシングするミキシング回路17とを有する。上記ゲイン発生回路4の出力端子とミキシング回路17の入力端子との間にバルントランス6と抵抗25,26を直列に接続する。上記バルントランス6とミキシング回路17との間の差動信号経路に抵抗25,26を夫々配置することによって、信号経路に配置されるバルントランス6が有するインダクタンスと他の寄生成分によって形成されるタンク回路のQ値を低減して、周波数依存性の小さいインピーダンス特性を実現する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ミキサ回路に関し、特に広帯域にわたって平坦な周波数特性が必要とされるミキサ回路に関する。
TVチューナー等の回路では、多チャンネルの信号を同時に受信してそれらを周波数変換した後にその中から1つのチャンネルを選択する必要がある。そこで周波数変換に用いられるミキサ回路としては、種々の特性について、受信するチャンネルに対応する広帯域に亘って平坦な周波数特性が必要とされる。
そのような特性を実現するためのミキサ回路として、ダブルバランス型のミキサ回路が良く知られている(例えば、特許文献1参照)。
図5は一般的なダブルバランス型のミキサ回路の回路図を示しており、このミキサ回路は、図5に示すように、回路に流れる電流を制御する電流源101,102と、回路の変換利得に関わる利得トランジスタM103,M104と、周波数変換を行うためのスイッチ(SW)トランジスタM105,M106,M107,M108と、回路の負荷109,110と、回路の線形性を改善するためのインピーダンス素子111とを備えている。上記利得トランジスタM103とM104、SWトランジスタM105とM106、SWトランジスタM107とM108はそれぞれ差動対を構成している。
上記構成のミキサ回路において、入力信号がシングルエンド信号(single-ended)の場合には、上記入力信号が利得トランジスタM103のゲートに加えられ、利得トランジスタM104のゲートはコンデンサ等を介して接地される。また、入力信号が差動のRF信号の場合には、上記差動のRF信号が利得トランジスタM103,M104のゲートに信号入力端子103を介して加えられる。
上記SWトランジスタM105,M108のゲートには、図示されていない局部発振信号生成回路からの局部発振信号が局部発振信号入力端子105を介して加えられる一方、SWトランジスタM106,M107のゲートには、局部発振信号生成回路からの逆位相の局部発振信号が局部発振信号入力端子105を介して加えられる。
このような状態において利得トランジスタM103,M104のドレインには、入力RF信号に応じてそれぞれ逆位相の信号電流が流れる。
そして、SWトランジスタM105,M106は、それぞれのゲートに加えられる局部発振信号に応じて利得トランジスタM103を流れる信号電流をスイッチングして、信号電流を負荷109または負荷110に流す。同様に、SWトランジスタM107,M108は、それぞれのゲートに加えられる局部発振信号に応じて利得トランジスタM104を流れる信号電流をスイッチングして信号電流を負荷109または負荷110に流す。これらの動作により負荷109,110には、入力RF信号とSWトランジスタに加えられている局部発振信号とをミキシングした信号が信号出力端子104から出力されることになる。
しかし、上記ミキサ回路では、ミキサ回路においてもっとも大きな雑音を発生する要素である利得トランジスタM103,M104の2つ存在するので、これらの影響などによりミキサ回路としての良好な雑音指数特性(以下、NF特性という)を得ることが困難である。
実際にこの回路についてNF特性のシミュレーションを行うと、NF特性が8dB程度の値であった。
そこで、上記ミキサ回路の問題に対処可能な回路として、図6に示すミキサ回路がある。このミキサ回路は、利得トランジスタM111と第1の負荷113とによって構成されるゲイン発生回路114と、上記ゲイン発生回路114からのシングルエンド信号を差動信号に変換するバルントランス116と、SWトランジスタM118,M119,M120,M121、第2の負荷122、および、第3の負荷123などからなるミキシング回路127を備えている。上記SWトランジスタM118,M119,M120,M121には、局部発振信号生成回路126からの局部発振信号が供給されている。
上記ミキサ回路では、入力されたRF信号を増幅するゲイン発生回路114と、RF信号と局部発振信号とをミキシングするミキシング回路127とが分離されており、かつ、ゲイン発生回路114は差動信号を出力する差動増幅回路ではなく、シングルエンド出力の増幅回路となっている。
また、そのため、シングルエンド信号から差動信号への変換をゲイン発生回路114とミキシング回路127の間でバルントランス116により行う形になっている。
このミキサ回路によれば、NF特性の大幅な改善が実現され、シミュレーションにおいて5dB以下の値が得られた。
しかしながら、上記図6に示すミキサ回路においては、NF特性以外の特性において次のような問題が発生する。
それは、ゲインが大きな周波数特性を有することと、IIP3(入力換算3次インターセプトポイント)特性と呼ばれる回路の線形性についても大きな周波数依存性を有するということであり、これは例えば図7に示すような特性である。図7において、横軸は周波数(MHz)を表し、縦軸はゲイン(dB)とIIP3(dBm)を表しており、黒三角印はゲイン、黒丸印はIIP3を示す。
上記図6に示すミキサ回路について、このようなゲインやIIP3の大きな周波数依存性の原因について評価を進めたところ、シングルエンド信号から差動信号に変換するのに用いるバルントランス116とその周辺に配置されている回路要素のインダクタンスやキャパシタンスの寄生成分によってタンク回路が形成され、このタンク回路によって、ゲイン発生回路114の出力端子129からそれに続く回路を見たときのインピーダンス、つまり、ゲイン発生回路114の負荷インピーダンスの周波数特性が大きく変化し、それによってゲインの周波数依存性が生じていることが明らかとなった。
また、このミキサ回路をゲイン発生回路114とミキシング回路127の2段構成の回路と考えると、ゲイン発生回路114で大きなゲインを発生すると、ある入力信号レベルに対するゲイン発生回路114の出力端子129での信号レベルが大きくなることによって、より小さい入力信号で出力が飽和の傾向を示すこととなり、ゲイン発生回路114の入力での信号レベルに対する特性値であるIIP3特性が劣化することになる。
さらに、これは同時にミキシング回路127に大きな信号が入力されることを意味し、ミキシング回路127のIIP3特性による回路全体のIIP3の劣化への作用も大きくなることになる。
以上に示したように、図6のミキサ回路では、バルントランス116とその周辺に配置されている回路要素のインダクタンスやキャパシタンスの寄生成分によってタンク回路が形成され、それによってゲイン発生回路114の負荷インピーダンスが大きくなる周波数では、ゲイン発生回路114のゲインが大きくなるとともにIIP3特性が劣化することになる。
特開平5−175755号公報
そこで、この発明の目的は、広帯域にわたって良好かつ平坦なゲイン特性と線形性が得られるミキサ回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明のミキサ回路は、入力信号を増幅するゲイン発生回路と、上記ゲイン発生回路の出力信号と局部発振信号とをミキシングするミキシング回路とを有するミキサ回路であって、上記ゲイン発生回路の出力端子と上記ミキシング回路の入力端子との間にインダクタンス成分を有する回路要素と抵抗を直列に接続していることを特徴としている。
従来の図6に示すミキサ回路におけるゲインとIIP3の大きな周波数特性は、シングルエンド信号を差動信号に変換するバルントランス116とその周辺に配置されている回路要素のインダクタンスやキャパシタンスの寄生成分により形成されたタンク回路の共振周波数近傍でインピーダンスが急上昇することに起因すると考えられる。逆に言えば、タンク回路の共振周波数近傍での急激なインピーダンス上昇を抑えることができれば、ゲインやIIP3の周波数特性の劣化を低減できることになる。
そこで、この発明のミキサ回路では、インダクタンス成分を有する回路要素(例えばバルントランス)とミキシング回路との間に適切な値の抵抗を挿入することにより、タンク回路のQ値を低減して、インピーダンス変化を緩やかにすることができ、共振周波数に向けての急激なインピーダンス上昇を抑えて、ゲインやIIP3の周波数特性を低減できる。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記ミキシング回路は、MOSトランジスタで構成されており、上記MOSトランジスタのゲートに上記局部発振信号が印加され、上記MOSトランジスタのソースに上記ゲイン発生回路の出力信号が印加されるダブルバランス型の回路であることを特徴とする。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記ミキシング回路は、バイポーラトランジスタで構成されており、上記バイポーラトランジスタのベースに上記局部発振信号が印加され、上記バイポーラトランジスタのエミッタに上記ゲイン発生回路の出力信号が印加されるダブルバランス型の回路であることを特徴とする。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記ゲイン発生回路がシングルエンド信号を出力するシングルエンド増幅回路であって、上記インダクタンス成分を有する回路要素が、上記シングルエンド増幅回路からのシングルエンド信号を差動信号に変換するバルントランスであることを特徴とする。
上記実施形態のミキサ回路によれば、上記シングルエンド増幅回路からのシングルエンド信号を差動信号に変換するのにインダクタンス成分を有するバルントランスを用いた場合に、バルントランスのインダクタンス成分と回路の別の寄生のキャパシタンス成分によって形成されるタンク回路に起因する周波数特性の劣化を、バルントランスとミキシング回路との間の差動信号経路に抵抗を挿入することによって緩和する。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記バルントランスは、入力側端子間に印加される信号電圧の略2倍の出力電圧を出力側端子間から出力する特性を有することを特徴とする。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記バルントランスは、入力側端子間に印加される信号電圧と出力側端子間から出力される出力電圧とが略等しいことを特徴とする。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記シングルエンド増幅回路の出力段のMOSトランジスタのソースとグランドとの間に少なくともインダクタンス成分を有するインピーダンス素子が配置されていることを特徴とする。
上記実施形態のミキサ回路によれば、タンク回路のQ値を低減することによりインピーダンス変化を緩やかにすることのみで不十分な場合、ゲイン発生回路の出力段のMOSトランジスタのソースとグランドとの間に適切な周波数特性を有するインピーダンス素子を挿入することにより、より平坦な周波数特性を有するゲイン特性およびIIP3特性を得ることが可能となる。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記シングルエンド増幅回路の出力段のバイポーラトランジスタのエミッタとグランドとの間に少なくともインダクタンス成分を有するインピーダンス素子が配置されていることを特徴とする。
上記実施形態のミキサ回路によれば、タンク回路のQ値を低減することによりインピーダンス変化を緩やかにすることのみで不十分な場合、ゲイン発生回路の出力段のバイポーラトランジスタのエミッタとグランドとの間に適切な周波数特性を有するインピーダンス素子を挿入することにより、より平坦な周波数特性を有するゲイン特性およびIIP3特性を得ることが可能となる。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記ゲイン発生回路が差動増幅回路であって、上記インダクタンス成分を有する回路要素は、上記差動増幅回路から出力される差動信号の夫々に対応する2つ以上のインダクタンス素子を有することを特徴とする。
上記実施形態のミキサ回路によれば、回路を対称構成にすることができるので、IIP3特性以外のもう1の線形性を示す特性であるIIP2特性を大幅に改善することができる。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記ゲイン発生回路が差動増幅回路であって、上記差動増幅回路の出力段を構成する2つのMOSトランジスタのソース間に少なくともインダクタンス成分を有するインピーダンス素子を配置していることを特徴とする。
上記実施形態のミキサ回路によれば、上記差動増幅回路の出力段を構成する2つのMOSトランジスタのソース間に配置されたインピーダンス素子のインダクタンス成分によりゲイン発生回路の高周波でのゲインを抑制することが可能となり、上記インピーダンス素子はゲイン発生回路の線形性を改善する効果を得ることができ、十分な線形性が確保できない場合に、よりフラットな周波数特性を有するゲイン特性およびIIP3特性を得ることが可能となる。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記ゲイン発生回路が差動増幅回路であって、上記差動増幅回路の出力段を構成する2つのバイポーラトランジスタのエミッタ間に少なくともインダクタンス成分を有するインピーダンス素子が配置されていることを特徴とする。
上記実施形態のミキサ回路によれば、上記差動増幅回路の出力段を構成する2つのバイポーラトランジスタのエミッタ間に配置されたインピーダンス素子のインダクタンス成分によりゲイン発生回路の高周波でのゲインを抑制することが可能となり、上記インピーダンス素子はゲイン発生回路の線形性を改善する効果を得ることができ、十分な線形性が確保できない場合に、より平坦な周波数特性を有するゲイン特性およびIIP3特性を得ることが可能となる。
また、一実施形態のミキサ回路は、上記ゲイン発生回路がカスコード構成であることを特徴とする。
上記実施形態のミキサ回路によれば、上記ゲイン発生回路をカスコード構成とすることにより、ゲイン発生回路とミキシング回路との間のインピーダンス特性の変動の影響がゲイン発生回路の入力回路へ及ぶことを低減することが可能となり、回路の入力インピーダンス特性を安定化すると共に、それに伴うゲイン特性等の変動を低減することができる。
以上より明らかなように、この発明のミキサ回路によれば、広帯域で使用するミキサ回路において、ゲイン発生回路の出力端子とミキシング回路の入力端子との間の信号経路に、インダクタンス成分を有する回路要素と抵抗を直列に挿入することにより、入力信号を増幅するゲイン発生回路の負荷インピーダンスの周波数依存性を小さくできるので、ミキサ回路としてのゲイン特性や線形性(IIP3特性)の周波数特性を小さくできる。
また、入力信号を増幅するゲイン発生回路の出力段のトランジスタのソース(またはエミッタ)とグランドとの間にインダクタンス成分を有するインピーダンス素子を接続することにより、ゲイン発生回路のゲイン特性に周波数特性を持たせることが可能になり、信号経路に直列に挿入する抵抗による周波数特性の改善効果との組み合わせにより、ゲイン特性やIIP3特性がより平坦な周波数特性を実現できる。
以下、この発明のミキサ回路を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態のミキサ回路の回路図を示している。
この第1実施形態のミキサ回路は、図1に示すように、入力部22の出力端子がDC阻止用コンデンサ20を介して入力端子に接続されたゲイン発生回路4と、上記ゲイン発生回路4の出力端子19がDC阻止用コンデンサ5を介して入力端子に接続されたバルントランス6と、上記バルントランス6の一方の出力端子が抵抗25を介して一方の入力端子に接続され、バルントランス6の他方の出力端子が抵抗25を介して他方の入力端子に接続されたダブルバランス型のミキシング回路17と、上記ミキシング回路17の出力端子が接続された出力回路18とを備えている。上記バルントランス6の他の端子とグランドとの間にコンデンサ7を接続すると共に、他のもう1つの端子をグランドに接続している。上記ミキシング回路17に、局部発振信号生成回路16により生成された局部発振信号が供給される。
上記ゲイン発生回路4は、入力部22の出力端子がDC阻止用コンデンサ20を介してゲートに接続され、ソースがグランドに接続された利得トランジスタM1と、上記利得トランジスタM1のドレインにソースが接続され、ゲートに電源VCCが接続されたカスコードトランジスタM2と、上記カスコードトランジスタM2のドレインと電源VCCとの間に接続された第1の負荷3とによって構成されている。上記ゲイン発生回路4は、利得トランジスタM1,カスコードトランジスタM2がカスコード接続されたカスコード構成である。上記利得トランジスタM1のゲートにバイアス電圧印加用抵抗21を介してバイアス電圧印加端子23を接続している。また、上記カスコードトランジスタM2により回路の周波数特性やゲイン特性の改善を図っている。
また、上記バルントランス6は、ゲイン発生回路4から出力されたシングルエンド信号を差動信号に変換する。上記抵抗25,26によって、バルントランス6とその周辺の回路要素により構成されるタンク回路のQ値を低減している。
また、上記ミキシング回路17は、SWトランジスタM8,M9,M10,M11および第2,第3の負荷12,13とからなり、SWトランジスタM8,M9のソースが抵抗25を介してバルントランス6の一方の出力端子に接続され、SWトランジスタM10,M11のソースが抵抗26を介してバルントランス6の他方の出力端子に接続されている。そして、SWトランジスタM8のドレインに第2の負荷12を介して電源VCCを接続し、SWトランジスタM8,M10のドレインを互いに接続している。また、上記SWトランジスタM11のドレインに第3の負荷13を介して電源VCCを接続し、SWトランジスタM9,M11のドレインを互いに接続している。上記SWトランジスタM8,M11のゲートに局部発振回路16からの局部発振信号を印加する一方、その局部発振信号とは逆位相の局部発振信号をSWトランジスタM9,M10のゲートに印加する。
また、上記利得トランジスタM1のゲートには、図に示されていないバイアス回路よりバイアス電圧印加端子23およびバイアス電圧印加用抵抗21を介して適切なバイアス電圧が供給されている。また、上記SWトランジスタM9,M10のゲートには、図示しないバイアス回路よりバイアス電圧印加端子24およびバイアス電圧印加用抵抗14を介して適切なバイアス電圧が供給されると共に、SWトランジスタM8,M11のゲートには、図示しないバイアス回路よりバイアス電圧印加端子24およびバイアス電圧印加用抵抗15を介して適切なバイアス電圧が供給されている。
上記構成のミキサ回路において、入力部22に入力RF信号が入力されると、ここで、抵抗25および抵抗26が無い場合、つまり図6に相当する回路では、ゲイン発生回路4の出力端子19からその後段を見たときのインピーダンスは、図2に示す特性A(黒三角印)のようになる。これに対して、図1に示すこの第1実施形態の抵抗25,26を挿入したミキサ回路では、そのインピーダンス特性は、図2に示す特性B(黒四角印)のように、低周波領域で持ち上がり、高周波側で低下し、全体としては大幅に平坦に近い特性となっている。なお、図2において、横軸は周波数(MHz)を表し、縦軸はインピーダンス(Ω)を表している。
この効果により、まずゲイン発生回路4のゲイン特性が平坦な特性に近づき、特に高周波領域でのゲイン上昇が抑えられることになる。さらに、この効果によって、IIP3特性も改善され、高周波領域での劣化の小さい特性が得られる。
図2に示したインピーダンス特性の変化は、回路パラメータや抵抗25,26の値に依存するが、回路パラメータに応じて抵抗25,26の値を適宜選ぶことにより良好な特性を得ることができる。ただし、抵抗25,26の値があまりに小さいと、その効果が小さく高周波でのインピーダンス上昇を抑えることができない。逆に抵抗25,26の値が大きすぎると、Q値を小さくすることはできるが、インピーダンス特性に対して抵抗25,26の値が支配的となり、その大きな抵抗値により大きなゲインを発生することとなりIIP3特性は劣化してしまう。また、抵抗25,26の値が大きすぎると、この抵抗に加わる電圧が大きくなり、所望の特性を得るために必要な電流を流すことができなくなる場合も発生する。この抵抗の範囲は、回路の諸条件に依存するので、これを厳密に規定することは困難であるが、大まかには10Ω以上かつ100Ω以下程度であることが必要である。
すなわち、回路要素のインダクタンスやキャパシタンスの寄生成分によって形成されるタンク回路に起因する周波数依存性を低減して、あるレベルのゲイン特性やIIP3特性の周波数依存性の改善効果を得るために、バルントランスとミキシング回路の間に挿入する抵抗の値として10Ω程度以上が必要である。また、上記挿入する抵抗の電圧降下による回路性能の低下を防ぐためには、抵抗値はある値以下であることが必要となり、バルントランスとミキシング回路の間に挿入する抵抗の値として例えば100Ω以下であることが必要である。
また、バルントランスについてはいろいろなタイプのものが存在し、それぞれ本発明のミキサ回路に適用可能である。その典型的なものとしては、バルントランスに対する理想状態において、入力側端子間に印加される信号電圧の約2倍の出力電圧が得られる特性を有するものか、または、入力側端子間に印加される信号電圧と出力側端子間で発生する出力電圧がほぼ等しい特性を有するものなどがある。
図1のゲイン発生回路4に示されているカスコード構成は、増幅回路の周波数特性改善などの目的でしばしば用いられる構成であるが、この第1実施形態に示されているようなゲイン発生回路とミキシング回路を組み合わせたような構成においては、それのみにとどまらず、後段のミキシング回路の入力インピーダンスの影響を低減して、良好なゲイン特性と線形性を確保する上で必須の回路である。
(第2実施形態)
図3はこの発明の第2実施形態のミキサ回路の回路図を示している。この第2実施形態のミキサ回路は、ゲイン発生回路の一部を除き第1実施形態の図1に示すミキサ回路と同一の構成をしており、同一構成部は同一の参照番号を付して説明を省略する。
この第2実施形態のミキサ回路は、第1実施形態の図1に示すミキサ回路と基本的な回路構成は同じであるが、ゲイン発生回路4を構成する利得トランジスタM1のソースとグランドとの間に、インダクタンス素子27と抵抗28が直列に接続されている点が異なる。
これらインダクタンス素子27と抵抗28は、そのインピーダンスによりゲイン発生回路4のゲインを低くするように作用し、インダクタンス素子27が周波数とともにインピーダンスが大きくなることに伴ってゲイン発生回路4のゲインを下げる方向に作用する。
これは、上記第1実施形態の図1に示すミキサ回路において、抵抗25および抵抗26のみによっては完全に平坦な特性にできないインピーダンス特性によってもたらされるゲイン特性(やIIP3特性)の周波数特性を補償し、ゲイン発生回路4のゲイン特性をより平坦な特性に近づけるように作用させることができる。さらに、これによってIIP3特性もより平坦な特性に近づけることが可能となる。
なお、利得トランジスタM1のソースとグランドとの間に配置しているインダクタンス素子27と抵抗28は、チップ上またはボード上に配されたインダクタンス素子や抵抗素子ばかりではなく、配線やボンディングワイヤ等の寄生成分を利用することも可能である。
(第3実施形態)
図4はこの発明の第3実施形態のミキサ回路の回路図を示している。この第3実施形態のミキサ回路は、入力部とゲイン発生回路およびバルントランスの部分を除き第1実施形態の図1に示すミキサ回路と同一の回路構成をしており、同一構成部は同一参照番号を付して説明を省略する。
この第3実施形態のミキサ回路は、図4に示すように、ゲイン発生回路54が差動アンプで構成され、それに伴ってシングルエンド信号を差動信号に変換するのに用いていたバルントランスの替わりに、ゲイン発生回路54とミキシング回路17との間の差動信号経路のそれぞれに対応するインダクタンス素子76,77を配置している。このインダクタンス素子76,77とその周辺の回路要素とによって形成されるタンク回路のQ値を下げる目的で、インダクタンス素子76とミキシング回路17の一方の入力端子との間およびインダクタンス素子77とミキシング回路17の他方の入力端子との間にそれぞれ抵抗74,75を配置している。
上記ゲイン発生回路54は、入力部22の一方の出力端子がDC阻止用コンデンサ20Aを介してゲートに接続された利得トランジスタM51と、上記利得トランジスタM1のドレインにソースが接続され、ゲートに電源VCCが接続されたカスコードトランジスタM52と、上記カスコードトランジスタM52のドレインと電源VCCとの間に接続された負荷53と、入力部22の他方の出力端子がDC阻止用コンデンサ20Bを介してゲートに接続された利得トランジスタM61と、上記利得トランジスタM61のドレインにソースが接続され、ゲートに電源VCCが接続されたカスコードトランジスタM62と、上記カスコードトランジスタM62のドレインと電源VCCとの間に接続された負荷63とを備えている。また、上記ゲイン発生回路54は、利得トランジスタM51のソースがドレインに接続され、ソースがグランドに接続された定電流供給用トランジスタM57と、利得トランジスタM61のソースがドレインに接続され、ソースがグランドに接続された定電流供給用トランジスタM67とを備えている。
上記利得トランジスタM51のゲートとグランドとの間にバイアス電圧印加用抵抗21Aを介してバイアス電圧印加端子23を接続し、利得トランジスタM61のゲートとグランドとの間にバイアス電圧印加用抵抗21Bを介してバイアス電圧印加端子23を接続している。
また、上記定電流供給用トランジスタM57,M67のゲートに、図に示されていないバイアス回路よりバイアス電圧印加端子50を介して適切なバイアス電圧が供給されている。さらに、上記定電流供給用トランジスタM57,M67のドレイン間には、利得トランジスタM51から順にインダクタンス素子55,抵抗56,インダクタンス素子65および抵抗66を直列に接続している。ただし、上記インダクタンス素子55,65と抵抗56,66とそれぞれ2つずつ示しているのは、回路の対称性を示すために示しているのであって、実際回路においては必ずしも2つずつ配置する必要はない。上記インダクタンス素子55,65と抵抗56,66で、インダクタンス成分を有するインピーダンス素子を構成している。
そして、上記ゲイン発生回路54の一方の出力端子59とミキシング回路17の一方の入力端子との間に、DC阻止用コンデンサ58とインダクタンス素子76および抵抗74をゲイン発生回路54側から順に直列に接続している。また、上記ゲイン発生回路54の他方の出力端子69とミキシング回路17の他方の入力端子との間に、DC阻止用コンデンサ68とインダクタンス素子77および抵抗75をゲイン発生回路54側から順に直列に接続している。
上記インダクタンス素子76,77とその周辺の回路要素によって形成されるタンク回路のインピーダンスの周波数依存特性を抵抗74,75により平坦化する効果と、インダクタンス素子55,65によるゲイン発生回路54の高周波でのゲインを抑制する効果により、広い周波数範囲に亘って平坦なゲイン特性とIIP3特性を実現することができる。
この第3実施形態のミキサ回路は、ゲイン発生回路54において利得トランジスタM51,M61の2つが配置されているため、第1,第2実施形態に比べNF特性が劣化する傾向にあるが、回路を対称構成にすることができるので、IIP3特性以外のもう1の線形性を示す特性であるIIP2特性を大幅に改善することができる。
なお、インダクタンス素子55,65,76,77や抵抗56,66は、デバイスとしてのインダクタンス素子を配置する以外に、チップから信号を取り出したり、逆にチップに信号を入力したりするなどのために配置するボンディングワイヤや配線が有する寄生インダクタンス成分や寄生抵抗分を利用することもできる。
なお、上記第1〜第3実施形態では、すべてトランジスタとしてはMOSトランジスタを用いて説明を行ってきたが、MOSトランジスタの代わりにバイポーラトランジスタを用いても同様の効果を得ることができる。
また、上記第1〜第3実施形態では、例えばゲイン発生回路の利得トランジスタは、n型MOSトランジスタもしくはnpn型バイポーラトランジスタである場合について説明を行っているが、トランジスタの極性が逆の場合の回路構成においても同様の効果を得ることが可能である。
図1はこの発明の第1実施形態のミキサ回路の回路図である。 図2は上記ミキサ回路の信号経路に直列に挿入する抵抗の有無によるインピーダンス特性の差を示す図である。 図3はこの発明の第2実施形態のミキサ回路の回路図である。 図4はこの発明の第3実施形態のミキサ回路の回路図である。 図5は従来のミキサ回路の回路図である。 図6は従来の別のミキサ回路の回路図である。 図7は従来のミキサ回路の特性を示す図である。
符号の説明
3,53,63…負荷
4,54…ゲイン発生回路
5,58,68…DC阻止用コンデンサ
6…バルントランス
7…コンデンサ
14,15…バイアス電圧印加用抵抗
16…局部信号生成回路
17…ミキシング回路
18…出力部
20,20A,20B,…DC阻止用コンデンサ
14,15,21,21A,21B…バイアス電圧印加用抵抗
22… 入力部
23,24…バイアス電圧印加端子
25,26,28,56,66,74,75…抵抗
27,55,65,76,77…インダクタンス素子
50…バイアス電圧印加端子
M1,M51,M61…利得トランジスタ
M2,M52,M62…カスコードトランジスタ
M57,M67…定電流供給用トランジスタ
103…信号入力端子
104…信号出力端子
105…局部発振信号入力端子
115…DC阻止用コンデンサ
117…コンデンサ
124,125…バイアス電圧印加用抵抗
128…出力部
130…DC阻止用コンデンサ
131…バイアス電圧印加用抵抗
132…入力部
133…バイアス電圧印加端子
134…バイアス電圧印加端子

Claims (12)

  1. 入力信号を増幅するゲイン発生回路と、上記ゲイン発生回路の出力信号と局部発振信号とをミキシングするミキシング回路とを有するミキサ回路であって、
    上記ゲイン発生回路の出力端子と上記ミキシング回路の入力端子との間にインダクタンス成分を有する回路要素と抵抗を直列に接続していることを特徴とするミキサ回路。
  2. 請求項1に記載のミキサ回路において、
    上記ミキシング回路は、MOSトランジスタで構成されており、上記MOSトランジスタのゲートに上記局部発振信号が印加され、上記MOSトランジスタのソースに上記ゲイン発生回路の出力信号が印加されるダブルバランス型の回路であることを特徴とするミキサ回路。
  3. 請求項1に記載のミキサ回路において、
    上記ミキシング回路は、バイポーラトランジスタで構成されており、上記バイポーラトランジスタのベースに上記局部発振信号が印加され、上記バイポーラトランジスタのエミッタに上記ゲイン発生回路の出力信号が印加されるダブルバランス型の回路であることを特徴とするミキサ回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のミキサ回路において、
    上記ゲイン発生回路がシングルエンド信号を出力するシングルエンド増幅回路であって、
    上記インダクタンス成分を有する回路要素が、上記シングルエンド増幅回路からのシングルエンド信号を差動信号に変換するバルントランスであることを特徴とするミキサ回路。
  5. 請求項4に記載のミキサ回路において、
    上記バルントランスは、入力側端子間に印加される信号電圧の略2倍の出力電圧を出力側端子間から出力する特性を有することを特徴とするミキサ回路。
  6. 請求項4に記載のミキサ回路において、
    上記バルントランスは、入力側端子間に印加される信号電圧と出力側端子間から出力される出力電圧とが略等しいことを特徴とするミキサ回路。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1つに記載のミキサ回路において、
    上記シングルエンド増幅回路の出力段のMOSトランジスタのソースとグランドとの間に少なくともインダクタンス成分を有するインピーダンス素子が配置されていることを特徴とするミキサ回路。
  8. 請求項4乃至6のいずれか1つに記載のミキサ回路において、
    上記シングルエンド増幅回路の出力段のバイポーラトランジスタのエミッタとグランドとの間に少なくともインダクタンス成分を有するインピーダンス素子が配置されていることを特徴とするミキサ回路。
  9. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のミキサ回路において、
    上記ゲイン発生回路が差動増幅回路であって、
    上記インダクタンス成分を有する回路要素は、上記差動増幅回路から出力される差動信号の夫々に対応する2つ以上のインダクタンス素子を有することを特徴とするミキサ回路。
  10. 請求項9に記載のミキサ回路において、
    上記ゲイン発生回路が差動増幅回路であって、
    上記差動増幅回路の出力段を構成する2つのMOSトランジスタのソース間に少なくともインダクタンス成分を有するインピーダンス素子を配置していることを特徴とするミキサ回路。
  11. 請求項9に記載のミキサ回路において、
    上記ゲイン発生回路が差動増幅回路であって、
    上記差動増幅回路の出力段を構成する2つのバイポーラトランジスタのエミッタ間に少なくともインダクタンス成分を有するインピーダンス素子が配置されていることを特徴とするミキサ回路。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つに記載のミキサ回路において、
    上記ゲイン発生回路がカスコード構成であることを特徴とするミキサ回路。
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