JP2015100025A - 周波数変換器 - Google Patents

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整 久留須
Hitoshi Kurusu
整 久留須
津留 正臣
Masaomi Tsuru
正臣 津留
谷口 英司
Eiji Taniguchi
英司 谷口
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Abstract

【課題】回路規模の大型化を招くことなく、良好な飽和特性及び歪特性を得ることができるようにする。
【解決手段】コレクタ端子がNPNトランジスタ2a,2bのエミッタ端子と接続され、エミッタ端子がグランドと接続され、コレクタ端子とベース端子が接続されているNPNトランジスタ7を備え、NPNトランジスタ7のコレクタ端子に接続されている入力端子9から入力された第3の信号の周波数とNPNトランジスタ2aを流れる信号の周波数とが混合された信号が出力端子6aから出力され、第3の信号の周波数とNPNトランジスタ2bを流れる信号の周波数とが混合された信号が出力端子6bから出力されるように構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、UHF、マイクロ波、ミリ波などの高周波帯の信号を逓倍あるいは混合する周波数変換器に関するものである。
以下の特許文献1に開示されている周波数変換器は、下記の3つのNPNトランジスタから構成されている。
(1)コレクタ端子が出力負荷を介して電源に接続されている第1のNPNトランジスタ
(2)コレクタ端子が第1のNPNトランジスタのコレクタ端子と接続され、エミッタ端
子が第1のNPNトランジスタのエミッタ端子と接続されている第2のNPNトラン
ジスタ
(3)コレクタ端子が第1及び第2のNPNトランジスタのエミッタ端子と接続され、エ
ミッタ端子がグランドと接続されている第3のNPNトランジスタ
この周波数変換器では、第1及び第2のNPNトランジスタのベース端子に差動入力端子が接続され、第3のNPNトランジスタのベース端子に単相入力端子が接続されており、差動入力端子から入力された第1の信号の周波数と単相入力端子から入力された第2の信号の周波数が混合された信号が、第1及び第2のNPNトランジスタのコレクタ端子に接続されている出力端子から出力される。
しかし、この周波数変換器では、第3のNPNトランジスタの大信号特性によって、周波数変換器の飽和特性及び歪特性が決定付けられるため、良好な飽和特性及び歪特性が得られ難い課題があった。
以下の特許文献2では、上記の課題を解決するために、第2の信号の入力部分に能動素子であるトランジスタを用いずに、入力負荷回路として伝送線路を設けている。
WO2001/001564号公報(図1) 特開2010−118930号公報(図1)
従来の周波数変換器は以上のように構成されているので、入力負荷回路には、直流電流を通す一方で、第2の信号の周波数で高インピーダンスとなる回路素子を実装する必要がある。そのため、第2の信号の周波数に対して、線路長が約λ/4(λは波長)となる伝送線路を設ける必要があるが、第2の信号の周波数が低い場合には、その伝送線路の線路長が長くなり、回路規模が大きくなってしまう課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、回路規模の大型化を招くことなく、良好な飽和特性及び歪特性を得ることができる周波数変換器を得ることを目的とする。
この発明に係る周波数変換器は、自己のベース端子から第1の信号が入力される第1のトランジスタと、自己のベース端子から第1の信号と位相が反転している第2の信号が入力され、自己のエミッタ端子が第1のトランジスタのエミッタ端子と接続されている第2のトランジスタと、第1のトランジスタのコレクタ端子と電源間に接続され、第1の出力端子が接続されている第1の出力負荷回路と、第2のトランジスタのコレクタ端子と電源間に接続され、第2の出力端子が接続されている第2の出力負荷回路と、自己のコレクタ端子が第1及び第2のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が接続されている第3のトランジスタとを備え、第3のトランジスタのコレクタ端子に接続されている入力端子から入力された第3の信号の周波数と第1のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が第1の出力端子から出力され、第3の信号の周波数と第2のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が第2の出力端子から出力されるようにしたものである。
この発明によれば、自己のコレクタ端子が第1及び第2のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が接続されている第3のトランジスタを備え、第3のトランジスタのコレクタ端子に接続されている入力端子から入力された第3の信号の周波数と第1のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が第1の出力端子から出力され、第3の信号の周波数と第2のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が第2の出力端子から出力されるように構成したので、回路規模の大型化を招くことなく、良好な飽和特性及び歪特性を得ることができる効果がある。
この発明の実施の形態1による周波数変換器を示す構成図である。 出力負荷回路4a,4bの一例を示す構成図である。 出力負荷回路4a,4bの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による周波数変換器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による周波数変換器を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による周波数変換器を示す構成図である。 この発明の実施の形態5による周波数変換器を示す構成図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による周波数変換器を示す構成図である。
図1において、差動信号入力端子1aは周波数がfL0の第1の信号を入力する端子である。
差動信号入力端子1bは第1の信号と位相が反転している周波数fL0の第2の信号を入力する端子である。
なお、第1の信号と第2の信号は一対の差動信号である。
NPNトランジスタ2aは自己のベース端子が差動信号入力端子1aと接続されている第1のトランジスタである。
NPNトランジスタ2bは自己のベース端子が差動信号入力端子1bと接続され、自己のエミッタ端子がNPNトランジスタ2aのエミッタ端子と接続されている第2のトランジスタである。
なお、NPNトランジスタ2aとNPNトランジスタ2bからトランジスタ対3が構成されている。
出力負荷回路4aはNPNトランジスタ2aのコレクタ端子と電源5間に接続され、信号出力端子6a(第1の出力端子)が接続されている第1の出力負荷回路である。
出力負荷回路4bはNPNトランジスタ2bのコレクタ端子と電源5間に接続され、信号出力端子6b(第2の出力端子)が接続されている第2の出力負荷回路である。
図2及び図3は出力負荷回路4a,4bの一例を示す構成図であり、図2の例では、出力負荷回路4a,4bが抵抗で構成され、図3の例では、出力負荷回路4a,4bがインダクタで構成されている。
NPNトランジスタ7は自己のコレクタ端子がNPNトランジスタ2a,2bのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が抵抗8を介して接続されている第3のトランジスタである。
入力端子9はNPNトランジスタ7のコレクタ端子と接続されており、周波数がfinの第3の信号を入力する端子である。
次に動作について説明する。
差動信号入力端子1aから周波数fL0の第1の信号が入力されて、第1の信号がNPNトランジスタ2aのベース端子に入力される一方、差動信号入力端子1bから周波数fL0の第2の信号が入力されて、第2の信号がNPNトランジスタ2bのベース端子に入力される。
NPNトランジスタ2a,2bのON/OFF状態は、ベース端子に入力される信号レベルで決定されるが、第1の信号と第2の信号は、一対の差動信号であり、互いの位相が反転しているため、NPNトランジスタ2aがON状態であるときはNPNトランジスタ2bがOFF状態になり、NPNトランジスタ2aがOFF状態であるときはNPNトランジスタ2bがON状態になる。
第1及び第2の信号の周波数はfL0であるため、NPNトランジスタ2aとNPNトランジスタ2bは、1/fL0の周期で交互にON状態になる。
NPNトランジスタ2aがON状態であるときは、電源5から出力負荷回路4a、NPNトランジスタ2a及びNPNトランジスタ7を通ってグランドに電流が流れる。
一方、NPNトランジスタ2bがON状態であるときは、電源5から出力負荷回路4b、NPNトランジスタ2b及びNPNトランジスタ7を通ってグランドに電流が流れる。
また、入力端子9から周波数finの第3の信号が入力される。
NPNトランジスタ2aがON状態であるときは、NPNトランジスタ2aを流れる電流の周波数fL0と第3の信号の周波数finとが混合され、周波数Fo(=fL0±fin)の周波数混合信号が、出力負荷回路4aに接続されている信号出力端子6aから出力される。
一方、NPNトランジスタ2bがON状態であるときは、NPNトランジスタ2bを流れる電流の周波数fL0と第3の信号の周波数finとが混合され、周波数Fo(=fL0±fin)の周波数混合信号(信号出力端子6aから出力される周波数混合信号と位相が反転している信号)が、出力負荷回路4bに接続されている信号出力端子6bから出力される。
ここで、入力端子9からトランジスタ対3を見たインピーダンスは、NPNトランジスタ2a,2bの相互コンダクタンスをgmとすると、1/2gmで表される。
一方、入力端子9からNPNトランジスタ7を見たインピーダンスは、NPNトランジスタ7のコレクタ・エミッタ間容量と、コレクタ・エミッタ間抵抗と、抵抗8及びベース・エミッタ間容量との並列インピーダンスで表される。
このとき、第3の信号の周波数finにおいて、入力端子9からNPNトランジスタ7を見たインピーダンスが、入力端子9からトランジスタ対3を見たインピーダンスと比べて高くなるように、NPNトランジスタ7のサイズと抵抗8の抵抗値を選択した場合、必要なバイアス電流をNPNトランジスタ7に流している状態でも、入力端子9から入力された第3の信号の電力の多くが、トランジスタ対3に入力されるため、効率的な周波数変換を行うことができる。
入力端子9から入力された第3の信号が効率的にトランジスタ対3に入力されるようにする方法としては、NPNトランジスタ7を抵抗負荷として用いる方法があるが、抵抗負荷の場合、高い入力電力に対して、流れる電流による電圧降下が大きくなり、十分な変換効率が得られなくなる。
これに対して、この実施の形態1では、抵抗8を介してコレクタ端子とベース端子が接続されているNPNトランジスタ7が、バイアス点付近で電圧源に近い振る舞いをすることから、NPNトランジスタ7に流れる電流が変化しても、電圧降下はほぼ一定である。
そのため、トランジスタ対3に印加される電圧が低下しないため、高い飽和特性と歪特性を得ることができる。
この実施の形態1では、入力負荷回路として、第3の信号の周波数finに対して、線路長が約λ/4(λは波長)となる伝送線路を設けずに、NPNトランジスタ7を設けているので、第3の信号の周波数finが低くなっても、回路規模が大きくなることがない。
なお、抵抗8の抵抗値は、NPNトランジスタ7が電圧源に近い振る舞いをする範囲内で、入力端子9からNPNトランジスタ7を見たインピーダンスを高くするために大きい値である方がよいが、例えば、抵抗8の抵抗値が零(NPNトランジスタ7のベース端子とコレクタ端子を直接接続した場合)であっても、第3の信号の周波数finにおいて、入力端子9からNPNトランジスタ7を見たインピーダンスが、入力端子9からトランジスタ対3を見たインピーダンスより高ければ、同様の効果を期待することができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2による周波数変換器を示す構成図であり、図4において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
NPNトランジスタ2cは自己のベース端子がNPNトランジスタ2bのベース端子と接続され、自己のコレクタ端子がNPNトランジスタ2aのコレクタ端子と接続されている第4のトランジスタである。
NPNトランジスタ2dは自己のベース端子がNPNトランジスタ2aのベース端子と接続され、自己のコレクタ端子がNPNトランジスタ2bのコレクタ端子と接続されている第5のトランジスタである。
この実施の形態2では、NPNトランジスタ2aとNPNトランジスタ2bからトランジスタ対3aが構成されており、NPNトランジスタ2cとNPNトランジスタ2dからトランジスタ対3bが構成されている。
NPNトランジスタ7aは自己のコレクタ端子がNPNトランジスタ2a,2bのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が抵抗8aを介して接続されている第3のトランジスタである。
NPNトランジスタ7bは自己のコレクタ端子がNPNトランジスタ2c,2dのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が抵抗8bを介して接続されている第6のトランジスタである。
入力端子9a(第1の入力端子)はNPNトランジスタ7aのコレクタ端子と接続されており、周波数がfinの第3の信号を入力する端子である。
入力端子9b(第2の入力端子)はNPNトランジスタ7bのコレクタ端子と接続されており、第3の信号と位相が反転している周波数finの第4の信号を入力する端子である。
なお、第3の信号と第4の信号は一対の差動信号である。
次に動作について説明する。
差動信号入力端子1aから周波数fL0の第1の信号が入力されて、第1の信号がNPNトランジスタ2a,2dのベース端子に入力される一方、差動信号入力端子1bから周波数fL0の第2の信号が入力されて、第2の信号がNPNトランジスタ2b,2cのベース端子に入力される。
NPNトランジスタ2a,2bのON/OFF状態は、ベース端子に入力される信号レベルで決定されるが、第1の信号と第2の信号は、一対の差動信号であり、互いの位相が反転しているため、NPNトランジスタ2aがON状態であるときはNPNトランジスタ2bがOFF状態になり、NPNトランジスタ2aがOFF状態であるときはNPNトランジスタ2bがON状態になる。
また、NPNトランジスタ2c,2dのON/OFF状態は、ベース端子に入力される信号レベルで決定されるが、第1の信号と第2の信号は、一対の差動信号であり、互いの位相が反転しているため、NPNトランジスタ2cがON状態であるときはNPNトランジスタ2dがOFF状態になり、NPNトランジスタ2cがOFF状態であるときはNPNトランジスタ2dがON状態になる。
第1及び第2の信号の周波数はfL0であるため、NPNトランジスタ2aとNPNトランジスタ2bは、1/fL0の周期で交互にON状態になる。
また、NPNトランジスタ2cとNPNトランジスタ2dは、1/fL0の周期で交互にON状態になる。
なお、NPNトランジスタ2aとNPNトランジスタ2dのゲート端子には、同じ第1の信号が入力されるため、NPNトランジスタ2aとNPNトランジスタ2dは同時にオン状態になる。
また、NPNトランジスタ2bとNPNトランジスタ2cのゲート端子には、同じ第2の信号が入力されるため、NPNトランジスタ2bとNPNトランジスタ2cは同時にオン状態になる。
NPNトランジスタ2a,2dがON状態であるときは、電源5から出力負荷回路4a、NPNトランジスタ2a及びNPNトランジスタ7aを通ってグランドに電流が流れるとともに、電源5から出力負荷回路4b、NPNトランジスタ2d及びNPNトランジスタ7bを通ってグランドに電流が流れる。
一方、NPNトランジスタ2b,2cがON状態であるときは、電源5から出力負荷回路4b、NPNトランジスタ2b及びNPNトランジスタ7aを通ってグランドに電流が流れるとともに、電源5から出力負荷回路4a、NPNトランジスタ2c及びNPNトランジスタ7bを通ってグランドに電流が流れる。
また、入力端子9aから周波数finの第3の信号が入力され、入力端子9bから周波数finの第4の信号が入力される。
NPNトランジスタ2a,2dがON状態であるときは、NPNトランジスタ2aを流れる電流の周波数fL0と第3の信号の周波数finとが混合され、周波数Fo(=fL0±fin)の周波数混合信号が、出力負荷回路4aに接続されている信号出力端子6aから出力される。
また、NPNトランジスタ2dを流れる電流の周波数fL0と第4の信号の周波数finとが混合され、周波数Fo(=fL0±fin)の周波数混合信号(信号出力端子6aから出力される周波数混合信号と位相が反転している信号)が、出力負荷回路4bに接続されている信号出力端子6bから出力される。
一方、NPNトランジスタ2b,2cがON状態であるときは、NPNトランジスタ2bを流れる電流の周波数fL0と第3の信号の周波数finとが混合され、周波数Fo(=fL0±fin)の周波数混合信号が、出力負荷回路4bに接続されている信号出力端子6bから出力される。
また、NPNトランジスタ2cを流れる電流の周波数fL0と第4の信号の周波数finとが混合され、周波数Fo(=fL0±fin)の周波数混合信号(信号出力端子6bから出力される周波数混合信号と位相が反転している信号)が、出力負荷回路4aに接続されている信号出力端子6aから出力される。
この実施の形態2でも、上記実施の形態1と同様の理由から、回路規模の大型化を招くことなく、良好な飽和特性及び歪特性を得ることができる効果を奏する。
また、この実施の形態2では、入力信号及び出力信号に対してバランス動作となるため、出力信号における第1及び第2の信号の漏洩を抑圧することが可能になる。
なお、この実施の形態2でも、抵抗8a,8bの抵抗値は、NPNトランジスタ7a,7bが電圧源に近い振る舞いをする範囲内で、入力端子9a,9bからNPNトランジスタ7a,7bを見たインピーダンスを高くするために大きい値である方がよいが、例えば、抵抗8a,8bの抵抗値が零(NPNトランジスタ7a,7bのベース端子とコレクタ端子を直接接続した場合)であっても、第3及び第4の信号の周波数finにおいて、入力端子9a,9bからNPNトランジスタ7a,7bを見たインピーダンスが、入力端子9a,9bからトランジスタ対3a,3bを見たインピーダンスより高ければ、同様の効果を期待することができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3による周波数変換器を示す構成図であり、図5において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
出力負荷回路4はNPNトランジスタ2a,2bのコレクタ端子と電源5間に接続され、信号出力端子6(出力端子)が接続されている回路である。
この実施の形態3では、NPNトランジスタ2aのコレクタ端子とNPNトランジスタ2bのコレクタ端子とが接続されている。
次に動作について説明する。
差動信号入力端子1aから周波数fL0の第1の信号が入力されて、第1の信号がNPNトランジスタ2aのベース端子に入力される一方、差動信号入力端子1bから周波数fL0の第2の信号が入力されて、第2の信号がNPNトランジスタ2bのベース端子に入力される。
NPNトランジスタ2a,2bのON/OFF状態は、ベース端子に入力される信号レベルで決定されるが、第1の信号と第2の信号は、一対の差動信号であり、互いの位相が反転しているため、NPNトランジスタ2aがON状態であるときはNPNトランジスタ2bがOFF状態になり、NPNトランジスタ2aがOFF状態であるときはNPNトランジスタ2bがON状態になる。
第1及び第2の信号の周波数はfL0であるため、NPNトランジスタ2aとNPNトランジスタ2bは、1/fL0の周期で交互にON状態になる。
NPNトランジスタ2aがON状態であるときは、電源5から出力負荷回路4、NPNトランジスタ2a及びNPNトランジスタ7を通ってグランドに電流が流れる。
一方、NPNトランジスタ2bがON状態であるときは、電源5から出力負荷回路4、NPNトランジスタ2b及びNPNトランジスタ7を通ってグランドに電流が流れる。
また、入力端子9から周波数finの第3の信号が入力される。
NPNトランジスタ2aがON状態であるときは、NPNトランジスタ2aを流れる電流の周波数fL0と第3の信号の周波数finとが混合され、NPNトランジスタ2bがON状態であるときは、NPNトランジスタ2bを流れる電流の周波数fL0と第3の信号の周波数finとが混合される。
このため、第3の信号の周波数finとNPNトランジスタ2aを流れる電流の周波数fL0とが混合された周波数Foの周波数混合信号が信号出力端子6から出力されるとともに、第3の信号の周波数finとNPNトランジスタ2bを流れる電流の周波数fL0とが混合された周波数Foの周波数混合信号が信号出力端子6から出力されるが、1/fL0の周期でNPNトランジスタ2aとNPNトランジスタ2bが交互にON状態になるので、周波数2fL0と周波数finが混合されていることと等価であり、信号出力端子6から出力される周波数混合信号の周波数Foは、2fL0±finになる。
ここで、入力端子9からトランジスタ対3を見たインピーダンスは、NPNトランジスタ2a,2bの相互コンダクタンスをgmとすると、1/2gmで表される。
一方、入力端子9からNPNトランジスタ7を見たインピーダンスは、NPNトランジスタ7のコレクタ・エミッタ間容量と、コレクタ・エミッタ間抵抗と、抵抗8及びベース・エミッタ間容量との並列インピーダンスで表される。
このとき、第3の信号の周波数finにおいて、入力端子9からNPNトランジスタ7を見たインピーダンスが、入力端子9からトランジスタ対3を見たインピーダンスと比べて高くなるように、NPNトランジスタ7のサイズと抵抗8の抵抗値を選択した場合、必要なバイアス電流をNPNトランジスタ7に流している状態でも、入力端子9から入力された第3の信号の電力の多くが、トランジスタ対3に入力されるため、効率的な周波数変換を行うことができる。
入力端子9から入力された第3の信号が効率的にトランジスタ対3に入力されるようにする方法としては、NPNトランジスタ7を抵抗負荷として用いる方法があるが、抵抗負荷の場合、高い入力電力に対して、流れる電流による電圧降下が大きくなり、十分な変換効率が得られなくなる。
これに対して、この実施の形態2では、上記実施の形態1と同様に、抵抗8を介してコレクタ端子とベース端子が接続されているNPNトランジスタ7が、バイアス点付近で電圧源に近い振る舞いをすることから、NPNトランジスタ7に流れる電流が変化しても、電圧降下はほぼ一定である。
そのため、トランジスタ対3に印加される電圧が低下しないため、高い飽和特性と歪特性を得ることができる。
この実施の形態2では、入力負荷回路として、第3の信号の周波数finに対して、線路長が約λ/4(λは波長)となる伝送線路を設けずに、NPNトランジスタ7を設けているので、第3の信号の周波数finが低くなっても、回路規模が大きくなることがない。
なお、抵抗8の抵抗値は、NPNトランジスタ7が電圧源に近い振る舞いをする範囲内で、入力端子9からNPNトランジスタ7を見たインピーダンスを高くするために大きい値である方がよいが、例えば、抵抗8の抵抗値が零(NPNトランジスタ7のベース端子とコレクタ端子を直接接続した場合)であっても、第3の信号の周波数finにおいて、入力端子9からNPNトランジスタ7を見たインピーダンスが、入力端子9からトランジスタ対3を見たインピーダンスより高ければ、同様の効果を期待することができる。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4による周波数変換器を示す構成図であり、図6において、図4と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
上記実施の形態3では、出力負荷回路4、トランジスタ対3及びNPNトランジスタ7からなる1つの直列回路が設けられている周波数変換器を示したが、図6に示すように、電源5を共通にして、出力負荷回路4a、トランジスタ対3a及びNPNトランジスタ7aからなる直列回路と、出力負荷回路4b、トランジスタ対3b及びNPNトランジスタ7bからなる直列回路とが並べられている周波数変換器であってもよい。
この場合、出力負荷回路4aに接続されている信号出力端子6aから周波数Fo(=2fL0±fin)の周波数混合信号が出力され、出力負荷回路4bに接続されている信号出力端子6bから周波数Fo(=2fL0±fin)の周波数混合信号(信号出力端子6aから出力される周波数混合信号と位相が反転している信号)が出力される。
これにより、上記実施の形態3と同様の効果が得られる他に、入力信号及び出力信号に対してバランス動作となるため、出力信号における第1及び第2の信号の2逓倍波の漏洩を抑圧することが可能になる。
なお、この実施の形態4でも、抵抗8a,8bの抵抗値は、NPNトランジスタ7a,7bが電圧源に近い振る舞いをする範囲内で、入力端子9a,9bからNPNトランジスタ7a,7bを見たインピーダンスを高くするために大きい値である方がよいが、例えば、抵抗8a,8bの抵抗値が零(NPNトランジスタ7a,7bのベース端子とコレクタ端子を直接接続した場合)であっても、第3及び第4の信号の周波数finにおいて、入力端子9a,9bからNPNトランジスタ7a,7bを見たインピーダンスが、入力端子9a,9bからトランジスタ対3a,3bを見たインピーダンスより高ければ、同様の効果を期待することができる。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5による周波数変換器を示す構成図であり、図7において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
ベース接地NPNトランジスタ11は自己のコレクタ端子がNPNトランジスタ2a,2bのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がNPNトランジスタ7のコレクタ端子と接続されている。
ベース電圧入力端子12はベース接地NPNトランジスタ11のベース端子に印加する電圧を入力する端子である。
容量13はベース接地NPNトランジスタ11のベース端子とグランドの間に接続されている。
この実施の形態5では、ベース接地NPNトランジスタ11が、図1の周波数変換器に適用される例を説明するが、ベース接地NPNトランジスタ11が、図5の周波数変換器に適用されるものであってもよい。
また、ベース接地NPNトランジスタ11が、図4及び図6の周波数変換器に適用されるものであってもよい。この場合、トランジスタ対3aとNPNトランジスタ7aの間にベース接地NPNトランジスタ11(第1のベース接地トランジスタ)が接続されるとともに、トランジスタ対3bとNPNトランジスタ7bの間にベース接地NPNトランジスタ11(第2のベース接地トランジスタ)が接続される。
次に動作について説明する。
ただし、ベース接地NPNトランジスタ11が設けられている点以外は、上記実施の形態1〜4と同様であるため、ここでは、ベース接地NPNトランジスタ11に関する内容だけを説明する。
ベース接地NPNトランジスタ11が設けられている場合、入力端子9から見た周波数変換器のインピーダンスは、NPNトランジスタ7とベース接地NPNトランジスタ11によって決定される。
ベース接地NPNトランジスタ11のエミッタ端子から見たインピーダンスは、相互コンダクタンスgmを用いると、1/gmで表される。
このとき、第3の信号の周波数finにおいて、ベース接地NPNトランジスタ11のコレクタ端子から見たNPNトランジスタ7のインピーダンスが、ベース接地NPNトランジスタ11のインピーダンスより高インピーダンスであることから、入力端子9から入力された第3の信号の電力の多くがベース接地NPNトランジスタ11に入力される。
他方、第1及び第2の信号によって、オン/オフ状態が変化するNPNトランジスタ2a,2bのエミッタ端子から見たインピーダンスは、ベース接地NPNトランジスタ11のコレクタ端から見たインピーダンスより高インピーダンスであるため、入力端子9のインピーダンスに依らずに大きい振幅を得ることができ、効率的な周波数変換を行うことができる。
この場合にも、NPNトランジスタ7は、電流変化に対してもほぼ一定の電圧降下を示すため、高い飽和特性及び歪特性を得ることができる。また、入力負荷回路として、第3の信号の周波数finに対して、線路長が約λ/4(λは波長)となる伝送線路を設けずに、NPNトランジスタ7を設けているので、第3の信号の周波数finが低くなっても、回路規模が大きくなることがない。
実施の形態6.
上記実施の形態1〜5では、周波数変換器を構成している全てのトランジスタがNPNトランジスタであるものを示したが、周波数変換器を構成している全てのトランジスタがNMOSトランジスタ(電界効果トランジスタ)であってもよい。
周波数変換器を構成している全てのトランジスタをNMOSトランジスタとする場合、上記実施の形態1〜5における全てのNPNトランジスタのベース端子をNMOSトランジスタのゲート端子に置き換え、全てのNPNトランジスタのエミッタ端子をNMOSトランジスタのソース端子に置き換え、全てのNPNトランジスタのコレクタ端子をNMOSトランジスタのドレイン端子に置き換えるようにすればよい。
実施の形態7.
上記実施の形態1〜5では、周波数変換器を構成している全てのトランジスタがNPNトランジスタであるものを示したが、周波数変換器を構成している全てのトランジスタがPNPトランジスタ(バイポーラトランジスタ)であってもよい。
周波数変換器を構成している全てのトランジスタをPNPトランジスタとする場合、上記実施の形態1〜5における全てのNPNトランジスタのエミッタ端子をPNPトランジスタのコレクタ端子に置き換え、全てのNPNトランジスタのコレクタ端子をPNPトランジスタのエミッタ端子に置き換えるようにすればよい。
実施の形態8.
上記実施の形態1〜5では、周波数変換器を構成している全てのトランジスタがNPNトランジスタであるものを示したが、周波数変換器を構成している全てのトランジスタがPMOSトランジスタ(電界効果トランジスタ)であってもよい。
周波数変換器を構成している全てのトランジスタをPMOSトランジスタとする場合、上記実施の形態1〜5における全てのNPNトランジスタのベース端子をPMOSトランジスタのゲート端子に置き換え、全てのNPNトランジスタのエミッタ端子をPMOSトランジスタのドレイン端子に置き換え、全てのNPNトランジスタのコレクタ端子をPMOSトランジスタのソース端子に置き換えるようにすればよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1a 差動信号入力端子、1b 差動信号入力端子、2a NPNトランジスタ(第1のトランジスタ)、2b NPNトランジスタ(第2のトランジスタ)、2c NPNトランジスタ(第4のトランジスタ)、2d NPNトランジスタ(第5のトランジスタ)、3,3a,3b トランジスタ対、4 出力負荷回路、4a 出力負荷回路(第1の出力負荷回路)、4b 出力負荷回路(第2の出力負荷回路)、5 電源、6 信号出力端子(出力端子)、6a 信号出力端子(第1の出力端子)、6b 信号出力端子(第2の出力端子)、7 NPNトランジスタ(第3のトランジスタ)、7a NPNトランジスタ(第3のトランジスタ)、7b NPNトランジスタ(第6のトランジスタ)、8,8a,8b 抵抗、9 入力端子、9a 入力端子(第1の入力端子)、9b 入力端子(第2の入力端子)、11 ベース接地NPNトランジスタ(ベース接地トランジスタ)、12 ベース電圧入力端子、13 容量。

Claims (12)

  1. 自己のベース端子から第1の信号が入力される第1のトランジスタと、
    自己のベース端子から前記第1の信号と位相が反転している第2の信号が入力され、自己のエミッタ端子が前記第1のトランジスタのエミッタ端子と接続されている第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのコレクタ端子と電源間に接続され、第1の出力端子が接続されている第1の出力負荷回路と、
    前記第2のトランジスタのコレクタ端子と前記電源間に接続され、第2の出力端子が接続されている第2の出力負荷回路と、
    自己のコレクタ端子が前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が接続されている第3のトランジスタとを備え、
    前記第3のトランジスタのコレクタ端子に接続されている入力端子から入力された第3の信号の周波数と前記第1のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が前記第1の出力端子から出力され、前記第3の信号の周波数と前記第2のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が前記第2の出力端子から出力されることを特徴とする周波数変換器。
  2. 自己のベース端子が前記第2のトランジスタのベース端子と接続され、自己のコレクタ端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子と接続されている第4のトランジスタと、
    自己のベース端子が前記第1のトランジスタのベース端子と接続され、自己のコレクタ端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子と接続され、自己のエミッタ端子が前記第4のトランジスタのエミッタ端子と接続されている第5のトランジスタと、
    自己のコレクタ端子が前記第4及び第5のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が接続されている第6のトランジスタとを備え、
    前記第3のトランジスタのコレクタ端子に接続されている第1の入力端子から第3の信号が入力され、前記第6のトランジスタのコレクタ端子に接続されている第2の入力端子から前記第3の信号と位相が反転している第4の信号が入力され、前記第3の信号の周波数と前記第1のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号及び前記第4の信号の周波数と前記第4のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が前記第1の出力端子から出力され、前記第3の信号の周波数と前記第2のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号及び前記第4の信号の周波数と前記第5のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が前記第2の出力端子から出力されることを特徴とする請求項1記載の周波数変換器。
  3. 自己のベース端子から第1の信号が入力される第1のトランジスタと、
    自己のベース端子から前記第1の信号と位相が反転している第2の信号が入力され、自己のエミッタ端子が前記第1のトランジスタのエミッタ端子と接続されている第2のトランジスタと、
    前記第1及び第2のトランジスタのコレクタ端子と電源間に接続され、出力端子が接続されている出力負荷回路と、
    自己のコレクタ端子が前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が接続されている第3のトランジスタとを備え、
    前記第3のトランジスタのコレクタ端子に接続されている入力端子から入力された第3の信号の周波数と前記第1のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号及び前記第3の信号の周波数と前記第2のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が前記出力端子から出力されることを特徴とする周波数変換器。
  4. 前記出力負荷回路が第1の出力負荷回路で、前記第1の出力負荷回路に接続されている出力端子が第1の出力端子であり、
    一端が前記電源と接続され、第2の出力端子が接続されている第2の出力負荷回路と、
    自己のベース端子が前記第2のトランジスタのベース端子と接続され、自己のコレクタ端子が前記第2の出力負荷回路の他端と接続されている第4のトランジスタと、
    自己のベース端子が前記第1のトランジスタのベース端子と接続され、自己のコレクタ端子が前記第4のトランジスタのコレクタ端子と接続され、自己のエミッタ端子が前記第4のトランジスタのエミッタ端子と接続されている第5のトランジスタと、
    自己のコレクタ端子が前記第4及び第5のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子がグランドと接続され、自己のコレクタ端子と自己のベース端子が接続されている第6のトランジスタとを備え、
    前記第3のトランジスタのコレクタ端子に接続されている第1の入力端子から第3の信号が入力され、前記第6のトランジスタのコレクタ端子に接続されている第2の入力端子から前記第3の信号と位相が反転している第4の信号が入力され、前記第3の信号の周波数と前記第1のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号及び前記第3の信号の周波数と前記第2のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が前記第1の出力端子から出力され、前記第4の信号の周波数と前記第4のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号及び前記第4の信号の周波数と前記第5のトランジスタを流れる信号の周波数とが混合された信号が前記第2の出力端子から出力されることを特徴とする請求項3記載の周波数変換器。
  5. 自己のコレクタ端子が前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子が前記第3のトランジスタのコレクタ端子と接続されているベース接地トランジスタを備えたことを特徴とする請求項1または請求項3記載の周波数変換器。
  6. 自己のコレクタ端子が前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子が前記第3のトランジスタのコレクタ端子と接続されている第1のベース接地トランジスタと、
    自己のコレクタ端子が前記第4及び第5のトランジスタのエミッタ端子と接続され、自己のエミッタ端子が前記第6のトランジスタのコレクタ端子と接続されている第2のベース接地トランジスタとを備えたことを特徴とする請求項2または請求項4記載の周波数変換器。
  7. 前記第3のトランジスタのコレクタ端子とベース端子の間に抵抗が接続されていることを特徴とする請求項1または請求項3記載の周波数変換器。
  8. 前記第3及び第6のトランジスタのコレクタ端子とベース端子の間に抵抗が接続されていることを特徴とする請求項2または請求項4記載の周波数変換器。
  9. 周波数変換器を構成している全てのトランジスタがNPNトランジスタであることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の周波数変換器。
  10. 周波数変換器を構成している全てのトランジスタがNMOSトランジスタであり、全てのトランジスタのベース端子が前記NMOSトランジスタのゲート端子、全てのトランジスタのエミッタ端子が前記NMOSトランジスタのソース端子、全てのトランジスタのコレクタ端子が前記NMOSトランジスタのドレイン端子に置き換えられていることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の周波数変換器。
  11. 周波数変換器を構成している全てのトランジスタがPNPトランジスタであり、全てのトランジスタのエミッタ端子が前記PNPトランジスタのコレクタ端子、全てのトランジスタのコレクタ端子が前記PNPトランジスタのエミッタ端子に置き換えられていることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の周波数変換器。
  12. 周波数変換器を構成している全てのトランジスタがPMOSトランジスタであり、全てのトランジスタのベース端子が前記PMOSトランジスタのゲート端子、全てのトランジスタのエミッタ端子が前記PMOSトランジスタのドレイン端子、全てのトランジスタのコレクタ端子が前記PMOSトランジスタのソース端子に置き換えられていることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の周波数変換器。
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