JPH10209106A - 半導体基板の洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents

半導体基板の洗浄方法および洗浄装置

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JPH10209106A
JPH10209106A JP9007893A JP789397A JPH10209106A JP H10209106 A JPH10209106 A JP H10209106A JP 9007893 A JP9007893 A JP 9007893A JP 789397 A JP789397 A JP 789397A JP H10209106 A JPH10209106 A JP H10209106A
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cleaning
chemical
substrate
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Hiroshi Tomita
寛 冨田
Hisashi Muraoka
久志 村岡
Ryuji Takeda
隆二 竹田
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Coorstek KK
Toshiba Corp
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PIYUARETSUKUSU KK
Toshiba Corp
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シリコン基板内の金属不純物を十分に除去する
こと。 【解決手段】ビーカ3内のシリコン基板2および薬液と
しての硫酸液をヒータ5により加熱することにより、シ
リコン基板2内の金属不純物を除去する。このとき、シ
リコン基板2の表面と硫酸液との接触領域の温度が、硫
酸の沸点未満においてなるべく高くなるように、ヒータ
5により温度調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の洗浄
方法および洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シリコン基板表面の金属不純
物の除去方法として、RCA法に代表される湿式洗浄が
広く用いられている。この方法は、あくまでも基板表面
の洗浄方法であり、シリコン基板中の金属不純物除去に
は適用できない。
【0003】一方、シリコン基板中の金属不純物の素子
活性層からの除去に関しては、従来より、イントリンジ
ックゲッタリング(IG)や、エクストリングジックゲ
ッタリング(EG)と呼ばれる手法が用いられている。
IGやEGは、シリコン基板のうち素子活性層となる部
分に混入した金属不純物をその外部(例えば、表面やバ
ルク中心)に除去する技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のゲッタリングには以下のような問題があった。すなわ
ち、ゲッタリングにより、素子活性層から一旦は金属不
純物を除去できても、基板内から金属不純物は完全には
除去されていないため、ゲッタリング後の別の工程時に
ゲッタリング層から再放出が起こり、素子活性層に再度
混入してしまう問題がある。
【0005】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、半導体基板内の不純物
を効果的に除去できる半導体基板の洗浄方法および洗浄
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
[構成]上記目的を達成するために、本発明に係る半導
体基板の洗浄方法(請求項1)は、半導体基板の表面と
洗浄用の薬品との接触領域の温度を、前記薬品の沸点未
満の高温に保持して、前記半導体基板を前記薬品により
洗浄することを有することを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
方法(請求項2)は、上記半導体基板の洗浄方法(請求
項1)において、前記薬品の状態が液体であり、この液
体状態の薬品に前記半導体基板を浸すことによって、該
半導体基板の表面および内部の不純物を除去する洗浄を
行なうことを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
方法(請求項3)は、上記半導体基板の洗浄方法(請求
項1)において、前記薬品の状態が気体であり、この気
体状態の薬品に前記半導体基板を晒すことによって、該
半導体基板の表面および内部の不純物を除去する洗浄を
行なうことを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
方法(請求項4)は、上記半導体基板の洗浄方法(請求
項1)において、前記半導体基板がシリコン基板、前記
薬品が硫酸もしくは燐酸、または硫酸もしくは燐酸に
0.1%重量濃度未満の弗素を添加したものであること
を特徴とする。
【0010】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
方法(請求項5)は、上記半導体基板の洗浄方法(請求
項4)において、前記接触領域の温度が、前記薬品の沸
点未満において、200℃以上の高温であることを特徴
とする。
【0011】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
方法(請求項6)は、上記半導体基板の洗浄方法(請求
項1)において、前記半導体基板が、その内部にイント
リジックゲッタリング層が形成されているものであるこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
方法(請求項7)は、上記半導体基板の洗浄方法(請求
項6)において、前記イントリジックゲッタリング層の
温度が、前記接触領域の温度以上であることを特徴とす
る。
【0013】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
方法(請求項8)は、上記半導体基板の洗浄方法(請求
項6)において、前記半導体基板のうち前記イントリジ
ックゲッタリング層を第1の基板、前記半導体基板のう
ち前記接触領域の基板表面から前記第1の基板までの部
分を第2の基板、前記第1の基板の深さ方向の温度を第
1の温度、前記第2の基板の深さ方向の温度を第2の温
度とした場合に、前記第1の温度と前記第2の温度が一
定かつ同温度、または前記第1の温度が一定、前記第2
の温度が前記第1の基板と前記第2の基板との界面から
離れるに従って降温、かつ前記界面において前記第1の
温度と前記第2の温度が同温度、または前記第1の温度
が前記界面から離れる従って上昇し、前記第2の基板温
度は一定、かつ前記界面において前記第1の温度と前記
第2の温度が同温度、または前記第1の温度が前記界面
から離れる従って上昇し、前記第2の温度が前記界面か
ら離れる従って降温し、かつ前記界面において前記第1
の温度と前記第2の温度は同温度であることを特徴とす
る。
【0014】また、本発明に係る半導体基板の洗浄装置
(請求項9)は、薬品により半導体基板を洗浄するとこ
ろの高耐熱性の容器と、前記容器内の半導体基板を前記
薬品の沸点未満の高温に加熱し、かつ該高温に前記半導
体基板の温度を維持する加熱手段と、前記半導体基板の
洗浄中、洗浄後、または洗浄中および洗浄後の前記薬品
を回収する回収手段と、この回収手段で回収された前記
薬品から、前記半導体基板内に含まれていた金属不純物
を除去する薬品精製手段とを備えていることを特徴とす
る。
【0015】また、本発明に係る半導体基板の洗浄装置
(請求項10)は、薬品により半導体基板を洗浄すると
ころの高耐熱性の容器と、この容器内に設けられ、1枚
の半導体基板を保持するとともに、前記半導体基板を前
記薬品の沸点未満の高温に加熱し、かつ該高温に前記半
導体基板の温度を維持する基板保持・加熱手段と、前記
容器内の前記半導体基板に、気体状態の薬品を供給する
気体薬品供給手段と、液化した前記薬品を回収する回収
手段と、この回収手段で回収された前記薬品から、前記
半導体基板内に含まれていた金属不純物を除去する薬品
精製手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る半導体基板の洗浄装置
(請求項11)は、薬品により半導体基板を洗浄すると
ころの高耐熱性の容器と、前記容器内の半導体基板を前
記薬品の沸点未満の高温に加熱し、かつ該高温に前記半
導体基板の温度を維持する、前記容器の外部に設けられ
た赤外線加熱手段と、前記半導体基板の洗浄中、洗浄
後、または洗浄中および洗浄後の前記薬品を回収する回
収手段と、この回収手段で回収された前記薬品から、前
記半導体基板内に含まれていた金属不純物を除去する薬
品精製手段とを備えていることを特徴とする。
【0017】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
装置(請求項12)は、上記半導体基板の洗浄装置(請
求項9,10,11)において、前記高耐熱性の容器
が、石英製のものであることを特徴とする。
【0018】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
装置(請求項13)は、上記半導体基板の洗浄装置(請
求項9,10,11)において、前記薬品精製手段が、
イオン交換樹脂を用いたものであることを特徴とする。
【0019】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
装置(請求項14)は、上記半導体基板の洗浄装置(請
求項11)において、前記薬品精製手段が、酸化剤によ
り前記金属不純物の酸化物を生成し、これを蒸留精製す
るものであることを特徴とする。
【0020】また、本発明に係る他の半導体基板の洗浄
装置(請求項15)は、上記半導体基板の洗浄装置(請
求項14)において、酸化剤が、オゾンガスであること
を特徴とする。
【0021】[作用]本発明(請求項1)の特徴は、半
導体基板の表面と薬品との接触領域を高温にすることに
より、薬品により、基板表面の不純物のみならず、基板
内部の不純物も除去することにある。
【0022】これまでは、基板内部の不純物は薬品では
除去できないと考えられ、このような方法は行なわれて
いなかった。しかし、本発明者の研究によれば、高温状
態下においては、基板内部の不純物を効果的に除去でき
ることが分かった。
【0023】本発明(請求項2)に適した液体状体の薬
品(薬液)として、例えば、シリコン基板の洗浄の場合
であれば、硫酸(沸点310℃)や燐酸(沸点213
℃)等の高沸点(200℃以上)のものがあげられる。
【0024】また、本発明をイントリジックゲッタリン
グ層(IG層)を有する半導体基板に適用することによ
り、以下に説明するように、IG層の欠点を補うことが
できる。
【0025】従来、チョクラルスキ方法にて引き上げら
れたCZ−シリコン基板中のCu、Ni等に代表される
重金属は、IG層に捕獲するようにしていた。しかし、
基板温度が上がると、IG層から再放出され、重金属は
可動状態になる。
【0026】IG層からの金属不純物の再放出量は、そ
の金属不純物のシリコン基板中での固溶源濃度と深く関
係しており、温度を上げることによって、固溶限界濃度
が増するため、再放出量も増す。
【0027】一旦、基板中に金属不純物が再固溶する
と、基板内で金属不純物の濃度勾配が無くなるように拡
散する。基板表面に到達した金属不純物は、薬液と反応
することによって基板表面から除去され、薬液中に溶解
し、基板から除去される。
【0028】基板表面の金属不純物が除去され、基板表
面部における金属不純物濃度が低下すると、基板内部
(バルク)から基板表面部への金属不純物の拡散が起こ
るが、この拡散した金属不純物も、薬液中に溶解し、基
板から除去される。
【0029】したがって、本発明によれば、IG層から
再放出されたバルク内の金属不純物を効果的に除去で
き、IG層の欠点を補うことができる。このように本発
明では、高沸点の薬液を用いて半導体基板を洗浄すると
いう、湿式洗浄に用いている。使用する薬液の温度は、
その薬液の沸点未満において、できるだけ高温であるこ
とが好ましい。
【0030】その理由は、高温にすることによって、I
G層から再固溶する金属不純物量を増やすことができる
からである。さらに、一旦再固溶した金属不純物の基板
表面部への熱拡散を起こり易い状態にすることができる
からである。
【0031】また、本発明(請求項3)では、薬品を蒸
気で半導体基板上に供給し、かつ半導体基板の表面と洗
浄用の薬品との接触領域の温度を、薬品の沸点未満に保
持しているので、蒸気で供給された薬品(高純度の薬
品)は半導体基板上で凝集・液化する。したがって、薬
液を用いた場合と同様な効果が得られる。この場合、薬
品が蒸気で供給されるので、高純度の薬液が得られる。
したがって、その効果はより高いものとなる。
【0032】また、本発明(請求項11)では、赤外線
加熱手段により、半導体基板を赤外線加熱によって加熱
(IR加熱)しながら、上記洗浄薬液処理を行なうこと
ができる。IR加熱により半導体基板を加熱した場合、
基板内部の温度は、基板表層部の温度より高くなる。
【0033】このため、IG層を有する半導体基板を洗
浄する場合には、IG層から放出される金属不純物の量
を増やすことができ、基板内部の金属不純物を効果的に
除去することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係るシリコン基板のバッチ式洗浄装置を示す模式図であ
る。本実施形態では、Cuにより汚染されたシリコン基
板を液体状態の硫酸(硫酸液)を用いて洗浄する場合に
ついて説明する。
【0035】図中、1はシリコン基板2を洗浄するとこ
ろの処理槽を示している。この処理槽1は、大きく分け
て、石英製のビーカ3と石英製のキャリア4とから構成
されている。
【0036】ビーカ3内には洗浄薬品としての硫酸液が
収容されている。キャリア4は洗浄時にはビーカ3内に
浸すことができるようになっており、さらに、キャリア
4は複数のシリコン基板2をセットできるようになって
おり、これにより一度に複数のシリコン基板2の洗浄が
可能となっている。
【0037】ビーカ3の下部にはヒータ5が設けられて
おり、このヒータ5により、ビーカ3内の硫酸液の温度
を所定の高温(ここでは300℃)に設定できるように
なっている。
【0038】ここで、ビーカ3、キャリア4はともに石
英製なので、300℃の温度にも耐え得る。すなわち、
本実施形態の洗浄装置は、高温の硫酸液を用いてシリコ
ン基板2を洗浄できるようになっている。
【0039】さらに、本実施形態の洗浄装置は、硫酸の
回収・精製機能を有した循環型の洗浄装置となってい
る。すなわち、ヒータ5の加熱により発生した硫酸蒸気
および使用済みの硫酸は、一旦、回収槽6に捕集され、
冷却される。
【0040】回収槽6内の金属不純物が溶解した硫酸液
は、精製装置7を通して純化される。その結果、金属不
純物は除去され、精製された硫酸液はビーカ3に供給さ
れ、再び洗浄薬液として用いられる。なお、図中、81
〜86 はバルブを示しており、これらのバルブ81 〜8
6 は洗浄中は開いている。
【0041】ここで、精製装置7としては、例えば、イ
オン交換樹脂を主体にしたものや、オゾンガス等の酸化
剤を供給して溶解した金属イオンを金属酸化物に変えて
フィルターリングするものがある。
【0042】オゾンガスを硫酸液中に供給して金属酸化
物にして除去するタイプのものについて、その効果を以
下に具体的に示す。0.1ppmのCuが溶解した硫酸
液中にオゾンガス(硫酸中:約10ppm)をバブリン
グして導入した。約10分保持した後、硫酸液を蒸留精
製した。その結果、精製後の硫酸液中のCu濃度は約1
ppbレベル(数%)まで精製されているのを確認し
た。同時に蒸留精製器の残砂としてCuOの粉末を確認
した。
【0043】一方、オゾンガスを導入せずに蒸留精製を
行なった場合には、精製効果は殆ど見られず、精製後の
硫酸液中にもCuが混入したままであった。次にこのよ
うに構成された洗浄装置を用いたシリコン基板2の洗浄
方法について具体的に説明する。
【0044】まず、キャリア4にシリコン基板2をセッ
トして、硫酸液が収容されたビーカ3内に浸す。次にヒ
ータ5を用いて硫酸液、シリコン基板2を加熱すること
により、シリコン基板2を洗浄する。
【0045】このとき、ヒータ5を調整して、シリコン
基板2と硫酸液との接触領域の温度が、硫酸の沸点(3
10℃)を越えない範囲で、なるべく高い温度で加熱す
ることが好ましい。すなわち、基板表面に接している硫
酸液が、液体状態を保つ範囲で、なるべく高温になるよ
うにヒータ5を調整する。ここでは、硫酸液の温度が3
00℃となるように加熱する。
【0046】このような洗浄方法を評価したところ、以
下のような効果を得た。すなわち、キャリヤ4に、シリ
コン基板2として、Cuが1×1013cm-5汚染されて
いるCZ−Siウエハをセットし、300℃/10分の
硫酸液による洗浄を行なった後、上記CZ−Siウエハ
ーを取り出し、残留Cu濃度を測定したところ、1×1
12cm-3以下、つまり、除去率は90%以上であるこ
とを確認した。
【0047】さらに、確認のために硫酸液中のCu濃度
を測定したところ、洗浄前では約5ppbであったのも
が、洗浄後では約1ppmまで増加しており、硫酸液中
にシリコン基板中からCuが溶け出しているのを確認し
た。
【0048】なお、本実施形態では、バルブ81 〜86
を開いた状態で、シリコン基板2の洗浄を行なったが、
バルブ81 〜86 を閉じた状態で洗浄を行なえば、チャ
ンバー内圧を高めた状態で処理を行うことができる。
【0049】このようにビーカー3を密閉した状態で洗
浄を行なう場合、常圧雰囲気下の洗浄方法に比べて、硫
酸液の沸点を高めることができ、より高い温度で洗浄を
行なうことができる。
【0050】このため、IG層を有するシリコン基板2
を洗浄する場合には、IG層に捕獲されている金属不純
物の再放出量を増やすことができる。これにより、基板
内部から基板表面部へ金属不純物をさらに容易に拡散さ
せることができ、基板内部の金属不純物をより効果的に
除去することが可能となる。
【0051】本実施形態では、洗浄中に薬品を回収して
精製する構成の洗浄装置について説明したが、洗浄後に
一括して精製する構成、または洗浄中および洗浄後の両
方で精製できる構成にしてよい(他の実施形態の洗浄装
置についても同様)。
【0052】本発明で用いる薬品としては、シリコン基
板の洗浄の場合であれば、沸点が200℃以上のもの、
好ましくは沸点が300℃以上のものがよい。その理由
は後述する。
【0053】本発明においては、例えば、硫酸、燐酸、
これらにフッ酸を添加した薬液などを用いることができ
る。フッ酸を添加する理由は、洗浄処理中に薬液中に混
入した水、酸素等によって形成されるシリコン基板上の
自然酸化膜を除去するためである。薬液中に添加するフ
ッ酸の濃度は、例えば、0.1%程度以下である。
【0054】上記薬品を用いた場合の最高洗浄温度は、
以下の通りである。すなわち、硫酸およびフッ酸添加硫
酸は290℃−450℃、燐酸およびフッ酸添加燐酸は
213℃である。
【0055】図2は、シリコン基板内のIG層によるC
uのゲッタリング効果と基板温度との関係を示す特性図
である。図から分かるように、200℃以上からIG層
によるゲッタリング効果が低下しはじめ、400℃では
殆どIG層にCuが捕獲されていない。つまり、洗浄温
度が高いほどCuはIG層から再放出され、シリコン基
板中を自由に拡散することができる。
【0056】したがって、沸点が200℃以上の薬品を
用いれば、200℃以上の洗浄処理を行なえ、IG層か
らのCu等の金属不純物の再放出を活発にさせることが
できる。これにより、シリコン基板中の金属不純物を効
果的に除去することができるようになる。
【0057】なお、基本的には、洗浄温度が高いほど、
金属不純物を効果的に除去することができるが、Cuの
場合、図から分かるように、500℃以上で除去効果は
一定となる。
【0058】図3は、洗浄効果(Cu残存率)と洗浄温
度との関係を示す特性図である。試料としては、初期C
u濃度が1×1014atoms/cm3 のシリコン基板
を用いた。また、薬品としては、硫酸/過酸化水素液を
用いた。
【0059】図から、洗浄温度が100〜150℃の洗
浄(従来)の場合、Cu残存率は30%以上であること
が分かる。一方、洗浄温度が200℃以上の洗浄(本発
明)の場合、Cu残存率は従来の半分以下(15%以
下)となり、特に洗浄温度が300℃の場合、Cu残存
率は5%未満、つまり、従来よりも1桁以上高い洗浄効
果が得られることが分かる。このように高い温度状態下
における薬液によるシリコン基板の洗浄方法は、従来方
法からは推測できないほどの高い洗浄効果を有するもの
である。
【0060】なお、本実施形態では、バッチ式洗浄装置
について説明したが、洗浄装置としての特徴部分は枚葉
式洗浄装置にも適用できる。また、シリコン基板として
IG層を有するものを用いた場合には、以下のように基
板温度を設定するとよい。
【0061】ここで、シリコン基板のうちIG層を第1
の基板、シリコン基板のうち、該シリコン基板の表面と
薬液とが接触する領域(接触領域)の基板表面から第1
の基板までの部分を第2の基板、第1の基板の深さ方向
の温度を第1の温度、第2の基板の深さ方向の温度を第
2の温度とする。
【0062】この場合において、第1の温度と第2の温
度は一定かつ同温度(第1の温度プロファイル)、また
は第1の温度は一定、第2の温度は第1の基板と第2の
基板との界面から離れる従って降温、かつ上記界面にお
いて第1の温度と第2の温度は同温度(第2の温度プロ
ファイル)、または第1の温度は上記界面から離れる従
って上昇、第2の基板温度は一定、かつ界面において第
1の温度と第2の温度は同温度(第3の温度プロファイ
ル)、または第1の温度は界面から離れる従って上昇、
第2の温度は界面から離れる従って降温(第4の温度プ
ロファイル)するように、基板温度を設定するとよい。
すなわち、IG層の温度は、接触領域の温度以上である
ことが好ましい。 (第2の実施形態)図4は、本発明の第2の実施形態に
係るシリコン基板の枚葉式洗浄装置を示す模式図であ
る。
【0063】この洗浄装置が、第1の実施形態のそれと
異なる点は、気体状態の薬品を処理チャンバ内に導入し
て、シリコン基板に供給することにある。ただし、シリ
コン基板の温度は薬品の沸点未満に設定され、シリコン
基板の表面では薬品は液体状態となる。したがって、第
1の実施形態と同様な効果が得られる。この効果は、後
述するように、より高いものとなる。
【0064】図中、11はシリコン基板12を洗浄する
ところの保温機能付き処理槽を示している。この処理槽
11は、大きく分けて、処理チャンバ13とヒーター内
臓型の石英製のホルダ14とから構成されている。
【0065】ホルダ14は1枚のシリコン基板12をセ
ットでき、このセットされたシリコン基板12はホルダ
14に内臓されたヒータにより、硫酸等の薬品の沸点未
満の温度に設定される。
【0066】セットされたシリコン基板12には、蒸気
発生装置15により発生された気体状態の薬品が供給さ
れるようになっている。シリコン基板12に供給された
気体状態の薬品は、シリコン基板12の表面に吸着凝集
することで薬液となり、シリコン基板12の下部から滴
となって回収槽16に捕集される。
【0067】この捕集された薬液は、例えば、イオン交
換樹脂タイプや、酸化剤タイプの精製装置17を通して
純化される。その結果、捕集された薬液中の金属不純物
は除去され、精製された硫酸液は蒸気発生装置17に供
給され、再び洗浄用の薬品として用いられる。なお、図
中、18はバルブを示しており、通常、洗浄時は開いて
いる。
【0068】本実施形態の場合、気体状態の薬品がシリ
コン基板12に供給されるため、液体状態の薬品を供給
する場合に比べて、シリコン基板12の表面における薬
品の純度はより高くなる。したがって、高純度の薬品が
シリコン基板12の表面に与えられるので、洗浄効果は
より高くなる。
【0069】シリコン基板12の温度(基板温度)を薬
品の沸点未満にする理由は、薬液の吸着・凝集を起こら
せるためである。シリコン基板12がIG層を有するも
のである場合、基板温度が低くなるにつれて、IG層か
ら放出される金属不純物の量が低下する。基板内部から
基板表面部に拡散する金属不純物の拡散も、基板温度に
よって律速される。したがって、金属不純物を十分に除
去するには、基板温度は、薬液の沸点未満においてでき
るだけ高いことが望ましい。
【0070】本実施形態では、枚葉式洗浄装置について
説明したが、洗浄装置としての特徴部分はバッチ式洗浄
装置にも適用できる。 (第3の実施形態)図5は、本発明の第3の実施形態に
係るシリコン基板の枚葉式洗浄装置を示す模式図であ
る。
【0071】この洗浄装置の特徴は、薬液が満たされた
石英製のビーカ21中に石英製のホルダ22によって保
持されたシリコン基板23を、外部の赤外線ヒータ24
によって加熱することにある。
【0072】すなわち、本実施形態では、シリコン基板
23を赤外線によって選択的に加熱し、一方、薬液をシ
リコン基板23からの熱伝導によって加熱する。本実施
形態によれば、薬液自体は赤外線によって直接加熱され
ないため、シリコン基板23はその内部(バルク)の方
が温度が表面よりも高くなり、表面に近づくほど温度が
低下する。
【0073】このように本実施形態によれば、シリコン
基板23の内部の温度を表面のそれよりも高くできる。
このため、IG層を有するシリコン基板23を洗浄する
場合には、IG層に捕獲されたCu、Ni等の重金属の
金属不純物が再放出され易くなる。したがって、基板内
部の金属不純物を効果的に除去できるようになる。
【0074】シリコン基板23の表面の温度が薬液の沸
点以上になると、シリコン基板23の表面上で薬液の蒸
気が発生し、洗浄効果が低下するので、シリコン基板2
3の表面の温度が薬液の沸点未満になるように、薬液量
と赤外線加熱量とをコントロールする。なお、図中、2
5は硫酸等の薬品から金属不純物を除去するための例え
ば、イオン交換樹脂タイプや酸化剤タイプなどの精製装
置、261 ,262 はバルブを示している。
【0075】本実施形態では、枚葉式洗浄装置について
説明したが、洗浄装置としての特徴部分はバッチ式洗浄
装置にも適用できる。なお、本発明は上記実施形態に限
定されるものではない。例えば、上記実施形態では、薬
品として、硫酸、燐酸などを用いた場合について説明し
たが、要は、液体状態の場合に半導体製造用グレードの
高純度薬液となり、かつ沸点が高温(シリコン基板の洗
浄であれば200℃以上)のものであれば、どのような
薬品でも用いることができる。
【0076】さらに、無機薬液だけでなく、有機薬液で
も用いることができる。また、半導体基板(ウエハ)の
洗浄処理部や加熱ヒータ部は、縦置き、横置きのどちら
であっても構わない。その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で、種々変形して実施できる。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、半
導体基板内の不純物を効果的に除去できる半導体基板の
洗浄方法および洗浄装置を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るバッチ式洗浄装
置を示す模式図
【図2】シリコン基板内のIG層によるCuのゲッタリ
ング効果と基板温度との関係を示す特性図
【図3】洗浄効果(Cu残存率)と洗浄温度との関係を
示す特性図
【図4】本発明の第2の実施形態に係る枚葉式洗浄装置
を示す模式図
【図5】本発明の第3の実施形態に係る枚葉式洗浄装置
を示す模式図
【符号の説明】
1…処理槽 2…シリコン基板 3…ビーカ 4…キャリア 5…ヒータ 6…回収槽 7…精製装置 81 〜86 …バルブ 11…保温機能付き処理槽 12…シリコン基板 13…処理チャンバ 14…ホルダ 15…蒸気発生装置 16…回収槽 17…精製装置 18…バルブ 21…ビーカ 22…ホルダ 23…シリコン基板 24…赤外線ヒータ 25…精製装置 26…バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村岡 久志 神奈川県横浜市港北区新羽町735番地 株 式会社ピュアレックス内 (72)発明者 竹田 隆二 神奈川県秦野市曽屋30番地 東芝セラミッ クス株式会社開発研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の表面と洗浄用の薬品との接触
    領域の温度を、前記薬品の沸点未満の高温に保持して、
    前記半導体基板を前記薬品により洗浄することを特徴と
    する半導体装置の洗浄方法。
  2. 【請求項2】前記薬品の状態は液体であり、この液体状
    態の薬品に前記半導体基板を浸すことによって、該半導
    体基板の表面および内部の不純物を除去する洗浄を行な
    うことを特徴とする請求項1に記載の半導体基板の洗浄
    方法。
  3. 【請求項3】前記薬品の状態は気体であり、この気体状
    態の薬品に前記半導体基板を晒すことによって、該半導
    体基板の表面および内部の不純物を除去する洗浄を行な
    うことを特徴とする請求項1に記載の半導体基板の洗浄
    方法。
  4. 【請求項4】前記半導体基板はシリコン基板、前記薬品
    は硫酸もしくは燐酸、または硫酸もしくは燐酸に0.1
    %重量濃度未満の弗素を添加したものであることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体基板の洗浄方法。
  5. 【請求項5】前記接触領域の温度は、前記薬品の沸点未
    満において、200℃以上の高温であることを特徴とす
    る請求項4に記載の半導体基板の洗浄方法。
  6. 【請求項6】前記半導体基板は、その内部にイントリジ
    ックゲッタリング層が形成されているものであることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体基板の洗浄方法。
  7. 【請求項7】前記イントリジックゲッタリング層の温度
    は、前記接触領域の温度以上であることを特徴とする請
    求項6に記載の半導体基板の洗浄方法。
  8. 【請求項8】前記半導体基板のうち前記イントリジック
    ゲッタリング層を第1の基板、前記半導体基板のうち前
    記接触領域の基板表面から前記第1の基板までの部分を
    第2の基板、前記第1の基板の深さ方向の温度を第1の
    温度、前記第2の基板の深さ方向の温度を第2の温度と
    した場合に、 前記第1の温度と前記第2の温度は一定かつ同温度、 または前記第1の温度は一定、前記第2の温度は前記第
    1の基板と前記第2の基板との界面から離れるに従って
    降温し、かつ前記界面において前記第1の温度と前記第
    2の温度は同温度、 または前記第1の温度は前記界面から離れる従って上昇
    し、前記第2の基板温度は一定、かつ前記界面において
    前記第1の温度と前記第2の温度は同温度、 または前記第1の温度は前記界面から離れる従って上昇
    し、前記第2の温度は前記界面から離れる従って降温
    し、かつ前記界面において前記第1の温度と前記第2の
    温度は同温度であることを特徴とする請求項6に記載の
    半導体基板の洗浄方法。
  9. 【請求項9】薬品により半導体基板を洗浄するところの
    高耐熱性の容器と、 前記容器内の半導体基板を前記薬品の沸点未満の高温に
    加熱し、かつ該高温に前記半導体基板の温度を維持する
    加熱手段と、 前記半導体基板の洗浄中、洗浄後、または洗浄中および
    洗浄後の前記薬品を回収する回収手段と、 この回収手段で回収された前記薬品から、前記半導体基
    板内に含まれていた金属不純物を除去する薬品精製手段
    とを具備してなることを特徴とする半導体基板の洗浄装
    置。
  10. 【請求項10】薬品により半導体基板を洗浄するところ
    の高耐熱性の容器と、 この容器内に設けられ、1枚の半導体基板を保持すると
    ともに、前記半導体基板を前記薬品の沸点未満の高温に
    加熱し、かつ該高温に前記半導体基板の温度を維持する
    基板保持・加熱手段と、 前記容器内の前記半導体基板に、気体状態の薬品を供給
    する気体薬品供給手段と、 液化した前記薬品を回収する回収手段と、 この回収手段で回収された前記薬品から、前記半導体基
    板内に含まれていた金属不純物を除去する薬品精製手段
    とを具備してなることを特徴とする半導体基板の洗浄装
    置。
  11. 【請求項11】薬品により半導体基板を洗浄するところ
    の高耐熱性の容器と、 前記容器内の半導体基板を前記薬品の沸点未満の高温に
    加熱し、かつ該高温に前記半導体基板の温度を維持す
    る、前記容器の外部に設けられた赤外線加熱手段と、 前記半導体基板の洗浄中、洗浄後、または洗浄中および
    洗浄後の前記薬品を回収する回収手段と、 この回収手段で回収された前記薬品から、前記半導体基
    板内に含まれていた金属不純物を除去する薬品精製手段
    とを具備してなることを特徴とする半導体基板の洗浄装
    置。
  12. 【請求項12】前記高耐熱性の容器は、石英製のもので
    あることを特徴とする請求項9ないし請求項11のいず
    れかに記載の半導体基板の洗浄装置。
  13. 【請求項13】前記薬品精製手段は、イオン交換樹脂を
    用いたものであることを特徴とする請求項9ないし請求
    項11のいずれかに記載の半導体基板の洗浄装置。
  14. 【請求項14】前記薬品精製手段は、酸化剤により前記
    金属不純物の酸化物を生成し、これを蒸留精製するもの
    であることを特徴とする請求項9ないし請求項11のい
    ずれかに記載の半導体基板の洗浄装置。
  15. 【請求項15】酸化剤は、オゾンガスであることを特徴
    とする請求項14に記載の半導体基板の洗浄装置。
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