JPH10208803A - 配線器具の取付構造 - Google Patents

配線器具の取付構造

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JPH10208803A
JPH10208803A JP9012623A JP1262397A JPH10208803A JP H10208803 A JPH10208803 A JP H10208803A JP 9012623 A JP9012623 A JP 9012623A JP 1262397 A JP1262397 A JP 1262397A JP H10208803 A JPH10208803 A JP H10208803A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring device
cover
wall
device mounting
receptacle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9012623A
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English (en)
Inventor
Shoichiro Tsutsumi
正一郎 堤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手間をかけずに高い気密性を確保することが
できる配線器具の取付構造を提供すること。 【解決手段】 建物の内壁面材1にコンセント取付穴1
1が設けられ、コンセント取付プレート2の嵌合穴21
に嵌め込まれたコンセントCがコンセント取付穴11か
ら壁体内に挿入され、コンセント取付プレート2が内壁
面材1の表面に固定され、コンセントCを露出させるた
めの窓31を有したカバー3が、コンセント取付穴11
ならびにコンセント取付プレート2を覆った状態で内壁
面材1の表面に固定され、カバー3と内壁面材1との間
ならびにカバー3とコンセント配線器具取付プレート2
との間が、クッション材4によって気密されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、特に高気密性が
要求される建物に好適な配線器具の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 住宅等の建物内におけるコンセントや
スイッチ類等の配線器具は、配線器具取付プレートに設
けられた嵌合穴に嵌め込まれており、壁体の内壁面材に
設けられている配線器具取付穴(前記配線器具の外形よ
りも大きく前記配線器具取付プレートの外形よりも小さ
い)から壁体内に挿入され、前記配線器具取付プレート
を内壁面材の表面に固定させることによって壁体内に取
り付けられているのが一般的である(実開昭49−11
2010号公報参照)。
【0003】ところが、上記取付構造は、内壁面材に設
けた配線器具取付穴を通して室内外間で空気の流れが発
生し、気密性が低下してしまうという事態が生じてしま
い、この問題は特に寒冷地において深刻である。そこ
で、この問題を解決するため、図6に示すように、裏側
カバー100を内壁面材200の裏側に取り付けて配線
穴201と配線器具300を裏側カバー100で覆うと
いった対策が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
ような従来の配線器具の取付構造にあっては、例えば、
ユニット建物等に用いられる壁パネルのように、予め内
壁面材が設けられている壁体の場合には、裏側カバーの
取り付けができないという問題があった。
【0005】また、裏側カバー100には通線用穴10
1を設けなければならないので、この通線用穴101を
通して気密性が損なわれる。更に、内壁面材200の裏
面に凹凸がある場合には、裏側カバー100と内壁面材
200との間に隙間が生じ易いので、この隙間を通して
気密性が損なわれることもある。ちなみに、これらを解
決するために、裏側カバー100と内壁面材200との
間の隙間、ならびに、裏側カバー100の通線用穴10
1を、それぞれ粘着テープ等で塞ぐことも考えられる
が、そのためには非常に手間がかかるという問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、手間をかけずに高い気密性を確保することができ
る配線器具の取付構造を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、請求項1記載の本発明では、建物の内壁面材に配
線器具取付穴が設けられ、配線器具取付プレートに支持
された配線器具が前記配線器具取付穴から壁体内に挿入
され、前記配線器具取付プレートが内壁面材に固定され
ている配線器具の取付構造において、前記配線器具を露
出させるための窓を有したカバーが、前記配線器具取付
穴ならびに前記配線器具取付プレートを覆った状態で前
記内壁面材の表側に設けられており、前記カバーと前記
内壁面材との間ならびに前記カバーと前記配線器具取付
プレートとの間が、クッション材によって気密されてい
る構成とし、請求項2記載の発明では、前記クッション
材が前記カバーの裏面全体に設けられている構成とし、
請求項3記載の発明では、前記カバーの周縁部に立上り
壁が設けられ、この立上り壁によって前記クッション材
の外周面が覆い隠されている構成とした。
【0008】
【作用】 請求項1記載の発明では、カバーが内壁面材
の表側に設けられているので、予め内壁面材が設けられ
ている壁体の場合でも、配線器具及びカバーを取り付け
ることができる。また、カバーと内壁面材との間ならび
にカバーと配線器具取付プレートとの間がクッション材
によって気密されているので、内壁面材の表面ならびに
配線器具取付プレートの表面に凹凸がある場合でも、カ
バーと内壁面材との間ならびにカバーと配線器具取付プ
レートとの間を確実に気密することができ、配線器具取
付穴を通して室内外間で空気の流れが発生するのを防止
することができる。
【0009】また、請求項2記載の発明では、クッショ
ン材がカバーの裏面全体に設けられているので、カバー
の取付位置に多少の誤差があっても気密性が損なわれる
ことはない。
【0010】さらに、請求項3記載の発明では、カバー
の立上り壁によって気密性クッション材の外周面が覆い
隠されているので、クッション材によって美観が損なわ
れることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】 まず、図1〜図5に基づいて、
実施の形態の配線器具の取付構造について詳述する。な
お、実施の形態を説明するにあたり、配線器具がコンセ
ントの場合について説明する。図1は実施の形態の配線
器具の取付構造を示す斜視図、図2は実施の形態の配線
器具の取付構造のカバーを取り外した状態を示す斜視
図、図3はカバーを裏面から見た斜視図、図4は図1の
IV−IV断面図、図5は図1のV−V断面図で、図中1は
壁体の内壁面材、2はコンセント取付プレート、3はカ
バー、4はクッション材、Cはコンセントである。
【0012】前記内壁面材1には、長方形のコンセント
取付穴11が設けられており、このコンセント取付穴1
1は、コンセントCよりも上下寸法ならびに左右寸法と
もにコンセントCよりも大きい形状に形成されている。
【0013】前記コンセント取付プレート2は、中央に
嵌合穴21が設けられた長方形形状のプレートで、上下
寸法が前記コンセント取付穴11の上下寸法よりも大き
く、左右寸法が前記コンセント取付穴11の左右寸法よ
りも小さい形状に形成されている。そして、前記内壁面
材1の表側に、コンセント取付穴11を上下に跨ぐよう
にして設置されており、上下2箇所がビスB1によって
内壁面材1に固定されている。
【0014】前記コンセントCは、前記コンセント取付
プレート2の嵌合穴21に嵌合支持されており、コンセ
ント取付穴11から壁体内に挿入されている。
【0015】前記カバー3は、ポリプロピレン樹脂等の
合成樹脂により前記コンセント取付穴11ならびに前記
コンセント取付プレート2よりも大きい長方形に形成さ
れており、中央には、コンセントCの表面形状とほぼ同
じ形状の窓31が設けられ、周縁部には立上り壁32が
設けられている。そして、前記コンセント取付穴11な
らびに前記コンセント取付プレート2を覆った状態で前
記内壁面材1の表側にビスB2によって固定されてい
る。また、前記窓31はコンセントCと嵌合している。
【0016】前記クッション材4は、発泡樹脂等によっ
て形成されており、前記カバー3の裏面全体に接着によ
り設けられており、カバー3と内壁面材1との間ならび
にカバー3とコンセント取付プレート2との間を気密し
ている。また、このクッション材4は、カバー3を内壁
面材1に固定する前は、コンセント取付プレート2なら
びに内壁面材1への接着面が立上り壁32の先端よりも
高い位置に配置されるよう肉厚が確保されており、カバ
ー3を内壁面材1に固定した時に十分に圧縮変形するよ
うになっている。
【0017】このように、本実施の形態の配線器具の取
付構造では、カバー3が内壁面材1の表側に設けられて
いるので、ユニット建物等に用いられる壁パネルのよう
に予め内壁面材1が設けられている壁体の場合でも、配
線器具のコンセントC及びカバー3を取り付けることが
できる。また、カバー3と内壁面材1との間ならびにカ
バー3とコンセント取付プレート2との間がクッション
材4によって気密されているので、内壁面材1の表面な
らびにコンセント取付プレート2の表面に凹凸がある場
合でも、カバー3と内壁面材1との間ならびにカバー3
とコンセント取付プレート2との間を確実に気密するこ
とができ、配線器具取付穴11を通して室内外間で空気
の流れが発生するのを防止することができる。また、ク
ッション材4がカバー3の裏面全体に設けられているの
で、カバー3の取付位置に多少の誤差があっても気密性
が損なわれることはない。更に、カバー3の立上り壁3
2によってクッション材4の外周面が覆い隠されている
ので、クッション材4によって美観が損なわれることも
ない。
【0018】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態では、配線器具がコンセントの場合について
説明したが、スイッチ等の他の配線器具の場合にも適用
できる。
【0019】
【発明の効果】 以上説明したように、請求項1記載の
発明にあっては、内壁面材の表側にクッション材を介し
てカバーを設けただけの構成としながらも配線器具取付
穴を通して室内外間で空気の流れが発生するのを防止す
ることができるので、手間をかけずに高い気密性を確保
できるという効果が得られる。
【0020】請求項2記載の発明にあっては、クッショ
ン材がカバーの裏面全体に設けられているので、カバー
の取付位置に多少の誤差があっても気密性を確保できる
という効果が得られる。
【0021】請求項3記載の発明にあっては、カバーの
立上り壁によってクッション材の外周面が覆い隠されて
いるので、美観を維持することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の配線器具の取付構造を示す斜視
図である。
【図2】 実施の形態の配線器具の取付構造のカバーを
取り外した状態を示す斜視図である。
【図3】 カバーを裏面から見た斜視図である。
【図4】 図1のIV−IV断面図である。
【図5】 図1のV−V断面図である。
【図6】 従来の配線器具の取付構造を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
C コンセント(配線器具) 1 内壁面材 11 配線器具取付穴 2 コンセント取付プレート 21 嵌合穴 3 カバー 31 窓 32 立上り壁 4 クッション材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の内壁面材に配線器具取付穴が設け
    られ、配線器具取付プレートに支持された配線器具が前
    記配線器具取付穴から壁体内に挿入され、前記配線器具
    取付プレートが内壁面材に固定されている配線器具の取
    付構造において、 前記配線器具を露出させるための窓を有したカバーが、
    前記配線器具取付穴ならびに前記配線器具取付プレート
    を覆った状態で前記内壁面材の表側に設けられており、 前記カバーと前記内壁面材との間ならびに前記カバーと
    前記配線器具取付プレートとの間が、クッション材によ
    って気密されていることを特徴とする配線器具の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記クッション材が前記カバーの裏面全
    体に設けられている請求項1記載の配線器具の取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記カバーの周縁部に立上り壁が設けら
    れ、この立上り壁によって前記クッション材の外周面が
    覆い隠されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の配線器具の取付構造。
JP9012623A 1997-01-27 1997-01-27 配線器具の取付構造 Withdrawn JPH10208803A (ja)

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