JPH10207669A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH10207669A
JPH10207669A JP9007615A JP761597A JPH10207669A JP H10207669 A JPH10207669 A JP H10207669A JP 9007615 A JP9007615 A JP 9007615A JP 761597 A JP761597 A JP 761597A JP H10207669 A JPH10207669 A JP H10207669A
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JP
Japan
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printer device
printer
printing
failure
network
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Withdrawn
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JP9007615A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Koike
茂明 小池
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタ装置に関し、データ処理装置のネット
ワークに接続されているプリンタ装置の一つが故障して
いるときでも、該故障のプリンタ装置で印刷させて、ネ
ットワークに接続されているプリンタ装置の有効利用を
図る。 【解決手段】プリンタ装置が自己の初期診断時に、例え
ば、画像生成に関わる回路の故障を検出したとき、同一
のネットワークに接続されていて、該画像生成に関わる
回路が正常である他のプリンタ装置を選択し、該選択し
たプリンタ装置に印刷データの全部、又は一部に、所定
の返送コードを付加して転送し、該正常なプリンタ装置
で生成された画像データを受信して印刷する。又、上記
初期診断時に検出した故障が、該プリンタ装置を起動し
たときのみに参照される資源(例えば、制御プログラ
ム、標準文字発生データ)であった場合には、その資源
を受信して、以後の印刷制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置の
ネットワークに接続されているプリンタ装置に係り、特
に、該ネットワークに接続されているプリンタ装置が故
障しているときの印刷制御手段に関する。
【0002】通常のプリンタ装置では、該プリンタ装置
の電源投入時に自らのハードウェアの診断を行って、故
障箇所が無いことを確認する初期診断機能を持ってい
る。該初期診断で故障が検出された場合は、操作パネル
の表示画面への表示やエラーランプ等を利用して、使用
者にプリンタ装置が故障していることを知らせるが、そ
の時、プリンタ装置は停止してしまい、修理を完了する
までは印刷を行うことはできなくなる。
【0003】しかし、故障箇所によっては通常の印刷で
は使用頻度の低いハードウェアや、起動時にしか使用し
ないハードウェアだけが故障していることもある。この
ような場合、ハードウェアの大部分は正常に動作するに
もかかわらず、修理を行うまで一切の印刷が行えなくな
ってしまう。
【0004】このような場合に、修理を行う前でも印刷
を行うことができるプリンタ装置の構築が必要とされ
る。
【0005】
【従来の技術】図6は、従来のデータ処理装置を説明す
る図である。ネットワーク 2を介してプリンタ装置 3a,
3b, 〜が接続されているデータ処理装置では、プリンタ
装置 3a,3b, 〜は、電源を投入した時等での初期診断で
故障を検出すると、故障の種類に関係なく、操作パネル
の表示画面への表示やエラーランプ等で故障を通知し、
該故障を検出したプリンタ装置 3a は以後の印刷動作を
停止する。そのため、該故障を検出したプリンタ装置 3
a の修理を行うまで、そのプリンタ装置 3a では一切の
印刷が行えなくなる。
【0006】このような問題を解消する従来の技術とし
て、特開平6−24099号公報「印刷装置」、特開平
6−35634号公報「印刷装置」、特開平7−281
850号公報「プリンタシステムおよびプリンタシステ
ムの代替印刷方法」が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記3件の公知例は、
いずれも、プリンタ装置の故障箇所に関係なく、プリン
タ装置に故障が発生すると、その故障の発生したプリン
タ装置の使用を全て不可として、他の正常なプリンタ装
置に印刷を依頼するものであった。
【0008】しかしながら、プリンタ装置の故障箇所に
よっては通常の印刷では使用頻度の低いハードウェア、
例えば、拡大文字、縮小文字を生成するラスタライズ回
路である場合や、起動時にしか使用しないハードウェ
ア、例えば、印刷を制御する制御プログラムが格納され
ている読み取り専用メモリ(ROM) とか、標準文字をラス
タライズして、主記憶装置の所定の領域に格納し、以後
は、ラスタライズしないで、該主記憶装置の所定の領域
に格納されているドット文字を使用する為のラスタライ
ズ回路だけが故障している場合等、印刷を行うに際して
致命的な故障でないものがあり、故障箇所に関係なく、
故障が発生した以降の処理を全て、他のプリンタ装置に
依頼することは、故障が発生したプリンタ装置の他の正
常な回路を有効に使用して印刷できないこととなる。
【0009】また、故障箇所に関係なく、故障が発生し
た以降での処理を全て他の正常なプリンタ装置に依頼す
ることは、その正常なプリンタ装置を必ず印刷終了まで
専有してしまうことにもなる。
【0010】本発明は上記従来の欠点に鑑み、ネットワ
ーク上に接続されたプリンタ装置の有効活用を実現する
ことができるプリンタ装置の提供を第1の目的とし、故
障の発生したプリンタ装置の修理を行う前でも印刷を行
うことができるプリンタ装置の提供を第2の目的とする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図であり、図1(a) は、全体の構成例を示し, 図1
(b) は、プリンタ装置の内部構成の例を示している。上
記の問題点は、下記のように構成したプリンタ装置によ
って解決される。
【0012】(1) データ処理装置のネットワーク 2に接
続されるプリンタ装置 3a,3b, 〜であって、前記プリン
タ装置 3a,3b, 〜の自己診断を行う手段 (電源投入時の
初期診断手段) と、前記自己診断手段の診断結果に応じ
て、前記ネットワーク 2に接続されている他の正常なプ
リンタ装置 3b を選択する手段と、前記選択されたプリ
ンタ装置 3b に、印刷処理の中の部分的な処理の依頼情
報、例えば、返送コードを付加した印刷データ、或い
は、メインメモリ(MM) 34に展開された制御プログラム
等の所定の資源の転送依頼を転送する手段と、前記
選択されたプリンタ装置 3b から送られてきた前記依頼
情報に対応する処理結果、例えば、画像データ、或い
は、展開された制御プログラムを受信する手段と、該受
信した処理結果を用いて印刷する手段と、を備えるよう
に構成する。
【0013】(2) 前記他の正常なプリンタ装置 3b を選
択する手段として、前記自己診断を行う手段で、例え
ば、自己の印刷動作に致命的に関わらない回路の故障を
検出したとき、前記ネットワーク 2に接続されている他
のプリンタ装置 3b,〜に、所定の問い合わせコマンド
を送信する手段と、該送信された所定の問い合わせコマ
ンドに対応した他のプリンタ装置 3b の機種名コード
と故障の情報を、他のプリンタ装置 3b から受信する手
段と、前記自己診断手段で検出した故障情報と、前記受
信した機種名コードと故障情報とに基づいて、上記故障
を検出した診断結果に対応する処理を依頼するプリンタ
装置 3b,〜を選択する手段と、からなるように構成す
る。
【0014】即ち、通常は、プリンタ装置 3a,3b, 〜
は、ホスト 1からの印刷データを受信して印刷を行う
が、プリンタ装置 3a,3b, 〜での、例えば、初期診断等
で、印刷動作に致命的に関わらない回路の故障が検出さ
れた場合は、ネットワーク 2に接続されている他のプリ
ンタ装置 3b の前記故障が検出された回路と同等機能を
備えた正常な回路で、印刷プログラム, 拡大文字等の資
源を整備して、或いは、印刷データを元に生成され
た画像データを利用して、該故障を検出したプリンタ
装置 3a で印刷を行うようにしたものである。
【0015】従って、プリンタ装置 3a の一部が故障し
ている場合でも、ネットワーク 2に接続されている他の
プリンタ装置 3b の正常な同じ機能の回路を有効利用し
て、印刷を行うことができる。この時、使用者が処理し
なければならないのは、例えば、故障したプリンタ装置
3a の選択のみ、あるいは、使用者は全く作業を行う必
要が無いので、ホスト 1の設定やネットワーク 2の接続
を変更などデータ処理装置全体におよぶ変更を行うこと
なく印刷を行うことができる。
【0016】また、ネットワーク 2に2台のプリンタ装
置 3a,3bが接続されていて、両方のプリンタ装置 3a,3b
が故障している場合でも、故障箇所が異なっていれば互
いに故障箇所を補い合って印刷を行うことができ、従来
のように、正常な他のプリンタ装置を、該プリンタ装置
の一部が故障しているプリンタ装置に代わって専有して
しまうことが無くなる。
【0017】また、故障の発生したプリンタ装置の修理
を行う前でも印刷を行うことができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面によっ
て詳述する。前述の図1は、本発明の原理構成図であ
り、図2は、本発明の一実施例を流れ図で示し、図3
は、故障している状態での印刷動作を模式的に示し、図
4、図5は、故障している状態での印刷動作の他の例を
模式的に示し、図4は、印刷データを他のプリンタ装置
へ全て転送するのではなく、故障している回路を使用す
る印刷データを受信したときのみ、他のプリンタ装置
3b を利用する場合を示し、図5は、制御プログラム等
の所定の資源を、他の正常なプリンタ装置から転送し
てもらって、印刷を行う場合を示している。
【0019】本実施の形態においては、ネットワーク 2
を介してプリンタ装置 3a,3b, 〜が接続されているデー
タ処理装置であって、前記プリンタ装置 3a が自己の初
期診断時等に、印刷動作に致命的に関わらない回路、例
えば、内部の画像生成に関わる回路の中の画像作成用 L
SI 30 やラスタライズ LSI 31 の故障を検出したとき、
前記ネットワーク 2に接続されていて、前記画像生成に
関わる回路の中の画像作成用 LSI 30 やラスタライズ L
SI 31 が正常である他のプリンタ装置 3b を選択する手
段と、該選択されたプリンタ装置 3b に、印刷処理の中
の部分的な処理の依頼情報、例えば、印刷データの全
部、又は一部に返送コードを付加した依頼情報を転送
する手段と、前記選択されたプリンタ装置 3b から送ら
れてきた前記依頼情報に対応する処理結果、例えば、該
選択されたプリンタ装置 3b で生成された画像データ
を受信する手段、或いは、前記プリンタ装置 3a が自己
の初期診断時等に、印刷動作に致命的に関わらない回
路、例えば、内部の所定の資源を画像作成用メモリ
(ビットマップメモリ) 32, メインメモリ(MM) 34 に展
開する機能に関わる回路の中の制御プログラム格納RO
M 33,標準文字発生器(CG1) 35の故障を検出したとき、
前記ネットワーク 2に接続されていて、前記所定の資源
を画像作成用メモリ (ビットマップメモリ) 32, メイ
ンメモリ(MM) 34に展開する機能に関わる回路の中の制
御プログラム格納ROM 33,標準文字発生器(CG1) 35が
正常である他のプリンタ装置 3b を選択する手段と、該
選択されたプリンタ装置 3b に、前記資源の転送依頼
を転送する手段と、前記選択されたプリンタ装置 3b
から送られてきた前記依頼情報に対応する処理結果、例
えば、該選択されたプリンタ装置 3b で生成された前記
資源を受信する手段等が、本実施の形態に必要な手段
である。
【0020】尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を
示し、請求項の依頼情報は、返送コードが付加された
印刷データ、或いは、所定の資源(例えば、制御プロ
グラム等)の転送依頼が対応し、請求項の該依頼情
報に対応する処理結果は、画像データ、或いは、画像
作成用メモリ (ビットマップメモリ) 32, メインメモリ
(MM) 34 に展開された資源に対応し、請求項の自己診
断を行う手段は、プリンタ装置 3a,3b, 〜に電源が投入
された時等に行われる、上記初期診断が対応し、請求項
の受信手段は、ネットワーク通信手段 36 が対応してい
る。
【0021】以下、図1を参照しながら図2〜図5を用
いて、本発明のプリンタ装置を接続したデータ処理装置
での印刷制御動作を説明する。図2は、本発明のデータ
処理装置での印刷動作を説明する為の制御フローを示し
ている。
【0022】図1に示されているプリンタ装置 3a,3b,
〜の電源が投入されると、初期診断が開始される。ま
ず、プリンタ装置 3a,3b, 〜の動作に最低限必要な機能
の診断を行う。該最低限必要な機能としては、例えば、
中央処理装置(CPU) 、制御プログラム格納ROM 33 の
一部, メインメモリ(MM) 34,画像作成用メモリ (ビット
マップメモリ) 32, ネットワーク通信手段 36,操作パネ
ル 37,印刷手段 (メカ部) 38等がある。この初期診断で
故障が検出された場合には、印刷動作は不可能なため、
従来と同様、操作パネル 37 の表示画面への表示やラン
プによる故障の通知を行い、動作を停止する。{図2の
処理ステップ 100〜103 参照} 次に、残っている機能、即ち、他のプリンタ装置 3b を
利用すれば印刷が行える機能の初期診断を行う。該診断
で故障が検出された場合は、操作パネル 37 の表示画面
に故障が検出されたことを表示し、故障箇所を修理する
までの印刷で利用する他のプリンタ装置 3b を、例え
ば、オペレータに選択してもらう。上記初期診断が、前
述の本プリンタ装置 3a,3b, 〜が備えている自己診断手
段である。{図2の処理ステップ 104〜106 参照} その後は、選択されたプリンタ装置 3b の正常な回路で
生成された、印刷の為の画像データを利用して故障して
いない状態と同様に印刷を行うことができる。勿論、上
記の診断で故障が検出されなかった場合は、通常の印刷
動作を行う。{図2の処理ステップ 107,108参照} 図3は、故障している状態での印刷動作を模式的に示し
たものである。
【0023】(1) 上記の初期診断で故障を検出したプリ
ンタ装置 3a がホスト 1から印刷データを、図1(b)
に示されているネットワーク通信手段 36 を介して受信
する。
【0024】(2) 該故障を検出したプリンタ装置 3a
は、指定されたプリンタ装置 3b へホスト 1から受信し
た印刷データをそのまま、あるいは、1ページずつに
分けて転送する。このとき、印刷データにドット画像
を送り返してもらうような返送コード{展開画像返信要
求情報, 返信元機種名 (アドレス, 番号等) }を付加
する。
【0025】(3) 転送先のプリンタ装置 3b は、ネット
ワーク通信手段 36 を介して受信した印刷データを画
面作成用LSI 30を用いて画像作成用メモリ (ビットマッ
プメモリ) 32上にビットマップ形式の画像データとし
てデータ展開し、元のプリンタ装置 3a へ送信する。
【0026】(4) 元のプリンタ装置 3a は、上記ネット
ワーク通信手段 36 を介して受信したビットマップ形式
の画像データが1ページ分の画像データになると印刷
を行う。
【0027】前述の図2では、故障しているプリンタ装
置 3a が、印刷データをビットマップ形式の画像デー
タの展開に利用するプリンタ装置 3b をオペレータに
設定させる例で説明したが、そうすると、オペレータが
ネットワーク 2に接続されているプリンタ装置 3a,3b,
〜の機種名等を把握している必要があり、また、利用可
能なプリンタ装置が複数ある場合にどの装置を指定すれ
ばよいかの判断が難しい。そこで、故障しているプリン
タ装置 3a が自動的にネットワーク 2上から利用可能な
プリンタ装置 3b を探し出す方法が考えられる。
【0028】例えば、前述の初期診断時等に故障を検出
したプリンタ装置 3a が、該ネットワーク 2に接続され
ている他のプリンタ装置 3b,〜に対して、所定の問い合
わせコマンドを送信して、該プリンタ装置 3b,〜の機
種名、初期診断の結果情報等を、送信元の故障を検出し
たプリンタ装置 3a に返送してもらうようにする。
【0029】該プリンタ装置 3b,〜の機種名、初期診断
の結果情報等を受信した故障のプリンタ装置 3a は、自
己の機種名と、故障箇所と、上記ネットワーク通信手段
36を介して受信したプリンタ装置 3b,〜の機種名、初
期診断の結果情報とから、印刷データをビットマップ
形式の画像データの展開に利用できるプリンタ装置3b
を選択して、該選択したプリンタ装置 3b に、ホスト
1から受信した印刷データを転送することができる。
【0030】このように、利用可能なプリンタ装置が複
数台あれば、受信した印刷データを転送する際に他のプ
リンタ装置の状態を問い合わせ、処理を行っていない装
置に対して印刷データを転送することで処理速度を向
上させることができる。
【0031】この場合、印刷データを全て転送し、1
ページ分の画像データを送り返してもらう方法では、ネ
ットワーク 2を流れるデータ量も多くなり、また、利用
される側のプリンタ装置 3b は、その間、自身の印刷デ
ータの処理が停止してしまう。
【0032】そこで、本発明のプリンタ装置が接続され
ているデータ処理装置では、印刷データを全て転送す
るのではなく、故障している箇所が、例えば、拡大文字
をビットマップ展開する回路、例えば、図1の標準外文
字発生器(CG2) 39であった場合には、該拡大文字を使用
する印刷データを受信した場合だけ、他のプリンタ装
置 3b を利用するようにすればそれらの問題は改善され
る。
【0033】図4は、印刷データを全て他のプリンタ
装置 3b へ転送するのではなく、故障している機能、例
えば、上記拡大文字 "A"をビットマップ展開する回路を
使用する印刷データを受信したときだけ、他のプリン
タ装置 3b を利用するようにした場合の例である。
【0034】この例では、ベクトルフォントのラスタラ
イズLSI 31が故障している場合の動作について説明して
いる。 (1) 印刷データに該当文字 "A"があった場合には該当
文字 "A"のラスタライズができない。
【0035】(2) 従って、他のプリンタ装置 3b へ文字
コード "A"および大きさ等の情報を送る。 (3) ラスタライズされた結果 (上記ビットマップ展開さ
れた画像データ) を受け取って文字を描画する。
【0036】通常ラスタライズされたベクトルフォント
は、プリンタ装置 3a,3b, 〜内の画像作成用メモリ (ビ
ットマップメモリ) 32の所定のキャッシュ領域に保存さ
れているため、印刷データの中に再度同じ文字があっ
た場合には、他のプリンタ装置 3b を利用しなくても印
刷が行える。この例の場合には、直線や矩形等の図形,
モディファイド二次元符号化 (MMR) 圧縮された画像
等は、他のプリンタ装置 3b を利用しなくても印刷を行
うことができる。
【0037】また、故障の箇所によっては、装置の起動
時に一度だけ使用し、その後は使用しない機能が故障し
ていることも有り得る。例えば、制御プログラム格納R
OM33 の一部{例えば、制御プログラムをメインメモ
リ(MM) 34 へ展開するためのブートプログラムの格納領
域}や、良く使用される標準文字のベクトルフォントを
格納している標準文字発生器(CG1) 35等の資源であ
る。このような場合には、図5に示されているように、
選択されたプリンタ装置 3b に上記資源の転送依頼
をして、起動時だけ他のプリンタ装置 3b を利用して初
期化、即ち、資源の展開、確保を終了し、制御プログ
ラム、標準文字等の資源の確保が完了すれば、その後
は故障していない時と全く変わらない動作が可能とな
る。
【0038】尚、上記の実施の形態では、プリンタ装置
3a,3b, 〜の内部の回路の故障を検出する手段、即ち、
自己診断を行う手段として、電源投入時等に実施される
初期診断を例にして説明したが、該初期診断に限定され
るものではなく、印刷動作の途中で故障が検出された場
合とか、プリント動作の運用の途中で、診断処理をして
故障が検出された場合であっても良いことは言うまでも
ないことである。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
データ処理装置によれば、プリンタ装置の一部が故障し
ている場合でも、ネットワークに接続されている他のプ
リンタ装置の備えている上記故障回路と同等な正常な回
路を有効利用して、印刷に使用されるビットマップ画像
データを得て印刷を行うことができる。この時、使用者
が処理しなければならないのは、故障したプリンタ装置
の選択のみ、あるいは、使用者は全く作業を行う必要が
無いので、ホストの設定やネットワークの接続の変更な
どシステム全体におよぶ変更を行うことなく印刷を行う
ことができる。
【0040】また、ネットワークに2台のプリンタ装置
が接続されていて、両方の装置が故障している場合で
も、故障箇所が異なっていれば互いに機能を補い合って
印刷を行うことができ、正常なプリンタ装置が、故障の
プリンタ装置に代わって専有されることもない。
【0041】また、故障の発生したプリンタ装置の修理
を行う前でも印刷を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図
【図2】本発明の一実施例を流れ図で示した図
【図3】故障している状態での印刷動作を示した図
【図4】故障している状態での印刷動作の他の例を示し
た図
【図5】故障している状態での印刷動作の他の例を示し
た図
【図6】従来のデータ処理装置を説明する図
【符号の説明】
1 ホスト 2 ネットワー
ク 3a,3b プリンタ装置 30 画像作成用LSI 31 ラスタライ
ズLSI 32 画像作成用メモリ(ビットマップメモリ) 33 制御プログラム格納ROM 34 メインメモリ(MM) 35 標準文字発
生器(CG1) 36 ネットワーク通信手段 37 操作パネル 38 印刷手段 (メカ部) 39 拡大文字発
生器(CG2) 印刷データ 返送コード 画像データ 資源 転送依頼 機種名等を問い合わせる問い合わせコマンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理装置のネットワークに接続され
    るプリンタ装置であって、 プリンタ装置の自己診断を行う手段と、 前記自己診断手段の診断結果に応じて、前記ネットワー
    クに接続されている他の正常なプリンタ装置を選択する
    手段と、 前記選択されたプリンタ装置に、印刷処理の中の部分的
    な処理の依頼情報を転送する手段と、 前記選択されたプリンタ装置から送られてきた前記依頼
    情報に対応した処理結果を受信する手段と、 前記受信した依頼処理結果を用いて印刷する手段と、を
    備えたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】前記他の正常プリンタ装置を選択する手段
    として、 前記自己診断を行う手段で故障を検出したとき、前記ネ
    ットワークに接続されている他のプリンタ装置に、所定
    の問い合わせコマンドを送信する手段と、 前記送信された所定の問い合わせコマンドに対応した他
    のプリンタ装置の機種名コードと故障の情報を、他のプ
    リンタ装置から受信する手段と、 前記自己診断手段で検出した故障情報と、前記受信した
    機種名コードと故障情報とに基づいて、上記故障を検出
    した診断結果に対応する処理を依頼するプリンタ装置を
    選択する手段と、 からなることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装
    置。
JP9007615A 1997-01-20 1997-01-20 プリンタ装置 Withdrawn JPH10207669A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005006268A1 (en) * 2003-07-14 2005-01-20 Itautec Philco S/A - Grupo Itautec Philco Self-service equipment for banking
US7663770B2 (en) 2002-01-25 2010-02-16 Xerox Corporation Method and system for shopping for a consumable for a device
JP2016055534A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、情報処理装置、画像形成システム、及びプログラム

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