JPH08161135A - 出力装置、出力方法、出力システムおよび情報処理装置 - Google Patents

出力装置、出力方法、出力システムおよび情報処理装置

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JPH08161135A
JPH08161135A JP6330214A JP33021494A JPH08161135A JP H08161135 A JPH08161135 A JP H08161135A JP 6330214 A JP6330214 A JP 6330214A JP 33021494 A JP33021494 A JP 33021494A JP H08161135 A JPH08161135 A JP H08161135A
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JP
Japan
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volatile memory
simulation
storage medium
nvram
output device
Prior art date
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Application number
JP6330214A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Atobe
浩史 跡部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不揮発性メモリの故障時に出力装置に所有さ
れているRAMの容量の如何に拘りなく不揮発性メモリ
の動作のシミュレーションを行うことができる出力装置
を提供する。 【構成】 画像出力システムは、ホストコンピュータ1
00、レーザビームプリンタ(LBP)101、CPU
102、ROM103、RAM104、双方向インター
フェース105、印字環境を記憶するNVRAM10
6、NVRAM故障認識部107、NVRAM代替指示
部109を備える。NVRAM故障認識部107はNV
RAM106が物理的に壊れているとき、LBP101
に接続されているハードディスク110、RAM104
にNVRAM106の機能を代替するのに十分な容量が
残っているか否かをチェックし、代替可能であるときは
ハードディスク110、RAM104を使用してNVR
AM106の動作のシミュレーションを行う。代替でき
ないときに限り、CPU102はサービスコールを発生
させてNVRAM106の取り換え要求をユーザに告知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性メモリ(NVR
AM)、揮発性メモリ(RAM)、ハードディスクなど
の記憶装置を備え、双方向インターフェースを介して接
続されるホストコンピュータと相互にデータ通信を行う
出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、出力装置として、例えばレーザビ
ームプリンタはプリント枚数、シリアル通信パラメータ
などの印字環境を電源オフ後も保持可能なNVRAMに
保持していた。
【0003】ところが、NVRAMが物理的に壊れてし
まうという現象が発生する場合、レーザビームプリンタ
は「サービスコール」というメッセージをユーザに告知
するか、所有している他のRAMで代用してNVRAM
の動作のシミュレーションを行うといった処置をしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においてRAMを使用してNVRAMのシミュレー
ションを行う場合に以下に掲げる問題があった。
【0005】即ち、RAMは非常に高価であるので、通
常、出力装置にはNVRAMのシミュレーションを行う
のに十分な容量のRAMが備わっておらず、シミュレー
ションを行うことができなかったり、シミュレーション
に制限が加えられてしまうといったことがあった。
【0006】また、RAMに記憶された情報は電源オフ
後に失われてしまうので、電源を投入する度に印字環境
を設定し直す必要があった。
【0007】そこで、本発明は、不揮発性メモリの故障
時に出力装置に所有されているRAMの容量の如何に拘
りなく不揮発性メモリの動作のシミュレーションを行う
ことができる出力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る出力装置は、不揮発性メモ
リを備え、該不揮発性メモリに記憶された情報にしたが
って出力を行う出力装置において、前記不揮発性メモリ
の故障を検出する不揮発性メモリ故障検出手段と、該故
障が検出されたとき、前記不揮発性メモリの動作のシミ
ュレーションに使用できる記憶媒体を検査する検査手段
と、該検査された記憶媒体を使用して前記シミュレーシ
ョンを行うシミュレーション手段とを備える。
【0009】請求項2に係る出力装置では、請求項1に
係る出力装置において情報処理装置に接続され、前記記
憶媒体は該情報処理装置に設けられていることを特徴と
する。
【0010】請求項3に係る出力装置では、請求項1ま
たは請求項2に係る出力装置において前記記憶媒体は揮
発性メモリおよび磁気ディスクからなり、前記シミュレ
ーション手段は、前記不揮発性メモリへの書き込み動作
のシミュレーションを前記揮発性メモリと同時に前記磁
気ディスクに対して行い、該書き込み以外の動作のシミ
ュレーションを前記揮発性メモリに対して行うことを特
徴とする。
【0011】請求項4に係る出力方法は、不揮発性メモ
リの故障を検出し、該故障が検出された不揮発性メモリ
の動作のシミュレーションに使用される記憶媒体を情報
処理装置に設定することを確認し、該設定することが確
認された記憶媒体を使用して前記不揮発性メモリの動作
のシミュレーションを行い、該シミュレーションが行わ
れた記憶媒体に記憶された情報にしたがって、前記情報
処理装置から受信するデータを出力する。
【0012】請求項5に係る出力システムでは、情報処
理装置および出力装置を備え、該出力装置は前記情報処
理装置から受信するデータを出力する出力システムにお
いて、前記出力装置は、不揮発性メモリと、該不揮発性
メモリの故障を検出する故障検出手段と、前記情報処理
装置に設けられた記憶媒体を使用して前記不揮発性メモ
リの動作のシミュレーションを行うシミュレーション手
段とを備え、前記不揮発性メモリの故障時に、前記シミ
ュレーションが行われた記憶媒体に記憶された情報にし
たがって出力を行う。
【0013】請求項6に係る情報処理装置は、不揮発性
メモリを備えた出力装置に接続され、該出力装置にデー
タを送信する情報処理装置において、前記不揮発性メモ
リの故障に際して、該不揮発性メモリの動作のシミュレ
ーションに使用可能な記憶媒体の要求を前記出力装置か
ら受信する受信手段と、前記要求に該当する記憶媒体が
前記シミュレーションに応じた容量を有することの検査
を行う検査手段と、該検査の結果、前記シミュレーショ
ンに前記記憶媒体を使用可能である旨を送信する送信手
段とを備える。
【0014】
【作用】本発明の請求項1に係る出力装置では、不揮発
性メモリに記憶された情報にしたがって出力を行う際
に、故障検出手段により前記不揮発性メモリの故障を検
出し、該故障が検出されたとき、検査手段により前記不
揮発性メモリの動作のシミュレーションに使用できる記
憶媒体を検査し、シミュレーション手段により該検査さ
れた記憶媒体を使用して前記シミュレーションを行う。
【0015】請求項5に係る出力システムでは、出力装
置は前記情報処理装置から受信するデータを出力する際
に、故障検出手段により不揮発性メモリの故障を検出
し、シミュレーション手段により前記情報処理装置に設
けられた記憶媒体を使用して前記不揮発性メモリの動作
のシミュレーションを行い、前記不揮発性メモリの故障
時に、前記シミュレーションが行われた記憶媒体に記憶
された情報にしたがって出力を行う。
【0016】請求項6に係る情報処理装置では、不揮発
性メモリを備えた出力装置にデータを送信する場合、前
記不揮発性メモリの故障に際して、受信手段により該不
揮発性メモリの動作のシミュレーションに使用可能な記
憶媒体の要求を前記出力装置から受信し、検査手段によ
り前記要求に該当する記憶媒体が前記シミュレーション
に応じた容量を有することの検査を行い、該検査の結
果、送信手段により前記シミュレーションに前記記憶媒
体を使用可能である旨を送信する。
【0017】
【実施例】本発明の出力装置の実施例について説明す
る。本実施例の出力装置はレーザビームプリンタに適用
される。
【0018】[第1実施例]まず始めに、レーザプリン
タの一般的構成および機能について説明する。図1はレ
ーザビームプリンタの構成を示す説明図である。
【0019】図において、1500はレーザビームプリ
ンタ(LBP)本体であり、外部に接続されているホス
トコンピュータから供給される印刷情報(文字コードな
ど)やフォーム情報あるいはマクロ命令などを入力して
記憶すると共に、それらの情報にしたがって対応する文
字パターンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体
である記録紙などに像を形成する。
【0020】1501は操作スイッチやLED表示器が
配されている操作パネル、1000はLBP本体150
0内各部の制御およびホストコンピュータから供給され
る文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットであ
る。
【0021】プリンタ制御ユニット1000は、主に文
字情報を文字パターンのビデオ信号に変換してレーザド
ライバ1502に出力する。レーザドライバ1502は
半導体レーザ1503を駆動するための回路であり、入
力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1503から
発射されるレーザ光1504のオン/オフを切り替え
る。レーザ光1504は回転多面鏡1505で左右方向
に振らされて静電ドラム1506上を走査しながら露光
する。この結果、静電ドラム1506の上には文字パタ
ーンの静電潜像が形成されることになる。
【0022】この静電潜像は、静電ドラム1506の周
囲に配設された現像ユニット1507によって現像され
た後、記録紙に転写される。記録紙にはカットシートが
用いられる。カットシートはLBP1500に装着され
た用紙カセット1508に収納され、給紙ローラ150
9、搬送ローラ1510および搬送ローラ1511によ
って装置内に取り込まれ静電ドラム1506に供給され
る。
【0023】また、LBP本体1500には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1つ備え、内蔵フォント
に追加されるオプションフォントカード、言語系の異な
る制御カード(エミュレーションカード)を接続できる
ように構成されている。
【0024】上記構成を有するレーザビームプリンタの
電気的構成について説明する。図2はレーザビームプリ
ンタの電気的構成を概略的に示すブロック図である。図
において、1700は記録信号を入力するインターフェ
ース、1701はMPUである。1702はMPU17
01が実行する制御プログラムやホスト印刷情報などを
格納するROMである。1703はダイナミックRAM
であり、記録信号やプリンタエンジン1705に供給さ
れる記録データなどの各種データを保存する。
【0025】MPU1701は、双方向インターフェー
ス1700を介してホストコンピュータと通信可能であ
り、ダイナミックRAM1703に関するメモリ情報お
よび資源データなどやROM1702内のホスト印刷情
報をホストコンピュータに通知する。
【0026】つぎに、上記レーザビームプリンタとホス
トコンピュータから構成される画像出力システムについ
て説明する。図3は画像出力システムの構成を示すブロ
ック図である。図において、3000はホストコンピュ
ータであり、ROM3のプログラム用ROMに格納され
た文書処理プログラムなどに基づいて図形、イメージ、
文字、表(表計算を含む)などが混在した文書処理を実
行する。CPU1はシステムバス4に接続された各デバ
イスを総括的に制御する。
【0027】2はRAMであり、CPU1の主メモリ、
ワークエリアなどとして機能する。5はキーボードコン
トローラ(KBC)であり、キーボード(KB)9や図
示しないポインティングデバイスからのキー入力を制御
する。
【0028】6はCRTコントローラ(CRTC)であ
り、CRTディスプレイ10の表示を制御する。7はデ
ィスクコントローラ(DKC)であり、ブートプログラ
ム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザ
ファイル、編集ファイルなどを記憶するハードディスク
(HD)、フロッピーディスク(FD)などの外部メモ
リ11とのアクセスを制御する。
【0029】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インターフェース21を介してLB
P本体1500に接続されており、LBP本体1500
と通信を行う。
【0030】尚、CPU1は、例えばRAM2に設定さ
れた表示情報領域にアウトラインフォントの展開(ラス
タライズ)処理を実行し、CRTディスプレイ10にW
YSIWYGを可能にしている。また、CPU1はCR
Tディスプレイ10上に図示しないマウスカーソルなど
で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウィ
ンドウを開き、種々のデータ処理を行う。
【0031】一方、LBP本体1500のプリンタ制御
ユニット1000において、12はプリンタCPUであ
り、ROM13のプログラム用ROMに格納された制御
プログラムあるいは外部メモリ14に記憶された制御プ
ログラムなどにしたがってシステムバス15に接続され
る各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷
部インターフェース16を介して接続される印刷部17
に出力情報としての画像信号を出力する。
【0032】ROM13のフォント用ROMには、出力
情報を生成する際に使用するフォントデータなどを記憶
し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスクな
どの外部メモリ14が無いプリンタの場合にホストコン
ピュータ3000上で利用される情報などを記憶する。
【0033】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータ3000と通信を行うことができ、プリンタ
内の情報をホストコンピュータ3000に通知する。
【0034】19はCPU12の主メモリ、ワークエリ
アなどとして機能するRAMであり、図示しない増設ボ
ードに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を
拡張できる。尚、RAM19は出力情報展開領域、環境
データ格納領域に用いられる。また、19Aは不揮発性
メモリ(NVRAM)であり、操作部1501の操作パ
ネルからのプリンタモード設定情報を記憶する。
【0035】ハードディスク(HD)、ICカードなど
の外部メモリ14はディスクコントローラ(DKC)2
0によりアクセスを制御される。外部メモリ14は、オ
プションとして接続され、フォントデータ、エミュレー
ションプログラム、フォームデータなどを記憶する。1
8は操作パネルで操作されるスイッチやLED表示器を
配する。
【0036】尚、外部メモリ14は1個に限らず、内蔵
フォントに追加するオプションフォントカードや、言語
系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格
納した外部メモリなどを複数個設けたものでもよい。
【0037】図4は他の画像出力システムの構成を示す
ブロック図である。図において、100はホストコンピ
ュータ、101はレーザビームプリンタ(LBP)、1
02はLBP101を司るCPU、103はCPU10
2が実行する制御プログラムやホスト印刷情報などを格
納しているROM、104は各種データを一時的に保存
するRAMである。
【0038】また、105は双方向インターフェースで
あり、例えばRS232C、双方向セントロニクス、R
S422Aなどでホストコンピュータ100と双方向に
通信を行う。106はNVRAMであり、電源オン/オ
フにかかわらず保持しておきたい印字環境などの情報を
記憶する。
【0039】107はNVRAM故障認識部であり、N
VRAM106の故障を検出する。109はNVRAM
代替指示部であり、NVRAM故障時にNVRAM10
6の代替をRAM104、またはハードディスク(H
D)110のドライブに指示する。
【0040】図5はNVRAMの代替処理ルーチンを示
すフローチャートである。レーザビームプリンタ101
のNVRAM106には、印字環境として例えばプリン
ト枚数、デフォルト紙サイズ、デフォルト給紙手段、シ
リアルインターフェースのパラメータ設定値などの情報
が書き込まれる。
【0041】まず、NVRAM故障認識部107はNV
RAM106が物理的に壊れたか否かを判別する(ステ
ップS1)。NVRAM106が故障していないときに
は、そのまま使用することとして(ステップS2)本ル
ーチンを終了する。
【0042】一方、ステップS1でNVRAM106が
故障していた場合は、CPU102はLBP101に接
続されているハードディスク110でNVRAM106
の機能を代替するか否かを決定する(ステップS3)。
ここで、NVRAM106の機能の代替とは、CPU1
02がNVRAM106以外の記憶媒体を使用してNV
RAM106の動作のシミュレーションを行うことであ
る。
【0043】決定に際して、ハードディスク110はダ
ウンロードフォント、フォームオーバレイなどのデータ
格納場所として使用されるので、CPU102はNVR
AM106の機能を代替するのに十分な容量がハードデ
ィスク110に残っているか否かのチェックを行う。ハ
ードディスク110で代替可能であるときはハードディ
スク110を使用してNVRAM106の動作のシミュ
レーションを行う(ステップS7)。ハードディスク1
10に書き込んだ情報はLBP101の電源がオフされ
た状態でも保存される。
【0044】ハードディスク110で代替できないと
き、CPU102はRAM104を使用してNVRAM
106の機能を代替できるか否かを決定する(ステップ
S4)。RAM104が十分な容量を有しており、代替
可能であるときはRAM104を使用してNVRAM1
06の動作のシミュレーションを行う(ステップS
5)。
【0045】ステップS4でRAM104で代替できな
いとき、CPU102はサービスコールを発生させ、N
VRAM106の取り換え要求をユーザに告知して(ス
テップS6)本ルーチンを終了する。
【0046】尚、本実施例ではレーザプリンタに適用し
た場合を示したが、他のプリンタを用いても良いことは
勿論である。また、印刷装置に限らず、表示装置に適用
しても良い。さらに、ハードディスクのドライブは1台
であっても良いし、2台以上であってもよい。また、ハ
ードディスクは外付けタイプでも内蔵タイプでもどちら
でもよい。
【0047】またさらに、不揮発性メモリの故障は種々
の方法で検出できるが、例えば、一定時間毎に記憶デー
タの読み出しおよび書き込みを繰り返し、読み出される
データの一致を調べることで検出してもよい。
【0048】[第2実施例]つぎに、第2実施例の出力
装置について説明する。図6は第2実施例の画像出力シ
ステムの構成を示すブロック図である。前記第1実施例
と同一の構成要素は同一の番号を付して示されている。
図において、200はホストコンピュータ、201はレ
ーザビームプリンタ、202はホストコンピュータ20
0に装備されているRAM、203はホストコンピュー
タ200に接続されているハードディスクである。
【0049】図7は第2実施例のNVRAMの代替処理
ルーチンを示すフローチャートである。レーザビームプ
リンタ201内のNVRAM故障認識部107はNVR
AM106が物理的に壊れたか否かを判別する(ステッ
プS11)。壊れていないときはNVRAM106をそ
のまま使用することとして(ステップS12)本ルーチ
ンを終了する。
【0050】一方、壊れているとき、CPU204はL
BP201に接続されているハードディスク110でN
VRAM106の機能を代替するか否かを決定する(ス
テップS13)。NVRAM106の機能を代替できる
ときはLBP201に接続されているプリンタ用ハード
ディスク110でNVRAM106の動作のシミュレー
ションを行う(ステップS14)。
【0051】代替できないとき、CPU204はプリン
タ内RAM104で代替するか否かを決定する(ステッ
プS15)。
【0052】NVRAM106の機能を代替できると
き、CPU204は、LBP201に内蔵されているR
AM104でNVRAM106の動作のシミュレーショ
ンを行う(ステップS16)。
【0053】つぎに、プリンタ用RAM104で代替で
きないとき、CPU204は双方向インターフェース1
05を経由してホストコンピュータ200に対し、ホス
トコンピュータ200に接続されているハードディスク
203を使用して代替可能であるか否かを問い合せる
(ステップS17)。ホストコンピュータ200は双方
向インターフェース105からの問い合わせに対し、ホ
ストコンピュータ200上で稼働するプリンタドライバ
(図示せず)を用いてハードディスク203とハンドリ
ングを行う。
【0054】プリンタドライバはハードディスク203
に対し、NVRAM106の機能を代替するのに十分な
容量が残っているか否かをチェックし、その結果をLB
P201に報告する。CPU204は報告された結果に
基づいてハードディスク203で代替するか否かを決定
する。代替できるときはホストコンピュータ200に接
続されているハードディスク203でNVRAM106
の動作のシミュレーションを行う(ステップS18)。
【0055】一方、ホストコンピュータ200に接続さ
れているハードディスク203で代替できないとき、C
PU204は双方向インターフェース105を経由して
ホストコンピュータ200に対し、ホストコンピュータ
200上のRAM202で代替可能であるか否かを問い
合せる(ステップS19)。ホストコンピュータ200
は双方向インターフェース105からの問い合わせに対
し、ホストコンピュータ200上で稼働するプリンタド
ライバ(図示せず)を用いてRAM202とのハンドリ
ングを行う。
【0056】プリンタドライバ202はRAM202に
対し、NVRAM106の機能を代替するのに十分な容
量が残っているか否かをチェックし、LBP201にそ
の結果を報告する。CPU204は報告結果に基づいて
RAM202で代替するか否かを決定する(ステップS
19)。代替できるときは、ホストコンピュータ200
上のRAM202でNVRAM106の動作のシミュレ
ーションを行って(ステップS21)本ルーチンを終了
する。
【0057】一方、ホストコンピュータ200上のRA
M202で代替できないとき、CPU204はサービス
コールを発生させてNVRAM106の取り換え要求を
ユーザに告知して(ステップS20)本ルーチンを終了
する。
【0058】この後、LBP201はホストコンピュー
タ200から送信されるデータの印字を行う。
【0059】[第3実施例]つぎに、第3実施例の画像
出力システムについて説明する。本実施例の画像出力シ
ステムは前記第2実施例の画像出力システムと同一の電
気的構成を有する。
【0060】図8は第3実施例のNVRAMの代替処理
ルーチンを示すフローチャートである。NVRAM故障
認識部107はNVRAM106が物理的に壊れたか否
かを判別する(ステップS21)。NVRAM106が
故障していないときには、そのまま使用することとして
(ステップS22)本ルーチンを終了する。
【0061】一方、ステップS21でNVRAM106
が故障していた場合は、CPU204はLBP201に
接続されているハードディスク110でNVRAM10
6の機能を代替できるか否かを決定する(ステップS2
3)。
【0062】ハードディスク110で代替できないと
き、CPU204はサービスコールを発生させて(ステ
ップS24)NVRAM106の取り換え要求をユーザ
に告知して本ルーチンを終了する。
【0063】ハードディスク110で代替可能であると
きは、CPU204はRAM104でNVRAM106
の機能を代替できるか否かを決定する(ステップS2
5)。RAM104が十分な容量を有しており、代替可
能であるときはRAM104でNVRAM106の動作
のシミュレーションを行う(ステップS26)。
【0064】CPU204はステップS26の動作と同
時にハードディスク110に対してもNVRAM106
の代替が行える領域を確保し、RAM104の代替領域
のデータをハードディスク110に複写する(ステップ
S27)。
【0065】このように、CPU204はNVRAM1
06の動作のシミュレーションをRAM104上で行
い、RAM104に対してパラメータなどの書き込み動
作が発生した場合のみハードディスク110にアクセス
を行ってその確保された領域に変更箇所の上書きを行
う。
【0066】一方、ステップS25においてRAM10
4で代替できないとき、CPU204はサービスコール
を発生させてNVRAM106の取り換え要求をユーザ
に告知して(ステップS24)本ルーチンを終了する。
【0067】以上示したように、本実施例によれば、N
VRAM106に書き込まれるべきパラメータ値の読み
出し、書き込みのパフォーマンスを向上でき、しかも同
時にハードディスク110に書き込んでおくことにより
LBP201の電源オン/オフ後においてもパラメータ
値を保持できる。
【0068】尚、RAM104はホストコンピュータ2
00上のRAM202に、かつハードディスク110は
ホストコンピュータ200に接続されているハードディ
スク203に置き換えて実施してもよいことは勿論であ
る。
【0069】また、上記機器構成に限定されることな
く、単体の機器、複数の機器からなるシステム、あるい
はLANなどのネットワークを介して処理が行われるシ
ステムなど種々の機器構成に適用できる。
【0070】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る出力装置によれ
ば、不揮発性メモリに記憶された情報にしたがって出力
を行う際に、故障検出手段により前記不揮発性メモリの
故障を検出し、該故障が検出されたとき、検査手段によ
り前記不揮発性メモリの動作のシミュレーションに使用
できる記憶媒体を検査し、シミュレーション手段により
該検査された記憶媒体を使用して前記シミュレーション
を行うので、不揮発性メモリの故障前と同様に使用する
ことができ、サービスコールの発生を抑えることができ
る。また、標準で装備されている揮発性メモリの容量が
少ないときでも、他の記憶媒体を使用して不揮発性メモ
リを代替できる。
【0071】請求項2に係る出力装置によれば、情報処
理装置に接続され、前記記憶媒体は該情報処理装置に設
けられているので、出力装置本体にシミュレーションに
使用できる記憶媒体を持たなくても済ますことができ
る。
【0072】請求項3に係る出力装置によれば、前記記
憶媒体は揮発性メモリおよび磁気ディスクからなり、前
記シミュレーション手段は、前記不揮発性メモリへの書
き込み動作のシミュレーションを前記揮発性メモリと同
時に前記磁気ディスクに対して行い、該書き込み以外の
動作のシミュレーションを前記揮発性メモリに対して行
うので、パラメータ値などの情報の読み出し、書き込み
動作のパフォーマンスを向上できる。また、磁気ディス
クに書き込んでおくことで、電源オン/オフ後において
もパラメータ値などの情報を保持できる。
【0073】請求項4に係る出力方法によれば、不揮発
性メモリの故障を検出し、該故障が検出された不揮発性
メモリの動作のシミュレーションに使用される記憶媒体
を情報処理装置に設定することを確認し、該設定するこ
とが確認された記憶媒体を使用して前記不揮発メモリの
動作のシミュレーションを行い、該シミュレーションが
行われた記憶媒体に記憶された情報にしたがって、前記
情報処理装置から受信するデータを出力するので、情報
処理装置の記憶媒体を使用して不揮発性メモリの動作の
シミュレーションを行うことができる。
【0074】請求項5に係る出力システムによれば、出
力装置は前記情報処理装置から受信するデータを出力す
る際に、故障検出手段により不揮発性メモリの故障を検
出し、シミュレーション手段により前記情報処理装置に
設けられた記憶媒体を使用して前記不揮発性メモリの動
作のシミュレーションを行い、前記不揮発性メモリの故
障時に、前記シミュレーションが行われた記憶媒体に記
憶された情報にしたがって出力を行うので、システムの
バックアップ性能を向上できる。
【0075】請求項6に係る情報処理装置によれば、不
揮発性メモリを備えた出力装置にデータを送信する場
合、前記不揮発性メモリの故障に際して、受信手段によ
り該不揮発性メモリの動作のシミュレーションに使用可
能な記憶媒体の要求を前記出力装置から受信し、検査手
段により前記要求に該当する記憶媒体が前記シミュレー
ションに応じた容量を有することの検査を行い、該検査
の結果、送信手段により前記シミュレーションに前記記
憶媒体を使用可能である旨を送信するので、出力装置に
不揮発性メモリの動作のシミュレーションに使用できる
記憶媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザビームプリンタの構成を示す説明図であ
る。
【図2】レーザビームプリンタの電気的構成を概略的に
示すブロック図である。
【図3】画像出力システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】他の画像出力システムの構成を示すブロック図
である。
【図5】NVRAMの代替処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図6】第2実施例の画像出力システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図7】第2実施例のNVRAMの代替処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【図8】第3実施例のNVRAMの代替処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100、200、3000 ホストコンピュータ 101、201 レーザビームプリンタ 104、202 RAM 105 双方向インターフェース 106 揮発性メモリ(NVRAM) 107 NVRAM故障認識部 109 NVRAM代替指示部 110、203 ハードディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリを備え、 該不揮発性メモリに記憶された情報にしたがって出力を
    行う出力装置において、 前記不揮発性メモリの故障を検出する故障検出手段と、 該故障が検出されたとき、前記不揮発性メモリの動作の
    シミュレーションに使用できる記憶媒体を検査する検査
    手段と、 該検査された記憶媒体を使用して前記シミュレーション
    を行うシミュレーション手段とを備えたことを特徴とす
    る出力装置。
  2. 【請求項2】 情報処理装置に接続され、 前記記憶媒体は該情報処理装置に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の出力装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶媒体は揮発性メモリおよび磁気
    ディスクからなり、 前記シミュレーション手段は、前記不揮発性メモリへの
    書き込み動作のシミュレーションを前記揮発性メモリと
    同時に前記磁気ディスクに対して行い、該書き込み以外
    の動作のシミュレーションを前記揮発性メモリに対して
    行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の出
    力装置。
  4. 【請求項4】 不揮発性メモリの故障を検出し、 該故障が検出された不揮発性メモリの動作のシミュレー
    ションに使用される記憶媒体を情報処理装置に設定する
    ことを確認し、 該設定することが確認された記憶媒体を使用して前記不
    揮発メモリの動作のシミュレーションを行い、 該シミュレーションが行われた記憶媒体に記憶された情
    報にしたがって、前記情報処理装置から受信するデータ
    を出力することを特徴とする出力方法。
  5. 【請求項5】 情報処理装置および出力装置を備え、 該出力装置は前記情報処理装置から受信するデータを出
    力する出力システムにおいて、 前記出力装置は、 不揮発性メモリと、 該不揮発性メモリの故障を検出する故障検出手段と、 前記情報処理装置に設けられた記憶媒体を使用して前記
    不揮発性メモリの動作のシミュレーションを行うシミュ
    レーション手段とを備え、 前記不揮発性メモリの故障時に、前記シミュレーション
    が行われた記憶媒体に記憶された情報にしたがって出力
    を行うことを特徴とする出力システム。
  6. 【請求項6】 不揮発性メモリを備えた出力装置に接続
    され、該出力装置にデータを送信する情報処理装置にお
    いて、 前記不揮発性メモリの故障に際して、該不揮発性メモリ
    の動作のシミュレーションに使用可能な記憶媒体の要求
    を前記出力装置から受信する受信手段と、 前記要求に該当する記憶媒体が前記シミュレーションに
    応じた容量を有することの検査を行う検査手段と、 該検査の結果、前記シミュレーションに前記記憶媒体を
    使用可能である旨を送信する送信手段とを備えたことを
    特徴とする情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007281742A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置シミュレーション装置、画像形成装置シミュレーション方法及びプログラム
US9606929B2 (en) 2011-11-08 2017-03-28 Lenovo Enterprise Solutions (Singapore) Pte. Ltd. Simulated NVRAM

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