JPH10206965A - カメラ - Google Patents
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- JPH10206965A JPH10206965A JP9009422A JP942297A JPH10206965A JP H10206965 A JPH10206965 A JP H10206965A JP 9009422 A JP9009422 A JP 9009422A JP 942297 A JP942297 A JP 942297A JP H10206965 A JPH10206965 A JP H10206965A
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Cameras In General (AREA)
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Abstract
させるカメラにおいて、カメラボディを薄く構成する。 【解決手段】 撮影レンズLとCCD15との間に反射
面を有する反射部材(第1反射部材12)を配置し、該
反射部材により反射した被写体光をCCD15に結像さ
せる。
Description
ンズにより撮像素子に結像させるスチルカメラに関す
る。
デジタルスチルカメラ(以下、デジタルカメラと称
す。)が脚光を浴びている。デジタルカメラは被写体像
を撮影レンズによりCCDに結像し、画像信号をデジタ
ルデータとして内蔵メモリ、ハードディスク、若しくは
メモリカード等に記録し、パソコンで画像処理を行う。
を示す。図1において、Lは撮影レンズであり、被写体
光は撮影レンズLにより、赤外カットフィルター1、カ
バーガラス2を透過してCCD3に結像する。4はCC
D3等を保持し結線するプリント基板である。このよう
に、従来のデジタルカメラは撮影レンズLからCCD3
まで一直線の光軸上に配置されている。
ンダとしては、撮影レンズLとは別に配置された光学フ
ァインダや、CCD3からの画像信号を液晶板で視認す
る液晶モニタがある。
に回動する反射鏡を設け、撮影前には撮影レンズLを透
過した被写体光を反射鏡で上方に90度反射させて結像
させ、その結像した像をペンタプリズムで正立像に反転
し、アイピースレンズで拡大して視認する一眼レフタイ
プのデジタルカメラもある。
ラを従来の銀塩フィルム(以下、フィルムという。)を
用いたフィルムカメラと比較すると、デジタルカメラは
大型であり、特に奥行き方向のボディ寸法が大きい。こ
れは、デジタルカメラは被写体光をCCDに結像させて
いるので、フィルムと比較してCCDの部分において厚
み方向に大きなスペースを必要とするためである。
1の厚みは約2mm、カバーガラス2の厚みは約0.8
mm、CCD3の厚みは約2mm、プリント基板の厚み
は約1.2mmであるので、計約6mmとなり、更にこ
れらを保持する枠が必要となるので、合計約8mmの厚
みを必要とする。従って、フィルムと圧板とを含めても
2mm程度のフィルムカメラと比較して、デジタルカメ
ラはボディの厚み方向に大きな寸法を必要とする。
の厚みのためにボディの厚みはそれ程薄くならない。
Lとは別に配置された光学ファインダの場合は近距離撮
影時におけるパララックスが大きくなり、液晶モニタの
場合はコスト高となる。
鏡のために撮影レンズとCCDとの間に所定の空間が必
要であるので、沈胴が困難であると共に、ペンタプリズ
ムによりコスト高となる。
定されるものではなく、アナログ形式であってもCCD
等の撮像素子を有するカメラには共通の問題である。
において、ボディ厚みを薄く構成できるカメラを提供す
ることを発明の課題とするものであり、付随して安価で
パラッラックスのないファインダを備えることも発明の
課題とする。
撮影レンズにより撮像素子に結像させるカメラにおい
て、前記撮影レンズと前記撮像素子との間に反射面を有
する反射部材を配置し、該反射部材により反射した被写
体光を前記撮像素子に結像させることにより解決され
る。
態における光学系を図2の斜視図により説明する。
光線は可変絞り11にて絞られ、全反射を行う第1反射
面12aを有し入射光軸に対して左方向に45度傾斜し
て配置された第1反射部材12により、光軸を左方向に
90度傾けて反射する。図において、第1反射部材12
は全反射鏡であるがプリズムでもよい。反射した光線は
光軸に対して上方向に45度傾斜したビームスプリッタ
である第2反射部材13により透過する光線と反射する
光線とに分離される。第2反射部材13は半透明の蒸着
をガラスに施した半透明鏡であり、一方の光線は第2反
射部材13を透過した後、赤外カットフィルター14を
透過し、撮像素子であるCCD15の素子面に結像す
る。
2反射面13aにより90度反射し、上方向に進み、視
野枠16に結像した後、プリズム17に入射する。プリ
ズム17に入射した光線は凸レンズ17aにて集光し、
光軸に対して右方向に45度傾斜し、第2反射部材13
に対して90度の角度を持って対向する第3反射面17
bにて右方向に反射し、更に、第2反射部材13の反射
面と270度の角度を有して配置され、光軸に対して4
5度傾斜する第4反射面17cにて後方に導かれ、接眼
レンズ18を透過して撮影者の眼に入射する。このよう
にファインダ光学系が構成され、撮影レンズLより入射
した被写体光は4枚の反射面により反射されるので、実
像式ファインダとして正立像を視認することができる。
b、第4反射面17cをプリズムの一部でなく、独立し
た凸レンズ、第3反射面を有する反射鏡、第4反射面を
有する反射鏡としてもよい。
に、第2反射部材13のガラスを赤外カットフィルター
に形成してもよい。
間に第1反射部材12を設け、光軸を90度移動させた
ので、赤外カットフィルター14やCCD15の厚みは
ボディ厚みに無関係となり薄型のカメラを実現できる。
被写体像を実像式ファインダとして視認できるので、常
にパララックスのないファインダが実現できる。
も、ズームファインダに構成する必要がない。
1反射部材12により反射しているので、左右方向が反
転している。これはカメラ内に設けたCPUで左右を反
転する演算を行って正像に戻してもよいが、左右方向が
反転したままカメラより出力し、パソコン内のCPUで
反転する演算を行って正像に戻してもよい。
が、下記の如き4通りの方式のシャッタを選択できる。
タとする方式 CCD15と第2反射部材13との間にシャッタを配
置する方式 可変絞り11とシャッタを兼用する方式 なお、との方式では何ら問題ないが、との方式
では撮影時には被写体像を視認できないという問題があ
る。
込んだ実施の形態について、図3乃至図6により説明す
る。図3は正面からの透視図、図4は上面からの透視
図、図5は縦断面図、図6は撮影レンズを沈胴したとき
の縦断面図である。
より撮影レンズを構成し、レンズL1とレンズL2とは
鏡枠21により保持されている。また、鏡枠21の中に
は可変絞り22が配置されている。鏡枠21の先端には
化粧枠23が取り付けられており、鏡枠21は回転胴2
4とヘリコイド螺合している。更に、回転胴24は固定
胴25に回転のみ可能に保持されている。また、固定胴
25に取り付けられた直進案内板26が鏡枠21と係合
し、鏡枠21の回転を規制している。
ときは、モータ27を駆動すると、減速歯車列28が回
転し、減速歯車列28の最終歯車が回転胴24の大歯車
24aと歯合しているので、回転胴24が回転する。す
ると、直進案内板26により回転方向に規制された鏡枠
21は回転せず、光軸方向に進退のみ行う。
ズL1、可変絞り22、レンズL2と通過し、前述と同
様に全反射鏡32にて左反射し、半透明鏡33を透過し
た後、赤外カットフィルター34を透過してCCD35
に結像する。なお、シャッタはCCD35による電子シ
ャッタを用いる。一方、半透明鏡33にて反射した被写
体光は上方向に進み、視野枠36に結像した後、プリズ
ム37に入射する。プリズム37に入射した光線は凸レ
ンズ37aにて集光し、第3反射面37bにて右方向に
反射し、更に、第4反射面37cにて後方に導かれ、接
眼レンズ38を透過して撮影者の眼に入射する。
反射しているが、反射の方向はスペース効率上、カメラ
ボディの長手方向が望ましい。
ト基板であり、42はCPU等の制御回路や記憶回路を
実装したプリント基板である。従来のカメラはプリント
基板42の中央にCCDが配置されるため、CPU等の
制御回路や記憶回路の実装に制約を受けていたが、2枚
のプリント基板を用いてCCD35とCPUを別のプリ
ント基板に実装することにより、設計やデザインの自由
度が増す。
レンズを沈胴させる。このとき、全反射鏡32が邪魔に
なるので、全反射鏡32を軸32aを中心に回動可能に
形成し、鏡枠21の後退に連動して図4に二点鎖線で示
す如く全反射鏡32を回動させる。
4は測距用レンズ、45はストロボ発光部、46はスト
ロボ用メインコンデンサ、47はモータ27や各回路の
電源としての電池、48はDC−DCコンバータであ
る。
と撮像素子との間に反射面を有する反射部材を配置した
ので、撮像素子等による厚みがボディの厚みに関係なく
なり、薄いボディのカメラが実現できる。
し撮像素子をカメラ正面から見た長手方向に配置したの
で、カメラの高さが高くならず、横長の自然な形状のカ
メラが実現できる。
ら撮像素子までの光路内にビームスプリッタを配置し、
被写体光を分離して撮像素子とファインダ光学系とに導
くので、パララックスのないファインダが実現できる。
することができる。
ィルタと半透明鏡を兼用にすることにより、専用の赤外
カットフィルタが不要になる。
沈胴に連動して反射部材が回動するので、撮影レンズの
後方に反射部材を配置しても撮影レンズを沈胴すること
ができる。
斜視図である。
の正面からの透視図である。
の上面からの透視図である。
の縦断面図である。
にて撮影レンズを沈胴させたときの縦断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 被写体光を撮影レンズにより撮像素子に
結像させるカメラにおいて、 前記撮影レンズと前記撮像素子との間に反射面を有する
反射部材を配置し、該反射部材により反射した被写体光
を前記撮像素子に結像させることを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記反射部材に対し前記撮像素子をカメ
ラ正面から見た長手方向に配置したことを特徴とする請
求項1に記載のカメラ。 - 【請求項3】 前記撮影レンズから前記撮像素子までの
光路内にビームスプリッタを配置し、被写体光を分離し
て前記撮像素子とファインダ光学系とに導くことを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載のカメラ。 - 【請求項4】 前記ビームスプリッタで分離された被写
体光を更に反射させて正立像に変換する反射部材を前記
ファインダ光学系に設けたことを特徴とする請求項3に
記載のカメラ。 - 【請求項5】 前記ビームスプリッタが半透明鏡であ
り、半透明蒸着を施すガラスを赤外カットフィルタに形
成したことを特徴とする請求項4に記載のカメラ。 - 【請求項6】 前記反射部材の一端に前記反射鏡を回動
させる回動軸を設け、前記撮影レンズの沈胴に連動して
前記反射部材を回動させ、前記反射鏡の他端を後退させ
ることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の
カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00942297A JP3840722B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP00942297A JP3840722B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | カメラ |
Publications (2)
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---|---|
JPH10206965A true JPH10206965A (ja) | 1998-08-07 |
JP3840722B2 JP3840722B2 (ja) | 2006-11-01 |
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ID=11719929
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00942297A Expired - Fee Related JP3840722B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | カメラ |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3840722B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-01-22 JP JP00942297A patent/JP3840722B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3840722B2 (ja) | 2006-11-01 |
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