JPH10205225A - 建屋の窓構造 - Google Patents

建屋の窓構造

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JPH10205225A
JPH10205225A JP861897A JP861897A JPH10205225A JP H10205225 A JPH10205225 A JP H10205225A JP 861897 A JP861897 A JP 861897A JP 861897 A JP861897 A JP 861897A JP H10205225 A JPH10205225 A JP H10205225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sash
glass
building
frame
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP861897A
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English (en)
Inventor
Wataru Matsubara
渉 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 見込み幅の大きく異なるガラスはめ殺しサッ
シと外開きサッシを、一つの窓開口部内で連結すること
の可能な建屋の窓構造をを提供すること。 【構成】 建物躯体1の窓開口部2にサッシを取付けた
建屋の窓構造において、窓開口部に、ガラスはめ殺しサ
ッシ10と外開きサッシ20を連設するものであって、
ガラスはめ殺しサッシ10は、上下左右にコ字形枠1
1,12,13,14を備えるとともに、建物躯体1の
内周に止着される内周片11b,12b,13b,14
bを備え、外開きサッシ20は、上下左右に基部枠21
a,22a,23a,24aを備えるとともに、建物躯
体の外周及び内周にそれぞれ止着される外周片21b,
22b,23b,24b及び内周片21c,22c,2
3c,24cを備え、双方のサッシの間の屋内側に方立
材3を立設し、双方の内周片14b,23cが方立材3
を挟持するように該方立材に当接する構成の建屋の窓構
造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物躯体の開口部
にサッシを取付けた建屋の窓構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物躯体の開口部に取付けられる
サッシは、引き違いサッシやガラスはめ殺しサッシ、外
開きサッシ、内開きサッシ、上げ下げ窓サッシ等、適宜
のものが知られている。建物躯体の一つの開口部に取付
けられるサッシは、通常は1種類のものであり、そして
一つの開口部に複数のサッシを取付ける場合は、いわゆ
る連窓に形成して、同一の見込み幅(屋内外方向の幅)
を有する複数のサッシを、連結部材を介在させて連結す
ることになる。
【0003】すなわち、連窓の場合は、通常は同一見込
み幅を備えた複数種類のサッシの中から、所望のサッシ
を選択してそれらを連結するものであり、近時は連結さ
れたものが一つのユニット状に形成されて、このユニッ
ト化されたものを建物開口部に取付ける連窓サッシも提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】他方、従来において、
前掲の既存のサッシは、前述したように一つのサッシが
一つの開口部に取付けられるものであり、既存のサッシ
を連結して連窓にすることは困難である。特に、ガラス
はめ殺しサッシと外開きサッシのように、サッシの見込
み幅が大きく異なるものは、連窓にすることはきわめて
困難である。
【0005】そこで、本発明は、見込み幅の大きく異な
るガラスはめ殺しサッシと外開きサッシを、一つの窓開
口部内で連結することの可能な建屋の窓構造を提案する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、建物躯体の窓開口部にサッシを取付けた建屋
の窓構造において、前記窓開口部に、ガラスはめ殺しサ
ッシと外開きサッシを連設するものであって、前記ガラ
スはめ殺しサッシは、上下左右にコ字形枠を備えるとと
もに、建物躯体の内周に止着される内周片を該コ字形枠
に備え、前記外開きサッシは、上下左右に基部枠を備え
るとともに、建物躯体の外周及び内周にそれぞれ止着さ
れる外周片及び内周片を該基部枠に備え、相互に接する
前記ガラスはめ殺しサッシ及び外開きサッシの部位にお
いて、双方のサッシの間の屋内側に方立材を立設すると
ともに、前記双方の内周片が前記方立材を挟持するよう
に該方立材に当接する構成の建屋の窓構造である。
【0007】既存のサッシは、通常、建物躯体の内周及
び外周に止着するための突片を備えているので、これら
の突片のうち内周片を利用するものである。すなわち、
相互に接する前記ガラスはめ殺しサッシ及び外開きサッ
シの部位において、立設した方立材を、前記双方の内周
片で挟持するように該方立材に当接させると、この当接
部位で内周片を方立材に止着することができる。この止
着は、方立材が木の場合は釘等により、また、方立材が
金属製の場合はネジ等により、行われる。
【0008】また、相互に接する部位以外のガラスはめ
殺しサッシ及び外開きサッシの各内外周片は、建物躯体
の内外周にそれぞれ止着される。
【0009】従って、ガラスはめ殺しサッシ及び外開き
サッシは、双方の見込み幅の大小に拘らずに、方立材を
介在させて連結することができる。
【0010】本願第2請求項に記載した発明は、前記第
1請求項の発明において、前記ガラスはめ殺しサッシ
は、前記コ字形枠のガラス背面側へ突出して建物躯体と
の間に外装材を挟持する突出片を該コ字形枠に備え、相
互に接する前記ガラスはめ殺しサッシ及び外開きサッシ
の部位において、該ガラスはめ殺しサッシの前記突出片
が外開きサッシの基部枠に当接し、且つ、該外開きサッ
シの外周片がガラスはめ殺しサッシのコ字形枠に当接す
る構成の建屋の窓構造である。
【0011】このように、双方のサッシの外周片を他方
のサッシの基部枠又はコ字形枠に当接させることによ
り、両サッシの間隔位置決めを行うことができ、これに
より双方のサッシの正確な連結を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体例に基づいて
詳細に説明する。
【0013】図1ないし図5において、本例の窓構造
は、建物躯体1の窓開口部2に、ガラスはめ殺しサッシ
10と外開きサッシ20を方立材3を介在させて連設し
て構成される。
【0014】窓開口部2は、左右の柱4,4と上下のま
ぐさ5,5に囲まれて形成されており、この例では、周
囲に造作材6,6を付設している。また、建物躯体1の
屋外側には外装材7,7と外壁パネル8,8を装着して
いる。
【0015】方立材3は、本例の場合、木製のものを用
いており、窓開口部2に後付けされる。
【0016】前記ガラスはめ殺しサッシ10は、上下左
右にコ字形枠11,12,13,14を枠組みするとと
もに、内部にガラス15を装着して形成され、各コ字形
枠には、ガラス背面側へ突出して建物躯体1との間に外
装材7を挟持する突出片11a,12a,13a,14
aと、建物躯体1の内周(本例では造作材6)に止着さ
れる内周片11b,12b,13b,14bを一体形成
している。
【0017】本例では、ガラスはめ殺しサッシ10は、
建物躯体1の屋外側において、外装材7と外壁パネル8
を合わせた幅を備えて形成されるとともに、これら外装
材7及び外壁パネル8に連なる位置に設けられている。
【0018】前記外開きサッシ20は、金属製の上下左
右枠材21,22,23,24により枠組みされた金属
枠内に、樹脂製の上下左右框材25,26,27,28
を組み合わせて内部にガラスを装着した外開き障子29
を開閉可能に設けて構成されている。
【0019】外開きサッシ20の上下左右枠材21,2
2,23,24は、これらの外周側に位置する基部枠2
1a,22a,23a,24aから突出して、方立材3
又は造作材6の外周及び内周にそれぞれ止着される外周
片21b,22b,23b,24b及び内周片21c,
22c,23c,24cを、該基部枠に一体形成してい
る。
【0020】前記ガラスはめ殺しサッシ10及び外開き
サッシ20の相互に接する部位において、双方のサッシ
の間の屋内側に方立材3を立設し、双方の内周片14
b,23cが方立材3を挟持するように該方立材に当接
している。
【0021】本例では、前述したように方立材3に木製
のものを用いており、ガラスはめ殺しサッシ10の内周
片14bと、外開きサッシ20の内周片23cは、それ
ぞれ図示を省略した釘により、方立材3に止着されてい
る。もっとも、方立材が金属製の場合はネジ等により止
着される。
【0022】更に、本例では、相互に接するガラスはめ
殺しサッシ10及び外開きサッシ20の部位において、
ガラスはめ殺しサッシ10の前記突出片14aが外開き
サッシ20の基部枠23aに当接し、外開きサッシ20
の前記外周片23bがガラスはめ殺しサッシ10のコ字
形枠14に当接している。一般に突出片14aよりも外
周片23bの方が長いので、この部位では外周片23b
の先端部分を剥ぎ取って、外周片23bの長さを突出片
14aに等しく形成している。
【0023】このように構成される本例の窓構造におい
て、ガラスはめ殺しサッシ10は、その四周が窓開口部
2の造作材6,6と方立材3に止着され、また、外開き
サッシ20もその四周が窓開口部2の造作材6,6と方
立材3に止着されるので、双方のサッシは、それらが各
々単体で窓開口部に止着される場合と同様の剛性を持っ
て、連結して窓開口部に取付けることができる。
【0024】また、相互に接するガラスはめ殺しサッシ
10及び外開きサッシ20の部位において、ガラスはめ
殺しサッシ10の前記突出片14aが外開きサッシ20
の基部枠23aに当接し、外開きサッシ20の前記外周
片23bがガラスはめ殺しサッシ10のコ字形枠14に
当接しているので、両サッシの間隔位置決めを行うこと
ができ、これにより双方のサッシの正確な連結を行うこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、建物躯
体の窓開口部にサッシを取付けた建屋の窓構造におい
て、前記窓開口部に、ガラスはめ殺しサッシと外開きサ
ッシを連設するものであって、前記ガラスはめ殺しサッ
シは、上下左右にコ字形枠を備えるとともに、建物躯体
の内周に止着される内周片を該コ字形枠に備え、前記外
開きサッシは、上下左右に基部枠を備えるとともに、建
物躯体の外周及び内周にそれぞれ止着される外周片及び
内周片を該基部枠に備え、相互に接する前記ガラスはめ
殺しサッシ及び外開きサッシの部位において、双方のサ
ッシの間の屋内側に方立材を立設するとともに、前記双
方の内周片が前記方立材を挟持するように該方立材に当
接する構成の建屋の窓構造である。
【0026】従って、相互に接するガラスはめ殺しサッ
シ及び外開きサッシの部位において、立設した方立材
を、前記双方の内周片で挟持するように該方立材に当接
させるので、この当接部位で内周片を方立材に止着する
ことができる。また、相互に接する部位以外のガラスは
め殺しサッシ及び外開きサッシの各内外周片は、建物躯
体の内外周にそれぞれ止着され、その結果、ガラスはめ
殺しサッシ及び外開きサッシは、双方の見込み幅の大小
に拘らずに、方立材を介在させて連結することができ
る。
【0027】更に、前記ガラスはめ殺しサッシに、前記
コ字形枠のガラス背面側へ突出して建物躯体との間に外
装材を挟持する突出片を該コ字形枠に備えて、相互に接
する前記ガラスはめ殺しサッシ及び外開きサッシの部位
において、該ガラスはめ殺しサッシの前記突出片が外開
きサッシの基部枠に当接し、且つ、該外開きサッシの外
周片がガラスはめ殺しサッシのコ字形枠に当接するよう
に構成した場合は、すなわち、双方のサッシの外周片を
他方のサッシの基部枠又はコ字形枠に当接させることに
より、両サッシの間隔位置決めを行うことができ、これ
により双方のサッシの正確な連結を行うことができる。
【0028】このように、本発明によれば、見込み幅の
大きく異なるガラスはめ殺しサッシと外開きサッシを、
一つの窓開口部内で連結することの可能な建屋の窓構造
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例に係り、窓開口部を示す建屋の
横断面図である。
【図2】本発明の具体例に係り、外開きサッシの部位の
建屋の縦断面図である。
【図3】本発明の具体例に係り、ガラスはめ殺しサッシ
の部位の建屋の縦断面図である。
【図4】本発明の具体例に係り、窓開口部を示す建屋の
外観図である。
【図5】本発明の具体例に係り、窓開口部を示す建屋の
内観図である。
【符号の説明】
1 建物躯体 2 窓開口部 3 方立材 4 柱 5 まぐさ 6 造作材 7 外装材 8 外壁パネル 10 ガラスはめ殺しサッシ 11 コ字形枠 11a 突出片 11b 内周片 12 コ字形枠 12a 突出片 12b 内周片 13 コ字形枠 13a 突出片 13b 内周片 14 コ字形枠 14a 突出片 14b 内周片 15 ガラス 20 窓サッシ 21 上枠材 21a 基部枠 21b 外周片 21c 内周片 22 下枠材 22a 基部枠 22b 外周片 22c 内周片 23 左枠材 23a 基部枠 23b 外周片 23c 内周片 24 右枠材 24a 基部枠 24b 外周片 24c 内周片 25 上框材 26 下框材 27 左框材 28 右框材 29 外開き障子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体の窓開口部にサッシを取付けた
    建屋の窓構造において、 前記窓開口部に、ガラスはめ殺しサッシと外開きサッシ
    を連設するものであって、 前記ガラスはめ殺しサッシは、上下左右にコ字形枠を備
    えるとともに、建物躯体の内周に止着される内周片を該
    コ字形枠に備え、 前記外開きサッシは、上下左右に基部枠を備えるととも
    に、建物躯体の外周及び内周にそれぞれ止着される外周
    片及び内周片を該基部枠に備え、 相互に接する前記ガラスはめ殺しサッシ及び外開きサッ
    シの部位において、双方のサッシの間の屋内側に方立材
    を立設するとともに、前記双方の内周片が前記方立材を
    挟持するように該方立材に当接するものであることを特
    徴とする建屋の窓構造。
  2. 【請求項2】 前記ガラスはめ殺しサッシは、前記コ字
    形枠のガラス背面側へ突出して建物躯体との間に外装材
    を挟持する突出片を該コ字形枠に備え、 相互に接する前記ガラスはめ殺しサッシ及び外開きサッ
    シの部位において、該ガラスはめ殺しサッシの前記突出
    片が外開きサッシの基部枠に当接し、且つ、該外開きサ
    ッシの外周片がガラスはめ殺しサッシのコ字形枠に当接
    することを特徴とする請求項1記載の建屋の窓構造。
JP861897A 1997-01-21 1997-01-21 建屋の窓構造 Pending JPH10205225A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000282756A (ja) * 1999-03-29 2000-10-10 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 断熱枠
JP2020133307A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 昭和フロント株式会社 枠体の連結構造及びその施行方法

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