JPH10205169A - 煙突筒身の建付け方法及び煙突筒身ブロック - Google Patents

煙突筒身の建付け方法及び煙突筒身ブロック

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JPH10205169A
JPH10205169A JP895297A JP895297A JPH10205169A JP H10205169 A JPH10205169 A JP H10205169A JP 895297 A JP895297 A JP 895297A JP 895297 A JP895297 A JP 895297A JP H10205169 A JPH10205169 A JP H10205169A
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JP
Japan
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chimney
welding
chimney cylinder
block
cylinder body
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Application number
JP895297A
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English (en)
Inventor
Yoriyuki Hasegawa
順行 長谷川
Motoyoshi Ishii
元悦 石井
Takeji Matsumoto
竹二 松本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煙突筒身ブロックにより煙突筒身を建付ける
煙突筒身の建付け方法及び煙突筒身を建付ける際に用い
られる煙突筒身ブロックに関し、煙突筒身の建付けに要
する工期を短縮することができるようにする。 【解決手段】 煙突筒身ブロックにより煙突筒身を立ち
上げる煙突筒身の建付け方法において、下位の煙突筒身
ブロックと上位の煙突筒身ブロックとを、これらの下位
及び上位の煙突筒身ブロックのいずれか又は両方の端部
から突出した複数の縦板リブを介して相互に肌合わせし
仮溶接する工程を連続的に繰り返して行ない複数の煙突
筒身ブロックから煙突筒身を仮溶接状態で立ち上げる第
1工程と、第1工程の後に、該第1工程で立ち上げられ
た該複数の煙突筒身ブロックの各相互間を本溶接する工
程を連続的に繰り返して行なう第2工程とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙突筒身ブロック
を下継ぎ式又は上継ぎ式に接合することによって煙突筒
身を建付ける、煙突筒身の建付け方法、及び、煙突筒身
を建付ける際に用いられる、煙突筒身ブロックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の煙突筒身の建付け方法としては、
例えば、上位の煙突筒身ブロックをジャッキにより押し
上げ又は吊り上げ、この上位の煙突筒身ブロックに下位
の煙突筒身ブロックを下継ぎ式に接合する方法や、基礎
上に下位の煙突筒身ブロックから順に上積み式に接合す
る方法等がある。
【0003】しかし、一定長さの円筒形状に制作した煙
突筒身ブロックは、その円周長さは等しく形成される
が、製作時や輸送時に生じる歪み等によって、ぞれぞれ
の煙突筒身ブロックの端部の形状が僅かに異なったもの
となるのを避けられない。このため、煙突筒身の建付け
に際しては、本溶接を行なう前に、接合する煙突筒身ブ
ロックの端部の形状が同一になるように揃える工程(こ
れを「肌合わせ」と呼ぶ)を行なうようにしている。
【0004】ここで、図10は煙突筒身の建付け方法の
必要連続工程(クリティカル・パス)を示す図である。
図10に示すように、従来の煙突筒身の建付け方法で
は、各煙突筒身ブロック毎に肌合わせ工程(第1工程)
と本溶接工程(第2工程)を交互に煙突筒身ブロック数
だけ繰り返して煙突筒身の建付けを行なうようにしてい
る。なお、肌合わせ工程は内面作業(煙突筒身ブロック
の内面で行なう作業)であり、本溶接工程は内面作業及
び外面作業(煙突筒身ブロックの外面で行なう作業)で
ある。
【0005】そして、この煙突筒身の建付け完了後(即
ち、煙突筒身の立ち上げ完了後)に、支持点の取り合い
及び電気工事関連の作業等の工程を行なうようにしてい
る。なお、この作業は外面作業である。まず、肌合わせ
工程では、円筒形状の煙突筒身ブロックを相互に接合す
るために、煙突筒身ブロックの相互端を一定の隙間をお
いて互いに突き合わせた状態で、煙突筒身ブロックの端
部の形状(筒身ブロックの断面形状)が同一になるよう
に揃えながら位置合わせを行ない、その後に仮溶接して
固定する作業が行なわれる。
【0006】つまり、図11に示すように、上位の煙突
筒身ブロックTY と下位の煙突筒身ブロックTX とが仮
溶接されるが、これに先立ち肌合わせを行なう肌合わせ
工程では、図12に示すように、上位の煙突筒身ブロッ
クTY を下位の煙突筒身ブロックTX にギャップ調整板
55を挟んで近寄らせ、上位の筒身ブロックTY の端部
内側に突出するように溶接された複数のL形板56と下
位の煙突筒身ブロックTX の内面との間にそれぞれ楔矢
57を打ち込み、各楔矢57の打ち込み量を調節して上
下の煙突筒身ブロックTY ,TX の接合面が同一円筒状
になるように(即ち、接合面における各煙突筒身ブロッ
クTY ,TX の端部形状が同一になるように)揃える要
領で作業を行なう。
【0007】このようにして肌合わせした状態で、図1
1に示すように、煙突筒身ブロックTY ,TX の内側又
は外側(図11では内側)にその円周方向に1〜1.5
mピッチで、煙突筒身ブロックTY ,TX の各端部に跨
がるようにストロングバック58を溶接することによっ
て上下の煙突筒身ブロックTY ,TX を仮接合するよう
にしている。
【0008】なお、上下の各煙突筒身ブロックTY ,T
X には、図11に示すように、それぞれ上端近くの内面
に放射方向に真円保持部材51が仮付けされており、こ
の真円保持部材51上が、肌合わせ及び本溶接の際の内
側の足場52として使用される。次に、本溶接工程で
は、煙突筒身ブロック相互の突き合わせ端のリングシー
ム部を煙突筒身ブロックの外側及び内側から本溶接する
作業が行なわれる。
【0009】つまり、外側の足場54を使用して、上下
の煙突筒身ブロックTY ,TX の外面から煙突筒身ブロ
ックTY ,TX の突き合わせ端部のリングシーム部を周
方向に本溶接し、内側の足場52を使用して内面から煙
突筒身ブロックTY ,TX の突き合わせ端部をガウジン
グ本溶接して、上下の煙突筒身ブロックTY ,TX 相互
を接合する。
【0010】ここで、外側の足場54は、以下に示すよ
うにして形成される。つまり、上下の煙突筒身ブロック
Y ,TX には、図11に示すように、その外面に真円
保持部材51の高さ位置で複数のアイプレート53が設
けられており、このアイプレート53を支点として索5
3Aを介して下位の煙突筒身ブロックTX の真円保持部
材51高さ位置付近で外側の足場54を吊り支えるよう
にして外側の足場54が形成される。
【0011】このように、従来の煙突筒身の建付け方法
では、肌合わせ工程と本溶接工程を繰り返して、順次、
煙突筒身ブロックを継ぎ足していき、煙突筒身の建付け
を行なうようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
煙突筒身の建付け方法における肌合わせ工程は鳶職,鉄
構職作業者が作業を行ない、本溶接工程は溶接職作業者
が作業を行なうため、肌合わせ工程及び本溶接工程の各
作業は連続せず、これらの作業は交互に間欠的に行なわ
れることになる。このように、多数の煙突筒身ブロック
の接続に際して、同一作業の連続性がなく、作業の精度
及び能率を高め、非常に長い工期が必要とされていると
いう不具合がある。
【0013】さらに、このような肌合わせ工程や本溶接
工程の後に、支持点の取り合いや電気工事関連の外面作
業工程が行なわれ、この作業は鳶職,鉄構職作業者によ
り行なわれるが、これらの鳶職,鉄構職作業者による作
業の連続性もない。また、従来の煙突筒身の建付け方法
では、交互に繰り返して行なわれる肌合わせ工程と本溶
接工程とが全て完了した後に、支持点取り合いや電気工
事等を行なうようにしているため、煙突筒身の建付けに
際しての必要連続工程(クリティカル・パス)を短縮で
きず、この点からも長い工期が必要とされている。
【0014】また、従来の煙突筒身の建付け方法におけ
る肌合わせ工程では、図12に示すように、上位の筒身
ブロックTY 端の内側に突出するように溶接された複数
のL形板56と煙突筒身ブロックTX の内面との間にそ
れぞれ楔矢57を打ち込み、各楔矢57の打ち込み量を
調節して上下の煙突筒身ブロックTY ,TX の接合面に
おける上下の煙突筒身ブロックTY ,TX の端部の形状
が同一になるように揃えることによって肌合わせを行な
うようにしているため、この「肌合わせ工程」に多くの
時間がかかり、ひいては、煙突筒身の建付けに際して長
い工期が必要とされることになる。
【0015】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、煙突筒身の建付けに要する工期を短縮するこ
とができるようにした、煙突筒身の建付け方法及び煙突
筒身ブロックを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の煙突筒身の建付け方法は、上下の煙突筒身ブ
ロックを相互に肌合わせし仮溶接してからこれらを本溶
接することで複数の煙突筒身ブロックにより煙突筒身を
立ち上げる、煙突筒身の建付け方法において、下位の煙
突筒身ブロックと上位の煙突筒身ブロックとを、これら
の下位及び上位の煙突筒身ブロックのいずれか又は両方
の端部から突出した複数の縦板リブを介して相互に肌合
わせし仮溶接する工程を連続的に繰り返して行ない複数
の煙突筒身ブロックから煙突筒身を仮溶接状態で立ち上
げる第1工程と、第1工程の後に、該第1工程で立ち上
げられた該複数の煙突筒身ブロックの各相互間を本溶接
する工程を連続的に繰り返して行なう第2工程とから構
成されることを特徴としている。
【0017】このような構成により、第1工程及び第2
工程が各々連続作業とされるため、肌合わせし仮溶接す
る工程及び本溶接する工程のそれぞれの作業の精度及び
能率が高まり、全体として作業が容易となる。このた
め、第1工程及び第2工程にかかる時間が短縮されるこ
とになる。請求項2記載の本発明の煙突筒身の建付け方
法は、請求項1記載の方法において、該第2工程と並行
して支持点の取り合いや電気工事関連の作業を行なうこ
とを特徴としている。
【0018】このような構成により、第2工程と並行し
て支持点の取り合いや電気工事関連作業とが並行して行
なわれるため、効率的な煙突筒身の建付け作業を行な
え、煙突筒身の建付けにかかる時間がより一層短縮され
る。請求項3記載の本発明の煙突筒身の建付け方法は、
請求項1又は2記載の方法において、該第1工程に用い
られる上記の複数の縦板リブが、それぞれ該煙突筒身ブ
ロックの端部から突出するようにして円周方向に沿って
等間隔に取り付けられていることを特徴としている。
【0019】このような構成により、第1工程において
肌合わせを行なう際に、各煙突筒身ブロックを近づける
だけで、縦板リブによって各煙突筒身ブロックの端部の
形状が自然に矯正される。このため、各煙突筒身ブロッ
クの肌合わせが容易になり、この肌合わせにかかる時間
が短縮される。請求項4記載の本発明の煙突筒身の建付
け方法は、請求項3記載の方法において、該縦板リブ
が、溶接用裏当材を挿通する溶接用裏当材挿通部を備
え、第2工程において、該溶接用裏当材挿通部に該溶接
用裏当材を挿通し保持させた状態で該煙突筒身ブロック
の内側から該煙突筒身ブロックをリングシーム溶接する
ことを特徴としている。
【0020】このような構成により、第2工程における
本溶接はリングシーム溶接により行なわれる。請求項5
記載の本発明の煙突筒身の建付け方法は、請求項1〜4
のいずれかに記載の方法において、該第1工程に用いら
れる上記の複数の縦板リブが、該煙突筒身ブロックの端
部から突出する部分の内側に嵌合用ガイド面を形成され
ていることを特徴としている。
【0021】このような構成により、第1工程において
肌合わせを行なう際に、各煙突筒身ブロックが嵌合用ガ
イド面に案内され、肌合わせが容易になる。このため、
肌合わせにかかる時間が短縮される。請求項6記載の本
発明の煙突筒身ブロックは、煙突筒身を建付ける際に用
いられ、下継ぎ式又は上継ぎ式に接合される下位及び/
又は上位の複数の煙突筒身ブロックであって、該煙突筒
身ブロックの端部から突出するように円周方向に沿って
等間隔に取り付けられた複数の縦板リブを備え、該煙突
筒身を建付ける際に該複数の縦板リブを介して該煙突筒
身ブロックを嵌合させることを特徴としている。
【0022】このような構成により、肌合わせを行なう
各煙突筒身ブロックを近づけるだけで、縦板リブによっ
て各煙突筒身ブロックの端部の形状が自然に矯正され
る。このため、各煙突筒身ブロックの肌合わせが容易に
なり、この肌合わせにかかる時間が短縮される。
【0023】
【発明の実施形態】以下、図面により、本発明の実施の
形態について説明すると、図1〜図9は本発明の一実施
形態にかかる煙突筒身の建付け方法を説明する図であ
り、このうち図3〜図5はこの建付け方法に用いる煙突
筒身ブロックであって本発明の一実施形態にかかる煙突
筒身ブロックを示す図である。
【0024】なお、ここでは、建付け方法について説明
しながら、適宜、煙突筒身ブロックやその他の設備,装
置,構造について説明していく。本煙突筒身の建付け方
法では、このような煙突筒身ブロックT1 ,T2 ・・・
n を用いて建付けを行なうが、図1に示すように、煙
突筒身の建付けに際して、まず、煙突筒身ブロック
1 ,T2 ・・・Tn を縦板リブ10を介して肌合わせ
し仮溶接する「肌合わせ工程」が行なわれ(第1工
程)、この「肌合わせ工程」が終了すると、「支持点取
り合い、電気工事等の外面作業工程」及び煙突筒身ブロ
ックT1 ,T2 ・・・Tn のリングシーム部を本溶接す
る「筒身本溶接工程」(第2工程)及び「支持点取り合
い、電気工事等の外面作業工程」が並行して行なわれ
る。
【0025】このうち、「肌合わせ工程」の作業は、鳶
職、鉄構職作業者によって連続的に繰り返して行なわ
れ、この「肌合わせ工程」で、全ての煙突筒身ブロック
を仮溶接状態で立ち上げるようにしている。これによ
り、効率的な作業が行なえるようになる。なお、仮溶接
は外面作業(煙突筒身ブロックの外面で行なう作業)に
より行なわれる。
【0026】ここでは、図2(a)に示すように、筒身
の支持鉄塔22を設けて、この支持鉄塔22の頂部をシ
ーブ支点として、吊りワイヤ23により上位の煙突筒身
ブロックを吊り上げ、肌合わせし、仮溶接することによ
って、下位の煙突筒身ブロックを下継ぎし、筒身を立ち
上げるようにしている。この肌合わせ工程(第1工程)
について、図1〜図5を参照しながら、さらに詳述す
る。
【0027】本煙突筒身の建付け方法に用いる煙突筒身
ブロックT1 ,T2 ・・・Tn には、図3〜図5に示す
ように、複数の縦板リブ10を取り付けたものを用いる
ようにしている。ここで、縦板リブ10は、図3〜図5
に示すように、同様の形状に構成されており、一端側の
直線状の取付溶接部10aと、他端内側のガイド用テー
パ面10bと、テーパ面(嵌合用ガイド面)10bに連
なる直線状の現場溶接部10cと、溶接部10aと溶接
部10cとの間に形成された窪み状の裏当材挿通部(溶
接用裏当材挿通部)10dとを備えて構成される。
【0028】この縦板リブ10は、図4及び図5に示す
ように、上下に接続される各煙突筒身ブロックTX ,T
Y の端部からそのテーパ面10bが内側を向くようにし
た状態で、煙突筒身ブロックTX ,TY の端部の外周面
にその取付溶接部10aを溶接することにより、煙突筒
身ブロックTX ,TY に予め突設されている。また、こ
の縦板リブ10は、その裏当材挿通部10dが上下の煙
突筒身ブロックTX ,TY を肌合わせした際に、煙突筒
身ブロックTX ,TY 間の間隙を跨ぐように、煙突筒身
ブロックTX ,TY の円周方向に沿って等間隔に設けら
れている。なお、この裏当材挿通部10dには、溶接用
裏当材が挿通され、この状態で、後述する本溶接工程に
おいて本溶接が行なわれることになる。
【0029】なお、説明を分かり易くするため、適宜、
縦板リブ10のうち、下位の煙突筒身ブロックTX に固
着されたものを符号10X とし、上位の煙突筒身ブロッ
クT Y に固着されたものを符号10Y とする。そして、
図3〜図5に示すように、下位の煙突筒身ブロックTX
に取り付けられた縦板リブ10X と上位の煙突筒身ブロ
ックTY に取り付けられた縦板リブ10Y とが互い違い
になるように、下位の煙突筒身ブロックTX の上に上位
の煙突筒身ブロックTY を下降させ、図示しないギャッ
プ調整板(図12の符号55参照)を挟んで相互に接す
る位置へ近づけると、対向する円筒筒身ブロックTX
Y の端は、相互に他側の縦板リブ10Y ,10X のテ
ーパ面10b内に案内され、上位の煙突筒身ブロックT
Y 自身の重量で互いに整合し合いながら、煙突筒身ブロ
ックTX ,TY の対向する端部形状の変形が自然に矯正
されて、位置合わせされる。
【0030】この場合、縦板リブ10X と縦板リブ10
Y とは、円周方向に沿って等間隔(例えば1m程度)に
なるように位置合わせされる。このように、煙突筒身ブ
ロックTX ,TY の両端部に縦板リブ10X ,10Y
取り付け、この縦板リブ10X ,10Y が肌合わせの際
に互いに向き合うようにしているのは、下位の煙突筒身
ブロックTX の上に上位の煙突筒身ブロックT Y を載せ
るだけで、煙突筒身ブロックTX ,TY の端部形状の変
形を自然に矯正できるようにするためである。
【0031】このため、例えば煙突筒身ブロックの径
が、例えば1〜2m程度の小さい径の場合等の煙突筒身
ブロック相互の断面変形が比較的少ないと考えられる場
合には、煙突筒身ブロックの一方の端部にのみ、縦板リ
ブ10を取り付けるようにしてもよい。この場合、肌合
わせの際に、縦板リブ10が上向きになるようにしても
いいし、下向きになるようにしてもよい。
【0032】このように、縦板リブ10は、テーパ面1
0bによる筒身ブロック端のガイド機能を有するととも
に、肌合わせされる煙突筒身ブロックの端部の形状を矯
正する機能を有する。そして、図3〜図5に示すような
状態で、各縦板リブ10の現場溶接部10cを、上下の
煙突筒身ブロックTX ,TY の外面に、鳶職、鉄構職作
業者による作業で溶接して固着することで、上下の煙突
筒身ブロックTX ,TY を肌合わせし、仮溶接する肌合
わせ工程が完了し、これにより煙突筒身を仮溶接状態で
立ち上げることができる。
【0033】ここで、縦板リブ10は、筒身の長さ方向
及び円周方向の折曲がりを防止できるような強さ,大き
さの部材として形成され、筒身の大きさに応じて必要個
数が取り付けられており、この縦板リブ10が、ストロ
ングバック機能を発揮できるようになっている。このた
め、従来のように、仮溶接のために別にストロングバッ
クを取り付ける必要がなく、この点でも作業の効率化が
図られることになる。
【0034】このような「肌合わせ工程」が終了する
と、「支持点取り合い、電気工事等の外面作業工程」及
び煙突筒身ブロックT1 ,T2 ・・・Tn のリングシー
ム部を本溶接する「筒身本溶接工程」(第2工程)が行
なわれるが、この「支持点取り合い、電気工事等の外面
作業工程」と「筒身本溶接工程」とは、図1及び図2
(b)に示すように、並行作業として行なわれる。
【0035】つまり、煙突筒身の建付け方法における必
要連続工程(クリティカル・パス)から「筒身本溶接工
程」をはずし、この「筒身本溶接工程」を、必要連続工
程の「支持点取り合い、電気工事等の外面作業工程」と
並行して行なうようにしている。これにより、煙突筒身
の建付け方法における必要連続工程を短縮することがで
きる。
【0036】ここで、「支持点取り合い、電気工事等の
外面作業工程」の作業は、鳶職、鉄構職作業者によって
煙突筒身の外面作業として行なわれ、「筒身本溶接工
程」の作業は、溶接職作業者によって、ゴンドラ11を
用いることによる煙突筒身の内面作業として、連続的に
繰り返して行なわれるようにしている。これにより、効
率的な作業が行なえることになる。なお、図2(b)
中、12はゴンドラの巻上げ索、15は走行式溶接機で
ある。
【0037】このように、鳶職、鉄構職作業者は、「肌
合わせ工程」を終えた後、直ぐに、「支持点取り合い、
電気工事等の外面作業工程」を介しすることができ、効
率的な作業を行なうことができることになる。この「筒
身本溶接工程(第2工程)」について、図6〜図9を参
照しながら、さらに詳述する。
【0038】本煙突筒身の建付け方法における筒身本溶
接工程では、煙突筒身ブロック相互間を、煙突筒身ブロ
ックの内部からリングシーム溶接により固着して煙突筒
身の建付けを行なうようにしている。このため、肌合わ
せ工程で立ち上げた筒身の内部には、図6に示すよう
に、リングシーム溶接作業用ゴンドラ11がゴンドラ1
1昇降用の巻き上げ索12を介して吊り下げられ、この
リングシーム溶接作業用ゴンドラ11には複数の走行式
溶接機15が搭載されている。
【0039】ここで、リングシーム溶接作業用ゴンドラ
11は、複数の支柱11aで屋根組11bと床組11c
とを結合して構成されている。このリングシーム溶接作
業用ゴンドラ11の屋根組11b及び床組11cには、
図6及び図7に示すように、その端部に、バネ13aに
より車輪13bが筒身壁面に圧接されるようにした位置
保持手段13が設けられている。
【0040】ここで、車輪13bは、縦向き(筒身軸方
向に沿った向き)に転がるように取り付けられており、
車輪13bを通じて、ゴンドラ1を筒身軸位置に保持
し、後述する溶接機の円周方向の走行に対して、車輪1
3bの押し付け摩擦力でゴンドラ11の旋回を防止し、
上下方向にのみゴンドラ11の移動を案内するようにな
っている。
【0041】また、リングシーム溶接作業用ゴンドラ1
1の屋根組11bには、図6及び図7に示すように、そ
の円周部に沿って設けられた縦部材25を介して、リン
グ状に形成されたリングビーム14が固定支持されてお
り、このリングビーム14上に、円周方向に往復移動可
能に配置した複数台の走行式溶接機15が配設されてい
る。なお、図6及び図7中、16は溶接用電源装置であ
る。
【0042】この走行式溶接機15は、図8及び図9に
示すように、リングビーム14上を往復走行可能に設け
た走行台15aと、走行台15aに上下位置調節式に支
持したLフレーム15bと、Lフレーム15bの下面に
放射方向へ水平位置調節式に支持したTフレーム15c
と、Tフレーム15cに支持した一対の溶接トーチ15
dとから構成される。
【0043】ここで、走行台15aは、複数の縦横のロ
ーラ17でリングビーム14に係合し、リングビーム1
4側面のラック又はチェーン軌条18にモータ19駆動
のピニオン20を係合して周方向へ往復走行可能に構成
される。また、走行台15aとLフレーム15bとの間
及びLフレーム15bとTフレーム15cとの間は、そ
れぞれボールネジ機構等により縦方向及び放射方向の位
置を調節可能に支持される。
【0044】また、一対の溶接トーチ15dは、上下・
左右の傾斜を調節してTフレーム15c上にネジ止めで
きる構成になっている。このような走行式溶接機15に
より溶接する際には、図8に示すように、煙突筒身ブロ
ックTX ,TY を溶接する部分の裏側に、溶接用裏当材
21を保持させた状態で、リングシーム溶接を行なうよ
うにしている。
【0045】この溶接用裏当材21は、煙突筒身ブロッ
クTX ,TY の端部に跨がるように溶接により固着され
た縦板リブ10の挿通部10d内に挿通し、溶接部(溶
接開先部)を筒身外側から包囲するように取り付けられ
る。この溶接用裏当材21としては、セラミック製のベ
ルト式のものを使用しているが、他の材料のものも使用
可能である。
【0046】本発明の一実施形態としての煙突筒身の建
付け方法は、上述のようにして行なわれるため、以下に
示すような作用,効果を奏する。つまり、煙突筒身の建
付け方法の肌合わせ工程において、各煙突筒身ブロック
1 ,T2 ・・・Tn に取り付けた複数個の縦板リブ1
0のテーパ面10bにより、各筒身ブロックTX ,TY
がガイドされるため、各筒身ブロックTX ,TYの位置
合わせを容易に行なうことができる。
【0047】また、下位の煙突筒身ブロックTX の上
に、上位の煙突筒身ブロックTY を下降させ、ギャップ
調節板55を挟んで、相互に嵌まり合う際に、縦板リブ
10の作用により、各煙突筒身ブロックTX ,TY の端
部の変形が自然に矯正される。このため、肌合わせ工程
にかかる時間を短縮することができ、これにより煙突筒
身の建付けの工期を短縮することができる。
【0048】さらに、縦板リブ10は、各煙突筒身ブロ
ックTX ,TY の相互の縦方向及び横方向の強度をバッ
クアップして板曲げ変形を防止するストロングバック機
能を有するため、十分安定した状態で、この縦板リブ1
0群を介し各筒身ブロックT X ,TY を仮溶接して全筒
身ブロックを立ち上げることができる。また、煙突筒身
ブロックの肌合わせ,仮溶接を行なう肌合わせ工程は鳶
職,鉄構職作業者の作業により、筒身が全高さ立ち上が
るまで繰り返し連続して行ない、仮接合状態で煙突筒身
が立ち上がった後、煙突筒身周囲の支持点の取り合いや
電気工事関連の外面作業工程の作業に掛かることができ
る。
【0049】一方、溶接職作業者による筒身本溶接工程
は、鳶職,鉄構職作業者の外面作業工程と並行する工程
として筒身下部から上部まで繰り返し連続作業を行なう
ことができる。このため、筒身本溶接工程を筒身建付け
のクリティカル・パスから外し、筒身本溶接工程をクリ
ティカル・パスに並行して行なうことができるため、ク
リティカル・パスを大幅に短縮することができる。
【0050】また、肌合わせ工程の作業は鳶職,鉄構職
作業者により、筒身が全高さ立ち上がるまで繰り返し連
続して行なわれ、筒身本溶接工程の作業は溶接職作業者
により、筒身下部から上部まで繰り返し連続作業を行な
われるので、同一作業の連続性を高め、作業の間合いを
減少させることができ、作業の能率が良くなるととも
に、全体の作業が効率的になるため、この点からも煙突
筒身の建付けの工期を大幅に短縮できる効果がある。
【0051】このように煙突筒身の建付け開始から建付
け完了までの期間を短縮することができるため、その間
に地上で使用する重機や上空の仮設設備や溶接機等の設
備費,間接費等,日数に比例して必要になる費用を低く
抑えることができることになる。なお、本実施形態の煙
突筒身の建付け方法では、煙突筒身ブロックの外面に縦
板リブ10を取り付けるようにしているが、この縦板リ
ブ10は本溶接の終了後に取り外すようにしてもよい。
この場合、縦板リブ10の取り外しの作業は、支持点の
取り合いや電気工事等の外面作業工程において行なわれ
る。
【0052】また、本実施形態の煙突筒身の建付け方法
では、煙突筒身ブロックの外面に縦板リブ10を取り付
けるようにしており、この縦板リブ10はストロングバ
ック機能を有するものとしているため、従来技術のよう
に別にストロングバックを取り付ける必要はないが、よ
り仮溶接状態での煙突筒身の立ち上げを確実なものとす
るために、ストロングバックを取り付けるようにしても
よい。
【0053】この場合、ストロングバックは本溶接の終
了後に取り外す必要があるが、この作業は、従来技術と
同様に、支持点の取り合いや電気工事等の外面作業工程
において行なわれる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の煙突筒身の建付け方法によれば、肌合わせ及び仮
溶接を行なう第1工程及び本溶接を行なう第2工程にお
いて、それぞれの作業の連続性が高まり、これにより作
業能率が高められるため、工期を短縮することができる
という利点がある。
【0055】請求項2記載の本発明の煙突筒身の建付け
方法によれば、本溶接工程を支持点の取り合いや電気工
事関連の作業と並行して行なえるため、煙突筒身の建付
けにかかる時間を大幅に短縮することができ、工期の大
幅な短縮を図ることができるという利点がある。請求項
3記載の本発明の煙突筒身の建付け方法によれば、縦板
リブによって、煙突筒身ブロックが案内されながら、煙
突筒身ブロックの端部の形状が自然に矯正されるため、
肌合わせ工程にかかる時間を大幅に短縮することができ
るという利点がある。
【0056】請求項4記載の本発明の煙突筒身の建付け
方法によれば、溶接用裏当材によりリングシーム溶接に
よる本溶接を確実に行なうことができるとともに、リン
グシーム溶接により効率的に溶接を行なうことができ、
本溶接工程を短時間で行なうことができるという利点が
ある。請求項5記載の本発明の煙突筒身の建付け方法に
よれば、縦板リブの嵌合用ガイド面により、煙突筒身ブ
ロックが確実に案内され、肌合わせ工程を容易に、且つ
短時間に精度よく行なうことができるいう利点がある。
【0057】請求項6記載の本発明の煙突筒身ブロック
によれば、縦板リブによって、煙突筒身ブロックが案内
されるため、容易に煙突筒身ブロックの位置合わせを行
なうことができるとともに、円筒筒身ブロックの端部の
形状が自然に矯正されるため、肌合わせ工程にかかる時
間を大幅に短縮することができるという利点がある。ま
た、縦板リブのストロングバック機能により、十分安定
した状態で筒身立ち上げを先行させることができ、これ
により本溶接工程を他の工程と並行して行なうことがで
きるようになるため、クリティカル・パスを短縮でき、
工期の大幅な短縮を図ることができるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身の建付け
方法の各工程を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身の建付け
方法の各工程を模式的に示す側面図であり、(a)は肌
合わせ工程(第1工程)、(b)は本溶接工程(第2工
程)をそれぞれ示している。
【図3】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身ブロック
の縦板リブの取付状態を説明するとともに、第1工程を
説明するための模式的断面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身ブロック
の縦板リブの取付状態を説明するとともに、第1工程を
説明するための模式的断面図であり、図3のA1 −A1
矢視断面及びA2 −A2 矢視断面を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身ブロック
の縦板リブの取付状態を説明するとともに、第1工程を
説明するための模式的断面図であり、図3のB1 −B1
矢視断面及びB2 −B2 矢視断面を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身の建付け
方法の第2工程の本溶接工程を説明するための模式的側
面図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身の建付け
方法の第2工程の本溶接工程を説明するための模式図で
あり、図6のC−C矢視断面図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身の建付け
方法の第2工程の本溶接工程において用いる走行式溶接
機を説明するための模式的側面図であり、図6のD部拡
大図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかる煙突筒身の建付け
方法の第2工程の本溶接工程において用いる走行式溶接
機を説明するための模式的側面図であり、図8のE−E
矢視側面図である。
【図10】従来の煙突筒身の建付け方法の各工程を説明
するための図である。
【図11】従来の煙突筒身の建付け方法の肌合わせ工程
を説明するための模式図である。
【図12】従来の煙突筒身の建付け方法の肌合わせ工程
を説明するための模式図である。
【符号の説明】
10 縦板リブ 10a 取付溶接部 10b ガイドテーパ面 10c 現場溶接部 10d 裏当材挿通部 10X 下位の縦板リブ 10Y 上位の縦板リブ 11 ゴンドラ 11a 支柱 11b 屋根組 11c 床組 12 巻上索 13 位置保持手段 13a バネ 13b 車輪 14 リングビーム 15 走行式溶接機 15a 走行台 15b Lフレーム 15c Tフレーム 15d 溶接トーチ 16 溶接用電源装置 17 縦・横のローラ 18 ラック又はチェーン式軌条 19 モータ 20 駆動ピニオン 21 溶接用裏当材 22 支持鉄塔 23 筒身吊上げワイヤ 25 縦部材 51 真円保持部材 52 足場 53 アイプレート 53A 索 54 足場 55 ギャップ調整板 56 L形板 57 楔矢

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の煙突筒身ブロックを相互に肌合わ
    せし仮溶接してからこれらを本溶接することで複数の煙
    突筒身ブロックにより煙突筒身を立ち上げる、煙突筒身
    の建付け方法において、 下位の煙突筒身ブロックと上位の煙突筒身ブロックと
    を、これらの下位及び上位の煙突筒身ブロックのいずれ
    か又は両方の端部から突出した複数の縦板リブを介して
    相互に肌合わせし仮溶接する工程を連続的に繰り返して
    行ない複数の煙突筒身ブロックから煙突筒身を仮溶接状
    態で立ち上げる第1工程と、 第1工程の後に、該第1工程で立ち上げられた該複数の
    煙突筒身ブロックの各相互間を本溶接する工程を連続的
    に繰り返して行なう第2工程とから構成されることを特
    徴とする、煙突筒身の建付け方法。
  2. 【請求項2】 該第2工程と並行して支持点の取り合い
    や電気工事関連の作業を行なうことを特徴とする、請求
    項1記載の煙突筒身の建付け方法。
  3. 【請求項3】 該第1工程に用いられる上記の複数の縦
    板リブが、それぞれ該煙突筒身ブロックの端部から突出
    するようにして円周方向に沿って等間隔に取り付けられ
    ていることを特徴とする、請求項1又は2記載の煙突筒
    身の建付け方法。
  4. 【請求項4】 該縦板リブが、溶接用裏当材を挿通する
    溶接用裏当材挿通部を備え、 第2工程において、該溶接用裏当材挿通部に該溶接用裏
    当材を挿通し保持させた状態で該煙突筒身ブロックの内
    側から該煙突筒身ブロックをリングシーム溶接すること
    を特徴とする、請求項3に記載の煙突筒身の建付け方
    法。
  5. 【請求項5】 該第1工程に用いられる上記の複数の縦
    板リブが、それぞれ該煙突筒身ブロックの端部から突出
    する部分の内側に嵌合用ガイド面を形成されていること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の煙突筒
    身の建付け方法。
  6. 【請求項6】 煙突筒身を建付ける際に用いられ、下継
    ぎ式又は上継ぎ式に接合される下位及び/又は上位の複
    数の煙突筒身ブロックであって、 該煙突筒身ブロックの端部から突出するように円周方向
    に沿って等間隔に取り付けられた複数の縦板リブを備
    え、 該煙突筒身を建付ける際に該複数の縦板リブを介して該
    煙突筒身ブロックを嵌合させることを特徴とする、煙突
    筒身ブロック。
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