JPH10204367A - ラミネート用水性印刷インキ組成物およびそれを用いた印刷物のラミネート方法 - Google Patents
ラミネート用水性印刷インキ組成物およびそれを用いた印刷物のラミネート方法Info
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- JPH10204367A JPH10204367A JP666497A JP666497A JPH10204367A JP H10204367 A JPH10204367 A JP H10204367A JP 666497 A JP666497 A JP 666497A JP 666497 A JP666497 A JP 666497A JP H10204367 A JPH10204367 A JP H10204367A
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Abstract
ト強度を示し、さらにダイレクトラミネート加工適性の
優れた水性印刷インキを提供する。 【解決手段】 下記のa成分、b成分からなることを特
徴とするラミネート用水性印刷インキ組成物。 a成分:塩素化ポリプロピレンおよび/または(無水)
マレイン酸変性塩素化ポリプロピレンを、つぎの一般式
(1)で表される化合物の存在下、水中に分散させて得
られる水性バインダー樹脂ワニス。 ここで、R1およびR2は独立にアルキル基であり、R1
とR2の炭素数の合計が10〜14であり、Xはつぎの
一般式(2): (式中、pは0〜10の整数、qは0〜10の整数であ
り、p+q=0〜10である)で表される基である。 b成分:ポリウレタン樹脂、アクリル系樹脂、エチレン
−アクリル酸系樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも
1種からなる水性バインダー樹脂ワニス。
Description
インキ組成物およびそれを用いた印刷物のラミネート方
法に関する。さらに詳しくは、特にポリオレフィン系フ
ィルムに対する接着性、溶融ポリプロピレンのダイレク
トラミネート適性に優れたラミネート用水性印刷インキ
組成物およびそれを用いた印刷物のラミネート方法に関
する。
等の見地から、近年、有機溶剤の使用を極力抑えた水性
タイプの印刷インキの要望が強くなっている。
ンキ皮膜が被印刷体フィルムと積層フィルムとの間で埋
封されて、有害な有機溶剤が残留し易く、内容物に有害
な影響を及ぼすことから、この水性化の要望は強い。
用いられていた各種バインダー樹脂を、乳化剤の存在下
に水中に分散させる方法、あるいは分子内にイオン性基
を導入し、中和により水中に溶解または分散させる方法
(以下、これら両処理を併せて水性化という)により、
水系での利用が図られている。
では、プラスチックフィルム表面との接着性が乏しく、
十分なラミネート適性が得られないという問題があっ
た。
分子内にヒドラジン残基を導入した系(特開平6−20
6972号公報)、水性樹脂バインダーの分子内にカル
ボニル基を導入し、ヒドラジン系架橋剤で架橋する系
(特開平6−250465号公報)により、各種プラス
チックフィルムに対する良好な接着性、押出しラミネー
ト適性を有する印刷インキを提案している。
ダイレクトラミネート適性の良好な印刷インキを得るこ
とは困難であった。
樹脂は、ダイレクトラミネート適性に乏しく、有機溶剤
系印刷インキにおいても塩素化ポリプロピレンがバイン
ダー樹脂として利用されている。
工適性を向上させるためにも、この塩素化ポリプロピレ
ンの利用が不可欠と考えられることから、塩素化ポリプ
ロピレンを各種変性方法で変性して水性化した系(例え
ば、特開平1−223174号公報、特開平2−585
04号公報、特開平4−342703号公報、特開平7
−184385号等)のラミネート用水性印刷インキが
提案されている。
インキ組成物は、印刷適性、フィルムに対する濡れ性、
経時粘度安定性等を同時に満たすことは極めて困難であ
る。
フィルムに代表されるプラスチックフィルムに対する接
着性、ダイレクトラミネート適性の良好な印刷インキ組
成物は未だ得られていないというのが現状である。
従来技術の問題を解決し、水性でありながら良好な接着
性、ラミネート強度を示し、さらにダイレクトラミネー
ト加工適性の優れた水性印刷インキを提供することであ
る。
上のために、塩素化ポリプロピレン自体を変性するとい
う従来の考え方から脱却して、塩素化ポリプロピレンを
分散させる乳化剤の見直しを図ったものである。
ンダー樹脂ワニスを主たる成分とするラミネート用水性
印刷インキ組成物において、前記水性バインダー樹脂ワ
ニスが、下記のa成分、b成分および必要に応じてc成
分からなり、かつその含有量が水性バインダー樹脂ワニ
スの全固形分に対して、a成分の固形分5〜50重量
%、b成分の固形分50〜95重量%、c成分の固形分
0〜30重量%(3成分の固形分を合わせて100重量
%とする)であることを特徴とするラミネート用水性印
刷インキ組成物に関する。
000〜200,000の塩素化ポリプロピレン、およ
び/または塩素化度20〜60、分子量5,000〜5
00,000の塩素化ポリプロピレンを(無水)マレイ
ン酸で変性して得られる(無水)マレイン酸変性塩素化
ポリプロピレンを、つぎの一般式(1)で表される化合
物の存在下、水中に分散させて得られる水性バインダー
樹脂ワニス。
であり、R1とR2の炭素数の合計が10〜14であり、
Xはつぎの一般式(2):
0の整数であり、p+q=0〜10である)で表される
基である。
脂、エチレン−アクリル酸系樹脂よりなる群から選ばれ
る少なくとも1種を、塩基性化合物および/または乳化
剤の存在下、水中に溶解または分散させて得られる水性
バインダー樹脂ワニス。
および/または乳化剤の存在下、水中に溶解または分散
させて得られる水性バインダー樹脂ワニス。
おけるXが−O−(CH2CH20)3Hである化合物の存
在下で、前記塩素化ポリプロピレンおよび/または(無
水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピレンを水中に分散
させて得られる水性バインダー樹脂ワニスを、a成分と
して使用する前記(1)項記載のラミネート用水性印刷
インキ組成物に関する。
残基を少なくとも1つ有するポリウレタン樹脂を、塩基
性化合物および/または乳化剤の存在下、水中に溶解ま
たは分散させて得られる水性バインダー樹脂ワニスを、
b成分として使用する前記(1)項または(2)項記載
のラミネート用水性印刷インキ組成物に関する。
ムに前記(1)〜(3)項のいずれかに記載のラミネー
ト用水性印刷インキ組成物を印刷した後、プラスチック
フィルムを積層することを特徴とする印刷物のラミネー
ト方法に関する。
ルムに前記(1)〜(3)項のいずれかに記載のラミネ
ート用水性印刷インキ組成物を印刷した後、溶融ポリプ
ロピレン樹脂を積層することを特徴とする印刷物のラミ
ネート方法に関する。
水性印刷インキ組成物に使用する塩素化ポリプロピレン
および/または(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロ
ピレンからなる水性バインダー樹脂ワニスとして、塩素
化ポリプロピレンおよび/または(無水)マレイン酸変
性塩素化ポリプロピレンを一般式(1)で表される特定
の化合物の存在下に水中に分散させてえられるものを用
いることによって、一般の乳化剤を用いて前記バインダ
ー樹脂を水中に分散させたものにくらべて、プラスチッ
クフィルムに対する接着性が良好で、押出しラミネート
およびダイレクトラミネート加工適性が優れている。
る。
水性バインダー樹脂ワニスを主成分とするものである。
性インキで使用できる無機、有機顔料あるいは体質顔料
が使用できる。
チタン、ベンガラ、アンチモンレッド、カドミウムレッ
ド、カドミウムイエロー、コバルトブルー、紺青、群
青、カーボンブラック、黒鉛など、有機顔料としては、
溶性アゾ顔料、不溶性アゾ顔料、アゾレーキ顔料、縮合
アゾ顔料、銅フタロシアニン顔料、縮合多環顔料等を挙
げることができる。
カルシウム、カオリン、クレー、硫酸バリウム、水酸化
アルミニウム、タルクなどを挙げることができる。
キ組成物中、1〜50重量%である。
ワニスとしては、塩素化ポリプロピレンおよび/または
(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピレンを、特定
の乳化剤を用いて水性化して得られる水性バインダー樹
脂ワニス(a成分)、ポリウレタン樹脂、アクリル系樹
脂、エチレン−アクリル酸系樹脂よりなる群から選ばれ
る少なくとも1種を水性化して得られる水性バインダー
樹脂ワニス(b成分)、および必要に応して、その他の
水性樹脂を水性化して得られる水性バインダー樹脂ワニ
ス(c成分)の3種である。
使用する塩素化ポリプロピレンとは、アイソタクチック
な結晶構造を有するポリプロピレンを塩素化して得られ
るものであり、また(無水)マレイン酸変性塩素化ポリ
プロピレンとは前記塩素化ポリプロピレンにさらにマレ
イン酸および/または無水マレイン酸を付加して得られ
たものである。
より行うことができ、例えば、ポリプロピレンを四塩化
炭素などの有機溶剤に溶解した後、塩素ガスを反応させ
て塩素化ポリプロピレンを得る方法が利用できる。
ピレンの塩素化度(塩素化ポリプロピレン中の塩素の含
有率を重量%で表わした値をいう、以下同様)は、20
〜60、より好ましくは30〜50の範囲である。塩素
化度がこの範囲より小さくなると、水中での十分な分散
性が得られず、一方、この範囲より大きくなるとポリオ
レフインフィルムに対する接着性、ダイレクトラミネー
ト適性が低下して好ましくない。
酸を付加するには、公知の方法が利用でき、例えばラジ
カル重合開始剤の存在下で塩素化ポリプロピレンと(無
水)マレイン酸とを溶融混合する方法が利用できる。
ては、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、tert−ブチル
ハイドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド等の
過酸化物やアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソ
プロピオニトリル等のアゾビス系化合物などが挙げられ
る。
加率は、当該(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピ
レンの酸価を5〜100とする値が適当である。酸価が
前記の範囲より小さくなると、(無水)マレイン酸変性
の効果が顕著に現れず、一方、酸価が前記の範囲より大
きくなるとポリプロピレンフィルムに対する接着性、ダ
イレクトラミネート適性などが低下して好ましくない。
なお、(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピレンの
分子量が高くなるに従って、前記の範囲内で酸価を高く
することが好ましい。
ピレンの分子量(数平均分子量、以下同様)は、5,0
00〜200,000、なかんづく10,000〜5
0,000、(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピ
レンの分子量は、5,000〜500,000、なかん
づく10,000〜100,000の範囲である。ここ
で、塩素化ポリプロピレンおよび(無水)マレイン酸変
性塩素化ポリプロピレンの分子量が前記の範囲より低く
なると、得られるインキ皮膜の凝集力が低下してフィル
ムとの接着性が不良となる。一方、分子量が高くなるほ
ど、フィルムに対する接着性、ダイレクトラミネート適
性の面で有利となるが、水中での分散安定性が低下す
る。この点からは、より高分子量で分散安定性に優れる
(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピレンの使用が
望ましい。
ピレンおよび/または(無水)マレイン酸変性塩素化ポ
リプロピレンを水性化するために、本発明では、つぎの
一般式(1)で示される化合物を乳化剤として使用す
る。
であり、R1とR2の炭素数の合計が10〜14であり、
Xはつぎの一般式(2):
0の整数であり、p+q=0〜10である)で表される
基である。
キル基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デ
シル、ウンデシル、ドデシル、トリデシルなど炭素数1
〜13のアルキル基があげられ、分散効果の点からとく
に炭素数3〜7のアルキル基が好ましい。R2で表され
るアルキル基としては、前記R1で表されるアルキル基
との炭素数の合計を10〜14とするアルキル基があげ
られる。一般式(2)で表されるXとしては、p=1〜
10、q=0のものが分散効果の点から好ましい。
オンカーバイド社製のタージトールS(R1とR2の合計
炭素数10〜14、エチレンオキサイド3モル付加物)
や、ユニオンカーバイド社製のソフタノール(R1とR2
の合計炭素数11〜13、エチレンオキサイド3モル付
加物)等が市販されている。
/または(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピレン
に対して2〜20重量%、なかんづく5〜10重量%の
範囲で使用するのが好ましい。乳化剤の使用量が前記範
囲より少ないと、塩素化ポリプロピレンおよび/または
(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピレンの分散安
定性が低下し、一方、前記範囲より多いと、プラスチッ
クフィルムに対する接着性、ダイレクトラミネート適性
が低下する。
プロピレンの場合、水中での分散安定性をより高くする
という観点から、前記乳化剤と、中和の当量以上の塩基
性化合物とを併用することが好ましい。塩基性化合物と
しては、たとえばアンモニア、有機アミン、アルカリ金
属水酸化物などがあげられる。
率は、本発明の水性インキ組成物中の水性バインダー樹
脂ワニスの全固形分に対して、a成分の固形分が5〜5
0重量%、なかんづく10〜40重量%となる量であ
る。ここで、a成分の使用比率が前記の範囲より低くな
ると、ポリオレフィン系フィルムに対する接着性やダイ
レクトラミネート適性が低下し、一方、高くなるとポリ
エステルやナイロンフィルムに対する接着性、ラミネー
ト強度が低下して好ましくない。
水性ポリウレタン樹脂ワニス、水性アクリル系樹脂ワニ
スおよび水性エチレン−アクリル酸系樹脂ワニスは、一
般に水性インキ組成物で使用される公知のものが利用で
きる。
脂は、有機ジイソシアネー卜化合物と高分子ジオール化
合物を反応させて、ウレタンプレポリマーを合成した
後、鎖伸長剤、反応停止剤を反応させて得られるもの
で、必要に応じて、分子内に遊離のカルボキシル基を導
入して水性化することができる。ここで利用可能な有機
ジイソシアネート化合物としては、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートに代表される脂肪族ジイソシアネー卜化合
物、イソホロンジイソシアネー卜に代表される脂環族ジ
イソシアネー卜化合物、α,α,α´,α´−テトラメ
チルキシリレンジイソシアネー卜に代表される芳香脂環
族ジイソシアネー卜化合物、トリレンジイソシアネー卜
に代表される芳香族ジイソシアネー卜化合物等が挙げら
れ、その中でも脂環族および芳香脂環族ジイソシアネー
卜化合物が好ましい。
しては、炭素数が2〜8程度のグリコール類等の低分子
ジオール化合物を用いて、二塩基酸を重縮合させた重縮
合物、あるいはラクトン類などの環状エステル化合物を
開環反応させて得られるポリエステルジオール類、ま
た、酸化エチレン、酸化プロピレン等を重合もしくは共
重合させて得られるポリエーテルジオール類、更に、前
記低分子ジオール化合物をカーボネート成分あるいはホ
スゲンと反応させて得られるポリカーボネートジオール
類、ポリブタジエングリコール類等が挙げられる。
キシル基を導入するためには、遊離のカルボキシル基を
有する高分子ジオール化合物が利用でき、例えば、前記
高分子ジオール成分と無水ピロメリット酸などの四塩基
酸無水物を反応させるか、あるいは、ジメチロールプロ
ピオン酸等を開始剤として、ラクトン類を開環重合させ
て得られる高分子ジオール化合物を使用することができ
る。
分子量が500〜4000のものが好適に使用でき、ま
た、プラスチックフィルムとの接着性やラミネート適性
等の面から、ポリエステルジオール類、ポリカーボネー
トジオール類が好適に使用できる。
低分子ジオール化合物およびジアミン化合物を挙げるこ
とができ、さらにこれらと併用できるものとして、水酸
基が3つ以上の脂肪族ポリオール類、脂環族ポリオール
類、アミノ基が3つ以上の脂肪族ポリアミン類を挙げる
ことができる。
カルボキシル基を導入するために、遊離のカルボキシル
基を有する鎖伸長剤、さらに、プラスチックフィルムに
対するより高い接着性を付与させることを目的として、
分子内にヒドラジン残基を有する鎖伸剤、例えばポリア
ミノヒドラジドを使用することができる。
ルキルモノアミン類、アルカノールアミン類、モノアル
コールなどを挙げることができる。
残基を導入するためには、前記ポリアミノヒドラジドが
好適に使用できる他、ヒドラジン、アルキレンジヒドラ
ジン、あるいは、飽和二塩基酸のジヒドラジド化合物等
も使用できる。
タン樹脂は、とくに表面処理されたプラスチックフィル
ムに対する接着性が良好となる。
法でポリウレタン樹脂が製造でき、また一般的な乳化剤
および/または塩基性化合物を用いる既知の方法により
水性化することができる。
タン樹脂を水性化する場合、当該ポリウレタン樹脂とし
て酸価が5〜100のものを使用するのが好ましい。酸
価が前記の範囲より小さくなると、水性化が困難とな
り、一方、酸価が前記の範囲より大きくなると、耐水
性、乾燥性などが低下して好ましくない。
樹脂の分子量は、5,000〜200,000であり、
より好適には10,000〜100,000である。ポ
リウレタン樹脂の分子量が前記範囲未満では、樹脂皮膜
が弾性に乏しく、脆弱なものとなり、一方、分子量が前
記範囲を超えると、水中での分散性あるいは溶解安定性
が低下する傾向がある。
は、アクリル系モノマーを必須成分として、スチレン系
モノマー、マレイン酸系モノマーなどを共重合して得ら
れる共重合体樹脂であり、必要に応じて、分子内に遊離
のカルボキシル基を導入して水性化することができる。
タ)アクリル酸および、その炭素数が1〜18のアルキ
ルエステル、炭素数が1〜18のアルキルアミド、炭素
数が2〜4のヒドロキシアルキルエステル等を挙げるこ
とができる。
ル酸またはメタクリル酸を表す。
レンおよびα−メチルスチレンなどのスチレン誘導体、
マレイン酸系モノマーとしては、(無水)マレイン酸
と、その炭素数が1〜18のアルキルエステル、炭素数
が1〜18のアルキルアミド、炭素数が2〜4のヒドロ
キシアルキルエステル等を挙げることができる。
として前記以外の一般に水性アクリル樹脂の反応成分と
して使用されるモノマーを含むことは何等差し支えな
い。
法でアクリル系樹脂が製造でき、また、一般的な乳化剤
および/または塩基性化合物を用いる既知の方法により
水性化することができる。
系樹脂を水性化する場合、当該アクリル系樹脂として酸
価が10〜200のものが好ましい。酸価が前記の範囲
より小さくなると、水性化が困難となり、一方、酸価が
前記の範囲より大きくなると耐水性、乾燥性などが低下
して好ましくない。
レンーアクリル酸系共重合体は、エチレン60〜90重
量%、アクリル酸またはメタクリル酸10〜30重量
%、その他の共重合可能なビニル基含有化合物0〜30
重量%の組成で共重合させてなる共重合体が好適であ
り、塩基性化合物および/または乳化剤の存在下で水中
に溶解または分散させて水性ワニス化することができ
る。
有化合物としては、前記のアクリル酸またはメタクリル
酸のアルキルエステル、アルキルアミド、スチレン系モ
ノマー、およびビニルクロライド、ビニルアセテート等
が使用できる。
ける(メタ)アクリル酸の含有量は10〜30重量%が
好適であり、(メタ)アクリル酸の含有量が10重量%
より少なくなると、共重合体の水に対する乳化能が低下
し、使用が限定され、一方、30重量%を超えると、乾
燥性が低下する。
体のメルトインデックスは好適には100〜2000g
/10分、より好適には300〜1000g/10分の
範囲である。共重合体のメルトインデックスが前記範囲
より小さくなると、樹脂の水中での分散安定性が低くな
り、また前記範囲を超えると、樹脂が柔軟になり過ぎ
て、得られる水性インキ印刷面とフィルムとの間でブロ
ッキングを起こしやすくなる。
法でエチレン−アクリル酸樹脂が製造でき、また、一般
的な乳化剤および/または塩基性化合物を用いる既知の
方法により水性化することができる。
樹脂および水性樹脂ワニスとして市販されており、例え
ば、ペレット状の固体樹脂として、エチレン―アクリル
酸共重合体A−200W(三菱油化(株)製)、塩基性
化合物の存在下で水中に分散した樹脂ワニスとして、ザ
イクセンAC(住友精化(株)製)が入手可能である。
インキ組成物中の水性バインダー樹脂ワニスの全固形分
に対して、b成分の固形分が50〜95重量%、なかん
づく60〜90重量%となる量である。b成分が前記の
範囲より少なくなると、ポリエステルやナイロンフィル
ムに対する接着性、ラミネート強度が低下し、一方、多
くなるとポリオレフイン系フィルムに対する接着徃やダ
イレクトラミネート適性が低下して好ましくない。
ダー樹脂の他に、必要に応じてセルロース樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリアミド樹脂、ハードレジン等の他の各
種樹脂を水性化して得られる水性バインダー樹脂ワニス
を、固形分として、全水性バインダー樹脂ワニスの固形
分の30重量%程度まで添加することができる。
タノール、エタノール、プロパノール、メトキシプロパ
ノール、N−メチルピロリドン等の水混和性溶剤、顔料
分散剤、ブロッキング防止剤、消泡剤、架橋剤等の各種
添加剤を添加することも任意である。
法>前記の各種材料を使用して、ラミネート用水性印刷
インキ組成物を製造する方法としては、顔料、水性バイ
ンダー樹脂ワニスおよび必要に応じて顔料分散用樹脂ま
たは顔料分散剤を混合して混練し、さらに所定の材料の
残りを添加、混合する方法が一般的である。特に顔料分
散性を良好とするためには、水性バインダー樹脂ワニス
の中でも、塩基性化合物の存在下、水中に溶解させたも
のを使用して顔料分散を行うことが好ましい。
物は、フレキソあるいはグラビア印刷方式によって、プ
ラスチックフィルムに印刷することができる。
物が印刷されるプラスチックフィルムとしては、ポリオ
レフィン、ポリエステル、ナイロンなどの各種プラスチ
ックフィルムがあげられ、特にコロナ放電処理などの表
面処理されたものがより好適である。
キ組成物の印刷物をラミネート加工する方法としては、
上記の各種フィルムに本発明の水性印刷インキ組成物を
印刷した後、印刷面にイミン系、イソシアネート系、ポ
リブタジエン系、チタン系などの各種アンカーコート剤
を塗工し、溶融ポリエチレン樹脂を積層する通常の押出
しラミネート法、印刷面にウレタン系などの接着剤を塗
工し、プラスチックフィルムを積層するドライラミネー
ト法、およびポリプロピレンフィルムに本発明の水性印
刷インキ組成物を印刷した後、印刷面に直接溶融ポリプ
ロピレン樹脂を積層するダイレクトラミネート法のいず
れもが利用できる。
イラミネート法を使用してラミネート加工する場合は、
アンカーコート剤あるいは接着剤として水性系のものを
使用することにより、完全水系のラミネート加工物が得
られ、食品衛生などの点でより有利となる。
ながら、いずれのラミネート加工法でも良好なラミネー
ト適性を有し、特に従来の印刷インキと比較して良好な
ダイレクトラミネート加工適性を有する。
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、特にことわりのない限り、「部」および「%」は
「重量部」及び「重量%」を表す。
>乳化機を備えたフラスコに、それぞれ表1に示す分子
量、塩素化度の塩素化ポリプロピレンのトルエン溶液
(固形分30重量%)100部、タージトールS(ユニ
オンカーバイド社製)3部を仕込み、注水しながら内容
物を均一に乳化し、蒸留・注水を繰り返してトルエンを
留去し、水性塩素化ポリプロピレンワニス(水性塩素化
PPワニス)No.1〜10を得た。
10,000、塩素化度40の塩素化ポリプロピレンの
トルエン溶液(固形分30重量%)100部、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル3部を仕込み、注水
しながら内容物を均一に乳化し、蒸留・注水を繰り返し
てトルエンを留去し、水性塩素化ポリプロピレンワニス
(水性塩素化PPワニス)No.11を得た。
ピレンワニスの製造>還流管、温度計、攪拌装置を備え
た容器に、表2に示す分子量、塩素化度の塩素化ポリプ
ロピレン及び無水マレイン酸のキシレン溶液を仕込み、
窒素置換下140℃に昇温後、ジクミルパーオキサイド
を添加して4時間反応させた。
酸を留去し、固形の無水マレイン酸変性塩素化ポリプロ
ピレンを得た。
得た無水マレイン酸変性塩素化ポリプロピレンのトルエ
ン溶液(固形分30重量%)100部、タージトールS
3部を仕込み、注水しながら内容物を均一に乳化し、
蒸留・注水を繰り返してトルエンを留去した後、中和量
のアンモニア水を加えて水性塩素化ポリプロピレンワニ
ス(水性無水マレイン酸変性塩素化PPワニス)No.
1〜10を得た。
の塩素化ポリプロピレンを、前記の方法で無水マレイン
酸変性して得た酸価100の無水マレイン酸変性塩素化
ポリプロピレンのトルエン溶液(固形分30重量%)1
00部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル3
部を仕込み、注水しながら内容物を均一に乳化し、蒸留
・注水を繰り返してトルエンを留去した後、中和量のア
ンモニア水を加えて無水マレイン酸変性塩素化ポリプロ
ピレンワニス(水性無水マレイン酸変性塩素化PPワニ
ス)No.11を得た。
水性無水マレイン酸変性塩素化ポリプロピレンワニスの
分散安定性の評価> 試験方法 B型粘度計を使用して、増粘率(40℃で7日保存後の
粘度/初期粘度の比率、ただし、60rpmの回転速度
で測定したときの粘度値を使用)を求め、その大小から
塩素化ポリプロピレンワニスおよび水性無水マレイン酸
変性塩素化ポリプロピレンワニスの分散安定性の評価を
行った。
ワニスNo.10および水性無水マレイン酸変性塩素化
ポリプロピレンワニスNo.10は、分散安定性が劣悪
と判断し、水性印刷インキ組成物の製造を行わなかっ
た。
つロフラスコに、分子量1,000のポリネオペンチル
グリコールアジペートジオール300部、イソホロンジ
イソシアネート133.2部を仕込み、窒素ガスを導入
しながら、撹拌下100〜105℃で4時問反応させ、
次いで、ジメチロールプロピオン酸24.1部を仕込
み、100〜110℃で2時問反応させた。
部およびトリエチルアミン20.2部を仕込んで水性化
し、更にモノエタノールアミン12.1部で反応停止さ
せ、固形分30%、樹脂酸価24の水性ポリウレタン樹
脂ワニス(水性PU樹脂ワニス)No.1を得た。
ーボネートジオール300部、およびα,α,α´,α
´−テトラメチルキシレンジイソシアネー卜80.7部
を仕込み、窒素ガスを導入しながら、撹拌下100〜1
05℃で4時問反応させ、次いで、無水トリメリット酸
とトリメチロールプロパンの1:1モル比の反応生成物
39.1部を込み、100〜110℃で2時間反応させ
た。
およびトリエチルアミン14部を仕込んで水性化し、更
にアジピン酸ジヒドラジン13.3部で反応停止させ、
固形分30%、樹脂酸価31の水性ポリウレタン樹脂ワ
ニス(水性PU樹脂ワニス)No.2を得た。
ングリコール500部、およびイソホロンジイソシアネ
ート222部を仕込み、窒素ガスを導入しながら、撹拌
下80〜90℃で4時間反応させた。
た後、イソプロパノール100部とエチレンジアミン1
8部の混合液を加え、30℃で10分間撹拌し、更にヒ
ドラジン20部を加え、30℃で1時間撹拌した。
ェニルエーテル(エチレンオキサイド付加数25モル)
150部の撹拌混合物を加えて水性化した後、アセトン
とイソプロバノールを留去して、固形分40%の水性ポ
リウレタン樹脂ワニス(水性PU樹脂ワニス)No.3
を得た。
つロフラスコに、酢酸エチル600部を仕込み、75〜
78℃に加熱した後、窒素ガスを導入しながらアクリル
酸38.4部、ブチルアクリレート180部、メチルメ
タアクリレート181.6部、重合開始剤としてジター
シャリーブチルパーオキサイド4部の混合物を3時間か
けて滴下した。さらに滴下終了後、還流温度で3時間重
合させて反応を完結し、酢酸エチルを留去して酸価75
のアクリル系共重合体1を得た。撹拌機を備えた容器
に、アクリル系共重合体1の破砕物300部、その中和
量に対して1.2倍量のアンモニアを含むアンモニア水
700部を仕込み、撹拌しながら80℃で加熱溶解し、
固形分30%の水性アクリル系樹脂ワニス(水性Ac樹
脂ワニス)No.1を得た。
ルアクリレート180部、メチルメタクリレート80
部、スチレン114.4部、重合開始剤としてジターシ
ャリーブチルパーオキサイド4部の混合物を反応させ、
酸価50のアクリル系共重合体2を得た後、さらに製造
例1と同様の操作でアンモニア水中に加熱溶解して、固
形分30%の水性アクリル系樹脂ワニス(水性Ac樹脂
ワニス)No.2を得た。
3、4の配合に従い、まず顔料、顔料分散用水溶性樹脂
ワニス混合物をレッドデビル型ペイントコンデイショナ
ーで30分問混練し、さらに所定の材料を混合・撹拌
し、実施例1〜19及び比較例1〜15の水性印刷イン
キ組成物を得た。
7330(東洋インキ製造(株)製)、顔料分散用水性
樹脂ワニスとしてジョンクリルJ−61(スチレンアク
リル系樹脂、固形分30%、ジョンソンポリマー(株)
製)、水性エチレン−アクリル酸系樹脂ワニス(水性E
AA樹脂ワニス)として、ザイクセンAC(住友精化
(株)、アクリル酸の含有量20%、メルトインデック
ス300g/10分、固形分30%)を使用した。
及び比較例1〜15で得られた水性印刷インキの接着
性、押出しラミネー卜強度、ダイレクトラミネート強
度、および印刷適性として再溶解性、泳ぎを評価し、そ
の結果を表3、4に示した。
ET、Nyフィルムに印刷し、温風乾燥後、セロファン
テープ(ニチバン(株)製TF−12)を貼り付け、こ
れを急速に剥がしたときのインキ皮膜がフィルムから剥
離する度合いから接着性を評価した。 評価基準 A:インキ皮膜がフィルムから全く剥離しな
いもの。 B:インキ皮膜の面積比率として、20%未満がフィル
ムから剥離するもの。 C:インキ皮膜の面積比率として、20%以上50%未
満がフィルムから剥離するもの。 D:インキ皮膜の面積比率として、50%以上がフィル
ムから剥離するもの。
ルムに印刷し、ラミネート加工機にて印刷面にイミン系
アンカーコート剤(東洋モートン(株)製EL−42
0)を塗布後、345℃で溶融させたポリエチレン樹脂
を30μmの膜厚で押出しラミネート加工した。得られ
たラミネート加工物を40℃で3日間放置し、15mm
の幅に裁断し、安田精機(株)製剥離強度試験機にて、
ヘッド速度300mm/minでT字剥離したときの剥
離強度を測定した。 評価基準 剥離強度(g/15mm)の実測値を記載し
た。
ルムに印刷し、ラミネート加工機にて印刷面に305℃
で溶融させたポリプロピレン樹脂を30μmの膜厚でラ
ミネート加工した。得られたラミネート加工物を15m
mの幅に裁断し、安田精機(株)製剥離強度試験機に
て、ヘッド速度300mm/minでT字剥離したとき
の剥離強度を測定した。 評価基準 剥離強度(g/15mm)の実測値を記載し
た。
ルムに60秒間印刷し、運転を止めてそのままの状態で
60秒間放置した。その後、印刷を再開し、正常な印刷
物が得られるまでのピッチ数から再溶解性を評価した。 評価基準 A:5ピッチ以内で正常に戻る。 B:6〜20ピッチで正常に戻る。 C:21〜50ピッチで正常に戻る。 D:50ピッチを超えても正常に戻らない。
ルムに印刷し、印刷物の印刷厶ラを目視にて評価した。 評価基準 A:全く印刷ムラが認められないもの。 B:わずかに印刷ムラが認められるもの。 C:印刷ムラが激しいもの。
レンフィルム(東洋紡績(株)製、P−2161、30
μm)、PETフィルムとはポリエチレンテレフタレー
トフィルム(東洋紡績(株)製、E−5102、12μ
m)、Nyフィルムとはナイロンフィルム(ユニチカ
(株)製、エンブレム、15μm)を表す。
うに、本発明の水性印刷インキ組成物は、水性タイプで
ありながら各種プラスチックフィルムに対する良好な接
着性を示し、押出しラミネートおよびダイレクトラミネ
ート加工適性に優れ、しかも印刷適性が良好な水性印刷
インキ組成物である。
Claims (5)
- 【請求項1】 顔料、水性バインダー樹脂ワニスを主た
る成分とするラミネート用水性印刷インキ組成物におい
て、前記水性バインダー樹脂ワニスが、下記のa成分、
b成分および必要に応じてc成分からなり、かつその含
有量が水性バインダー樹脂ワニスの全固形分に対して、
a成分の固形分5〜50重量%、b成分の固形分50〜
95重量%、c成分の固形分0〜30重量%(3成分の
固形分を合わせて100重量%とする)であることを特
徴とするラミネート用水性印刷インキ組成物。 a成分:塩素化度20〜60、分子量5,000〜20
0,000の塩素化ポリプロピレン、および/または塩
素化度20〜60、分子量5,000〜500,000
の塩素化ポリプロピレンを(無水)マレイン酸で変性し
て得られる(無水)マレイン酸変性塩素化ポリプロピレ
ンを、つぎの一般式(1)で表される化合物の存在下、
水中に分散させて得られる水性バインダー樹脂ワニス。 【化1】 ここで、R1およびR2は独立にアルキル基であり、R1
とR2の炭素数の合計が10〜14であり、Xはつぎの
一般式(2): 【化2】 (式中、pは0〜10の整数、qは0〜10の整数であ
り、p+q=0〜10である)で表される基である。 b成分:ポリウレタン樹脂、アクリル系樹脂、エチレン
−アクリル酸系樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも
1種を、塩基性化合物および/または乳化剤の存在下、
水中に溶解または分散させて得られる水性バインダー樹
脂ワニス。 c成分:その他の水性樹脂を塩基性化合物および/また
は乳化剤の存在下、水中に溶解または分散させて得られ
る水性バインダー樹脂ワニス。 - 【請求項2】 前記一般式(1)におけるXが−O−
(CH2CH20)3Hである化合物の存在下で、前記塩
素化ポリプロピレンおよび/または(無水)マレイン酸
変性塩素化ポリプロピレンを水中に分散させて得られる
水性バインダー樹脂ワニスを、a成分として使用する請
求項1記載のラミネート用水性印刷インキ組成物。 - 【請求項3】 分子内にヒドラジン残基を少なくとも1
つ有するポリウレタン樹脂を、塩基性化合物および/ま
たは乳化剤の存在下、水中に溶解または分散させて得ら
れる水性バインダー樹脂ワニスを、b成分として使用す
る請求項1または2記載のラミネート用水性印刷インキ
組成物。 - 【請求項4】 プラスチックフィルムに請求項1〜3の
いずれかに記載のラミネート用水性印刷インキ組成物を
印刷した後、プラスチックフィルムを積層することを特
徴とする印刷物のラミネート方法。 - 【請求項5】 ポリプロピレンフィルムに請求項1〜3
のいずれかに記載のラミネート用水性印刷インキ組成物
を印刷した後、溶融ポリプロピレン樹脂を積層すること
を特徴とする印刷物のラミネート方法。
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