JPH10204273A - 熱収縮性フィルム - Google Patents

熱収縮性フィルム

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JPH10204273A
JPH10204273A JP10009663A JP966398A JPH10204273A JP H10204273 A JPH10204273 A JP H10204273A JP 10009663 A JP10009663 A JP 10009663A JP 966398 A JP966398 A JP 966398A JP H10204273 A JPH10204273 A JP H10204273A
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JP
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alkyl
hydrogen
copolyester
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group
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JP10009663A
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English (en)
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Wayne Ken Shih
ケン シ ウェイン
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Eastman Chemical Co
Original Assignee
Eastman Chemical Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
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    • C08J2367/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PVCフィルムと同じかより低い開始温度を
有し、好ましくない曇り度を生じない熱収縮性コポリマ
ーフィルムを提供する。 【解決手段】 (a)約1〜約98.5重量%のPET
Gコポリエステル; (b)ペレット形状で15未満、好ましくは10未満の
* カラー値を有する約1〜約98.5重量%のDEG
改質されたPETコポリエステル; (c)約0.5〜約3重量%の粘着防止剤、並びに必要
に応じて (d)約5〜約15重量%の結晶性ポリエステルを含む
コポリエステル配合物を含んでなる熱収縮性フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱収縮性プラスチッ
クフィルムに関する。特に、本発明は、熱収縮性フィル
ムを製造する材料として有用な特定のポリエステル配合
物に関する。
【0002】
【従来の技術】熱収縮性プラスチックフィルムは一緒に
物体を守るカバーとして、そして瓶、缶及び他の種類の
容器の外部包装として用いられる。例えば、そのような
フィルムは、瓶のキャップ、首部、肩部もしくは湾曲部
のカバー、又は瓶全体のカバーのため;標識付け、防
護、小口包装、もしくは製品の価値をたかめるため;そ
してその他の理由のために用いられる。さらに、そのよ
うなフィルムを、箱、瓶、ボード、ロッド、もしくはノ
ートブックのような物体をひとまとめにしていっしょに
包装するカバーとして用いることができ、また、そのよ
うなフィルムを包装としてぴったりと接着することもで
きる。上述の用途は、このフィルムの収縮性及び内部収
縮応力を利用する。
【0003】収縮フィルムは次のように二つのカテゴリ
ーに分類することができる:(1)フィルムがX軸方向
とY軸方向の両方に収縮する上包み用二軸延伸フィル
ム、及び(2)食品及び薬品のタンパーラベル(tamper
evident label)及びソフトドリンクボトルのプライマ
リーラベルとして広く用いられている一軸延伸スリー
ブ。このフィルムは主として引っ張られた方向もしくは
延伸された方向に収縮し、引っ張られていない方向もし
くは延伸されていない方向の収縮は小さい。引っ張られ
ていない方向の収縮は、加熱時のこの収縮フィルムの熱
弛緩を補正するために10%以下が望ましい。通常、こ
れらのフィルムはチューブ形状に製造され、その後、瓶
のまわりもしくは一巻き以上まわりを包装する。例え
ば、物体(複数でもよい)と一緒に包装もしくは小口包
装するために、熱を加えてこのフィルムを収縮させる。
【0004】上述のフィルムに用いられる材料には、塩
化ポリビニル(PVC)、ポリスチレン(OPS)、延
伸されたポリエチレン、延伸されたポリプロピレン、塩
酸ゴム、及びポリエステルが含まれる。その優れた収縮
性及び透明性のために、PVCが最も広く用いられる材
料である。しかし、PVCには環境問題が存在する。同
等の熱収縮性を有し、実質的に曇りのないより環境に優
しい代替材料が望ましい。
【0005】収縮フィルム用PVCに匹敵する最良の選
択は、1,4−シクロヘキサンジメタノール改質された
ポリエチレンテレフタレート(PETG)、低ガラス転
移温度ポリエステルもしくはコポリエステル、例えば、
ジエチレングリコール改質されたポリエチレンテレフタ
レート(DEG改質されたPET)、及び必要に応じ、
結晶性ポリエステル、例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)のコポリエステル配合物であった。これ
らのコポリエステル配合物の収縮開始(onset)温度
(PVCの開始温度よりも幾分高い)は、PVC用に設
計された現存の収縮トンネルを用いることができるほど
接近している。しかし、最終の熱収縮性フィルムに曇り
が発生するために、配合物中にDEG改質されたPET
を最大10%しか用いることができない。この曇りは、
DEG改質されたPETの黄色の程度が高いことによっ
て生じる。
【0006】製造技法の性質のために、DEG改質され
たPET(EASTOBONDTMコポリマー1316
2、Kingsport, TN のEastman Chemical Companyから入
手できる)は、ペレット形状でのb* カラー値(黄色度
指標)約25を有する。DEG改質されたPETの量を
高めるため、そして当該ポリエステル配合物の収縮開始
温度をできるだけ下げるためには、DEG改質されたP
ETが、従来の技法が許容しているよりも実質的に低
い、ペレット形状でのb* カラー値を有することが必要
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、当該技術
分野では、PVCフィルムと同じかより低い開始温度を
有し、好ましくない曇り度を生じない熱収縮性コポリマ
ーフィルムの要求が存在する。従って、本発明の目的は
そのような材料を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(a)少なくとも95モル%テレフタル酸残基の100
モル%ジカルボン酸残基成分並びに約65〜約80モル
%エチレングリコール残基及び約35〜約20モル%
1,4−シクロヘキサンジメタノール残基の100モル
%ジオール残基成分を含んでなる約1〜約98.5重量
%のPETGコポリエステル; (b)ペレット形状で15未満、好ましくは10未満の
* カラー値を有し;少なくとも75モル%テレフタル
酸残基の100モル%ジカルボン酸残基成分並びに約1
0〜約50モル%ジエチレングリコール残基及び約50
〜約90モル%エチレングリコール残基の100モル%
ジオール残基成分;当該DEG改質されたPETコポリ
エステルの重量に対して、約20〜約100ppmのマ
ンガン、約50〜約300ppmアンチモン、0〜約1
00ppmチタン及び約40〜約150ppmリンから
なる触媒残分;並びに、当該DEG改質されたPETコ
ポリエステルの重量に対して、(i)約40〜約100
ppmのコバルト、(ii)約1.5〜約10ppmの
置換された1,4−ビス−(2,6−ジアリールアニリ
ノ)アントラキノンのブルー化合物及び約0.5〜約6
ppmのアントラキノンのレッド化合物、並びに(ii
i)約0.5〜約10ppmの1−シアノ−3H−ジベ
ンゾ[f,ij]イソキノリン−2,7−ジオンのいず
れかのカラーコントロール剤残分を含んでなる約98.
5〜約1重量%のDEG改質されたPETコポリエステ
ル; (c)約0.5〜約3重量%の粘着防止剤、並びに必要
に応じて (d)約5〜約15重量%のポリエチレンテレフタレー
ト(PET)もしくは僅かに改質されたPETのような
結晶性ポリエステルを含むコポリエステル配合物を含ん
でなる熱収縮性フィルムを提供する。
【0009】本発明の第一の利点は、熱収縮性フィルム
の曇りに関する問題が、ポリエステル配合物に透明度が
改善されたDEG改質されたPETを用いることによっ
て除去されることである。さらに、ポリエステル配合物
に用いるDEG改質されたPETの量の制限は無いの
で、この熱収縮性フィルムは、一般的なPVCよりもさ
らに小さい種々の程度の熱収縮特性を生じることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、熱収縮性フィルム用途
に用いる新規なコポリエステル配合物に関する。これら
のコポリエステル配合物から製造された一軸延伸フィル
ムは、円周方向(容器周囲)で50%以上且つ軸方法で
10%以下の極限収縮の収縮ラベル用途の要件を満足す
る。これらの新規なコポリエステル配合物は、フィルム
形状のb* カラー値に関して実質的に曇りが無く、以下
に記載するように約0.09〜1.10であり、開始温
度を一般的なPVCの温度よりもさらに低く調節できる
広範囲の収縮フィルムの製造に広い用途を有する。
【0011】このコポリエステル配合物は以下の成分を
含んでなる: (a)約1〜約98.5重量%の1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール改質されたポリエチレンテレフタレート
(PETG); (b)約98.5〜約1重量%のジエチレングリコール
(DEG)改質されたポリエチレンテレフタレート(P
ET)(低ガラス転移温度コポリエステル); (c)約0.5〜約3重量%の粘着防止剤(フィルム自
体がくっつくことを防止する)、及び必要に応じて (d)約5〜約15重量%のポリエチレンテレフタレー
ト(PET)ような結晶性ポリエステル。
【0012】成分(a)、PETGコポリエステルは、
少なくとも95モル%テレフタル酸残基約65〜約80
モル%エチレングリコール残基(好ましくは、65〜7
5モル%、より好ましくは67〜71モル%);及び約
35〜約20モル%1,4−シクロヘキサンジメタノー
ル残基(好ましくは、35〜25モル%、より好ましく
は33〜29モル%)を含んでなる。上記「モル%」
は、ジカルボン酸残成分100モル%及びジオール残成
分100モル%に基づく。前記コポリエステル配合物に
おける成分(a)の重量%は、好ましくは5〜90、よ
り好ましくは、40〜85、さらに好ましくは60〜8
5である。
【0013】本発明のPETGコポリエステルのジカル
ボン酸成分は、本質的にテレフタル酸残基からなる。酸
成分は、最大約5モル%の、炭素数3〜20を有するこ
とができる他の酸で改質されていてもよく、芳香族、脂
肪族もしくは脂環式ジカルボン酸単位又はこれらのジカ
ルボン酸の組合せからなることができる。有用な脂肪族
ジカルボン酸の例は、マロン酸、スクシン酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸、1,4−、1,5
−及び2,6−デカヒドロナフタレンジカルボン酸、並
びにシス−もしくはトランス−1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸である。有用な芳香族ジカルボン酸の例
は、テレフタル酸、イソフタル酸、4,4’−ビフェニ
ルジカルボン酸、トランス−3,3’−及びトランス−
4,4−スチルベンジカルボン酸、4,4’−ジベンジ
ル−ジカルボン酸、1,4−、1,5−、2,3−、
2,6−及び2,7−ナフタレンジカルボン酸である。
【0014】本発明に有用なPETGコポリエステルの
ジオール残基成分を、炭素原子約2〜約10を有する他
の脂肪族グリコール、例えば、1,3−プロパンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオールもしくは1,6−ヘキサ
ンジオールで最大約35モル%置き換えることができ
る。好ましい態様では、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール残基は、1,4−シクロヘキサンジメタノールの
シス−/トランス−混合物である。
【0015】成分(b)、DEG改質されたPETコポ
リエステルは、カラーコントロール剤と新規な触媒系と
の組合せによって黄色度を低減され、透明度が改善され
たコポリエステルである。ペレット形状で約25のb*
カラー値を有する従来のDEG改質されたPETと比較
すると、透明度が改善されたDEG改質されたPETは
15未満、好ましくは、10未満のb* カラー値を有す
る。
【0016】b* カラー値は、次のパラメータを用いる
CIELABカラースケールに基づくものである:1)
D65光、2)10度観測者、3)包含されるスペキュラ
ー及び4)広領域視野。b* カラー値は、プラスの場合
は黄色度の測定単位であり、マイナスの場合は、青色度
の測定単位である。b* がゼロとなるところで、標本は
無色、即ち、本質的に透明である。b* カラー値を測定
するのに用いる好ましい装置は、HunterLab Ultrascan
Colorimeter (Hunter Associates Laboratory製)であ
る。
【0017】b* カラー値は、試料形状に影響を受ける
ので、透明度を比べる場合、試料のタイプを検討結果に
注記すべきである。ペレット形状試料について測定され
るb * カラー値は、通常のポリエステルペレットを用い
て測定される。ペレットは、おおよそ、直径2〜3m
m、長さ2〜3mm、そして重量0.8g/50ペレッ
トである。本発明では、DEG改質されたPETペレッ
トを、黒い背景を有する2cm厚のガラス試料ホルダー
に置く。色測定は反射による。フィルム形状の試料のb
* カラー値は、押出フィルム(事前延伸されている)の
厚み(本発明では0.2mm(8.5ミル))を通して
測定される。
【0018】DEG改質されたPETコポリエステル
は、約0.4〜1.2dL/gの内部粘度を有し、10
0モル%ジカルボン酸残基成分、100モル%ジオール
残基成分、触媒残分及びカラーコントロール剤残分を含
んでなる。DEG改質されたPETコポリエステルのジ
カルボン酸残基成分は、テレフタル酸残基を少なくとも
75モル%含んでなる。前記ジカルボン酸残基成分の最
大約25モル%は、テレフタル酸以外の一種以上の脂肪
族、脂環式、もしくは芳香族ジカルボン酸からなること
ができる。そのような他のジカルボン酸の例には、イソ
フタル酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,
3−シクロヘキサンジカルボン酸、スクシン酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,12−ドデカンジ
オン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等が含まれ
る。
【0019】DEG改質されたPETコポリエステルの
ジオール残基成分は、ジエチレングリコール残基約10
〜約50モル%及びエチレングリコール(EG)残基約
50〜約90モル%を含んでなる。好ましくは、ジエチ
レングリコール残基は、25〜50モル%、より好まし
くは32〜40モル%の範囲である。好ましくは、エチ
レングリコール残基は、75〜90モル%、より好まし
くは60〜68モル%である。ジオール残基成分は、最
大約10モル%の通常のジオール類、例えば、プロピレ
ングリコール、1,3−プロパンジオール、2,4−ジ
メチル−2−エチルヘキサン−1,3−ジオール、2,
2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2−エチル
−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、2−エチル
−2−イソブチル−1,3−プロパンジオール、1,3
−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、2,
2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール、チオ
ジエタノール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、
1,3−シクロヘキサンジメタノール、2,2,4,4
−テトラメチル−1,3−シクロブタンジオール等を含
むことができる。
【0020】DEG改質されたPETコポリエステルの
触媒系は、DEG改質されたPETコポリエステルの重
量に基づいて、約20〜約100ppmのマンガン、約
50〜約300ppmのアンチモン、0〜約100pp
mのチタン及び約40〜約150ppmのリンからなる
触媒残分を含んでなる。好ましくは、触媒残分は、40
〜80ppmのマンガン、150〜250ppmのアン
チモン、10〜50ppmのチタン及び50〜150p
pmのリンからなる触媒残分を含んでなる。
【0021】カラーコントロール剤残分は有機もしくは
無機顔料を含んでなる。コバルト(無機顔料)は、コポ
リエステルの重量に基づいて40〜100ppmコバル
ト、好ましくは65〜100ppmの量で存在する。コ
バルトは好ましくは塩として添加される。適切なコバル
ト塩の例は、酢酸コバルト四水和物、硝酸コバルト、塩
化コバルト、アセチル酢酸コバルト、ナフテン酸コバル
ト及びサリチルサリチル酸コバルトである。
【0022】有機顔料は、1)米国特許第5,372,
864号明細書に開示されているようなアントラキノン
のある種のレッド化合物と組合わさった置換された1,
4−ビス(2,6−ジアリールアニリノ)アントラキノ
ン類のブルー化合物、もしくは米国特許第4,745,
174号明細書に開示されているような1−シアノ−3
H−ジベンゾ[f,ij]イソキノリン−2,7−ジオ
ン類である。
【0023】米国特許第5,372,864号明細書記
載の有機顔料は、次式Iのブルー置換された1,4−ビ
ス(2,6−ジアリールアニリノ)アントラキノン類を
少なくとも一種含んでなる。
【化6】
【0024】式中、Rは、水素、C1 〜C6 アルキル、
ハロゲン、カルボキシ、及びC1 〜C 6 アルコキシ−C
O−からなる群より選ばれ;R1 及びR2 は、独立して
1 〜C6 アルキルであり;R3 は、水素、ハロゲン、
1 〜C6 アルキル、置換されたC1 〜C6 アルキル、
ヒドロキシ、C1 〜C6 アルコキシ、置換されたC1
6 アルコキシ、シアノ、チオシアノ、C1 〜C6 アル
キルチオ、置換されたC1 〜C6 アルキルチオ、C1
6 アルキルスルホニル、置換されたC1 〜C6 アルキ
ルスルホニル、C1 〜C6 アルコキシカルボニル、カル
ボキシ、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスル
ホニル、及びSO2 N(R4 )R5 X(m及び/もしく
はnがゼロの場合)からなる群より選ばれ;R4 は、水
素、C1 〜C6 アルキル、置換されたC1 〜C6 アルキ
ル、C 3 〜C8 アルケニル、C3 〜C8 アルキニル、C
3 〜C7 シクロアルキル及びアリールからなる群より選
ばれ;R5 は、C1 〜C8 アルキレン、C1 〜C6 アル
キレン−Z−C1 〜C6アルキレン、アリーレン−C1
〜C6 アルキレン、アリーレン−Z−C1 〜C6アルキ
レン、C3 〜C7 シクロアルキレン、C1 〜C6 アルキ
レン−シクロアルキレン−C1 〜C6 アルキレン、C1
〜C6 アルキレン−アリーレン−C1 〜C 6 アルキレ
ン、及びC1 〜C6 アルキレン−Z−アリーレン−Z−
1 〜C6 アルキレン(ここでZは、−O−、−S−、
もしくはSO2 から選ばれる)からなる群より選ばれる
結合基であり;Xは、水素もしくはポリエステル反応基
であり;そしてm及びnは、独立して、0もしくは1で
あるが、少なくとも一つのポリエステル反応基があるこ
とを条件とする。
【0025】上記式Iのブルー化合物と配合できる米国
特許第5,372,864号明細書記載のレッド化合物
は次式II−Xの構造を有する:
【化7】
【0026】
【化8】
【0027】
【化9】
【0028】式中、R6 は、水素、C1 〜C6 アルキ
ル、置換されたC1 〜C6 アルキル、C 3 〜C7 シクロ
アルキルもしくはアリールからなる群より選ばれ;R7
は、水素、もしくはC1 〜C6 アルキル、置換されたC
1 〜C6 アルキル、C1 〜C6 アルカノイルアミノ、ハ
ロゲン、ヒドロキシ、C1 〜C6 アルキルC1 〜C6
ルコキシ、C1 〜C6 アルキルチオから選ばれる1〜3
つの基であり;R8 及びR9 は、同じでも異なっていて
もよく、C1 〜C6 アルキル、置換されたC1 〜C6
ルキル、C3 〜C7 シクロアルキルもしくはアリールか
らなる群より選ばれ;R10は、C1 〜C6 アルキル、C
3 〜C7 シクロアルキルもしくはアリールからなる群よ
り選ばれ;R11は、水素、C1 〜C12アルキル、置換さ
れたC1 〜C12アルキル、C 3 〜C7 シクロアルキル及
びアリールからなる群より選ばれ;R12は、水素、もし
くはC1 〜C6 アルキル、置換されたC1 〜C6 アルキ
ル、C1 〜C6 アルコキシ、置換されたC1 〜C6 アル
コキシ、C1 〜C6 アルキルチオ、置換されたC1 〜C
6 アルキルチオ、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C6
ルカノイルアミノ、アロイルアミノ、C1 〜C6 アルキ
ルスルホニルアミノ及びアリールスルホニルアミノから
なる群より選ばれる1〜3つの基であり;R13及びR14
は、水素、シアノもしくはCO210から選ばれ、R15
は、前に定義したR4 もしくはR5 Xであり;Lは、−
CO−もしくは−SO2 −であり;Xは、前に定義した
ものと同じであり;mは、0もしくは1であり;pは、
1もしくは2であるが、mが0のときはR13は水素であ
りそして少なくとも一つのポリエステル反応基が存在す
ることを条件とする。
【0029】米国特許第5,372,864号明細書記
載の有機顔料は、当該コポリマーの重量基づいて、ブル
ー化合物では1.5〜10ppmそしてレッド化合物で
は0.5〜6ppmの量で存在する。ブルー化合物の好
ましい量は、2.8〜7ppmである。レッド化合物の
好ましい量は、0.8〜4ppmである。
【0030】米国特許第4,745,174号明細書記
載の有機顔料は、次の構造を有する置換された1−シア
ノ−3H−ジベンゾ[f,ij]イソキノリン−2,7
−ジオン類である:
【0031】
【化10】
【0032】式中、Rは、水素、シクロアルキル、アリ
ル、アルキル、アラルキル、アルコキシ−アルキルもし
くはシクロアルキルアルキレンであり;R1 は、水素、
ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、ア
ルキルチオ、もしくはアリールチオであり;R2 は、水
素、ハロゲン、アルキル、アリール、アルコキシ、アリ
ールアルコキシ、アルキルチオ、アリールチオ、カルボ
アルコキシ、カルボアラルコキシ、カルボキシ、スルフ
ァモイル、アルキルスルファモイル、ジアルキルスルフ
ァモイル、アルキルアリールスルファモイル、シクロア
ルキルスルファモイル、アリールスルファモイル、カル
バモイル、アルキルカルバモイル、ジアルキルカルバモ
イル、アルキルアリールカルバモイル、シクロアルキル
カルバモイル、アリールカルバモイル、2−ピロリド
ノ、アシルアミドもしくはN−アルキルアシルアミドで
あり;R3 は、水素、ハロゲン、アルキル、及びアルコ
キシからなる群より選ばれる一種以上の残基であり;x
は、1〜5の整数であり;一種以上の、アルキル、アル
コキシ、アリール、アリールオキシ、アルキルチオ、ア
リールチオもしくはアラルキル基は、カルボキシ、カル
ボアルコキシ、カルボアリールオキシ、N−アルキルカ
ルバモイルオキシ、カルバモイルオキシ、アシルオキ
シ、クロロカルボニル、ヒドロキシル、シクロアルキル
カルボニルオキシ、N−アリールカルバモイルオキシ及
びN,N−ジアルキルカルバモイルオキシからなる群よ
り選ばれる一種以上の反応残基を有してもよく、前記ア
ルキル及びアリール基は、さらに、アルコキシ、アシル
オキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びアシルアミ
ドのような置換基を有してもよい。
【0033】本発明の好ましい1−シアノ−3H−ジベ
ンゾ[f,ij]イソキノリン−2,7−ジオン類は、
次式で表されるものである:
【化11】
【0034】式中、Rはメチル、R1 は水素、R3 は水
素、そしてR2 は4’−(2−ヒドロキシエチル)であ
る。本発明のもう一つの好ましい顔料は、Rがメチル、
1 が水素、R3 が水素、そしてR2 が4’−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)である化合物である。
【0035】式XI及びXIIの有機顔料は、DFG改
質されたPETコポリエステルの重量に基づいて約0.
5〜10ppm、好ましくは1〜5ppmの量で存在す
る。化合物(b)の場合、コポリエステル配合物中の重
量%は、好ましくは、95〜10、より好ましくは、6
0〜15、さらに好ましくは、45〜15である。成分
(c)は、コポリエステル配合物中約0.5〜約3重量
%、好ましくは、1〜2重量%存在する。粘着防止剤
を、好ましくは、上記成分(a)のコポリエステルに分
散させる。本発明に有用な粘着防止剤の例には、非晶質
シリカ粉末及び微晶質シリカ粉末が含まれる。シリカ粉
末を、好ましくは、PETGコポリエステルの部分に配
合して分散させ、得られた材料を押出及び/もしくはペ
レット化する。これらのペレットは、Eastman Chemical
Company (Kingsport, Tennessee) から入手できる。
【0036】好ましくは、本発明の熱収縮性フィルム
は、選択的な成分(d)を約5〜15重量%、好ましく
は8〜12重量%の量で含む。成分(d)は、結晶性ポ
リエステル、例えば、少なくとも95モル%のテレフタ
ル酸及び少なくとも95モル%のエチレングリコールの
残基を含んでなるポリエチレンテレフタレートである。
好ましくは、成分(d)は、Tg 約70〜90℃、好ま
しくは約75〜79℃である。
【0037】本発明のコポリエステル配合物は、当該技
術分野で一般的な種々の添加物を含んでもよい。例え
ば、これらの添加物は、二酸化チタン、粒状化シリカ、
カオリン、炭酸カルシウム、及び他の滑剤;帯電防止
剤;紫外線吸収剤;顔料;色素;可塑剤;安定化剤、等
である。
【0038】本発明のポリエステル及びコポリエステル
を、当該技術分野で周知の通常の縮合重合プロセス、例
えば、米国特許第2,901,466号、同2,46
5,319号、及び同3,047,539号明細書記載
の方法で調製する。これらには、酸とグリコールとの直
接縮合もしくはエステル生成誘導体を用いるエステルエ
ステル交換による直接縮合が含まれる。そのような誘導
体には、ジカルボン酸及び無水物もしくは酸の酸ハロゲ
ン化物のジメチル、ジエチル、もしくはジプロピルエス
テルのような官能性酸誘導体が含まれる。
【0039】本発明のコポリエステル配合物に有用なポ
リエステルもしくはコポリエステル、成分(a)〜
(d)の内部粘度は、60重量%フェノール及び40重
量%テトラクロロエタンからなる溶剤混合物中約25℃
で測定して、約0.5〜1.0dL/g、好ましくは、
約0.6〜約0.8dL/g、そしてより好ましくは、
約0.65〜約0.75dL/gの範囲である。
【0040】配合物中の上記ポリエステル及びコポリエ
ステルを周知の方法、例えば、押出、カレンダー等でフ
ィルムに成形する。一般的にペレット形状のポリエステ
ル及びコポリエステルを、タンブラー中で重量によって
一緒に混合し、その後、配合物を溶融のために押出機の
ホッパーに入れる。あるいは、ペレットをその所望する
重量比計量する種々の供給機でペレットを押出機のホッ
パーに加えることができる。押出機を出るとき、この均
一なコポリエステル配合物をフィルムにする。いずれの
方法においても、フィルム形状は限定されない。例え
ば、フラットシートもしくはチューブとなることができ
る。得られたフィルムを、例えば、一定方向に元の寸法
の2〜6倍まで延伸することができる。
【0041】延伸方法は、通常の方法となることがで
き、例えば、ロール延伸方法、ロングギャップ延伸方
法、テンター延伸方法、及びチューブ延伸方法等であ
る。これらのいずれの方法を用いる場合にも、引き続き
二軸延伸を行う、同時に二軸延伸を行う、一軸延伸を行
う、もしくはそれらを組み合わせることが可能である。
上記の二軸延伸方法では、縦方向及び横方向の延伸を同
時に行ってもよい。また、最初に一方の方向に延伸を行
い、その後もう一方の方向に延伸を行って、有効な二軸
延伸を得ることもできる。
【0042】好ましくは、上記延伸方法で、フィルムを
構成するポリマー組成物の平均ガラス転位温度(Tg
のTg +5℃〜Tg +80℃、好ましくは、Tg +10
℃〜Tg +20℃の温度範囲に、フィルムを前もって加
熱する。好ましくは、延伸速度は、12.7〜50.8
cm/秒(5〜20インチ/秒)である。延伸比をy軸
方向の引張り比に対するx軸方向の引張り比として定義
する。引張り比はフィルムの最終長さをフィルムの元の
長さで割ったものである。
【0043】
【実施例】本発明を、好ましい態様である次の例によっ
てさらに具体的に説明するが、これらの例は、単に説明
を目的とするものであって、特に示さない限りは本発明
の範囲を限定しようとするものでないことを理解された
い。特記が無い場合は、出発原料は市販のものである。
特記しなければ、比率は全て重量%である。
【0044】例1:Tg 低下 PETG/DEG改質されたPET配合物から作られる
フィルムの開始温度の低下は、当該配合物の混和性、及
びPETGに低Tg (℃)DEG改質されたPET(即
ち、EASTOBONDコポリエステル)を添加するこ
とによるガラス転移温度低下の有効性に依存する。PE
TGに対して、「旧」EASTOBONDコポリエステ
ル(b* カラー値、ペレット形状で約25もしくはフィ
ルム形状で約5)もしくは透明度が改善されたEAST
OBONDコポリエステル(b*カラー値、ペレット形
状で約11もしくはフィルム形状で約1.3)のいずれ
かを種々の重量%で有する配合物を、タンブラーで前乾
燥したポリマー類を均一な混合物が得られるまでおおよ
そ30分混合して調製した。
【0045】十分に混合したペレットを押出機のホッパ
ーに入れ、溶融してシートに押し出した。そして、それ
らの個々のガラス転移温度を測定した。表Iは、「旧」
EASTOBONDコポリエステルもしくは透明度が改
善されたEASTOBONDコポリエステルのいずれか
を添加したことによるPETGのTg の低下を実証す
る。「旧」EASTOBONDコポリエステル及び透明
度が改善されたEASTOBONDコポリエステルは、
両方とも混和性であり(DSC中で一つのTg )、Tg
低下において同等の低下有効性を示した。
【0046】例2:カラー改善 「旧」EASTOBONDコポリエステル及び透明度が
改善されたEASTOBONDコポリエステルを用いた
配合物における、例1で調製した同じシートサンプル
を、b* カラー値に関して測定した。表Iから判るよう
に、透明度が改善されたEASTOBONDコポリエス
テルを用いる配合物は、「旧」EASTOBONDコポ
リエステルを用いた対照物に比較して僅か約1/4のb
* カラー値であった。従って、配合物に加えることがで
きる透明度を改善したEASTOBONDコポリエステ
ルの量は、「旧」EASTOBONDコポリエステルの
量よりも少なくとも4倍多い。例えば、PETG/EA
STOBONDコポリエステル配合物において「旧」E
ASTOBONDコポリエステルを用いる上限が10重
量%である場合、本発明に基づいて、最終熱収縮製フィ
ルム製品の曇り限界を超えることなく、透明度が改善さ
れたEASTOBONDコポリエステルを少なくとも4
0重量%用いることができる。
【0047】大量生産ラインにおいて製造プロセスを継
続的に調整すると、40%を含む新EASTOBOND
コポリエステルのb* カラー値はさらに低下するであろ
うし、もしくはより高い重量%の新EASTOBOND
コポリエステルを、最終フィルム製品の光学特性を損な
わないで、安全に収縮フィルム製造において用いること
ができる。
【0048】
【表1】
【0049】例3:PVC PVCを8ミルフィルムに押し出した。そしてテンター
フレーム(Providence, Rhode IslandのMarshall and W
illiams Company 製)を用いて、押し出されたフィルム
を90℃で3×1収縮フィルムに延伸した。テンターフ
レーム延伸によって、横方向の延伸を生じた。
【0050】そして延伸されたフィルムを100×10
0mm試験片にカットした。この試験片を試料ホルダー
の端部と接触させないようにホルダーに置き、90℃で
定温水浴に30秒浸漬した。そして、試験片を水浴から
取り出し、室温で素早く乾燥させた。その後、定規を用
いてこの試験片の線寸法(Lmm)を測定して、延伸方
向の熱収縮を記録した。各試験温度(ASTM D2732-83 )
のために、最小限二つの試験片が必要であった。収縮率
を以下のように計算する:
【数1】 フィルムの開始温度も記録した。結果を表IIに示す。
【0051】例4:PETG 例3の操作をPETG6763(Kingsport, TN のEast
man Chemical Co.製)から作成した押出フィルムのため
に続けた。このフィルムを90℃及び4×1延伸比で延
伸した。
【0052】例5:PETG及びEASTOBONDコ
ポリエステル 表Iの、透明度が改善されたEASTOBONDコポリ
エステルとPETGの種々の重量%の配合物を押出し、
そして各押し出されたシートのTg よりも15℃高温で
延伸した。延伸比は4×1であった。例3の操作を続け
た。各配合物の開始温度及び90℃での収縮を表IIに
示す。PVCと比較して配合物フィルムは90℃で全て
十分な収縮を有した。配合物中の透明度を改善したEA
STOBONDコポリエステルの量を増加するにつれ
て、配合物の開始温度は低下し続けた。透明度を改善し
たEASTOBONDコポリエステル25%を有する配
合物は、PVCと等しい開始温度を示した。従って、P
ETG中に適当量の透明度を改善したEASTOBON
Dコポリエステルを加えることにより、PVCタイプフ
ィルムと同じものを作ることができる。さらに、25%
より多くの透明度を改善したEASTOBONDコポリ
エステルを含む配合物の開始温度は、PVCよりもさら
に低くなる。
【0053】Tg が連続的に低下する全範囲の熱収縮製
フィルムを、混和性かつ透明度が改善されたEASTO
BONDコポリエステルを用いる種々のレベル配合物に
基づいて作成することができる。このことは、種々の用
途を満足する高温〜非常に低温の開始温度を有する熱収
縮製フィルムを製造する技術革新及び技法を明らかに実
証している。
【0054】
【表2】
【0055】新規な触媒系及びカラーコントロール剤の
技術革新を用いて、ペレット形状でb* カラー値が10
未満の透明度が改善されたDEG改質されたPETを作
成できる。従って、本発明のコポリエステル配合物中の
DEG改質されたPETのレベルの増加に伴う曇りの問
題は最早存在しない。自由に任意の量のDEG改質され
たPETをPETGに添加することによって、一般的な
PVCよりも開始温度がさらに低い広範囲の収縮フィル
ムの製造を融通のあるものにする。開始温度調節と一緒
にカラー改善によって、製品及び製法上の利点を提供す
る。
【0056】本発明の好ましい態様及び方法を特に詳細
に記載したが、本発明の精神及び範囲内で種々の変更及
び改造が可能であることは、理解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/16 C08K 5/16 // B29K 67:00 B29L 7:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少なくとも95モル%テレフタル
    酸残基の100モル%ジカルボン酸残基成分並びに65
    〜80モル%エチレングリコール残基及び35〜20モ
    ル%1,4−シクロヘキサンジメタノール残基の100
    モル%ジオール残基成分を含んでなる1〜98.5重量
    %のPETGコポリエステル; (b)ペレット形状で15未満のb* カラー値を有し、
    そして (1)少なくとも75モル%のテレフタル酸残基を含む
    100モル%ジカルボン酸残基成分; (2)10〜50モル%ジエチレングリコール残基及び
    50〜90モル%エチレングリコール残基を含む100
    モル%ジオール残基成分; (3)当該DEG改質されたPETコポリエステルの重
    量に対して、20〜100ppmマンガン、50〜30
    0ppmアンチモン、0〜100ppmチタン及び40
    〜150ppmリンを含んでなる触媒残分;並びに、 (4)当該DEG改質されたPETコポリエステルの重
    量に対して、(i)40〜100ppmコバルト、(i
    i)1.5〜10ppmの次式Iのブルー化合物: 【化1】 (式中、Rは、水素、C1 〜C6 アルキル、ハロゲン、
    カルボキシ、及びC1 〜C6 アルコキシ−CO−からな
    る群より選ばれ;R1 及びR2 は、独立してC1 〜C6
    アルキルであり;R3 は、水素、ハロゲン、C1 〜C6
    アルキル、置換されたC1 〜C6アルキル、ヒドロキ
    シ、C1 〜C6 アルコキシ、置換されたC1 〜C6 アル
    コキシ、シアノ、チオシアノ、C1 〜C6 アルキルチ
    オ、置換されたC1 〜C6 アルキルチオ、C1 〜C6
    ルキルスルホニル、置換されたC1 〜C6 アルキルスル
    ホニル、C1 〜C6 アルコキシカルボニル、カルボキ
    シ、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニ
    ル、及びSO2 N(R4 )R5 X(m及び/もしくはn
    がゼロの場合)からなる群より選ばれ;R4 は、水素、
    1 〜C6 アルキル、置換されたC1 〜C6 アルキル、
    3 〜C8 アルケニル、C3 〜C8 アルキニル、C3
    7 シクロアルキル及びアリールからなる群より選ば
    れ;R5 は、C1 〜C8 アルキレン、C1 〜C6 アルキ
    レン−Z−C1 〜C 6 アルキレン、アリーレン−C1
    6 アルキレン、アリーレン−Z−C1 〜C 6 アルキレ
    ン、C3 〜C7 シクロアルキレン、C1 〜C6 アルキレ
    ン−シクロアルキレン−C1 〜C6 アルキレン、C1
    6 アルキレン−アリーレン−C1 〜C6 アルキレン、
    及びC1 〜C6 アルキレン−Z−アリーレン−Z−C1
    〜C6アルキレン(ここでZは、−O−、−S−、もし
    くはSO2 から選ばれる)からなる群より選ばれる結合
    基であり;Xは、水素もしくはポリエステル反応基であ
    り;そしてm及びnは、独立して、0もしくは1である
    が、少なくとも一つのポリエステル反応基があることを
    条件とする。)並びに、0.5〜6ppmの次式II〜
    Xのレッド化合物: 【化2】 【化3】 【化4】 (式中、R6 は、水素、C1 〜C6 アルキル、置換され
    たC1 〜C6 アルキル、C3 〜C7 シクロアルキルもし
    くはアリールからなる群より選ばれ;R7 は、水素、も
    しくはC1 〜C6 アルキル、置換されたC1 〜C6 アル
    キル、C1 〜C6 アルカノイルアミノ、ハロゲン、ヒド
    ロキシ、C1 〜C6 アルキルC1 〜C6 アルコキシ、C
    1 〜C6 アルキルチオから選ばれる1〜3つの基であ
    り;R8 及びR9 は、同じでも異なっていてもよく、C
    1 〜C6 アルキル、置換されたC1 〜C6 アルキル、C
    3 〜C7 シクロアルキルもしくはアリールからなる群よ
    り選ばれ;R10は、C1 〜C6 アルキル、C3 〜C7
    クロアルキルもしくはアリールからなる群より選ばれ;
    11は、水素、C1 〜C12アルキル、置換されたC1
    12アルキル、C3 〜C7 シクロアルキル及びアリール
    からなる群より選ばれ;R12は、水素、もしくはC1
    6 アルキル、置換されたC1 〜C6 アルキル、C1
    6 アルコキシ、置換されたC1 〜C6 アルコキシ、C
    1 〜C6アルキルチオ、置換されたC1 〜C6 アルキル
    チオ、ハロゲン、ヒドロキシ、C 1 〜C6 アルカノイル
    アミノ、アロイルアミノ、C1 〜C6 アルキルスルホニ
    ルアミノ及びアリールスルホニルアミノからなる群より
    選ばれる1〜3つの基であり;R13及びR14は、水素、
    シアノもしくはCO210から選ばれ、 R15は、前に定義したR4 もしくはR5 Xであり;L
    は、−CO−もしくは−SO2 −であり;Xは、水素も
    しくはポリエステル反応基であり;mは、0もしくは1
    であり;pは、1もしくは2であるが、mが0のときは
    13は水素でありそして少なくとも一つのポリエステル
    反応基が存在することを条件とする。)並びに(ii
    i)0.5〜10ppmの次式XIの化合物: 【化5】 (式中、Rは、水素、シクロアルキル、アリル、アルキ
    ル、アラルキル、アルコキシ−アルキルもしくはシクロ
    アルキルアルキレンであり;R1 は、水素、ハロゲン、
    アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチ
    オ、もしくはアリールチオであり;R2 は、水素、ハロ
    ゲン、アルキル、アリール、アルコキシ、アリールアル
    コキシ、アルキルチオ、アリールチオ、カルボアルコキ
    シ、カルボアラルコキシ、カルボキシ、スルファモイ
    ル、アルキルスルファモイル、ジアルキルスルファモイ
    ル、アルキルアリールスルファモイル、シクロアルキル
    スルファモイル、アリールスルファモイル、カルバモイ
    ル、アルキルカルバモイル、ジアルキルカルバモイル、
    アルキルアリールカルバモイル、シクロアルキルカルバ
    モイル、アリールカルバモイル、2−ピロリドノ、アシ
    ルアミドもしくはN−アルキルアシルアミドであり;R
    3 は、水素、ハロゲン、アルキル、及びアルコキシから
    なる群より選ばれる一種以上の残基であり;xは、1〜
    5の整数であり;一種以上の、アルキル、アルコキシ、
    アリール、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチ
    オもしくはアラルキル基は、カルボキシ、カルボアルコ
    キシ、カルボアリールオキシ、N−アルキルカルバモイ
    ルオキシ、カルバモイルオキシ、アシルオキシ、クロロ
    カルボニル、ヒドロキシル、シクロアルキルカルボニル
    オキシ、N−アリールカルバモイルオキシ及びN,N−
    ジアルキルカルバモイルオキシからなる群より選ばれる
    一種以上の反応残基を有してもよく、前記アルキル及び
    アリール基は、さらに、アルコキシ、アシルオキシ、ハ
    ロゲン、シアノ、ヒドロキシ及びアシルアミドのような
    置換基を有してもよい。)からなる群より選ばれるカラ
    ーコントロール剤残分、を含んでなる98.5〜1重量
    %のDEG改質されたPETコポリエステル; (c)0.5〜3重量%の粘着防止剤を含むコポリエス
    テル配合物を含んでなる熱収縮性フィルム。
  2. 【請求項2】 DEG改質されたPETのb* カラー値
    が、10未満である請求項1に記載の熱収縮性フィル
    ム。
  3. 【請求項3】 前記粘着防止剤が、PETGコポリエス
    テル(a)の部分に分散されている微晶質シリカ粉末を
    含んでなる請求項1に記載の熱収縮性フィルム。
  4. 【請求項4】 (d)少なくとも95モル%ポリエチレ
    ンテレフタレートを含む100モル%ジカルボン酸残基
    成分及び少なくとも95モル%エチレングリコールを含
    む100モル%ジオール残基成分を含む5〜15重量%
    のポリエステルをさらに含んでなる請求項1に記載の熱
    収縮性フィルム。
  5. 【請求項5】 前記DEG改質されたPETコポリエス
    テルが、(ii)のカラーコントロール剤残分中に、
    2.8〜7ppmのブルー化合物及び0.8〜4ppm
    のレッド化合物を有する請求項1に記載の熱収縮性フィ
    ルム。
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