JPH10204005A - 選択的水素化処理に次ぐ分離によるナフタレンの精製方法 - Google Patents
選択的水素化処理に次ぐ分離によるナフタレンの精製方法Info
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Abstract
得る方法を提供する。 【解決手段】 第一工程においてナフタレン留分は水素
の存在下に少なくとも1つのマトリックスと少なくとも
1つの第VIII族元素と少なくとも1つの第VI族元素とを
含む触媒との接触に付される。第二工程において、第一
工程により生じた流出物の少なくとも一部が、H2 S、
NH3 および水から分離される。第三工程において、第
二工程により生じた流出物の少なくとも一部が、前記流
出物からのナフタレンとテトラリンとの分離を可能にす
る処理に付される。
Description
より生じるナフタレン留分の精製方法に関する。コール
タールの蒸留により生じる生成物として、主としてナフ
タレンを含むナフタレン留分が見出される。しかしなが
ら、さらに限定されないものとして、ベンゾチオフェン
のような硫黄含有物質、キノリンのような窒素含有物
質、およびフェノール誘導体のような酸素含有物質の存
在が注目されるだけでなく、インデンのような不飽和炭
化水素も注目される。
のタイプのナフタレンが存在する。第一タイプは、純度
98%を越える「工業用ナフタレン」である。第二タイ
プは、防虫物質(“ナフタリン”)の合成および製造用
に主として使用される“純ナフタレン”である。該物質
は、完全に無色でなければならないので、純でなければ
ならない。純度は、99.95%を越えねばならない。
硫黄含有量は、実質上ゼロ(数重量ppm)でなければ
ならない。
タレン留分は、ナフタレン50重量%以上、有利には7
5%以上、ほとんどの場合85重量%以上含んでよい。
さらに該ナフタレン留分は、硫黄5重量%までを示す
が、ほとんどの場合1%未満である硫黄含有化合物と、
例えばキノリン形態の(1重量%までの)窒素含有化合
物と、例えば(1重量%までであるが、ほとんどの場合
0.5重量%未満である)インデンのようなモノオレフ
ィンと、(1重量%までであるが、ほとんどの場合0.
5重量%未満である)フェノールのような酸素含有化合
物とを含む。
ナフタレン」を得るための石炭化学により生じるナフタ
レン留分の精製方法に関する。
ている。
は、低圧(0〜20バール)でのナフタレン水素化方法
が記載されており、該方法において、不純物、並びにナ
フタレンの一部および生成テトラリンの一部は水素化さ
れる。
ナフタレン留分の精製方法が記載されており、該精製方
法は、Ni・Co・Mo触媒、活性炭上の白金触媒、P
t・Ni・Mo触媒、Pd・アルミナ触媒、CoMo・
アルミナ触媒からなる群から選ばれる触媒を用いる、低
圧または中圧(0〜20バール)下、100〜300℃
での液相第一水素化工程を含む。得られた流出物は、第
二工程において、H2S、NH3 およびエチルベンゼン
を除去するために脱ガスされる。次いで、流出物は、無
機酸(第三工程)で洗浄され、次いで分離される(第四
工程)。こうして得られた流出物は、エチルベンゼンを
用いる共沸蒸留により脱水される(第五工程)。残留不
純物は、粘土により吸着される(第六工程)。この場
合、流出物は、蒸留されてよく(第七工程)、かつ精製
ナフタレンを得るために圧縮されてよい(第八工程)。
日本特許出願公開JP-05-085960に比して実施が簡単であ
りかつ日本特許出願公開JP-05-017376におけるよりもナ
フタレンの高い収率を得ることを可能にするナフタレン
留分の処理方法を追求してきた。
込原料の入念な予備水素化処理を可能にする特別な触媒
の使用に基づいて、水素化を制限することにより(テト
ラリンおよびデカリン量の削減)、硫黄含有不純物、窒
素含有不純物、酸素含有不純物およびオレフィン系不純
物の最も大きい部分である単一工程を処理から取り除く
ようにする。これにより、単に結晶化により精製ナフタ
レンの分離を可能にする選択的水素化処理が構成され
る。より正確には、本発明は、硫黄含有不純物および/
または窒素含有不純物および/または酸素含有不純物お
よび/またはオレフィン系不純物を含むナフタレン留分
の処理方法を対象とする。
ン留分は、水素の存在下に、少なくとも1つのマトリッ
クスと、少なくとも1つの第VIII族元素と、少なくとも
1つの第VI族元素とを含む触媒との接触に付される。
第VIII族金属の酸化物に対する第VI族金属の酸化物の重
量比1.25〜20で第VIII族および第VI族金属の酸化
物を5〜40重量%含み、前記触媒は、BET 比表面積大
きくとも220m2 /gと、細孔容積0.35〜0.7
ml/gと、細孔平均直径少なくとも10nmとを有
し、ナフタレン留分は、温度150〜325℃、全体圧
力0.1〜0.9MPa、毎時空間速度0.05〜10
h-1で前記触媒との接触に付され、テトラリン収率が1
0重量%未満になるように、水素/ナフタレンのモル比
が0.1〜1.3であること、また第二工程において、
第一工程により生じた流出物の少なくとも一部が、H2
S、NH3 および水から分離されること、また第三工程
において、第二工程により生じた流出物の少なくとも一
部が、前記流出物からのナフタレンとテトラリンとの分
離を可能にする処理に付されることを特徴とする。
トラリン/ナフタレン重量比は0.005〜0.08で
ある。
は、硫黄含有分子形態で存在する硫黄含有量を所望の値
に低下させることを目的とする。この場合、硫黄含有分
子は、脱硫分子とH2 Sとに転換される。該第一工程で
は、窒素含有分子は脱窒素化分子およびNH3 に十分に
転換される。該第一工程により、オレフィン系分子を水
素化することが可能になり、OH基を含む分子を脱ヒド
ロキシル化することも可能になる。該工程中、触媒およ
び操作条件は、ナフタレンのテトラリンへの水素化を制
限して、入念な水素化処理を行うように選択される。従
って、本明細書では、テトラリンは、この場合望ましく
ない反応副生成物として見なされ得る。実質上、テトラ
リンは生成されない(一般に流出物中5重量%未満、好
ましくは3重量%未満)。入念な水素化処理によって、
少なくとも70%、好ましくは少なくとも90%、より
好ましくは少なくとも98%の脱硫と、少なくとも50
%、好ましくは少なくとも80%の脱窒と、少なくとも
80%、好ましくは少なくとも95%のオレフィンの水
素化と、少なくとも75%、好ましくは少なくとも90
%の脱ヒドロキシル化とが達成される。
0.9MPa(9バール)、好ましくは0.2MPa
(2バール)〜0.9MPa(9バール)、より好まし
くは0.2MPa(2バール)〜0.8MPa(8バー
ル)である。反応温度は、150〜325℃、好ましく
は200〜320℃、より好ましくは220〜300℃
である。毎時空間速度(VVH)は、0.05〜10h
-1、好ましくは0.1〜5h-1、より好ましくは0.1
5〜2h-1である。反応器入口での水素/ナフタレンの
モル比は、0.1〜1.3、好ましくは1未満である。
第一水素化処理工程で使用される触媒は、有利にはアル
ミナをベースとする、好ましくはゼオライトを含まない
少なくとも1つのマトリックスと、水素化・脱水素化機
能を有する少なくとも1つの金属とを含む触媒である。
さらに前記マトリックスは、シリカ・アルミナ、酸化ホ
ウ素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、粘土ある
いはこれら酸化物の組合わせを含んでよい。水素化・脱
水素化機能は、元素周期表第VIII族の少なくとも1つの
金属または金属化合物、例えば特にニッケルおよびコバ
ルトと、第VI族の少なくとも1つの金属または金属化合
物(特にモリブデンまたはタングステン)との組合わせ
により確保される。第VI族および第VIII族の金属酸化物
の総含有量は、5〜40重量%、好ましくは7〜30重
量%である。第VIII族の金属(または複数金属)に対す
る第VI族の(金属または複数金属の金属酸化物で表示さ
れる)重量比は、1.25〜20、好ましくは2〜10
である。さらに該触媒は、好ましくはリンを含んでよ
い。酸化リンP2 O5 の濃度で表示されるリン含有量
は、15重量%未満、好ましくは10重量%未満であ
る。
に担持されたCoMo型である。
220m2 /g、さらには200m2 /g未満である。
この場合において、好ましい比表面積は大きくとも18
0m2 /gである。
ある。
ングストローム(10nm)、好ましくは100〜20
0オングストロームであり、これは、90オングストロ
ーム未満の直径の細孔に一致する細孔容積部分が少ない
(0〜15%)ことを意味する。
た流出物の少なくとも一部は、生じたH2 S、NH3 お
よびH2 Oの分子の全部または一部(少なくとも95%
およびより好ましくは少なくとも99%)を実質上除去
される。これらの分離の実施を可能にするあらゆる方法
が、使用可能である。通常、簡単なストリッピング塔が
使用される。
ンを最も大量に回収することを目的とする。あらゆる分
離方法、例えば蒸留が用いられてよい。この場合、ナフ
タレンの純度は、99.6%程度である。(例えば9
9.96%を越える)高純度を得るために、溶融帯域で
の精製方法、特にBEFS PROKEM 社により市販されている
登録商標PROAB 方法を用いるのが特に有利である。特に
フランス特許FR-2493172により、結晶可能なあらゆる物
質の精製方法および装置が知られている。次いで改良さ
れた装置(欧州特許出願EP-A-728508 )が、この型の精
製に非常に有利に使用できる。これらの特許の教示は、
本明細書に含まれている。該第三工程は、先行工程から
来る流出物中に含まれるテトラリンおよび他の不純物か
ら主として純ナフタレンを分離する役目を有する。
ピング後に得られる混合物の分離が可能になる。純ナフ
タレンの不純物を構成する成分について高効率を有する
方法により、高純度を得ることが可能になる。さらには
異なる2つ、3つの工程(例えば蒸留に次ぐ酸抽出、白
土処理および気化)を組合わせることが、表3に示され
る高純度を得るために必要である実使用中の他のプロセ
スとは異なり、該プロセスは単独で使用される。
も先行させることが有利であり、この場合、該方法は実
際には4工程で操作が行われる。
あるいは精製工程の向流で供給される精製物質の一部に
よる洗浄技術により、純ナフタレン結晶の洗浄技術を用
いてよい。
始される結晶化による処理に付される:結晶化操作は、
何ら手動操作を用いない完全自動化装置内で行なわれ
る。ある種の流体が装置内を流れる。該工程の段階によ
れば、該流体は、熱交換器を介して交互に加熱あるいは
冷却される。最良の制御により、操作に必要なカロリー
またはフリゴリーをナフタレンに正確にもたらすことが
可能になる。粗ナフタレンは、結晶器の1つに導入され
るために予め溶融され、不活性下に温度降下の法則に付
される。これにより、物質の非常に調節された結晶化が
誘発される。冷却に応じて、結晶量は、予め決定された
ある割合まで増加する。この場合、固体と液体は液排出
(ドレン)により分離される。結晶の精製を仕上げるた
めに、 ・結晶の部分溶融(発汗sweating)を行なう。結晶は、
溶融することにより、液体の残留皮膜(film)に混合さ
れる純ナフタレンを生じさせて、残留皮膜を精製する、
および ・次第に純粋になる液体による、装置の充満/液排出
(ドレン)の繰り返しからなる洗浄を行なう。
り、さらに装置の液排出(ドレン)に移る。所望の最終
純度を有する選ばれた結晶化方法の効率に従って、1つ
または複数の結晶化段階が用いられてよい。
充満された、あるいは一部充満された閉鎖容器内でのナ
フタレンの結晶化により温度60〜90℃、好ましくは
75〜85℃で操作が行われる。該方法は、例えば管の
内部で結晶化すべき物質の通流を用いて、あるいは管の
内部または外部での薄膜状の流れにより動的に行われて
よい。さらに該方法は、例えば物質中に潜在する熱の移
送要素を備える、結晶化すべき物質で満たされた設備能
力(キャパシティ)で、静的モードで行ってもよい。
化方法により、ナフタレンの高純度(99〜99.99
9%)、より一般には99.90%を越える純度に達す
ることが可能になる。
満、好ましくは5重量%未満、あるいはより好ましくは
3重量%以下である(収率は、水素化処理反応器の出口
でのナフタレン重量に対する生成されたテトラリン重量
である)。
ラリンの再循環を行うこと、すなわち分離工程後に回収
されるテトラリンの全部または一部を出発仕込原料に添
加することも可能である。導入されるテトラリン量は、
テトラリン/ナフタレン重量比0.005〜0.08で
ある。
予期しないことではあるが、入念な選択的水素化処理に
次ぐ分離の連続操作を使用することにより、非常に高収
率で高純度のナフタレンを得ることが可能になることが
見出だされるに至った。
が、その範囲を何ら限定するものではない。実施例を、
石炭化学型のナフタレン仕込原料について行った。その
分析を表1に記載した。
ぐストリッピングおよび結晶化]仕込原料の精製を、入
念な選択的水素化処理により行い、その後にストリッピ
ング次いで蒸留を行った。
た: 温度:318℃、全体圧力:0.5MPa(5バー
ル)、水素流量:125リットル/1リットルすなわち
モル比0.62およびVVH:1h-1。
ルミナに担持されたMoO3 を14重量%含んでいた。
触媒の比表面積は、210m2 /gであり、細孔の平均
直径は110オングストロームであり、細孔容積は0.
58ml/gであった。
ガス相でH2 S、NH3 およびH2Oを除去するように
した。完全に水素化されたインデンが、流出物中に残っ
た。表2において、このようにして水素化処理およびス
トリッピング後に得られた流出物の分析をまとめた。次
いでストリッピング後に得られた流出物を、PROABD型ス
タティック結晶化装置内で行われる先に記載した結晶化
処理に付した。該結晶化処理では、ナフタレンを精製す
るために結晶の部分溶融を用いた。予め溶融されたナフ
タレンを結晶化装置内に導入した。次いで該結晶化装置
を、物質の調節された結晶化を誘発させる温度降下に付
した。物質の温度が66℃に達した時、母液を排出する
ために結晶化を中断させた。液排出後、温度を78.5
℃まで再上昇させて、結晶の部分溶融を行った。この場
合、物質は完全に溶融した。99.96%の最終純度に
達するためには、結晶化による第二精製段階が必要であ
った。該第二精製段階は、上述の操作と同じ操作を有す
るが、操作温度が異なっていた: ・78℃までの結晶化、次いで母液の排出、 ・79.8℃までの結晶の部分溶融、および ・精製物質の全体溶融。
でストリッピング、次いで結晶化後に得られた流出物の
分析を表2にまとめた。
り、非常に十分な品質の物質を得ることが可能になっ
た。硫黄含有量を10重量ppmに低下させた。これ
は、99.8%を越える水素化脱硫に一致した。純度9
9.96%および融点80.2℃以上を有して、得られ
たナフタレンは「純ナフテレン」型であった。
では、テトラリンを結晶化工程中において除去していた
ので、最終物質は実質上テトラリンを含まなかった。分
離したテトラリンを、反応器の入口に実質上全部再循環
した。これにより、表3に示されるように、ナフタレン
の収率を改善することが可能になった。
て、あるいは再循環を用いないで得られた結果をまとめ
た。方法を実施例1に従って開始した。残留留分は、結
晶化工程の際に回収したナフタレンではない留分に一致
した。
は97%であった。再循環を用いた場合、ナフタレン収
率は99.5%であった。この場合、ナフタレン収率は
著しく改善された。テトラリン3.5%を回収した。そ
の約0.5%のパージを行って、3.0%のみを再循環
した。このパージは、強制的ではなかったが、非常に高
レベルでナフタレン純度を維持する結果になった。
Claims (11)
- 【請求項1】 硫黄含有不純物および/または窒素含有
不純物および/または酸素含有不純物および/またはオ
レフィン系不純物を含むナフタレン留分の処理方法であ
って、第一工程において、ナフタレン留分は、水素の存
在下に、少なくとも1つのマトリックスと、少なくとも
1つの第VIII族元素と、少なくとも1つの第VI族元素と
を含む触媒との接触に付され、 a) 第一工程で使用される触媒は、第VIII族金属の酸化
物に対する第VI族金属の酸化物の重量比1.25〜20
で第VIII族および第VI族金属の酸化物を5〜40重量%
含み、前記触媒は、BET 比表面積大きくとも220m2
/gと、細孔容積0.35〜0.7ml/gと、細孔平
均直径少なくとも10nmとを有し、ナフタレン留分
は、温度150〜325℃、全体圧力0.1〜0.9M
Pa、毎時空間速度0.05〜10h-1で前記触媒との
接触に付され、テトラリン収率が10重量%未満になる
ように、水素/ナフタレンのモル比が0.1〜1.3で
あること、 b) 第二工程において、第一工程により生じた流出物の
少なくとも一部が、H2S、NH3 および水から分離さ
れること、および c) 第三工程において、第二工程により生じた流出物の
少なくとも一部が、前記流出物からのナフタレンとテト
ラリンとの分離を可能にする処理に付されること、を特
徴とするナフタレン留分の処理方法。 - 【請求項2】 第三工程が結晶化により行われることを
特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 第三工程が、蒸留に次ぐ溶融帯域におけ
る結晶化による最終精製により行われることを特徴とす
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 第三工程から分離されたテトラリンの少
なくとも一部が、テトラリン/ナフタレン重量比0.0
05〜0.08で第一工程に再循環されることを特徴と
する、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 第一工程の触媒が、アルミナ、シリカ・
アルミナ、酸化ホウ素、酸化マグネシウム、酸化ジルコ
ニウムおよび粘土からなる群から選ばれる少なくとも1
つのマトリックスと、コバルトおよびニッケルからなる
群から選ばれる少なくとも1つの第VIII族金属と、モリ
ブデンおよびタングステンからなる群から選ばれる少な
くとも1つの第VI族金属とを含むことを特徴とする、請
求項1〜4のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 さらに第一工程の触媒が、リンを含むこ
とを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項7】 リン含有量が、(P2 O5 で表示され
て)15重量%未満であることを特徴とする、請求項6
記載の方法。 - 【請求項8】 触媒のBET 比表面積が、大きくとも18
0m2 /gであることを特徴とする、請求項1〜7のい
ずれか1項記載の方法。 - 【請求項9】 細孔の平均直径が、10〜20nmであ
ることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載
の方法。 - 【請求項10】 第二工程が、ストリッピングにより行
われることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項
記載の方法。 - 【請求項11】 溶融帯域における結晶化工程が、9
9.90%を越えるナフタレン純度を得るために温度6
0〜90℃で行われることを特徴とする、請求項1〜1
0のいずれか1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
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