JPH1020366A - ファインダー装置 - Google Patents

ファインダー装置

Info

Publication number
JPH1020366A
JPH1020366A JP8169814A JP16981496A JPH1020366A JP H1020366 A JPH1020366 A JP H1020366A JP 8169814 A JP8169814 A JP 8169814A JP 16981496 A JP16981496 A JP 16981496A JP H1020366 A JPH1020366 A JP H1020366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
finder
optical axis
axis direction
adjusting mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8169814A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotaka Nishimura
知貴 西村
Shuji Iijima
周司 飯島
Minoru Kato
稔 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8169814A priority Critical patent/JPH1020366A/ja
Publication of JPH1020366A publication Critical patent/JPH1020366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Viewfinders (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズーム倍率の全域にわたって適切なファイン
ダー視度を獲得することができるファインダー装置を提
供する。 【解決手段】 ズーム倍率と連動してファインダー視野
の大きさが変化するファインダー装置において、ズーム
倍率に応じて光軸方向に移動する第1のレンズ11a
と、ズーム倍率に応じて光軸方向に移動し、第1のレン
ズ11aを経由した光をファインダー接眼部に向けて導
く第2のレンズ11cとを備え、第1のレンズ11aの
光軸方向の位置をねじ26およびばね25により調整
し、第2のレンズ11cの光軸方向の位置をワッシャ3
3により調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズーム倍率に合わ
せてファインダー視野が可変とされたファインダー装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ズーム倍率に応じてファインダー倍率が
可変するファインダー装置が知られている。このような
ファインダー装置ではズーム倍率の全域にわたってファ
インダー視度を一定で適切な値とすることが望ましく、
そのような性能を達成するためにファインダーの光学系
を構成する2つのレンズ群をズーム倍率の変化に応じて
独立して駆動する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2つの
レンズ群を独立させて移動させる場合に、従来では2つ
のレンズ群の位置をそれぞれ調節できるようにしていな
いので、例えば製造上のばらつき等に起因してファイン
ダー視度をズーム倍率の全域にわたって適切に調整しき
れないことがある。このようなファインダー視度の調整
不備は、とくにカメラの小型化やズーム高倍率化にとも
なって無視できない問題となっている。
【0004】本発明の目的は、ズーム倍率の全域にわた
って適切なファインダー視度を獲得することができるフ
ァインダー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)一実施の形態を示す図1〜図10に対応づけて説
明すると、請求項1に記載の発明は、撮影レンズのズー
ム倍率と連動してファインダー倍率が変化するファイン
ダー装置に適用される。そして、ズーム倍率に応じて光
軸方向に移動する第1のレンズ11aと、ズーム倍率に
応じて光軸方向に移動し、第1のレンズ11aを経由し
た光をファインダー接眼部に向けて導く第2のレンズ1
1cと、第1のレンズ11aの光軸方向の位置を調整す
る第1の位置調整機構26,25と、第2のレンズ11
cの光軸方向の位置を第1のレンズ11aの位置と独立
して調整する第2の位置調整機構33とを備え、第1の
位置調整機構26,25による第1のレンズ11aの光
軸方向の位置調整および第2の位置調整機構33による
第2のレンズ11cの光軸方向の位置調整により、あら
ゆるズーム倍率においてファインダーの視度をほぼ一定
とすることができるようにしたことにより上述の目的が
達成される。 (2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のファ
インダー装置において、ファインダー装置は、全体とし
て凹レンズを構成する対物レンズ部11と、全体として
凸レンズを構成する接眼レンズを構成する接眼レンズ部
19を備え、第1のレンズ11aおよび第2のレンズ1
1cは対物レンズ部11に含まれるものである。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記
載のファインダー装置において、第1の位置調整機構2
6,25による第1のレンズ11aの光軸方向の位置調
整によりあらゆるズーム倍率においてファインダーの視
度をほぼ一定とすることができ、第2の位置調整機構3
3による第2のレンズ11cの光軸方向の位置調整によ
りズーム倍率の全域に渡ってファインダーの視度をほぼ
一律に変化させることができるようにしたものである。 (4)請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれ
か1項に記載のファインダー装置において、第1の位置
調整機構25,26は、螺進により第1のレンズを押込
むねじ部材26と、ねじ部材26の螺進方向と反対方向
から第1のレンズを付勢する弾性部材25とを備え、ね
じ部材26を螺進および螺退させることによりねじ部材
26および弾性部材25に挟持された第1のレンズ11
aの位置を調整するものである。 (5)請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれ
か1項に記載のファインダー装置において、第2の位置
調整機構は、螺進により第2のレンズを押込むねじ部材
と、ねじ部材の螺進方向と反対方向から第2のレンズを
付勢する弾性部材とを備え、ねじ部材を螺進および螺退
させることによりねじ部材および弾性部材に挟持された
第2のレンズの位置を調整するものである。 (6)請求項6に記載の発明は、請求項1〜3のいずれ
か1項に記載のファインダー装置において、第1の位置
調整機構としてワッシャを使用し、ワッシャを介して第
1のレンズを保持することにより、ワッシャの厚みに応
じて第1のレンズの光軸方向の位置を調整するものであ
る。 (7)請求項7に記載の発明は、請求項1〜3のいずれ
か1項に記載のファインダー装置において、第2の位置
調整機構としてワッシャ33を使用し、ワッシャ33を
介して第2のレンズ11cを保持することにより、ワッ
シャ33の厚みに応じて第2のレンズ11cの光軸方向
の位置を調整するものである。
【0006】請求項1〜7の発明では、第1のレンズ1
1aの位置および第2のレンズ11cの位置を、それぞ
れ第1の位置調節機構および第2の位置調節機構により
独立して調節できる。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を用いて本発
明によるファインダー装置の一実施の形態について説明
する。図1は本実施の形態のファインダー装置を備えた
カメラを示し、1は固定筒、2は固定筒に即して摺動可
能に設けられたファインダーカム、3はファインダーカ
ム2と噛合するギア列、4はギア列3を介してファイン
ダーカム2を駆動するモータ、5は固定筒1の上方に対
物窓5aを備えるファインダー本体、6はAFユニット
である。
【0009】図2に示すように、ファインダーカム2は
固定筒1の形状に合わせて湾曲形成されており、ギア列
3と噛合するギア部2a(図1参照)と、開口2bと、
開口2cとを備える。
【0010】図3〜図10はファインダーおよびその周
辺部分を示している。図3および図4に示すように、フ
ァインダーはレンズ11a、レンズ11b、レンズ11
c、レンズ12、ミラー13、レンズ14、ファインダ
ーマスク切替え部材15、ミラー16、プリズム17、
レンズ18およびこれらの部材を支持するファインダー
本体5を備える。ここで、レンズ11a、レンズ11b
およびレンズ11cは対物レンズ部11を、ミラー1
6、プリズム17およびレンズ18はファインダーの接
眼レンズ部19をそれぞれ構成する。
【0011】図5に示すように、レンズ11aはレンズ
11aに形成された突出部111cを押えばね23で挟
み込むことにより、レンズホルダー21に取付けられて
いる。レンズホルダー21にはホルダー支持部材24の
軸24aが貫通され、これによりレンズホルダー21は
ホルダー支持部材24に対して軸24aの方向、すなわ
ち図5のAB方向に摺動可能とされている。軸24aに
巻付けられた圧縮ばね25はレンズホルダー21を図5
および図7においてA方向に付勢し、レンズホルダー2
1はレンズホルダー21に螺合されたねじ26の先端が
ホルダー支持部材24に当接する位置で固定される。し
たがって、ねじ26をA方向へ螺進させるとそれにとも
なってレンズホルダー21がホルダー支持部材24を基
準としてB方向に移動し、ねじ26をB方向へ螺退させ
るとレンズホルダー21がホルダー支持部材24を基準
としてA方向に移動する。ここでレンズ11aの光軸方
向はAB方向と一致している。なお、レンズホルダー2
1の位置はカメラの出荷前に調整されるが、これについ
ては後述する。
【0012】ファインダー本体5には支持軸28および
支持軸28と平行に設けられた支持軸29が取付けら
れ、図5および図7に示すように、支持軸28および支
持軸29がホルダー支持部材24を貫通することにより
ホルダー支持部材24は支持軸28,29に沿って摺動
可能とされている。また、図3に示すように、ホルダー
支持部材24には突起24bが形成されており、ファイ
ンダー本体5に形成されたガイド溝5aに突起24bが
挿入されることにより、突起24bの移動方向がガイド
溝5aにより規制される。支持部材28、支持部材29
およびガイド溝5aは互いに平行とされ、その方向はレ
ンズ11aの光軸と同一方向(AB方向)であるため、
ホルダー支持部材24はレンズ11aの光軸に沿って平
行移動可能に支持されている。
【0013】図6および図8に示すように、光軸方向が
AB方向に設定されたレンズ11cおよびレンズ11b
(図4参照)は、レンズ11cの突出部111cおよび
レンズ11bの突出部111bを介して押えばね32で
挟み込まれ、これによりレンズホルダー31に取付けら
れている。また、突出部111cとレンズホルダー31
の間にはワッシャ33が挟み込まれており、ワッシャ3
3の厚みを変えることによりレンズホルダー31に対す
るレンズ11cの取付け位置をレンズ11cの光軸方向
において調整することができる。すなわち、ワッシャ3
3の厚みを増加するに従い、レンズホルダー31を基準
とするレンズ11cの位置はA方向にシフトする。な
お、ワッシャ33は各種の厚みのものが用意され、カメ
ラの出荷前に適切な厚みのものが選択されるがこれにつ
いては後述する。
【0014】図6および図8に示すように、レンズホル
ダー31には支持軸28および支持軸29が貫通され
る。また図3に示すように、レンズホルダー31には突
起31aが形成され、突起31aはファインダー本体の
ガイド溝5aに収納されてその移動方向が規制されてい
る。これによりレンズホルダー31はホルダー支持部材
24と同様、AB方向に平行移動可能に支持されてい
る。
【0015】ホルダー支持部材24には図5において下
方に向けて突出したカムピン部24cが形成されてお
り、図2に示すファインダーカム2のカム孔2b内に挿
入されている。また、レンズホルダー31には図6にお
いて下方に向けて突出したカムピン部31bが形成され
ており、図2に示すファインダーカム2のカム孔2c内
に挿入されている。図5および図6に示すようにホルダ
ー支持部材24およびレンズホルダー31の中間におい
て支持軸28には圧縮ばね40が巻付けられており、ホ
ルダー支持部材24をA方向に、レンズホルダー31を
B方向にそれぞれ付勢している。このため、カムピン部
24cはカム孔2bのカメラ前面側の端部と、カムピン
部31bはカム孔2cのカメラ背面側端部とそれぞれ当
接している。
【0016】以上のように構成された本実施の形態のフ
ァインダー装置の動作について次に説明する。モータ4
を回転させるとギア列3が回転し、ギア列3と噛合した
ギア部2aを介してモータ4の回転がファインダーカム
2に伝達されるので、ファインダーカム2は固定筒1に
即して移動(回転)する。ファインダーカム2と連動し
てカム筒が回転するので、モータ4の制御により撮影レ
ンズのズーム倍率を任意の値とすることができる。
【0017】図2に示すように、カム孔2bはファイン
ダーカム2の円筒の軸心に対して斜めに形成されている
ので、カム孔2bのカメラ前面側端部に押当てられたカ
ムピン部24cがファインダーカム2の回転に応じてカ
メラ前後方向に移動する。上述のようにホルダー支持部
24はAB方向に平行移動可能に支持されているので、
カムピン24cの移動にともなってホルダー支持部24
がAB方向に平行移動する。したがってレンズホルダー
21を介してホルダー支持部材24に取付けられたレン
ズ11aがAB方向に平行移動する。このように、レン
ズ11aはファインダーカム2の回転、すなわちズーム
倍率の変化に応じてAB方向に移動する。
【0018】また、カム孔2cはカム孔2bと同様にフ
ァインダーカム2の円筒の軸心に対して斜めに形成され
ているので、カム孔2cのカメラ背面側端部に押当てら
れたカムピン部31bがファインダーカム2の回転に応
じてカメラ前後方向に移動する。上述のようにレンズホ
ルダー31はホルダー支持部材24と同様、AB方向に
平行移動可能に支持されているので、カムピン24cの
移動にともなってレンズホルダー31がAB方向に平行
移動し、これによってレンズホルダー31に取付けられ
たレンズ11bおよびレンズ11cがAB方向に平行移
動する。このように、レンズ11bおよびレンズ11c
はそれぞれ独立にファインダーカム2の回転、すなわち
ズーム倍率の変化に応じてAB方向に移動する。
【0019】上述のように、撮影レンズのズーム倍率に
応じてレンズ11aおよびレンズcが移動するので、フ
ァインダー倍率が撮影レンズのズーム倍率と連動して変
化する。
【0020】ズーム倍率の変化に応じて移動するレンズ
11aの位置は、ねじ26により微調整することができ
る。例えば、図9に示す状態からねじ26をA方向に螺
進させると、ねじ26の先端がホルダー支持部材24を
A方向に押込むので、図10に示すようにレンズホルダ
ー21およびレンズ11aはホルダー支持部材24に対
してB方向に移動する。これとは逆に図10に示す状態
からねじ26をB方向に螺退させると、ばね25により
A方向に付勢されたレンズホルダー21はねじ26の移
動分だけA方向に追従して移動するので、図9に示すよ
うにレンズ11aはA方向に移動する。
【0021】ズーム倍率の変化に応じて移動するレンズ
11cの位置は、ワッシャ33の厚みを変えることによ
り、すなわちワッシャ33を取りけることにより調整す
ることができる。例えば、図9に示すワッシャ33をよ
り厚みの大きなワッシャ33´に交換すると、図10に
示すようにレンズ11cはワッシャ33´の厚みとワッ
シャ33の厚みの差分だけA方向に移動する。
【0022】本実施の形態では、ファインダーの光学系
の設計上、レンズ11aの位置をねじ26により適切に
設定することにより、ズーム倍率の全域にわたりファイ
ンダー視度が一定となるようにされている。また、レン
ズ11cの位置をワッシャ333により調整すると、ズ
ーム倍率全域の視度が平行移動するようにされている。
【0023】具体的には、レンズ11aをB方向に移動
させると視度はプラス方向に変化するが、この変化量は
広角端に近いほど大きくなるので、ズーム倍率に対する
視度の傾斜をレンズ11aの位置調整により調節するこ
とができる。また、レンズ11cをA方向に移動すると
ズーム域全体において視度がマイナス方向にシフトす
る。
【0024】このように本実施の形態のファインダー装
置では、レンズ11aの位置およびレンズ11cの位置
を独立して調整することができるので、ズーム倍率の全
域にわたってファインダー視度を適切な値に調節するこ
とができ、製造上のばらつき等に対して適切に対応する
ことができる。
【0025】本実施の形態では、レンズ11aの位置の
調整のみでズーム倍率全域の視度を一定にすることがで
き、またレンズ11cの位置の調整のみでズーム倍率全
域の視度を一律に可変することができるように構成され
ているが、必ずしもそれぞれのパラメータ(ズーム倍率
全域での視度の均一性とその値)をそれぞれ単独の調整
により制御する必要はなく、2ヵ所の調整によりズーム
全域での視度を適切なほぼ一定の値に設定できれば足り
る。
【0026】また、本実施の形態では、レンズ11aの
位置をねじ26およびばね25を用いて調整し、レンズ
11cの位置をワッシャ33を用いて調整しているが、
レンズ11aあるいはレンズ11cを他の調整機構を用
いて調整するようにしてもよい。もちろん、レンズ11
aの位置をワッシャにより調整してもよいし、あるいは
レンズ11cの位置を「ねじ」および「ばね」を用いて
調整してもよい。
【0027】本実施の形態では、カメラ内部のねじ2
6、ばね25やワッシャ33によりファインダー視度を
調整しているが、撮影者が自分の視力等に合わせて視度
を調節できるように、例えばファインダー接眼部に視度
調節のための機構を別途設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1〜7に記載の発明によれば、第
1のレンズの光軸方向の位置を調整する第1の位置調整
機構と、第2のレンズの光軸方向の位置を第1のレンズ
の位置と独立して調整する第2の位置調整機構とを設け
たので、第1のレンズの位置および第2のレンズの位置
を独立して調整することができるので、ズーム倍率の全
域にわたって適切なファインダー視度を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファインダー装置の一実施の形態
を搭載したカメラを示す図。
【図2】一実施の形態のファインダー装置のファインダ
ーカムを示す斜視図。
【図3】一実施の形態のファインダー装置の全体を示す
斜視図。
【図4】一実施の形態のファインダー装置の光学系を示
す斜視図。
【図5】一実施の形態のファインダー装置のレンズ11
aの位置調整機構を示す斜視図。
【図6】一実施の形態のファインダー装置のレンズ11
cの位置調整機構を示す斜視図。
【図7】レンズ11aの位置調整機構の部分を示す断面
図。
【図8】レンズ11cの位置調整機構の部分を示す断面
図。
【図9】レンズ11aおよびレンズ11cの位置調整を
説明する断面図。
【図10】レンズ11aおよびレンズ11cの位置調整
を説明する図であり、図9に示す状態からレンズ11a
をB方向に、レンズ11cをA方向にそれぞれ移動した
状態を示す断面図。
【符号の説明】
11 対物レンズ部 11a レンズ 11c レンズ 19 接眼レンズ部 25 ばね 26 ねじ 33 ワッシャ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズのズーム倍率と連動してファ
    インダー倍率の大きさが変化するファインダー装置にお
    いて、 前記ズーム倍率に応じて光軸方向に移動する第1のレン
    ズと、 前記ズーム倍率に応じて光軸方向に移動し、前記第1の
    レンズを経由した光をファインダー接眼部に向けて導く
    第2のレンズと、 前記第1のレンズの光軸方向の位置を調整する第1の位
    置調整機構と、 前記第2のレンズの光軸方向の位置を前記第1のレンズ
    の位置と独立して調整する第2の位置調整機構とを備
    え、 前記第1の位置調整機構による前記第1のレンズの光軸
    方向の位置調整および前記第2の位置調整機構による前
    記第2のレンズの光軸方向の位置調整により、あらゆる
    前記ズーム倍率でファインダー視度をほぼ一定とするこ
    とができることを特徴とするファインダー装置。
  2. 【請求項2】 前記ファインダー装置は、全体として凹
    レンズを構成する対物レンズ部と、全体として凸レンズ
    を構成する接眼レンズを構成する接眼レンズ部を備え、
    前記第1のレンズおよび前記第2のレンズは前記対物レ
    ンズ部に含まれるものであることを特徴とする請求項1
    に記載のファインダー装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の位置調整機構による前記第1
    のレンズの光軸方向の位置調整によりあらゆる前記ズー
    ム倍率でファインダーの視度をほぼ一定とすることがで
    き、前記第2の位置調整機構による前記第2のレンズの
    光軸方向の位置調整により前記ズーム倍率の全域に渡っ
    て前記ファインダーの視度をほぼ一律に変化させること
    ができるようにされていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のファインダー装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の位置調整機構は、螺進により
    前記第1のレンズを押込むねじ部材と、前記ねじ部材の
    螺進方向と反対方向から前記第1のレンズを付勢する弾
    性部材とを備え、 前記ねじ部材を螺進および螺退させることにより前記ね
    じ部材および前記弾性部材に挟持された前記第1のレン
    ズの位置を調整するものであることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載のファインダー装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の位置調整機構は、螺進により
    前記第2のレンズを押込むねじ部材と、前記ねじ部材の
    螺進方向と反対方向から前記第2のレンズを付勢する弾
    性部材とを備え、 前記ねじ部材を螺進および螺退させることにより前記ね
    じ部材および前記弾性部材に挟持された前記第2のレン
    ズの位置を調整するものであることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載のファインダー装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の位置調整機構としてワッシャ
    を使用し、前記ワッシャを介して前記第1のレンズを保
    持することにより、前記ワッシャの厚みに応じて前記第
    1のレンズの光軸方向の位置を調整することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載のファインダー装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の位置調整機構としてワッシャ
    を使用し、前記ワッシャを介して前記第2のレンズを保
    持することにより、前記ワッシャの厚みに応じて前記第
    2のレンズの光軸方向の位置を調整することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載のファインダー装
    置。
JP8169814A 1996-06-28 1996-06-28 ファインダー装置 Pending JPH1020366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169814A JPH1020366A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ファインダー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169814A JPH1020366A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ファインダー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1020366A true JPH1020366A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15893402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8169814A Pending JPH1020366A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ファインダー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1020366A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002048960A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Olympus Optical Co Ltd 光学素子固定機構
KR100573578B1 (ko) * 1998-08-21 2006-09-20 삼성테크윈 주식회사 이안 반사식 카메라의 초점 확인 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100573578B1 (ko) * 1998-08-21 2006-09-20 삼성테크윈 주식회사 이안 반사식 카메라의 초점 확인 장치
JP2002048960A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Olympus Optical Co Ltd 光学素子固定機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05127059A (ja) カメラ用可変焦点距離レンズの焦点位置調整装置
JPH1020366A (ja) ファインダー装置
JPH11218666A (ja) レンズ鏡筒
US6603609B2 (en) Zoom lens barrel having variable fully-open aperture value function
JP2003015005A (ja) レンズ鏡胴
JP5651088B2 (ja) レンズ装置
JPH0933823A (ja) 写真撮影システム
US5680255A (en) Zoom lens barrel and adjustment method of the flange back focal distance of the zoom lens barrel
JP2001281738A (ja) ファインダ装置
JPS6326643A (ja) ビデオカメラ用レンズ鏡筒
JPH10161194A (ja) ズームファインダー
JPH06102562A (ja) ビューファインダー装置
JPS6343114A (ja) 焦点距離が切換可能なレンズ構体
JPH08122612A (ja) レンズ移動機構のカムの構造
JP4137449B2 (ja) ズームレンズ鏡筒及びカメラ装置
JP2001290190A (ja) ズームレンズの可変絞り装置
JPH0785156B2 (ja) ビデオカメラ用レンズ鏡筒
JP2004177789A (ja) 変倍ファインダ装置を備えたカメラ
JP3159858B2 (ja) オートフォーカスカメラ
JP2002062466A (ja) ピント調整機構
JP2002341405A (ja) ファインダ装置のレンズ保持装置
JP4239154B2 (ja) ズームレンズ装置
JPH118785A (ja) 撮影レンズの駆動装置
JP2003185906A (ja) 光学装置
JPH0453620Y2 (ja)