JPH10203126A - フロントサスペンション装置 - Google Patents

フロントサスペンション装置

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Publication number
JPH10203126A
JPH10203126A JP651597A JP651597A JPH10203126A JP H10203126 A JPH10203126 A JP H10203126A JP 651597 A JP651597 A JP 651597A JP 651597 A JP651597 A JP 651597A JP H10203126 A JPH10203126 A JP H10203126A
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JP
Japan
Prior art keywords
axis
vehicle
upper link
connecting member
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP651597A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawabe
喜裕 川辺
Takuya Murakami
拓也 村上
Kenji Kawagoe
健次 川越
Tamiyoshi Kasahara
民良 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10203126A publication Critical patent/JPH10203126A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダブルウイッシュボーン形式及びストラット形
式の利点を発揮するフロントサスペンション装置では、
旋回外輪側となるときに車輪の車幅方向内側への入り込
み量が大きく最小回転半径を小さくできないという課題
がある。 【解決手段】ナックル1の下端にボールジョイント3を
介して車体側に支持されたロアリンク4の車幅方向外方
端を連結し、上端に回動連結部材5を装着する。回動連
結部材5の車幅方向外内側の支持部5eを一本のアッパ
リンク6を介して車体側に支持し、車幅方向内方側の支
持部5fをストラット7を介して車体側に支持する。回
動連結部材5の軸線LC はナックル1及びロアリンク4
の連結点の瞬間回転中心点O5 より車幅方向外側を通る
ように設定することにより、旋回外輪側となったときに
仮想キングピン軸LK を車両前方側に移動させて車輪の
車幅方向内側への入り込み量を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
サスペンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフロントサスペンション装置とし
ては例えば特開平5−178041号公報に記載されて
いるものがある。
【0003】この従来例には、車輪を回転自在に支持す
るナックル部材の下端を、2本のロアリンクを介して車
体に上下揺動可能に連結し、ナックル部材の上端に連結
部材を上下軸廻りにのみ回転可能に枢着すると共に、こ
の連結部材をダンパー装置の下端に上下揺動のみ可能と
なるように枢着し、且つ一端が車体に一点で枢着された
アッパリンクの他端を二股状に形成して、それらの端部
をダンパー装置又は連結部材に上下揺動のみ可能となる
ように2点で枢着し、さらに、連結部材の軸線を仮想キ
ングピン軸の車両内側となるように配置した構成を有
し、ストラット式及びダブルウィッシュボーン式の利点
を併せ持つフロントサスペンション装置が記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のフロントサスペンション装置にあっては、連結部
材の軸線が仮想キングピン軸の車両内側となるように配
置されているので、以下のような未解決の課題がある。
【0005】すなわち、車輪は転舵時に連結部材の軸線
より車両外側に位置する仮想キングピン軸回りに回転す
ることになり、その転舵に伴って連結部材は仮想キング
ピン軸回りに移動する。このため、連結部材は、転舵時
に旋回外輪側となる場合には、後方に移動し、これに伴
って仮想キングピン軸も後方に移動する。その結果、車
輪は後方に位置する仮想キングピン軸回りに回転して、
車両内方向へ大きく入り込むことになる。
【0006】同様に、旋回内輪側となる場合には、仮想
キングピン軸が前方に移動することになり、車輪も内側
に入り込むことになる。このため、車体と車輪との干渉
をさけるために、最小回転半径を小さくすることが困難
になるという未解決の課題がある。
【0007】また、連結部材の軸線がA型ロアリンクと
車輪支持部材との取付点を通る場合には、この軸線が転
舵軸となり、車輪はこの軸線の回りに転舵するため、車
輪の車両内側への移動は比較的大きくなるため、上記の
仮想キングピン軸が車両外側となる場合と同様に最小回
転半径を小さくすることは困難であるという未解決の課
題がある。
【0008】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、連結部材の軸線を
仮想キングピン軸よりも車両外側に配置することによ
り、転舵した際に車輪の車両内側への移動量を小さく抑
制して車両の最小回転半径を小さくすることができるフ
ロントサスペンション装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、車輪を回転可能に支持する
車輪支持部材と、一端を前記車輪支持部材の下部に回転
可能に取付け、他端を車体側部材に上下揺動可能に支持
されたロアリンクと、前記車輪支持部材の上部に上下方
向の軸回りに回転可能に配設された連結部材と、上端を
前記車体側部材に揺動可能に支持し、下部を前記連結部
材に取付けたショックアブソーバと、一端を車体側部材
に、他端を前記連結部材に揺動可能に支持されたアッパ
リンクと、操舵に伴い車両左右方向に移動して前記車輪
支持部材を回動させるタイロッドとを備えたフロントサ
スペンション装置において、前記連結部材は、その軸線
を前記ロアリンク及び車体支持部材の取付部の瞬間回転
中心点よりも車幅方向外側を通るように配置した構成を
有する。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1の
発明において、前記アッパリンクと連結部材との取付点
を前記連結部材の軸線よりも車幅方向内側に配置した構
成を有する。
【0011】さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
又は2の発明において、前記アッパリンクと連結部材と
の取付部に弾性体ブッシュを介挿した構成を有する。な
おさらに、請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れ
かの発明において、前記アッパリンクと連結部材との取
付部の弾性体ブッシュ及び当該アッパリンクの車体側部
材との取付部の弾性体ブッシュの何れか一方の軸線が、
アッパリンクの車体側及び連結部材側の取付点を結んだ
軸線に対して直角に配置された構成を有する。
【0012】また、請求項5に係る発明は、請求項1〜
4の何れかの発明において、前記ロアリンクは、一端を
車輪支持部材の下部に、他端を車輪側部材に夫々揺動可
能に支持された2本のリンクで構成されている。
【0013】さらに、請求項6に係る発明は、請求項1
〜5の何れかの発明において、前記車体側部材及び連結
部材に、夫々前記アッパリンクを取付ける1箇所の取付
け部を、両取付け部の中心を結ぶ軸線と前記連結部材の
回転軸線とが交点を持つように配設し、前記アッパリン
クを、前記取付け部の軸線に対して前後方向にオフセッ
トし且つ当該軸線回りに所定の剛性をもって回転可能に
配置した構成を有する。
【0014】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、連結部材
の軸線を前記ロアリンク及び車体支持部材の取付部の瞬
間回転中心点よりも車幅方向外側を通るように配置した
構成としたので、連結部材の軸線が仮想キングピン軸よ
り車幅方向外側となり、転舵によって旋回外輪側となる
場合には、仮想キングピン軸回りに車輪が回転するとき
に連結部材が車両前方に移動し、これによって仮想キン
グピン軸も車両前方に移動することにより、車輪中心と
仮想キングピン軸の前後方向距離が小さくなって、車輪
の車幅方向内側への入り込み量を小さくすることがで
き、車体と車輪との干渉が楽になると共に、車輪をより
大きく転舵することが可能となり、最小回転半径を小さ
くすることができるという効果が得られる。
【0015】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1の発明において、前記アッパリンクと連結部材との
取付点を前記連結部材の軸線よりも車幅方向内側に配置
したおり、連結部材自体が車幅方向外側に配置されてい
るので、アッパリンクを長くすることができ、仮想キン
グピンのキングピン傾角を小さくすることが可能となる
と共に、キャンバ変化の直線化を図ることができ、操縦
安定性、乗心地及び音振性能を向上させることができる
という効果が得られる。
【0016】さらに、請求項3に係る発明によれば、請
求項1又は2の発明において、前記アッパリンクと連結
部材との取付部に弾性体ブッシュを介挿したので、製造
公差等で、アッパリンク軸線と連結部材の回転軸線との
交点が多少ずれた場合でも、その軸間距離に応じたモー
メントを弾性体ブッシュのこじり剛性によって受けて、
キャンバ剛性や横剛性のバランスを好適に維持すること
ができるという効果が得られる。
【0017】なおさらに、請求項4に係る発明によれ
ば、請求項1〜3の何れかの発明において、前記アッパ
リンクと連結部材との取付部の弾性体ブッシュ及び当該
アッパリンクの車体側部材との取付部の弾性体ブッシュ
の何れか一方の軸線が、アッパリンクの車体側及び連結
部材側の取付点を結んだ軸線に対して直角に配置されて
いるので、アッパリンクに軸力が作用した際の弾性体ブ
ッシュの変位量を小さくし、キャンバ剛性及び横剛性の
バランスをより好適に維持することができるという効果
が得られる。
【0018】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項1〜4の何れかの発明において、前記ロアリンクが、
一端を車輪支持部材の下部に、他端を車輪側部材に夫々
揺動可能に支持された2本のリンクで構成されているの
で、転舵時のキングピンをロアリンクでも仮想キングピ
ンを形成することができ、ブレーキロータ等の他部品と
の干渉にかかわらず、キングピンを最適な位置に設定す
ることができるという効果が得られる。
【0019】さらに、請求項6に係る発明によれば、前
記車体側部材及び連結部材に、夫々前記アッパリンクを
取付ける1箇所の取付部を、両取付部の中心を結ぶ軸線
と前記連結部材の回転軸線とが交点を持つように配設
し、前記アッパリンクを、前記取付け部の軸線に対して
前後方向にオフセットし、且つ当該軸線回りに所定の剛
性をもって回転可能に配置したので、アッパリンクのレ
イアウト上の自由度を向上させることができると共に、
アーム部が他部材と干渉したときでもこのアーム部が回
転軸線回りに回転してホイールストロークをより大きく
設定することが可能となり、乗心地や操縦安定性を向上
させることができるという効果が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示
す概略構成を示す斜視図であり、図中、1は前輪2を回
転自在に支持する車輪支持部材としてのナックルであっ
て、中央部に前輪2の車軸を挿通支持する円筒部1aが
形成されていると共に、下端部1bにボールジョイント
3を介してロアリンク4が連結され、上端部1cに回動
連結部材5を介してアッパリンク6及びストラット7が
連結され、中央部後方側に突出延長する支持部1dに一
端が図示しないステアリング機構に連結されたタイロッ
ド8の他端が連結されている。
【0021】一方、ナックル1の車幅方向内方側に前後
方向に延長するサイドメンバ9が配設され、このサイド
メンバ9の下面に車幅方向に延長するサスペンションメ
ンバ10が弾性体ブッシュ11及び12を介して取付け
られている。
【0022】ここで、サスペンションメンバ10は、車
幅方向外端側が二股状に分岐され、その前下方に分岐し
た分岐部13の外端部が図3で鎖線図示のように上方に
湾曲延長され、その端部に弾性体ブッシュ11が取付け
られていると共に、その内側の上面にアッパリンク6を
支持する支持部14が形成され、さらに支持部14の内
側の下面にロアリンク4を支持する支持部15が形成さ
れ、他方の分岐部16の外方端に弾性体ブッシュ12が
取付けられている。
【0023】ロアリンク4は、車幅方向に延長して配設
され、その外方端がボールジョイント3を介してナック
ル1の下端部1bに、内方端が二股に分岐されて夫々の
端部が弾性体ブッシュ4a,4bを介してサスペンショ
ンメンバ10の支持部15に連結され、平面からみてA
字状に形成されている。したがって、このロアリンク4
では、ナックル1の上下方向の移動即ちバウンド及びリ
バウンドは許容するが、ナックル1の前後方向の移動に
対してはこれを阻止することになる。
【0024】回動連結部材5は、図4に示すように、ナ
ックル1の上端部1cに中心軸線L C が下端のロアリン
ク4との瞬間回転中心点即ちボールジョイント3の中心
より車幅方向外側を通るようにして設けられた段付支持
軸5aにベアリング5b,5cで回動自在に支持された
軸筒5dを有する。この軸筒5dには、図3に示すよう
に、その車幅方向内側にアッパリンク6を支持する後述
するアッパリンク6の軸線LU に対して直角な略水平方
向に延長した円筒支持部5eが形成され、この円筒支持
部5eの車幅方向内側で且つ上方側にストラット7を支
持する略前後方向に延長した円筒支持部5fが形成され
ている。
【0025】ここで、円筒支持部5eにはアッパリンク
6を支持する弾性体ブッシュ17が介挿され、円筒支持
部5fには回動のみが許容されるストラット7を支持す
る回動支持軸18が両端を前後に突出させて介挿されて
いる。
【0026】アッパリンク6は、一本のI型リンクで構
成され、一端が車体側部材に連結され、他端がその車幅
方向外側端に図3に示すように前記回動連結部材5の弾
性体ブッシュ17に挿通される回動軸21が取付けられ
ていると共に、この回動軸21の回りに弾性体ブッシュ
17に内嵌する円筒状のカラー22が装着され、車幅方
向内側端に、サスペンションメンバ10に形成された支
持部14に嵌挿された弾性体ブッシュ23に挿通される
回動軸24が取付けられていると共に、この回動軸24
の回りに弾性体ブッシュ23に内嵌する円筒状のカラー
25が装着されている。
【0027】ここで、アッパリンク6を取付ける弾性体
ブッシュ17及び23は、図1及び図2に示すように、
その軸方向中心位置即ちブッシュに回転トルクを与えた
ときに動かない揺動中心点O1 及びO2 間を結ぶ軸線L
U が後述する仮想キングピン軸LK (回転軸線)と交点
Pを形成するように配置されている。
【0028】そして、アッパリンク6は、図2、図3及
び図6に示すように、上記軸線LUに対して前方に所定
距離オフセットされた位置に、回動連結部材5の前方側
を通ると共に、図6に示すように後述するストラット7
の取付ブラケット33の円筒支持部39の下側を通り、
さらにサイドメンバ9の下側を通り且つ車幅方向外側端
が内側端より前方側となるように車幅方向に対して斜め
に延長して配置されており、その回動連結部材5側の連
結部がホイールの内側に挿入されることにより、必要な
ストロークを確保している。
【0029】また、アッパリンク6における上面のサイ
ドメンバ9及びストラットの円筒支持部39に対向する
位置に夫々円錐台状のゴムで構成される緩衝用弾性体2
7及び28が固定されている。
【0030】ストラット7は、ショックアブソーバ31
とその回りに配設されたスプリング32とで構成され、
ショックアブソーバ31のシリンダチューブ31aの下
端に取付ブラケット33が取付けられていると共に、シ
リンダチューブ31aから上方に突出するピストンロッ
ド31bの上端がマウントラバー34及び取付板35を
介して車体側部材(図示せず)に取付けられている。
【0031】この取付ブラケット33は、図5及び図6
で特に明らかなように、ショックアブソーバ31の下端
に装着される円筒状取付部36と、この円筒状取付部3
6の前後位置から車幅方向外方に湾曲延長するアーム部
37,38と、これらアーム部37,38の先端に形成
された円筒支持部39,40に夫々嵌挿された弾性体ブ
ッシュ41と、これら弾性体ブッシュ41に内嵌された
カラー42とで構成されている。
【0032】そして、取付ブラケット33をショックア
ブソーバ31の下端に装着した状態で、その弾性体ブッ
シュ41の中心開口と回動連結部材5の円筒支持部5f
の中心開口とを一致させた状態で、これら中心開口内に
回転支持軸18を挿通することにより、取付ブラケット
33が回動連結部材5に略前後方向の軸回りにのみ回転
可能に取付けられている。
【0033】ここで、ナックル1の上端側の瞬間回転中
心点は、図2に示すように、ナックル1が回動連結部材
5の中心軸線LC 回りに回動すると共に、回動連結部材
5、アッパリンク6及びストラット7からなる構造体が
ストラット7上端の車体連結点(マウントラバー34の
中心点)O3 とアッパリンク6の車体連結点(弾性体ブ
ッシュ23の揺動中心点O2 )とを結ぶ直線L1 回りに
回動変位することから、回動連結部材5の上記中心軸線
C と上記直線L1 との交点O4 となる。
【0034】したがって、仮想キングピン軸LK は、上
記交点O3 とナックル1の下部の瞬間中心点即ちボール
ジョイント3の中心点O5 とを通る直線となり、回動連
結部材5の中心軸線LC より車幅方向内側となる。
【0035】次に、上記実施形態の動作を説明する。上
記構成を有するサスペンションは、車両の前面側から見
ると、図2に示すように、ロアリンク4とアッパリンク
6とでダブルウィッシュボーン形式の構成を有し、車幅
方向から見るとストラット形式の構成を有するので、両
形式の長所を併せ持ち、短所を解消することができる。
【0036】すなわち、ホイールストロークに伴う前輪
2及びナックル1の動きは、前面から見た場合は、ロア
リンク4とアッパリンク6とで規制されて、ダブルウィ
ッシュボーン形式と同じものとなり、横方向から見た場
合はロアリンク4とショックアブソーバ33とによって
規制されて、ストラット形式と同じものとなる。
【0037】前輪2への入力に対しても同様で、前後方
向の入力に対してはロアリンク4とストラット7とでそ
の入力を受けるストラット形式と同じになり、横方向へ
の入力に対してはロアリンク4とアッパリンク6とで入
力を受けるダブルウィッシュボーン形式と同じになる。
【0038】このとき、回動連結部材5の軸線LC がナ
ックル1の下部の瞬間回転中心点となるボールジョイン
ト3の中心点O5 より車幅方向外側を通るように設定さ
れているため、ナックル1上部の瞬間回転中心点は、こ
の軸線LC とアッパリンク6の車体側連結点O2 とスト
ラット7の車体側連結点O3 とを結ぶ直線L1 との交点
4 となり、この交点O4 とナックル1の下部の瞬間中
心点O5 とを結ぶ仮想キングピン軸LK が回動連結部材
5の軸線LC より車幅方向内側となる。
【0039】このため、ステアリング機構を右切り操舵
することにより、サスペンションを旋回外輪側として転
舵する場合を考えると、タイロッド8が車幅方向外側に
移動することにより、車輪2及びナックル1は仮想キン
グピン軸LK 回りに平面からみて時計方向に回転し、回
動連結部材5は、図2に示すように、仮想キングピン軸
K よりも車幅方向外側に位置するため、図7で破線図
示のように、車両前方側に移動し、その軸線LC
C ′位置となる。
【0040】この回動連結部材5の前方への移動に伴っ
て、仮想キングピン軸LK も車両前方に移動してLK
となり、次の瞬間には前方に移動した仮想キングピンL
K ′回りに車輪2及びナックル1が回転する。
【0041】したがって、図8で模式的に示すように、
車輪2の転舵に伴う車輪内側への移動位置は、車輪中心
と移動した仮想キングピン軸LK ′の前後距離が小さく
なったことにより、破線図示の位置2′で表され、仮想
キングピン軸の移動がない場合の鎖線図示の車輪位置
2″に比べて移動量Δxだけ車幅方向外側となり、従来
例のように仮想キングピン軸が後方側に移動する場合と
比較すればより大きな移動量Δxとなる。
【0042】この結果、車輪2と車体とが干渉する位置
が鎖線図示の車輪位置2″であるとしたときに、上記実
施形態によると破線図示の車輪位置2′からさらに移動
量Δxだけ余計に転舵することが可能となり、最小回転
半径を小さくすることが可能となる。
【0043】一方、車両の旋回時などに路面から前輪2
に車幅方向内側に向かう横力が作用した際には、ナック
ル1にもそのままの横力が伝達される。このとき、ナッ
クル1の下部では、ロアリンク4によって車幅方向への
移動が規制されているので、ナックル1に伝達された横
力はその上部に配設された回動連結部材5に伝達され、
軸線LC に図5に示すように横力FA が作用する。この
横力FA に対してストラット8はその回動支持軸18が
略前後方向に向いているので、殆ど抗力を発生しない。
【0044】しかしながら、アッパリンク6では、弾性
体ブッシュ9及び13の揺動中心を結ぶリンク軸線LU
上に横力FA に抗する大きな抗力FU を発生することが
できる。このとき、アッパリンク6は、車体側及び回動
連結部材5側で夫々一点で取付けられたI型リンクであ
り、且つ弾性体ブッシュ17及び23の揺動中心を結ぶ
リンク軸線LU がキングピン軸LK と交点Pをもって交
差しているので、弾性体ブッシュ17及び23の捩じ
れ、こじれによる微小な力を除くと、リンク軸線LU
に圧縮又は引っ張りの軸力が働くのみであり、回動連結
部材5のキングピン軸LK 回りに回動連結部材5を回動
させる回転モーメントは発生せず、リンク軸線LU が車
幅方向に対して傾斜していることによる前後方向の力F
Y のみが回動連結部材5に作用する。この前後方向の力
Y は、前輪2に前後力が働いた際と同様に回動連結部
材に前後軸回りに回転可能に支持されたストラット7に
よって受けられる。この結果、アッパリンク6と回動連
結部材5との連結点を一点としてもキャンバ剛性、横剛
性の低下を生じることは全くない。
【0045】因みに、従来例では、アッパリンクの軸力
と、車輪支持部材(ナックル)の取付部からの回動連結
部材への入力とによって回動連結部材を回転させるモー
メントが発生することになり、この回転モーメントを支
持するために、アッパリンクと回動連結部材との取付け
を車両前後方向の軸回りにのみ回転可能とする必要があ
り、アッパリンクと回動連結部材との連結を2点で行う
必要がある。
【0046】また、前輪2に路面から前後方向の入力が
あったときには、ストラット7と回動連結部材5とを連
結している回動支持軸18が略前後方向に向いている通
常状態では、ナックル1と回動連結部材5との支持軸5
aから回動連結部材5に前後方向の入力が作用すること
になるが、この入力に対しては、ストラット7と回動連
結部材5の回動支持軸18とストラット7の上部の車体
取付点の反力によって抗することができ、ナックル1が
前後方向に変位することを確実に防止することができ
る。また、万が一、ストラット7と回動連結部材5の回
動支持軸18がキングピン軸LK 回りに回転しようとし
た際には、回動連結部材5とストラット7とがキングピ
ン軸LK とストラット7の軸を回転軸として回転するこ
ととなり、この場合にはアッパリンク6の長さを変更す
る必要があるが、実際にはアッパリンク6の反力により
このような回動連結部材5及びストラット7の回転変位
は生じることはない。
【0047】ここで、アッパリンク6は、その車幅方向
外方端が仮想キングピン軸LK より車幅方向外側に配置
された回動連結部材5の車幅方向内側の円筒支持部5e
に連結されているので、アッパリンク6の長さを長くと
ることより、仮想キングピン軸LK のキングピン傾角を
小さくして、軽い操舵を行うことができると共に、キャ
ンバ変化の直線化を図ることができ、操縦安定性、乗心
地及び音振性能を向上させることができる。
【0048】また、アッパリンク6を回動連結部材5に
取付ける円筒支持部5eがリンク軸線LU に直交して配
設されているので、アッパリンクに軸力が作用した際の
弾性体ブッシュ17の変位量を小さくし、キャンバ剛性
及び横剛性のバランスをより好適に維持することができ
る。
【0049】さらに、前輪2にバウンド力が入力されて
ナックル1に上方向の入力が作用したときには、アッパ
リンク6とサイドメンバ9とが干渉しない範囲では、ス
トラット7からの反力により釣合いを保つ。このとき
に、キングピン軸LK とストラット7とがオフセットし
ていることによる回転トルクは、回動連結部材5とナッ
クル1とが略上下方向の支持軸5a回りに連結されてい
ることにより釣り合うと共に、回動連結部材5をキング
ピン軸LK 回りに回転させる微小な回転トルクに対して
は上述したようにアッパリンク6の反力によって釣合い
を保つ。
【0050】ところが、前輪2に入力されるバウンド力
が大きく、アッパリンク6とサイドメンバ9とが干渉す
る状態となると、アッパリンク6の上面に形成された緩
衝用弾性体27がサイドメンバ9の下面に衝接すること
により、アッパリンク6の上方へのストロークが規制さ
れることになるが、図3から明らかなように、アッパリ
ンク6はこれを支持している弾性体ブッシュ17及び2
3の中心点O1 及びO 2 を結ぶ軸線LU に対して前方に
所定距離だけオフセットした位置に配設されているの
で、車幅方向から見たときに図9に示すように弾性体ブ
ッシュ17及び23の弾性力によって回転支持軸21及
び24の反時計方向の回動が許容され、アッパリンク6
が軸線LU を中心として回転する。
【0051】このため、弾性体ブッシュ17及び23の
最大許容回転角θMAX と軸線LU と緩衝用弾性体27と
の距離とによって定まる上下方向高さ分だけ回動連結部
材5が上方に移動することができ、大きなホイールスト
ロークを確保することができる。
【0052】このとき、弾性体ブッシュ17及び23に
は、捩じり、こじり等の回転変位が生じるが、両ブッシ
ュの回転方向の剛性は通常低いため、ホイールの上下方
向ばね定数が僅かにたかくなり、サスペンションメンバ
10や回動連結部材5に対して僅かなトルク入力が増す
程度で、サスペンションの特性には何ら影響を及ぼすこ
とはない。
【0053】一方、前輪2に大きなリバウンド力が入力
されたときには、車体に対して前輪2が下方に移動する
ため、アッパリンク6と回動連結部材5のストラット7
を支持している支持部39とが干渉することになり、緩
衝用弾性体28が支持部39に衝接することになる。こ
の場合も、アッパリンク6が軸線LU を中心として回転
することになり、前輪2の下方への移動が許容されて、
大きなホイールストロークを確保することができる。
【0054】このように、上記実施形態によると、回動
連結部材5の軸線LC がナックル1の下端側の瞬間回転
中心点より車幅方向外側を通るように設定されているの
で、ステアリング機構による操舵によって旋回外輪側と
なった場合に回動連結部材5が車両前方側に移動するこ
とになり、これに伴って仮想キングピン軸も車両前方側
に移動し、車輪の車幅方向内側への移動量を少なくする
ことができ、車体との干渉を避けながら最小旋回半径を
小さくすることができる。
【0055】また、アッパリンク6の回転によって大き
なホイールストロークを確保することができ、レイアウ
ト設計の自由度が向上すると共に、乗心地及び操縦安定
性を向上させることができる。
【0056】さらに、アッパリンク6と回動連結部材5
の支持部5eとの間に弾性体ブッシュ17を介挿したの
で、製造交差等でアッパリンク軸線LU と回動連結部材
5の回転軸線LK との交点が多少ずれた場合でも、その
軸間距離に応じたモーメントを弾性体ブッシュ17のこ
じり剛性によって受けることができ、キャンバ剛性や横
剛性のバランスを好適に維持することができる。このと
き、弾性体ブッシュ17はその軸線がアッパリンク軸線
U と直交するように配設されているので、アッパリン
ク6に軸力が作用した際の弾性体ブッシュ17の変位量
を小さくし、キャンバ剛性及び横剛性のバランスをより
好適に維持することができる。
【0057】さらにまた、前輪2に大きなバウンド力又
はリバウンド力が作用してアッパリンク6がサイドメン
バ9又はストラット7の支持部39と干渉する際に、直
接アッパリンク6とサイドメンバ9又はストラット7の
支持部39が衝接するのではなく、干渉弾性体27又は
28とサイドメンバ9又はストラット7の支持部39と
が衝接するので、異音の発生を防止することができると
同時に、金属部の塗装剥がれや傷の発生を防止すること
ができ錆などの発生を防ぐことができる。
【0058】なお、上記実施形態においては、アッパリ
ンク6の上面に緩衝用弾性体27及び28を設ける場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
サイドメンバ9及びストラット7の支持部39側に緩衝
用弾性体を設けるようにしてもよい。
【0059】また、上記実施形態においては、アッパリ
ンク6をストラット7の支持部39の下側を通過させる
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、支持部39の上方を通過させるようにしてもよく、
この場合には、バウンド時のみアッパリンク6とサイド
メンバ9及び支持部39との干渉が生じることになるの
で、このときにアッパリンク6を軸線LU 回りに回転さ
せればよい。
【0060】さらに、上記実施形態においては、アッパ
リンク6を軸線LU に対して車体前方側にオフセットし
た位置に配設した場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、車体後方側にオフセットした位置
に配設するようにしてもよい。
【0061】さらにまた、上記実施形態においては、ア
ッパリンク6とサイドメンバ9及びストラット7の支持
部39とが干渉する場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、ホイールストロークに伴ってア
ッパリンク6が他の部品との干渉する場合でもその干渉
位置に緩衝用弾性体を設けることにより、上記実施形態
と同様の作用効果を得ることができる。
【0062】さらにまた、上記実施形態においては、ア
ッパリンク6の回動連結部材5及びサスペンションメン
バ10に対する連結を弾性体ブッシュ17及び23を介
して行う場合について説明したが、これに限らず弾性体
ブッシュ17及び23に代えてボールジョイントを適用
するようにしてもよく、この場合にはボールジョイント
のボールの中心が揺動中心となり、アッパリンク6の内
外端の取付け部の揺動中心を結ぶ線がリンク軸線LU
なる。
【0063】また、上記実施形態においては、ロアリン
ク4を略A型に構成した場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、ナックル1の下端に2本の
I型ロアリンクをボールジョイントを介して連結し、こ
れらの他端を車体側部材に支持するようにしてもよく、
この場合には2本のロアリンクの軸線の交点が瞬間回転
中心点となり、この点を転舵時のキングピンを仮想キン
グピンとすることで、ブレーキロータ等の他部品との干
渉にかかわらず、キングピンを最適な位置に設定できる
という利点がある。
【0064】さらに、上記実施形態においては、回動連
結部材5の車幅方向内側にアッパリンク6を連結した場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、回動連結部材5の車幅方向外側にアッパリンク6を
連結することもでき、この場合にはアッパリンク6の長
さを長くとることができるので、ブッシュの耐久性向上
やキャンバ変化の直線化などを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフロントサスペンション装置の実
施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の概略的な車体前方より見た正面図であ
る。
【図3】図1の概略的な平面図である。
【図4】図1に適用し得る回動連結部材の一例を示す断
面図である。
【図5】アッパリンクと回動連結部材及びサスペンショ
ンメンバとの接続関係を示す平面図である。
【図6】ショックアブソーバの取付ブラケットの一例を
示す斜視図である。
【図7】旋回外輪側となる転舵時の動作の説明に供する
模式図である。
【図8】旋回外輪側となる転舵時の車輪移動量を示す模
式図である。
【図9】アッパリンクを支持する弾性体ブッシュの拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 ナックル 2 前輪 4 ロアリンク 5 回動連結部材 5a 段付支持軸 5e 円筒支持部 5f 円筒支持部 6 アッパリンク 7 ストラット 8 タイロッド 9 サイドメンバ 10 サスペンションメンバ 14 支持部 17 弾性体ブッシュ 21 回転軸 23 弾性体ブッシュ 24 回転軸 27,28 緩衝用弾性体 31 ショックアブソーバ 32 スプリング LC 回動連結部材の軸線 LK キングピン軸 LU アッパリンク軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 民良 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を回転可能に支持する車輪支持部材
    と、一端を前記車輪支持部材の下部に回転可能に取付
    け、他端を車体側部材に上下揺動可能に支持されたロア
    リンクと、前記車輪支持部材の上部に上下方向の軸線回
    りに回転可能に配設された連結部材と、上端を前記車体
    側部材に揺動可能に支持し、下部を前記連結部材に取付
    けたショックアブソーバと、一端を車体側部材に、他端
    を前記連結部材に揺動可能に支持されたアッパリンク
    と、操舵に伴い車両左右方向に移動して前記車輪支持部
    材を回動させるタイロッドとを備えたフロントサスペン
    ション装置において、前記連結部材は、前記軸線を前記
    ロアリンク及び車体支持部材の取付部の瞬間回転中心点
    よりも車幅方向外側を通るように配置されていることを
    特徴とするフロントサスペンション装置。
  2. 【請求項2】 前記アッパリンクと連結部材との取付点
    を前記連結部材の軸線よりも車幅方向内側に配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載のフロントサスペンション
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アッパリンクと連結部材との取付部
    に弾性体ブッシュを介挿したことを特徴とする請求項1
    又は2に記載のフロントサスペンション装置。
  4. 【請求項4】 前記アッパリンクと連結部材との取付部
    の弾性体ブッシュ及び当該アッパリンクの車体側部材と
    の取付部の弾性体ブッシュの何れか一方の軸線が、アッ
    パリンクの車体側及び連結部材側の取付点を結んだ軸線
    に対して直角に配置されていることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載のフロントサスペンション装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ロアリンクは、一端を車輪支持部材
    の下部に、他端を車輪側部材に夫々揺動可能に支持され
    た2本のリンクで構成されていることを特徴とする請求
    項1乃至4の何れかに記載のフロントサスペンション装
    置。
  6. 【請求項6】 前記車体側部材及び連結部材に、夫々前
    記アッパリンクを取付ける1箇所の取付部を、両取付部
    の中心を結ぶ軸線と前記連結部材の回転軸線とが交点を
    持つように配設し、前記アッパリンクを、前記取付け部
    の軸線に対して前後方向にオフセットし且つ当該軸線回
    りに所定の剛性をもって回転可能に配置したことを特徴
    とする請求項1乃至5の何れかに記載のフロントサスペ
    ンション装置。
JP651597A 1997-01-17 1997-01-17 フロントサスペンション装置 Pending JPH10203126A (ja)

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JP651597A JPH10203126A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 フロントサスペンション装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109353406A (zh) * 2018-08-29 2019-02-19 王亚 车辆转向侧倾装置及侧倾控制方法

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