JPH05178041A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents

車両のサスペンション装置

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JPH05178041A
JPH05178041A JP3346215A JP34621591A JPH05178041A JP H05178041 A JPH05178041 A JP H05178041A JP 3346215 A JP3346215 A JP 3346215A JP 34621591 A JP34621591 A JP 34621591A JP H05178041 A JPH05178041 A JP H05178041A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮想キングピン軸を理想のものに近付けて性
能の向上を図るとともに、コンパクト化、軽量化及びレ
イアウト上の自由度の向上を図る。 【構成】 車輪を回転自在に支持するナックル部材1の
下端を、ロアアーム4を介して車体に上下揺動可能に連
結する。ナックル部材1の上端に連結部材21を上下軸
廻りにのみ回転可能に枢着するとともに、該連結部材2
1をダンパー装置6の下端に上下揺動のみ可能となるよ
う枢着する。一端が車体に一点で枢着されたアッパアー
ム5の他端を、ダンパー装置6又は連結部材21に上下
揺動のみ可能となるよう枢着する。好ましくは、上記ロ
アアーム4を前後2本のリンク部材11,12で構成
し、この両リンク部材11,12を、それらのナックル
部材1との枢着点よりも車体外側でそれらの軸線同士が
交わるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のサスペンション
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のサスペンション装置として
は、ストラット式のものとダブルウィッシュボーン式の
ものとが一般によく知られており、また実車に多く使用
されている。
【0003】しかし、ストラット式のサスペンション装
置では、車輪の操舵回転軸たる仮想キングピン軸が、ダ
ンパー装置上端の車体との連結点と、ロアアームと車輪
支持部材との連結点とを結ぶ直線となるが、この仮想キ
ングピン軸は、車両の性能上からは望ましいとは言えな
い。つまり、車両の性能上からは仮想キングピン軸は、
車輪の回転中心線上では車輪の幅方向中心線よりも若干
車体内側を通り、車輪の接地面では若干ネガティブキン
グピンオフセットとなるよう車輪の幅方向中心線よりも
若干車体外側を通ることが理想であるが、ストラット式
のサスペンション装置の仮想キングピン軸は、この理想
の仮想キングピン軸よりも車体内側に傾斜したものとな
っているからである。
【0004】これに対して、ダブルウィッシュボーン式
のサスペンション装置では、その仮想キングピン軸は、
アッパアームと車輪支持部材との連結点と、ロアアーム
と車輪支持部材との連結点とを結ぶ直線となり、上記両
連結点の適切な設定により理想の仮想キングピン軸に近
付けることができる。しかし、ダブルウィッシュボーン
式のものの場合、車輪に作用する水平荷重等に対抗する
ために、アッパアーム及びロアアームの車体との連結点
は、それぞれ2点ずつ必要であり、その分他の部品の配
置設定が制限される。特に、FF型車で前輪用のサスペ
ンション装置としてこのダブルウィッシュボーン式のも
のを使用すると、このレイアウト上の制限は重要な問題
となる。尚、ストラット式のサスペンション装置では、
アッパアームがない構造であるために、このレイアウト
上の問題はない。
【0005】そこで、従来のストラット式のものとダブ
ルウィッシュボーン式のものとの利点を併せ有し、かつ
欠点を解消するために、数多くのサスペンション装置が
従来提案されており、以下に、その代表的な従来例につ
いて、公報を挙げながら説明する。
【0006】第1の従来例は、特開平2−220904
号公報に開示するものである。この従来例は、基本的に
はダブルウィッシュボーン式の改良型に属するものであ
って、アッパアームを1本のリンク部材で構成する一
方、ダンパー装置の下端をロアアームに連結して、車輪
の作用する荷重をダンパー装置でも支持せしめる構成と
している。この従来例によれば、アッパアームと車体と
の連結点が1点だけであるので、その分レイアウト上の
自由度を高めることができる。
【0007】第2の従来例は、DE3839463A1
公報に開示するものである。この従来例は、上記第1の
従来例と同様にアッパアームを1本のリンク部材で構成
する一方、ダンパー装置の下端を車輪支持部材に連結す
る構成としており、この従来例でも、レイアウト上の自
由度を高めることができる利点を有する。
【0008】第3の従来例は、特開平1−136804
号公報に開示するものである。この従来例も、基本的に
はダブルウィッシュボーン式の改良型に属するものであ
って、車輪支持部材とアッパアームとの間に中間部材を
設け、該中間部材にダンパー部材の下端を連結せしめ
る。また、上記中間部材に対し、車輪支持部材をボール
ジョイントを介して枢着するとともに、アッパアームを
上下揺動のみ可能に枢着する構成としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1〜第3の従来例のものにも、それぞれ次のような欠点
がある。すなわち、第1の従来例のものでは、ダンパー
装置の下端がロアアームの車幅方向中間部に連結されて
いるため、車輪のバンプ・リバウンド時車輪に作用する
上下方向の外力に対して、ダンパー装置が発生する力
(減衰力)は、レバー比に相当する分大きくする必要が
ある。そのため、ダンパー装置及びこれと連結されるロ
アアームを大型化する必要があり、重量の増加を招く。
また、FF型車の場合、ドライブシャフトが車輪の回転
中心線上を車幅方向に延びて配置されるが、このドライ
ブシャフトとロアアームに連結されるダンパー装置との
干渉を避けるために、ダンパー装置下端とロアアームと
の間に、ドライブシャフトを通す二股状の連結部材を設
ける必要がある。この連結部材は、ダンパー装置が発生
する力を全て受けるので、大きな剛性を有しなければな
らず、大型化する。このことからも、重量増加を一層招
くという欠点がある。
【0010】第2の従来例のものでは、車輪支持部材
は、ダンパー装置と連結するためのアーム部をも形成し
なければならないので、その形状が複雑で重量が増加す
るという欠点がある。また、ダンパー装置の下端は車輪
の回転中心線より下方にまで延びているため、FF型車
の場合、このダンパー装置とドライブシャフトとの干渉
を回避しなければならず、その分レイアウト上の自由度
が小さくなる。さらに、仮想キングピン軸が上向きに車
体内方にかなり傾いた状態となり、理想のものと懸け離
れたものになるという欠点もある。
【0011】第3の従来例のものでは、車輪支持部材と
中間部材とをボールジョイントで連結しているため、車
輪に作用する水平荷重(横力、前後力)をダンパー装置
で受けることはできない。このため、アッパアームの車
体との連結点は、ダブルウィッシュボーン式と同じく2
点必要となり、レイアウト上の自由度を高めることはで
きない。
【0012】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、仮想キングピン軸を
理想のものに近付けて性能の向上を図るとともに、コン
パクト化、軽量化及びレイアウト上の自由度の向上を図
り得る車両のサスペンション装置を提供せんとするもの
である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車両のサスペンション装置
として、車輪を回転自在に支持する車輪支持部材と、一
端が該車輪支持部材の下端に枢着され、他端が車体に上
下揺動可能に枢着されたロアアームと、上端が車体に枢
着され、上記車輪の上下振動を緩衝するダンパー装置
と、該ダンパー装置の下端に上下揺動のみ可能となるよ
う枢着され、かつ上記車輪支持部材の上端に上下軸廻り
にのみ回転可能に枢着された連結部材と、一端が車体に
一点で枢着され、他端が上記ダンパー装置又は連結部材
に上下揺動のみ可能となるよう枢着されたアッパアーム
とを備える構成とする。
【0014】請求項2〜9記載の発明は、いずれも請求
項1記載の発明に従属し、これをより具体的に示したも
のである。
【0015】すなわち、請求項2記載の発明は、仮想キ
ングピン軸をより理想のものに近付けるために、上記ロ
アアームを前後2本のリンク部材で構成し、該各リンク
部材の一端を車輪支持部材の下端に、他端を車体にそれ
ぞれ枢着するとともに、上記両リンク部材を、それらの
車輪支持部材との枢着点よりも車体外側でそれらの軸線
同士が交わるように配置する構成とする。
【0016】請求項3記載の発明は、上記アッパアーム
において、ダンパー装置又は連結部材との枢着側端部
に、ダンバー装置又は連結部材を挟む一対の分岐部を有
し、該両分岐部の先端でそれぞれダンバー装置又は連結
部材に枢着する構成とする。
【0017】請求項4記載の発明は、部品点数を少なく
するために、上記連結部材、アッパアーム及びダンパー
装置を、略車体前後方向に延びる1本の連結軸の廻りに
互いに相対回転可能に連結する構成とする。
【0018】請求項5記載の発明は、上記連結部材の上
下軸を、車体側方から見た平面視で上下方向に対し傾斜
して設ける構成とする。
【0019】請求項6記載の発明は、上記連結部材の上
下軸を、車体前後方向に見た平面視で上下方向に対し傾
斜して設ける構成とする。
【0020】請求項7記載の発明は、上記連結部材とダ
ンパー装置との連結軸を、車体側方から見た平面視で水
平方向に対し傾斜して設ける構成とする。
【0021】請求項8記載の発明は、上記連結部材とダ
ンパー装置との連結軸を、車体上方から見た平面視で車
体前後方向に対し傾斜して設ける構成とする。
【0022】さらに、請求項9記載の発明は、上記アッ
パアームを、車幅方向に延びる1本のリンク部材で構成
し、その車体外側端で車体前後方向に延びる連結軸を介
して上記ダンパー装置又は連結部材に連結する構成とす
る。
【0023】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
ダンパー装置の下端は、連結部材を介して車輪支持部材
の上端に連結され、車輪の回転中心線近くまで下方に延
びてはいないので、FF型車の場合でも、ダンパー装置
とドライブシャフトとが干渉することはなく、この干渉
回避のための特別の構造を採る必要はない。また、車輪
に作用する上下荷重は、ダンパー装置に対し略レバー比
1の割合でもって入力するので、このダンパー装置等を
特に大型化する必要はない。さらに、アッパアームの車
体との連結点は1点に過ぎないので、その分レイアウト
上の自由度が高くなる。
【0024】加えて、キャンバ変化特性を、ストラット
式のサスペンション装置以上でダブルウィッシュボーン
式のサスペンション装置と同程度に設定することができ
る。
【0025】また、請求項2記載の発明の場合、車輪の
操舵時、車輪支持部材ないし車輪の上部側での瞬間回転
中心点は、該車輪支持部材が連結部材との連結軸である
上下軸の廻りに回動するとともに、ダンパー装置、連結
部材及びアッパアームからなる構造体がダンパー装置上
端の車体連結点とアッパアームの車体連結点とを結ぶ直
線廻りに回動変位することから、上記上下軸の軸延長線
と上記直線との交点となり、車輪の車幅方向中心線側に
寄った位置に位置する。一方、車輪支持部材の下部側の
瞬間回転中心点は、ロアアームを構成する2本のリンク
部材の軸線同士の交点である。従って、仮想キングピン
軸は、上記二つの瞬間回転中心点を通る直線となるが、
この仮想キングピン軸は、車輪の車幅方向中心線側に寄
り、ダブルウィッシュボーン式のサスペンション装置以
上に理想のものに近付くことになる。
【0026】さらに、請求項5又は6記載の発明では、
上記連結部材の上下軸が上下方向に対し傾斜しているた
め、車輪の操舵時には、車輪支持部材が上記上下軸の廻
りに回動することに伴って、車輪のキャスター角が変化
する。
【0027】また、請求項7又は8記載の発明では、上
記連結部材とダンパー装置との連結軸が水平方向又は車
体前後方向に対し傾斜しているため、車輪のバンプ・リ
バウンド時には、連結部材ないし車輪支持部材の上端が
上記連結軸の廻りに回動することに伴って、車輪のキャ
スター角が変化する。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0029】図1〜図4は本発明の第1実施例に係わる
FF型車の前輪用サスペンション装置を示し、1は車輪
(前輪)2を回転自在に支持する車輪支持部材としてナ
ックル部材であって、該ナックル部材1の中央部には、
ドライブシャフト(図示せず)を挿通する挿通口3が形
成されている。4は上記ナックル部材1の下端を車体側
に連結するロアアーム、5は上記ナックル部材1の上端
を車体側に連結するアッパアーム、6は車輪2の上下動
を緩衝するショックアブソーバからなるダンパー装置で
ある。
【0030】上記ロアアーム4は前後2本のリング部材
11,12からなり、前側のリンク部材11は車幅方向
に沿って略直線状に延びており、該リンク部材11の一
端は、ボールジョイント13を介して上記ナックル部材
1の下端に枢着され、リンク部材11の他端は、車体強
度部材であるクロスメンバ14に対し、軸線が車体前後
方向に延びるラバーブッシュ15を介して上下揺動可能
に連結されている。また、後側のリンク部材12は湾曲
した形状に形成されており、該リンク部材12の一端
は、上記ナックル部材1の下端におけるリンク部材11
の枢着点(ボールジョイント13の中心)の後側に近接
した位置に、ボールジョイント16を介して枢着され、
リンク部材12の他端は、上記リンク部材11とかなり
離れた位置で上記クロスメンバ14に対し、ラバーブッ
シュ17を介して上下揺動可能に連結されている。よっ
て、上記両リンク部材11,12の軸線同士は、それら
のナックル部材1との枢着点(ボールジョイント13,
16の中心)よりも車体外側の点O1 で交わるようにな
っている。
【0031】上記ナックル部材1には、その挿通口3付
近から後方に延びるアーム部1aが一体形成され、該ア
ーム部1aの先端にステアリング装置のタイロッド20
が連結されている。また、ナックル部材1の上端には連
結部材21が装着されているとともに、該連結部材21
には、上記アッパアーム5及びダンパー装置6の下端が
連結されている。
【0032】上記ナックル部材1の上端と連結部材21
との連結部においては、図5に詳示するように、ナック
ル部材1の上端に上下方向に延びる上下軸23が取付け
られ、該上下軸23の外周にはスリーブ部材24が嵌着
されている。上記スリーブ部材24の外周面には、円筒
面24aと、該円筒面24aの上端と連続しかつ上側に
向うに従って漸次拡径する上側円錐面24bと、上記円
筒面24aの下端と連続しかつ下側に向うに従って漸次
拡径する下側円錐面24cとが形成されており、この外
周面には樹脂製のブッシュ25を介して連結部材21の
第1ボス部21aが回転可能に嵌合されている。上記第
1ボス部21aの内周面には、スリーブ部材24の円筒
面24a、上側円錐面24b及び下側円錐面24cにそ
れぞれ所定距離隔てて対向する円筒面21b、上側円錐
面21c及び上側円錐面21dが形成されている。よっ
て、上記連結部材21は、ナックル部材1の上端に対
し、上下軸23の廻りにのみ回転可能に設けられ、上記
上下軸23と直交する軸廻りの回転力に対しては上記ス
リーブ部材24の外周面と第1ボス部21aの内周面と
の間での面接触により抵抗するようになっている。
【0033】また、上記アッパアーム5の一端(車体内
側端)は、上記クロスメンバ14上に取付けられたブラ
ケット31に対し、軸線が車体前後方向に延びるラバー
ブッシュ32を介して上下揺動可能に連結されている一
方、アッパアーム5の他端部(車体外側端部)には、ダ
ンパー装置6の下端を前後両側から挟むように二股状に
分岐した一対の分岐部5a,5aが形成され、該各分岐
部5aの先端は、それぞれ軸線が前後方向に延びるラバ
ーブッシュ33を介して上記連結部材21に上下揺動可
能に連結されている。
【0034】さらに、上記ダンパー装置6の上端は、車
体7に対し、ラバーマウント36を介して弾性的に支持
されており、ダンパー装置6の上部外周にはコイルスプ
リング37が配設されている。一方、ダンパー装置6の
下端にはブラケット38が嵌着され、該ブラケット38
は、ダンパー装置6への嵌着部から二股状に延びる一対
のアーム部38a,38aを有し、該両アーム部38
a,38aは、上記アッパアーム5の各分岐部5a,5
aの内側に位置し、かつ上記連結部材21に対しこの分
岐部5a,5aと同一の軸線廻りに上下揺動可能に連結
されている。
【0035】上記連結部材21とアッパアーム5(分岐
部5a)及びダンパー装置6の下端(詳しくはブラケッ
ト38のアーム部38a)との連結部においては、図6
に詳示するように、アッパアーム5の各分岐部5a先端
のラバーブッシュ33の軸方向内側にそれぞれダンパー
装置6下端のブラケット38の各アーム部38aの先端
部側面が内接されているとともに、このラバーブッシュ
33とアーム部38aの先端部とをアッパアーム5の両
分岐部5a,5aで各々貫通する1本の連結軸39が設
けられており、該連結軸39の外周にはスリーブ部材4
0が上記ブラケット38の両アーム部38a,38aの
先端部間に挟まれた状態で嵌着されている。上記スリー
ブ部材40の外周面には、円筒面40aと、該円筒面4
0aの前端と連続しかつ前側に向うに従って漸次拡径す
る前側円錐面40bと、上記円筒面40aの後端と連続
しかつ後側に向うに従って漸次拡径する後側円錐面40
cとが形成されており、この外周面には樹脂製のブッシ
ュ41を介して上記連結部材21の第2ボス部21eが
回転可能に嵌合されている。上記第2ボス部21eの内
周面には、スリーブ部材40の円筒面40a、前側円錐
面40b及び後側円錐面40cにそれぞれ所定距離隔て
て対向する円筒面21f、前側円錐面21g及び後側円
錐面21hが形成されている。よって、上記連結部材2
1、アッパアーム5及びダンパー装置6は、互いに上記
連結軸39の廻りにのみ相対回転可能(上下揺動可能)
に連結されている。
【0036】尚、アッパアーム5の分岐部5a先端のラ
バーブッシュ33は、図6に示すように、上記分岐部5
a先端に固着された外筒33aと、該外筒33aと同心
状に配置され、かつ内部に連結軸39が挿通される内筒
33bと、上記外筒33aと内筒33bとの間でこれら
と同心状に配置された中間筒33cと、これら三つの筒
33a〜33c同士の間にそれぞれ充填されたラバー3
3d,33dとからなる。上記ラバーブッシュ33以外
のラバーブッシュ15,17,32については、図示し
ていないが、基本的にはラバーブッシュ33と同じであ
るが、中間筒を有するものと有しないものとがある。
【0037】次に、上記第1実施例の作用・効果を説明
するに、車輪2がタイロッド20からの操舵力をナック
ル部材1を介して受けて左右に操舵されるとき、上記ナ
ックル部材1の下端側つまりロアアーム4側の瞬間回転
中心点は、該ロアアーム4を構成する2本のリンク部材
11,12の軸線同士の交点O1 である。また、ナック
ル部材1の上端側の瞬間回転中心点は、該ナックル部材
1が連結部材21との連結軸である上下軸23廻りに回
動するとともに、ダンパー装置6、連結部材21及びア
ッパアーム5からなる構造体がダンパー装置6上端の車
体連結点(ラバーマウント36の中心点)とアッパアー
ム5の車体連結点(ラバーブッシュ32の中心点)とを
結ぶ直線L1 廻りに回動変位することから、上記上下軸
23の軸延長線L2 と上記直線L1 との交点O2 とな
る。従って、仮想キングピン軸は、上記二つの交点O1
,O2 を通る直線L3 となるが、この仮想キングピン
軸L3は、車輪2の幅方向中心線L4 側に寄りかつ略鉛
直に立ち上がるようになり、車輪2の回転中心線L5 上
では車輪2の幅方向中心線L4 よりも若干車体内側を通
り、車輪2の接地面では若干ネガティブキングピンオフ
セット(−Δ)となるよう車輪2の幅方向中心線L4 よ
りも若干車体外側を通る理想のものに近付くようになる
ので、サスペンション性能の向上を図ることができる。
【0038】その上、上記ダンパー装置6の下端は、連
結部材21を介してナックル部材1の上端に連結され、
車輪2の回転中心線L5 近くまで下方に延びてはいない
ので、ダンパー装置6とドライブシャフトとが干渉する
ことはない。従って、この干渉回避のための特別の構造
を採る必要はなく、構造の簡略化、装置の小型化及び軽
量化等を図ることができる。また、車輪2に作用する上
下方向の荷重は、ダンパー装置6に対し略レバー比1の
割合でもって入力するので、この上下荷重に対応して減
衰力を発生させる上からはダンパー装置6を特に大型化
する必要はなく、その小型・軽量化をより図ることがで
きる。
【0039】さらに、上記アッパアーム5の車体との連
結点は1点に過ぎないので、その分レイアウト上の自由
度を高めることができる。
【0040】加えて、上記アッパアーム5は、ダンパー
装置6及び連結部材21との連結部側でこれらを挟むよ
う二股状に分岐し、その両分岐部5a,5aの先端でこ
の両者と1本の連結軸39により相互に上下揺動可能に
連結されているので、その連結強度を高めることができ
るとともに、部品点数を少なくすることができる。
【0041】次に、上記上下軸23が上下方向(鉛直方
向)に対して、上記連結軸39が水平方向又は車体前後
方向に対してそれぞれ傾斜している場合、車輪2のホイ
ールアライメントへの影響について、図7〜図14を参
照しつつ説明する。
【0042】図7(a)に示すように、上記上下軸23
が車体側方から見た平面視で上下方向に対し後方に傾斜
している場合、車輪2の操舵時には、該車輪2の上端側
が上記上下軸23の廻りに回動することから、車輪2の
キャスタ角が増加する(図7(b)参照)。また、この
キャスタ角の増加に伴い車輪2のキャンバ角が負方向に
変化する。
【0043】図8(a)に示すように、上記上下軸23
が車体側方から見た平面視で上下方向に対し前方に傾斜
している場合、車輪2の操舵時には、該車輪2の上端側
が上記上下軸23の廻りに回動することから、車輪2の
キャスタ角が減少する(図8(b)参照)。また、この
キャスタ角の減少に伴い車輪2のキャンバ角が正方向に
変化する。
【0044】図9に示すように、上記上下軸23が車体
前後方向に見た平面視で上下方向に対し車体内側に傾斜
している場合、車輪2の操舵時には、該車輪2の上端側
が上記上下軸23の廻りに回動することから、上述の上
下軸23が車体側方から見た平面視で上下方向に対し後
方に傾斜している場合と同様な変化を生じ(図7(b)
参照)、車輪2のキャスタ角が増加する。
【0045】図10に示すように、上記上下軸23が車
体前後方向に見た平面視で上下方向に対し車体外側に傾
斜している場合、車輪2の操舵時には、該車輪2の上端
側が上記上下軸23の廻りに回動することから、上述の
上下軸23が車体側方から見た平面視で上下方向に対し
前方に傾斜している場合と同様な変化を生じ(図8
(b)参照)、車輪2のキャスタ角が減少する。
【0046】図11(a)に示すように、上記連結軸3
9が車体側方から見た平面視で水平方向に対し前方上向
きに傾斜している場合、車輪2のバンプ時には、該車輪
2の上端側が上記連結軸39の廻りに回動することか
ら、車輪2のキャスタ角が減少する(図11(b)参
照)。また、車輪2のリバウンド時にも、車輪2のキャ
スタ角は減少する。
【0047】図12(a)に示すように、上記連結軸3
9が車体側方から見た平面視で水平方向に対し前方下向
きに傾斜している場合、車輪2のバンプ時には、該車輪
2の上端側が上記連結軸39の廻りに回動することか
ら、車輪2のキャスタ角が増加する(図12(b)参
照)。また、車輪2のリバウンド時にも、車輪2のキャ
スタ角は増加する。
【0048】図13(a)に示すように、上記連結軸3
9が車体上方から見た平面視で車体前後方向に対し前方
内向きに傾斜している場合、車輪2のバンプ時には、該
車輪2の上端側が上記連結軸39の廻りに回動すること
から、車輪2のキャスタ角が減少する(図13(b)参
照)。また、車輪2のリバウンド時にも、車輪2のキャ
スタ角は減少する。
【0049】図14(a)に示すように、上記連結軸3
9が車体上方から見た平面視で車体前後方向に対し前方
外向きに傾斜している場合、車輪2のバンプ時には、該
車輪2の上端側が上記連結軸39の廻りに回動すること
から、車輪2のキャスタ角が増加する(図14(b)参
照)。また、車輪2のリバウンド時にも、車輪2のキャ
スタ角は増加する。
【0050】図15は本発明の第2実施例に係わる車両
のサスペンション装置を示す。この第2実施例の場合、
アッパアーム51は、車幅方向に延びる1本のリンク部
材からなり、その一端(車体内側端)は、軸線が車体前
後方向に延びるラバーブッシュ51を介して車体に枢着
されている一方、他端(車体外側端)はラバーブッシュ
53及び車体前後方向に延びる連結軸54を介してダン
パー装置6の下端(ブラケット38)及び連結部材21
(第2ボス部21e)に上下揺動可能に連結されてい
る。尚、その他の構成は、上記第1実施例の場合と同じ
であり、同一部材には同一符号を付してその説明は省略
する。
【0051】そして、上記第2実施例においては、第1
実施例の場合と同様の効果を発揮できる上、アッパアー
ム51が構造的に簡単なものであり、軽量化をより図る
ことができる。
【0052】尚、本発明は上記第1及び第2実施例に限
定されるものではなく、その他種々の変形例を包含する
ものである。例えば、上記ナックル部材1の上端に連結
部材21を上下軸23廻りにのみ回転可能に連結するに
当り、スリーブ部材24及び樹脂製のブッシュ25を用
いる構成とした(図5参照)が、本発明は、図16に示
すように、ナックル部材1に取付けた上下軸23の外周
に、ベアリング61,62を介して連結部材21の第1
ボス部21aを嵌装するように構成してもよい。
【0053】また、上記第1実施例では、連結部材2
1、アッパアーム5及びダンパー装置6を、略車体前後
方向に延びる1本の連結軸39廻りに互いに相対回転可
能つまり上下揺動可能に枢着する構成としたが、本発明
は、連結部材21をダンパー装置6の下端に連結軸廻り
に上下揺動可能に枢着するとともに、アッパアーム5
を、上記ダンパー装置6又は連結部材21に対し、上記
連結部材21とダンパー装置6との連結軸とは別の連結
軸の廻りに上下揺動可能に枢着するようにしてもよい。
【0054】さらに、上記各実施例では、本発明は、F
F型車の前輪用サスペンション装置に適用した場合につ
いて述べたが、これに限らず、各種車両のサスペンショ
ン装置に適用することができるのは勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上の如く、本発明における車両のサス
ペンション装置によれば、ダンパー装置とドライブシャ
フトとが干渉することはなく、その干渉回避のための特
別な構造を採る必要はなく、また車輪に作用する上下荷
重に対するダンパー装置の減衰力の大きさを大きくする
必要もないので、装置の小型・軽量化を図ることができ
る。また、アッパアームの車体との連結点は1点に過ぎ
ないので、その分レイアウト上の自由度を高めることも
できる。さらに、キャンバ変化特性をストラット式以上
でダブルウィッシュボーン式と同程度に設定することが
できるので、サスペンション性能の向上をも図ることが
できる。
【0056】特に、請求項2記載の発明では、車輪支持
部材の上部側及び下部側の両瞬間回転中心点を車輪の車
幅方向中心線に寄せて、仮想キングピン軸を、車輪の回
転中心線上では車輪の幅方向中心線よりも若干車体内側
を通り、車輪の接地面では若干ネガティブキングピンオ
フセットとなるよう車輪の幅方向中心線よりも若干車体
外側を通る理想のものに近付けることができるので、サ
スペンション性能の向上をより一層図ることができる。
【0057】また、請求項3記載の発明では、アッパア
ームを、ダンパー装置又は連結部材に対し2点で連結す
ることにより、その連結強度を高めることができる。
【0058】請求項4記載の発明では、連結部材、アッ
パアーム及びダンパー部材の連結をを同軸で行うことに
より、部品点数を少なくすることができる。
【0059】請求項5又は6記載の発明では、車輪の操
舵時に車輪のキャスター角を変化させることができ、車
両性能の改善に寄与することができる。
【0060】請求項7又は8記載の発明では、車輪のバ
ンプ・リバウンド時に車輪のキャスター角を変化させる
ことができ、車両性能の改善に寄与することができる。
【0061】請求項9記載の発明では、アッパアームを
シンプルな形状として、軽量化をより図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わるサスペンション装
置の斜視図である。
【図2】同じく車体前方から見た一部を切開した正面図
である。
【図3】同平面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】ナックル部材と連結部材との連結構造を示す断
面図である。
【図6】連結部材とアッパアーム及びダンパー装置との
連結構造を示す断面図である。
【図7】上下軸の傾斜による車輪のホイールアライメン
トへの影響を説明するための説明図である。
【図8】同説明図である。
【図9】同説明図である。
【図10】同説明図である。
【図11】連結軸の傾斜による車輪のホイールアライメ
ントへの影響を説明するための説明図である。
【図12】同説明図である。
【図13】同説明図である。
【図14】同説明図ある。
【図15】本発明の第2実施例を示す図3相当図であ
る。
【図16】ナックル部材と連結部材との連結構造の変形
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ナックル部材(車輪支持部材) 2 車輪(前輪) 4 ロアアーム 5,51 アッパアーム 5a 分岐部 6 ダンパー装置 11,12 リンク部材 21 連結部材 23 上下軸 39,54 連結軸

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を回転自在に支持する車輪支持部材
    と、 一端が該車輪支持部材の下端に枢着され、他端が車体に
    上下揺動可能に枢着されたロアアームと、 上端が車体に枢着され、上記車輪の上下振動を緩衝する
    ダンパー装置と、 該ダンパー装置の下端に上下揺動のみ可能となるよう枢
    着され、かつ上記車輪支持部材の上端に上下軸廻りにの
    み回転可能に枢着された連結部材と、 一端が車体に一点で枢着され、他端が上記ダンパー装置
    又は連結部材に上下揺動のみ可能となるよう枢着された
    アッパアームとを備えたことを特徴とする車両のサスペ
    ンション装置。
  2. 【請求項2】 上記ロアアームは前後2本のリンク部材
    からなり、該各リンク部材の一端は車輪支持部材の下端
    に、他端は車体にそれぞれ枢着されているとともに、上
    記両リンク部材は、それらの車輪支持部材との枢着点よ
    りも車体外側でそれらの軸線同士が交わるように配置さ
    れている請求項1記載の車両のサスペンション装置。
  3. 【請求項3】 上記アッパアームは、ダンパー装置又は
    連結部材との枢着側端部に、ダンバー装置又は連結部材
    を挟む一対の分岐部を有し、該両分岐部の先端でそれぞ
    れダンバー装置又は連結部材に枢着されている請求項1
    記載の車両のサスペンション装置。
  4. 【請求項4】 上記連結部材、アッパアーム及びダンパ
    ー装置は、略車体前後方向に延びる1本の連結軸の廻り
    に互いに相対回転可能に連結されている請求項1記載の
    車両のサスペンション装置。
  5. 【請求項5】 上記連結部材の上下軸は、車体側方から
    見た平面視で上下方向に対し傾斜して設けられている請
    求項1記載の車両のサスペンション装置。
  6. 【請求項6】 上記連結部材の上下軸は、車体前後方向
    に見た平面視で上下方向に対し傾斜して設けられている
    請求項1記載の車両のサスペンション装置。
  7. 【請求項7】 上記連結部材とダンパー装置との連結軸
    は、車体側方から見た平面視で水平方向に対し傾斜して
    設けられている請求項1記載の車両のサスペンション装
    置。
  8. 【請求項8】 上記連結部材とダンパー装置との連結軸
    は、車体上方から見た平面視で車体前後方向に対し傾斜
    して設けられている請求項1記載の車両のサスペンショ
    ン装置。
  9. 【請求項9】 上記アッパアームは、車幅方向に延びる
    1本のリンク部材からなり、その車体外側端で車体前後
    方向に延びる連結軸を介して上記ダンパー装置又は連結
    部材に連結されている請求項1記載の車両のサスペンシ
    ョン装置。
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