JPH10202203A - 垂直バケットコンベヤ型重量選別機 - Google Patents

垂直バケットコンベヤ型重量選別機

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Publication number
JPH10202203A
JPH10202203A JP2843297A JP2843297A JPH10202203A JP H10202203 A JPH10202203 A JP H10202203A JP 2843297 A JP2843297 A JP 2843297A JP 2843297 A JP2843297 A JP 2843297A JP H10202203 A JPH10202203 A JP H10202203A
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JP2843297A
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Masao Soe
正夫 添
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出位置から落下した品物が変形、損傷する
のを防止すると共に、重量選別した品物を確実に所定位
置へ搬送することができる垂直バケットコンベヤ型重量
選別機を提供すること。 【解決手段】 多列の垂直型のバケットコンベヤ32、
32を2台、並列に配置させ、上方の水平移送路部9
3、93において、その搬送方向がバケットの移送方向
と直交するように、搬送コンベヤ132を上記排出位置
に至ったバケットの下方に近接して、上方、下方の水平
移送路部93、94との間を水平に貫通するように設け
る。この構成により、バケットコンベヤ32、32の各
列におけるバケット35から排出される品物の落下距離
を最小かつ一様にして品物の落下時における変形や損傷
を防止する共に、その反跳を低減して隣接する他の移送
面部に飛び移るのを防止することにより所定の重量範囲
に属する品物を確実に所定のコンテナCへ搬送すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホタテ、エ
ビ等の魚介類を一個ずつ重量選別するのに好適な垂直バ
ケットコンベヤ型重量選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、両側壁部の上縁より
上方で一対のチェーンに支軸により回動自在に支持さ
れ、懸吊状態で直線的な前壁部及び後壁部が上向き傾斜
であり、前記両側壁部の少なくとも一方に前記懸吊状態
でほぼ垂直に延びるガイド片を取り付けた断面略三角形
状のバケットを所定のピッチで複数個備え、前記チェー
ンを等間隔で縦型のループ状に複数列立設し、前記全チ
ェーンは一つの駆動手段により駆動され、相隣る前記バ
ケットの支持に兼用するようにしたバケットコンベヤ
と、該バケットコンベヤの垂直移送路部に近接して設け
られ、上流側の供給コンベヤから供給される品物を一個
ずつ計重し、前記垂直移送路部を移送される前記バケッ
トに計重した品物を一個ずつ供給する計重機構と、前記
バケットコンベヤの上方の水平移送路部に近接して、所
定の重量範囲に属する品物の排出位置として定められた
前記水平移送路部の所定の横列ごとに、該横列における
前記バケットの列数に応じて静止部に複数個設けられ、
前記計重機構により計重された品物の計重結果を記憶す
る制御器からの制御信号を受けて駆動される電磁ソレノ
イドと、該各電磁ソレノイドにそれぞれ設けられ、該電
磁ソレノイドの駆動により、前記上方の水平移送路部を
移送される前記バケットの前記ガイド片と係合する係合
位置をとり、該バケットを移送させながら前記支軸の周
りに回動させ収容する品物を下方へ落下させる係合部材
と、前記排出位置から落下した品物を受け、かつ、それ
ぞれ前記所定の重量範囲ごとに定められた下方の所定位
置へ該所定の重量範囲に属する品物を搬送する搬送手段
とを備えた垂直バケットコンベヤ型重量選別機を提案し
た(例えば、特願平3−212925号)。
【0003】図21は上記垂直バケットコンベヤ型重量
選別機1の部分断面正面図であり、バケット35を4列
で移送するバケットコンベヤ2の、所定の重量範囲に属
する品物の排出位置として定められた上方の水平移送路
部の所定の横列を示している。各バケットコンベヤ列1
01、102、103、104のバケット35の内部に
収容される品物が所定の重量範囲に属するものであれ
ば、この排出位置で上記電磁ソレノイドと係合部材とで
構成される電磁ソレノイド装置64の駆動により排出さ
れるようになっており、排出された品物は、バケットコ
ンベヤ2の架台21に傾斜して取り付けられたガイドシ
ュート75により、側下方のコンテナCに導かれるよう
になっている。
【0004】ガイドシュート75は、排出位置から落下
した品物を受け、かつ、それぞれ所定の重量範囲ごとに
定められた下方の所定位置(コンテナC)へ当該所定の
重量範囲に属する品物を搬送する搬送手段として構成さ
れており、コンテナCは、このガイドシュート75を滑
走してくる当該排出位置における横列のみで排出された
品物のみを収納するようになっている。また、他の重量
範囲に属する品物の排出位置として定められた他の横列
においても同様にガイドシュートおよびコンテナが備え
られている。これにより、例えばホタテやエビ等の品物
を所定の重量範囲に応じて複数のグループに選別するこ
とができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
垂直バケットコンベヤ型重量選別機1における搬送手段
として設けられたガイドシュート75は、バケットコン
ベヤ2の横列に対して傾斜配設されているので、排出さ
れた品物がガイドシュート75の滑走路面75aに至る
までの落下距離に各バケットコンベヤ列101、10
2、103、104の間で大きな差を生じさせている。
すなわち、図21に示すように各バケットコンベヤ列1
01、102、103、104の各排出位置からガイド
シュート75の滑走路面75aまでの間の落下距離h
1 、h2 、h3 、h4 はコンテナC側に位置するバケッ
トコンベヤ列ほど大きくなり、特に、バケットコンベヤ
列101と104の落下距離の違いの差は著しい。
【0006】この落下距離の大きさに比例して、ガイド
シュート75の滑走路面75aから品物が受ける衝撃も
また大きくなるので、これにより、品物によっては大き
く変形、損傷したりするおそれが多分にあり、その商品
価値が大きく損なわれてしまうという問題がある。さら
に、品物が滑走路面75aから受ける衝撃に比例して反
跳力も大きくなるので、品物によっては当該ガイドシュ
ート75に受容できずに隣接する他のガイドシュートに
飛び移ってしまうおそれがある。これでは、重量選別し
た品物を他の意図しないコンテナへ搬送してしまうこと
になり、結果的に、品物の正確な重量選別を行うことが
できなくなってしまう。
【0007】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、排出
位置から落下した品物が変形、損傷するのを防止すると
共に、重量選別した品物を確実に所定の位置へ搬送する
ことができる垂直バケットコンベヤ型重量選別機を提供
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、両側壁部
の上縁より上方で一対のチェーンに支軸により回動自在
に支持され、懸吊状態で直線的な前壁部及び後壁部が上
向き傾斜であり、前記両側壁部の少なくとも一方に前記
懸吊状態でほぼ垂直に延びるガイド片を取り付けた断面
略三角形状のバケットを所定のピッチで複数個備え、前
記チェーンを等間隔で縦型のループ状に複数列立設し、
前記全チェーンは一つの駆動手段により駆動され、相隣
る前記バケットの支持に兼用するようにしたバケットコ
ンベヤと、該バケットコンベヤの垂直移送路部に近接し
て設けられ、上流側の供給コンベヤから供給される品物
を一個ずつ計重し、前記垂直移送路部を移送される前記
バケットに計重した品物を一個ずつ供給する計重機構
と、前記バケットコンベヤの上方の水平移送路部に近接
して、所定の重量範囲に属する品物の排出位置として定
められた前記水平移送路部の所定の横列ごとに、該横列
における前記バケットの列数に応じて静止部に複数個設
けられ、前記計重機構により計重された品物の計重結果
を記憶する制御器からの制御信号を受けて駆動される電
磁ソレノイドと、該各電磁ソレノイドにそれぞれ設けら
れ、該電磁ソレノイドの駆動により、前記上方の水平移
送路部を移送される前記バケットの前記ガイド片と係合
する係合位置をとり、該バケットを移送させながら前記
支軸の周りに回動させ収容する品物を下方へ落下させる
係合部材と、前記排出位置から落下した品物を受け、か
つ、それぞれ前記所定の重量範囲ごとに定められた下方
の所定位置へ該所定の重量範囲に属する品物を搬送する
搬送手段とを備えた垂直バケットコンベヤ型重量選別機
において、前記搬送手段は、前記排出位置に至った前記
バケットの下方に近接して設けられると共に、その搬送
方向が前記上方の水平移送路部の移送方向と交差するよ
うに前記上方の水平移送路部と下方の水平移送路部との
間をほぼ水平に貫通して設けられることを特徴とする垂
直バケットコンベヤ型重量選別機、によって解決され
る。
【0009】請求項1の発明によれば、搬送手段を設け
ることにより各バケットコンベヤ列における品物の落下
距離を最短かつ一様とすることができるので、品物の変
形や損傷を防止することができると共に、品物の反跳を
低減することができる。
【0010】また以上の課題は、両側壁部の上縁より上
方で一対のチェーンに支軸により回動自在に支持され、
懸吊状態で直線的な前壁部及び後壁部が上向き傾斜であ
り、前記両側壁部の少なくとも一方に前記懸吊状態でほ
ぼ垂直に延びるガイド片を取り付けた断面略三角形状の
バケットを所定のピッチで複数個備え、前記チェーンを
等間隔で縦型のループ状に複数列立設し、前記全チェー
ンは一つの駆動手段により駆動され、相隣る前記バケッ
トの支持に兼用するようにしたバケットコンベヤを複数
台、並列に配設したバケットコンベヤ群と、前記各バケ
ットコンベヤの垂直移送路部に近接して設けられ、上流
側の供給コンベヤから供給される品物を一個ずつ計重
し、前記垂直移送路部を移送される前記バケットに計重
した品物を一個ずつ供給する計重機構と、前記各バケッ
トコンベヤの上方の水平移送路部に近接して、所定の重
量範囲に属する品物の排出位置として定められた前記水
平移送路部の所定の横列ごとに、該横列における前記バ
ケットの列数に応じて静止部に複数個設けられ、前記計
重機構により計重された品物の計重結果を記憶する制御
器からの制御信号を受けて駆動される電磁ソレノイド
と、該各電磁ソレノイドにそれぞれ設けられ、該電磁ソ
レノイドの駆動により、前記各上方の水平移送路部を移
送される前記バケットの前記ガイド片と係合する係合位
置をとり、該バケットを移送させながら前記支軸の周り
に回動させ収容する品物を下方へ落下させる係合部材
と、前記排出位置に至った前記バケットの下方に近接し
て設けられ、その搬送方向が前記上方の水平移送路部の
移送方向と交差するように前記各バケットコンベヤの上
方の水平移送路部と下方の水平移送路部との間をほぼ水
平に貫通して設けられる搬送手段とを備え、該搬送手段
により、前記各バケットコンベヤの所定の横列における
前記排出位置から落下した品物を受け、かつ、それぞれ
前記所定の重量範囲ごとに定められる下方の所定位置へ
該所定の重量範囲に属する品物を搬送するようにしたこ
とを特徴とする垂直バケットコンベヤ型重量選別機、に
よって解決される。
【0011】請求項2の発明によれば、上述した請求項
1の発明と同様な作用を行いながら、並列配設された複
数台のバケットコンベヤ間を貫通する搬送手段により効
率良く同一の所定重量範囲に属する品物を受け、かつ対
応する下方の所定位置へと搬送することができる。また
装置の設置スペースを小さくすることができる。
【0012】また以上の課題は、両側壁部の上縁より上
方で一対のチェーンに支軸により回動自在に支持され、
懸吊状態で直線的な前壁部及び後壁部が上向き傾斜であ
り、前記両側壁部の少なくとも一方に前記懸吊状態でほ
ぼ垂直に延びるガイド片を取り付けた断面略三角形状の
バケットを所定のピッチで複数個備え、前記チェーンを
等間隔で縦型のループ状に複数列立設し、前記全チェー
ンは一つの駆動手段により駆動され、相隣る前記バケッ
トの支持に兼用するようにしたバケットコンベヤと、該
バケットコンベヤの垂直移送路部に近接して設けられ、
上流側の供給コンベヤから供給される品物を一個ずつ計
重し、前記垂直移送路部を移送される前記バケットに計
重した品物を一個ずつ供給する計重機構と、前記バケッ
トコンベヤの上方及び下方の水平移送路部に近接して、
所定の重量範囲に属する品物の排出位置として定められ
た前記上方及び下方の水平移送路部の所定の横列ごと
に、該横列における前記バケットの列数に応じて静止部
に複数個設けられ、前記計重機構により計重された品物
の計重結果を記憶する制御器からの制御信号を受けて駆
動される電磁ソレノイドと、該各電磁ソレノイドにそれ
ぞれ設けられ、該電磁ソレノイドの駆動により、前記水
平移送路部を移送される前記バケットの前記ガイド片と
係合する係合位置をとり、該バケットを移送させながら
前記支軸の周りに回動させ収容する品物を下方へ落下さ
せる係合部材と、前記上方の水平移送路部の前記排出位
置に至った前記バケットの下方に近接して設けられ、そ
の搬送方向が該上方の水平移送路部の移送方向と交差す
るように該上方の水平移送路部と前記下方の水平移送路
部との間をほぼ水平に貫通して設けられる第1の搬送手
段と、前記下方の水平移送路部の前記排出位置に至った
前記バケットの下方に近接して設けられ、その搬送方向
が該下方の水平移送路部の移送方向と交差するように該
下方の水平移送路部と基台との間をほぼ水平に貫通して
設けられる第2の搬送手段とを備え、前記第1、第2の
搬送手段により、前記バケットコンベヤの所定の横列に
おける前記上方及び下方の排出位置から落下した品物を
受け、かつ、それぞれ前記所定の重量範囲ごとに定めら
れる所定位置へ該所定の重量範囲に属する品物を搬送す
るようにしたことを特徴とする垂直バケットコンベヤ型
重量選別機、によって解決される。
【0013】請求項3の発明によれば、第1、第2の搬
送手段により、バケットコンベヤの所定の横列における
上方及び下方の排出位置から落下した所定重量範囲に属
する品物を受け、かつ、それぞれ対応する所定位置へ搬
送するようにしているので、一台のバケットコンベヤで
選別する品物のグループ数を更に増大させることができ
る一方で、バケットコンベヤの長手方向の長さを短くす
ることもできる。
【0014】また以上の課題は、両側壁部の上縁より上
方で一対のチェーンに支軸により回動自在に支持され、
懸吊状態で直線的な前壁部及び後壁部が上向き傾斜であ
り、前記両側壁部の少なくとも一方に前記懸吊状態でほ
ぼ垂直に延びるガイド片を取り付けた断面略三角形状の
バケットを所定のピッチで複数個備え、前記チェーンを
等間隔で縦型のループ状に複数列立設し、前記全チェー
ンは一つの駆動手段により駆動され、相隣る前記バケッ
トの支持に兼用するようにしたバケットコンベヤを複数
台、並列に配設したバケットコンベヤ群と、前記各バケ
ットコンベヤの垂直移送路部に近接して設けられ、上流
側の供給コンベヤから供給される品物を一個ずつ計重
し、前記垂直移送路部を移送される前記バケットに計重
した品物を一個ずつ供給する計重機構と、前記各バケッ
トコンベヤの上方及び下方の水平移送路部に近接して、
所定の重量範囲に属する品物の排出位置として定められ
た前記上方及び下方の水平移送路部の所定の横列ごと
に、該横列における前記バケットの列数に応じて静止部
に複数個設けられ、前記計重機構により計重された品物
の計重結果を記憶する制御器からの制御信号を受けて駆
動される電磁ソレノイドと、該各電磁ソレノイドにそれ
ぞれ設けられ、該電磁ソレノイドの駆動により、前記水
平移送路部を移送される前記バケットの前記ガイド片と
係合する係合位置をとり、該バケットを移送させながら
前記支軸の周りに回動させ収容する品物を下方へ落下さ
せる係合部材と、前記上方の水平移送路部の排出位置に
至った前記バケットの下方に近接して設けられ、その搬
送方向が該上方の水平移送路部の移送方向と交差するよ
うに前記各バケットコンベヤの前記上方の水平移送路部
と前記下方の水平移送路部との間をほぼ水平に貫通して
設けられる第1の搬送手段と、前記下方の水平移送路部
の排出位置に至った前記バケットの下方に近接して設け
られ、その搬送方向が該下方の水平移送路部の移送方向
と交差するように前記各バケットコンベヤの前記下方の
水平移送路部と基台との間をほぼ水平に貫通して設けら
れる第2の搬送手段とを備え、前記第1、第2の搬送手
段により前記バケットコンベヤの所定の横列における前
記上方及び下方の排出位置から落下した品物を受け、か
つ、それぞれ前記所定の重量範囲ごとに定められる所定
位置へ該所定の重量範囲に属する品物を搬送するように
したことを特徴とする垂直バケットコンベヤ型重量選別
機、によって解決される。
【0015】請求項4の発明によれば、複数台、並列に
配設したバケットコンベヤの上方及び下方の水平移送路
部における所定の横列から落下した品物を第1、第2の
搬送手段により受けるようにしており、上述した請求項
2及び請求項3と同様な効果を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態によ
る垂直バケットコンベヤ型重量選別機について図面を参
照して説明する。
【0017】図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形
態による垂直バケットコンベヤ型重量選別機(以下、重
量選別機と呼ぶ。)を示し、その全体は20で示され
る。重量選別機20は、主としてアングル材21により
形成される架台22と、架台22内に設けられ、バケッ
ト35を垂直面内で循環移送させる垂直型のバケットコ
ンベヤ32と、このバケットコンベヤ32を駆動する駆
動手段としてのモータ27と、品物を計重する計重機構
90と、バケットコンベヤ32の上方の水平移送路部に
おいて品物を排出する電磁ソレノイド装置64と、排出
された品物を受けて所定位置に搬送する搬送コンベヤ7
7とから成る。
【0018】架台22内には歯車装置23、24、2
5、26が配設されている。モータ27の駆動力は、計
重機構90を駆動するプーリ28および歯車装置23の
プーリ29に、各々ベルト30、31を介して伝達され
る。本実施の形態では、歯車装置23、24には図2に
示すように所定間隔おきに5つの歯車45a、45b、
45c、45d、45e、46a、46b、46c、4
6d、46eが軸47、42を介して一体的に軸支され
ている。他の歯車装置25、26の軸43、44にも同
様に5つの歯車が軸支されている。各歯車装置23、2
4、25、26ににはチェーン33、33、33、3
3、33が張架されており、これらチェーン33間に等
ピッチで複数のバケット35が支持されている。
【0019】又、歯車装置23と26との間に形成され
るバケットコンベヤ32の垂直移送路部には、図1およ
び図7に示すように各チェーン33に近接して断面L字
形状の垂直ガイド部材55、55、55、55が架台2
2に支持されている。垂直ガイド部材55の一端55a
面には、テフロン(商品名)等の低摩擦材で成るシート
56が貼着されている。
【0020】バケット35は、図6に示すように断面が
略三角形状であり、例えば塩化ビニール樹脂により真空
成型で一体に成型されている。このバケット35の底壁
は、直線的な前壁部35cと、この前壁部35cより若
干長い直線的な後壁部35dで形成され、丸みを帯びた
転がり易い品物でも安定させて移送できるようになって
いる。これら両壁部35c、35dの両外縁部e間には
並列する複数のスリットSが形成されており、水分を含
む品物を搬送する場合でもここから下方へ水分を滴下で
きるようにしており、又、バケット35の全体の重量も
小さくしてモータ27の駆動負荷を小としている。これ
らスリットS間には突条(リブ)rが形成されており、
これによりバケット35の強度を高くすることができる
と共に、品物がスリットSに引っ掛かるのを防止した
り、品物との接触面積を小さくして排出が容易となるよ
うにしている。
【0021】バケット35の一方の側壁部35aには、
懸吊状態で略垂直に延びるガイド片37がリベット等に
より取り付けられている。ガイド片37は上下端部に湾
曲部37a、37bと、これら湾曲部37a、37bを
橋絡する直線状の垂直案内板部37dと、この垂直案内
板部37dの側部に屈曲して形成された取付用板部37
eと、軸係止用板部37fとから成っている。バケット
35の他方の側壁部35bにはチェーン取付片38が同
様にリベット等により取り付けられている。
【0022】図4および図5に示したように、ガイド片
37およびチェーン取付片38が取り付けられたバケッ
ト35は、チェーン33の所定間隔おきに形成された一
対の軸係止部41、41に、ガイド片37およびチェー
ン取付片38の軸係止孔39、40が合致され、それぞ
れスペーサ49、50および50、52を介して支軸5
1を挿通される。これにより、バケット35は両側壁部
35a、35bの上縁より上方でチェーン33、33に
位置決めされ、かつ支軸51の回りに回動自在に支持さ
れる。このようなバケット35の懸吊状態では、前壁部
35cおよび後壁部35dは重心位置により上向き傾斜
となっている。
【0023】以上のようにして、本実施の形態における
重量選別機20は、4列の連続したバケットコンベヤ3
2が構成されている。次に、品物を計重する計重機構に
ついて説明する。
【0024】図8および図9は本実施の形態による品物
の計重機構90を示している。架台22の垂直アーム部
113a、113bには断面コの字形状のロードセルハ
ウジング114が固定されており、内部にロードセル本
体115が一端部において取付部材116によりロード
セルハウジング114に固定されている。ロードセル本
体115の上壁端部には後述する計重用板材119の一
端部が取付部材117を介して固定されている。ロード
セル本体115は公知のように構成され、全体形状とし
ては長方形状であるが、二つの略円形、及びこれらを連
接する略長方形状の切欠からなる切欠部118が形成さ
れており、これによりいわゆるロバーバル機構を構成す
る。取付部材116にかかる垂直負荷が図示せずともロ
ードセル本体115の上壁面に固定されたストレインゲ
ージにより計重されるように構成されている。
【0025】本実施の形態によれば、一個のロードセル
本体115の取付部材117には計重用板材119が4
枚、図9に示すように、その一端部が第1の間隔S1
おいて並列に固定されている。計重用板材119の縁部
には、ほぼV字形状の品物受部Tを形成するように第1
突出部119a、及び第2突出部119bが形成されて
おり、うち第1突出部119aにおいて軸124により
4枚の計重用板材119が一体化されている。さらに、
バケットコンベヤ32の垂直移送路部にその下端部が近
接する滑走路面を形成するように4枚の滑走路用板材1
50が第2の間隔S2 をおいて並列に配設されている。
図9に示すように各滑走路用板材150の上端部は各計
重用板材119に間隙gをおいて整列しており、その下
端部は図8に示すように支柱152を介して地上に支持
される共通の取付板151に固定されている。これら4
枚の計重用板材119の品物受部Tに供給コンベヤ12
3から一個ずつ供給された品物(例えばホタテ)Mは、
これら4枚のすべてか、あるいはそのいずれかにより受
けられるので、品物の形状や大きさ、載置位置にかかわ
りなく、これら4枚の計重用板材119に共通のロード
セル本体115により高速で計重されるようになってい
る。品物の計重結果は、制御器150(図1参照)に供
給されるようになっている。
【0026】計重用板材119間の第1の間隔S1 およ
び滑走路用板材150間の第2の間隔S2 には、3枚の
排出用板材122が配設されている。これらの中央部に
は円形のボス部122aが形成されており、その中心部
に駆動軸112が挿通され固定されている。ボス部12
2aの径方向に対向する位置に同一形状のブレード12
2b、122cが一体的に形成されており、これらブレ
ード122b、122cには回転方向に面して直線部p
が形成され、それとは逆の後端面qは傾斜して形成され
ている。駆動軸112は、上述したバケットコンベヤ3
2を駆動するモータ27の駆動力をベルト30を介して
伝達されるプーリ28に連結されており(図1参照)、
バケットコンベヤ32と同期して駆動される。よって排
出用板材122も回転駆動し、そのブレード122b、
122cが図中破線の位置から一点鎖線、そして二点鎖
線で示すように矢印Rの方向に所定の角速度で回転する
ようになっている。
【0027】これにより、計重された品物がブレード1
22bにより押動されて滑走路用板材150上に導かれ
た後、供給コンベヤ123から次の品物が品物受部Tに
供給され、先に計重された品物が滑走路用板材150を
滑走してバケット35に供給された後、品物受部T上の
品物は他のブレード122cにより押動されて滑走路用
板材150上に導かれる、という作用が連続的に行われ
るようになっている。この計重機構90により計重され
た品物の計重結果は逐一、制御器150に供され記憶さ
れる。また、バケット35は、その側壁部35aに取り
付けられたガイド片37を垂直ガイド部材55に当接さ
せながらバケットコンベヤ32の垂直移送路部を移送さ
れているので(図7及び図8参照)、滑走路用板材15
0から品物が投入される際、バケット35は揺動するこ
となく内部に品物を収容することができる。さらに、バ
ケット35の底壁は直線的な前壁部35cおよび後壁部
35dにより形成されているので、バケット35の内部
で品物を転げ回らせることなく安定して収容させておく
ことができる。又、垂直ガイド部材55によるガイド作
用が終了して水平移送路部93に至ったバケット35
は、その両側壁部35a、35bの上縁より上方位置で
軸51により支持されているので、すなわち、支持点か
ら全体の重心までの距離が大きいので、大きく揺動する
ことなく安定して品物を移送することができる。
【0028】以上のように構成される計重機構90は、
各バケットコンベヤ列に対応して4台並列に配設され、
それぞれ上述と同様に構成される。供給コンベヤ123
もまたモータ27の駆動力を図示せずともベルトを介し
て伝達されており、この供給コンベヤ123、計重機構
90およびバケットコンベヤ32はそれぞれ同期して駆
動される。
【0029】次に、バケットコンベヤ32の上方の水平
移送路部93に設けられた品物の電磁ソレノイド装置6
4について説明する。
【0030】架台22の上方部には、図10および図1
1に示すような断面コの字形状でチェーン33の搬送方
向に延び、かつ取付フランジ部59a、59bを開口部
に設けたソレノイド取付板59が固定されている。ソレ
ノイド取付板59の底板部59cには、所定間隔で大形
の孔60と小形の孔61とが対をなして複数組形成され
ている。ソレノイド取付板59は、取付フランジ部59
a、59bと架台22の一部との間をボルト止めするこ
とにより一体的に組み付けられ、長孔62で位置の調整
がなされる。
【0031】ソレノイド取付板59に画成される空間6
3内には、所定数の電磁ソレノイド64aがねじ等によ
り固定されており、図12に示すように電磁ソレノイド
64aの作動子65には、係合部材66が取り付けられ
ている。係合部材66は支持軸67に軸支され、ここを
境として短辺アーム部73と長辺アーム部68とから成
る。支持軸67は、ソレノイド取付板59から垂下して
配設された固定部材57に支持されている。長辺アーム
部68の先端部には、切欠部69を備えた略L字形状の
フック部70と、このフック部70から下方に延びるロ
ッド部71とが形成されている。また、支持軸67に巻
き強めた状態で装着され、その一端部はソレノイド取付
板59の底板59cに止着されると共に、他端部は長辺
アーム部68に止着されている。したがって、長辺アー
ム部68は図12において常に反時計方向への回動付勢
力を受けることになる。なお、図は電磁ソレノイド64
aが励磁された状態、すなわち電磁ソレノイド装置64
が駆動された状態を示している。
【0032】このように形成された係合部材66は、ソ
レノイド取付板59の下方から短辺アーム部73が大形
の孔60内に挿通され、また長辺アーム部68のフック
部70が小形の孔61内に挿通されてソレノイド取付板
59に設置されている。制御器150からの制御信号を
受けて電磁ソレノイド64aが励磁されることにより係
合部材66が回動すると、図示するようにフック部70
の一端部70aとロッド部71の一端部71aとがソレ
ノイド取付板59の底板部59cと当接することによ
り、その回動域が規制される。そこで、底板部59cに
ウレタンゴム等の緩衝材58、74を当接位置に貼着す
ることにより、係合部材66との衝突による異音の発生
を防止するようにしている。
【0033】以上のように構成される電磁ソレノイド装
置64は、バケットコンベヤ32の移送方向に沿って各
列101、102、103、104(図2参照)ごとに
選別すべき所定の重量範囲に属するグループ数だけ(本
実施の形態では、8個)設けられている。バケット35
内に上述した計重機構90により計重した品物を供給し
た後、各列において対応する電磁ソレノイド装置64に
到達するまでのチェーン33の走行距離は、制御器15
0の内部に設けられるパルスエンコーダで演算され、バ
ケット35が当該電磁ソレノイド装置64に近接したと
きに制御器150から制御信号が発せられ、その電磁ソ
レノイド64aが所定時間励磁されるようになってい
る。電磁ソレノイド64aが励磁されると、図12にお
ける作動子65および係合部材66は図示の状態とな
り、直下を通過しようとする所望のバケット35のガイ
ド片37の進行方向前方にロッド部71が配置される。
よって、当該バケット35は、係合部材66のロッド部
71にガイド片37を当接させながら移送されるので、
図12において支軸51を中心に反時計方向に回動し、
これにより収容されていた品物が下方へ落下、排出され
る。このとき、品物はバケット35の前壁部35c上を
滑走して、バケット35の移送方向成分を打ち消す方向
の水平成分を有して落下するので、大きな放物線を描く
ことなく下方へ落下する。その後、ロッド部とガイド片
37との係合状態が解除されると、バケット35は自重
により再び元の懸吊状態になり、その前壁部35cおよ
び後壁部35dを上向き傾斜としながら、すなわち開口
を上方へ向けた状態で、移送される。
【0034】バケットコンベヤ32の上方の水平移送路
部の下方には、上述した電磁ソレノイド装置64の駆動
により排出位置から落下した品物を受け、それぞれ所定
の重量範囲ごとに定められた下方の所定位置へ搬送する
搬送手段としての搬送コンベヤ77が配設されている。
搬送コンベヤ77は、本実施の形態ではベルトコンベヤ
で成り、図3に示すようにフレーム81に駆動ローラ7
8、従動ローラ79および中継ローラ80a、80b、
80cが設けられ、駆動ローラ78と従動ローラ79と
の間にゴム製のベルト83が巻回されている。フレーム
81は高さ調節可能に支柱82を介して基台86に据え
付けられている。
【0035】図3を参照して、搬送コンベヤ77は排出
位置に至ったバケット35の下方に近接して設けられる
と共に、本実施の形態ではその搬送方向が上方の水平移
送路部93の移送方向と直交するように、上方の水平移
送路部93と下方の水平移送路部94との間を水平に貫
通して設けられている。そして、搬送コンベヤ77の搬
送面は、所定の重量範囲に属する品物の排出位置として
定められた所定の横列ごとに区画される複数の移送面部
85、85、85、・・・から成り、これら移送面部8
5の間には図13Aに示されるように垂直方向に延び、
かつ上縁部が水平であり、移送面部85と一体的なゴム
製の仕切壁84、84、・・・が設けられている。これ
により、それぞれの横列において排出された重量範囲グ
ループの異なる品物が搬送コンベヤ77の移送路面上で
混在するのを防止することができる。
【0036】搬送コンベヤ77のベルト83は図3にお
いて矢印Vの方向を移送方向としており、その下方の側
方には、搬送した品物を収容するコンテナC(C1 〜C
8 )が、それぞれ所定の重量範囲ごとに並列して設けら
れている(図1および図3参照)。したがって、仕切壁
84により区画された移送面部85の上にある品物は、
これに対応するコンテナC1 〜C8 のいずれかに収納さ
れることになる。
【0037】以上のように構成される本実施の形態によ
る垂直バケットコンベヤ型重量選別機20によれば、各
バケットコンベヤ列101〜104の品物排出位置とし
ての横列A(A1 〜A8 (付示せず))において、バケ
ット35から搬送コンベヤ77の移送面部83までの品
物の落下距離hをどの列においても等しくすることがで
き、しかも搬送コンベヤ77の移送面部83は、排出位
置に至ったバケット35の下方に近接して設けられてい
るので、品物の落下距離hも最小限とすることができ
る。よって、どの列に関しても移送面部83への落下時
において品物が受ける衝撃を小さくすることができるの
で、品物の変形や損傷を防止することができ、又、反跳
をも低減することができる。
【0038】さらに、移送面部85は仕切壁84により
区画されているので、品物が搬送コンベヤ77に落下し
た後、転がって隣接する他の重量範囲に属する品物の列
に混入することを防止することができるだけでなく、バ
ケット35から排出される際に、バケット35の移送方
向へ作用する慣性力によって、品物が落下する軌跡はや
や放物線を描くが、仕切壁84により隣接する他の移送
面部に品物が落下するのを効果的に防止し所期の移送面
部85に収容することができるので、所定の重量範囲に
属する品物を確実に、所望のコンテナCへ搬送すること
ができる。
【0039】図14および図15は、本発明の第2の実
施の形態による垂直バケットコンベヤ型重量選別機を示
し、その全体は130で示される。なお、上述の第1の
実施の形態と対応する部分については同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0040】すなわち本実施の形態では、上述の第1の
実施の形態におけるバケットコンベヤ32を2台、並列
に配設し、それらの上方の水平移送路部93、93と下
方の水平移送路部94、94との間を貫通する搬送コン
ベヤ132を設け、この1台の搬送コンベヤ132でも
って、2台のバケットコンベヤ32、32の上方の水平
移送路部93、93において品物の排出位置として定め
られた同一の横列A、Aから落下する所定の重量範囲に
属する品物を受け、かつ、これら所定の重量範囲に属す
る品物のみを収納するコンテナC(C1 〜C2 のいずれ
か)へ当該品物を搬送するようにしている。搬送コンベ
ヤ132には、上述の第1の実施の形態と同様に移送面
部85を仕切壁84で区画したベルト83が設けられて
いる。
【0041】本実施の形態によれば、上述の第1の実施
の形態と同様な作用を行うのであるが、2台のバケット
コンベヤ32の所定の横列A、Aから排出される同一の
重量範囲に属する品物を1台の搬送コンベヤ132によ
り受け、所定のコンテナCへ搬送することができるの
で、より効率よく品物を回収、搬送することができると
共に、装置の設置スペースを十分に小さくすることがで
きる。
【0042】図16は、本発明の第3の実施の形態によ
る垂直バケットコンベヤ型重量選別機を示し、その全体
は135で示される。なお、上述の第1の実施の形態と
対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
【0043】すなわち本実施の形態では、バケットコン
ベヤ32’の上方の水平移送路部93だけでなく、下方
の水平移送路部94における所定の横列A’にも品物の
排出位置を定めて各バケットコンベヤ列101〜104
に上述した電磁ソレノイド装置64を配設しており、こ
れら上方及び下方の水平移送路部93、94の排出位置
から落下する品物を受けて、所定のコンテナC(C1
8 )、C’(C1 ’〜C8 ’)にそれぞれ品物を搬送
する第1の搬送コンベヤ136と、第2の搬送コンベヤ
137とを設けている。第1の搬送コンベヤ136は、
上述の第1の実施の形態と同様に構成、配設されている
ので説明は省略するが、第2の搬送コンベヤ137につ
いては、下方の水平移送路部94の排出位置に至ったバ
ケット35の下方に近接して設けられ、本実施の形態で
は、その搬送方向が下方の水平移送路部94の移送方向
と直交するように下方の水平移送路部94と基台86と
の間を水平に貫通して設けられている。また、第2の搬
送コンベヤ137の搬送方向は、第1の搬送コンベヤ1
36の搬送方向と逆向きとなっており、これに対応する
コンテナC’はコンテナCとは逆側に設けられている。
さらに、第2の搬送コンベヤ137にも第1の搬送コン
ベヤ136と同一構成のベルト83が装着されている。
【0044】本実施の形態によれば、第1、第2の搬送
コンベヤ136、137により、バケットコンベヤ3
2’の所定の横列における上方及び下方の排出位置から
落下した所定重量範囲に属する品物を受け、かつ、それ
ぞれ対応するコンテナC、C’へ搬送するようにしてい
るので、上述の第1の実施の形態よりも、一台のバケッ
トコンベヤ32’で選別する品物のグループ数を更に増
大させることができる一方で、上述の第1の実施の形態
と同数のグループ数を設定するようにすれば、バケット
コンベヤ32’の長手方向(水平移送路部)の長さを短
くすることができるという効果を得ることができる。
【0045】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、
本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
【0046】例えば以上の各実施の形態では、搬送コン
ベヤ77、132、136、137は一台で構成した
が、これに代えて、図17に示すように、各横列A1
2 、A3 、・・・ごとに対応して一台ずつ搬送コンベ
ヤ141、141、・・・を搬送部材として設けるよう
にしてもよい。この場合にも、図13Bに示すように、
各搬送コンベヤ141の移送面部143の両側に仕切壁
142、142を形成すれば上述と同様な効果を得るこ
とができる。なお、横列A1 及びA2 で1台、A3 及び
4 で1台、というように各横列2列に対応するように
設けてもよい。
【0047】また以上の各実施の形態では、搬送手段と
しての搬送コンベヤ77、132、136、137を、
上方の水平移送路部分と下方の水平移送路部分との間
(下方の水平移送路部分と基台との間)を水平に貫通す
るように設置したが、これに限らず、搬送コンベヤを各
バケットコンベヤ列101〜104の間で品物の落下距
離に大きな差が生じない程度に、やや傾斜させて設置す
るようにしてもよい。この場合、上述の各実施の形態と
同様に搬送コンベヤをベルトコンベヤで構成すれば、落
下した品物がゴムで成るベルト面に落下するのでその衝
撃が緩和され、品物を変形させたり、損傷させたりして
しまう恐れをなくすことができる。
【0048】また以上の各実施の形態では、搬送手段を
ベルトコンベヤで構成したが、これに代えて直線振動コ
ンベヤ、エプロンコンベヤ、スラットコンベヤなどで構
成しても、上述と同様な効果を奏することができる。こ
の場合、これらコンベヤの搬送面(品物の落下面)に厚
手のゴムなどの緩衝材を敷けば、品物の変形等を効果的
に防止することができる。また、仕切壁84をゴム製と
し、ベルト83に一体的に形成するようにしたが、これ
を無しとして、ベルトの搬送面と一体的に仕切部材を直
立した架台22、22間にわたって横列に対応して掛け
渡すようにしてもよい。この場合、仕切部材は静止部材
であり、落下した品物は、これらにより隣りの搬送面へ
移ることが防止される。
【0049】また以上の第2の実施の形態では、バケッ
トコンベヤ32を2台並列に配設したが、更にその数を
増やしてもよい。また第3の実施の形態では、バケット
コンベヤ32’を1台としたが、第2の実施の形態で説
明したように、2台並列して設けるようにしてもよい。
またバケットコンベヤ32の列は4列で説明したが、更
にその数を増やしても同様な効果が得られるのは明らか
であり、また多列であればあるほど、本発明は特に有効
である。また、以上の各実施の形態では、水平移送路部
の進行方向に対して搬送手段の搬送方向を直交させるよ
うにしたが、図20に示すように、搬送手段の搬送方向
Vを水平移送路部の移送方向Bに対して所定角度傾斜さ
せた状態で交差させるように設けることもできる。この
場合、横列A1 に対しては移送面部155a、横列A2
に対しては移送面部155b、そして横列A3 に対して
は移送面部155cとなるが、所定の横列における排出
位置から落下する品物は同じ移送面部で受けられること
ができるので、上述と同様な効果を得ることができる。
但し、バケット35の縦列方向のピッチを上述した各実
施の形態より大としなければならない。
【0050】また以上の各実施の形態では、所定の重量
範囲に属する品物が収納される下方の所定位置は、当該
所定の重量範囲に属する品物のみを収納するコンテナC
(C1 〜C8 )としたが、さらに次工程へと当該品物を
供給する上向き傾斜の搬送手段の始端部(これが下方の
所定位置となる)、あるいは下位レベルで水平に延在す
る搬送手段であってもよい。
【0051】さらに以上の各実施の形態では、バケット
35にスリットS及びリブrを形成させたが、これに限
らず、これらのうちいずれか1つを形成したバケット、
あるいは図18に示すようにスリットやリブを何ら形成
していないバケット35’についても、本発明は適用可
能である。
【0052】また以上の各実施の形態では、バケットコ
ンベヤ32の移送方向は図1において時計方向であった
が、反時計方向としてもよい。このとき、計重機構90
が近接するバケットコンベヤ32の垂直移送路部におい
てはバケット35は下向きに移送されるが、この場合は
図20に示すような構成の計重機構90’を配設すれば
よい。この計重機構90’は、長辺レバー部122a’
および短辺レバー部122b’を有する排出用板材12
2’を備えたもので、本出願人が提案しているものであ
る(詳しくは特願平3−282295号参照)。
【0053】さらに、計重機構としては、本出願人が先
に提案した、いわゆる四節回転機構で構成される計重機
構であっても、本発明は適用可能である(詳しくは、特
願平3−98100号参照)。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の垂直バケッ
トコンベヤ型重量選別機によれば、搬送手段により、多
列でバケットを搬送するバケットコンベヤの所定の横列
から排出される品物を各列ともに最小かつ一様な落下距
離で受けるようにしているので、柔らかく傷付き易い品
物であっても変形、損傷させることなく、その品物の有
する商品価値を維持して所定位置へと搬送することがで
きる。また、落下距離を最小限に抑えているので品物の
反跳を低減することができ、よって隣接する他の重量範
囲に属する品物群に紛れ込んでしまうことを防止するこ
とができ、選別した所定の重量範囲に属する品物を確実
に所定の位置へと搬送することができる。
【0055】また、同一のバケットコンベヤを複数台、
並列に配置するようにすれば、重量選別した品物を1台
の搬送手段により効率良く回収し搬送することができ
る。さらに、バケットコンベヤの上方及び下方の水平移
送路部の所定の横列にそれぞれ排出位置を設けるように
して、これら上方及び下方の水平移送路部に第1、第2
の搬送手段を設けるようにすれば、選別すべき所定重量
範囲のグループ数を更に増大させることができると共
に、バケットコンベヤの水平移送路部の長さを短くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による垂直バケット
コンベヤ型重量選別機の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1における[3]−[3]線方向の断面図で
ある。
【図4】図1におけるバケットの支持部を示す斜視図で
ある。
【図5】図1における[5]−[5]線方向の断面図で
ある。
【図6】バケットの斜視図である。
【図7】バケットの垂直移送路部での搬送姿勢を示す斜
視図である。
【図8】図1における計重機構の拡大側面図である。
【図9】同平面図である。
【図10】電磁ソレノイド装置を取り付けるソレノイド
取付板の平面図である。
【図11】図10における[11]−[11]線方向の
断面図である。
【図12】電磁ソレノイド装置における電磁ソレノイド
と係合部材との設置態様および作用を説明するための側
断面図である。
【図13】図1における搬送手段の移送面部の断面構造
を示す図であり、Aは1台の搬送手段で構成した場合の
移送面部の断面構造を示し、Bはバケットコンベヤの所
定の横列に対応して複数台の搬送手段で構成した場合の
各移送面部の断面構造を示す。
【図14】本発明の第2の実施の形態による垂直バケッ
トコンベヤ型重量選別機の側面図である。
【図15】同平面図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態による垂直バケッ
トコンベヤ型重量選別機の側面図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態による垂直バケッ
トコンベヤ型重量選別機の変形例を示す平面図である。
【図18】バケットの形状の変形例を示す斜視図であ
る。
【図19】計重機構の変形例を示す側面図である。
【図20】バケットコンベヤに対する搬送手段の設置態
様の変形例を示す要部の平面図である。
【図21】従来の垂直バケットコンベヤ型重量選別機の
要部の正面図である。
【符号の説明】
20 垂直バケットコンベヤ型重量選別機 27 モータ 32 バケットコンベヤ 33 チェーン 35 バケット 37 ガイド片 64a 電磁ソレノイド 66 係合部材 77 搬送コンベヤ 83 ベルト 84 仕切壁 85 移送面部 90 計重機構 119 計重用板材 122 排出用板材 123 供給コンベヤ 130 垂直バケットコンベヤ型重量選別機 131 バケットコンベヤ 132 搬送コンベヤ 135 垂直バケットコンベヤ型重量選別機 136 第1の搬送コンベヤ 137 第2の搬送コンベヤ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁部の上縁より上方で一対のチェー
    ンに支軸により回動自在に支持され、懸吊状態で直線的
    な前壁部及び後壁部が上向き傾斜であり、前記両側壁部
    の少なくとも一方に前記懸吊状態でほぼ垂直に延びるガ
    イド片を取り付けた断面略三角形状のバケットを所定の
    ピッチで複数個備え、前記チェーンを等間隔で縦型のル
    ープ状に複数列立設し、前記全チェーンは一つの駆動手
    段により駆動され、相隣る前記バケットの支持に兼用す
    るようにしたバケットコンベヤと、該バケットコンベヤ
    の垂直移送路部に近接して設けられ、上流側の供給コン
    ベヤから供給される品物を一個ずつ計重し、前記垂直移
    送路部を移送される前記バケットに計重した品物を一個
    ずつ供給する計重機構と、前記バケットコンベヤの上方
    の水平移送路部に近接して、所定の重量範囲に属する品
    物の排出位置として定められた前記水平移送路部の所定
    の横列ごとに、該横列における前記バケットの列数に応
    じて静止部に複数個設けられ、前記計重機構により計重
    された品物の計重結果を記憶する制御器からの制御信号
    を受けて駆動される電磁ソレノイドと、該各電磁ソレノ
    イドにそれぞれ設けられ、該電磁ソレノイドの駆動によ
    り、前記上方の水平移送路部を移送される前記バケット
    の前記ガイド片と係合する係合位置をとり、該バケット
    を移送させながら前記支軸の周りに回動させ収容する品
    物を下方へ落下させる係合部材と、前記排出位置から落
    下した品物を受け、かつ、それぞれ前記所定の重量範囲
    ごとに定められた下方の所定位置へ該所定の重量範囲に
    属する品物を搬送する搬送手段とを備えた垂直バケット
    コンベヤ型重量選別機において、 前記搬送手段は、前記排出位置に至った前記バケットの
    下方に近接して設けられると共に、その搬送方向が前記
    上方の水平移送路部の移送方向と交差するように前記上
    方の水平移送路部と下方の水平移送路部との間をほぼ水
    平に貫通して設けられることを特徴とする垂直バケット
    コンベヤ型重量選別機。
  2. 【請求項2】 両側壁部の上縁より上方で一対のチェー
    ンに支軸により回動自在に支持され、懸吊状態で直線的
    な前壁部及び後壁部が上向き傾斜であり、前記両側壁部
    の少なくとも一方に前記懸吊状態でほぼ垂直に延びるガ
    イド片を取り付けた断面略三角形状のバケットを所定の
    ピッチで複数個備え、前記チェーンを等間隔で縦型のル
    ープ状に複数列立設し、前記全チェーンは一つの駆動手
    段により駆動され、相隣る前記バケットの支持に兼用す
    るようにしたバケットコンベヤを複数台、並列に配設し
    たバケットコンベヤ群と、前記各バケットコンベヤの垂
    直移送路部に近接して設けられ、上流側の供給コンベヤ
    から供給される品物を一個ずつ計重し、前記垂直移送路
    部を移送される前記バケットに計重した品物を一個ずつ
    供給する計重機構と、前記各バケットコンベヤの上方の
    水平移送路部に近接して、所定の重量範囲に属する品物
    の排出位置として定められた前記水平移送路部の所定の
    横列ごとに、該横列における前記バケットの列数に応じ
    て静止部に複数個設けられ、前記計重機構により計重さ
    れた品物の計重結果を記憶する制御器からの制御信号を
    受けて駆動される電磁ソレノイドと、該各電磁ソレノイ
    ドにそれぞれ設けられ、該電磁ソレノイドの駆動によ
    り、前記各上方の水平移送路部を移送される前記バケッ
    トの前記ガイド片と係合する係合位置をとり、該バケッ
    トを移送させながら前記支軸の周りに回動させ収容する
    品物を下方へ落下させる係合部材と、前記排出位置に至
    った前記バケットの下方に近接して設けられ、その搬送
    方向が前記上方の水平移送路部の移送方向と交差するよ
    うに前記各バケットコンベヤの上方の水平移送路部と下
    方の水平移送路部との間をほぼ水平に貫通して設けられ
    る搬送手段とを備え、 該搬送手段により、前記各バケットコンベヤの所定の横
    列における前記排出位置から落下した品物を受け、か
    つ、それぞれ前記所定の重量範囲ごとに定められる下方
    の所定位置へ該所定の重量範囲に属する品物を搬送する
    ようにしたことを特徴とする垂直バケットコンベヤ型重
    量選別機。
  3. 【請求項3】 両側壁部の上縁より上方で一対のチェー
    ンに支軸により回動自在に支持され、懸吊状態で直線的
    な前壁部及び後壁部が上向き傾斜であり、前記両側壁部
    の少なくとも一方に前記懸吊状態でほぼ垂直に延びるガ
    イド片を取り付けた断面略三角形状のバケットを所定の
    ピッチで複数個備え、前記チェーンを等間隔で縦型のル
    ープ状に複数列立設し、前記全チェーンは一つの駆動手
    段により駆動され、相隣る前記バケットの支持に兼用す
    るようにしたバケットコンベヤと、該バケットコンベヤ
    の垂直移送路部に近接して設けられ、上流側の供給コン
    ベヤから供給される品物を一個ずつ計重し、前記垂直移
    送路部を移送される前記バケットに計重した品物を一個
    ずつ供給する計重機構と、前記バケットコンベヤの上方
    及び下方の水平移送路部に近接して、所定の重量範囲に
    属する品物の排出位置として定められた前記上方及び下
    方の水平移送路部の所定の横列ごとに、該横列における
    前記バケットの列数に応じて静止部に複数個設けられ、
    前記計重機構により計重された品物の計重結果を記憶す
    る制御器からの制御信号を受けて駆動される電磁ソレノ
    イドと、該各電磁ソレノイドにそれぞれ設けられ、該電
    磁ソレノイドの駆動により、前記水平移送路部を移送さ
    れる前記バケットの前記ガイド片と係合する係合位置を
    とり、該バケットを移送させながら前記支軸の周りに回
    動させ収容する品物を下方へ落下させる係合部材と、前
    記上方の水平移送路部の前記排出位置に至った前記バケ
    ットの下方に近接して設けられ、その搬送方向が該上方
    の水平移送路部の移送方向と交差するように該上方の水
    平移送路部と前記下方の水平移送路部との間をほぼ水平
    に貫通して設けられる第1の搬送手段と、前記下方の水
    平移送路部の前記排出位置に至った前記バケットの下方
    に近接して設けられ、その搬送方向が該下方の水平移送
    路部の移送方向と交差するように該下方の水平移送路部
    と基台との間をほぼ水平に貫通して設けられる第2の搬
    送手段とを備え、 前記第1、第2の搬送手段により、前記バケットコンベ
    ヤの所定の横列における前記上方及び下方の排出位置か
    ら落下した品物を受け、かつ、それぞれ前記所定の重量
    範囲ごとに定められる所定位置へ該所定の重量範囲に属
    する品物を搬送するようにしたことを特徴とする垂直バ
    ケットコンベヤ型重量選別機。
  4. 【請求項4】 両側壁部の上縁より上方で一対のチェー
    ンに支軸により回動自在に支持され、懸吊状態で直線的
    な前壁部及び後壁部が上向き傾斜であり、前記両側壁部
    の少なくとも一方に前記懸吊状態でほぼ垂直に延びるガ
    イド片を取り付けた断面略三角形状のバケットを所定の
    ピッチで複数個備え、前記チェーンを等間隔で縦型のル
    ープ状に複数列立設し、前記全チェーンは一つの駆動手
    段により駆動され、相隣る前記バケットの支持に兼用す
    るようにしたバケットコンベヤを複数台、並列に配設し
    たバケットコンベヤ群と、前記各バケットコンベヤの垂
    直移送路部に近接して設けられ、上流側の供給コンベヤ
    から供給される品物を一個ずつ計重し、前記垂直移送路
    部を移送される前記バケットに計重した品物を一個ずつ
    供給する計重機構と、前記各バケットコンベヤの上方及
    び下方の水平移送路部に近接して、所定の重量範囲に属
    する品物の排出位置として定められた前記上方及び下方
    の水平移送路部の所定の横列ごとに、該横列における前
    記バケットの列数に応じて静止部に複数個設けられ、前
    記計重機構により計重された品物の計重結果を記憶する
    制御器からの制御信号を受けて駆動される電磁ソレノイ
    ドと、該各電磁ソレノイドにそれぞれ設けられ、該電磁
    ソレノイドの駆動により、前記水平移送路部を移送され
    る前記バケットの前記ガイド片と係合する係合位置をと
    り、該バケットを移送させながら前記支軸の周りに回動
    させ収容する品物を下方へ落下させる係合部材と、前記
    上方の水平移送路部の排出位置に至った前記バケットの
    下方に近接して設けられ、その搬送方向が該上方の水平
    移送路部の移送方向と交差するように前記各バケットコ
    ンベヤの前記上方の水平移送路部と前記下方の水平移送
    路部との間をほぼ水平に貫通して設けられる第1の搬送
    手段と、前記下方の水平移送路部の排出位置に至った前
    記バケットの下方に近接して設けられ、その搬送方向が
    該下方の水平移送路部の移送方向と交差するように前記
    各バケットコンベヤの前記下方の水平移送路部と基台と
    の間をほぼ水平に貫通して設けられる第2の搬送手段と
    を備え、 前記第1、第2の搬送手段により前記バケットコンベヤ
    の所定の横列における前記上方及び下方の排出位置から
    落下した品物を受け、かつ、それぞれ前記所定の重量範
    囲ごとに定められる所定位置へ該所定の重量範囲に属す
    る品物を搬送するようにしたことを特徴とする垂直バケ
    ットコンベヤ型重量選別機。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段は、ベルトコンベヤである
    請求項1乃至請求項4に記載の垂直バケットコンベヤ型
    重量選別機。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段の搬送面は、前記所定の横
    列ごとに区画される複数の移送面部から成り、これら移
    送面部の間には垂直方向に延び、かつ上縁部が水平であ
    る仕切壁が設けられる請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載の垂直バケットコンベヤ型重量選別機。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段は、前記所定の横列、又は
    相隣る所定の横列に対応して設けられる複数の搬送部材
    から成る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の垂直
    バケットコンベヤ型重量選別機。
  8. 【請求項8】 前記計重機構は、品物の重量を計重する
    計重器に間隔をおいて結合され前記供給コンベヤから供
    給される品物をその縁部で受ける複数枚の計重用板材
    と、該計重用板材間の間隔を通過して計重した品物をそ
    の縁部で前記バケットコンベヤの垂直移送路部を移送さ
    れるバケットの開口に向けて排出する複数枚の排出用板
    材と、前記バケットコンベヤの前記全チェーンを駆動す
    る駆動手段に同期して駆動され前記排出用板材を径方向
    に対向する位置に取り付けた駆動軸とを備えている請求
    項1乃至請求項7のいずれかに記載の垂直バケットコン
    ベヤ型重量選別機。
  9. 【請求項9】 前記第1の搬送手段の搬送方向と、前記
    第2の搬送手段の搬送方向とを逆方向にした請求項3及
    び請求項4に記載の垂直バケットコンベヤ型重量選別
    機。
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