JPH10201750A - 放射線撮影装置 - Google Patents

放射線撮影装置

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JPH10201750A
JPH10201750A JP9019941A JP1994197A JPH10201750A JP H10201750 A JPH10201750 A JP H10201750A JP 9019941 A JP9019941 A JP 9019941A JP 1994197 A JP1994197 A JP 1994197A JP H10201750 A JPH10201750 A JP H10201750A
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radiation
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imaging
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隆 小倉
Akira Hirai
明 平井
Keiichi Kawasaki
敬一 川崎
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/548Remote control of the apparatus or devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が行う煩雑な作業を簡略化して作業時
間を短縮する。 【解決手段】 患者である被写体Sが放射線撮影手段1
1の前面に配置され、操作者は各種の撮影条件を撮影条
件入力手段13により設定する。放射線照射手段10か
ら発した放射線は、被写体Sを透過して放射線画像撮影
手段11に至り、被写体Sの放射線画像が撮影される。
このとき、自動距離計測手段12により、放射線照射手
段10から放射線画像撮影手段11までの距離及び/又
は被写体Sまでの距離が非接触で自動計測され、距離情
報提示手段14に提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療分野又は非破
壊検査分野において放射線による被写体の撮影を行う放
射線撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(1) 図33は第1の従来例の放射線撮影装置の構成図を
示し、放射線を発生する放射線源である放射線照射手段
1の前方に、被写体Sの透過放射線像を撮像する放射線
画像撮影手段2が配置され、射線照射手段1と放射線画
像撮影手段2は、操作者が撮影条件設定手段3で設定し
た撮影条件、例えば管電圧や管電流や照射時間に基づい
て放射線を照射し被写体Sの撮影を行う。
【0003】(2) また、従来の放射線撮影はフィルムと
増感紙を組み合わせたシステムで行っているが、近年で
はコンピュータの発展と共に各種のデジタル画像撮影装
置が開発されて臨床にも使用されている。その1つであ
る輝尽性蛍光体シートを利用した撮影装置は、被写体S
の放射線画像を輝尽性蛍光体シートに一旦記録し、その
後にレーザー光等の励起光をその輝尽性蛍光体シートに
照射して輝尽性発光させ、この光を光電的に読み取って
得た画像信号に基づいて、被写体Sの放射線画像を銀塩
フィルムやCRTディスプレイに表示している。
【0004】また、光検出アレーを利用した撮影装置
は、被写体Sの放射線画像をシンチレータやイメージイ
ンテンシファイアで可視像に変換し、この可視像を光検
出アレーにより画像信号に変換し、この信号に基づいて
被写体の放射線画像を銀塩フィルムやCRTディスプレ
イに表示している。
【0005】(3) 更に、医療分野の放射線撮影では、再
撮影を行うことなく高品質な画像を得るために、放射線
撮影の条件設定を被写体Sの状態や特性に適合させる必
要がある。即ち、放射線の照射野、線質、放射線量の最
適化を図ることが求められ、デジタル放射線画像におい
ては、見易くするために適切な画像処理が求められてい
る。
【0006】図34は第2の従来例の放射線撮影装置の
構成図を示し、放射線照射手段1から放射線を被写体S
に照射すると、放射線に対する被写体Sの吸収や散乱等
の相互作用により、被写体Sの内部構造に応じて放射線
が強度変調かつ散乱され、放射線画像撮影手段2に到達
して放射線画像となる。なお、放射線画像撮影手段2の
前に配置するグリッド4は、この散乱放射線を除去し放
射線画像のコントラストを改善するためのものである。
【0007】一般に、放射線画像撮影手段2は照射放射
線量に比例した強度の蛍光を発する蛍光体CaWO4
と銀塩フィルムとから成り、被写体Sは潜像としてフィ
ルムに記録され、現像処理後に蛍光量の対数に比例した
濃度を与える可視画像として提示され、診断や検査等に
使用される。
【0008】また、輝尽性蛍光を発するBaFBr:E
u蛍光体、及びBaF:Eu蛍光体を塗布したイメージ
ングプレートを使用したコンピューテッドラジオグラフ
ィ(CR)装置も使用されている。このCR装置は、被
写体Sの放射線画像をイメージングプレートに一旦記録
し、その後にレーザー光等の励起光をそのイメージング
プレートに照射して輝尽性発光させ、この光を光電的に
読み取って得た画像信号に基づいて、被写体Sの放射線
画像を銀塩フィルムやCRTディスプレイに表示してい
る。
【0009】更に最近では、放射線画像撮影手段2に微
小な光電変換素子やスイッチング素子等から成る画素を
格子状に配列した光電変換装置を使用し、デジタル画像
を取得する技術が開発されている。
【0010】(4) また、放射線撮影では再撮影すること
なく高品質な画像を得ることが重要であり、被写体Sの
状態や特性と放射線撮影装置の状態や特性に応じた最適
放射線撮影条件を選択する必要がある。即ち、放射線照
射野の絞り込み、放射線の線質、照射線量の最適化を図
る必要がある。更に、放射線撮影画像をデジタル的に処
理する場合には、被写体Sの体位判別や輪郭抽出等が必
要となる。
【0011】放射線照射野を絞るためには、従来放射線
発生装置の直後に鉛製の絞りを設け、手動でこの絞りを
動かすことにより行っており、放射線の広がりを確認す
るためには、放射線照射手段1と共役の位置に可視光源
を設け、その投影光が絞りにより欠られる度合いを人間
が目視することにより行っている。その他に、X線透視
撮影装置ではテレビモニタで予め照射範囲を確認してい
る。
【0012】また、放射線線質及び照射線量の設定にお
いては、撮影者が被写体Sの体位、撮影部位から適正条
件を判断して設定を行うか、撮影者が被写体Sの体位や
撮影部位情報を装置に入力し、装置が適正条件を自動設
定している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
(イ) しかしながら上述の従来例(1) においては、観察し
易い放射線画像を得るために操作者は最適な撮影条件を
設定する必要があるので、撮影方式により放射線照射手
段1と放射線画像撮影手段2の位置関係を変更し、その
都度両者の距離をメジャーで計測しなければならない。
更に、撮影装置の据付後等の装置の使用経験の浅い時期
には、照射条件表などを作成し、それを参照しながら撮
影する必要があり、この照射条件表を作成する場合に
は、被写体Sとなる被検者に接触して胸測計などの器具
を使用して胸厚を直接計測する必要がある。
【0014】(ロ) また、上述の従来例(2) においては、
撮影時の条件設定不良でオーバ露光又はアンダ露光とな
った場合に、最適な濃度とコントラストの画像を出力す
るための画像処理手段を具備している装置や、この画像
処理を最適に行うために、被写体Sの撮影体位や撮影部
位や照射野を判別する判別手段を具備している装置があ
る。しかし、これらの判別に被写体Sの放射線画像を使
用しているために、標本化数が例えば1024×102
4、量子化数が12ビットと画像サイズが大きく、演算
に時間が掛かったり、散乱放射線の影響によって被写体
Sのパターンマッチングや照射野認識を正確に行うこと
が難しい等の問題点がある。
【0015】(ハ) また、上述の従来例(3) においては、
放射線照射手段1からの放射線の照射野を絞り込むため
に、放射線照射手段1の直前に設けた可動放射線絞り5
を手動で調節しており、放射線照射手段1と共役位置に
光源6を設け、その投影光が可動放射線絞り5で欠られ
る度合いを目視し照射野の確認を行っている。この場合
に、操作者は投影光を見るために放射線照射手段1側に
立つ必要があり、被写体Sが代る度に放射線可動絞り5
の幅を調整しなければならないので、極めて煩雑な作業
が必要となる。特に胸部撮影の場合には、同一の被写体
Sに対して正面像と側面像を交互に撮影するために、絞
りの幅を1回ずつ調整しなければならず、この煩雑さの
ために、幅の狭い側面像に対しても可動放射線絞り5を
絞らずにそのまま撮影する場合もある。
【0016】しかし、このように放射線可動絞り5を絞
らずに開放にした状態で、被写体Sの側面像を撮影した
場合には、撮影に無効な領域まで放射線照射を行うこと
になり、人体で吸収されない所謂素抜け状態の放射線
が、その照射線量を自動制御するためのフォトタイマ受
光部7へ直接到達する。従って、この素抜け放射線によ
り照射線量の検出誤差が増大し、正しく照射線量を検出
できないという問題が生ずる。
【0017】また、通常胸部の正面と側面は放射線の線
質を変えて撮影するが、現在は操作者が体位を目視で確
認し、放射線発生装置の操作卓の放射線管電圧を切換え
て、胸部の正面と側面の撮影を行っている。
【0018】放射線用イメージインテンシファイアとテ
レビカメラを組み合わせた放射線透視撮影装置において
は、フィルム撮影に先立って、放射線透視観察をテレビ
モニタ上で行うので、放射範囲も目視で確認することが
できる。この場合に、操作者は放射線照射手段の側に立
つ必要はなく、遠隔操作で絞りの調節を行うことも可能
である。しかし、この絞りの調節を自動化するために被
写体透視像から被写体領域の抽出をしようとすると、散
乱放射線等の影響で輪郭がぼけるので、領域抽出が困難
になる。しかも、被写体Sは放射線透視観察時にも放射
線を照射されていることになる。
【0019】一方、イメージングプレートを使用したC
R装置では、先読みと呼ばれる微弱なレーザー光を使用
した粗い走査で信号レベルを把握して被写体領域の抽出
を行って、本読みの走査条件を最適化するが、これは被
写体Sの撮影後に行うために、撮影自体を最適化するに
は役立たない。また、被写体領域の抽出は放射線透視撮
影装置の場合と同様に、散乱放射線等の影響があり相当
に難しい。
【0020】このように、放射線撮影装置の撮影条件等
の設定は、操作者が目視で被写体Sを観察し、被写体S
の大きさに合わせて照射野を絞り、正面撮影、側面撮影
に応じて放射線線質を調整し、フォトタイマのゲイン切
換えを手動操作で行っている。
【0021】しかし、放射線撮影装置側からは、被写体
Sの状態や特性を認識する情報を操作者に依存しなけれ
ばならないので、特に被写体領域を正確に認識すること
は困難である。また、操作者が作業負荷を低減するため
に、被写体S毎の設定、例えば照射野を絞る等の作業を
省略する場合もあり、この結果、画質が適正でない撮影
が行われてしまう場合がある。例えば、撮影に無効な領
域まで放射線放射を行うと、素抜け放射線の影響でフォ
トタイマが誤認識をして、所望の照射線量が与えられ
ず、有効な放射線画像を得られない場合がある。また、
被写体Sが肉薄となる正面像か肉厚となる側面像かによ
り、放射線の到達量に差異を生ずるために放射線の線質
を切換えないと、有効な放射線画像が得られず、不必要
な放射線放射を行うことになる。
【0022】(ニ) また、上述の従来例(4) においては、
集団検診に代表される撮影サイクルの早い撮影現場にお
いては、被写体Sが変る度に行う鉛製の絞りの位置の調
整が煩わしく、特に胸部撮影においては1人の被写体S
に対し正面像と側面像を交互に撮影する場合があり、1
回毎に調整を行わなければならない。このために、絞り
を開放した状態で撮影することがあり、この状態で側面
像のように幅の少ない被写体Sを撮影すると、人体に吸
収されない素抜け放射線の影響により放射線照射量を自
動制御する自動露光手段のフォトタイマの検出誤差が増
大し、適切な照射線量が得られないことになる。その結
果、取得した画像から十分な被写体情報が得られないた
めに、再撮影を余儀なくされる。
【0023】更に、手動設定される放射線線質の最適化
は画質の向上のために必要であるが、被写体部位又は被
写体体位等で最適条件が異なるために、鉛製の絞りと同
様に被写体S毎の設定は極めて煩わしく、このために全
ての被写体Sを同一条件で撮影することになる。また、
正面撮影と側面撮影の被写体体位では散乱線の到達量に
差異が存在する等の原因により、フォトタイマのゲイン
を切換えないと有効な放射線画像を得られないという問
題もあり、何れの場合も不適切な撮影が行われる危険性
がある。
【0024】(ホ) 何れれの場合にも、結局のところ被写
体に正確に応じた撮影には困難が伴うことになる。
【0025】本発明の第1の目的は、上述の従来例(イ)
の問題点を解消し、操作者が行う煩雑な作業を簡略化し
て作業時間を短縮する放射線撮影装置を提供することに
ある。
【0026】本発明の第2の目的は、上述の従来例(ロ)
の問題点を解消し、放射線画像に画像処理を施し最適画
像として高速に出力する放射線撮影装置を提供すること
にある。
【0027】本発明の第3の目的は、上述の従来例(ハ)
の問題点を解消し、放射線画像の画像処理のパラメータ
設定に必要な被写体の二次元情報を容易に取得して最適
撮影条件を決定する放射線撮影装置を提供することにあ
る。
【0028】本発明の第4の目的は、上述の従来例(ニ)
の問題点を解消し、撮影直前に被写体情報を取得して、
これを撮影条件設定に反映することにより最適な放射線
撮影を行う放射線撮影装置を提供することにある。
【0029】本発明の第5の目的は、被写体の状況に正
確に応じた適切な放射線撮影を可能とする放射線撮影装
置を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る放射線撮影装置は、被写体に放射線を照
射する放射線照射手段と、被写体の放射線画像を撮影す
る放射線画像撮影手段と、撮影条件を設定する撮影条件
設定手段と、前記放射線照射手段から前記放射線画像撮
影手段及び/又は被写体までの距離を非接触に計測する
距離計測手段と、該距離計測手段で得た距離情報を提示
する距離情報提示手段とを有することを特徴とする。
【0031】本発明に係る放射線撮影装置は、被写体に
放射線を照射する放射線照射手段と、被写体の放射線画
像を撮影する放射線画像撮影手段と、撮影条件を設定す
る撮影条件設定手段と、前記放射線照射手段から前記放
射線画像撮影手段及び/又は被写体までの距離を非接触
に計測する距離計測手段と、該距離計測手段で計測した
前記放射線照射手段からの距離に基づいて被写体の体厚
を算出する被写体厚算出手段と、前記距離計測手段で得
た距離情報及び/又は前記被写体厚算出手段で得た体厚
情報を提示する距離情報提示手段とを有することを特徴
とする。
【0032】本発明に係る放射線撮影装置は、被写体に
放射線を照射する放射線照射手段と、被写体の放射線画
像を撮影する放射線画像撮影手段と、撮影条件を設定す
る撮影条件設定手段と、前記放射線照射手段から前記放
射線画像撮影手段及び/又は被写体までの距離を非接触
に計測する距離計測手段と、該距離計測手段で計測した
前記放射線照射手段からの距離に基づいて被写体の体厚
を算出する被写体厚算出手段と、前記距離計測手段で得
た前記放射線照射手段から前記放射線画像撮影手段まで
の距離情報及び/又は前記被写体厚算出手段で得た被写
体厚情報に基づいて撮影条件のルックアップテーブルを
作成するルックアップテープル作成手段とを有すること
を特徴とする。
【0033】本発明に係る放射線撮影装置は、被写体に
放射線を照射する放射線照射手段と、被写体の放射線画
像を撮影する放射線画像撮影手段と、撮影条件を設定す
る撮影条件設定手段と、前記放射線照射手段から前記放
射線画像撮影手段及び/又は被写体までの距離を非接触
に計測する距離計測手段と、該距離計測手段で計測した
前記放射線照射手段からの距離に基づいて被写体の体厚
を算出する被写体厚算出手段と、前記距離計測手段で得
た前記放射線照射手段から前記放射線画像撮影手段まで
の距離情報及び/又は前記被写体厚算出手段で得た被写
体厚情報に基づいて撮影条件を決定する撮影条件決定手
段とを有することを特徴とする。
【0034】本発明に係る放射線撮影装置は、被写体に
放射線を照射する放射線照射手段と、被写体の放射線画
像を撮影する放射線画像撮影手段と、該放射線画像撮影
手段で得た放射線画像情報を画像処理する画像処理手段
と、被写体の可視画像を撮影する可視画像撮影手段と、
該可視画像撮影手段で得た可視画像情報に基づいて前記
画像処理手段の画像処理条件を決定する画像処理条件決
定手段とを有することを特徴とする。
【0035】本発明に係る放射線撮影装置は、被写体に
放射線を照射する放射線照射手段と、被写体の放射線画
像を撮影する放射線画像撮影手段と、被写体の二次元情
報を得る被写体情報取得手段とを有し、該被写体情報取
得手段を前記放射線画像撮影手段の前面に配置したこと
を特徴とする。
【0036】本発明に係る放射線撮影装置は、放射線照
射手段から被写体に放射線を発し、被写体を透過した放
射線強度分布を撮影して被写体情報を取得する放射線撮
影装置であって、放射線撮影前に被写体位置情報を取得
する手段と、前記被写体位置情報から放射線撮影におけ
る被写体領域を抽出する手段と、前記被写体領域から最
適放射線撮影条件を決定する手段とを有することを特徴
とする。
【0037】本発明に係る放射線撮影装置は、被写体に
放射線を照射する放射線照射手段と、被写体の放射線画
像を撮影する放射線画像撮影手段と、該放射線画像撮影
手段とは別に被写体の情報を得るための被写体情報検出
手段とを有することを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図30に図示の実
施例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の
放射線撮影装置の構成図を示し、放射線を発生する放射
線源である放射線照射手段10の前方には、被写体Sを
介して被写体Sの放射線画像を撮影する放射線画像撮影
手段11が配置され、放射線照射手段10の近傍には、
放射線照射手段10から放射線画像撮影手段11及び/
又は被写体Sまでの距離を非接触で計測する自動距離計
測手段12が配置されている。
【0039】操作者が管電圧、管電流、照射時間等の撮
影条件を設定して放射線照射の制御を行う撮影条件設定
手段13の出力は、放射線照射手段10に接続され、放
射線画像撮影手段11の出力は撮影条件設定手段13に
接続されている。また、自動距離計測手段12の出力は
距離情報を提示する距離情報提示手段14に接続されて
いる。
【0040】患者である被写体Sが放射線撮影手段11
の前面に位置し、操作者は各種の撮影条件を撮影条件入
力手段13により設定する。放射線照射手段10から発
した放射線は、被写体Sを透過して放射線画像撮影手段
11に至り、被写体Sの放射線画像が撮影される。この
とき、自動距離計測手段12により、放射線照射手段1
0から放射線画像撮影手段11及び/又は被写体Sまで
の距離が非接触で計測され、距離情報提示手段14に提
示される。
【0041】図2は自動距離計測手段12による距離計
測の説明図を示し、自動距離計測手段12は例えばLE
DやLD等の光源15、光源15からの光束を細光に絞
り観察面上に光スポットPを形成する投影光学系16、
CCDやPSD等の位置検出素子17、位置検出素子1
7上に光スポット像P’を結像する結像光学系18から
構成されている。
【0042】光源15から出射した光束は、投影光学系
16によって細い光束に絞られ、観察面上に小さい光ス
ポットPを形成する。この光スポットPは結像光学系1
8によって位置検出素子17上に結像され、光スポット
像P’を形成する。観察面上の光スポット像P’と自動
距離計測手段12までの相対距離Zは、位置検出素子1
7上のこの光スポット像P’の座標から算出することが
できる。
【0043】図2において、結像光学系18の主点を原
点Oとし、Z=−dの位置に位置検出素子17の結像面
を配置し、X=Lの位置に投影光学系16の主点を配置
したとする。原点Oに対しφ方向に照射した光束により
観察面上に形成された光スポット像P’が、原点Oから
θ方向に観察される場合には、光スポット像P’までの
相対距離Dは次式により求められる。 D=(L× tanθ× tanφ) /( tanθ+ tanφ)
【0044】ただし、位置検出素子17上の光スポット
像P’の座標をxとすると、角度θは次式により求めら
れる。 θ= tan-1(x/d)
【0045】放射線照射手段10から放射線画像撮影手
段11までの距離は、放射線画像撮影手段11の前面、
例えば胸当て面に光スポットPを投影して、上式から相
対距離Dとして求め、放射線照射手段10から被写体S
までの距離は、被写体Sの表面に光スポットPを投影し
て、同様に上式から相対距離Dとして求める。
【0046】図3は放射線画像撮影手段11としてX線
撮影用フィルムチェンジャ20を使用した場合の断面図
を示し、放射線Xが入射する側に2枚の増感紙21a、
21bを内側に貼った圧板22a、22bが配置され、
撮影時には前側増感紙21aと後側増感紙21bの間に
フィルムFを挟み、フィルムFを前側圧板22aと後側
圧板22bによって密着して保持するようになってい
る。
【0047】そしてその後方に、フィルムFを透過した
放射線Xの強度を検出する放射線強度検出手段23と、
真空ポンプ24が配置され、更にその後方には、未撮影
フィルムFを収納するサプライマガジン25aと、撮影
済みフィルムF’を収納するレシーブマガジン25bが
配置されている。そして上方には、サプライマガジン2
5aから未撮影フィルムFを撮影位置に搬送し、撮影済
みフィルムF’をレシーブマガジン25bに搬送するた
めのローラ対26a、26b、26cと、ローラ対26
a、26b、26cを駆動するモータ27が配置されて
いる。
【0048】上述の構成のフィルムチェンジャ20で撮
影を行う際には、先ずモータ27によりローラ対26
a、26bが駆動されて、未撮影フィルム収納サプライ
マガジン25aから1枚のフィルムFが取り出され、後
側増感紙21bが貼られた後側圧板22bの前面に送り
込まれる。そして、図示しない後側圧板駆動機構により
後側圧板22bが矢印Aの方向に駆動されて、フィルム
Fは前側圧板22aに貼られた前側増感紙21aに押し
付けられ、更に真空ポンプ24の作動により前後の増感
紙21a、21b間に真空密着される。フィルムFが前
後増感紙21a、21b間に完全に密着されて撮影可能
状態になった後に、操作者の操作により放射線照射手段
10から放射線が照射され、被写体Sを透過した放射線
の放射線画像が撮影される。
【0049】更に、放射線画像撮影手段11において
は、被写体Sを透過した放射線は放射線強度検出手段2
3に入射して放射線強度が検出され、この放射線強度情
報は後述するルックアップテーブル作成手段に設定され
て、ルックアップテーブルの作成に利用される。
【0050】図4は輝尽性蛍光体シートを用いた放射線
画像撮影手段11の断面図を示し、この放射線画像撮影
装置には、輝尽性蛍光体シートPに放射線画像情報を蓄
積記録し、これに励起光を照射し、蓄積記録された画像
情報に応じて輝尽発光する光を検出して画像情報を読み
取り、この光信号を電気信号に変換して再生する放射線
画像情報記録読取装置30が用いられている。
【0051】この放射線画像情報記録読取装置30に
は、輝尽性蛍光体シートPを搬送するためのエンドレス
ベルト31a、31b、31c、31dが直方体状の4
辺に配置されており、これらのエンドレスベルト31a
〜31dは図示しない例えばチェーンやギア等の伝達機
構と、駆動源となるモータ32に接続されている。エン
ドレスベルト31bの近傍には、レーザー光源33とフ
ォトマル34から成り、輝尽性蛍光体シートPに蓄積記
録された放射線情報を読み取る読取手段35が配置さ
れ、エンドレスベルト31dの近傍には、蛍光灯等の消
去光源36から成り、輝尽性蛍光体シートPの残存エネ
ルギを放出させる消去手段37が配置されている。
【0052】先ず、輝尽性蛍光体シートPはエンドレス
ベルト31dにおいて消去手段37の消去光源36から
出射された消去光によって残存エネルギが放出された後
に、図示しない制御手段によりモータ32が駆動され、
伝達機構を介してエンドレスベルト31a〜31dが駆
動されて、輝尽性蛍光体シートPが放射線入射位置に搬
送される。エンドレスベルト31aにおいて放射線Xが
照射された輝尽性蛍光体シートPは、読取手段35が配
置されたエンドレスベルト31bに移動し、輝尽性蛍光
体シートPにレーザー光源33からのレーザー光が照射
され、輝尽性蛍光体シートPの放射線画像情報に応じた
強度の輝尽発光光がフォトマル34により受光される。
これにより、輝尽性蛍光体シートPに蓄積記録された放
射線画像情報が光電的に読み取られ、この放射線画像情
報は後述するルックアップテーブル作成手段に転送され
て、ルックアップテーブルの作成に利用され、また図示
しない画像処理手段にも転送される。
【0053】図5は光検出器アレーを使用した放射線画
像撮影手段11の断面図を示し、放射線Xが入射する側
にシンチレータ40が配置され、シンチレータ40に隣
接して光検出器アレー41が配置されている。そして、
光検出器アレー41には駆動回路42の出力が接続され
ている。
【0054】放射線Xが入射すると、シンチレータ40
において高エネルギX線によって蛍光体の母体物質が励
起され、再結合する際の結合エネルギにより可視領域の
蛍光が得られる。なお、この蛍光はCaWO4 やCdW
4 などの母体自身によるものや、CsI:TlやZn
S:Ag等の母体内に付活された発光中心物質によるも
のがある。そして、駆動回路42は光検出器アレー41
を駆動し、光子を電気信号に変換し、各画素から電気信
号を読み出す。駆動回路42で得た放射線画像情報は後
述するルックアップテーブル作成手段に転送され、ルッ
クアップテーブルの作成に利用される。また、放射線画
像情報は図示しない画像処理手段にも転送される。
【0055】図6は光検出アレー41の等価回路の構成
図を示し、ここでは検出素子として二次元アモルファス
シリコンセンサが使用されているが、例えばその他の電
荷結合素子等の固体撮像素子又は光電子倍増管のような
素子を使用しても、A/D変換部の機能及び構成は同様
である。
【0056】光検出アレー41の1個の素子は、光検出
部50と電荷の蓄積及び読み取りを制御するスイッチン
グTFT51とから構成され、一般にはガラス基板上に
配設されたアモルファスシリコン(αSi)から成って
いる。光検出部50中のコンデンサ52は単に寄生キャ
パシタンスを有する光ダイオードでもよいし、光ダイオ
ード53と検出器のダイナミックレンジを改良する追加
コンデンサ52を並列に含んでいる光検出器としてもよ
い。
【0057】光ダイオード53のアノードAは共通電極
であるバイアス配線Lbに接続され、カソードKはコンデ
ンサ52に蓄積された電荷を読み出すための制御自在な
スイッチングTFT51に接続されている。スイッチン
グTFT51は光ダイオード53のカソードKと電荷読
出用増幅器54との間に接続された薄膜トランジスタで
あり、スイッチングTFT51と増幅器54との間に容
量素子55とリセット用のスイッチング素子56が並列
に接続されている。
【0058】スイッチングTFT51と信号電荷によ
り、リセット用スイッチング素子56が操作されて、コ
ンデンサ52がリセットされた後に、放射線の放射によ
り光ダイオード53において放射線量に応じた電荷が発
生して、コンデンサ52に蓄積される。その後に、再度
スイッチングTFT51と信号電荷により、リセット用
スイッチング素子56が操作されて、容量素子55に電
荷が転送され、光ダイオード53によって蓄積された量
が電位信号として増幅器54により読み出され、A/D
変換されて入射放射線量が検出される。
【0059】図7は第2の実施例の放射線撮影装置の構
成図を示し、図1における自動距離計測手段12と距離
情報提示手段14の間に、被写体厚算出手段60が接続
され、この被写体算出手段60は自動距離計測手段12
で計測された放射線照射手段10から放射線画像撮影手
段11及び/又は被写体Sまでの距離を基に被写体Sの
体厚を算出する。その他は第1の実施例と同様である。
【0060】被写体Sの体厚は、放射線画像撮影手段1
1の前面、例えば胸当て面に光スポットを投影して求め
た放射線画像撮影手段11と自動距離計測手段12の相
対距離、及び被写体Sに光スポットを投影して求めた被
写体Sと自動距離計測手段12の相対距離の差から算出
する。そして、距離情報提示手段14は自動距離計測手
段12で得た距離情報及び/又は被写体厚算出手段60
で得た体厚情報を提示する。
【0061】上述の実施例では、被写体S上に光スポッ
トを投影して、その1点までの距離を算出しているが、
図8に示すように光源61から照射されたレーザー光を
回転ミラー62を使用して被写体S上を光スポットで走
査することにより、被写体Sの光切断面の体厚を計測す
ることもできる。また、図9に示すように光源61から
照射されたレーザー光をシリンドリカルレンズ63を使
用して1本の帯のように広げて被写体Sに投影しても、
被写体Sの光切断面の体厚を計測することも可能であ
る。同様に、図10に示すように光源61から照射され
たレーザー光をシリンドリカルミラー64に反射させ
て、被写体の光切断面の体厚を計測することもできる。
【0062】図11は第3の実施例の放射線撮影装置の
構成図を示し、放射線画像撮影手段11と撮影条件入力
手段13と自動距離計測手段12は、ルックアップテー
ブルを作成するルックアップテーブル作成手段65に接
続されている。以下では、その他の第1及び第2の実施
例と同様な部分は説明を省略する。
【0063】図12は被写体Sである被検者の胸厚に対
するmAs値(管電流×照射時間)の関係を表したルッ
クアップテーブルとなるグラフ図を示し、管電圧10
0、120kVpについて、胸厚が17、18、19、
20、21、22、23cmの被検者を透過した放射線
の強度情報又は放射線画像情報が、或る一定の値を出力
したときのmAs値をプロットし、指数関数や二次関数
により近似させている。
【0064】ここでは、胸厚が異なる7人の被検者につ
いて、mAs値との関係を求めた例を示しているが、よ
り多数の被検者に対して胸厚とmAs値との関係を求め
て平均化すれば、より正確にルックアップテーブルを作
成することができる。また、ルックアップテーブルの作
成は、実際に被検者のデータを利用しなくても、人体と
同等の透過率の物質から成るファントムを使用して行っ
てもよい。
【0065】ルックアップテーブルは管電圧、胸厚、m
As値以外に、撮影距離、撮影部位、撮影体位、被写体
Sの体厚、増感紙の種類、フィルムの種類、散乱放射線
除去フィルタの種類、付加フィルタの種類等の撮影条件
も情報として保持することができ、例えば各管電圧につ
いて胸厚とmAs値との関係を表す近似関数式や、この
近似関数式から求めた数値を全て又は一部をメモリ又は
HD等の記録媒体に保持したものでもよい。
【0066】図13は第4の実施例の放射線撮影装置の
構成図であり、撮影条件自動決定手段66が放射線照射
手段10、放射線画像撮影手段11、撮影条件入力手段
13、被写体厚算出手段60にそれぞれ接続されてい
る。以下では、その他の第1、第2、第3の実施例と同
様な部分は説明を省略する。
【0067】撮影条件自動決定手段66により例えば図
12に示したルックアップテーブルを使用して撮影条件
を決定するには、先ず操作者が撮影条件入力手段13で
管電圧と管電流を設定して、撮影条件自動決定手段66
が照射時間を決定する照射時間決定モードにおいて、例
えば撮影条件入力手段13で設定された管電流がA(m
A)、管電圧が100(kVp)で、被写体厚算出手段
60で被検者の胸厚を21.5(cm)と計測した場合
には、ルックアップテーブルを参照すると、mAs値は
2.9に設定すればよいことが分かり、照射時間T
(秒)は、2.9/Aより決定することができる。
【0068】次に、操作者が撮影条件入力手段13によ
り管電圧と照射時間を設定して、撮影条件自動決定手段
66が管電流を決定する管電流決定モードにおいて、例
えば撮影条件入力手段13で設定された照射時間がT
(秒)、管電圧が100(kVp)で、被写体厚算出手
段60で被検者の胸厚を21.5(cm)と計測した場
合には、管電流(mA)は、2.9/Tにより決定する
ことができる。
【0069】更に、操作者が撮影条件入力手段13で管
電流と照射時間を設定して、撮影条件自動決定手段66
が管電圧を決定する管電決定モードにおいて、例えば撮
影条件入力手段13で設定された管電流が40(m
A)、照射時間が0.05(秒)、即ちmAs値が2
で、被写体厚算出手段60で被検者の胸厚を21.5
(cm)と計測した場合には、ルックアップテーブルを
参照して2mAsと胸厚21.5(cm)が交差する点
cの100(kVp)と120(kVp)までの比α対
βから、管電圧は100+{α/(α+β)}×(12
0‐100)(kVp)と決定することができる。な
お、より多くの管電圧、例えば5(kVp)毎のルック
アップテーブルを保持すれば、より正確な管電圧を決定
することができる。
【0070】図14は第5の実施例の放射線撮影装置の
構成図を示し、放射線を発生する放射線照射手段70の
前方には、被写体Sを透過した放射線画像を撮影するた
めに、例えば輝尽性蛍光体や光検出アレー等を受像面に
使用した放射線画像撮影装置71が配置されており、放
射線照射手段70の近傍には被写体Sの可視画像を撮影
する可視画像撮影手段72が配置されている。
【0071】放射線画像撮影手段71の出力は画像処理
手段73に接続され、画像処理手段73は放射線画像撮
影手段71で得た画像情報のヒストグラム解析、階調補
正、周波数強調等の画像処理機能を有する。また、可視
画像撮影手段72の出力は位置対応手段74に接続さ
れ、位置対応手段74には放射線画像撮影手段71の出
力も接続されている。更に、可視画像撮影手段72の出
力は画像処理条件決定手段75に接続され、画像処理条
件決定手段75の出力は画像処理手段73に接続されて
いる。これにより、画像処理条件決定手段75は可視画
像撮影手段72で得た可視画像情報に基づいて、画像処
理手段73の画像処理条件を決定する機能を有する。
【0072】図15は可視画像撮影手段72の構成図を
示し、可視画像撮影手段72は結像レンズ76、放射線
に対して高透過性を有する折返しミラー77、CCDカ
メラ78、放射線照射を任意の大きさに加減する可動絞
り79から構成されており、CCDカメラ78は例えば
標本化数が512×512、量子化数が8ビットで、白
黒と汎用の画像処理装置で扱える可視画像が得られる構
造のものとされている。なお、放射線の光軸と可視画像
撮影手段72の光軸を同一軸に記してあるが、位置関係
の校正が行われていれば、同一光軸を使用しなくともよ
い。
【0073】このような構成により、放射線照射手段7
0から被写体Sに放射線が出射され、被写体Sを透過し
た放射線は放射線画像撮影手段71に至り、放射線画像
が撮影される。そして、画像処理手段73により画像処
理が行われて、図16に示すような撮像領域Bを有する
被写体Sの放射線画像情報が得られる。また、可視画像
撮影手段72のCCDカメラ78により、図17に示す
ような撮像領域Cの可視画像が撮影される。
【0074】ここで、例えば放射線画像撮影手段71の
放射線入射側の目印Mを基準にして、放射線画像撮影手
段71の撮像領域BとCCDカメラ78の撮像領域Cと
を対応させ、可視画像撮影手段71で得た可視画像情報
と、放射線画像撮影手段71で得た画像情報との座標位
置の関係を、位置対応手段74により対応付けることが
できる。なお、可視情報と放射線情報は1対1に対応す
るわけではなく、例えば可視情報が512×512画
素、放射線情報が1024×1024画素の画像から成
る場合には、可視情報の1画素は放射線情報の4画素に
対応する。また、可視画像情報はレンズで結像させてい
るために、画像の周辺部が歪んでいる場合があるが、こ
の歪みは補正して放射線情報と対応させることが好まし
い。
【0075】先ず、画像処理条件決定手段75が照射野
の判別を行う照射野決定手段を具備する場合には、放射
線照射手段70の可動絞り79により、放射線照射野を
任意の大きさに加減することができるので、図18に示
すように放射線画像撮像領域Bを照射領域B1と可動絞り
24でマスクされた非照射領域B2に分割する。更に、図
19に示すように可視画像撮影手段72で撮影した可視
画像情報を、二値化処理により照射野領域C1と非照射野
領域C2とに分割する。これら領域C1、C2は位置対応手段
74により放射線画像情報の領域B1、B2それぞれと対応
付けることができるので、画像処理手段73では放射線
画像情報の照射野領域B1に対して画像処理を施こす。
【0076】次に、画像処理条件決定手段75が被写体
Sの正面撮影と側面撮影との体位判別を行う体位判別手
段を具備する場合には、図20、図21に示すように可
視画像撮影手段72で得た可視画像情報の正面撮影像D
と側面撮影像Eを、二値化処理により被写体領域D1とE1
及び非被写体領域D2とE2に分割する。例えば、被写体領
域D1、E1の幅(両矢線の長さ)及び/又は画像の中心
(点線)に対する対称性及び/又は腕部の有無等を基に
判断して、正面撮影Dか側面撮影Eかの体位判別を行
う。そして、画像処理手段73に判別した体位情報を送
り、被写体領域D1、E1に対して各体位に適した画像処理
を施こす。
【0077】最後に、画像処理条件決定手段75が被写
体Sの撮影部位の判別を行う撮影部位判別手段を具備す
る場合は、可視画像撮影手段72で得た可視画像情報か
ら、二値化処理により図22に示すような二値化画像F
を作成する。この二値化画像Fと予め用意した頭部テン
プレートG1、胸部テンプレートG2、手部テンプレートG3
との比較、例えば二値化画像Fと各部位テンプレートG
1、G2、G3とを各画素毎に誤差を求め、この誤差の総和
と予め決めた閾値とを比較し、閾値よりも小さい場合を
その時の部位とする等の撮影部位判別を行う。そして、
部位情報を画像処理手段73に送り、放射線画像情報の
被写体領域に対して各部位に適した画像処理を施こす。
なお、ここでは、頭部、胸部、手部のみについて説明し
たが、腹部、足部等も同様な方法で部位判別が可能であ
る。
【0078】図23は第6の実施例の放射線撮影装置の
構成図を示し、放射線照射手段80の前面に、折返しミ
ラー81、可動絞り82、被写体S、放射線撮影ユニッ
ト83が順次に配列され、折返しミラー81の入射方向
に光源84が配置されている。放射線撮影ユニット83
はグリッド85、フォトタイマ受光部86、放射線画像
撮影手段87から成り、本実施例と図35に示した第2
の従来例との相違点は、放射線画像撮影手段87の前面
に、被写体Sの二次元情報を得るための可視光センサを
具備する被写体情報取得手段88を配置したことであ
る。
【0079】このように、被写体情報取得手段88を設
けたことにより、放射線画像撮影手段87との間で1対
1の対応が可能となるので、被写体Sの放射線画像と二
次元情報の対応が容易になり、可搬型の放射線撮影ユニ
ット83を形成する際は特に有利である。なお、実際に
使用する光の波長域は人体に無害なものであれば可視光
に限定するものではない。
【0080】図24〜図28は被写体情報取得手段88
の斜視図を示し、図24は複数個のCdTe等の半導体
素子である光電変換素子89から構成された被写体情報
取得手段88を示し、被写体情報取得手段88の前面に
は、被写体Sが被写体情報取得手段88に直接触れない
ように、光に対し透明な被写体受けカバー90が配置さ
れている。図25はアモルファスシリコン(αSi)等
の光電変換面センサである光検出アレー91から構成さ
れた被写体情報取得手段88である。また、図26はラ
イン状の光電変換素子であるラインセンサ92と駆動手
段93から構成された被写体情報取得手段88を示し、
ラインセンサ92の走査と直交方向に駆動することによ
り、被写体Sの二次元情報が得られる。この場合の駆動
手段93はガイド駆動スクリュと駆動モータとから成
り、放射線照射時にはラインセンサ92を放射線の照射
領域外に待避させるようになっている。
【0081】更に、図27は光伝達手段94とライン状
の光電変換素子であるラインセンサ95から構成された
被写体情報取得手段88であり、この場合は光伝達手段
94の端面にラインセンサ95が取り付けられて、ライ
ンセンサ95が光伝達手段94の光を効率良く受光する
ように配置されている。そして、光伝達手段94はアク
リル樹脂等の放射線の吸収率が一様な物質のロッド96
を、ラインセンサ95の画素数に相当する本数だけ積層
して構成され、この積層されたロッド96は光の入射位
置がそれぞれ異なり、光の入射パターンにより被写体S
の二次元情報を得ることができるようになっている。
【0082】また、図28は光伝達手段94の斜視図
で、ロッド96は途中で光が伝達しないように2分さ
れ、それぞれのロッド96に光が入射する開口部97が
設けられ、両端面にライン状の光電変換素子であるライ
ンセンサ97が取り付けられており、これにより2倍の
情報量を得ることができる。
【0083】このような被写体情報取得手段88は、被
写体Sのシルエット像又は被写体Sで光が遮ぎられるこ
とによる光の入射の有無によって、被写体Sの二次元情
報を得ることができるが、図23に示した可視光や赤外
光を発する光源84を点灯することにより、より明確な
被写体Sの二次元情報を得ることができる。また、光源
84の照明光以外の周辺光や室光の影響を補正する周辺
光補正手段を使用すれば、光源84を点灯していないと
きの被写体情報取得手段88が得る周辺光情報を、光源
84を点灯したときの被写体情報取得手段88が得る入
射光情報から減算することにより、更に明確な被写体S
の二次元情報を得ることができる。
【0084】このように、被写体情報取得手段88に可
視光や赤外光を使用しているので人体に対し無害であ
り、被写体情報取得手段88で取得する可視情報、例え
ばシルエット像をテレビモニタ上に表示することによ
り、遠隔操作も可能である。
【0085】図29は第7の実施例の放射線撮影装置の
構成図であり、第6の実施例の放射線撮影装置に、被写
体情報取得手段88で得た被写体Sの二次元情報に基づ
いて、撮影条件決定を行う撮影条件決定手段99が付加
されている。
【0086】この撮影条件決定手段99は被写体Sの二
次元情報に基づいて次の順序で撮影条件の決定を行う。
【0087】(1) 被写体Sの正面か側面かの体位判定を
行って放射線の線質つまり放射線管電圧を決定する。 (2) 被写体Sの部位の判定を行って放射線の線質を決定
する。 (3) 照射範囲を決定し可動放射線絞り82の絞り範囲を
決定する。 (4) 被写体Sの撮影範囲を決定する。 (5) フォトタイマ受光部86の有効領域を決定する。 (6) フォトタイマのゲイン切換えを決定する。 (7) 放射線画像撮影手段87から放射線画像情報を読み
出すときの読取範囲を決定する。 (8) 放射線画像撮影手段87から読み出した放射線画像
情報を画像処理する際の処理パラメータを決定する。 (9) レーザープリンタ等で放射線画像情報を出力するフ
ィルムのサイズを決定する。
【0088】このように、撮影条件決定手段99におい
て被写体Sの二次元情報を使用しているために、放射線
画像情報の散乱放射線によるぼけの影響がなく、輪郭抽
出等の処理が容易で、より適切な撮影条件決定を行うこ
とができる。
【0089】上述の第6、第7の実施例においては、放
射線照射手段80の線質や線量の設定、可動絞り82の
設定、被写体Sの輪郭抽出等の放射線画像の画像処理パ
ラメータの設定に必要となる被写体Sの二次元情報を、
容易に取得することが可能となり、取得した被写体Sの
二次元情報に基づいて、放射線照射手段80の線質や線
量の設定、可動絞り82の設定等の撮影条件決定を正確
かつ容易に行うことができる。
【0090】図30は第8の実施例の構成図を示し、X
線を照射するX線管球100の前面には、X線に対し高
い透過率特性を有する折返しミラー101、可動絞り1
02、被写体S、フォトタイマ受光部103を有する放
射線撮影手段104が順次に配列され、折返しミラー1
01の反射方向に結像レンズ105、CCDカメラ10
6が配置されている。この放射線撮影装置は被写体Sと
して人体胸部を撮影し、撮影画像から医療上有用な被写
体情報を取得する際に、放射線照射野を最適条件に自動
設定することが可能である。
【0091】X線管球100から被写体Sに向けて放射
線を照射し、放射線撮影手段104により被写体Sを透
過した放射線強度分布を画像化する。フォトタイマ受光
部103は撮影装置感度特性に適合した放射線入力を行
うと共に、異常な胸部被爆を防御し、撮影に適合した放
射線量を検知した時点でX線管球100の制御装置に照
射停止信号を送信する。また、可動絞り102は胸部放
射線撮影において無効な領域への放射線照射を遮断し、
フォトタイマ受光部103の誤動作及び放射線撮影に不
必要な放射線照射を回避している。一方、CCDカメラ
106は放射線照射を行わずに被写体位置情報を得るた
めに、結像レンズ105及び折り返しミラー101を介
して可視被写体像を観察している。
【0092】有効照射野を判定し、放射線撮影つまり本
撮影における実際の照射野の最適条件を自動設定するた
めに、本撮影直前にCCDカメラ106で被写体像を撮
影し、図31に示すような被写体像S’による被写体位
置情報を取得する。ここで、CCDカメラ106の撮影
領域H1の内側に、可動絞り102を開放にしたときの本
撮影受像領域H2が存在し、被写体像S’の背景に背景像
T’が存在する。背景像T’は被写体像S’との識別能
が高くかつ正確で容易な被写体領域抽出が可能なよう
に、CCDカメラ106の受光特性に合わせて被写体像
S’と異なる色調等を持たせることが好ましい。そし
て、色調等で被写体位置情報から本撮影受像領域H2内の
被写体像S’と背景像T’を2値化する被写体領域抽出
手段により、図32(a) に示すように被写体領域S1を抽
出する。
【0093】次に、最適撮影条件決定手段、本実施例の
場合は胸部撮影における適正照射野決定手段を用いて、
本撮影における適正照射野Lを決定する。正面撮影にお
いて抽出した被写体領域S1を垂直方向に積算することに
より、(b) に示すようにヒストグラムを作成し、垂直方
向に分布の少ない腕部領域を判別して胸部と識別する
が、側面撮影のように腕部が存在しない被写体Sではこ
の手順は省略される。そして、残された胸部の幅に合わ
せて、(a) の可動絞りエッジN1及びN2に示すように最適
な目標放射線照射野Lを決定する。
【0094】最後に、可動絞り102を自動設定して、
本撮影を行うための準備を終了する。また、撮影者が自
動設定を望まない場合には、最適放射線照射野Lと現在
設定されている照射状態を比較して不適性さを閾値判定
し、結果を警告表示してもよい。
【0095】本実施例では、被写体位置情報取得手段と
してCCDカメラ106及び結像レンズ105を使用し
たが、CCDカメラ106以外に二次元撮像管でも可能
である。また、放射線の光軸と被写体位置情報取得手段
の光軸を同一軸に配置したが、本撮影受像位置が校正さ
れていれば同一光軸を使用しなくてもよい。更に、被写
体位置情報取得手段としては、レーザー走査とその反射
光を受光する光センサにより撮影面において強度分布を
求める構成や、既存の照明と撮影面手前に配置した光フ
ァイバ列と光センサにより被写体投影分布を受光する構
成でもよい。また、本実施例では可動絞り102を水平
方向のみ可動としたが、頭部及び下腹部保護のために垂
直方向にも可動絞り102を配置してもよい。
【0096】このように第8の実施例においては、本撮
影直前に被写体領域S1を容易にかつ正確に抽出し、本撮
影における最適撮影条件を自動設定して提示することに
よって、不適切な撮影条件による本撮影ミスを防ぐこと
ができる。また、本撮影直前に被写体領域S1を抽出し、
本撮影に最適の照射野を自動設定して撮影者に提示する
ことができ、更に被写体領域S1からフォトタイマ受光部
103の有効領域を決定することができる。また、被写
体領域S1から正面撮影と側面撮影の被写体Sの体位判定
を行って、体位に応じたフォトタイマのゲインを決定す
ることができる。更に、被写体領域S1を予め用意した参
照テーブルと照合することにより、撮影部位を判定する
ことができ、撮影部位に応じた管電圧を自動設定して撮
影者に提示することができるので、放射線露光量不良の
本撮影ミスを防止することができる。
【0097】なお、素抜け放射線の影響による誤動作を
防ぐためには、フォトタイマ受光領域を最適条件に自動
設定する放射線撮影装置も考えられる。この場合に、第
8の実施例の被写体位置情報取得手段、被写体領域抽出
手段が使用され、被写体胸部輪郭を抽出する。フォトタ
イマ受光部103の受光部領域内で被写体領域以外の部
分を使用しないとか、重み付けを行う等の最適条件決定
手段を使用して、本撮影におけるフォトタイマの実質有
効領域を決定し自動設定する。
【0098】また、正面撮影・側面撮影による散乱放射
線の相違を補正するために、フォトタイマゲインの切換
えを自動設定することもできる。第8の実施例の被写体
位置情報取得手段、被写体領域抽出手段が使用され、被
写体胸部輪郭を抽出する。被写体Sの幅及び左右対称性
及び腕部の有無を閾値判断して、正面撮影か側面撮影か
を判定し、フォトタイマゲインを既存の正面撮影用又は
側面撮影用の値に切換える。なお、誤判定を防ぐため
に、判定結果を表示手段を使用して撮影者に提示するの
みに留めてもよい。
【0099】更に、撮影部位による放射線透過画像の被
写体コントラストを最適化する放射線線質の自動設定も
できる。この場合は、放射線線質調整は実質的にX線管
球100の管電圧で決定される。第8の実施例の被写体
位置情報取得手段、被写体領域抽出手段を使用し、被写
体領域を抽出し、抽出した被写体領域を予め用意した頭
部、胸部、腹部、手部、足部の撮影部位参照テーブルに
照合し、パターンマッチングを行って被写体部位を判定
する。判定された部位に対して、予め用意した部位毎の
推奨管球管電圧参照テーブルを照合し、本撮影の管電圧
を自動設定するか又は推奨管電圧として表示する。
【0100】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る放射
線撮影装置は、放射線照射手段から放射線撮影装置及び
/又は被写体までの距離を非接触で自動計測し、得た距
離情報を操作者に提示することができる。
【0101】本発明に係る放射線撮影装置は、放射線照
射手段から放射線撮影装置及び/又は被写体までの距離
を非接触に自動計測し、その計測結果から被写体の体厚
を算出し、距離情報及び被写体厚情報を操作者に提示す
ることができる。
【0102】本発明に係る放射線撮影装置は、放射線照
射手段から放射線撮影装置及び/又は被写体までの距離
を非接触に自動計測し、その計測結果から被写体の体厚
を算出し、撮影距離及び被写体の体厚と、操作者が設定
した撮影条件情報に基づいて、撮影条件のルックアップ
テーブルを作成することができる。
【0103】本発明に係る放射線撮影装置は、放射線照
射手段から放射線撮影装置及び/又は被写体までの距離
を非接触に自動計測し、その計測結果より被写体の体厚
を算出し、撮影距離及び被写体の体厚に基づいて、撮影
条件を決定することができる。
【0104】本発明に係る放射線撮影装置は、放射線撮
影と同時に被写体の可視画像を撮影し、その可視画像を
使用して照射野や被写体の撮影体位や撮影部位を判別
し、その判別結果を基に画像処理手段の処理パラメータ
を決定し、放射線画像に画像処理を施し、最適な放射線
画像を高速に出力することができる。
【0105】本発明に係る放射線撮影装置は、被写体情
報取得手段を放射線画像撮影手段の前面に配置したこと
により、放射線画像の画像処理パラメータの設定に必要
な被写体の二次元情報を簡便に取得でき、最適撮影条件
を決定することができる。
【0106】本発明に係る放射線撮影装置は、被写体位
置情報から被写体領域を抽出して最適放射線撮影条件を
決定することにより、不適切な撮影条件による本撮影の
ミスを回避することができる。
【0107】本発明に係る放射線撮影装置は、放射線画
像撮影手段とは別に被写体情報を得ることにより、被写
体の状況に正確に応じた放射線撮影を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】自動距離計測の説明図である。
【図3】銀塩フィルムによる放射線画像撮影手段の断面
図である。
【図4】輝尽性蛍光体による放射線画像撮影手段の断面
図である。
【図5】光検出アレーによる放射線画像撮影手段の断面
図である。
【図6】光検出部の電気回路の構成図である。
【図7】第2の実施例の構成図である。
【図8】回転ミラーによる体厚計測の説明図である。
【図9】シリンドリカルレンズによる体厚計測の説明図
である。
【図10】シリンドリカルミラーによる体厚計測の説明
図である。
【図11】第3の実施例の構成図である。
【図12】胸厚に対するmAs値の関係のグラフ図であ
る。
【図13】第4の実施例の構成図である。
【図14】第5の実施例の構成図である。
【図15】可視画像撮影手段の構成図である。
【図16】放射線画像撮像領域の説明図である。
【図17】CCDカメラ撮像領域の説明図である。
【図18】放射線画像撮像領域の説明図である。
【図19】CCDカメラ撮像領域の説明図である。
【図20】体位判別の正面図である。
【図21】側面図である。
【図22】部位判別の説明図である。
【図23】第6の実施例の構成図である。
【図24】複数の光電変換素子による放射線撮影ユニッ
トの斜視図である。
【図25】光検出アレーによる放射線撮影ユニットの斜
視図である。
【図26】ラインセンサと駆動手段による放射線撮影ユ
ニットの斜視図である。
【図27】光伝達手段とラインセンサによる放射線撮影
ユニットの斜視図である。
【図28】光伝達手段の斜視図である。
【図29】第7の実施例の構成図である。
【図30】第8の実施例の構成図である。
【図31】被写体位置情報の説明図である。
【図32】被写体領域情報処理方法の説明図である。
【図33】第1の従来例の構成図である。
【図34】第2の従来例の構成図である。
【符号の説明】
10、70、80、100 放射線照射手段 11、71、81、104 放射線画像撮影手段 12 自動距離計測手段 13 撮影条件入力手段 14 距離情報提示手段 40 シンチレータ 41 光検出アレー 60 被写体厚算出手段 65 ルックアップテーブル作成手段 66、99 撮影条件決定手段 72 可視画像撮影手段 73 画像処理手段 74 位置対応手段 75 画像処理条件決定手段 78、100 CCDカメラ 79、82、102 可動絞り 83 放射線撮影ユニット 86、103 フォトタイマ受光部 88 被写体情報取得手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01B 17/00 G01B 17/00 Z G01N 23/04 G01N 23/04 G03B 42/02 G03B 42/02 A B

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体に放射線を照射する放射線照射手
    段と、被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影手
    段と、撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、前記放
    射線照射手段から前記放射線画像撮影手段及び/又は被
    写体までの距離を計測する距離計測手段と、該距離計測
    手段で得た距離情報を提示する距離情報提示手段とを有
    することを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記放射線画像撮影手段は記録媒体とし
    て放射線画像を潜像として記録する銀塩フィルムを使用
    する請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記放射線画像撮影手段は記録媒体とし
    て放射線画像を蓄積記録する輝尽性蛍光体を使用する請
    求項1に記載の放射線撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記放射線画像撮影手段は放射線検出器
    として光検出器アレーを使用する請求項1に記載の放射
    線撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記放射線はX線とした請求項1〜4の
    何れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
  6. 【請求項6】 被写体に放射線を照射する放射線照射手
    段と、被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影手
    段と、撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、前記放
    射線照射手段から前記放射線画像撮影手段及び/又は被
    写体までの距離を計測する距離計測手段と、該距離計測
    手段で計測した前記放射線照射手段からの距離に基づい
    て被写体の体厚を算出する被写体厚算出手段と、前記距
    離計測手段で得た距離情報及び/又は前記被写体厚算出
    手段で得た体厚情報を提示する距離情報提示手段とを有
    することを特徴とする放射線撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記放射線画像撮影手段は記録媒体とし
    て放射線画像を潜像として記録する銀塩フィルムを使用
    する請求項6に記載の放射線撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記放射線画像撮影手段は記録媒体とし
    て放射線画像を蓄積記録する輝尽性蛍光体を使用する請
    求項6に記載の放射線撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記放射線画像撮影手段は放射線検出器
    として光検出器アレーを使用する請求項6に記載の放射
    線撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記放射線はX線とした請求項6〜9
    の何れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
  11. 【請求項11】 被写体に放射線を照射する放射線照射
    手段と、被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影
    手段と、撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、前記
    放射線照射手段から前記放射線画像撮影手段及び/又は
    被写体までの距離を計測する距離計測手段と、該距離計
    測手段で計測した前記放射線照射手段からの距離に基づ
    いて被写体の体厚を算出する被写体厚算出手段と、前記
    距離計測手段で得た前記放射線照射手段から前記放射線
    画像撮影手段までの距離情報及び/又は前記被写体厚算
    出手段で得た被写体厚情報に基づいて撮影条件のルック
    アップテーブルを作成するルックアップテープル作成手
    段とを有することを特徴とする放射線撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記放射線画像撮影手段は記録媒体と
    して放射線画像を潜像として記録する銀塩フィルムを使
    用する請求項11に記載の放射線撮影装置。
  13. 【請求項13】 前記放射線画像撮影手段は記録媒体と
    して放射線画像を蓄積記録する輝尽性蛍光体を使用する
    請求項11に記載の放射線撮影装置。
  14. 【請求項14】 前記放射線画像撮影手段は放射線検出
    器として光検出器アレーを使用する請求項11に記載の
    放射線撮影装置。
  15. 【請求項15】 前記撮影条件のルックアップテーブル
    は、その情報に管電圧、管電流、照射時間、撮影距離、
    撮影部位、撮影体位、被写体の体厚、増感紙の種類、フ
    ィルムの種類、散乱線除去フィルタの種類、付加フィル
    タの種類の全て又は何れかを使用する請求項11〜14
    の何れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
  16. 【請求項16】 前記放射線はX線とした請求項11〜
    15の何れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
  17. 【請求項17】 被写体に放射線を照射する放射線照射
    手段と、被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影
    手段と、撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、前記
    放射線照射手段から前記放射線画像撮影手段及び/又は
    被写体までの距離を計測する距離計測手段と、該距離計
    測手段で計測した前記放射線照射手段からの距離に基づ
    いて被写体の体厚を算出する被写体厚算出手段と、前記
    距離計測手段で得た前記放射線照射手段から前記放射線
    画像撮影手段までの距離情報及び/又は前記被写体厚算
    出手段で得た被写体厚情報に基づいて撮影条件を決定す
    る撮影条件決定手段とを有することを特徴とする放射線
    撮影装置。
  18. 【請求項18】 前記撮影条件決定手段は、前記撮影条
    件のルックアップテーブルを参照することで前記撮影条
    件を決定するようにした請求項17に記載の放射線撮影
    装置。
  19. 【請求項19】 前記放射線画像撮影手段は記録媒体と
    して放射線画像を潜像として記録する銀塩フィルムを使
    用する請求項17又は18に記載の放射線撮影装置。
  20. 【請求項20】 前記放射線画像撮影手段は記録媒体と
    して放射線画像を蓄積記録する輝尽性蛍光体を使用する
    請求項17又は18に記載の放射線撮影装置。
  21. 【請求項21】 前記放射線画像撮影手段は放射線検出
    器として光検出器アレーを使用する請求項17又は18
    に記載の放射線撮影装置。
  22. 【請求項22】 前記撮影条件のルックアップテーブル
    は、その情報に管電圧、管電流、照射時間、撮影距離、
    撮影部位、撮影体位、被写体の体厚、増感紙の種類、フ
    ィルムの種類、散乱線除去フィルタの種類、付加フィル
    タの種類の全て又は何れかを使用する請求項17〜21
    の何れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
  23. 【請求項23】 前記放射線はX線とした請求項17〜
    21の何れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
  24. 【請求項24】 被写体に放射線を照射する放射線照射
    手段と、被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影
    手段と、該放射線画像撮影手段で得た放射線画像情報を
    画像処理する画像処理手段と、被写体の可視画像を撮影
    する可視画像撮影手段と、該可視画像撮影手段で得た可
    視画像情報に基づいて前記画像処理手段の画像処理条件
    を決定する画像処理条件決定手段とを有することを特徴
    とする放射線撮影装置。
  25. 【請求項25】 放射線画像撮影手段で得た放射線画像
    情報と前記可視画像撮影手段で得た可視画像情報との位
    置関係を対応させる位置対応手段を有する請求項24に
    記載の放射線撮影装置。
  26. 【請求項26】 前記画像処理条件決定手段は照射野の
    判別を行う照射野決定手段を具備する請求項24又は2
    5記載の放射線撮影装置。
  27. 【請求項27】 前記画像処理条件決定手段は被写体の
    正面撮影と側面撮影との体位判別を行う体位判別手段を
    具備する請求項24又は25記載の放射線撮影装置。
  28. 【請求項28】 前記画像処理条件決定手段は被写体の
    撮影部位の判別を行う撮影部位判別手段を具備する請求
    項24又は25記載の放射線撮影装置。
  29. 【請求項29】 放射線画像撮影手段は記録媒体として
    放射線画像を蓄積記録する輝尽性蛍光体を使用する請求
    項24〜28の何れか1つの請求項に記載の放射線撮像
    装置。
  30. 【請求項30】 放射線画像撮影手段は放射線検出器と
    して光検出器アレーを使用する請求項24〜28の何れ
    か1つの請求項に記載の放射線撮像装置。
  31. 【請求項31】 放射線はX線とした請求項24〜29
    の何れか1つの請求項に記載の放射線撮像装置。
  32. 【請求項32】 被写体に放射線を照射する放射線照射
    手段と、被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影
    手段と、被写体の二次元情報を得る被写体情報取得手段
    とを有し、該被写体情報取得手段を前記放射線画像撮影
    手段の前面に配置したことを特徴とする放射線撮影装
    置。
  33. 【請求項33】 前記被写体情報取得手段で得る被写体
    の二次元情報に基づいて撮影条件決定を行う撮影条件決
    定手段を有する請求項32に記載の放射線撮影装置。
  34. 【請求項34】 前記被写体情報取得手段は光を照射す
    る光源を有する請求項32又は33に記載の放射線撮影
    装置。
  35. 【請求項35】 前記被写体情報取得手段は複数の光検
    出素子から成る請求項32〜34の何れか1つの請求項
    に記載の放射線撮影装置。
  36. 【請求項36】 前記被写体情報取得手段は光検出アレ
    ーから成る請求項32〜34の何れか1つの請求項に記
    載の放射線撮影装置。
  37. 【請求項37】 前記被写体情報取得手段はラインセン
    サから成る請求項32〜34の何れか1つの請求項に記
    載の放射線撮影装置。
  38. 【請求項38】 前記ラインセンサを走査方向と直交す
    る方向に駆動する駆動手段を有する請求項37に記載の
    放射線撮影装置。
  39. 【請求項39】 前記ラインセンサを放射線照射時に放
    射線照射領域から退避するようにした請求項37又は3
    8に記載の放射線撮影装置。
  40. 【請求項40】 被写体の二次元情報を伝達する光伝達
    手段を有し、該光伝達手段の端面にラインセンサを配置
    した請求項32〜34の何れか1つの請求項に記載の放
    射線撮影装置。
  41. 【請求項41】 前記光伝達手段は放射線の吸収率が一
    様な物質から成る請求項39に記載の放射線撮影装置。
  42. 【請求項42】 前記光伝達手段はアクリル樹脂から成
    る請求項40又は41に記載の放射線撮影装置。
  43. 【請求項43】 前記光源で照射した光以外の周辺光の
    影響を補正する補正手段を有する請求項34〜42の何
    れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
  44. 【請求項44】 放射線照射手段から被写体に放射線を
    発し、被写体を透過した放射線強度分布を撮影して被写
    体情報を取得する放射線撮影装置であって、放射線撮影
    前に被写体位置情報を取得する手段と、前記被写体位置
    情報から放射線撮影における被写体領域を抽出する手段
    と、前記被写体領域から最適放射線撮影条件を決定する
    手段とを有することを特徴とする放射線撮影装置。
  45. 【請求項45】 前記最適放射線撮影条件を決定する手
    段は前記被写体領域から正面撮影と側面撮影との体位判
    定を行う手段を具備する請求項44に記載の放射線撮影
    装置。
  46. 【請求項46】 前記最適放射線撮影条件を決定する手
    段は前記被写体領域から撮影部位の判定を行う手段を具
    備する請求項44に記載の放射線撮影装置。
  47. 【請求項47】 前記最適放射線撮影条件を現状設定と
    照合し、該現状設定の適合性を判断する手段と不適合な
    設定を警告表示する手段とを有する請求項44に記載の
    放射線撮影装置。
  48. 【請求項48】 前記最適放射線撮影条件を決定する手
    段は放射線照射野決定手段を具備する請求項44に記載
    の放射線撮影装置。
  49. 【請求項49】 前記最適放射線撮影条件を決定する手
    段は自動露光手段における受光部の有効領域決定手段を
    具備する請求項44に記載の放射線撮影装置。
  50. 【請求項50】 前記最適放射線撮影条件を決定する手
    段は自動露光手段のゲイン決定手段を具備する請求項4
    4に記載の放射線撮影装置。
  51. 【請求項51】 前記最適放射線撮影条件を決定する手
    段は放射線線質決定手段を具備する請求項44に記載の
    放射線撮影装置。
  52. 【請求項52】 前記最適放射線撮影条件を自動設定す
    る手段を有する請求項44に記載の放射線撮影装置。
  53. 【請求項53】 被写体に放射線を照射する放射線照射
    手段と、被写体の放射線画像を撮影する放射線画像撮影
    手段と、該放射線画像撮影手段とは別に被写体の情報を
    得るための被写体情報検出手段とを有することを特徴と
    する放射線撮影装置。
  54. 【請求項54】 前記被写体情報検出手段の得た被写体
    情報を呈示する手段を有する請求項53に記載の放射線
    撮影装置。
  55. 【請求項55】 前記被写体情報検出手段の得た被写体
    情報に基づいて撮影条件を決定する手段を有する請求項
    53に記載の放射線撮影装置。
  56. 【請求項56】 前記被写体情報検出手段の得た被写体
    情報に基づいて前記放射線眼像撮影手段で撮影した放射
    線画像の画像処理の条件を決定する手段を有する請求項
    53に記載の放射線撮影装置。
  57. 【請求項57】 前被写体情報検出手段は前記被写体情
    報として被写体までの距離を得る請求項53に記載の放
    射線撮影装置。
  58. 【請求項58】 前被写体情報検出手段は前記被写体情
    報として被写体の体厚情報を得る請求項53に記載の放
    射線撮影装置。
  59. 【請求項59】 前被写体情報検出手段は前記被写体情
    報として被写体の可視画像を得る請求項53に記載の放
    射線撮影装置。
  60. 【請求項60】 前被写体情報検出手段は前記被写体情
    報として被写体の二次元情報を得る請求項53に記載の
    放射線撮影装置。
  61. 【請求項61】 前被写体情報検出手段は前記被写体情
    報として被写体の位置情報を得て、更に該被写体位置情
    報に基づいて前記放射線眼像撮影手段で撮影した放射線
    画像における被写体領域を抽出する請求項53に記載の
    放射線撮影装置。
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