JP2007190132A - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被曝量を軽減しつつも最適な撮影条件で、かつ、効率よく撮影を可能とするX線撮影装置を提供する。
【解決手段】X線出力を一定で撮影部位に応じた最適なフィルタを予め決定し、撮影部位とフィルタとを関連付けた情報として記憶部25に記憶しておき、この記憶部25に記憶された情報と撮影時に入力されている撮影条件に含まれる撮影部位とを比較・参照することにより、撮影部位に応じた最適なフィルタを自動で選択および切り替えを行うことができる。
【選択図】図1

Description

この発明はX線管から被検体に照射されたX線を検出し、被検体の撮影を行うX線検査装置に係り、特に、X線成分を抽出するフィルタを用いてX線撮影を行う技術に関する。
従来、X線検査装置は、所定のX線成分を抽出するフィルタを撮影ごとにオペレータが手動で切り替えている。また、撮影部位にX線の吸収率の高い部位と吸収率の低い部位とが混在するような場合、最適な撮影条件となるように管電圧、管電流を調整しながらX線出力(強度)を変更するとともに、X線出力が予め決めた基準値を超えるときには、フィルタも同時に変更している(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−90941号公報
しかしながら、従来のX線検査装置は、被検体の部位によってはX線の吸収率の異なる部位が混在するような場合、一般に、X線の吸収しづらい部位を基準にしてX線出力を高めるとともに、選択使用するフィルタをX線出力に応じて変更するので、撮影部位に応じて適正化されたフィルタが選択されておらず、X線の吸収しやすい領域の被曝量が増加し過ぎるといった問題がある。
さらに、被検体の撮影部位が決定すると、その撮影部位に応じたフィルタをオペレータが手動で切り替えをしなければならず、操作が煩雑であるといった問題もある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体への被曝量を軽減しつつも最適な撮影条件で、かつ、効率よく撮影を可能とするX線検査装置を提供することを主たる目的とする。
発明者は、X線の吸収率の異なる撮影部位が混在する領域を撮影する際に、X線の吸収率の低い領域への被曝量を低減させるために鋭意検討した結果、撮影部位ごとに最適なフィルタを設定することにより、X線の吸収率の低い部位に合せてX線出力を高めなくても鮮明な画像を得られることが分かった。さらに、撮影部位ごとに適したフィルタを選択して撮影部位とフィルタの関係を関連情報として取得しておくことにより、撮影部位に応じて自動でフィルタを切り替えることが可能となった。
そこで、この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、第1の発明は、X線を被検体に照射するX線管と、前記被検体に照射されたX線を検出するX線検出器と、前記X線管およびX線検出器を保持する保持部材と、被検体を載置する天板とを備えたX線検査装置であって、前記X線管から照射されるX線成分のうち被検体の撮影部位に応じて予め決定した所定のX線成分を抽出する複数種類のフィルタと、複数種類の前記フィルタから任意のフィルタに切り替える切替手段と、各種撮影条件を設定する条件設定手段と、撮影条件に含まれる被検体の撮影部位とフィルタの種類を対応付けした関連情報を記憶する記憶手段と、前記条件設定手段によって設定された撮影条件と記憶手段に記憶された関連情報とを比較し、撮影部位に応じたフィルタを選択する演算手段と、前記演算手段による選択結果に応じて前記切替手段を操作して選択されたフィルタに切り替えるフィルタ選択制御手段とを備えたことを特徴とする。
[作用・効果]この構成によると、条件設定手段によって設定された撮影条件に含まれる被検体の撮影部位に応じて、演算手段が予め撮影部位ごとに決められた最適なフィルタを記憶手段から選択し、フィルタ選択制御手段が選択結果に応じて切替手段を操作して選択したフィルタに自動設定する。したがって、オペレータは、条件設定の内容を確認するだけでよく、作業効率の向上を図ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記フィルタ選択制御手段は、前記条件設定手段によって設定される管電圧および管電流の設定を一定に維持した状態で、撮影部位の変更ごとに切替手段を操作してフィルタを選択して切り替えることを特徴とする。
[作用・効果]この構成によると、撮影部位に関わらす、管電流と管電圧の設定を一定に維持してX線強度を一定にしたまま、撮影を行うことができる。したがって、X線吸収量の高い領域への被曝量を低減することができる。
この発明に係るX線検査装置によれば、被検体の撮影部位のうちX線の吸収率の高い部位への被曝量を低減することができるとともに、撮影部位に応じて最適なフィルタを自動で切り替え設定することができる。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。なお、本実施例ではX線検査装置として、造影剤注入用のカテーテルを介して被検体に造影剤を注入し、血管像を撮影するX線撮影装置を例に採って説明する。
図1は、本実施例に係るX線撮影装置の概略構成を示した側面図、図2は、その正面図、図3は、本実施例に係るX線撮影装置に用いられるX線管およびフィルタの一部破断図、図4は、それらの平面図、図5は、フィルタ内に備えられた切替機構の平面図である。
本実施例装置は、図1および図2に示すように、被検体Mを載置して検診するための天板1、支柱部2、およびC型アーム3から構成される。この支柱部2は、天井面に取り付けられて鉛直軸(図1、図2中のz軸)の軸心周りの回転を除いて固定されている。C型アーム3は、本発明における保持部材に相当する。
天板1は、昇降可能で、かつ、被検体Mの体軸方向に沿って移動可能に構成されている。天板1の駆動を制御する天板駆動制御部4が、天板1に接続されている。この天板駆動制御部4は、天板1を駆動させる駆動機構や、天板1の体軸方向の移動を止めるブレーキ機構や、その体軸方向の移動を解除するブレーキ解除機構や、天板1の位置を検出する検出機構など(いずれも図示省略)を制御するように構成されている。
C型アーム3の一端には、被検体MにX線を照射するX線管5が支持されており、他端には、被検体Mに照射されたX線を検出して光学像に変換するイメージインテンシファイア(以下、『I.I』と適宜略記する)6がそれぞれ支持されている。C型アーム3は、被検体Mの体軸(図1、図2中のx軸)の軸心周りに、被検体Mの体軸に対して水平面で垂直方向の軸(図1、図2中のy軸)の軸心周りにそれぞれ回転可能に構成されているとともに、支柱部2は、鉛直軸心周りに回転可能に構成されている。I.I6は、本発明におけるX線検出器に相当する。
支柱部2およびC型アーム3の駆動を制御するC型アーム駆動制御部7が、支柱部2およびC型アーム3にそれぞれ接続されており、このC型アーム駆動制御部7は、支柱部2およびC型アーム3を駆動させる駆動機構や、支柱部2およびC型アーム3の位置を検出する検出機構など(いずれも図示省略)を制御するように構成されている。
X線管5に管電圧および管電流を与える高電圧発生部8が、X線管5に接続されている。また、図3、図4に示すように、X線管5にはX線を照射する方向の面にコリメータ9が取り付けられている。このコリメータ9はX線の照視野を制御する。また、コリメータ9は、4本の板状部材10aから構成されるX線可動絞り10と、複数種類のフィルタ11を有する切替機構12とを備えている。
X線可動絞り10を構成する4本の板状部材10aは、開口部10bを有するように互いに直交に配設されており、各板状部材10aは図3、図4中の矢印の方向に移動可能にそれぞれ構成されている。この開口部10b内を通るX線が、X線の照視野となって、各板状部材10aが上述のように移動可能に構成されることで開口部10bの大きさを調節し、それによってX線の照視野を調節する。
図1および図2に示すように、コリメータ9の板状部材10a(図3,図4参照)の駆動を制御するコリメータ駆動制御部13が、板状部材10aに接続されている。このコリメータ駆動制御部13は、板状部材10aを駆動させる駆動機構(図示省略)を制御するように構成されている。
また、コリメータ9には、複数種類のフィルタの切り替えを行う切替機構12が備わっている。この切替機構12のフィルタの切り替え選択制御するフィルタ選択制御部24が接続されている。なお、切替機構12は、本発明の切替手段に相当し、フィルタ選択制御部24は、本発明のフィルタ選択制御手段に相当する。
この切替機構12の具体的構成について、図3〜図5を参照して説明する。切替機構12は、複数種類のフィルタ11を配設したベースギア16と、そのベースギア16にそれぞれ嵌合された駆動ギア17および位置検出用ギア18と、ベースギア16の中心部を貫通したベース軸19と、駆動ギア17の中心部を貫通した駆動軸20と、位置検出用ギア18の中心部を貫通した検出軸21と、駆動軸20を軸心周りに回転させるモータ22と、検出軸21の底部に連結されたロータリーエンコータなどの回転計23とを備えている。
また、本実施例では、ベースギア16に配設されたフィルタ11は、図4に示すように、X線管5から照射されたX線から異なるX線成分を抽出する3つのフィルタ11a、11b、11cを備えている。例えば、本実施例では、フィルタ11aに頭部撮影用、フィルタ11bに腹部などの臓器類の軟組織撮影用、11cに四肢など撮影範囲の広い四肢撮影用が設定され、ベースギア16の11dにはフィルタの設定されていない開口状態にしてある。ここで、各フィルタは、予め実験やシミュレーションなどによって、各部位に応じて最適なものが決定されている。各フィルタの特性としては、例えば、次にようになる。
頭部撮影用のフィルタ11aは、内組織が頭蓋骨で覆われているので、コントラストが高く、軟X線を除去する特性のものに決定される。つまり、図6(a)に示すように、X線の初期特性を示す破線に対して実線に示す減衰特性のフィルタが選択決定される。
軟組織撮影用のフィルタ11bは、X線の吸収率が高く、広い撮影領域の設定が必要となるので、軟X線を小さく除去する特性のものに決定される。つまり、図6(b)に示すように、X線の初期特性を示す破線に対して実線に示す減衰特性のフィルタが選択決定される。
四肢撮影用のフィルタ11bは、X線の吸収率の低い骨の回りに少量の軟組織が存在し、かつ、広い撮影領域透の設定が必要となるので、軟X線を小さく除去するとともに、X線の爆射量も抑えた特性のものに決定される。つまり、図6(c)に示すように、X線の初期特性を示す破線に対して実線に示す減衰特性のフィルタが選択決定される。
なお、これら各フィルタ11a〜11cを透過したX線束は矩形状に制限される。
図3および図4に戻り、モータ22は、駆動軸20を軸心周りに回転させる。この回転に伴って駆動ギア17を回転駆動させ、駆動ギア17に嵌合されたベースギア16をも回転駆動させる。ベースギア16の回転によりベースギア16に配設された各フィルタ11a〜11cが、ベース軸19の軸心周りに図4中の矢印の方向にそれぞれ回転される。また、ベースギア16に嵌合された位置検出用ギア18の回転数を、検出軸21を介して回転計23が測定することで、図4中の矢印の方向にそれぞれ回転される各フィルタ11a〜11cの位置を検出する。
各フィルタ11a〜11cは、図4に示すように、ベースギア16を回転させることでX線可動絞り10の開口部10b外・内間を移動、すなわちX線の照視野外と照視野内との間を移動する。また、ベースギア16を90°ずつ回転させることで3つのフィルタ11a〜11cのいずれかを選択して切り替える。このフィルタの切り替えは、制御部14から選択された情報信号に基づいて、フィルタ選択制御部24が行う。
フィルタ選択制御部24は、ベースギア16を駆動させるモータ22の回転を制御する。つまり、回転計23によって計数されたパルス数に応じてフィルタ11の位置を検出し、設定対象のフィルタを所定位置で停止させる。
制御部14は、I.I6によって光学像に変換されて送られてきたデータを、内部に含む演算部15によって種々の演算処理を施した後に撮影画像として出力する。また、演算部15は、記憶部25を備えている。この記憶部25には、実験やシミュレーションなどによって撮影部位に応じて予め決めたフィルタ(例えば、フィルタ11a〜11c)の種類を、その撮影部位とフィルタおよびX線出力(管電圧値、管電流値)を関連付けした情報として記憶されている。つまり、操作部26を操作して設定入力された条件と、記憶部25に記憶されている情報とを比較し、入力情報の撮影部位と一致する情報を演算部15が選択する。なお、演算部15は、本発明の演算手段に相当し、記憶部25は記憶手段に、操作部26は条件設定手段に、それぞれ相当する。
また、制御部14は、天板駆動制御部4、C型アーム駆動制御部7、高電圧発生部8、コリメータ駆動制御部13、フィルタ選択制御部24などを統括制御するように構成されている。
次に、下肢の血管造影撮影に係るX線撮影方法について、図7のフローチャートを参照して説明する。本実施例では、造影剤が血管の内部を流れる様子を腹部から足先に向けて順番に撮影する。
(ステップS1)初期設定
被検体Mの撮影条件を操作部26を操作して設定する。例えば、撮影部位として腹部、下肢を選択設定し、管電圧および管電流は予め決めた一定値となるように設定する。演算部15は、入力された撮影部位に応じたフィルタを記憶部25から選択してTVモニタに表示する。
(ステップS2)天板の移動
被検体Mを天板1に載置した後、天板1の高さが所定の位置になるように被検体Mを載置したまま昇降移動する。そして、被検体Mの腹部がC型アーム3のX線管5とI.I6との間に位置するように天板1は被検体Mの体軸方向に沿って移動する。
(ステップS3)フィルタの設定
被検体Mの腹部がC型アーム3のX線管5とI.I6との間に位置したら、操作部26を操作して軟組織撮影用のフィルタ11bを選択する。この選択した指令信号に基づいて、フィルタ選択制御部24が、モータ22を駆動制御しながら回転計23から送信されるパルス信号を読み取り、フィルタ11bが所定位置にくるようする。
(ステップS4)腹部の撮影
フィルタ11bの設定が完了すると腹部の撮影を開始する。このとき、X線管5からX線を照射し、コリメータ9内のフィルタ11b、X線可動絞り10を介して被検体Mに照射する。被検体Mに照射されたX線をI.I6が検出して光学像に変換した後に、その変換されたデータを、制御部14を介して演算部15に送り、種々の演算処理を施した後に腹部の撮影画像を取得する。本実施例では、造影剤が血管の内部を流れる様子を診るのが目的であるので、撮影画像を実際に取得せずに撮影画像の出力結果をTVモニタ(図示省略)に表示して診断する。
腹部の撮影画像を診ながら腹部から足先に向けて撮影画像を得るように天板1は被検体Mの頭部方向へ移動する。そして、移動しながら撮影画像を順に得る。
(ステップS5)フィルタの切替
被検体Mの鼠蹊部(股のつけ根)付近がC型アーム3のX線管5とI.I6との間の位置にまで到達すると、オペレータは、操作部26を操作して四肢撮影用のフィルタ11cを選択する。この選択信号に基づいて、切替機構12のモータ22が駆動し、フィルタ11bからフィルタ11cへの切替を行う。つまり、フィルタ選択制御部24が、モータ22を駆動制御しながら回転計23から送信されるパルス信号を読み取り、フィルタ11cが所定位置にくるようにする。
(ステップS6)下肢の撮影
四肢撮影用フィルタ11cに切り替わった後、両足または片足の撮影を開始する。ステップS4での腹部の撮影と同様に、被検体Mの両足に照射されたX線のデータに基づいて両足の撮影画像をTVモニタに表示して診断する。
下肢の撮影画像を診ながら鼠蹊部から足先に向けて撮影画像を得るように天板1は被検体Mの頭部方向へ移動する。そして、移動しながら撮影画像を順に得る。
足先まで撮影画像を得たら、C型アーム3から回避するように被検体Mを載置したまま天板1は被検体Mの体軸方向に沿って移動する。そして、天板1の昇降移動の後に被検体Mを天板1から降ろして一連のX線撮影を終了する。
上述の本実施例装置によれば、管電圧および管電流を一定にした状態で、被検体Mの撮影部位に応じた最適なフィルタを予め決定し、撮影部位とフィルタとを関連付けた情報として記憶部25に記憶しておき、この情報と撮影時に入力されている撮影条件に含まれる撮影部位とを比較・参照することにより、撮影部位に応じた最適なフィルタを自動で選択・切替を行うことができる。すなわち、従来の手動でフィルタを切り替える場合に比べ、作業効率を大幅に向上させることができる。
また、管電圧および管電流を一定にした状態、つまり、X線出力を一定にした状態での撮影が可能となるので、被検体Mへの被曝量を抑えることができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した本実施例では、被検体に造影剤を、造影剤注入用のカテーテルを介して注入して、造影剤が血管の内部を流れる様子を診断したが、カテーテル注入前と注入後との各々の撮影画像について減算処理を行うディジタルサブトラクション・アンギオグラフィに適用することもできる。また、カテーテルを注入しない、X線撮影を単に撮影または診断するX線撮影装置や、X線CT装置にも適用することができる。
(2)上述した本実施例では、切替の対象となったフィルタ11は、軟組織用のフィルタ11bや四肢用のフィルタ11cであったが、これらのフィルタ11b,11cに限定されない。また、フィルタ11a〜11cを使用しないときには、ブランク11dを利用し、フィルタを通さずにX線撮影を行ってもよい。
(3)本発明における切替手段としての切替機構12は、例えば、図7の断面図に示すように、ベルト30に複数種類のフィルタ31を配設し、そのベルト30を図7中の矢印の方向に移動することで、フィルタ31を選択して切り替えるように構成してもよい。
(4)上述した本実施例では、切替機構12を、コリメータ9に備えたが、X線管5に直接に備えてもよい。
(5)上述した本実施例では、本発明における保持部材として、C型アーム8を備えたC型保持部材3を用いたが、X線管とX線検出器とを保持する部材であれば、特に限定されない。
本実施例に係るX線撮影装置の概略構成を示した側面図である。 本実施例に係るX線撮影装置の概略構成を示した正面図である。 本実施例に係るX線撮影装置に用いられるX線管、コリメータ、およびフィルタの一部破断図である。 本実施例に係るX線管、コリメータ、およびフィルタの平面図である。 本実施例に係るコリメータ内に備えられた切替機構の平面図である。 実施例に係る各種フィルタの特性を示した図である。 血管造影撮影に係る一連のX線撮影処理を示すフローチャートである。 変形例に係る切替機構の断面図である。
符号の説明
1 … 天板
3 … C型アーム
5 … X線管
6 … イメージインテンシファイア(I.I)
9 … コリメータ
11a〜11c … フィルタ
12 … 切替機構
24 … フィルタ選択制御部
M … 被検体

Claims (2)

  1. X線を被検体に照射するX線管と、前記被検体に照射されたX線を検出するX線検出器と、前記X線管およびX線検出器を保持する保持部材と、被検体を載置する天板とを備えたX線検査装置であって、前記X線管から照射されるX線成分のうち被検体の撮影部位に応じて予め決定した所定のX線成分を抽出する複数種類のフィルタと、複数種類の前記フィルタから任意のフィルタに切り替える切替手段と、各種撮影条件を設定する条件設定手段と、撮影条件に含まれる被検体の撮影部位とフィルタの種類を対応付けした関連情報を記憶する記憶手段と、前記条件設定手段によって設定された撮影条件と記憶手段に記憶された関連情報とを比較し、撮影部位に応じたフィルタを選択する演算手段と、前記演算手段による選択結果に応じて前記切替手段を操作して選択されたフィルタに切り替えるフィルタ選択制御手段とを備えたことを特徴とするX線検査装置。
  2. 請求項1に記載のX線検査装置において、前記フィルタ選択制御手段は、前記条件設定手段によって設定される管電圧および管電流の設定を一定に維持した状態で、撮影部位の変更ごとに切替手段を操作してフィルタを選択して切り替えることを特徴とするX線検査装置。

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