JPH102012A - 大架構塔状建築物 - Google Patents

大架構塔状建築物

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Publication number
JPH102012A
JPH102012A JP17590596A JP17590596A JPH102012A JP H102012 A JPH102012 A JP H102012A JP 17590596 A JP17590596 A JP 17590596A JP 17590596 A JP17590596 A JP 17590596A JP H102012 A JPH102012 A JP H102012A
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JP
Japan
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outer shell
building
tower
members
shell structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP17590596A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yabuuchi
浩二 藪内
Kyoji Noguchi
恭司 野口
Atsushi Komori
淳 小森
Hiroki Sugiyama
寛紀 杉山
Masatoyo Matsuzaki
真豊 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH102012A publication Critical patent/JPH102012A/ja
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大地震等に対して安全で、平面計画の自由度及
び外壁面開口率を極力向上できるようにする。 【解決手段】上下方向に伸延した鉛直方向筒枠構造体1
6を有し、この筒枠構造体16は、面状に形成された複
数の面状耐震要素部材50により閉鎖水平断面形状を形
成する形で形成されており、前記筒枠構造体16の周囲
に、マンション1の構造外周面3aを形成する形で外殻
構造物3を設け、この外殻構造物3は、複数の梁部材6
及び柱部材5からなるラーメン構造体に形成されてお
り、複数のフロア空間25は、前記筒枠構造体16と外
殻構造物3の間に形成されており、筒枠構造体16と外
殻構造物3との間に、面状に形成された複数の水平方向
耐震構造体15を、これら筒枠構造体16と外殻構造物
3とを接続する形で上下方向に間隔L1で配設し、これ
ら水平方向耐震構造体15は、水平方向においては、前
記筒枠構造体16を中心とする放射方向に配置して構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層マンションや事務
所ビルなどに適用するのに好適な大架構塔状建築物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、高層の塔状建築物が構築されてお
り、このような建築物は、柱、梁部材により構成される
純ラーメン構造とすることが多い。その他、超高層の事
務所ビル等では、純ラーメン構造ではなく大架構柱梁
(メガストラクチャー)を採用することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな純ラーメン構造による建築物では、該建築物が高層
化すればするほど、その分、柱部材等が支持すべき鉛直
荷重や水平荷重が大きくなるため、単位水平面積内にお
いて設置すべき柱部材の本数が増加する。これにより、
各フロア空間における平面計画の自由度が制約され都合
が悪かった。特に、前記塔状建築物がマンション等の集
合住宅である場合には、平常時に発生する微弱な振動を
極力防止して居住性を向上させる目的から鉄骨鉄筋コン
クリート等が採用されている。この場合、大地震時にお
ける柱部材の崩壊等を防止し、安全性を確保するために
は、柱部材の部材断面を極力大きくして塑性率を低く抑
えることが必要となって来る。よって、上述したよう
な、各フロア空間における平面計画の自由度の制約は更
に大きくなる。
【0004】一方、上述したような大架構柱梁を採用す
ることにより、単位水平面積内において設置すべき柱部
材の本数を極力減少させることができ、よって各フロア
空間における平面計画の自由度を極力向上させることが
できたが、構造上、大架構柱を建物の外周部に配置する
必要が生じ、この大架構柱(通常この大架構柱はコアや
設備等のスペースとしてしか使用できない)の存在によ
り、バルコニや窓などの設置が制約されていた(即ち、
外壁面開口率の向上が困難であった。)。特に、前記塔
状建築物がマンション等の集合住宅である場合には、大
架構柱梁を採用することは計画上不可能であった。
【0005】そこで本発明は上記事情に鑑み、高層マン
ションや事務所ビル等の塔状建築物において、大地震等
に対して安全で、かつ各フロア空間における平面計画の
自由度を極力向上させることができ、しかも外壁面開口
率を極力向上させることができる大架構塔状建築物を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第1の
発明は、内部に複数のフロア空間(25)が上下層状に
形成された塔状建築物(1)において、上下方向に伸延
した筒枠状構造体(16)を有し、前記筒枠状構造体
(16)は、面状に形成された複数の面状耐震要素部材
(50)により閉鎖水平断面形状を形成する形で形成さ
れており、前記筒枠状構造体(16)の周囲に、前記塔
状建築物(1)の構造上の外周面(3a)を形成する形
で外殻構造体(3)を設け、前記外殻構造体(3)は、
複数の梁(6)及び柱(5)からなるラーメン構造体に
形成されており、前記複数のフロア空間(25)は、前
記筒枠状構造体(16)と前記外殻構造体(3)の間に
形成されており、前記筒枠状構造体(16)と前記外殻
構造体(3)との間に、面状に形成された複数の耐震要
素構造体(15)を、これら筒枠状構造体(16)と外
殻構造体(3)とを接続する形で上下方向に所定の間隔
(L1)で配設し、前記複数の耐震要素構造体(15)
は、水平方向においては、前記筒枠状構造体(16)を
中心とする放射方向に、前記筒枠状構造体(16)と前
記外殻構造体(3)とを接続する形で配置して構成され
る。
【0007】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記塔状建築物
(1)は集合住宅用の建築物である。
【0008】また本発明のうち第3の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記耐震要素構造
体(15)と前記外殻構造体(3)の接続は、前記耐震
要素構造体(15)が、前記外殻構造体(3)の所定の
柱(5B)と接合する形で行われており、前記所定の柱
(5B)は、その水平断面が、前記筒枠状構造体(1
6)を中心とする放射方向に偏長した形になっている。
【0009】また本発明のうち第4の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記面状耐震要素
部材(50)はトラス構造(18)を有する。
【0010】また本発明のうち第5の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記面状耐震要素
部材(50)は耐震壁(32)を有する。
【0011】また本発明のうち第6の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記耐震要素構造
体(15)はトラス構造(18)を有する。
【0012】また本発明のうち第7の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記耐震要素構造
体(15)は耐震壁(32)を有する。
【0013】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0014】
【作用】上記した構成により本発明のうち第1の発明で
は、筒枠状構造体(16)と耐震要素構造体(15)と
外殻構造体(3)により大架構柱梁を構成する構造とな
り、常時荷重(鉛直荷重)は主に外殻構造体(3)側に
よって支持させ、地震等による水平力は主に筒枠状構造
体(16)側で抵抗させる。
【0015】また本発明のうち第2の発明では、各住戸
の窓やバルコニ等の設置ができるようになる。
【0016】また本発明のうち第3の発明では、外殻構
造体(3)の所定の柱(5B)は、筒枠状構造体(1
6)を中心とする放射方向で該柱(5B)に作用する応
力に対する強度が向上されている。
【0017】また本発明のうち第4の発明では、ブレー
ス材(13)等を用いて面状耐震要素部材(50)を構
成する。
【0018】また本発明のうち第5の発明では、耐震壁
(32)をフロア空間(25)とコア空間(16a)の
間の仕切部材等として使用する。
【0019】また本発明のうち第6の発明では、ブレー
ス材(13)等を用いて耐震要素構造体(15)を構成
する。
【0020】また本発明のうち第7の発明では、耐震壁
(32)をフロア空間(25)内を仕切る仕切部材等と
して使用する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による大架構塔状建築物の一例であ
るマンションの構造を示した模式斜視図、図2は、図1
のマンションの構造を示した水平断面図、図3は、図1
のマンションの構造を示した側断面図、図4は、別の形
のトラス構造を示した側面図、図5は、別の形のトラス
構造を示した側面図、図6は、別の形の水平方向耐震構
造体及び鉛直方向筒枠構造体を示した側面図である。
【0022】本発明による大架構塔状建築物の一例であ
るマンション1は、図1乃至図3に示すように、地盤2
中に構築された図示しない基礎構造物上に立設されたフ
レーム構造物100を有しており、フレーム構造物10
0は、外殻構造物3及び中核構造物7等から構成されて
いる。外殻構造物3は、図1乃至図3に示すように、前
記基礎構造物上に立設された複数の柱部材5を有してい
る。なお、本発明ではこれら柱部材5は鋼管コンクリー
トとなっているが、その他の実施例としてH鋼などによ
るもの又は鉄筋コンクリート又は鉄骨鉄筋コンクリート
などでも可能である(しかし、鋼管コンクリートの採用
により柱部材の部材断面の縮小と工期短縮が容易に実現
するので、鋼管コンクリートを採用することが望まし
い。)。そして、外殻構造物3の複数の柱部材5のう
ち、8本の柱部材5A(なお、柱部材5Aは、前記複数
の柱部材5のうちの特定のものを区別して表記したもの
とする)は、図2に示すように、水平断面において、対
向した辺どうしが平行且つ等しい長さである所定の8角
形の頂点に位置する形でそれぞれ配置されている。ま
た、この8角形の所定の1辺(図2の紙面で最も上側の
辺)には、該1辺の両端に配置された2つの柱部材5
A、5Aの他に、これら柱部材5A、5Aの間の位置に
おいて2つの柱部材5B、5B(なお、柱部材5Bは、
前記複数の柱部材5のうちの柱部材5A以外のものを区
別して表記したものとする)が配置されており、該1辺
と対向する別の1辺(図2の紙面で最も下側の辺)にお
いても、該別の1辺の両端に配置された2つの柱部材5
A、5Aの他に、これら柱部材5A、5Aの間の位置に
おいて2つの柱部材5B、5Bが配置されている。更
に、これら1辺及び別の1辺の間に挟まれた2辺(図2
の紙面で最も右側の辺及び最も左側の辺)においても、
該各辺の両端に配置された2つの柱部材5A、5Aの他
に、これら柱部材5A、5Aの間の位置において2つの
柱部材5B、5Bが配置されている。そして、水平方向
である図の矢印A、B方向(即ち図2の紙面上下方向)
及び、該矢印A、B方向に直角な水平方向である図の矢
印C、D方向(即ち図2の紙面左右方向)に、互いに対
向した辺どうしでは、その対向方向に各柱部材5B、5
Bが対応して位置しており、従って、これら対応した柱
部材5B、5Bどうしを結んだ線は、井の字型の格子状
に交差している。なお、柱部材5Bの水平断面形状は、
図2に示すように、前記8角形の内部に向かって偏長な
長方形状になっており、該8角形の中心から放射方向に
作用する水平力に対して抵抗するのに都合よく形成され
ている。
【0023】上述した8角形の周方向に隣接する柱部材
5A、5A間、柱部材5A、5B間、柱部材5B、5B
間には、水平方向に伸延した複数の梁部材6がそれぞれ
接続されており、隣接する各柱部材5、5間では、これ
らを接続する梁部材6は上下方向に複数となっている。
即ち、外殻構造物3は、これら柱部材5A、5B、梁部
材6によりラーメン構造体を形成する形で構成されてお
り、この外殻構造物3の外周面により、前記マンション
1の構造上の外周面である構造外周面3aが形成されて
いる。また、各柱部材5、5間の複数の梁部材6は、後
述する複数のフロア空間25の位置に対応して上下方向
に配置されている。なお、本実施例では、この梁部材6
は鉄骨コンクリート(鋼管コンクリート等)によるもの
であるが、その他の実施例としてH鋼などによるもの又
は鉄筋コンクリートなどでも可能である。
【0024】以上のように構成された外殻構造物3の内
側には、図1乃至図3に示すように、上述した中核構造
物7が設けられている。中核構造物7は、前記図示しな
い基礎構造物上に立設された4つの柱部材9を有してい
る(なお、本発明ではこれら柱部材9は鋼管コンクリー
トとなっているが、その他の実施例としてH鋼などによ
るもの又は鉄筋コンクリート又は鉄骨鉄筋コンクリート
などでも可能である)。これら4つの柱部材9は、上述
した外殻構造物3の柱部材5のうち、水平断面におい
て、互いに対応した柱部材5B、5Bどうしを結んだ格
子状に交差した線での4つの交差点に対応した位置に配
置されている。これら各柱部材9と、上述した外殻構造
物3の柱部材5Bうち、図の矢印A、B方向或いは矢印
C、D方向に該柱部材9と隣接対向した柱部材5Bの間
には、水平方向に伸延した複数の梁部材10がそれぞれ
接続されており、隣接する各柱部材9、5B間では、こ
れらを接続する梁部材10は上下方向に複数となってい
る。また、これら複数の梁部材10は、上述した外殻構
造物3の複数の梁部材6の位置に対応して配置されてい
る。一方、図の矢印A、B方向或いは矢印C、D方向に
隣接した柱部材9、9間にも、水平方向に伸延した複数
の梁部材10がそれぞれ接続されており、隣接する各柱
部材9、9間では、これらを接続する梁部材10は上下
方向に複数となっている。しかし、各柱部材9、9間の
複数の梁部材10は、各柱部材9、5B間における複数
の梁部材10の上下方向の配置間隔とは基本的に異なっ
た配置間隔(後述)で配置されている(なお本発明にお
ける柱部材9、9間の梁部材10の配置間隔は、本実施
例における配置間隔に限定されない。)。なお、本実施
例では、この梁部材10はH鋼によるものであるが、そ
の他の実施例として鉄筋コンクリート又は鉄骨鉄筋コン
クリートなどでも可能である。
【0025】ところで上述した複数の梁部材10のう
ち、各柱部材9、5B間の梁部材10における上下間隔
(従って、上述した外殻構造物3の複数の梁部材6にお
ける上下間隔)は、図3に示すように、基本的には所定
の間隔H1であるが、特定の位置の上下間隔、例えば図
3に示す10階及び20階に相当する位置での上下間隔
は、前記間隔H1よりも大きな間隔H2(本実施例では
間隔H1の1.5倍の大きさ)となっている。また、各
柱部材9、9間の梁部材10における上下間隔は、図3
に示すように、基本的には前記間隔H1の3倍に相当す
る所定の間隔H3であり、これは例えば図3に示すよう
に1階〜3階に亙る上下間隔、4階〜6階に亙る上下間
隔、7階〜9階に亙る上下間隔、或いは11階〜13階
に亙る上下間隔、14階〜16階に亙る上下間隔、17
階〜19階に亙る上下間隔、或いは21階〜23階に亙
る上下間隔、24階〜26階に亙る上下間隔、27階〜
29階に亙る上下間隔……という形で梁部材10が配置
されている。ところが、特定の位置での梁部材10、1
0間の上下間隔は前記間隔H2と等しい大きさになって
いる。これは、10階及び20階に相当する位置であ
り、従って10階及び20階に相当する位置では、各柱
部材9、9間の梁部材10、10の上下間隔は、上述し
た各柱部材9、5B間の梁部材10の上下間隔と対応し
ている。なお、図3に示すように、このマンション1は
30階建であり、30階の位置での、柱部材9、9間の
梁部材10、10の上下間隔は間隔H2よりも小さい所
定の間隔になっている。
【0026】上述したように、図3の10階及び及び2
0階の位置において、間隔H2で配置された上側或いは
下側の梁部材10に関しては、柱部材9、9間の梁部材
10と、柱部材9、5B間の梁部材10とが同一の高さ
位置にあることから、矢印A、B方向或いは矢印C、D
方向に柱部材9、9を介して接続された3つの梁部材1
0によって梁ユニット11がそれぞれ構成されていると
見做せる。また、図3の30階の位置において、所定の
間隔で配置された上側或いは下側の梁部材10に関して
は、柱部材9、9間の梁部材10と、柱部材9、5B間
の梁部材10とが同一の高さ位置にあることから、矢印
A、B方向或いは矢印C、D方向に柱部材9、9を介し
て接続された3つの梁部材10によって梁ユニット11
がそれぞれ構成されていると見做せる。ここで、図3の
10階及び及び20階及び30階の位置において、上下
に隣接した梁ユニット11、11間には、上下方向の複
数の接続柱12が適宜接続され、これら梁ユニット1
1、11間には、隣接する接続柱12、12間、或いは
隣接する接続柱12と柱部材9の間等において斜め方向
のブレース材13が設置されている。つまり、上下に隣
接した梁ユニット11、11、接続柱12、ブレース材
13により水平方向に伸延したトラス梁14が構成され
ている。なお、このトラス梁14の位置(10階と20
階)では梁部材10、10の間隔H2が通常の間隔H1
よりも大きくなっているので、その分、トラス梁14の
上下幅が大きくなり鉛直方向の剪断力に対する剛性が向
上されている。
【0027】また、矢印A、B方向或いは矢印C、D方
向に隣接した柱部材9、9間には、上下に隣接した梁部
材10、10の間(但し、図3の10階及び及び20階
及び30階の位置は除く)において斜め方向のブレース
材13が設置されている。つまり、4つの柱部材9及
び、隣接した柱部材9、9間の梁部材10、ブレース材
13等により上下方向に伸延した鉛直方向筒枠構造体1
6が構成されている。なお、図3の10階及び及び20
階及び30階の位置では、各トラス梁14と鉛直方向筒
枠構造体16が、各々の一部分を共有する形で交差接合
されている。以上のようにマンション1には、上下方向
に伸延した鉛直方向筒枠構造体16が設けられており、
該鉛直方向筒枠構造体16は、面状に形成された4つの
面状耐震要素部材50(図2の四角形断面における各辺
の位置に相当する部位であり、本実施例の場合には、隣
接する2本の柱部材9、9(又は隣接する柱部材9と接
続柱12)と上下に隣接する2本の梁部材10、10に
よって囲まれた4角形状構造に斜め方向のブレース材1
3、13を設置して構成したトラス構造18が上下方向
等に複数個接続した形で構成されている。なお、各面状
耐震要素部材50が有するトラス構造18の大きさ、
数、配置状態は、この実施例だけに限定されない。)に
より閉鎖水平断面形状を形成する形で形成されている。
この鉛直方向筒枠構造体16の周囲には、マンション1
の構造上の構造外周面3aを形成する形で外殻構造物3
が設けられている。また、鉛直方向筒枠構造体16と外
殻構造物3との間には、面状に形成された複数の水平方
向耐震構造体15、即ち上述したトラス梁14のうち鉛
直方向筒枠構造体16との共有部位を除いた部分(な
お、1つのトラス梁14は、鉛直方向筒枠構造体16の
両側に位置する形で2つの水平方向耐震構造体15を有
している。また、本実施例の場合には、隣接する柱部材
9と接続柱12(又は柱部材5と接続柱12又は接続柱
12、12)と上下に隣接する2本の梁部材10、10
によって囲まれた4角形状構造に斜め方向のブレース材
13、13を設置して構成したトラス構造18が水平方
向等に複数個接続した形で構成されている。なお、各水
平方向耐震構造体15が有するトラス構造18の大き
さ、数、配置状態は、この実施例だけに限定されな
い。)が、これら鉛直方向筒枠構造体16と外殻構造物
3とを接続する形で図3に示す上下方向に所定の間隔L
1(即ち上下に隣接する水平方向耐震構造体15、15
間には間隔H1の9倍に相当する間隔L1が形成されて
いる)で配設されており、これら水平方向耐震構造体1
5は、水平方向においては図2に示すように、鉛直方向
筒枠構造体16を中心とする放射方向(矢印A、B、
C、Dの各方向に向かってそれぞれ2本づつ)に、鉛直
方向筒枠構造体16と外殻構造物3とを接続する形で配
置されている。
【0028】フレーム構造物100は、上述したように
外殻構造物3及び中核構造物7からなっており、このフ
レーム構造物100には、中核構造物7の鉛直方向筒枠
構造体16と外殻構造物3の間において、上述した複数
の梁部材6、10等に支持された形で図示しないスラブ
が上下層状に設置されている。従ってこれらスラブの間
には、図3に示すように前記複数の梁部材6、10の上
下間隔に対応した形で複数のフロア空間25が上下層状
に形成されている。各フロア空間25の階高は、10階
と20階では間隔H2に対応した大きさであり、10階
或いは20階以外の階では間隔H1に対応した大きさで
ある。つまり、10階と20階ではフロア空間25の階
高が通常よりも大きくなっているので、1.5層として
の利用や設備の縦シャフトを取り回すスペース(従って
トラス梁14の上下階ではシャフトの位置を変えられ
る)としての利用ができる。また、フレーム構造物10
0の外周には図示しない外壁が設けられており、各フロ
ア空間25には、図示しない複数の住戸、図示しない共
用空間等が、図示しない適宜な仕切部材等を介して設け
られている。なお、フレーム構造物100のうち、前記
鉛直方向筒枠構造体16の内部は、スラブ等が設けられ
ておらず、図3の1階から30階まで上下方向に貫通し
たボイド空間となったコア空間16aが形成されてい
る。なお、鉛直方向筒枠構造体16の内部は、本実施例
のようにコア空間16aとして利用される以外にも立体
駐車場やトランクルーム等を設置してもよい。
【0029】マンション1は以上のように鉛直方向筒枠
構造体16と水平方向耐震構造体15と外殻構造物3に
より大架構柱梁を構成する構造となっているので、純ラ
ーメン構造による建築物等に比べて、単位水平面積内に
おいて設置すべき柱部材5、9の本数を極力減少させる
ことができ、よって各フロア空間25における平面計画
の自由度を極力向上させることができる。しかも、大架
構柱である鉛直方向筒枠構造体16をフレーム構造物1
00の外周部に配置せず内部中央に配置し、該鉛直方向
筒枠構造体16を囲む形で、従って該フレーム構造物1
00の外周部には、外殻構造物3を配置したので、外壁
面開口率を極力向上させることができる。なお、大架構
柱である鉛直方向筒枠構造体16をフレーム構造物10
0の内部中央に配置しているので、該鉛直方向筒枠構造
体16のみでは地震等による水平力に対する転倒スパン
が比較的小さい。しかし、鉛直方向筒枠構造体16が水
平力を受けた場合には、その力の一部は複数の水平方向
耐震構造体15を介して、転倒スパンの比較的大きな外
殻構造物3側に鉛直方向力として伝達される仕組みにな
っており、鉛直方向筒枠構造体16の柱脚に過大な軸力
がかかることが防止され(フレーム構造体100の崩壊
等が防止され)安全性が高い。またこのようにマンショ
ン1では、常時荷重(鉛直荷重)は主に外殻構造物3側
によって支持させ、また、地震等の際に発生する水平力
は主に鉛直方向筒枠構造体16側で抵抗させる構造にな
っている。従って、外殻構造物3における複数の柱部材
5は、その単位水平面積内において設置すべき本数を極
力減少させることができるばかりでなく、これら柱部材
5を鉄骨鉄筋コンクリート等で形成した場合でも、それ
らの部材断面を極力小さくすることができるので、各フ
ロア空間25における平面計画の自由度は向上する。な
お、本発明による大架構塔状建築物は、本実施例のよう
なマンション1等の集合住宅以外にも、事務所ビル等に
も適用できる。また、本実施例では30階建てのマンシ
ョン1を例示したが建築物は30階に限定されない。
【0030】なお上述した実施例では、鉛直方向筒枠構
造体16の各面状耐震要素部材50は、上下方向の柱部
材9或いは接続柱12、梁部材10、ブレース13から
なる複数のトラス構造18を有する形で構成されてい
る。しかし、各面状耐震要素部材50は、図6に示すよ
うに、ブレース13等を採用せず、柱部材9及び梁部材
10に設置された複数の耐震壁32を有する形で構成し
てもよい。なお、各面状耐震要素部材50の有するトラ
ス構造18や耐震壁32の個数等は任意であってよい。
【0031】また上述した実施例では、各水平方向耐震
構造体15は、上下方向の柱部材9或いは接続柱12、
梁部材10、ブレース13からなる複数のトラス構造1
8を有する形で構成されている。しかし、各水平方向耐
震構造体15は、図6に示すように、ブレース13等を
採用せず、柱部材9及び梁部材10に設置された複数の
耐震壁32を有する形で構成してもよい。なお、各水平
方向耐震構造体15の有するトラス構造18や耐震壁3
2の個数等は任意であってよい。
【0032】更に上述した実施例では、鉛直方向筒枠構
造体16の有するブレース材16は、単純な線状の鋼材
からなるものであったが、このようなブレース材16の
代わりに制震機能をもったものを採用することも可能で
ある。即ち、地震の大部分を負担する鉛直方向筒枠構造
体16に高い靭性と履歴性状を有する制震ブレースユニ
ット(後述)を使用し、大地震時に降伏することにより
大きな履歴エネルギーを吸収するようにする。これによ
り構造体の損傷が極力防止され、大地震に際しても安全
性が高い。また、大架構構造と該制震ブレースユニット
を組み込むことで、建物全体の水平剛性と耐力を設計上
想定する地震レベルに対し制御することが可能になり、
高い耐震安全性と経済性をもつ建築物とすることが可能
である。更に、制震ブレースユニットの組込み位置が居
室内ではないので、メンテナンスや交換においても便利
である。
【0033】例えば制震ブレースユニットは、例えば図
4に示す制震ブレースユニット43のように構成され
る。制震ブレースユニット43は、格子状に接続された
柱部材9、9及び梁部材10、10の4つの接続位置S
Zのうち、対向する2つの接続位置SZ、SZどうしを
連絡するX字型の形状に形成されている。即ち、制震ブ
レースユニット43は、前記各接続位置SZにそれぞれ
接合された4つのブラケット部45及び、1つの中央部
パネル部46を有しており、各ブラケット部45と中央
部パネル部46の間は、線状の低降伏点鋼材47及びジ
ョイント部材49、49(即ち、中央部パネル部46と
低降伏点鋼材47の間及び、ブラケット部45と低降伏
点鋼材47の間にそれぞれジョイント部材49が介在し
ている)によりそれぞれ接続されている。
【0034】また例えば制震ブレースユニットは、例え
ば図5に示す制震ブレースユニット53のように構成さ
れる。制震ブレースユニット53は、格子状に接続され
た柱部材9、9及び梁部材10、10の4つの接続位置
SZのうち、対向する2つの接続位置SZ、SZどうし
を連絡するX字型の形状に形成されている。即ち、制震
ブレースユニット53は、前記各接続位置SZにそれぞ
れ接合された4つのブラケット部55及び、1つの中央
部パネル部56を有しており、各ブラケット部55と中
央部パネル部56の間は、線状鋼材57によりそれぞれ
接続されている。そして、中央パネル部56は低降伏点
鋼材でできている。なお、構造計画平面上平面的に複数
箇所ある鉛直方向筒枠構造体16のトラス構造18のう
ち、上述したような制震ブレースユニット43、53に
するものと、弾性状態を維持するブレース材16等のよ
うなブレースを用いたものとを混在させることも可能で
あり、建築物全体の水平剛性を弾性時から塑性化した後
も制御可能になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第1の
発明は、内部に複数のフロア空間25等のフロア空間が
上下層状に形成されたマンション1等の塔状建築物にお
いて、上下方向に伸延した鉛直方向筒枠構造体16等の
筒枠状構造体を有し、前記筒枠状構造体は、面状に形成
された複数の面状耐震要素部材50等の面状耐震要素部
材により閉鎖水平断面形状を形成する形で形成されてお
り、前記筒枠状構造体の周囲に、前記塔状建築物の構造
上の構造外周面3a等の外周面を形成する形で外殻構造
物3等の外殻構造体を設け、前記外殻構造体は、複数の
梁部材6等の梁及び柱部材5等の柱からなるラーメン構
造体に形成されており、前記複数のフロア空間は、前記
筒枠状構造体と前記外殻構造体の間に形成されており、
前記筒枠状構造体と前記外殻構造体との間に、面状に形
成された複数の水平方向耐震構造体15等の耐震要素構
造体を、これら筒枠状構造体と外殻構造体とを接続する
形で上下方向に間隔L1等の所定の間隔で配設し、前記
複数の耐震要素構造体は、水平方向においては、前記筒
枠状構造体を中心とする放射方向に、前記筒枠状構造体
と前記外殻構造体とを接続する形で配置して構成され
る。つまり本発明による大架構塔状建築物では、筒枠状
構造体と耐震要素構造体と外殻構造体により大架構柱梁
を構成する構造となっているので、純ラーメン構造によ
る建築物等に比べて、単位水平面積内において設置すべ
き柱部材の本数を極力減少させることができ、よって各
フロア空間における平面計画の自由度を極力向上させる
ことができる。しかも本発明では、大架構柱である筒枠
状構造体(この部位は階段、エレベータや設備等のスペ
ースとして使用)を建築物の外周部に配置せず内部中央
に配置し、該筒枠状構造体を囲む形で、従って該建築物
の外周部には、外殻構造体を配置したので、外壁面開口
率を極力向上させることができる。なお、本発明では大
架構柱である筒枠状構造体を建築物の内部中央に配置し
ているので、該筒枠状構造体のみでは地震等による水平
力に対する転倒スパンが比較的小さい。しかし、筒枠状
構造体が水平力を受けた場合には、その力の一部は複数
の耐震要素構造体を介して、転倒スパンの比較的大きな
外殻構造体側に鉛直方向力として伝達される仕組みにな
っており、筒枠状構造体の柱脚に過大な軸力がかかるこ
とが防止され(建築物の崩壊等が防止され)安全性が高
い。またこのように本発明では、常時荷重(鉛直荷重)
は主に外殻構造体側によって支持させ、また、地震等の
際に発生する水平力は主に筒枠状構造体側で抵抗させる
構造になっている。従って、ラーメン構造体となってい
る外殻構造体の複数の柱は、その単位水平面積内におい
て設置すべき本数を極力減少させることができるばかり
でなく、これら柱を鉄骨鉄筋コンクリート等で形成した
場合でも、それらの部材断面を極力小さくすることがで
きるので、各フロア空間における平面計画の自由度は向
上する。更に、外殻構造体はラーメン構造体に形成され
ているので、風や小規模地震による振動が極力防止され
ており、居住性が向上されている。また、水平荷重に抵
抗する大架構では、各要素の断面と形状の調整により建
物の強度と水平剛性を適正に制御でき、安全性と経済性
を両立させた設計が可能となる。
【0036】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記塔状建築物は
集合住宅用の建築物であるので、第1の発明による効果
に加えて、平面計画上の自由度が向上するので多種多様
な住戸が設置でき都合がよい。また、外壁面開口率を極
力向上させることができるので、居住性の向上が同時に
実現する。
【0037】また本発明のうち第3の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記耐震要素構造
体と前記外殻構造体の接続は、前記耐震要素構造体が、
前記外殻構造体の柱部材5B等の所定の柱と接合する形
で行われており、前記所定の柱は、その水平断面が、前
記筒枠状構造体を中心とする放射方向に偏長した形にな
っているので、第1の発明による効果に加えて、前記所
定の柱は、前記筒枠状構造体を中心とする放射方向で該
柱に作用する応力に対する強度が向上されている。従っ
て、耐震要素構造体側から受ける応力により外殻構造体
側が損傷を受けるようなことは極力防止され都合がよ
い。
【0038】また本発明のうち第4の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記面状耐震要素
部材はトラス構造18等のトラス構造を有するので、第
1の発明による効果に加えて、ブレース材13等を用い
て面状耐震要素部材を構成することになるので構築が簡
単になり都合がよい。
【0039】また本発明のうち第5の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記面状耐震要素
部材は耐震壁32等の耐震壁を有するので、第1の発明
による効果に加えて、耐震壁をフロア空間とコア空間1
6aの間の仕切部材等として使用できるので都合がよ
い。
【0040】また本発明のうち第6の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記耐震要素構造
体はトラス構造18等のトラス構造を有するので、第1
の発明による効果に加えて、ブレース材13等を用いて
耐震要素構造体を構成することになるので構築が簡単に
なり都合がよい。
【0041】また本発明のうち第7の発明は、第1の発
明による大架構塔状建築物において、前記耐震要素構造
体は耐震壁32等の耐震壁を有するので、第1の発明に
よる効果に加えて、耐震壁をフロア空間内を仕切る仕切
部材等として使用できるので都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による大架構塔状建築物の一例
であるマンションの構造を示した模式斜視図である。
【図2】図2は、図1のマンションの構造を示した水平
断面図である。
【図3】図3は、図1のマンションの構造を示した側断
面図である。
【図4】図4は、別の形のトラス構造を示した側面図で
ある。
【図5】図5は、別の形のトラス構造を示した側面図で
ある。
【図6】図6は、別の形の水平方向耐震構造体及び鉛直
方向筒枠構造体を示した側面図である。
【符号の説明】
1……塔状建築物(マンション) 3……外殻構造体(外殻構造物) 3a……外周面(構造外周面) 5……柱(柱部材) 6……梁(梁部材) 15……耐震要素構造体(水平方向耐震構造体) 16……筒枠状構造体(鉛直方向筒枠構造体) 18……トラス構造 25……フロア空間 32……耐震壁 50……面状耐震要素部材 L1……間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 寛紀 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号 三 井建設株式会社内 (72)発明者 松崎 真豊 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号 三 井建設株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に複数のフロア空間が上下層状に形成
    された塔状建築物において、 上下方向に伸延した筒枠状構造体を有し、 前記筒枠状構造体は、面状に形成された複数の面状耐震
    要素部材により閉鎖水平断面形状を形成する形で形成さ
    れており、 前記筒枠状構造体の周囲に、前記塔状建築物の構造上の
    外周面を形成する形で外殻構造体を設け、 前記外殻構造体は、複数の梁及び柱からなるラーメン構
    造体に形成されており、 前記複数のフロア空間は、前記筒枠状構造体と前記外殻
    構造体の間に形成されており、 前記筒枠状構造体と前記外殻構造体との間に、面状に形
    成された複数の耐震要素構造体を、これら筒枠状構造体
    と外殻構造体とを接続する形で上下方向に所定の間隔で
    配設し、 前記複数の耐震要素構造体は、水平方向においては、前
    記筒枠状構造体を中心とする放射方向に、前記筒枠状構
    造体と前記外殻構造体とを接続する形で配置して構成し
    た大架構塔状建築物。
  2. 【請求項2】前記塔状建築物は集合住宅用の建築物であ
    ることを特徴とする請求項1記載の大架構塔状建築物。
  3. 【請求項3】前記耐震要素構造体と前記外殻構造体の接
    続は、前記耐震要素構造体が、前記外殻構造体の所定の
    柱と接合する形で行われており、 前記所定の柱は、その水平断面が、前記筒枠状構造体を
    中心とする放射方向に偏長した形になっていることを特
    徴とする請求項1記載の大架構塔状建築物。
  4. 【請求項4】前記面状耐震要素部材はトラス構造を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の大架構塔状建築物。
  5. 【請求項5】前記面状耐震要素部材は耐震壁を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の大架構塔状建築物。
  6. 【請求項6】前記耐震要素構造体はトラス構造を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の大架構塔状建築物。
  7. 【請求項7】前記耐震要素構造体は耐震壁を有すること
    を特徴とする請求項1記載の大架構塔状建築物。
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