JPH10201087A - 逆電圧防止回路 - Google Patents

逆電圧防止回路

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JPH10201087A
JPH10201087A JP8358480A JP35848096A JPH10201087A JP H10201087 A JPH10201087 A JP H10201087A JP 8358480 A JP8358480 A JP 8358480A JP 35848096 A JP35848096 A JP 35848096A JP H10201087 A JPH10201087 A JP H10201087A
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JP
Japan
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power supply
transistor
supply line
voltage
collector
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JP8358480A
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English (en)
Inventor
Shinji Kaneko
真二 金子
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常時に電源線に逆にかかる電圧レベルを低
く押さえることが可能な逆電圧防止回路を提供するこ
と。 【解決手段】 +−電源を使用する装置における逆電圧
防止回路において、電源線と接地間に接続されたスイッ
チング素子Q1、Q2と、電源線に電源電圧がかかって
いない場合には、前記スイッチング素子がオン状態とな
り、電源線に正常に電源電圧がかかっている場合には前
記スイッチング素子がオフ状態となるように、前記スイ
ッチング素子を制御する回路R1〜R4とを備える。ス
イッチング素子Q1、Q2としては、トランジスタある
いはノーマリーオンタイプのFETを使用する。本発明
によれば、一方の電源の異常時において電源線の電圧の
絶対値を負荷の最大定格以下にクランプすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は逆電圧防止回路に関
し、特に逆にかかる電圧レベルを低く押さえることが可
能な逆電圧防止回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、演算増幅器やドライバIC等の正
負の電源を必要とする回路に電源を供給する場合には、
図8に示すように、+(プラス)電源50と−(マイナ
ス)電源51を設け、接地(GND)を共通に接続し
て、+−電源が必要な負荷52に対して電源を供給して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
電源供給方式において、例えば図8に示すブロック図に
おける+電源50のフューズ53が切れた場合には、−
電源51のみが立ち上がることになる。そうすると、負
荷52に対しては−5Vのみが供給され、負荷52の+
電源端子もマイナス電位に引っ張られることになる。
【0004】ここで、+電源50の出力端子から見た回
路は、説明は後述するが、概略図3に示すような回路と
なる。T1はスイッチングレギュレータ方式である+電
源50のトランスのインダクタンス分であり、D1、D
2は2次側の整流用ダイオードである。D1、D2とし
ては損失を少なくするために、通常順方向電圧降下(V
d)の小さなショットキダイオードが使用される。負荷
52を介して+V出力端子がマイナス側に引っ張られた
場合には、図3に示されているように、接地からT1、
D1、D2を介して電流Iが流れ、+V出力端子の電位
はD1、D2の順方向電圧降下Vd分だけマイナス電位
となる。
【0005】図4は図8のシステムにおける電源投入時
の電源端子電圧を示すグラフである。パワーオンと同時
に+−双方の電源が同時に立ち上がった場合には、それ
ぞれの電源端子の電圧変化20、21は逆電位になるこ
とはない。しかし、例えば+電源が立ち上がらなかった
り、立ち上がりが遅延した場合には、+電源の出力端子
電圧22はVdだけマイナス側に引っ張られてしまうこ
とになる。
【0006】従来のICにおいては、電源Vccの絶対
最大定格が−0.5V〜7.0V程度であり、逆電圧に
対する定格がショットキダイオードのVd(通常1アン
ペアで約0.4V程度)より大きいので問題は無かっ
た。ところが、プロセスの違い等により、最近の高速I
C等の電源の絶対最大定格は−0.3V〜6.0Vとな
っており、図8に示すような従来のシステムにおいて
は、電源装置の故障等によって、負荷に最大定格以上の
逆電圧がかかってしまう恐れがあるという問題点があっ
た。
【0007】更に、図5に示すような冗長構成の電源装
置においては、2つの+電源30、31の出力端子が更
にダイオード34、35を介して接続されている。従っ
て、負荷36側から見た概略の回路構成は図6のように
なり、電源端子がマイナス側に引っ張られた場合には、
ダイオードD1〜D4の電圧降下分に加えて、D5(3
4)、D6(35)の電圧降下分が加わり、2Vd=約
0.8Vの逆電圧がかかる恐れがある。従って、このよ
うな冗長構成の電源を使用する場合においては、従来の
ICであっても、最大定格を越える逆電圧がかかる恐れ
があるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、異常時に電源線に逆にかかる電圧レベ
ルを低く押さえることが可能な逆電圧防止回路を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、逆電圧防止回
路において、電源線と接地間に接続されたスイッチング
素子と、電源線に電源電圧がかかっていない場合には、
前記スイッチング素子がオン状態となり、電源線に正常
に電源電圧がかかっている場合には前記スイッチング素
子がオフ状態となるように、前記スイッチング素子を制
御する回路とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明においては、スイッチング素子とし
てトランジスタやFET(電界効果トランジスタ)を使
用することにより、異常時にはオン状態となって、電源
線の電圧の絶対値を負荷の最大定格以下にクランプする
様に作用する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明を適用した
逆電圧防止回路の第1の実施例を含むシステムの構成を
示すブロック図である。+電源1および−電源2は、図
示しない商用電源を入力し、それぞれ+5Vおよび−5
Vの電圧を出力するスイッチングレギュレータ方式の電
源装置である。各電源装置1、2のGND端子はそれぞ
れ接地されている。
【0012】図2は、+電源装置1の回路構成の一例の
概略を示すブロック図である。なお、図2に一例を示す
ようなスイッチングレギュレータ方式の電源装置の回路
構成および動作は周知であり、また、本発明においては
図2に示した回路方式以外にも任意の方式の電源装置を
採用可能であるので、詳細な説明は省略する。なお、図
3は前記したように、図2に示すような電源回路におけ
る出力端子側からみた概略の回路図である。
【0013】図1に戻って、負荷A3は+−双方の電源
を供給する必要のある、演算増幅器やドライバIC等の
負荷であり、図示しない入出力端子が他の回路あるいは
接地と接続されている。負荷B4および負荷C5はそれ
ぞれ+5Vおよび−5Vのみが供給される任意のIC等
の負荷であり、負荷A3が無い場合には逆電圧がかかる
恐れはない。しかし、負荷A3がある場合には、従来例
において説明したように、負荷A3を介して電源端子が
逆電圧に引っ張られ、負荷B4あるいは負荷C5にも逆
電圧がかかる恐れがある。
【0014】+端子側逆電圧防止回路6および−端子側
逆電圧防止回路7はそれぞれトランジスタQ1、Q2お
よび2個の抵抗からなるバイアス回路から構成されてい
る。+端子側逆電圧防止回路6のトランジスタQ1とし
ては、PNPタイプのスイッチング用トランジスタが採
用され、トランジスタQ1のコレクタは+電源線に、エ
ミッタは接地にそれぞれ接続されている。トランジスタ
Q1のベースは抵抗R1を介して+電源線に接続されて
おり、また抵抗R2を介して−電源線に接続されてい
る。
【0015】−端子側逆電圧防止回路7のトランジスタ
Q2としては、NPNタイプのスイッチング用トランジ
スタが採用され、トランジスタQ2のコレクタは−電源
線に、エミッタは接地にそれぞれ接続されている。トラ
ンジスタQ2のベースは抵抗R3を介して−電源線に接
続されており、また抵抗R4を介して+電源線に接続さ
れている。
【0016】次に、図1の第1の実施例である逆電圧防
止回路6、7の動作について説明する。例えば+電源1
のフューズが飛んで、−電源2のみが立ち上がった場合
には、前述したように、負荷A3を介して+電源線の電
位がマイナス側に引っ張られる。この場合には+端子側
逆電圧防止回路6が動作する。
【0017】まず、接地→Q1のエミッタ→Q1のベー
ス→R2→−電源線の経路で、トランジスタQ1に順方
向のベース電流が流れる。従って、トランジスタQ1は
オン(飽和)状態となり、+電源線が接地電位にクラン
プされる。トランジスタが飽和した場合のコレクタエミ
ッタ間電圧は通常0.1V〜0.2V程度であり、例え
ば負荷の最大定格である0.3V以下にすることが可能
となる。
【0018】なお、異常時にトランジスタQ1に流れる
電流は負荷の種類や量によって異なるので、抵抗R1、
R2は、予想される最大電流値とトランジスタQ1の電
流増幅率、電源電圧から決定することができる。例えば
−電源の電圧が−5V、予想最大電流が1アンペア、電
流増幅率が20程度であれば、抵抗R2の値は、R2=
5/(1/20)=100Ω程度となる。R1は正常時
にトランジスタQ1にエミッタ・ベース電流が流れない
範囲でなるべく大きな値に決定すればよく、例えば90
Ω程度であってもよい。
【0019】−端子側逆電圧防止回路7の動作は、電圧
の極性が異なる以外は、+端子側逆電圧防止回路6の動
作と同じである。なお、例えば+電源の出力を使用して
−電源が動作するような場合には、−電源電圧のみが発
生することはないので、−端子側逆電圧防止回路7のみ
を設ければよい。また、設置場所は、電源装置内であっ
てもよいし、負荷と同じ場所に設けてもよいが、電源装
置内に設ける場合には、逆側の電源線も電源装置内に引
き込む必要がある。
【0020】次に、第2の実施例について説明する。上
述した第1の実施例においては、例えば+電源が故障し
て−電源のみが動作した場合には、+端子側逆電圧防止
回路6が動作して+電源線をクランプする。しかし、こ
の時に、−端子側逆電圧防止回路7にも電流が流れてし
まうという問題点がある。
【0021】この理由は、トランジスタがベースを中心
としてNPNあるいはPNPという対称構造をしている
ことに起因し、コレクタとエミッタを逆に接続した場合
にもベース・コレクタ間に順方向に電流を流すことによ
り、コレクタ・エミッタ間に電流が流れてしまうことに
よる。
【0022】図1において、+電源が故障した場合に
は、ほぼ0Vの+電源線から、R4→Q2のベース→Q
2のコレクタ→−電源線の経路に電流が流れ、このベー
ス・コレクタ電流によって、接地→Q2のエミッタ→Q
2のコレクタ→−電源線の経路で電流が流れる。逆接続
時の電流増幅率が順方向における電流増幅率の1/10
〜1/30程度であれば、損失はトランジスタが破損す
るような大きな損失にはならないが、電力を浪費し、発
熱源ともなる。また、逆接続時の電流増幅率が更に大き
な場合にはトランジスタを破壊する恐れもある。
【0023】第2の実施例は、第1実施例の上記問題点
を解決するものであり、トランジスタのベース・コレク
タ間に順方向電流が流れないようにした点に特徴があ
る。図9は、本発明の第2の実施例である逆電圧防止回
路60、61を含むシステムの構成を示すブロック図で
ある。図1の第1の実施例と異なる点は、スイッチング
(クランプ)用のトランジスタQ11、Q13のベース
・コレクタ間に抵抗ではなく同じ極性のトランジスタQ
12、Q14が接続されている点である。
【0024】このトランジスタQ12、Q14は図示さ
れているように、スイッチングトランジスタQ11、Q
13のコレクタにエミッタが、またスイッチングトラン
ジスタのベースにコレクタがそれぞれ接続されている。
また、トランジスタQ12、Q14のベースは抵抗R1
1、R13を介して接地されている。
【0025】次に、第2実施例の動作を説明する。+端
子側逆電圧防止回路60について説明すると、まず+電
源1の異常時には、トランジスタQ12のベース・エミ
ッタ間は逆バイアス状態であり、トランジスタQ12は
遮断状態となる。トランジスタQ11は、第1実施例と
同様にオン(飽和)状態となって+電源線をクランプす
る。+電源1が正常である場合には、+電源線→Q12
のエミッタ→Q12のベース→R11→接地の経路に電
流が流れ、トランジスタQ12は飽和状態となる。
【0026】従って、Q12によってQ11のベースは
電源電圧よりVceだけ低い電圧にクランプされる。こ
のVceは、前述したように0.1V〜0.2Vであ
り、Q11のコレクタ・ベース間の順方向電圧降下(シ
リコンで0.6V程度)より小さい。従って、Q11の
コレクタからベースに電流が流れることはなく、Q11
のコレクタ・エミッタ間にも電流は流れない。なお、−
端子側逆電圧防止回路61についても、電圧の極性が異
なるだけで動作は同じである。
【0027】以上のような第2実施例の回路構成によれ
ば、正常時にスイッチング用トランジスタに電流が流れ
ることはなく、電源の浪費や発熱はごく僅かとなる。従
って、スイッチングトランジスタとして逆接続時の電流
増幅率の大きなトランジスタを使用することが可能とな
る。
【0028】次に、第3の実施例について説明する。図
7(a)は本発明の第3の実施例でる逆電圧防止回路の
構成を示す回路図である。この実施例においては、市販
されているようなノーマリーオン(通常オン)タイプ、
即ち制御端子に電圧がかかっていない場合にリレーの出
力端子間がオン状態となるようなフォトMOSリレー素
子40、41を使用する。そして、ノーマリーオンタイ
プのフォトMOSFETが電源線と接地間に接続され、
該FETの制御端子であるLED(発光ダイオード)と
電流制限用の抵抗R5、R6の直列回路が電源端子と接
地間に接続されている。
【0029】正常状態においては、フォトMOSリレー
素子40、41のLEDに電流が流れ、リレー素子4
0、41のフォトMOSFETがオフ状態になってい
る。しかし、電源装置の故障等によって電源電圧が0V
になると、フォトMOSFETがオン状態となり、電源
線を接地電位にクランプする。オン状態のFETは抵抗
と見なすことができる。従って、例えばオン抵抗が4Ω
であるとすれば、50mAの電流を流しても発生する逆
電圧は0.2Vとなり、負荷の最大定格以下に押さえる
ことが可能となる。
【0030】第3の実施例においては、フォトMOSリ
レー素子あるいはリレー内部のフォトMOSFETのみ
を複数個並列接続することにより、流す電流を増やすこ
とができる。例えばオン抵抗が4ΩのフォトMOSリレ
ー素子を10個並列接続することにより、500mAの
電流を流しても発生する逆電圧を0.2Vに押さえるこ
とができる。また、この回路は逆側の電源電圧を使用し
ないので、例えば電源装置内に組み込んだ場合において
も、逆側の電源線を電源装置内に引き込む必要が無い。
但し、リレーをオフするためには、制御用のLEDが点
灯する電圧までフォトMOSFETに電流を流してやる
必要がある。
【0031】次に、第4の実施例について説明する。図
7(b)は本発明の第4の実施例でる逆電圧防止回路の
構成を示す回路図である。この実施例においては、ノー
マリーオン(通常オン、デプレション)タイプ、即ち0
バイアス時にオン状態であるMOSFET42、43を
使用する。そして、+電源側のクランプ素子としては逆
極性のPチャンネルMOSFET42を使用し、−電源
側にはNチャンネルのMOSFET43を使用する。
【0032】+側の逆電圧防止回路のPチャンネルMO
SFET42のソースは接地され、ドレインは+電源線
に接続されている。ゲートは抵抗R7、R8を介してそ
れぞれ+電源線および接地と接続されている。−側の逆
電圧防止回路のNチャンネルMOSFET43のドレイ
ンは接地され、ソースは−電源線に接続されている。ゲ
ートは抵抗R9、R10を介してそれぞれ接地および−
電源線と接続されている。
【0033】電源線に電圧がかかっていない場合には、
各FET42、43はそれぞれオン状態であり、電源線
を接地電位にクランプしている。また、電源線に所定の
電位以上の電圧が発生した場合には、それぞれ抵抗によ
るバイアス回路によって逆バイアスがかかり、FET4
2、43はそれぞれオフ状態となる。この実施例におい
ては、第3の実施例と同様に、FETを複数個並列接続
することにより、流す電流を増やすことができる。ま
た、この回路は逆側の電源電圧を使用しないので、例え
ば電源装置内に組み込んだ場合においても、逆側の電源
線を電源装置内に引き込む必要が無い。以上、実施例を
開示したが、本発明は正および負の電源を使用する任意
の電子機器あるいは電源装置に適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
電源線と接地間に接続されたスイッチング素子と、電源
線に電源電圧がかかっていない場合には、前記スイッチ
ング素子がオン状態となり、電源線に正常に電源電圧が
かかっている場合には前記スイッチング素子がオフ状態
となるように、スイッチング素子を制御する回路とを備
える。そして、スイッチング素子としてトランジスタや
FET(電界効果トランジスタ)を使用することによ
り、オン状態において電源線の電圧の絶対値を負荷の最
大定格以下にクランプすることができるので、負荷の劣
化、破壊を防止することができるという効果がある。ま
た、電源装置が長時間故障しても所定値以上の逆電圧が
発生せず、正常時には殆ど電力を浪費しないという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した逆電圧防止回路の第1の実施
例を含むシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】+電源装置1の回路構成の一例の概略を示すブ
ロック図である。
【図3】電源回路における出力端子側からみた概略の回
路図である。
【図4】電源投入時の電源端子電圧を示すグラフであ
る。
【図5】冗長構成の電源装置を示すブロック図である。
【図6】冗長構成の電源回路における出力端子側からみ
た概略の回路図である。
【図7】本発明の第3、第4実施例の構成を示す回路図
である。
【図8】従来の電源供給方式を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施例を含むシステムの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1…+電源装置、2…−電源装置、3、4、5…負荷、
6…+電源側逆電圧防止回路、7…−電源側逆電圧防止
回路、Q1、Q2…トランジスタ、R1、R2、R3、
R4…抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正および負の電源線を備える装置に備え
    られ、 少なくとも一方の電源線と接地間に接続され、オン状態
    において電源線の電圧の絶対値を所定値以下にクランプ
    するスイッチング素子と、 前記スイッチング素子が接続されている電源線に電源電
    圧がかかっていない場合には、前記スイッチング素子が
    オン状態となり、電源線に正常に電源電圧がかかってい
    る場合には前記スイッチング素子がオフ状態となるよう
    に、前記スイッチング素子を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする逆電圧防止回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子は、コレクタが一
    方の電源線に接続され、エミッタが接地された、電源電
    圧とは逆極性のトランジスタであり、 前記制御手段は、前記コレクタが接続されている前記電
    源線に電源電圧がかかっていない場合には前記トランジ
    スタが飽和状態となり、前記コレクタが接続されている
    前記電源線に電源電圧がかかっている場合にはトランジ
    スタが遮断状態となるように、正の電源線および負の電
    源線とベース間にそれぞれ接続されている2つの抵抗か
    らなるバイアス回路であることを特徴とする請求項1に
    記載の逆電圧防止回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング素子は、コレクタが一
    方の電源線に接続され、エミッタが接地された、電源電
    圧とは逆極性である第1のトランジスタであり、 前記制御手段は、前記第1のトランジスタのコレクタが
    接続されている前記電源線に電源電圧がかかっていない
    場合には前記第1のトランジスタが飽和状態となり、前
    記第1のトランジスタのコレクタが接続されている前記
    電源線に電源電圧がかかっている場合には前記第1のト
    ランジスタが遮断状態となるように、第1のトランジス
    タのコレクタおよびベースにそれぞれエミッタおよびコ
    レクタがそれぞれ接続され、ベースは抵抗を介して接地
    されている、第1のトランジスタと同じ極性である第2
    のトランジスタと、 第1のトランジスタのベースと、コレクタが接続されて
    いる電源線とは逆極性の電源線の間に接続されている抵
    抗からなるバイアス回路であることを特徴とする請求項
    1に記載の逆電圧防止回路。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング素子は、通常オンタイ
    プの電界効果トランジスタであることを特徴とする請求
    項1に記載の逆電圧防止回路。
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