JPH10200115A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびその製造方法

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JPH10200115A
JPH10200115A JP35896196A JP35896196A JPH10200115A JP H10200115 A JPH10200115 A JP H10200115A JP 35896196 A JP35896196 A JP 35896196A JP 35896196 A JP35896196 A JP 35896196A JP H10200115 A JPH10200115 A JP H10200115A
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silicon
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film transistor
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亜希子 中村
Hiroshi Tsutsu
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 大きなACストレスに耐え、高性能で、高信
頼性を有する薄膜トランジスタおよびその製造方法を提
供する。 【解決手段】透光性ガラス基板10上に下地絶縁膜11
およびXeClエキシマレーザーを用いて結晶化した半
導体層12を形成する。半導体層12上にゲート絶縁膜
13、ゲート電極15を形成する。ゲート電極15をマ
スクとして半導体層12に不純物をイオン注入する。ゲ
ート電極15上に層間絶縁膜16、ソース電極18、ド
レイン電極19、パッシベイション膜20を形成した
後、重水素ガスを含むプラズマ雰囲気下で重水素化処理
を行い、半導体層12の結晶粒界や、ゲート絶縁膜13
との界面にあるシリコンの未結合手(界面準位)に重水
素を結合させて、ACストレスによって切断されにくい
Si−D結合14を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばアクティブ
マトリックス方式のLCD(Liquid Cristal Display:
液晶表示装置)や、イメージセンサ、SRAM(Static
Random Access Memory )等におけるスイッチング素子
やドライバ回路などに適用される薄膜トランジスタ(Th
in Film Transistor:以下「TFT」という。)、およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TFTは、例えばアクティブマトリック
ス方式のLCDや、イメージセンサ、SRAM等におけ
るスイッチング素子やドライバ回路などに適用されてい
る。
【0003】特に、半導体材料として多結晶シリコン
(Polycrystalline silicon :以下「p−Si」とい
う。)を用いたTFTは、非晶質シリコン(Amorphous
silicon:以下「a−Si」という。)を用いたTFT
よりもキャリア移動度が大きいとともに、セルフアライ
ン構造による微細化や寄生容量の低減を図り得るため、
高速ドライバ回路等の形成が容易であり、また、プロセ
ス温度が450℃以下程度の低温プロセスのp−Si
は、大面積で安価なガラス基板の使用が可能であるた
め、例えばLCDにおける画素スイッチング素子やドラ
イバ回路を同一基板上に一体的に形成して、LCDの低
コスト化や高精細化を図ることなどが容易になるという
特徴を有し、技術開発が活発に行われている。
【0004】一方、TFTにおいては、シリコンの結晶
粒界や界面における未結合手(ダングリングボンド)に
起因して、特性の低下(オン電流の減少や、オフ電流の
増加、閾値電圧の上昇)が生じたり、さらにホットキャ
リアの発生による特性の劣化を招いたりすることがあ
る。これらの問題点は、特に上記p−Siにおいては、
その本来の特性が良好であるがゆえに、いっそう大きな
問題となっている。
【0005】上記問題点を解決するための技術として
は、シリコンの未結合手に水素を結合させて不活性化さ
せる水素化処理の技術が知られている。
【0006】以下、図6に示すような上記水素化処理
(工程)を適用したp−SiTFTの製造方法を説明す
る。
【0007】(1)歪み点600℃前後の透光性ガラス
基板1上に、p−Siから成る半導体層2を成膜し、こ
れを島状にパターニングする。
【0008】(2)半導体層2上にゲート絶縁膜3を成
膜する。
【0009】(3)ゲート絶縁膜3上にゲート電極5お
よび配線パターンとなる導電性金属薄膜を成膜し、これ
を所定の形状にパターニングする。
【0010】(4)ゲート電極5をマスクとして、半導
体層2にリン、またはボロンなどの不純物をイオン注入
し、半導体層2にチャネル領域2a、ソース領域2bお
よびドレイン領域2cを形成する。
【0011】(5)層間絶縁膜6を成膜し、コンタクト
ホール7を開口する。
【0012】(6)ソース・ドレイン電極8・8および
配線パターンとなる導電性金属薄膜を成膜し、これを所
定の形状にパターニングする。
【0013】(7)保護膜となるパッシベイション膜9
を成膜する。
【0014】(8)350℃の水素プラズマ雰囲気中に
2時間さらし、p−Siに対して水素化処理を行う。
【0015】(9)パッシベイション膜9を所定の形状
にパターニングすると、p−SiTFTが完成する。
【0016】上記水素化処理によって導入された水素
は、p−Siの結晶粒界に拡散し、結晶粒界におけるシ
リコンの未結合手や、p−Siとゲート絶縁膜3との界
面にあるシリコンの未結合手(界面準位)と結合し、粒
界や界面に存在する欠陥を不活性化させる。これによっ
て、TFTのオン電流の増加や、オフ電流の減少、閾値
電圧の低下などの特性の向上を図るとともに、さらにホ
ットキャリアの発生が抑制されることによる特性の劣化
防止が図られている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の水素化処理を施したTFTでは、例えばソサイエテ
ィ・フォー・インフォメーション・ディスプレイ・イン
ターナショナル・シンポジウム・ダイジェスト・オブ・
テクニカル・ペーパーズ 第26巻(1995年)第3
93ページないし第395ページ(SID(1995)pp.393-39
5 )に発表されているように、温度やバイアス電圧等の
負荷によって、やはり特性の劣化を生じがちであるとい
う問題点を有していた。
【0018】特に、本発明者等が、水素化処理を行った
p−SiTFTの信頼性を把握するために、ゲート電極
に電圧±16V(周波数1MHz、デューティ比50
%)、ソース・ドレイン電極に電圧0VのACストレス
(交流駆動ストレス)を印加したところ、TFTのオン
特性の低下、および閾値電圧の変動など著しい特性の劣
化が生じ、この種のACストレスに対して影響を受けや
すいことが判明した。
【0019】これは、以下のような理由によると推定さ
れる。
【0020】すなわち、上記従来の水素化処理を行った
p−Siは、p−Siとゲート絶縁膜との界面、および
p−Siの結晶粒界、特に半導体層の表面付近のチャネ
ル領域とソースまたはドレイン領域との接合部付近にお
けるシリコン−水素結合(以下「Si−H結合」とい
う。)がACストレスに対して弱いため、ACストレス
によりSi−H結合が切断され、水素が脱離してシリコ
ンの未結合手が生じる。このために、特性の低下を招く
とともに、さらに、特にp−Siの表面付近に生じた未
結合手に起因するホットキャリアの発生によって特性の
劣化を招くと考えられる。
【0021】このような問題点は、a−Siにおいても
同様であるとともに、特にドライバ回路等を同一基板に
内蔵したp−SiTFT−LCDに適用される場合など
には、高い信頼性が要求されるうえ、高精細度化に伴う
素子の微細化や高周波数化、高圧化等によって、より大
きなACストレスに耐え得るTFTが必要とされるた
め、いっそう大きな問題点となっている。
【0022】本発明は、上記の点に鑑み、大きなACス
トレスに耐え、高性能で、高信頼性を有する薄膜トラン
ジスタおよびその製造方法を提供することを目的として
いる。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜トランジス
タは、上記の目的を達成するために、非単結晶シリコン
を含む半導体層を有する薄膜トランジスタにおいて、上
記非単結晶シリコン中における少なくとも一部のシリコ
ンの未結合手に重水素が結合されていることを特徴とし
ている。
【0024】これにより、シリコン−重水素結合(以下
「Si−D結合」という。)はSi−H結合よりも切断
されにくいため、シリコンの未結合手に結合された重水
素はシリコンから脱離しにくくなる。
【0025】したがって、実駆動レベルのバイアス電圧
やAC電圧などのストレスに対しても、オン電流の増加
や、オフ電流の減少、閾値電圧の低下などの特性の向上
を維持しつつ、さらにホットキャリアの発生を抑制する
ことにより特性の劣化も防止することができ、高性能
で、高信頼性を有する薄膜トランジスタを得ることがで
きる。
【0026】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法は、非単結晶シリコンを含む半導体層を有する薄膜ト
ランジスタの製造方法において、上記非単結晶シリコン
中における少なくとも一部のシリコンの未結合手に重水
素を結合させる重水素化工程を有することを特徴として
いる。
【0027】このような重水素化工程を設けることによ
り、上記のようにシリコンの未結合手に重水素が結合さ
れた薄膜トランジスタを容易に得ることができる。
【0028】上記重水素化工程は、例えば重水素を含む
雰囲気下、より具体的にはプラズマ状態の重水素を含む
雰囲気下や、熱アニール雰囲気下などの分子状の重水素
を含む雰囲気下、原子状の重水素を含む雰囲気下などで
行うことができる。
【0029】すなわち、プラズマ状態の重水素を含む雰
囲気下や、原子状の重水素を含むガス雰囲気下で重水素
化工程を行うことにより、重水素化工程を効率よく短時
間で行うことができる一方、熱アニール雰囲気下などで
行うことにより、時間は多少長くかかるが簡単な装置や
設備で重水素化工程を行うことができる。
【0030】また、本発明の他の薄膜トランジスタの製
造方法は、非単結晶シリコンを含む半導体層を有する薄
膜トランジスタの製造方法において、上記非単結晶シリ
コン中における少なくとも一部のシリコンの未結合手に
水素を結合させる水素化工程と、上記半導体層の表面付
近における少なくとも一部のシリコンの未結合手に重水
素を結合させる重水素化工程とを有することを特徴とし
ている。
【0031】上記重水素化工程は、例えば半導体層を重
水素を含む溶液、具体的には重水素を溶解した弗化水素
酸等に浸漬することなどにより行うことができる。
【0032】これによれば、従来の水素化工程を変更す
ることなく、比較的簡単な重水素化工程を設けるだけ
で、ホットキャリアの発生による特性の劣化に大きく影
響する半導体層の表面付近において、重水素化処理を行
うことができるので、製造コストの増大を小さく抑える
ことができる。
【0033】ここで、重水素化工程は、水素化工程より
先に行ってもよいが、後に行う場合には、水素化工程に
よって半導体層の表面付近の未結合手に結合した水素が
重水素化工程によって重水素に置換されるので、重水素
化処理をより効率よく行うことができる。
【0034】なお、上記薄膜トランジスタ、および薄膜
トランジスタの製造方法における非単結晶シリコンとし
ては、非晶質シリコンであってもよいし、多結晶シリコ
ンであってもよい。特に、後者の場合には、キャリア移
動度が大きいために、高信頼性を保ちつつ、高性能な薄
膜トランジスタを得ることができる。
【0035】また、上記重水素は、広義の重水素を意味
し、三重水素であってもよい。
【0036】さらに、薄膜トランジスタは、pチャネル
のものであっても、nチャネルのものであってもよい。
【0037】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)まず、本発明の実施の形態1における
TFTの構成を図1に基づいて説明する。
【0038】図1に示すように、例えば歪み点670℃
で厚さ1.1mmの透光性ガラス基板10上には、例え
ば膜厚2000ÅのSiO2 から成る下地絶縁膜11が
堆積されている。なお、この下地絶縁膜11は必ずしも
設けなくてもよい。
【0039】上記下地絶縁膜11上には、例えば膜厚5
00Åのp−Siから成り、所定の形状にパターニング
された半導体層12が設けられている。この半導体層1
2には、リン、またはボロンなどの不純物イオンのドー
ピングにより、チャネル領域12a、およびこのチャネ
ル領域12aを挟むソース領域12bと、ドレイン領域
12cとが形成されている。
【0040】また、半導体層12の結晶粒界におけるシ
リコンの未結合手、およびp−Siと後述するゲート絶
縁膜13との界面にあるシリコンの未結合手(界面準
位)には、水素よりも質量数の大きい重水素が結合し、
Si−D結合14が形成されている。
【0041】上記p−Si中の重水素濃度は、p−Si
の膜質にも大きく依存するが、本発明者らの様々な検討
では、1017〜1021/cm3 程度の範囲にあることが
好ましい。すなわち、通常、シリコンの原子密度は10
23/cm3 程度であり、その1%程度の未結合手が存在
するとすると、1021/cm3 程度でSi−D結合14
は飽和する。一方、その1万分の1の1017/cm3
度以下では、未結合手の不活性化による効果がほとんど
ないからである。
【0042】上記半導体層12、および前記下地絶縁膜
11の上方には、例えば膜厚1000ÅのSiO2 から
成る絶縁膜であるゲート絶縁膜13が堆積されている。
【0043】ゲート絶縁膜13の上方における、半導体
層12のチャネル領域12aに対応する位置には、例え
ば膜厚3000ÅのAlから成るゲート電極15が設け
られている。このゲート電極15は、また、図示の断面
以外の部分で所定の形状にパターニングされることによ
り、配線パターンを構成している。
【0044】上記ゲート電極15、および前記ゲート絶
縁膜13の上方には、例えば膜厚4000ÅのSiO2
から成り、ゲート電極15を覆う層間絶縁膜16が堆積
されている。
【0045】上記層間絶縁膜16、および前記ゲート絶
縁膜13には、それぞれ半導体層12のソース領域12
b、またはドレイン領域12cに達するコンタクトホー
ル17・17が形成されている。
【0046】上記コンタクトホール17・17は、例え
ば膜厚1000ÅのTi膜、および膜厚7000ÅのA
l膜から成って、それぞれ半導体層12のソース領域1
2b、またはドレイン領域12cに接触するソース電極
18、またはドレイン電極19によって埋められてい
る。これらのソース電極18、およびドレイン電極19
は、また、層間絶縁膜16の上方における図示の断面以
外の部分で所定の形状にパターニングされることによ
り、配線パターンを構成している。
【0047】上記ソース電極18、ドレイン電極19、
および前記層間絶縁膜16の上方には、パッシベイショ
ン膜20が形成されている。
【0048】上記のように構成されたTFTのゲート電
極15に電圧±16V(周波数1MHz、デューティ比
50%)、ソース電極18およびドレイン電極19に電
圧0VのACストレスを印加してキャリア移動度の変化
を観察したところ、図2に示すように、従来の水素化処
理方法で作製したTFTに比べて、TFT寿命が約2桁
向上した。
【0049】すなわち、p−Siとゲート絶縁膜13と
の界面、およびp−Siの結晶粒界におけるSi−D結
合14は、ACストレスが印加されても切断されにくい
ので、TFTの特性の向上が維持され、さらにホットキ
ャリアの発生が抑制されるので、ホットキャリアによる
特性の劣化も防止される。特に、上記ホットキャリアに
よる劣化の防止には、p−Siとゲート絶縁膜13との
界面付近でのSi−D結合14の切断が抑制されたこと
が大きく寄与していると思われる。
【0050】次に、上記のようなTFTの製造方法の例
を図3に基づいて説明する。
【0051】(1)透光性ガラス基板10(歪み点67
0℃、厚さ1.1mm)上に、SiO2 から成る下地絶
縁膜11を常圧CVD法にて450℃で膜厚2000Å
となるように成膜する。
【0052】(2)a−Si:HをプラズマCVD法に
て膜厚500Åとなるように成膜し、エッチングにて所
定の形状にパターニングする。
【0053】(3)上記パターニングしたa−Si:H
に対して450℃,60分の脱水素処理を行う。この工
程は、以下の結晶化を行う際に水素の脱離によるシリコ
ン膜のアブレーションの発生を防ぐことを目的としてい
る。
【0054】(4)例えば波長308nmのXeClエ
キシマレーザーを用いてa−Siの結晶化を行い、p−
Siの半導体層12を形成する(図3(a))。
【0055】(5)半導体層12の上にSiO2 から成
るゲート絶縁膜13を常圧CVD法にて450℃で膜厚
1000Åとなるように成膜する。
【0056】(6)Al膜を膜厚3000Åになるよう
にスパッタリングし、Alエッチャント液を用いて約1
分間ウェットエッチングを行い、所定の形状にパターニ
ングして、ゲート電極15および配線パターンを形成す
る(図3(b))。
【0057】(7)ゲート電極15をマスクとして、半
導体層12に例えばイオンドーピング法にて、リン、ま
たはボロンなどの不純物をイオン注入し、半導体層12
にチャネル領域12a、およびこのチャネル領域12a
の両側にソース領域12bと、ドレイン領域12cとを
形成する(図3(c))。
【0058】(8)SiO2 から成る層間絶縁膜16を
常圧CVD法にて450℃で膜厚4000Åとなるよう
に成膜し、ゲート電極15を覆う。(図3(d))。
【0059】(9)層間絶縁膜16、およびゲート絶縁
膜13に、それぞれ半導体層12のソース領域12b、
またはドレイン領域12cに達するコンタクトホール1
7・17を開口する。
【0060】(10)Ti膜およびAl膜をそれぞれ膜
厚1000Åまたは7000Åになるようにスパッタリ
ングした後、BCl3 /Cl2 系ガスを用いたドライエ
ッチングにて所定の形状にパターニングし、ソース電極
18、ドレイン電極19、および配線パターンを形成す
る(図3(e))。
【0061】(11)保護膜となるパッシベイション膜
20を成膜する。
【0062】(12)処理温度350℃、重水素ガスの
流量300sccm、RFパワー800Wの条件下で、
2時間、プラズマ重水素化処理を行う(図3(f))。
【0063】このプラズマ重水素化処理によって導入さ
れた重水素は、半導体層12におけるp−Siの結晶粒
界に拡散し、結晶粒界におけるシリコンの未結合手や、
p−Siとゲート絶縁膜13との界面にあるシリコンの
未結合手(界面準位)とSi−D結合14を形成して、
粒界や界面に存在する欠陥を不活性化させる。
【0064】ここで、重水素化処理は、上記のように処
理温度350℃、処理時間2時間で行うものに限ったも
のではない。すなわち、本発明者らの確認によれば、温
度に関しては、250℃より低い温度では重水素化効果
が少ない一方、500℃以上ではp−Siの表面から重
水素の脱離が始まるので、250℃〜500℃程度の範
囲にあることが望ましい。
【0065】また、時間に関しては、1時間以上が適当
で、長い方がTFT特性の改善に効果があるが、あまり
長い時間にすると、実際の生産工程においてスループッ
トが低下するため、本実施の形態1では2時間とした。
【0066】さらに、重水素ガスの流量等の条件に関し
ても、上記の他に種々の設定が可能である。
【0067】(13)最後に、パッシベイション膜20
をエッチングによって所定の形状にパターニングする
と、p−SiTFTが完成する。
【0068】なお、上記の例では、プラズマ重水素化処
理に重水素ガスのみを用いる例を示したが、重水素の他
に、水素や、窒素等を含む混合ガスなど、少なくとも重
水素を含むガスであればよい。
【0069】また、プラズマ雰囲気下に限らず、原子状
などの重水素を含むガス雰囲気下で重水素化処理を行っ
てもよい。上記原子状の重水素は、例えば1000℃以
上に加熱したタングステンフィラメントに重水素ガスを
吹き付けることにより得ることができる。
【0070】一方、上記のようにプラズマ雰囲気下や原
子状の重水素を含むガス雰囲気下であれば、比較的効率
よく短時間で重水素化処理を行うことができるが、熱ア
ニール雰囲気下などで行うことにより、時間は多少長く
かかるが比較的簡単な装置や設備で重水素化処理を行う
ことができる。
【0071】また、上記の例では、重水素化処理をパッ
シベイション膜20の成膜後にのみ行う例を示したが、
これに限らず、半導体層12の形成後や、ゲート絶縁膜
13の成膜後、ゲート電極15の形成後、層間絶縁膜1
6の成膜後、コンタクトホール17の開口後、またはソ
ース電極18およびドレイン電極19の形成後などに行
ってもよい。さらに、例えば層間絶縁膜16の成膜後と
パッシベイション膜20の成膜後など、重水素化処理を
複数回行うようにして、TFTの特性改善効果をさらに
高めるようにしてもよい。
【0072】(実施の形態2)TFTの製造方法の他の
例を図4に基づいて説明する。なお、この実施の形態2
において、上記実施の形態1と同様の構成要素について
は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0073】この製造方法によって製造されるTFT
は、上記実施の形態1のTFTでは半導体層12の内部
にもSi−D結合14が形成されているのに対し、少な
くとも、半導体層12の表面付近、すなわち、ホットキ
ャリアによる劣化の影響が大きいp−Siとゲート絶縁
膜13との界面付近でSi−D結合14が形成されるよ
うにしたものである。
【0074】(1)実施の形態1の(1)〜(4)(図
3(a))と同様の工程により、透光性ガラス基板10
上に、下地絶縁膜11、およびp−Siの半導体層12
を形成する(図4(a))。
【0075】(2)処理温度350℃、水素ガスの流量
300sccm、RFパワー800Wの条件下で、2時
間、第1の水素化処理であるプラズマ水素化処理を行う
(図4(b))。
【0076】このプラズマ水素化処理によって導入され
た水素は、半導体層12におけるp−Siの結晶粒界に
拡散し、結晶粒界におけるシリコンの未結合手や、p−
Siとゲート絶縁膜13との界面にあるシリコンの未結
合手(界面準位)とSi−H結合14’を形成して、粒
界や界面に存在する欠陥を不活性化させる。
【0077】ここで、上記水素化処理においては、重水
素ではなく水素を用いているが、少なくとも、p−Si
の表面付近の未結合手に結合した水素は、次の(3)の
工程で重水素に置換される。すなわち、半導体層12の
表面付近、特にp−Siとゲート絶縁膜との界面付近の
未結合手はホットキャリアの発生によるTFTの特性の
劣化に大きく影響するが、そのような未結合手は重水素
で終端されるので、従来の水素ガスのみを用いる系での
水素化処理で十分である。
【0078】なお、この水素化処理に代えて、実施の形
態1で示したような重水素化処理を行って、半導体層1
2の内部の結晶粒界における未結合手にもSi−D結合
14を形成させるようにして、さらにACストレスによ
る劣化を抑制し得るようにしてもよい。
【0079】また、水素化処理を行う場合でも、実施の
形態1の重水素化と同様に、窒素などを含む混合ガスを
用いたり、熱アニール雰囲気下で水素化処理を行うよう
にしたりしてもよい。
【0080】さらに、処理温度や、処理時間、重水素ガ
スの流量等の条件に関しても、上記の他に種々の設定が
可能である。
【0081】(3)上記水素化処理を施した半導体層1
2を重水素を溶解した弗化水素酸に浸漬して、第2の水
素化処理である重水素化処理を行う(図4(c))。
【0082】この重水素化処理によって導入された重水
素は、半導体層12の表面に拡散し、上記水素化処理に
よって半導体層12の表面付近に形成されたSi−H結
合14’の水素と置換し、また、半導体層12の表面付
近にシリコンの未結合手が残留している場合には、これ
と結合して、Si−D結合14を形成する。
【0083】(4)実施の形態1の(5)〜(10)
(図3(b)〜(e))と同様の工程により、ゲート絶
縁膜13、ゲート電極15、半導体層12におけるチャ
ネル領域12aとソース領域12bとドレイン領域12
c、層間絶縁膜16、コンタクトホール17・17、ソ
ース電極18、およびドレイン電極19の形成を行う
(図4(d)〜(g))。
【0084】(5)保護膜となるパッシベイション膜2
0を成膜し、エッチングによって所定の形状にパターニ
ングすると、p−SiTFTが完成する(図4
(h))。
【0085】上記のように、従来のTFTと同様の製造
工程に、重水素を含む溶液に半導体層12を浸漬する工
程を加えるだけで、少なくともホットキャリアの発生に
よるTFTの特性の劣化に大きく影響する、半導体層1
2の表面付近、特にp−Siとゲート絶縁膜との界面の
未結合手にSi−D結合14を形成できるので、大掛か
りな装置や設備等を導入することなく、したがって製造
コストの大幅な増大を招くことなく、前記実施の形態1
と同様の高性能で、高信頼性を有する薄膜トランジスタ
を得ることができる。
【0086】なお、上記の例では、水素化処理を半導体
層12の形成後にのみ行う例を示したが、これに限ら
ず、ゲート絶縁膜13の成膜後や、ゲート電極15の形
成後、層間絶縁膜16の成膜後、コンタクトホール17
の開口後、ソース電極18およびドレイン電極19の形
成後、またはパッシベイション膜20の成膜後などに行
ってもよく、さらに、例えば半導体層12の形成後と層
間絶縁膜16の成膜後など、水素化処理を複数回行うよ
うにして、TFTの特性改善効果をさらに高めるように
してもよい。
【0087】ただし、水素化処理を少なくとも半導体層
12の形成後、すなわち重水素化処理よりも前に行え
ば、半導体層12の表面付近で水素と重水素との置換に
よるSi−D結合14も形成されるので、重水素化処理
をより効率よく行うことができる。
【0088】一方、重水素化処理は、半導体層12が露
出している状態、すなわちゲート絶縁膜13を形成する
よりも前に行うのが好ましい。
【0089】また、第2の水素化処理である重水素化処
理として、前記実施の形態1と同様の重水素を含む雰囲
気下での水素化を行ってもよく、この場合には、ゲート
絶縁膜13の形成後などに行ってもよい。
【0090】(実施の形態3)上記実施の形態1または
実施の形態2の製造方法によって製造されたTFTを適
用したアクティブマトリックス型液晶表示装置の例を図
5に基づいて説明する。
【0091】アクティブマトリックス型液晶表示装置
は、図5に示すように、対向して配置されたTFTアレ
イ基板である透光性ガラス基板40と対向基板である透
光性ガラス基板41との間に液晶層42が封入されると
ともに、上記透光性ガラス基板40・41の両側に偏光
板51・52が設けられて構成されている。
【0092】上記透光性ガラス基板40には、マトリッ
クス状に配置された走査電極43…、および信号電極4
4…が形成されている。また、これらの電極の各交差位
置に対応して、画素電極48…、およびこの各画素電極
48…に画像信号電圧を印加するスイッチング素子とし
てのTFT45…が形成されている。さらに、透光性ガ
ラス基板40の周縁部には、走査電極駆動回路46、お
よび信号電極駆動回路47が形成されている。この走査
電極駆動回路46、および信号電極駆動回路47は、T
FT46a…・47a…から成るC−MOSインバータ
等によって構成されている。
【0093】上記TFT45…・46a…・47a…
は、重水素化工程を含む前記実施の形態1または実施の
形態2の製造方法によって、透光性ガラス基板40上に
一体的に形成されている。
【0094】一方、対向基板となる透光性ガラス基板4
1には、液晶層42側に、対向電極49、およびカラー
フィルタ50が形成されている。カラーフィルタ50
は、各画素電極48…の位置に対応して、赤色(R)、
緑色(G)、または青色(B)の光を透過するセグメン
トに分割されている。
【0095】このように構成されたアクティブマトリッ
クス型液晶表示装置では、信号電極駆動回路47によっ
て各信号電極44…に選択的に画像信号電圧が印加され
るとともに、走査電極駆動回路46によって各走査電極
43…に選択的に所定の基準電圧が印加されると、選択
された信号電極44および走査電極43に対応する画素
電極48に上記画像信号電圧が印加され、液晶層42を
透過する光の偏光面が回転して輝度が変化することによ
り、画像信号電圧に応じた画像が表示される。
【0096】ここで、アクティブマトリックス型液晶表
示装置で正常に画像が表示されるためには、その画素数
に応じた多数のTFT45…・46a…・47a…がす
べて適正に動作する必要がある。
【0097】一方、TFT45…・46a…・47a…
には、高速でオン、オフまたは極性が切り替わる直流や
交流が印加されるが、前述のようにSi−D結合は切断
されにくいのでホットキャリアによる劣化は抑制され、
したがって、高性能で、高信頼性を有するアクティブマ
トリックス型液晶表示装置が得られる。
【0098】なお、上記の例では液晶表示装置に適用し
た例を説明したが、これに限らず、イメージセンサやS
RAMなどの半導体メモリ等に適用して同様の効果を得
ることができる。
【0099】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、シリコン−水素結合よりも切断されにくいシリ
コン−重水素結合を形成させることにより、シリコンの
未結合手に結合された重水素はシリコンから脱離しにく
くなるので、バイアス電圧やAC電圧などの大きなスト
レスに対しても、オン電流の増加や、オフ電流の減少、
閾値電圧の低下などの特性の向上を維持しつつ、さらに
ホットキャリアの発生を抑制することにより特性の劣化
も防止することができ、高性能で、高信頼性を有する薄
膜トランジスタを得ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る薄膜トランジスタの構成を
示す縦断面図である。
【図2】同、ACストレスによるキャリア移動度の変化
を示す特性図である。
【図3】同、製造工程を示す説明図である。
【図4】実施の形態2に係る薄膜トランジスタの製造工
程を示す説明図である。
【図5】実施の形態3に係る本発明の薄膜トランジスタ
を適用したアクティブマトリックス型液晶表示装置の構
成を示す説明図である。
【図6】従来の薄膜トランジスタの構成を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
10 透光性ガラス基板 11 下地絶縁膜 12 半導体層 12a チャネル領域 12b ソース領域 12c ドレイン領域 13 ゲート絶縁膜 14 Si−D結合 14’ Si−H結合 15 ゲート電極 16 層間絶縁膜 17 コンタクトホール 18 ソース電極 19 ドレイン電極 20 パッシベイション膜 45 TFT 46a TFT 47a TFT

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非単結晶シリコンを含む半導体層を有す
    る薄膜トランジスタにおいて、 上記非単結晶シリコン中における少なくとも一部のシリ
    コンの未結合手に重水素が結合されていることを特徴と
    する薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 上記非単結晶シリコンは、多結晶シリコ
    ンである請求項1の薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】 上記非単結晶シリコンは、非晶質シリコ
    ンである請求項1の薄膜トランジスタ。
  4. 【請求項4】 非単結晶シリコンを含む半導体層を有す
    る薄膜トランジスタの製造方法において、 上記非単結晶シリコン中における少なくとも一部のシリ
    コンの未結合手に重水素を結合させる重水素化工程を有
    することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記重水素化工程を重水素を含む雰囲気
    下で行う請求項4の薄膜トランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記重水素化工程をプラズマ状態の重水
    素を含む雰囲気下で行う請求項5の薄膜トランジスタの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 上記重水素化工程を重水素を含む熱アニ
    ール雰囲気下で行う請求項5の薄膜トランジスタの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 上記重水素化工程を原子状の重水素を含
    む雰囲気下で行う請求項5の薄膜トランジスタの製造方
    法。
  9. 【請求項9】 非単結晶シリコンを含む半導体層を有す
    る薄膜トランジスタの製造方法において、 上記非単結晶シリコン中における少なくとも一部のシリ
    コンの未結合手に水素を結合させる水素化工程と、 上記半導体層の表面付近における少なくとも一部のシリ
    コンの未結合手に重水素を結合させる重水素化工程とを
    有することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体層を重水素を含む溶液に浸漬す
    ることにより、上記重水素化工程を行う請求項9の薄膜
    トランジスタの製造方法。
  11. 【請求項11】 上記重水素を含む溶液は、重水素を溶
    解した弗化水素酸である請求項10の薄膜トランジスタ
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記水素化工程を行った後に、上記重
    水素化工程を行う請求項9の薄膜トランジスタの製造方
    法。
  13. 【請求項13】 上記非単結晶シリコンは、多結晶シリ
    コンである請求項4ないし12の薄膜トランジスタの製
    造方法。
  14. 【請求項14】 上記非単結晶シリコンは、非晶質シリ
    コンである請求項4ないし12の薄膜トランジスタの製
    造方法。
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