JPH1019924A - 小型電子部品 - Google Patents

小型電子部品

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JPH1019924A
JPH1019924A JP17672896A JP17672896A JPH1019924A JP H1019924 A JPH1019924 A JP H1019924A JP 17672896 A JP17672896 A JP 17672896A JP 17672896 A JP17672896 A JP 17672896A JP H1019924 A JPH1019924 A JP H1019924A
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polyimide resin
resin layer
vibrating portion
fixed electrode
electronic component
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JP17672896A
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Hidekazu Takada
英一 高田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で、工程が簡略となり、歩留まりが
よく、低コストで簡単なパッケージ構造を有する小型電
子部品を提供する。 【解決手段】基板1に固定電極3aが形成され、この固
定電極3aから少なくとも一つの支持梁を介して自由振
動する振動部5が振動部空間9に形成され、この振動部
空間9はポリイミド樹脂層7によりその側壁が囲われる
と共に、ポリイミド樹脂フィルム8によりその天面が蓋
被され、ポリイミド樹脂フィルム8およびポリイミド樹
脂層7には固定電極3aに至るバイアホール11が形成
されている小型電子部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポリイミド樹脂
層により振動部を蓋被ないし保護した小型電子部品に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のパッケージ構造を有する小型電子
部品として、特開平2−148768号公報に記載され
ているものについて、図16を参照して説明する。この
小型電子部品30は、小型圧力センサに関するもので、
シリコン基板31をその表面と裏面からエッチングして
ダイヤフラム32を形成し、このダイヤフラム32にス
トレインゲージ33を形成する。このストレインゲージ
33の形成されている凹部34を基準圧室として密閉す
るために、シリコン基板31とパイレックスガラス基板
35とを陽極接合する。パイレックスガラス基板35
に、ストレインゲージ33の引出電極36に至るコンタ
クトホール37を形成し、ストレインゲージ33の出力
を引出電極36から取り出すようにしたものである。
【0003】また、他の従来のパッケージ構造を有する
小型電子部品として、Sensors AndActuators A45(1994)
57-66に記載されているものについて、図17を参照し
て説明する。この小型電子部品40は、メカニカル振動
子に関するもので、振動板41が両端を支柱42に支持
されて、上下に振動するようになっている。そして、こ
の振動板41は堆積膜43により被覆されている。振動
板41の周囲の振動部空間46は、エッチング孔44か
らエッチング液を入れて犠牲層(振動部空間46に相当
する)をエッチングすることにより形成している。そし
て、エッチング終了後、エッチング孔44を封止用堆積
膜45で埋めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示す従来の小型電子部品30は、シリコン基板31と
パイレックスガラス基板35を陽極接合により接合する
ので、ダイヤフラム32がパイレックスガラス基板35
に接着する懸念がある。また、サンドブラスト、レーザ
加工などでパイレックスガラス基板35に、引出電極3
6に至るコンタクトホール37を形成するため、引出電
極36のコンタクト表面が粗くなり、引出電極36の接
続の信頼性に問題があった。
【0005】また、図17に示す従来の小型電子部品4
0は、堆積膜43に設けた犠牲層のエッチング孔44が
数μmと小さいため、完全に犠牲層を取り除くことがで
きない。また、このエッチング孔44を埋めるのに封止
用堆積膜45を用いているが、エッチング孔44の段差
が大きいため、完全に封止することが困難である。
【0006】従来のパッケージ構造を有する小型電子部
品は、以上のような課題を抱えており、歩留まりが悪
く、コスト高となっていた。
【0007】そこで、本発明は、簡単な構造で、工程が
簡略となり、かつ、歩留まりがよく、しかも低コストで
簡単なパッケージ構造を有する小型電子部品を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、下記の解決手段を採ることを特徴とす
る。
【0009】請求項1記載の発明は、基板に固定電極が
形成され、この固定電極から少なくとも一つの支持梁を
介して自由振動する振動部が振動部空間に形成され、こ
の振動部空間はポリイミド樹脂層によりその側壁が囲わ
れると共に、ポリイミド樹脂フィルムによりその天面が
蓋被され、前記ポリイミド樹脂フィルムおよび前記ポリ
イミド樹脂層には前記固定電極に至るバイアホールが形
成されている。
【0010】この発明は、振動部が加速度により水平方
向に動くように構成されている。しかし、加速度センサ
の加工時の振動や取り付け時の衝撃で可動電極が垂直方
向に動くことがある。この場合には、振動部が設けられ
ている振動部空間がポリイミド樹脂フィルムで覆われて
いるので、該ポリイミド樹脂フィルムが振動部を保護す
るストッパの作用を行う。また、ポリイミド樹脂フィル
ムは振動部空間を封止するパッケージの機能を果たす。
この場合、振動部空間の高さはポリイミド樹脂層の厚み
で調整する。
【0011】また、振動部が形成されている振動部空間
は気密封止されているので、ウエハ状態の加工工程にお
いて、水、ゴミなどが侵入する懸念がなくダイシングが
可能となる。
【0012】請求項2記載の発明は、基板に固定電極が
形成され、この固定電極から少なくとも一つの支持梁を
介して自由振動する振動部が振動部空間に形成され、こ
の振動部空間はポリイミド樹脂層によりその側壁が囲わ
れると共に、該ポリイミド樹脂層の側壁からひさしがの
びて開口(天窓)を形成し、このひさしにより前記振動
部の周辺部が蓋被され、前記ポリイミド樹脂層には前記
固定電極に至るバイアホールが形成されている。
【0013】この発明は、開口(天窓)を形成するひさ
しにより振動部の周辺部が保護されているので、このひ
さしが振動衝撃のストッパの作用を行う。また、この発
明は、ポリイミド樹脂層に開口(天窓)が開いている
が、取り付けに当たっては、取り付け基板に対しこの開
口側を下にして取り付けるので、振動部空間が密閉され
て、振動部は外部の塵埃から保護されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施例1)以下に、本発明の実施例について図面を参
照して説明する。図1および図2は、本発明の小型電子
部品の第1実施例としての加速度センサ10を示し、特
に、図1はこの実施例の断面形態を示すものであり、ま
た図2は図1における上層部パッケージ部材を除外した
電極構造部材の平面形態を示すものである。
【0015】両図において、1はシリコン基板で、この
シリコン基板1の中央部を除いた周辺部には、酸化膜2
が形成されている。この酸化膜2の一つの対向する内辺
には、合計6個の固定電極3a、3bが4隅部と中辺部
に3個ずつ向き合って配置されている。この6個の固定
電極3a、3bの周囲には間隔をおいて封止用枠4が設
けられている。
【0016】基板1の中央部には、この基板1と非接触
に矩形状の可動電極5が配置されている。この可動電極
5の4隅は、基板1とは非接触の支持梁6を介して前記
4隅部に形成されている固定電極3bに結合されてい
る。また、可動電極5の中辺部と固定電極3a間には、
基板1とは非接触のくし歯電極15が形成され、可動電
極5側のくし歯電極15aと固定電極3a側のくし歯電
極15bとの間に静電容量が生じるようになっている。
可動電極5、支持梁6およびくし歯電極7は、振動部を
構成することになる。
【0017】可動電極5などの振動部が形成されている
振動部空間9を除いて、固定電極3a、3b、封止用枠
4および露出している酸化膜2上に感光性のポリイミド
樹脂層7を形成する。このポリイミド樹脂層7は振動部
が収納されている振動部空間9の周囲を囲う壁を形成す
ることになる。
【0018】ポリイミド樹脂層7上に、裏面に熱可塑性
樹脂、例えば、熱可塑性ポリイミド樹脂8aを有するポ
リイミド樹脂フィルム8を貼り付けて熱可塑性ポリイミ
ド樹脂8aを加熱圧接して、ポリイミド樹脂フィルム8
をポリイミド樹脂層7に接着させて、可動電極5などの
振動部を保護する振動部空間9を形成する。これらのポ
リイミド樹脂層7とポリイミド樹脂フィルム8は、上層
部パッケージ部材として可動電極5などの振動部を保護
するパッケージの機能を果たすと同時に、落下などの振
動衝撃から振動部を保護するストッパの機能も果たすこ
とになる。
【0019】ポリイミド樹脂フィルム8とポリイミド樹
脂層7が重なっている部分には、固定電極3a(3b)
に至るバイアホール11を形成して、静電容量の変化が
取り出される。
【0020】つぎに、この加速度センサの動作について
説明する。図1および図2において、可動電極5は、4
個の固定電極3b間に4個の支持梁6を介して矢印方向
に振動可能に支持されているので、この振動の強弱によ
りくし歯電極15(15aと15b間)に形成される静
電容量が変化する。この静電容量の変化を電圧あるいは
電流の変化として取り出し、本実施例の加速度センサを
搭載している、例えば、自動車の加速度を検知すること
ができる。
【0021】つぎに、図1に示す第1実施例の加速度セ
ンサ10の製造方法について説明する。図3に示すよう
に、厚みが300〜500μmのシリコン基板1上に、
シリコン酸化膜2を形成し、更にその上に、厚みが10
μmのシリコン基板1aの形成された多層シリコン基板
を用意する。
【0022】図4に示すように、シリコン基板1a上に
ウエット酸化によりシリコン酸化膜(SiO2)s1を
形成する。
【0023】つぎに、図5に示すように、フォトリソグ
ラフィ技術を用い、酸化膜s1のメタルマスクを形成す
る。
【0024】つぎに、図6に示すように、酸化膜s1を
マスクにし、RIE(反応性イオンエッチング)を用い
て、シリコン基板1aをエッチングし、図2に示す電極
構造部材、即ち、可動電極5、支持梁6(図6には現れ
ない)、くし歯電極7(図6には現れない)、固定電極
3a(3b)および封止用枠4を形成する。その後、マ
スク用の酸化膜s1をエッチング除去する。
【0025】つぎに、図7に示すように、電極構造部材
の表面およりシリコン酸化膜2の露出表面に感光性のポ
リイミド樹脂層7を10μmの厚みに塗布する。
【0026】つぎに、図8に示すように、可動電極5な
どの振動部を設けている振動部領域5aのポリイミド樹
脂層7をフォトリソグラフィ技術を用いて除去する。
【0027】つぎに、図9に示すように、振動部領域5
aのシリコン酸化膜2を、BHF(バファフッ酸)のエ
ッチング液を用い、選択エッチングして除去する。な
お、図示していないが、可動電極5にはエッチング液を
流入流出させる無数の貫通孔が設けられている。
【0028】つぎに、図10に示すように、裏面に熱可
塑性ポリイミド樹脂8aを塗布したポリイミド樹脂フィ
ルム8をポリイミド樹脂層7に重ねて、熱可塑性ポリイ
ミド樹脂8aを加熱圧接して、ポリイミド樹脂フィルム
8をポリイミド樹脂層7に接着する。この工程により、
可動電極5、支持梁6およびくし歯電極7からなる振動
部(図2参照)を保護する振動部空間9を形成する。こ
の振動部空間9のうち、可動電極5の上側の空隙はポリ
イミド樹脂層7の厚みにより形成され、可動電極5の下
側の空隙はシリコン酸化膜2の厚みにより形成されてい
る。
【0029】つぎに、図1に示すように、ポリイミド樹
脂フィルム8とポリイミド樹脂層7の重なっている部分
に、アルカリエッチング液を用いたエッチング工程によ
り、固定電極3a(3b)に至るコンタクトホールを形
成する。そして、このコンタクトホール内に蒸着、スパ
ッタリングなどにより金属層を形成してバイアホール1
1を作り本実施例の加速度センサ10が完成する。
【0030】(実施例2)つぎに、図11を参照して、
本発明の小型電子部品の第2実施例としての加速度セン
サ20について説明する。この第2実施例は、図2に示
す基板、電極構造部材は第1実施例と同一なので、第1
実施例と同一番号を付して、その構造および機能説明を
省略する。第1実施例がポリイミド樹脂層7とポリイミ
ド樹脂フィルム8により、上層部パッケージング部材を
構成したのに対し、この第2実施例は、ポリイミド樹脂
の一層でパッケージング部材を構成するものである。即
ち、封止用枠4、露出している酸化膜2および固定電極
3a(3b)上に塗布されたポリイミド樹脂層12は、
可動電極5の周辺部の上部まで非接触にひさし12aを
延ばして開口(天窓)12bを形成して、可動電極5な
どの振動部を保護する振動部空間9を形成したものであ
る。そして、このポリイミド樹脂層12に固定電極3a
(3b)に接続するバイアホール13を形成し、静電容
量の変化を取り出す端子とする。このポリイミド樹脂層
12は、可動電極5などの振動部の保護機能と同時に過
大な振動衝撃によるストッパとしての機能も備えてい
る。
【0031】なお、この第2実施例の動作については、
第1実施例において説明したところと同様である。
【0032】つぎに、この第2実施例に係る加速度セン
サ20の製造方法について説明する。第1実施例の図6
の工程までは同じである。つぎの工程において、図12
に示すように、振動部領域5aに、フォトリソグラフィ
技術を用いて可動電極5からの厚みが5〜10μmのレ
ジスト14を形成する。
【0033】つぎに、図13に示すように、レジスト1
4、固定電極3a(3b)、露出している酸化膜2およ
び封止用枠4の上に、感光性のポリイミド樹脂層12を
塗布する。
【0034】つぎに、図14に示すように、フォトレジ
ストマスクを形成し、ポリイミド用現像液でエッチング
して、可動電極5の中央部上方のポリイミド樹脂層12
に開口(天窓)12bを形成する。
【0035】つぎに、図15に示すように、ポリイミド
樹脂層12の開口(天窓)12bを通して、レジスト1
4をレジスト剥離液でエッチング除去し、レジスト14
のあった後に振動部空間9を形成する。ついで、可動電
極5の下部およびその下部周囲のシリコン酸化膜2を、
BHF(バファフッ酸)のエッチング液を用い、エッチ
ング除去する。ついで、図11に示すように、ポリイミ
ド樹脂層12に、固定電極3a(3b)に至るバイアホ
ール13を形成して本実施例の加速度センサ20を得
る。
【0036】この加速度センサ20は、ポリイミド樹脂
層12に開口(天窓)12bが形成されて密閉されてい
ないので、これを使用するときには、ポリイミド樹脂層
12側を取り付け基板に密着して取り付け、振動部空間
の封止を行う。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ポリイミド樹脂
フィルムのパッケージ機能により振動部空間が形成さ
れ、この振動部空間内に振動部が自由振動可能に収納さ
れる。また、この振動部空間を形成するポリイミド樹脂
フィルムは、ダイシング、落下などの振動衝撃に対する
ストッパの機能も果たし、振動部を破壊から防止でき、
また、加工時には基より、使用時にも水、ゴミなどの侵
入から振動部を保護し、電子部品の信頼性を維持するこ
とができる。この発明は、構造簡単で、工程も簡略とな
り、歩留まりが向上する。請求項2記載の発明は、ポリ
イミド樹脂層のひさしが振動部(可動電極)の周辺上ま
で伸びて該振動部を保護しているので、このポリイミド
樹脂層が振動部のストッパとなり、振動衝撃から振動部
を保護することになる。また、この発明は、ポリイミド
樹脂層側を取り付け基板に接触させて取り付けられるの
で、振動部空間の開口(天窓)は取り付け基板により封
鎖され、振動部は外部の塵埃から保護されることにな
る。この発明は、特に構造簡単で、工程も簡略となり、
歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の小型電子部品の第1実施例の断面形
態図
【図2】 図1に示す第1実施例のパッケージ部材を除
去した電極構造部材の平面図
【図3】 第1実施例の製造工程を示すもので、シリコ
ン酸化膜を介在する多層シリコン基板を用意する工程図
【図4】 同じく、多層シリコン基板にシリコン酸化膜
を形成する工程図
【図5】 同じく、シリコン酸化膜をパターニングする
工程図
【図6】 同じく、上層のシリコン基板をエッチングし
て可動電極、支持梁、くし歯電極、固定電極、および封
止用枠を形成する工程図
【図7】 同じく、図6に示す加工された基板の表面に
感光性のポリイミド樹脂層を塗布する工程図
【図8】 同じく、可動電極などの振動部上のポリイミ
ド樹脂層をエッチング除去する工程図
【図9】 同じく、可動電極の下部およびその下部周辺
の酸化膜をエッチング除去する工程図
【図10】 同じく、裏面に熱可塑性ポリイミド樹脂を
有するポリイミド樹脂フィルムをポリイミド樹脂層に貼
り付ける工程図
【図11】 本発明の小型電子部品の第2実施例の断面
形態図
【図12】 第2実施例の製造工程を示すもので、図6
に示す加工された基板の振動部にレジストを塗布する工
程図
【図13】 同じく、図12に示す加工された基板の表
面に感光性のポリイミド樹脂層を塗布する工程図
【図14】 同じく、可動電極の中央部上の感光性のポ
リイミド樹脂層に開口を形成する工程図
【図15】 同じく、レジストをエッチング除去する工
程図
【図16】 従来のパッケージ構造を有する小型電子部
品の断面形態図
【図17】 他の従来のパッケージ構造を有する小型電
子部品の断面形態図
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 シリコン酸化膜 3a、3b 固定電極 4 封止用枠 5 可動電極 6 支持梁 7、12 ポリイミド樹脂層 8 ポリイミド樹脂フィルム 8a 熱可塑性ポリイミド樹脂 9 振動部空間 10、20 加速度センサ 11、13 バイアホール 12a ひさし 12b 開口(天窓) 13、13a、13b くし歯電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に固定電極が形成され、この固定電
    極から少なくとも一つの支持梁を介して自由振動する振
    動部が振動部空間に形成され、この振動部空間はポリイ
    ミド樹脂層によりその側壁が囲われると共に、ポリイミ
    ド樹脂フィルムによりその天面が蓋被され、前記ポリイ
    ミド樹脂フィルムおよび前記ポリイミド樹脂層には前記
    固定電極に至るバイアホールが形成されていることを特
    徴とする小型電子部品。
  2. 【請求項2】 基板に固定電極が形成され、この固定電
    極から少なくとも一つの支持梁を介して自由振動する振
    動部が振動部空間に形成され、この振動部空間はポリイ
    ミド樹脂層によりその側壁が囲われると共に、該ポリイ
    ミド樹脂層の側壁からひさしがのびて開口を形成し、こ
    のひさしにより前記振動部の周辺部が蓋被され、前記ポ
    リイミド樹脂層には前記固定電極に至るバイアホールが
    形成されていることを特徴とする小型電子部品。
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