JPH10199133A - 情報信号記録再生装置 - Google Patents

情報信号記録再生装置

Info

Publication number
JPH10199133A
JPH10199133A JP8357367A JP35736796A JPH10199133A JP H10199133 A JPH10199133 A JP H10199133A JP 8357367 A JP8357367 A JP 8357367A JP 35736796 A JP35736796 A JP 35736796A JP H10199133 A JPH10199133 A JP H10199133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information signal
signal
analog
recording
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8357367A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Ichii
豊 一井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP8357367A priority Critical patent/JPH10199133A/ja
Priority to EP19970403101 priority patent/EP0851688B1/en
Priority to DE1997614002 priority patent/DE69714002T2/de
Publication of JPH10199133A publication Critical patent/JPH10199133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力あるいは再生されたアナログ情報信号又
はディジタル情報信号を選択的に出力する情報信号記録
再生装置を提供する。 【解決手段】 記録時あるいは記録再生動作の待機時に
ディジタル情報信号の出力選択したときは、入力あるい
は再生されたディジタル情報信号をデコードして得たア
ナログ情報信号を出力し、アナログ情報信号の出力選択
したときは、入力あるいは再生されたアナログ情報信号
を出力し、再生時に記録媒体Tにディジタル情報信号が
記録されていることが検出されたときは、再生されたデ
ィジタル情報信号をアナログ情報信号にデコードして出
力し、記録媒体Tにアナログ情報信号が記録されている
ことが検出されたとき、再生されたアナログ情報信号を
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログ情報信号及
びディジタル情報信号を選択的に記録再生することがで
きる情報信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のディジタル信号処理技術の進歩に
伴い、映像信号のディジタル化が進んでいる。こうした
背景において、現行の地上波放送等のアナログ情報信号
の放送に加え、衛星放送を利用したディジタル情報信号
の放送が実施され始めており、放送されたディジタル情
報信号を記録再生するメディアの登場が期待されてい
る。
【0003】一方で、現在アナログ方式で映像/音声信
号を記録再生する家庭用VTRが全世界に普及してお
り、その記録資産には膨大なものがある。従ってディジ
タル情報信号を記録再生するメディアには上記した膨大
な記録資産を再生可能なもの、即ち、現存するアナログ
方式のVTRと相互互換あるいは上位互換を有するもの
であることが望ましい。
【0004】こうしたアナログ方式とディジタル方式と
に対応するVTRとして、ディジタル、アナログの両フ
ォーマットの信号が混在して記録された記憶蓄積媒体の
再生信号から、信号のフォーマットを自動判別する記録
再生装置(特開平8−63875号公報)が提案されて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アナログ方
式とディジタル方式とに対応するVTRには、ユーザの
使い勝手を考慮して、例えば、上記したディジタル放送
とアナログ放送とを受信してこれをモニタ装置等の外部
表示装置、あるいは外部記録再生装置等に供給すること
が考えられる。このとき、ディジタル信号とアナログ信
号とを個別の出力端子に夫々切換え出力する他に、ディ
ジタル信号をアナログ信号に変換して出力する等、種々
の出力切換えを行うことが望まれる。
【0006】しかしながら、上記した記録再生装置に
は、ディジタル、アナログの両フォーマットの信号が混
在して記録された記憶蓄積媒体のフォーマットを自動判
別する他に、上述した出力切換えを行うことについて何
ら開示されていなかった。
【0007】そこで、本発明では上記したアナログ方式
とディジタル方式とに夫々対応するVTRにおいて、デ
ィジタル信号をアナログに変換して出力する等、種々の
出力切換えを行うこと、具体的には、モニタ装置等の外
部表示装置において表示切換えを行わずとも記録再生装
置側で出力切換えを行う情報信号記録再生装置を提供す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するため以下の構成を提供する。
【0009】ディジタル情報信号とアナログ情報信号と
を記録媒体(以下、「磁気テープ」という)Tに夫々選択
的に記録すると共に、少なくとも該ディジタル情報信号
とアナログ情報信号とのいずれか一方あるいは両方が混
在して記録された記録媒体からディジタル情報信号又は
アナログ情報信号を再生する情報信号記録再生装置にお
いて、ディジタル方式で伝送された信号を受信しディジ
タル情報信号として出力する第1の受信部(3)と、前記
ディジタル情報信号に所定の信号処理を施して磁気テー
プTに記録すると共に磁気テープTにディジタル情報信
号が記録されているときはこれを検出して記録されたデ
ィジタル情報信号を再生するディジタル記録再生処理手
段(20,27)と、前記第1の受信部(3)あるいは外部から供
給されたディジタル情報信号、あるいは前記ディジタル
記録再生処理手段(20,27)からのディジタル情報信号を
デコードして第1のアナログ情報信号を出力するデコー
ド手段(以下、例えば、「MPEGデコーダ」ともいう)(4)
と、アナログ方式で伝送された信号を受信しアナログ情
報信号を出力する第2の受信部(17)と、前記第2の受信
部(17)あるいは外部から供給されたアナログ情報信号、
又は前記した第1のアナログ情報信号のいずれかに所定
の信号処理を施して磁気テープTに記録すると共に磁気
テープTにアナログ情報信号が記録されているときはこ
れを検出してアナログ情報信号を再生するアナログ記録
再生処理手段(22,29)と、少なくとも前記第2の受信部
(17)あるいは外部から供給されたアナログ情報信号、前
記した第1のアナログ情報信号又は前記アナログ記録再
生手段(22,29)からのアナログ情報信号のいずれかを出
力するための出力端子(114〜118)とを備え、記録時ある
いは記録再生動作の待機時に、ディジタル情報信号を出
力選択したときはMPEGデコーダ(4)を介して前記第1の
アナログ情報信号を出力し、アナログ情報信号の出力選
択したときは前記第2の受信部(17)あるいは外部から供
給されたアナログ情報信号を出力し、再生時に、前記記
録媒体にディジタル情報信号が記録されていることが検
出されたときには再生されたディジタル情報信号をアナ
ログ情報信号にデコードして出力し、磁気テープTにア
ナログ情報信号が記録されていることが検出されたとき
再生されたアナログ情報信号を出力することを特徴とす
る情報信号記録再生装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の情報信号記録再生
装置を説明するブロック図である。以下、図面を参照し
つつ本発明の実施の形態を説明する。
【0011】図示せぬ衛星アンテナやCATV(ケーブ
ルテレビ)のケーブル等に接続された入力端子101から
入来するディジタル放送信号は、ディジタル放送信号チ
ューナ(第1の受信部)3に入力され、その中のフロン
トエンド部1において周波数変換や同調等の所定の処理
が行われたのち、デ・スクランブラ2により放送局にお
いて施された暗号化が解除され、映像、音声等を表すデ
ィジタル信号であるビットストリームが出力される。
【0012】デ・スクランブラ2からのビットストリー
ムは、後述するディジタル信号記録処理回路20に供給さ
れると共に、スイッチSW1のa側の入力端子に入力され
る。スイッチSW1のb側の入力端子には記録媒体(例え
ば、「磁気テープ」)Tから再生された再生ディジタル
信号が供給され、スイッチSW1の可動接片は、本情報信
号記録再生装置がディジタル記録された記録媒体を再生
しているときはb側、それ以外の場合はa側に接続され
る。
【0013】スイッチSW1の可動接片がa側に接続され
ているとすると、上記のビットストリームはデコード手
段(MPEGデコーダ)4に供給され、ディジタル放送の送
り側でいわゆるMPEGフォーマットにより圧縮された映像
及び音声信号の圧縮が復元される。MPEGデコーダ4は、
MPEGフォーマットにより圧縮された音声信号を復元する
オーディオデコーダと、同様に圧縮された映像信号を復
元するビデオデコーダとを備えており、このオーディオ
デコーダでは第1の音声信号と第2の音声信号とがデコ
ードされ、夫々D/A変換器5,6においてアナログ音声
信号に変換され、出力端子109,110に夫々供給される。
【0014】MPEGデコーダ4からの第1の音声信号は出
力端子109に出力されると共に、後述するスイッチSW8の
a側の入力端子に供給される。また、MPEGデコーダ4か
らの第2の音声信号は出力端子110に出力されると共
に、後述するスイッチSW9の接点a側に供給される。こ
こで、これら第1、第2の音声信号は、例えば、夫々第
1、第2のチャンネルの音声信号とも言い、具体的には
ステレオ音声の左右のチャンネルの音声信号や、2カ国
語音声の異なる2つの言語の音声信号、主音声と解説な
どの副音声等に相当するものである。
【0015】MPEGデコーダ4の内部のビデオデコーダに
より映像信号の輝度信号と2種類の色差信号とがデコー
ドされ、そのうち輝度信号(Y1信号)は、D/A変換器
7によりアナログ変換され、Y信号出力端子111に供給
されると共に、後述するスイッチSW4のa側端子、及び
加算器16に供給される。
【0016】上記のビデオデコーダでデコードされた2
つの色差信号のうち、一方の信号、例えば(R−Y)信
号は、D/A変換器8によりアナログ信号に変換され、
他方の信号、例えば(B−Y)信号は、D/A変換器9
でアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換され
たこれらの色差信号は、直角2相変調器10に供給され、
局部発振器11及び移相器14により生成された位相が90
度異なるキャリア信号で夫々変調されたのち、加算器15
で加算され、搬送色信号(C1信号)とされる。ここで、
上記したY1信号とC1信号とは夫々第1のアナログ情報信
号ともいう。
【0017】上記したC1信号はC信号出力端子112に供
給されると共に、後述するスイッチSW5のa側端子、及
び加算器16に供給される。ここで、例えば、上記したY
信号出力端子111とC信号出力端子112とはYC分離出力
端子(いわゆるS端子)を構成する。また、スイッチSW
4,SW5は第1の切換手段を構成する。
【0018】一方で、入力端子102へは、地上波アナロ
グ放送や、アナログ衛星放送を受信する図示せぬアンテ
ナから出力される高周波信号が入力される。高周波信号
は、チューナ17により、周波数変換や検波等の所定の信
号処理が行われて、コンポジットビデオ信号及び2チャ
ンネルのオーディオ信号として出力される。チューナ17
からのコンポジットビデオ信号は、スイッチSW2のa側
入力端子に供給される。スイッチSW2のb側入力端子
は、外部ビデオ入力端子103から入来したコンポジット
ビデオ信号が供給される。
【0019】スイッチSW2の切換えは、例えば、図示せ
ぬリモコンを通してのユーザーの操作や、タイマー予約
の設定等により、所望のビデオ信号が出力される様に行
われる。例えば、チューナ17が衛星放送受信用と地上波
放送受信用等として複数個構成される場合や、コンポジ
ットビデオ信号用の外部ビデオ入力端子が複数構成され
る場合には、スイッチSW2は更に多くの入力端子を持
ち、それらを切換え出力するようにしてもよい。
【0020】スイッチSW2出力のコンポジットビデオ信
号は、櫛形フィルタ等で構成され従来より知られたY/
C分離回路18に供給されると共に、スイッチSW3のa側
入力端子に供給される。スイッチSW3から出力したコン
ポジットビデオ信号はスイッチSW13のa側入力端子に供
給される。スイッチSW3,SW13は第3の切換手段を構成す
る。
【0021】Y/C分離回路18は供給されたコンポジッ
トビデオ信号を輝度信号(Y2信号)および搬送色信号
(C2信号)として出力する。このうち、Y2信号はスイッ
チSW4のb側入力端子に供給され、C2信号はスイッチSW5
のb側入力端子に供給される。また、スイッチSW4のc
側入力端子には、S端子入力の輝度信号入力端子104か
ら入来する輝度信号(Y3信号)が供給され、スイッチSW
5のc側入力端子には、S端子入力の色信号入力端子105
から入来する色信号(C3信号)が供給される。スイッチ
SW4,SW5から夫々切換え出力された輝度信号及び色信号
は、第2のアナログ情報信号としてYC混合器19、スイ
ッチSW11,SW12のa側入力端子及びアナログビデオ記録
処理回路22に夫々供給される。ここで、スイッチSW11,S
W12は第2の切換手段を構成する。
【0022】チューナ17から出力される2チャンネルの
音声信号と、外部音声入力端子107,108から夫々出力さ
れる音声信号(例えば、上記したと同様のステレオ音声
信号の左右のチャンネル、2カ国語音声、主副音声等の
2つの音声信号)は、スイッチSW6,SW7のa側及びb側
入力端子に夫々供給され、チューナ17あるいは外部音声
入力端子107,108からの音声信号のうちいずれか一方を
切換え出力する。
【0023】スイッチSW6,SW7の切換えは、上記したス
イッチSW4,SW5の切換え動作と連動してなされるものと
する。但し、第1のアナログ情報信号の出力が選択され
たときは、スイッチSW6,SW7とスイッチSW8,SW9とが連動
して切換え動作がなされる。スイッチSW6,SW7の出力は
上記したスイッチSW8,SW9のb側入力端子に夫々供給さ
れ、スイッチSW8,SW9の出力はFMオーディオ記録処理
回路21とスイッチSW14,SW15のa側入力端子に夫々供給
される。スイッチSW14,SW15の出力はVTR音声出力端
子117,118を介して図示しない伝送路へ出力される。
【0024】さて、アナログ記録を行う場合、上記した
スイッチSW4,SW5から供給された第2のアナログ情報信
号はアナログビデオ記録処理回路22において、例えば、
VHS(登録商標)方式の様な低域変換カラー方式で
は、輝度信号はFM変調され、色信号は低域に周波数変
換された後に、両者は周波数多重されて記録アナログビ
デオ信号として出力される。記録アナログビデオ信号
は、記録アンプ24と磁気ヘッドH2とを介して磁気テープ
Tに記録される。
【0025】またこのとき、上記したスイッチSW8,SW9
から供給された2チャンネル音声信号は、FMオーディ
オ記録処理回路21において、異なる周波数のキャリアに
よりFM変調され、夫々周波数多重された記録FMオー
ディオ信号としてスイッチSW10のb側入力端子に供給さ
れる。スイッチSW10の可動接片はb側を切換え出力し、
記録FMオーディオ信号は記録アンプ23と磁気ヘッドH1
とを介して、上記の記録アナログビデオ信号に先行して
磁気テープTに記録される。ここでFMオーディオ信号
上にはアナログビデオ信号が上書きされるが、周波数設
定、記録レベル、ヘッドのアジマス角等の条件を適切に
選ぶことにより、消されないで残った信号からオーディ
オ信号が十分良好な音質で再生可能なことはよく知られ
ている(いわゆるVHSハイファイオーディオ)。
【0026】尚、ここでの記録音声処理はFMオーディ
オ記録処理回路21によるFM変調に限らず、例えばディ
ジタル化してPCM音声信号として記録しても良い。
【0027】尚、ヘリカルスキャン型VTRの場合、上
記した磁気ヘッドH1,H2は、ここでは図示しない回転ド
ラム上に搭載され、このドラムに巻き付けられた磁気テ
ープTの上を走査することにより所定のトラックパター
ンをテープ上に形成しながら上記したアナログビデオ信
号とオーディオ信号とを記録していく。
【0028】以上のように記録されたアナログビデオ信
号及びオーディオ信号を再生するときは、磁気テープT
上を磁気ヘッドH3,H4が走査することにより得た再生信
号を再生プリアンプ25,26により所定レベルまで増幅
し、アナログビデオ再生処理回路29及びFMオーディオ
再生処理回路28に夫々供給する。
【0029】このとき磁気ヘッドH3,H4は上記した磁気
ヘッドH1,H2と同様にここでは図示しない回転ドラム上
に搭載される。また、磁気ヘッドH3,H4は上記した磁気
ヘッドH1,H2と兼用のものであっても、独立のものであ
ってもよいことは勿論である。
【0030】アナログビデオ再生処理回路29において、
例えば、輝度信号FM復調、カラー信号周波数変換など
の所定の処理を経て得られた再生輝度信号及び再生搬送
色信号は、スイッチ(第2の切換手段)SW11,SW12のb
側入力端子とYC混合器30とに夫々供給される。また、
FMオーディオ再生処理回路28において、FM変調され
た2チャンネルの音声信号を復調し、上記したスイッチ
SW14,SW15のb側入力端子に夫々供給する。上記したス
イッチSW11,SW12の夫々出力する輝度(Y)信号と色
(C)信号は夫々Y信号出力端子114とC信号出力端子1
15とに供給される(出力端子114,115はYC分離出力端
子を構成する)。
【0031】尚、YC混合器30は再生された輝度信号及
び色信号とを周波数多重してコンポジットビデオ信号を
生成出力し、この出力信号はスイッチSW13のb側入力端
子に供給される。スイッチSW13は、アナログビデオ信号
の再生時はb側端子を切換え出力し、コンポジットビデ
オ信号を出力端子116に供給する(出力端子116はコンポ
ジットビデオ信号出力端子を構成する)。
【0032】本情報記録再生装置のアナログ信号再生時
は、上記したスイッチSW11〜SW15(第2、第3の切換手
段)の出力をb側端子に切換えることにより、磁気テー
プTから再生されたビデオ信号及びオーディオ信号を出
力することができる。
【0033】次に、上記したアナログ記録再生に加え
て、ディジタルのビットストリームを記録再生する場合
を説明する。ディジタル放送チューナ3から供給された
ビットストリームは、ディジタル記録処理回路20におい
て誤り訂正符号の付加やヘッダの付加などの所定の信号
処理が施されて、記録ディジタル信号としてスイッチSW
10のa側入力端子に供給される。スイッチSW10の可動接
片は、ディジタル記録の時にはa側に接続され、記録デ
ィジタル信号を記録アンプ23に供給する。記録アンプ23
からの記録ディジタル信号は上記した磁気ヘッドH1に供
給されて磁気テープT上に記録される。
【0034】ディジタル記録された磁気テープTの再生
時には、磁気ヘッドH3、再生プリアンプ25により再生さ
れた信号をディジタル信号再生処理回路27に供給する。
この再生処理回路において、誤り訂正などの信号処理を
施し得た信号をスイッチSW1のb側入力端子に供給す
る。再生されたディジタル信号は、上記したビットスト
リームの状態で再生されるため、スイッチSW1を介してM
PEGデコーダ4に供給され、アナログビデオ信号とオー
ディオ信号とにデコードされる。MPEGデコーダ4でデコ
ードされたアナログビデオ信号及びオーディオ信号は上
述したと同様にD/A変換を経て外部出力端子109〜113
に夫々供給される。
【0035】尚、ここで、アナログ方式及びディジタル
方式の信号を記録再生するVTRとして、FMオーディ
オの記録再生用磁気ヘッドH1,H3をディジタル信号の記
録再生と兼用する記録再生装置が本出願人から提案(特
願平8−90078号等)されており、上記した情報記
録再生装置のディジタル記録再生あるいはアナログ記録
再生はその記録再生装置と同様の構成を有するものであ
ってもよい。
【0036】尚、本実施の形態では磁気テープTを記録
媒体としたが、例えば、記録可能な光ディスクでもよ
く、その媒体メディアに限定されるものではないことは
勿論である。また、光ディスクを用いる場合、磁気ヘッ
ドの代わりに光ヘッドが用いられることは勿論である。
【0037】次に本情報信号記録再生装置のアナログ信
号の出力について説明する。例えば、本情報信号記録再
生装置が記録状態あるいは記録再生動作の待機状態にあ
るとき、ユーザがここでは図示しない操作部又はリモコ
ン等を操作することによりディジタル情報信号を出力選
択したとき、上記したスイッチSW3〜SW5,SW11〜SW13
(第1〜第3の切換手段)は上記第1のアナログ情報信
号を出力するように夫々切換え動作を行う。
【0038】スイッチSW4,SW5(第1の切換手段)はa
側を切換え出力し、上記した第1のアナログ情報信号が
スイッチSW11,SW12(第2の切換手段)のa側端子に供
給され、加算器19を介してスイッチSW3のb側端子に夫
々供給される。スイッチSW11,SW12(第2の切換手段)
のa側が切換え出力されることにより第1のアナログ情
報信号がYC分離出力される(S端子出力)。また、ス
イッチSW3のb側が切換え出力され、スイッチSW13がa
側を切換え出力する(第3の切換手段の切換え動作)こ
とにより、第1のアナログ情報信号がコンポジットビデ
オ信号として出力される。
【0039】また、スイッチSW4,SW5がb側あるいはc
側を切換え出力し、スイッチSW3,SW11〜SW13が上記した
と同様の切換え動作を行うことにより第2のアナログ情
報信号がYC分離出力されると共に、コンポジットビデ
オ信号として出力される。このとき第2のアナログ情報
信号はスイッチSW2によって受信したアナログ情報信号
あるいは外部入力されたアナログ情報信号のいずれかが
選択されている。そして、スイッチSW4,SW5によってY
C分離されたコンポジットビデオ信号と、入力端子104,
105からYC分離入力されたアナログ情報信号とが夫々
出力選択される。
【0040】次に本情報信号記録再生装置が再生動作を
行うとき、磁気テープTに記録された信号がディジタル
情報信号か、アナログ情報信号かが識別される。磁気テ
ープに記録された信号の種別を判別するものとしては本
出願人から特開平8−90078号公報が提案されてお
り、その方法により磁気テープTにディジタル情報信号
が記録されていることが検出されたとき、第1〜第3の
切換手段SW3〜SW5,SW11〜SW13はディジタル記録再生処
理手段20,27からの再生ディジタル情報信号をデコード
手段4を介して得た第1のアナログ情報信号として出力
する。
【0041】即ち、上記したディジタル信号再生処理回
路27において再生されたディジタル情報信号は上記した
ように、スイッチSW1を介してMPEGデコーダ4に供給さ
れ、第1のアナログ情報信号としてスイッチSW4,SW5に
供給され、スイッチSW3,SW11〜SW13の切換え出力により
YC分離出力とコンポジットビデオ信号として出力され
る。
【0042】同様に、磁気テープTにアナログ情報信号
が記録されていることが検出されたとき、第2、第3の
切換手段SW11〜SW13はアナログ再生処理手段28,29から
の再生アナログ情報信号(第3のアナログ情報信号とも
いう)を出力する。
【0043】こうして、本情報信号記録再生装置は、デ
ィジタル情報信号、アナログ情報信号の入力あるいは再
生に対して、出力端子114〜118からアナログ情報信号を
出力することができるので、例えば、これら出力端子と
接続されたモニタ装置の表示切換えを行うことなく所望
の情報信号をモニタすることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、受信されたディジタル
放送信号あるいはアナログ放送信号、又は再生されたデ
ィジタル情報信号あるいはアナログ情報信号を選択的に
出力端子114〜118からアナログ情報信号を出力すること
ができるので、本情報信号記録再生装置における切換え
によってディジタル情報信号とアナログ情報信号との内
容をアナログ情報信号として出力することが可能となる
ので、ユーザの使い勝手を向上することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置を説明するブロック
図である。
【符号の説明】
3…第1の受信部、4…デコード手段、17…第2の受
信部、20,27…ディジタル記録再生処理手段、2
2,29…アナログ記録再生処理手段、SW4,SW5
…第1の切換手段、SW11,SW12…第2の切換手
段、SW3,SW13…第3の切換手段、T…記録媒体
(磁気テープ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル情報信号とアナログ情報信号と
    を記録媒体に夫々選択的に記録すると共に、少なくとも
    該ディジタル情報信号とアナログ情報信号とのいずれか
    一方あるいは両方が混在して記録された記録媒体からデ
    ィジタル情報信号又はアナログ情報信号を再生する情報
    信号記録再生装置において、ディジタル方式で伝送され
    た信号を受信しディジタル情報信号として出力する第1
    の受信部と、前記ディジタル情報信号に所定の信号処理
    を施して前記記録媒体に記録すると共に前記記録媒体に
    ディジタル情報信号が記録されているときはこれを検出
    して記録されたディジタル情報信号を再生するディジタ
    ル記録再生処理手段と、前記第1の受信部あるいは外部
    から供給されたディジタル情報信号、あるいは前記ディ
    ジタル記録再生処理手段からのディジタル情報信号をデ
    コードして第1のアナログ情報信号を出力するデコード
    手段と、アナログ方式で伝送された信号を受信しアナロ
    グ情報信号を出力する第2の受信部と、前記第2の受信
    部あるいは外部から供給されたアナログ情報信号、又は
    前記した第1のアナログ情報信号のいずれかに所定の信
    号処理を施して前記記録媒体に記録すると共に前記記録
    媒体にアナログ情報信号が記録されているときはこれを
    検出してアナログ情報信号を再生するアナログ記録再生
    処理手段と、少なくとも前記第2の受信部あるいは外部
    から供給されたアナログ情報信号、前記した第1のアナ
    ログ情報信号又は前記アナログ記録再生手段からのアナ
    ログ情報信号のいずれかを出力するための出力端子とを
    備え、記録時あるいは記録再生動作の待機時に、ディジ
    タル情報信号を出力選択したときは前記デコード手段を
    介して前記第1のアナログ情報信号を出力し、アナログ
    情報信号の出力選択したときは前記第2の受信部あるい
    は外部から供給されたアナログ情報信号を出力し、再生
    時に、前記記録媒体にディジタル情報信号が記録されて
    いることが検出されたときには再生されたディジタル情
    報信号をアナログ情報信号にデコードして出力し、前記
    記録媒体にアナログ情報信号が記録されていることが検
    出されたとき再生されたアナログ情報信号を出力するこ
    とを特徴とする情報信号記録再生装置。
JP8357367A 1996-12-26 1996-12-26 情報信号記録再生装置 Pending JPH10199133A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8357367A JPH10199133A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 情報信号記録再生装置
EP19970403101 EP0851688B1 (en) 1996-12-26 1997-12-19 Data signal recording and/or reproducing method and system
DE1997614002 DE69714002T2 (de) 1996-12-26 1997-12-19 Datensignalaufnahme- und -Wiedergabeverfahren und -System

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8357367A JPH10199133A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 情報信号記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10199133A true JPH10199133A (ja) 1998-07-31

Family

ID=18453776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8357367A Pending JPH10199133A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 情報信号記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10199133A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5706385A (en) Rotary head type magnetic recording and reproducing apparatus
KR100271409B1 (ko) 정보 신호 기록 장치
WO1998052354A1 (fr) Appareil d'enregistrement/reproduction de signaux numeriques
JPH10199133A (ja) 情報信号記録再生装置
JP3006119B2 (ja) 信号記録再生装置
JPH062378Y2 (ja) ハイビジョン用ビデオテープレコーダ
KR930005436B1 (ko) 멀티방식의 음성신호 기록시스템
EP0851688B1 (en) Data signal recording and/or reproducing method and system
JPH05292471A (ja) テレビジョン信号記録再生装置
JP2706004B2 (ja) マルチチャンネル対応ビデオテープレコーダ
JP2710869B2 (ja) マルチチャンネル対応ビデオテープレコーダ
JPH05506760A (ja) 改善された音声記録部を有するビデオレコーダ
KR940000971B1 (ko) Vtr의 오디오 레코딩장치와 그 포멧팅 방법
JP2519208Y2 (ja) 衛星放送受信機
KR930000735Y1 (ko) 방송방식 및 신호변환 비데오 테이프 레코더
JP3858495B2 (ja) 受信機及び記録機器
JPS6112579Y2 (ja)
JPH10126744A (ja) 回転ヘッド型磁気録画再生装置
JPH08317340A (ja) 磁気記録再生装置
JPH06121270A (ja) 記録再生装置
JPH0562339A (ja) 多重画面磁気記録再生装置
JPH01276470A (ja) 磁気記録再生装置
JPH04360066A (ja) 磁気記録再生装置
JPH08331503A (ja) 磁気記録再生装置
JPS60240220A (ja) Shf放送受信用bsチユ−ナ