JPH10199092A - チェンジャー付きディスク再生装置 - Google Patents

チェンジャー付きディスク再生装置

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Publication number
JPH10199092A
JPH10199092A JP35805596A JP35805596A JPH10199092A JP H10199092 A JPH10199092 A JP H10199092A JP 35805596 A JP35805596 A JP 35805596A JP 35805596 A JP35805596 A JP 35805596A JP H10199092 A JPH10199092 A JP H10199092A
Authority
JP
Japan
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chassis
disk
disc
reproducing
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP35805596A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushige Hanya
哲成 半谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータの使用個数を少なくして、製造コストお
よびスペースを削減する。 【解決手段】ディスク収納部に対してローディング機構
シャーシ3および再生部シャーシ1をディスク選択モー
タにより相対的に移動させて再生するディスクを選択
し、選択したディスクをローディング機構シャーシ3に
摺動自在に支持されたローディングアームにより再生部
シャーシ2上に移送して再生するディスク再生装置にお
いて、再生部シャーシ2に支持されディスクを回転駆動
するディスクモータ2によりローディングアームを駆動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディスク再生装置
に係わり、特に、複数のディスクを収容し、任意のディ
スクを選択して再生するチェンジャー付きディスク再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来複数のディスクを収容し、任意のデ
ィスクを選択して再生するチェンジャー付きディスク再
生装置では、ディスクを回転駆動するディスクモータや
ピックアップを送るスレッドモータの取付けられた再生
部シャーシをディスクを重ねて収納したディスク収納部
に対して相対的に昇降させてディスクを選択し、ローデ
ィングアームによりディスクを収納部から再生部シャー
シ上に移送してディスクをクランプし選択したディスク
を再生していた。
【0003】ディスクを選択してローディングするため
の再生部シャーシを昇降させるモータとローディングア
ームを駆動するモータは別々に設けられており、ディス
クモータやスレッドモータがディスク選択やローディン
グのために利用されていなかった。そのために、ディス
クモータ、スレッドモータ、再生部シャーシ昇降モータ
およびローディングアーム駆動モータと4個のモータを
使用していた。なお、クランプ機構を駆動するためにロ
ーディングアーム駆動モータが利用されるものもあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のチェン
ジャー付きディスク再生装置は、モータ使用個数が4個
と多いため、部品コストが大きくなっていた。また、モ
ータや減速機構を取付けるスペースが大きくなり、装置
が大型となるという問題があった。さらに、モータを駆
動するためのドライバーや配線のためのコストも高くな
っていた。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、再生部シャーシ
に取付けられたディスクモータやスレッドモータをロー
ディングアームの駆動に用いることにより使用モータの
個数を少なくし、製造コストを安くし、また装置を小型
にすることができるチェンジャー付きディスク再生装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のチェンジャー
付きディスク再生装置は、ディスク収納部に対してロー
ディング機構シャーシおよび再生部シャーシをディスク
選択モータにより相対的に移動させて再生するディスク
を選択し、選択したディスクをローディング機構シャー
シに摺動自在に支持されたローディングアームにより再
生部シャーシ上に移送して再生するディスク再生装置に
おいて、再生部シャーシに支持されディスクを回転駆動
するディスクモータにより前記ローディングアームを駆
動させるように構成したものである。
【0007】また、前記チェンジャー付きディスク再生
装置において、ディスクを再生部シャーシ上に移送した
後前記ディスク選択モータにより再生部シャーシを上昇
させてディスクをクランプすると共に前記ディスクモー
タから前記ローディングアームへの伝動を遮断するよう
に構成したものである。
【0008】また、この発明のチェンジャー付きディス
ク再生装置は、ディスク収納部に対してローディング機
構シャーシおよび再生部シャーシをディスク選択モータ
により相対的に移動させて再生するディスクを選択し、
選択したディスクをローディング機構シャーシに摺動自
在に支持されたローディングアームにより再生部シャー
シ上に移送して再生するディスク再生装置において、再
生部シャーシに支持されピックアップを送るスレッドモ
ータにより前記ローディングアームを駆動させるように
構成したものである。
【0009】また、前記のチェンジャー付きディスク再
生装置において、ディスクを再生部シャーシ上に移送し
た後前記ディスク選択モータにより再生部シャーシを上
昇させてディスクをクランプすると共に前記スレッドモ
ータから前記ローディングアームへの伝動を遮断するよ
うに構成したものである。
【0010】さらに、前述のチェンジャー付きディスク
再生装置において、前記ローディングアームがディスク
を再生部シャーシ上に移送する行程の終端においてロッ
ク切換えレバーを押し、ロック切換えレバーの移動によ
り前記ローディング機構シャーシと再生部シャーシとの
ロックを解除し、前記ローディング機構シャーシを本体
シャーシにロックさせるように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施例であるチェンジ
ャー付きディスク再生装置を図面に基づいて説明する。
先ず、図1〜図3により実施例のチェンジャー付きディ
スク再生装置の概略の構成および動作を説明する。図1
は実施例のチェンジャー付きディスク再生装置の概略構
成を示す正面図である。図2は同ディスク再生装置のロ
ーディング状態を示す部分正面図、図3は同ディスク再
生装置の再生状態を示す部分正面図である。
【0012】図に示す再生部シャーシ1はディスクモー
タ2や光ピックアップとその送り機構を保持している。
ローディング機構シャーシ3はローディングアーム10
を摺動自在に支持しており、右ロック切換えカム8およ
び左ロック切換えカム9により再生部シャーシ1または
本体シャーシ5のいずれかとロックされる。本体シャー
シ5に摺動自在に支持され水平方向に駆動される右昇降
スライダー6および左昇降スライダー7は再生部シャー
シ1の軸1aを介して再生部シャーシ1を上下方向に駆
動する。
【0013】図1に示すローディング状態では再生部シ
ャーシ1とローディング機構シャーシ3はロックされて
おり、これらが一体となって昇降されることにより収納
部のディスクを選択し、その後ディスクモータ2の回転
がローディング機構シャーシ3に支持された係脱ギヤ1
1を含む歯車列を介してローディングアーム10を駆動
しディスクをターンテーブル2aの上方に移動させる。
そしてロック切換えカムにより再生部シャーシ1とロー
ディング機構シャーシ3とのロックが解除されると共に
ローディング機構シャーシ3が本体シャーシ5にロック
される。
【0014】その状態で再生部シャーシ1が上昇される
ことにより図3に示すように係脱ギヤ11とディスクモ
ータ2との伝動が遮断され、ターンテーブル2aはロー
ディング機構シャーシ3に浮動支持されたクランパ4と
共にディスクを挾持し再生状態となる。
【0015】次に、図4〜図8により実施例のチェンジ
ャー付きディスク再生装置の構成を詳細に説明する。図
4〜図8におけるXYZの方向は一致している。図には
各部材の位置を検出する手段やモータの駆動制御の手段
について示していないが、位置検出手段としてはマイク
ロスイッチやフォトインタラプタ等の周知の手段を用い
ることができ、モータの駆動制御手段としてはマイクロ
コンピュータを利用した制御回路を用いることができ
る。
【0016】図4に示す本体シャーシ5は板金の各部材
が締着されてロ字形に形成されている。本体シャーシ5
の右側面には再生部シャーシ1を案内する垂直ガイド溝
5b、5bおよび右昇降スライダ6を案内する水平ガイ
ド溝5a、5aが設けられ、さらに、ローディング機構
シャーシ3を位置決めする多段位置決めスリット5d、
5dが設けられている。
【0017】本体シャーシ5の左側面には再生部シャー
シ1を案内する垂直ガイド溝5c、5cおよびローディ
ング機構シャーシ3を位置決めする多段位置決めスリッ
ト5e、5eが設けられている。本体シャーシ5の前方
には図7に示すマガジン22を挿入するマガジン挿入空
間5gが形成されている。本体シャーシ5の上面にはマ
ガジン22を押圧する板ばね5f、5fが固着されてい
る。
【0018】図5に示す右昇降スライダー6には本体シ
ャーシ5の水平ガイド溝5a、5aを挿通する軸13、
13が圧入され右昇降スライダー6は本体シャーシ5に
Y方向摺動自在に支持されている。右昇降スライダー6
には再生部シャーシ1を昇降させる斜めガイド溝6a、
6aが設けられている。左昇降スライダー7の水平ガイ
ド溝7c、7cを挿通する軸13、13は本体シャーシ
5の左側面に圧入されており左昇降スライダー7は本体
シャーシ5にY方向摺動自在に支持されている。左昇降
スライダー7には再生部シャーシ1を昇降させる斜めガ
イド溝7a、7aが設けられている。
【0019】ギヤ付きアーム12は本体シャーシ5の底
面に回動自在に支持され、本体シャーシ5との間に掛け
られた捩りコイルばね14により上から見て時計方向に
付勢されている。ギヤ付きアーム12に立設された軸1
2bおよび12cは夫々左昇降スライダー7の長穴7b
および右昇降スライダー6の長穴6bと係合している。
【0020】本体シャーシ5の底面に回転自在に支持さ
れ、本体シャーシ5の底面に固定された再生部昇降モー
タ15に駆動されるギヤ列の最終段のギヤ16の小歯車
は、ギヤ付きアーム12の扇ギヤ12aと噛合ってい
る。右昇降スライダー6および左昇降スライダー7は再
生部昇降モータ15により互いに逆方向に駆動される。
【0021】マガジン押出しスライダ17は本体シャー
シ5の底面にX方向摺動自在に支持され、本体シャーシ
5との間に掛けられた引張りコイルばね20により+X
方向に付勢されている。マガジン押出しスライダ17に
設けられた折曲げ片17aは図7に示すマガジン22の
−X方向挿入先端部と当接する。マガジン押出しスライ
ダ17に設けられたラック17bは本体シャーシ5に固
定されたギヤダンパー19と噛合っている。
【0022】ロックアーム18は本体シャーシ5に回動
自在に支持されており、本体シャーシ5との間に掛けら
れた引張りコイルばね21により上から見て時計方向に
付勢されている。ロックアーム18に立設された軸18
aは図7に示すマガジン22に設けられたL形溝22b
と係合する。ロックアーム18に立設された軸18bは
マガジン押出しスライダ17の長穴17cと係合してお
り、ロックアーム18はマガジン押出しスライダ17の
+X方向移動時に回動位置が規制される。
【0023】図7に示すマガジン22の棚22aはディ
スクを載置するディスクトレイ23、23…をY方向移
動自在に支持する。ディスクトレイ23は図示していな
いがディスク位置決め用の凹みおよび図6に示すターン
テーブル2aやピックアップ28を挿通させる穴が設け
られている。
【0024】図6に示す再生部シャーシ1はディスクモ
ータ2やピックアップ28とスレッドモータ29を含む
ピックアップ送り機構を保持している。再生部シャーシ
1の右側面に立設された軸1a、1aは右ロック切換え
カム8のL形溝8b、8b、ローディングシャーシ3の
縦溝3d、3dおよび図5に示す右昇降スライダ6の斜
めガイド溝6a、6aを挿通している。
【0025】再生部シャーシ1の左側面に立設された軸
1a、1aは左ロック切換えカム9のL形溝9b、9
b、ローディングシャーシ3の縦溝3e、3eおよび図
5に示す左昇降スライダ7の斜めガイド溝7a、7aを
挿通している。再生部シャーシ1は図5に示す再生部昇
降モータ15の回転により右昇降スライダー6および左
昇降スライダー7を介して昇降される。
【0026】ローディングシャーシ3は右シャーシ3
a、左シャーシ3bおよび底板3cが締着され、再生部
シャーシ1を囲むロ字形に形成されている。ローディン
グシャーシ3はターンテーブル2aと対向する位置にク
ランパー4を浮動状態に支持している。クランパー4は
ローディングシャーシ3に固定された板ばね30により
−Z方向(下方向)に付勢される。
【0027】右ロック切換えカム8は軸および水平長穴
を介してローディングシャーシ3にY方向摺動自在に支
持されている。左ロック切換えカム9は軸および水平長
穴を介してローディングシャーシ3にY方向摺動自在に
支持されている。レバー26はローデイングシャーシ3
の上面に回動自在に支持されており、ローデイングシャ
ーシ3との間に掛けられた引張りコイルばね27により
上から見て反時計方向に付勢されている。レバー26の
左右の凹部26bおよび26aは夫々左ロック切換えカ
ム9の凸部9cおよび右ロック切換えカム8の凸部8c
と係合しており、左ロック切換えカム9および右ロック
切換えカム8は互いに逆方向に連動して動く。
【0028】右ロック切換えカム8の両端部の折曲げ片
8a、8aは図4に示す本体シャーシ5の多段位置決め
スリット5d、5dと係合可能である。左ロック切換え
カム9の両端部の折曲げ片9a、9aは図4に示す本体
シャーシ5の多段位置決めスリット5e、5eと係合可
能である。左ロック切換えカム9がそのラック9eと噛
合うピニオン39により−Y方向に移動されたときは右
ロック切換えカム8が+Y方向に移動され、再生部シャ
ーシ1とローディングシャーシ3とのロックが解除さ
れ、ローディングシャーシ3は本体シャーシ5とロック
される。すなわち、軸1a、1a…はL形溝3d、3
d、3e、3eの縦溝部と係合し、折曲げ片8a、8a
および9a、9aは夫々多段位置決めスリット5d、5
dおよび5e、5eと係合する。
【0029】左ロック切換えカム9がピニオン39によ
り+Y方向に移動されたときは右ロック切換えカム8が
−Y方向に移動され、再生部シャーシ1とローディング
シャーシ3とがロックされ、ローディングシャーシ3と
本体シャーシ5とのロックが解除される。すなわち、軸
1a、1a…はL形溝3d、3d、3e、3eの水平溝
部と係合し、折曲げ片8a、8aおよび9a、9aは夫
々多段位置決めスリット5d、5dおよび5e、5eか
ら外れる。
【0030】ローディングフック25の固着されたロー
ディングアーム10は左シャーシ3bに軸および長穴を
介してY方向摺動自在に支持されている。ローディング
フック25の凸部25aは図7に示すディスクトレイ2
3の凹部23aと係合可能である。
【0031】係脱ギヤ11は底板3cに立設された軸3
fに回転自在に支持され圧縮コイルばね32により上方
向に付勢されている。ギヤ35および36は底板3cに
立設された軸3gに回転自在に支持され、軸3gに嵌着
されたストッパー34とギヤ35との間に嵌装された圧
縮コイルばね33により互いに圧接されている。ギヤ3
7は底板3cに立設された軸3hに回転自在に支持され
ている。係脱ギヤ11とギヤ35およびギヤ36とギヤ
37は噛合っている。
【0032】ギヤ38は左シャーシ3bに立設された軸
3kに回転自在に支持されている。ピニオン39は左シ
ャーシ3bに立設された軸3jに回転自在に支持されて
いる。ギヤ38のピニオン38bとピニオン39は噛合
っており、ギヤ38のハスバギヤ38aとギヤ37のウ
ォーム37aは噛合っている。係脱ギヤ11の回転はピ
ニオン39に至まで常時伝達される。
【0033】ギヤ31は再生部シャーシ1に回転自在に
支持されており、ディスクモータ2の回転軸に固着され
たギヤ2bと噛合っている。ギヤ31は再生部シャーシ
1がローディング機構シャーシ3に対して降下したとき
ローディング機構シャーシ3に支持された係脱ギヤ11
と噛合う。その状態でディスクモータ2の回転はピニオ
ン39に迄伝達される。係脱ギヤ11の上部にテーパを
形成し、係脱ギヤ11を圧縮コイルばね32の弾力に抗
して下降可能としたことによりギヤ31と係脱ギヤ11
とをスムーズに噛合い状態とすることができる。
【0034】図8にローディングアーム10のラック1
0aとギヤ38の位置関係および左ロック切換えカム9
のラック9eとピニオン39の位置関係を示している。
ラック10aとギヤ38のピニオン38bは常時噛合っ
ており、ラック9eとピニオン39は噛合い可能の位置
に配置されている。
【0035】左シャーシ3bと左ロック切換えカム9の
間に掛けられたねじりコイルばね42は左ロック切換え
カム9を図8における左方向に付勢してラック9aをピ
ニオン39から離しているが、ローディングアーム10
が右方向に移動され、その先端部が左ロック切換えカム
9の折曲げ部9d(図6に示す)を押すと左ロック切換
えカム9は右方向に移動してラック9eがピニオン39
と噛合い、左ロック切換えカム9が所定ストロークだけ
右方向に送られる。このことにより、左ロック切換えカ
ム9および右ロック切換えカム8は再生部シャーシ1と
ローディング機構シャーシ3のロックを解除してローデ
ィング機構シャーシ3を本体シャーシ5にロックする。
【0036】図6に示すスライダ40はローデイング機
構シャーシ3にY方向摺動自在に支持されている。ロー
デイング機構シャーシ3に固着された板ばね43は一旦
スライダ40の下側に入り込みスライダ40の穴からス
ライダ40の上側に延びている。ローデイング機構シャ
ーシ3の右側面に軸を介して回動自在に支持されたL形
レバー41の凸部41aはスライダ40の穴40aと係
合し、L形レバー41の凹部41bは再生部シャーシの
軸1aと係合している。
【0037】再生部シャーシ1がローデイング機構シャ
ーシ3に対して上昇したときはL形レバー41が時計方
向に回動し、スライダ40は−Y方向に移動される。そ
して板ばね43の先端部がスライダ40により上方へ曲
げられる。再生部シャーシがローデイング機構シャーシ
3に対して下降したときはL形レバー41が反時計方向
に回動し、スライダ40は+Y方向に移動される。そし
て板ばね43の先端部がスライダ40により下方へ曲げ
られる。
【0038】次に、上記構成のチェンジャー付きディス
ク再生装置の作用に付いて説明する。ディスクを収納し
たマガジン22は本体シャーシ5のマガジン挿入空間へ
押込まれる。このときマガジン押出しレバー17は引張
りコイルばね20の弾力に抗して−X方向に後退する。
そのときロックアーム18は軸18bと長穴17cとの
係合により回動が規制され軸18aのY方向位置はマガ
ジン22のL形溝22bの先端位置と一致している。
【0039】マガジン22が奥まで押込まれたときは軸
18bは長穴17cの膨大部にあり、引張りコイルばね
21の弾力によりロックアーム18は図5の上から見て
時計方向に回動し軸18aがマガジン22のL形溝22
bの−Y方向に延びる部分に入込みマガジン22がロッ
クされる。
【0040】再生するディスクを選択するときは、再生
部シャーシ1とローディング機構シャーシ3はロックさ
れており、これらは一体となって再生部昇降モータ15
により昇降されローディングフック25の凸部25aが
任意のディスクトレイ23と係合される。そして、ディ
スクモータ2の回転によりローディングアーム10が−
Y方向に移動しディスクトレイ23上のディスクがター
ンテーブル2a上に移送される。
【0041】ディスク移送行程が終了する前にローディ
ングアーム10に押された左ロック切換えカム9が−Y
方向に移動し、ラック9aとピニオン39が噛合いピニ
オン39により左ロック切換えカム9が−Y方向に送ら
れる。右ロック切換えカム8は連動して+Y方向に移動
する。これらのカムの移動により再生部シャーシ1とロ
ーディング機構シャーシ3のロックが解除されローディ
ング機構シャーシ3が本体シャーシ5にロックされる。
【0042】その後、再生部昇降モータ15により再生
部シャーシ1が上昇されると、ターンテーブル2aはデ
ィスクトレイ23上のディスクを持ち上げディスクがタ
ーンテーブル2aとクランパー4によりクランプされ
る。この状態ディスクの再生が行われる。ディスクをマ
ガジン22に戻すときは上記と逆の動作が行われる。な
お、ターンテーブル2aが降下してディスクがアンクラ
ンプされるとき、板ばね43(図6に図示している)が
下方に曲げられディスクをターンテーブル2aに押しつ
けるので装置を横向きにした場合(ディスクを垂直にし
て再生する)にディスクがターンテーブル2aから離れ
て落下することが防止される。
【0043】マガジン22を本体シャーシ5から取り出
すときは図5に示す左昇降スライダー7を+Y方向の移
動終端まで、また、右昇降スライダー6を−Y方向の移
動終端まで移動させる。このとき再生部シャーシ1の軸
1a、1a…は斜めガイド溝7a、7a、6a、6aの
下端水平部に係合しておりローディング機構シャーシ3
は最下位置に停止している。その位置でローディングア
ーム25はディスクトレイ23と係合していない。
【0044】左昇降スライダー7はロックアーム18を
押して引張りコイルばね21の弾力に抗して回動させ
る。ロックアーム18の回動により軸18aはマガジン
22のL形溝22bのX方向に延びる部分と係合し、マ
ガジン22のロックが解除される。そして、引張りコイ
ルばね22はマガジン押出しスライダ17を介してマガ
ジン22を本体シャーシ5から押出す。ギヤダンパー1
9はマガジン22の突出速度を制限する。
【0045】実施例は以上のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、ピックアップを送るスレ
ッドモータによりローディング機構およびクランプ機構
を駆動するようにしてもよい。スレッドモータとローデ
ィング機構との間の伝動機構は上記の実施例から容易に
設計できる。また、スレッドモータのピックアップ送り
行程の終端でスレッドモータからピックアップへの伝動
を遮断する機構は周知の機構を利用して容易に設計でき
る。
【0046】
【発明の効果】この発明のチェンジャー付きディスク再
生装置によれば、再生部シャーシに取付けられたディス
クモータやスレッドモータをローディング機構やクラン
プ機構の駆動に用いることにより、使用モータの個数を
少なくし、モータ、配線、モータ駆動回路等のコストを
安くし、また、装置を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるチェンジャー付きディ
スク再生装置の概略構成を示す正面図である。
【図2】同ディスク再生装置のローディング状態を示す
部分正面図である。
【図3】同ディスク再生装置の再生状態を示す部分正面
図である。
【図4】同ディスク再生装置の本体シャーシを示す斜視
図である。
【図5】同ディスク再生装置の部分を示す分解斜視図で
ある。
【図6】同ディスク再生装置の他の部分を示す分解斜視
図である。
【図7】同ディスク再生装置のディスクマガジンを示す
斜視図である。
【図8】同ディスク再生装置の部分側面図である。
【符号の説明】
1 再生部シャーシ、1a 軸 2 ディスクモータ、2a ターンテーブル、2b ギ
ヤ 3 ローディング機構シャーシ、3a 右シャーシ、3
b 左シャーシ、3c底板、3d 縦溝、3e 縦溝、
3f、3g、3h、3j、3k 軸 4 クランパー 5 本体シャーシ、5a 水平ガイド溝、5b、5c
垂直ガイド溝、5d、5e 多段位置決めスリット、5
f 板ばね、5g マガジン挿入空間 6 右昇降スライダー、6a 斜めガイド溝、6b 長
穴 7 左昇降スライダー、7a 斜めガイド溝、7b 長
穴、7c 水平ガイド溝 8 右ロック切換えカム、8a 折曲げ片、8b L形
溝、8c 凸部、 9 左ロック切換えカム。9a 折曲げ片、9b L形
溝、9c 凸部、9d折曲げ部、9e ラック 10 ローディングアーム、10a ラック 11 係脱ギヤ 12 ギヤ付きアーム、12a 扇ギヤ、12b、12
c 軸 13 軸 14 捩りコイルばね 15 再生部昇降モータ 16 ギヤ 17 マガジン押出しスライダ、17a 折り曲片、1
7b ラック、17c長穴、 18 ロックアーム、18a、18b 軸 19 ギヤダンパー 20、21 引張りコイルばね 22 マガジン、、22a 棚、22b L形溝 23 ディスクトレイ、23a 凹部 25 ローディングフック、25a 凸部 26 レバー、26a、26b 凹部 27 引張りコイルばね 28 ピックアップ 29 スレッドモータ 30 板ばね 31 ギヤ 32、33 圧縮コイルばね 34 ストッパ 35、36 ギヤ 37 ギヤ、37a ウォーム 38 ギヤ、38a ハスバギヤ、38bピニオン 39 ピニオン 40 スライダ、40a 穴 41 L形レバー、41a 凸部、41b 凹部 42 捩りコイルばね 43 板ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク収納部に対してローディング機
    構シャーシおよび再生部シャーシをディスク選択モータ
    により相対的に移動させて再生するディスクを選択し、
    選択したディスクをローディング機構シャーシに摺動自
    在に支持されたローディングアームにより再生部シャー
    シ上に移送して再生するディスク再生装置において、再
    生部シャーシに支持されディスクを回転駆動するディス
    クモータにより前記ローディングアームを駆動させるよ
    うに構成したチェンジャー付きディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを再生部シャーシ上に移送した
    後前記ディスク選択モータにより再生部シャーシを上昇
    させてディスクをクランプすると共に前記ディスクモー
    タから前記ローディングアームへの伝動を遮断するよう
    に構成した請求項1のチェンジャー付きディスク再生装
    置。
  3. 【請求項3】 ディスク収納部に対してローディング機
    構シャーシおよび再生部シャーシをディスク選択モータ
    により相対的に移動させて再生するディスクを選択し、
    選択したディスクをローディング機構シャーシに摺動自
    在に支持されたローディングアームにより再生部シャー
    シ上に移送して再生するディスク再生装置において、再
    生部シャーシに支持されピックアップを送るスレッドモ
    ータにより前記ローディングアームを駆動させるように
    構成したチェンジャー付きディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスクを再生部シャーシ上に移送した
    後前記ディスク選択モータにより再生部シャーシを上昇
    させてディスクをクランプすると共に前記スレッドモー
    タから前記ローディングアームへの伝動を遮断するよう
    に構成した請求項4のチェンジャー付きディスク再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ローディングアームがディスクを再
    生部シャーシ上に移送する行程の終端においてロック切
    換えレバーを押し、ロック切換えレバーの移動により前
    記ローディング機構シャーシと再生部シャーシとのロッ
    クを解除し、前記ローディング機構シャーシを本体シャ
    ーシにロックさせるように構成した請求項2または4の
    チェンジャー付きディスク再生装置。
JP35805596A 1996-12-27 1996-12-27 チェンジャー付きディスク再生装置 Pending JPH10199092A (ja)

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