JP2654716B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2654716B2
JP2654716B2 JP2245690A JP24569090A JP2654716B2 JP 2654716 B2 JP2654716 B2 JP 2654716B2 JP 2245690 A JP2245690 A JP 2245690A JP 24569090 A JP24569090 A JP 24569090A JP 2654716 B2 JP2654716 B2 JP 2654716B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスクなどのディスクの再生な
どがおこなわれるディスクプレーヤに関する。
〔従来の技術〕
最近の車載用のオーディオ機器としてディスクチェン
ジャと称されるものがある。これは複数枚のコンパクト
ディスクをマガジンに納めておき、このマガジンを装填
し、演奏したいディスクまたは曲番などを指定し、ある
いはプログラムする。ディスクチェンジャでは、上記指
定操作またはプログラムにしたがってマガジン内の所望
のディスクが選択され、これが再生ユニット内の回転機
構(ターンテーブル)とクランパによりクランプされ
て、演奏が行なわれる。
[発明が解決しようとする課題] この種のディスクチェンジャでは、まず車載スペース
を効率良くするため、小型化薄型化が望まれているが、
この薄型化を阻害している要因のひとつとして再生ユニ
ットにおけるクランパの昇降構造がある。従来のディス
ク再生ユニットでは、回転機構(ターンテーブル)にデ
ィスクを押しつけてクランプするクランパを支持するク
ランプアームが、再生ユニットのシャーシに対し軸を支
点として斜めに昇降する機構となっている。よってクラ
ンパを回転機構から所定距離離したときこのクランパな
らびにクランプアームが斜めに向いて上昇することにな
り、その上昇部の頂点の位置が高くなって装置の薄型化
に支障をきたすことになる。
またこのように、クランパが上昇したときに再生ユニ
ットのシャーシに対して斜めに対向することになると次
のような問題が生じる。まずディスクチェンジャでは、
マガジンに収納されたディスクを引き出すときにディス
クが再生ユニットのシャーシに対しほぼ水平に引き出さ
れるが、前記のようにクランパが斜めに向いていると、
マガジンから引き出されて送り込まれてくるディスクの
先端が斜めのクランパに当たることになる。よってディ
スクの送りに無理な力が作用することになる。またディ
スクの移動空間を広げるためにクランパをさらに高くし
ようとすると、クランパまたはクランプアームの上昇頂
点の位置がさらに高くなってしまう。
このクランプ機構のさらに他の問題点として、ディス
クチェンジャでは、複数枚のディスクが重ねられて収納
されているマガジン内から所望のディスクが引き出され
てクランプされることになるが、マガジンの最上部に収
納されているディスクは再生ユニットのシャーシからか
なり離れた位置にて引き出され、またこの離れた位置に
てマガジン内に戻されることになる。よって再生が完了
してクランパが離れた後に、クランプ解除されたディス
クをマガジンの最上部の収納部へ戻そうとすると、ディ
スクを斜めに上昇させるように駆動しなくてはならなく
なり、例えば一対のローラの回転によりディスクをマガ
ジン内へ戻そうとすると、その戻し動作が無理に生じ、
ディスク戻り動作の確実性がかなり低下する。
本発明は、クランパが回転機構から離れたときに、両
者の間にディスクをスムーズに導入でき、また駆動完了
後のディスクを確実に戻せるようにしたディスクプレー
ヤを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ディスクを回転させる回転機構ならびにデ
ィスクに対向するピックアップを有するシャーシと、前
記回転機構にディスクを設置するクランパと、このクラ
ンパを回転機構に対して昇降させるクランプアームとが
設けられ、前記クランパが前記回転機構から離れている
ときに回転機構とクランパとの間にディスクが導入され
るディスクプレーヤにおいて、ディスクの導入方向への
前端側がクランプアームに後端側が前記シャーシにそれ
ぞれ支持されたガイド部材が設けられ、前記ガイド部材
は、クランパが回転機構側へ下降しているときに前記シ
ャーシの面にほぼ沿った姿勢となり、クランパが回転機
構から離れるときにはシャーシ側を支点として立ち上が
りディスクの導入側先端を案内できる姿勢となることを
特徴とするものである。
上記において、ガイド部材をワイヤで形成することが
可能である。
〔作用〕
上記手段では、クランパが回転機構から離れるとき
に、クランプアームの上昇に伴ってガイド部材がシャー
シから立ち上がり、導入されたディスクの先端が案内可
能となる。クランパが回転機構の方向へ下降すると、ク
ランプアームに伴ってガイド部材が下降し、シャーシに
ほぼ沿った姿勢となり、ディスクが確実に回転機構に案
内される。またディスクの駆動完了後に、クランパが回
転機構から離れるが、このときクランプアームの上昇に
伴って、ガイド部材が立ち上がり、ディスクが回転機構
から確実に持ち上げられる。
またガイド部材をワイヤで構成することにより、簡単
な構造でディスクの案内機構を構成できる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面により説明する。
第1図はディスクチェンジャを備えたCDプレーヤユニ
ットの分解斜視図、第2図はこのCDプレーヤに装填され
るCDマガジンの分解斜視図、第3図以下はそれぞれの機
構部分の詳細を示すものである。
第1図において、符号AはマガジンMを支持する移動
テーブルである。この移動テーブルAの奥左側には所望
のディスクを選択する洗濯機構Bが搭載されている。C
は上記移動テーブルAを進退自在に支持する上部ユニッ
トである。Eは上部ユニットCの下側に設けられた下部
ユニットである。
上部ユニットCの側面には連結穴(a)が、また下部
ユニットEには雌ねじ穴(b)が形成され、連結穴
(a)と雌ねじ穴(b)とが固定ねじにより固定される
ことにより、上部ユニットCと下部ユニットEとが上下
に重ねられて互いに固定される。この組み立てられた状
態で、幅170mm、高さ50mm、奥行き180mmのいわゆる1デ
ィーンサイズとなり、自動車のダッシュボードにてカー
ラジオやカーステレオと同じ取付スペース内に実装でき
るようになる。
まず第2図によりマガジンMの構造を説明する。マガ
ジンMはディスクDの複数枚収納するものであり、図の
実施例では3枚のディスクDが収納される。このマガジ
ンMはケース1とカバー2とから構成されている。ケー
ス1とカバー2とが固定された状態では、図の右方向に
開口3が形成され、それ以外の3側面は閉塞された箱形
状となる。第11図に示すように、マガジンM内には3枚
の可動板4,5,6が収納されている。ケース1の底面1aと
可動板4との間が1段目のディスク収納スペースS1で、
可動板4と5の間が2段目のディスク収納スペースS2
そして可動板5と6の間が3段目のディスク収納スペー
スS3である。また最上段の可動板6とカバー2とはほぼ
密着した状態である。上記3段のディスク収納スペース
S1,S2,S3のそれぞれにディスクDが収納される。第2図
は、カバー2ならびに最上段の可動板6を外した状態を
分解斜視図により示している。第2図に示すように、ケ
ース1の図示左側の底面からは軸7が一体に突設されて
おり、可動板4,5,6はそれぞれこの軸7に対して回動自
在に支持されている。第2図では可動板5の支持穴5aが
軸7に回動自在に支持され、また可動板6の支持穴6aが
軸7に挿通される状態を示している。ケース1の底面1a
からは前記軸7に並ぶ位置に突出するピン8が設けら
れ、可動板4,5,6のそれぞれとこのピン8との間にスプ
リング4b,5b,6bが掛けられ、その付勢力により各可動板
4,5,6はα方向に付勢されている。また各可動板4,5,6の
後部には排出ピン4c,5c,6cが下向きに設けられ、また各
可動板4,5,6の前方左側には押圧部材4d,5d,6dならびに
これと一体の取出しノブ4e,5e,6eが設けられている。こ
の排出ピン、押圧部材ならびに取出しノブの位置関係を
第2図に現われている最上段の可動板6に関して説明す
る。可動板6の後部から下方に突出する排出ピン6cは、
3段目のディスク収納スペースS3の後方に位置し、この
スペースS3内に収納されるディスクDの後端の(c)で
示す位置に対向する。またディスクDがスペースS3内に
収納されている状態で、前記押圧部材6dはディスクDの
前方の(d)で示す位置に対応する。なお第2図では説
明の都合上、押圧部材6dがディスクDに対向している状
態を鎖線にて示している。
上記マガジンM内では、可動板6がスプリング6bの付
勢力によりα方向に回動している。よってディスクDを
開口3側からスペースS3内に挿入するときには、その挿
入力により一旦押圧部材6dが押され、可動板6がβ方向
へ逃げてディスクDがスペースS3内に挿入される。挿入
後はスプリング6bの付勢力により可動板6がα方向へ復
帰し、押圧部材6dがディスクDの(d)で示す位置を押
圧し、スペースS3内でのディスクDの抜き出しが防止さ
れる。スペースS3内のディスクDが選択されて排出され
るときには、後述の選択機構Bにより押圧部材6dがβ方
向へ駆動される。このとき排出ピン6cがディスクDの
(c)で示す部分を開口3の方向へ押圧する。このとき
の可動板6の動作は軸7を中心とするβ方向への円運動
であるが、この運動によりディスクDはケース1の内壁
1bなどを摺動し、ディスク先端が開口3から突出する。
このディスク挿入動作ならびに排出動作は他のディスク
収納スペースS1とS2内においても同じである。スペース
S1内では可動板4の働きによりディスクの抜け止めなら
びに排出が行なわれ、スペースS2内では可動板5の働き
により上記の動作が行なわれる。
なお押圧部材6dと一体の取出しノブ6eならびに5eさら
には最下段の可動板4に設けられている取出しノブ4eは
ケース1の側方に突出している。これらの取出しノブ4
e,5e,6eはカバー2の側方の凹部2aが形成されている部
分に突出する。なおカバー2には凹部2aが設けられてい
る部分の前方(図の左側)に傾斜面2bが形成されてい
る。上記取出しノブ4e,5e,6eは手動によりディスクDを
取出す際に使用される。すなわちマガジンM内のディス
クを交換するときなどは前記取出しノブ4e,5e,6eを指で
操作して可動板4,5,6をβ方向へ回動させれば、排出ピ
ン4c,5c,6cにより所望のディスクDをスペースS1,S2,S3
から排出させることができる。
第11図に示すように、前記各可動板4,5,6のそれぞれ
の開口3側の縁には傾斜面4f,5f,6fが形成されている。
後述のディスク排出挿入機構では第11図において矢印で
示すように、ディスクDはやや上方からスペースS1なら
びにS2内に戻され、またスペースS3に対してはほぼ水平
方向にて戻されるため、上記傾斜面4f,5f,6fにより可動
板4,5,6の前縁の開口面積を広げ、ディスクDをスペー
ス内へ案内しやすいようになっている。
また第2図に示すように、マガジンMのケース1の後
端面(装置外方に向く面)1dには窓が形成されており、
この窓にレンズ1cが装着されて内部に収納されているデ
ィスクの枚数あるいはどのスペース内にディスクが収納
されているかを外部から確認できるようになっている。
マガジンMの開口3と逆側の後端面1dに装着された前
記レンズ1cは透光部材により形成されている。この透光
部材は透明あるいは半透明で内部に光が乱反射しやすい
構造となっている。第4図(B)に示すように、移動テ
ーブルAに保持されたマガジンMが上部ユニットC内に
収納された状態で、前記レンズ1cの下部に発光素子9が
対向するようになっており、この発光素子9によりレン
ズ1cが照光できるようになっている。この装置ではディ
スク交換動作のときに、移動テーブルAと共にマガジン
Mが一旦上部ユニットCから突出するが、例えばこのと
き突出する直前に発光素子9を点滅させてレンズ1cを点
滅照光させることにより、使用者に動作状態を知らせる
ことができ、また使用者に機能的な動作感を知らせるこ
とができ、商品価値を高めることができるようになる。
なお、後端面1d全体を透光部材により構成し、この後端
面全体を発光素子により照光してもよい。
次に、移動テーブルA、選択機構Bを含む上部ユニッ
トCの構造を説明する。
第3図は上部ユニットCの平面図、第4図(A)
(B)はその動作別側面図である。
前記移動テーブルAは、底板11aとこの底板11aの両側
部に折曲げられた側板11bと、この側板11bの上縁から折
曲げられた上部ガイド板11cとを有している。また側板1
1bの手前側の間にはドア19が設けらている。このドア19
は軸19aにより内側方向へ開放自在に支持されている。
第1図では移動テーブルAが上部ユニットCから突出し
ているが、第4図(B)に示すように、移動テーブルA
が上部ユニットC内に退行したときには、このCDプレー
ヤユニットが収納される筐体のノーズ部の前面にドア19
がほぼ同一面に位置するようになる。すなわち移動テー
ブルAが退行しているときには、ドア19が形成されてい
る部分にマガジンMの挿入口が形成されている状態とな
る。マガジンMは、移動テーブルAが上部ユニットC内
に入り込んでいるときに、この挿入口から挿入される。
そしてドア19は内方へ回動した状態に維持される(第7
図参照)。挿入されたマガジンMは後述のロック機構に
より移動テーブルA内にてロックされ、以後はイジェク
トされるまでマガジンMと移動テーブルAは一体の状態
となる。
第1図ならびに第3図に示すように、移動テーブルA
の底板11aには一対の摺動穴11dが穿設されて、この摺動
穴11dから2個のロックピン12が突出している。底板11a
の下面には一対のロックピン12をそれぞれ支持している
ロックレバー13が設けられている。このロックレバー13
と底板11aの内端に設けられた突起11eとの間にはスプリ
ング14が介装され、この付勢力によりロックレバー13な
らびに各ロックピン12が(e)方向へ付勢されている。
またロックレバー13の第3図における図示上方には突起
13aが設けられている。さらに移動テーブルAの底板11a
には円弧軌跡のガイド穴11fが穿設され、このガイド穴1
1fからイジェクトピン15が突出している。底板11aの下
面にはこのイジェクトピン15が支持されたイジェクトレ
バー16がピン17を中心として回動自在に支持されてい
る。イジェクトレバー16と底板11aの内端の突起11gとの
間にはスブリング18が掛けられており、その付勢力によ
ってイジェクトレバー16ならびにロックピン15は(f)
方向へ付勢されている。
第3図に示すように、この移動テーブルAに装填され
る前記マガジンMの底板1aの下面には、ガイド傾斜1eと
これに続くロック溝1f、ならびにガイド傾斜1gとこれに
続くロック溝1hが形成されている。またガイド傾斜1gの
側方には押圧段差1iが形成されている。これらのガイド
1e,1g、ロック溝1f,1hならびに押圧段差1iは、マガジン
Mのケース1の底面1aの下面に形成されているものであ
り、ケース1の内面にその形状は現われていない。
マガジンMを移動テーブルAに装填したときのロッ
ク、および移動テーブルAからマガジンMを排出するイ
ジェクト動作は、第4図(B)に示すように、移動テー
ブルAが上部ユニットC内に引き込まれている状態で行
なわれる。この状態で、前記ドア19を押し開けるように
してマガジンMを挿入すると、ケース下面のガイド傾斜
1eと1gにより前記ロックピン12が(e)と逆の方向へ移
動させられ、さらに挿入すると、スプリング14の力によ
りロックレバー13が(e)方向へ引かれ、ロックピン12
がロック溝1fと1h内に入り込み、マガジンMが移動テー
ブル内にロックされる。なおこのとき押圧段差1iにより
イジェクトピン15は(f)と逆の方向に押され、スプリ
ング18の付勢力はマガジンMを排出する方向へ作用して
いる。移動テーブルAが上部ユニットC内に引き込まれ
ている状態で、後述の機構によりロックレバー13の突起
13aが(e)と逆の後方へ押されると、ロックピン12が
各ロック溝1fと1h内から外れ、ロックが解除され、スプ
リング18の付勢力によりイジェクトピン15が押圧段差1i
を押し、マガジンMは移動テーブルA内から第3図の左
方向へ排出される。
第1図に示すように、上部ユニットCのカバー21は板
金により逆コの字形に折曲げて形成されている。その一
方の側板21aには一対の平行なガイド溝21bが形成されて
いる。前記移動テーブルAの側板11bの外面には摺動ピ
ン22が設けられ、この摺動ピン22が上記ガイド溝21bに
挿入され、移動テーブルAはガイド溝21bに案内されて
カバー21内に退行し且つ突出する方向へ移動自在にガイ
ドされている。なおカバー21に設けられている逆側の側
板21cにも同様にガイド溝が形成され、移動テーブルA
の他方の側板11bに設けられた摺動ピンがこの側板21c側
においても同様に摺動自在にガイドされている。
第1図ならびに第4図(A)に示すように、カバー21
の側板21aの下縁部には軸23に支持された送りギヤ24が
設けられている。一方前記移動テーブルAの側板11bの
下縁にはラック11kが形成され、このラック11kが送りギ
ヤ24と噛み合っている。この下側に位置する下部ユニッ
トEから後述の経路により動力がこの送りギヤ24に伝達
されると、その動力がラック11kに伝達されて、移動テ
ーブルAは上部ユニットCのカバー21内に退行しまたは
突出する方向へ駆動される。なおカバー21の反対側の側
板21cにも同様に送りギヤが設けられ、この送りギヤに
より側板21c側においても移動テーブルAの側板11cに送
り力が与えられる。
第1図ならびに第4図(A)(B)に示すように、上
部ユニットCのカバー21の側板21aにはロック板26が軸2
7により回動自在に支持されており、またこのロック板2
6はスプリング28により反時計方向へ付勢されている。
側板21aの上端には切欠き21dが形成され、ロック板26の
先端の折曲部26aはこの切欠き21d内に介入している。第
4図(A)に示すようにロック板26が反時計方向に回動
している状態では、前記折曲部26aが移動テーブルAの
後端の(g)で示す部分に対向し、移動テーブルAのカ
バー21内への移動が阻止される。後で述べるがマガジン
M内のディスクDが選択されて引き出されるときには、
第4図(A)に示すように、移動テーブルAとマガジン
Mは上部ユニットCに対し図の左方向へ突出している
が、この選択ならびに引き出し動作が行なわれていると
きに上記のようにロック板26の折曲部26aが移動テーブ
ルAの後端に対向することにより、過って移動テーブル
Aを押しても上部ユニットC内に入り込むことが阻止さ
れる。また移動テーブルAをカバー21内に退行させる動
作のときには、ロック板26が時計方向へ駆動され、折曲
部26aが移動テーブルAの後端から外れ、移動テーブル
Aがカバー21内に移動できるようになる。
上記のロック板26は、マガジンM内からディスクDを
引き出す際に使用される下側従動ローラ31の位置に関係
してその位置が制御される。すなわち第4図(A)に示
すように、カバー21内にある下側従動ローラ31はローラ
ホルダ32に保持されており、このローラホルダ32はピン
33によりカバー21の側板21aならびに逆側の側板21cに回
動自在に支持されている。そしてローラホルダ32に設け
られたピン34と前記ロック板26に設けられたピン35とが
連結リンク36により互いに連結されている。前記下側従
動ローラ31の高さ位置は、このローラ31に対し上方から
接触する排出挿入ローラ41の高さ位置によって決められ
る。前記ロック板26はスプリング28により反時計方向へ
付勢されているが、この付勢力は連結リンク36からロー
ラホルダ32に伝わり、ローラホルダ32は反時計方向すな
わち下側従動ローラ31が排出挿入ローラ41に圧接する方
向に付勢されている。よって排出挿入ローラ41の上下位
置を変えると、これに伴ってローラホルダ32の回動姿勢
が変わり、連結リンク36を介してロック板26の姿勢が制
御される。すなわち排出挿入ローラ41が下るとロック板
26は時計方向に回動し、排出挿入ローラ41を上るとロッ
ク板26は反時計方向に回動する。
さらに第4図(B)に示すように、移動テーブルAが
カバー21内に入っていくときには、ロック板26の折曲部
26aが移動テーブルAの側板11bの上縁を摺動する状態と
なり、ロック板26が時計方向へ大きく回動し、連結リン
ク36を介してローラホルダ32が時計方向へ駆動され、下
側従動ローラ31が下側へ逃げる状態となる。すなわちロ
ーラ31と41とのでマガジンM内のディスクDの排出なら
びに挿入を行なうのは第4図(A)に示す状態のときで
あり、それ以外の移動テーブルAがカバー21内に入って
いるとき(これは主に演奏状態である)には、下側従動
ローラ31が大きく下側に逃げるようになっている。
次に移動テーブル11の第3図におけ上側奥方に位置す
る選択機構Bの構造を説明する。
第5図は選択機構Bの構造を説明するための第3図の
V−V断面図である。
第3図ならびに第5図に示すように、前記排出挿入ロ
ーラ41は揺動レバー42に支持されている。前記移動テー
ブルAの第3図の上側に示される側板11bには機構ベー
ス40が延長して固定されており、この機構ベース40に固
定された軸43の先端部に対し、前記揺動レバー42が回動
自在に支持されている。また第3図の図示下側に示すよ
うに、揺動ベース42の他方の側部はピン44により移動テ
ーブルAの図示下側の側板11bに回動自在に支持されて
いる。第5図に示すように機構ベース40には上下方向へ
移動する昇降ブロック45が設けられている。この昇降ブ
ロック45に設けられたピン46には、ローラ連結レバー47
が回動自在に支持され、このローラ連結レバー47の先部
が前記排出挿入ローラ41の軸に連結されている。
上記昇降ブロック45は第5図において図の上下方向に
延びるガイド軸53によって昇降方向にガイドされてい
る。また昇降ブロック45にはナット部材48が保持されて
おり、このナット部材48は駆動スクリュー49に螺装され
ている。駆動スクリュー49は前記ガイド軸53と平行に設
けられており、その下部にウォームホイール51が固設さ
れている。機構ベース40には昇降用のモータM1が設けら
れ、このモータM1の回転軸に設けられたウォーム52が上
記ウォームホイール51と噛み合っている。モータM1によ
りウォームホイール51ならびに駆動スクリュー49が駆動
されると、その回転数に応じた距離だけ昇降ブロック45
が昇降動作する。この昇降動作により、ローラ連結レバ
ー47を介して排出挿入ローラ41も昇降駆動され、これに
より揺動レバー42が軸43を中心として揺動し、排出挿入
ローラ41が図の上下方向の位置が決められる。
上記モータM1により排出挿入ローラ41が軸43を中心と
して揺動駆動され、これにより排出挿入ローラ41は第11
図の左側に示す各ポジションへ移動する。第4図(A)
と第11図で示す状態では、ロック板26を付勢するスプリ
ング28の付勢力により下側従動ローラ31は排出挿入ロー
ラ41に圧接しており、よって排出挿入ローラ41の昇降動
作に下側従動ローラ31が追従する。第11図において排出
挿入ローラ41が(0)の高さのときが原位置であり、
(1)が1段選択位置、(2)が2段選択位置、(3)
が3段選択位置である。前記(0)で示す原位置はマガ
ジンのイジェクト動作などに使用されるポジションであ
る。なおイジェクト動作は第4図(B)の状態でのみ行
なわれ、このとき下部従動ローラ31は排出挿入ローラ41
から離れている。また(1)はマガジンM内の1段目の
ディスク収納スペースS1内のディスクDの排出挿入位
置、(2)は2段目のディスク収納スペースS2内のディ
スクDの排出挿入位置、(3)は3段目のディスク収納
スペースS3内のディスクDの排出挿入位置である。この
各ポジションは第5図に示すモータM1の回転数を制御す
ることにより行なわれる。
この制御のための検知回転体55は第5図に示すガイド
軸53の下部に回転自在に設けられている。検知回転体55
の周囲には歯が形成され、この歯が前記ウォームホイー
ル51と一体のギヤ54に噛み合っている。この検知回転体
55には第3図に示すように1回転に2箇所の検知穴が形
成され、これが光学検知器56により検知される。また昇
降ブロック45には第5図の右方向へ延びる検知腕45aが
形成され、この検知腕45aの下方に検知スイッチSW1が対
向している。
モータM1により駆動スクリュー49が駆動され昇降ブロ
ック45が下降して検知腕45aが検知スイッチSW1をONにし
たとき、排出挿入ローラ41は第11図にて(0)で示す原
位置となる。モータM1によりこの原位置から昇降ブロッ
ク45を上昇させるためにウォームホイール51を駆動する
と、これと一体のギヤ54により検知回転体55が駆動さ
れ、その検知穴ごとに光学検知器56から検出出力が得ら
れる。検知回転体55に2つの検知穴が形成されている場
合、例えば原位置から検知回転体55が回転し光学検知器
56により11パルスの検知出力を得たときが排出挿入ロー
ラ41の1段選択位置(1)となる。さらにこの位置から
7パルスの検知出力が得られると排出挿入ローラ41は2
段選択位置(2)となり、さらに7パルス得られると3
段選択位置(3)となる。このように検知スイッチSW1
と光学検出器56からの検知出力により昇降ブロック45の
昇降位置ならびに排出挿入ローラ41のポジションを制御
できる。
第3図と第5図に示すように、機構ベース40の図示右
端にはモータM2が設けられている。このモータの動力
は、ウォーム61からウォームホイール62に伝達され、さ
らにギヤ63からギヤ64に伝達される。ギヤ64はスプリン
グ65を有するクラッチ機構によりローラ駆動ギヤ66に連
結されている。このギヤ64とローラ駆動ギヤ66は前記揺
動レバー42を支持している軸43に回転自在に設けられて
いるものである。ローラ駆動ギヤ65の動力は、揺動レバ
ー42の側面に設けられた減速ギヤ67ならびに68を介して
前記排出挿入ローラ41の軸に固定された従動ギヤ69に伝
えられる。すなわちモータM2の動力により各ギヤをなら
びに前記クラッチを介して排出挿入ローラ41に伝わり、
排出挿入ローラ41の第11図における反時計方向の回転に
よりマガジンM内のディスクDが取出され、また時計方
向の回転によりディスクDがマガジンM内に戻される。
また前記ギヤ64と一体のギヤ71には、機構ベース40に
支持された伝達ギヤ72が噛み合っており、この伝達ギヤ
72と一体のギヤ73は他よりも大径の切換ギヤ74と噛み合
っている。第5図に示すように、この切換グヤ74は機構
ベース40に設けられた軸76に回転自在に支持されている
ものであり、この切換ギヤ74にはカム75が一体に設けら
れている。このカム75は第3図の図示上方すなわち第5
図に示す切換ギヤ74の裏面側に一体に形成されているも
のである。このカム75の形状は部分円板形状である。
また第3図に示すように、機構ベース40の内面には駆
動レバー81が(h)−(i)方向へ移動自在に支持され
ている。この駆動レバー81は第5図に重ねて示すのを避
け、第6図(a)に独立して示している。駆動レバー81
には長穴81aと81bが穿設されている。一方の長穴81aは
前記切換ギヤ74を支持している軸76によりガイドされ、
また他方の長穴81bは機構ベース40に設けられたガイド
ピン82にガイドされ、これにより駆動レバー81が(h)
−(i)方向へ移動自在となっている。また駆動レバー
81はスプリング83により(h)方向へ付勢されている。
駆動レバー81の図示右端には駆動片81cが折曲げられ、
これが前記カム75の右側に対向している。また駆動レバ
ー81の図示左端にはホルダ81dが折曲げられている。ま
たこのホルダ81dの右端には別の板材84が重ねられ、こ
の板材84に折曲片84aが設けられている。第5図に示す
ように機構ベース40には前記駆動スクリュー49と平行な
ガイド軸85が設けられ、このガイド軸85に切換体86が支
持されている。この切換体86は前記昇降ブロック45に保
持されて一緒に昇降し、またガイド軸85を中心として回
動できるようになっている。第3図に示すように、切換
体86の一方の腕86aは前記駆動レバー81の左端のホルダ8
1dと折曲片84aとの間に介入しており、駆動レバー81の
(i)方向への移動により切換体86が第3図において時
計方向へ駆動されるようになっている。また切換体86に
は駆動腕86bが設けられている。この駆動腕86bは第5図
では前記移動テーブルAの底板11aの下面に設けられた
ロックレバー13の突起13aに対向している。第5図は昇
降ブロック45の位置が第11図に示す排出挿入ローラ41の
原位置(0)にあるときを示している。前記モータM1
動力により昇降ブロック45が上昇し、排出挿入ローラ41
が第11図に示す1段選択位置(1)から3段選択位置
(3)のそれぞれの位置へ移動すると、これに伴い、切
換体86の駆動腕86aはロックレバー13aの突起13aから上
方へ外れ、装填されているマガジンMのそれぞれの押圧
部材4d,5d,6d(第2図参照)のいずれかの内側に対向す
るポジションとなる。また駆動レバー81の左側に設けら
れたホルダ81dには規制体87が回動自在に支持され、ス
プリング88によって第3図に示す姿勢を維持できるよう
に付勢されている。マガジンMが装填されたとき、この
規制体87は第2図に示す各押圧部材4d,5d,6dならびに取
出しノブ4e,5e,6eの外側に対向し、ディスク取出しまた
は挿入動作以外のときにマガジンM内の各可動板4,5,6
がβ方向へ回動するのを規制し、衝撃などによりマガジ
ンM内のディスクDが開口3から飛び出さないようにし
ているものである。
第3図と第6図(A)の状態では、駆動レバー81がス
プリング83により(h)方向へ移動しているが、この状
態から切換ギヤ74が時計回りあるいは反時計回りに360
度回転すると、その動作の最初に第6図(B)に示すよ
うに、カム75により駆動レバー81が(i)方向へ駆動さ
れ、ホルダ81dと折曲片84aとに挟まれた切換体86が第3
図において時計方向へ駆動され、また切換体の駆動腕86
bにより規制体86が時計方向へ倒される。このとき昇降
ブロック45の高さ位置が原位置(0)であれば、切換体
86の駆動腕86bにより移動テーブルAのロックレバー13
が駆動され、1段切換位置(1)から3段切換位置
(3)までのいずれかであれば、前記駆動腕86bにより
第2図に示す押圧部材4d,5d,6dのいずれかが駆動され、
可動板4または5または6がβ方向へ駆動され、排出ピ
ン4c,5cまたは6cによりマガジンM内のディスクDが開
口3から排出される。さらに切換ギヤ74が回転すると第
6図(B)以後は駆動レバー81の位置はそのままである
が、360度回転した状態では、駆動レバー81が第6図
(A)の位置に戻る。
なお前記モータM2の動力は上記の切換ギヤ74に伝達さ
れるにのみならず、前述のように排出挿入ローラ41を駆
動するものであるため、モータM2により切換ギヤ74が36
0度回転される際、排出挿入ローラ41も駆動される。こ
の両動力伝達経路の関係は次の通りである。
まずマガジンM内のディスクを取出す動作では、モー
タM2により排出挿入ローラ41は反時計方向に回転し続
け、同時に切換ギヤ74が時計方向へ360度回転する。よ
って最初駆動レバー81が(i)方向へ引かれ、切換体86
が時計方向へ回動し、そのままの位置にあり、360度回
転したときには駆動レバー81は(h)方向へ復帰し切換
体85は第3図に示す姿勢に戻る。またディスクをマガジ
ンM内に戻すときにはモータM2の回転は逆方向であり、
排出挿入ローラ41は時計方向へ回転し続け、同時に切換
ギヤ74は反時計方向へ360度回転する。このときも一旦
駆動レバー81が(i)方向へ引かれ、360度回転したと
きには(h)方向へ復帰する。
次に下部ユニットEの構造を説明する。
第8図は下部ユニットEの平面図を示している。下部
ユニットEのベース100には第8図の図示上方に折曲部1
00aが形成され、図示下側に折曲部100bが直角に折曲げ
られている。図示下側の折曲部100bの内側にはサブベー
ス101が固定されている。前記上部ユニットCのカバー2
1の側板21aと21cがねじ止めされる雌ねじ穴(b)は前
記側板100aに2箇所、側板100bに1箇所そしてサブベー
ス101に1箇所設けられている。前記サブベース101の内
側にはダンパ102aと102bが支持され、また第8図の上方
に示されるベース100の折曲部100cと100dにはダンパー1
02cと102dが設けられ、再生ユニットFはこのダンパ102
a〜102dにより弾性的に浮上して設けられている。すな
わち再生ユニットFのシャーシ103に設けられたそれぞ
れの支持軸104a,104b,104c,104dが前記ダンパ102a〜102
dのそれぞれに挿入されている。各ダンパーは例えばゴ
ム性の袋体の内部に空気または他の流体が封入されてい
るものである。また第1図に示すように、再生ユニット
Fのシャーシ103は複数のコイルスプリング105a,105b,1
05cにより前記ベース100またはサブベース101から吊下
げられている。再生ユニットFは上記ダンパならびにコ
イルスプリングを介して支持されることにより、車体振
動が再生部に及ぶことにより影響を減少させている。
第1図に示すように、再生ユニットFのシャーシ103
のほぼ中央部にはターンテーブル106が設けられてい
る。このターンテーブル106はマガジンM内から引き出
されたディスクDを支持して回転駆動するためのもので
あり、シャーシ103の下面に設けられたモータにより回
転駆動される。また第1図に示すシャーシ103の切欠き1
03a内には光ピックアップが設けられている(図示せ
ず)。この光ピックアップが、ターンテーブル106に装
填されたディスクDの記録面に沿って移動し、これによ
り演奏が行なわれる。
第9図(A)(B)と第11図は上記のごとくベース10
0などに弾性的に支持された再生ユニットFを側面から
示している。第9図(A)はディスクDがクランプされ
た演奏状態を示し、第9図(B)と第11図はディスクD
をクランプしていない待機状態(アンクランプ状態)を
示している。
第9図(B)に詳しく示されるように、再生ユニット
Fのシャーシ103の図示手前側の側面には支持突起103b
が上方へ向けて一体に設けられ、前記ダンパ102bに挿入
される支持軸104bがこの支持突起103bに固定されてい
る。第1図に示すように、シャーシ103の上方にはコの
字形状の駆動リンク108が設けられており、その両側部
が直角に折曲げられているが、その一方の折曲部108aは
前記支持軸104bに対して回動自在に支持されている。ま
た他方の折曲部108bは同様にして他方のダンパ102dに挿
入されている軸104dに回動自在に支持されている。この
軸104dは第9図(A)(B)において鎖線で示している
シャーシ103の逆側の側面の支持突起103cに固定されて
いるものである。
シャーシ103の上方にはクランプアーム110が対向して
設けられている。このクランプアーム110の一方の側部
(第9図(A)(B)の手前側の側部)に設けられたピ
ン111は、上記駆動リンク108の折曲部108aに回動自在に
支持されている。また第9図(A)(B)において、ク
ランプアーム110の紙面奥側の側部には突起110aが設け
られており、この突起110aに設けられたピン112と前記
シャーシ103の支持突起103cに設けられたピン113との間
にリンク114が連結されている。後述の機構により駆動
リンク108が支持軸104bと104dとを中心として回動する
際、支持軸104bとピン111ならびにピン112と113とが平
行リンクの関係になり、よってクランプアーム110はほ
ぼ水平姿勢にて再生ユニットFのシャーシ103に対して
昇降動作する。クランプアーム110の先部下面にはクラ
ンパ115が回動自在に支持されている。このクランパ115
内にはマグネットが内装されており、クランプアーム11
0が下降すると、クランパ115が金属製のターンテーブル
106に対して磁気吸着される。これにより第9図(A)
に示すようにディスクDがターンテーブル106とクラン
パ115とに保持される。またクランプアーム110が上昇し
た時、第11図に示すようにクランパ115側がやや斜めに
持ち上げられた状態となる。
また第9図(A)と第11図に示すように、シャーシ10
3とクランプアーム110との間にはガイド部材としてのガ
イドワイヤ116が渡設されている。第1図に示すように
ガイドワイヤ116の下端はシャーシ103に形成された小孔
103d内に挿入され、また上端はクランプアーム110の上
面にねじ117により固定されている。ガイドワイヤ116は
子孔103dへの挿入部を支点として回動自在であり、第9
図(B)に示すようにクランプアーム110が上昇する
と、ガイドワイヤ116はシャーシ103上にて斜めに張ら
れ、またクランプアーム110が下降したときには、ガイ
ドワイヤ116はシャーシ103の表面に添う位置に収納され
る。第11図に示すように、ディスクDがクランプされる
ターンテーブル106と、ディスクDをマガジンMから排
出し、また挿入するローラ31と41の設けられている位置
との間には高さ方向の差がある。上記のガイドワイヤ11
6が設けられていることにより、クランプアーム110が上
昇してディスクのクランプが解除されたときに、ディス
クDのシャーシ奥方の端部がガイドワイヤ116により持
ち上げられ、よってアンクランプ状態となったディスク
DをマガジンMの内部に戻しやすくなる。
次に、下部ユニットEに設けられている動力伝達部の
構造を説明する。
第1図ならびに第8図に示すように、下部ユニットE
のベース100にはモータM3が設けられている。このモー
タM3の回転軸にはウォーム121が設けられている。ベー
ス100には、このウォーム121と噛み合うウォームホイー
ル122が支持されている。このウォームホイール122と一
体のギヤ123の動力はギヤ124、125に伝達され、さらに
ギヤ126と127から伝達駆動ギヤ128aに伝達される。この
伝達駆動ギヤ128aは、ベース100を横断して回動自在に
設けられた軸129の一端に固定されている。第8図の図
示上方に示すように、この軸129の他端にはもうひとつ
の伝達駆動ギヤ128bが固定されている。
第1図に示すように、上部ユニットCは下部ユニット
E上に重ねられて互いに固定されるが、このとき上部ユ
ニット21のカバーの側板21aに設けられた前記送りギヤ2
4は伝達駆動ギヤ128aに噛み合い、またカバー21の他方
の側板21cに設けられた送りギヤは伝達駆動ギヤ128bと
噛み合う。すなわち上部ユニット21に対し突出し且つ引
き込まれるように動作する移動テーブルAは下部ユニッ
トEに設けられたモータM3の動力により駆動される。
また、前記ギヤ126と同軸に配置されたギヤ131が設け
られ、これが前記ギヤ127により駆動される。このギヤ1
31には小ギヤ132が一体に設けられ、これがベース103の
底部に設けられたラック133に噛み合っている。モータM
3の動力にて駆動される小ギヤ132によりラック133が第
8図において(k)−(m)方向へ駆動される。なお上
記の各ギヤによる減速比であるが、伝達駆動ギヤ128aが
第4図(A)に示す送りギヤ24を駆動し移動テーブルA
のラック11kを駆動する速度に対し、ラック133は約1/3
の速度にて駆動される。
第8図に示すように、サブベース101の内面には駆動
レバー135が設けられ、これが前記ラック133と一緒に
(k)−(m)方向へ移動する。そして上記駆動レバー
135には駆動規制ピン136が突設されている。第9図
(A)(B)では、この駆動規制ピン136を断面にて示
している。
前記再生ユニットFのシャーシ103の側面にはガイド
溝103eと103fが形成されている。またこの側面の外側に
はクランプ駆動レバー141が設けられている。このクラ
ンプ駆動レバー141は、その折曲部141aがガイド溝103e
内に挿入され、また内側に固定されたピン142がガイド
溝103fに挿入され、シャーシ103に対して(k)−
(m)方向へ摺動自在となっている。また折曲部141aと
シャーシ103の内面の間にはスプリング143が掛けられ、
これによりクランプ駆動レバー141は(k)方向へ付勢
されている。またクランプ駆動レバー141には穴141bが
形成され、その図示左縁部が係合部141cとなっている。
またクランプ駆動レバー141の図示右端には駆動軸141d
が形成され、前記駆動リンク108の折曲部108aの下部に
設けられたピン144が上記駆動溝141d内に挿入されてい
る。
第9図(A)の状態では、前記駆動レバー135から延
びる駆動規制ピン136が、クランプ駆動レバー141の穴14
1b内ならびにショーシ103の側面の前記ガイド溝103fと
連続する逃げ穴103g内に位置している。このとき再生ユ
ニットFのシャーシ103は下部ユニットEのベース100か
ら何ら拘束を受けず、前記ダンパ102a〜102dならびにコ
イルスプリング105a〜105cにより弾性的に浮上してい
る。またこのときクランプアーム110が下降しクランパ1
15がディスクDをターンテーブル106に押圧している
が、このときの押圧力は、クランプ駆動レバー141を
(k)方向へ付勢しているスプリング143の弾性力によ
り与えられている。前記モータM3により各ギヤを介して
ラック133が(m)方向へ駆動され、これと共に移動す
る駆動レバー135から延びる駆動規制ピン136が(m)方
向へ移動すると、第9図(B)に示すように、駆動規制
ピン136がシャーシ103のガイド溝103f内に入り込むと同
時に、駆動規制ピン136がクランプ駆動レバー141の穴14
1bの係合部141cに係合し、クランプ駆動レバー141を
(m)方向へ駆動する。これによりまずクランプ駆動レ
バー141の右端の駆動溝141dが駆動リンク108を時計方向
へ回動させ、クランプアーム110を上昇させる。また駆
動規制ピン136がシャーシ103のガイド溝103fに入り込み
また駆動規制ピン136がクランプ駆動レバー141の係合部
141cを(m)方向へ押しつけることにより、それまで前
記ダンパ102a〜102dならびにコイルスプリング105a,105
b,105cにより弾性的に浮上支持されていた再生ユニット
Fが、下部ユニットのベース100に対して固定状態とな
る。
ここで上記の固定状態にするための機構に関連する機
構が、第8図に示すように下部ユニットEのベース100
の底部に設けられている。
第8図ならびに第10図に示すように、下部ユニットE
のベース100の図示左側の縁には上方への折曲部100fと
これに連続して水平状態に折曲げられた支持テーブル10
0gとが形成されている。そしてベース100の底面ならび
に支持テーブル100g上に規制部材151が設置されてい
る。第8図に示すように、支持テーブル100gの縁部には
ガイド片100hが折曲げられて、規制部材151に形成され
た溝151aがこのガイド片100hに係合され、またベース10
0の底面から折曲げられたガイド片100iが規制部材151に
形成された溝151bに係合して、規制部材151は第8図の
左右方向へ摺動自在となっている。またベース100から
折曲げ形成されている前記支持テーブル100gの第8図の
上方縁には支持部100jが形成され、この支持部100jに植
設された支持ピン152によって規制レバー153が回動自在
に支持されている。またこの規制レバー153の折曲片153
aと支持テーブル100gの側方の折曲片100kとの間にスプ
リング154が掛けられ、これにより規制レバー153が時計
方向へ付勢されている。また規制レバー153に形成され
た係止部153bが前記規制部材151に係止されているた
め、前記スプリング154の付勢力により規制部材151は図
示左方向へ付勢されている。またベース100の底面には
ピン155により回動自在に支持されたレバー156が設けら
れ、その先部が連結ピン157を介して前記規制部材151の
右端に連結されている。さらにこのレバー156の基部に
は、前記ラック133と一体の押圧ピン158が右側から当接
している。前記モータM3の動力によりラック133が
(k)方向へ移動しているときには、第8図ならびに第
10図に示すように、押圧ピン158によるレバー156への押
圧力が解除され、前記スプリング154の付勢力により規
制レバー153が時計方向へ回動しており、これにより規
制部材151も図の左方向へ引かれている。前記モータM3
の動力によりック133が(m)方向へ駆動されると、ラ
ック133と共に(m)方向へ移動する押圧ピン158により
レバー156が時計方向へ駆動され、よって連結ピン157を
介して規制部材151が図示右方向へ引かれ、また規制部
材151が前記規制レバー153の係止部153bを押圧するため
規制レバー153は反時計方向へ回動する。
ここで第10図に詳示されるように、前記規制部材151
には2箇所のテーパ面を有する規制片151cと151dが設け
られ、これに対向する再生ユニットFのシャーシ103に
はV溝103hと103iが設けられている。また規制レバー15
3には規制腕153cが形成され、シャーシ103にはこの規制
腕153cに対向する折曲部103jが形成されている。前述の
ようにモータM3によりラック133が(m)方向へ駆動さ
れると、規制部材151が図の右方向へ駆動されるが、こ
のとき規制部材151の規制片151cと151dがシャーシ103の
V溝103hと103iをF1とF2で示す力により押圧する。この
押圧力により第9図(B)のアンクランプ状態におい
て、それまで弾性的に浮上していたシャーシ103を固定
するのみならず、シャーシ103をF1とF2方向へ押圧し、
その方向へシャーシ103を移動させて固定するようにし
ている。この移動量は前記ダンパ102a〜102dと支持軸10
4a〜104dとの移動許容量の範囲である。第11図に示すよ
うに、このアンクランプ状態でマガジンMからディスク
が引き出されるが、このとき再生ユニットFをなるべく
第4図(A)ならびに第9図(A)の右方向へ追い込ん
で、マガジンMなどとの対向距離をかせぐようにしてい
るものである。なお規制部材151がF1とF2の力でシャー
シ103を押圧しているときに、規制レバー153の規制腕15
3cがシャーシ103の折曲部103jをF4の力で押圧してい
る。これはアンクランプ状態で第9図(B)に示すよう
に、前記駆動規制ピン136が駆動レバー141を介してシャ
ーシ103をF3の力で押圧しているため、第10図に示すよ
うにF1とF2とこれに反するF3の力によりシャーシ103に
不要なモーメントとが作用しないよう、規制腕153cの押
圧力F4で釣り合わせるためである。
さらに第8図ならびに第11図に示すように、前記規制
部材151のディスク誘導側の端部の両側部には一対のブ
ラケット151eが折曲げられ、このそれぞれのブラケット
151eにガイド板161がピン162により回動自在に支持され
ている。また両ガイド板161間は軸164により連結されて
いる。また軸164に巻装されたスプリング165によりガイ
ド板161は第11図において反時計方向へ付勢されてい
る。各ガイド板161の図示右側には折曲げられたガイド
面161aが形成され、また各ガイド板161には内側方向へ
延びるローラ163が設けられている。ガイド面161aとロ
ーラ163は、第11図に示すようにマガジンMからディス
クを引き出す際に、マガジンMの底部下側にディスクが
介入するような隙間が形成されるのを防止するためのも
のである。またローラ163が設けられていることにより
移動テーブルAと共にマガジンMが第11図において右方
向へ移動する際、ローラ163がマガジンMの底面に転動
しマガジンMの底部に形成された段差などに追従できる
ようになっている。なお第11図に示すように、前記下側
従動ローラ131は前記規制部材151の上に位置している。
上記のように下部ユニットEに設けられたモータM3
動力により、先ず伝達駆動ギヤ128aと128bが駆動され、
上記ユニットCの送りギヤ24が駆動されてラック11kに
より移動テーブルAが移動し、またモータM3の動力によ
りラック133が駆動され、クランプアーム100が昇降して
ディスクのクランプならびにアンクランプが行なわれ、
且つアンクランプのときには駆動規制ピン136と規制部
材151ならびに規制レバー153により再生ユニットFのシ
ャーシ103の固定が行なわれる。前述のように下部ユニ
ットEに設けられたギヤ群により、移動テーブルAの移
動に対しラック133が1/3の減速比にて駆動される。よっ
てこれらの動きの関係は、まず移動テーブルAが上部ユ
ニットC内に引き込まれるときは、先にクランプアーム
110が下降して第4図(B)に示すように下降したクラ
ンプアーム110の上に移動テーブルAならびにマガジン
Mが移動し、また移動テーブルが第4図(A)に示すよ
うに突出するときには、移動テーブルAならびにマガジ
ンMがクランプアーム110の上を通過した直後にクラン
プアーム110が上昇するようになる。
次に上記構造のCD駆動ユニットの動作について説明す
る。
マガジン装填ならびにイジェクト動作 マガジンの装填ならびにイジェクトは、第4図(B)
に示すように、移動テーブルAが上部ユニットCのカバ
ー21内に引き込まれ、下降しているクランプアーム110
上に収納されている状態で行なわれる。
移動テーブルAを上部ユニットC内に引き込む動作
は、下部ユニットEのモータM3により行なわれる。この
モータM3により各ギヤを介して伝達駆動ギヤ128aと128b
を反時計方向へ駆動すると、上部ユニットCのカバー21
の側板21aに設けられた送りギヤ24が時計方向へ駆動さ
れ、移動テーブルAの側板11bのラック11k(第4図
(A)(B)参照)が駆動され、移動テーブルAが上部
ユニットC内に引き込まれる。このときモータM3により
第8図に示すラック133が(k)方向へ駆動されるた
め、これと一緒に移動する駆動レバー135に設けられた
駆動規制ピン136は、第9図(A)に示すように、再生
ユニットFのシャーシ103の側面に設けられたクランプ
駆動レバー141の穴141bならびにシャーシ103の逃げ穴10
3g内に位置する。よって駆動リンク108は反時計方向に
回動し、クランプアーム110はターンテーブル106の方向
に下降する。またラック133が(k)方向へ移動するた
め、第8図に示す押圧ピン158はレバー156を押圧せず、
よって規制部材151はスプリング154の付勢力により左方
向へ移動し、また規制レバー153も時計方向へ回動す
る。よって第10図に示すF1F2F3F4で示す規制のための押
圧力は作用せず、再生ユニットFのシャーシ103は、ダ
ンパ102a〜102dならびにコイルスプリング105a〜105cに
より弾性的に浮上した状態となっている。このような浮
上状態で且つクランプアーム110が下降している再生ユ
ニットF上に移動テーブルAが収納される。
なおこのとき第4図(B)に示すように、カバー21の
側板21aに設けられているロック板26の折曲部26aは移動
テーブルAの側板11bの上縁に乗って、ロック板26が時
計方向へ回動した状態である。よって連結リンク36によ
りローラホルダ32は時計方向へ駆動され、下側従動ロー
ラ31はマガジンMの下側へ逃げている。
この状態でマガジンMが挿入される。マガジンMは移
動テーブルAのドア19を押すようにして第1図に示す底
板11aとガイド板11cの間に挿入される。マガジンMが挿
入されると、マガジンMのケース1の底面に設けられた
ガイド傾斜1eと1gにガイドされたロックピン12が、ロッ
ク溝1fと1h内に係止され(いずれも第3図参照)、マガ
ジンMが移動テーブルA内にロックされる。以後イジェ
クトされるまで、移動テーブルAとマガジンMは一体と
なって動作する。
なお、上記のマガジンのロック機構では、第1図なら
びに第3図に示すように、移動テーブルAの底面11aか
らロックピン12が突出しており、このロックピン12は
(e)方向ならびにその逆方向へは移動するが第3図の
左右方向すなわちマガジンMの挿入方向へは移動できな
いようになっている。またマガジンMを挿入すると、そ
のガイド斜面1eと1gによりロックピン12が(e)と逆の
方向へ移動するようになっている。よって過ってマガジ
ンMを逆側から、すなわちマガジンMの後端面1dを内方
へ向けて挿入した場合、この方向にはガイド傾斜が形成
されていないため、このマガジンMの後端面1dがロック
ピン12に当たってそれ以上挿入できないようになってい
る。これによりマガジンMの誤挿入を防止できる。
マガジンMを排出するイジェクト動作が行なわれるの
は、第4図(B)に示すように、移動テーブルAならび
にマガジンMが再生ユニットFの上方に引き込まれてい
るときである。
イジェクト指令が出されると、第5図に示す選択機構
BのモータM1により、ウォームホイール51が駆動されこ
れと一体の駆動スクリュー49が駆動されて、昇降ブロッ
ク45が下降し、その検知腕45aが検知スイッチSW1をONに
したときにモータM1が停止する。昇降ブロック45がこの
位置に至ったとき、第11図に示すように昇降ブロック45
と共に昇降する排出挿入ローラ41は(0)で示す原位置
となる。この原位置では昇降ブロック45と共に昇降する
切換体86の駆動腕86bは、移動テーブルAの底板11aの下
側に設けられたロックレバー13の突起13a(第3図に図
示)の内側に対向する。
この状態で選択機構B内に設けられたモータM2が駆動
され、ウォームホイール62ならびにギヤ63,64,71を介し
て伝達ギヤ72が駆動され、これと一体のギヤ73により切
換ギヤ74が駆動される。このときの切換ギヤ74の回転方
向はどちらでもよく360度回転させられる。この切換ギ
ヤ74と一体のカム75の360度の回転により、第6図
(A)(B)に示す駆動レバー81が(i)方向へ駆動さ
れ、切換ギヤ74が360度回転した時点で第6図(A)に
示すように(h)方向へ復帰する。この駆動レバー81の
一往復運動により、駆動レバー81の左端のホルダ81dと
折曲片84aとで挟まれた切換体86が第5図の上方から見
て時計方向へ駆動される。よって切換体86の駆動腕86b
により第3図に示すロックレバー13の突起13aが(e)
と逆の方向へ駆動され、ロックピン12がマガジンMのロ
ック溝1fと1hから抜け出る。よってスプリング18の力に
よりイジェクトピン15がマガジンMの押圧段差1iを押
し、マガジンMは移動テーブルAから排出される。
ディスク交換動作 マガジンMの装填ならびにイジェクト動作は、上記の
ように、第4図(B)に示すマガジンMが引き込まれて
いる状態で行なわれるが、ディスクDの演奏動作も第4
図(B)に示す状態で行なわれ、このときディスクDが
ターンテーブル106とクランパ115との間に挟持され、そ
の上にマガジンMが収納されている状態となる。以下で
はこの第4図(B)の演奏状態からディスクを交換する
動作を説明する。
ディスク交換動作では、第4図(B)の状態から、ま
ず下部ユニットEのモータM3を駆動する。この駆動力は
第8図に示すギヤ群により伝達駆動ギヤ128aと128bに伝
達され、上部ユニットCの側板21aに設けられた送りギ
ヤ24ならびに他方の側板21cに設けられた送りギヤが反
時計方向へ駆動されて、移動テーブルAの側板11bに設
けられたラック11kに動力が与えられ、移動テーブルA
が上部ユニットCから突出する。第7図はディスク交換
動作における突出状態を示している。このときマガジン
Mは移動テーブルAに保持された状態でまたドア19も上
方へ回動した状態で突出するため、使用者はイジェクト
されたマガジンMではなく、ディスク交換動作中である
ことを認識できる。移動テーブルAが突出すると、第4
図(A)に示すように、ロック板26の折曲部26aは移動
テーブルAの側板11bの上縁から外れスプリング28の付
勢力により反時計方向へ回動する。よって連結リンク36
を介してローラホルダ32が反時計方向へ駆動され、下側
従動ローラ31が排出挿入ローラ41に下側から圧接する。
このときの圧接力はスプリング28の弾性力による。
下部ユニットEのモータM3により、伝達駆動ギヤ128a
と128bが駆動され、移動テーブルAが突出する際、同じ
モータM3の駆動力が第8図に示すギヤ群を経てラック13
3に伝達され、ラック133が第8図に示す(m)方向へ駆
動される。よってこのラック133とともに同方向へ駆動
される駆動レバー134に設けられた駆動規制ピン136によ
り、再生ユニットFのシャーシ103に設けられたクラン
プ駆動レバー141が(m)方向へ駆動される。よって第
9図(B)に示すように、クランプ駆動レバー141の駆
動溝141dによりピン144を介して駆動リンク108が時計方
向へ駆動され、クランプアーム110はほぼ水平姿勢で上
昇する。よってターンテーブル106上のディスクDのク
ランプは解除される。このクランプの解除と共に、第9
図(B)に示すようにガイドワイヤ116の端部が持ち上
げられて斜めに張られた状態となり、このガイドワイヤ
116によりディスクDの図示右端が持ち上げられる。こ
のクランプアーム110の上昇と前記移動テーブルAの突
出動作は、ちょうどマガジンMなどがディスクDの上か
ら外れたときにクランプアーム110の上昇が完了するタ
イミングである。またクランプアーム110の上昇により
ディスクDの内端が前記ガイドワイヤ116により持ち上
げられるとき、前述のように下側従動ローラ31がローラ
ホルダ32の回動により持ち上げられ、ディスクDの図示
左端は排出挿入ローラ41と下側従動ローラ31とで挟持さ
れた状態になる。
また上記のようにラック133が第8図において(m)
方向へ移動し、駆動レバー135の駆動規制ピン136が
(m)方向へ移動することにより、第9図(B)に示す
ように、駆動規制ピン136がクランプ駆動レバー141を介
してシャーシ103をF3方向へ押圧する。同時にラック133
と共に移動する押圧ピン158がレバー156を時計方向へ駆
動し、これにより規制部材151が右方向へ引かれ、また
規制レバー153が反時計方向へ駆動される。よって第10
図に示すように、規制部材151の規制片151cと151dがシ
ャーシ103のV溝103hと103iに嵌合してシャーシ103をF1
とF2方向へ押圧し、また規制レバー153の規制腕153cに
よりシャーシ103がF3方向へ押される。よってシャーシ1
03は弾性浮上状態ではなく固定された状態となる。また
前述のように、F1とF2の力によりシャーシ103が図示右
方向へ移動させられて固定状態となり、再生ユニットF
がマガジンMの開口3から離れる方向へわずかに移動さ
せられている。
このように移動テーブルAが第7図の状態に突出し、
且つクランプアーム110が上昇し、また再生ユニットF
のシャーシ103が固定された状態でディスクの交換が行
なわれる。まず第5図に示す選択機構BのモータM1によ
り駆動スクリュー49が駆動され、昇降ブロック45が昇降
して、ローラ連結レバー47を介して排出挿入ローラ41を
昇降させ、第11図にて(1)から(3)で示すいずれか
の選択位置へ移動させる。これは前述のように第5図に
示す検知回転体55の回転数を光学検知器56により検知す
ることにより制御される。例えばこれまでターンテーブ
ル106上にクランプされていたディスクDを戻す場所が
マガジンMの2段目のディスク収納スペースS2であると
きには、排出挿入ローラ41が(2)で示す2段選択位置
となり、このローラ41と下側従動ローラ31により端部が
挟持されているディスクDが上記スペースS2の前方に対
向する。また昇降ブロック45の昇降により第5図に示す
切換体86も一緒に昇降し、その駆動腕86bが第2図に示
すマガジンM内の可動板4,5,6に設けられた押圧部材4d,
5d,6dのいずれかの内側に対向する。上記のようにディ
スクを戻すのが2段目のスペースS2であるときには、駆
動腕86bは2段目の可動板5の押圧部材5dの内側に対向
する。
排出挿入ローラ41ならびに切換体86の選択位置の制御
が完了すると、第5図に示す選択機構BのモータM2が駆
動され、ギヤ群を介して排出挿入ローラ41が時計方向へ
駆動され、同時に第6図(A)に示す切換キヤ74が反時
計方向へ駆動される。このときのモータM2の回転量は、
切換ギヤ74が360度回転し、カム75により駆動レバー81
が(i)方向へ移動しさらに(h)方向へ戻る一往復運
動する期間である。この一往復運動により駆動レバー81
の左端に設けられたホルダ81dと折曲片84aの間に位置す
る切換体86の腕86aが押され、切換体86が第3図におい
て時計方向へ駆動される。すなわち第6図(A)(B)
に示すカム75により、駆動レバー81が最初(i)方向へ
駆動され、しばらくそのままとなり切換ギヤ74の360度
の回転が終了する少し前から駆動レバー81が(h)方向
へ戻される。よって切換体86は時計方向へ回動ししばら
くそのままとなり、最後に反時計方向へ復帰することに
なる。この切換体86が時計方向へ回動している間、その
駆動腕86bが第2図に示すマガジンMの2段目の可動板
5に設けられた押圧部材5dをβ方向へ押し、可動板5が
β方向へ回動させられる。このとき前述のように時計方
向に回転してる排出挿入ローラ41とこれに圧接している
下側従動ローラ31とに挟まれているディスクDはマガジ
ンMの押圧部材5dに邪魔されることなく2段目のディス
ク収納スペースS2内に戻される。切換ギヤ74の360度の
回転が完了し、第3図に示す切換体86が反時計方向へ復
帰すると、その駆動腕86bがマガジンMの押圧部材5dか
ら離れ、マガジンM内の可動板5がスプリング5bにより
第2図においてα方向へ復帰する。よってディスクDは
押圧部材5dにて(d)で示す部分を押圧され、マガジン
M内に突出しないように保持される。
ディスクを選択してマガジンMから引き出し、再生ユ
ニットFにクランプする動作は上記のディスク戻し動作
の逆である。
例えばマガジンM内の最上段のディスク収納スペース
S3内のディスクを引き出すときには、第5図に示す選択
機構BのモータM1により昇降ブロック45を上昇させ、排
出挿入ローラ41を第11図の3段選択位置(3)へ移動さ
せる。このとき昇降ブロック45と共に上昇する切換体86
の起動腕86bは第2図に示すマガジンM内の最上段の可
動板6に設けられた押圧部材6dの内側に対向する。
この状態で、モータM2により排出挿入ローラ41を反時
計方向へ駆動し、また切換ギヤ74を時計方向へ駆動す
る。このときのモータM2の回転量も切換ギヤ74が時計方
向へ360度回転する期間である。切換ギヤ74と共に時計
方向へ回転するカム75により最初駆動レバー81が(i)
方向へ引かれ360回転完了の前に(h)方向へ復帰す
る。そしてこの駆動レバー81の動作にともない第3図に
示す切換体86が時計方向へ駆動されしばらくその状態を
維持する。切換体86が時計方向へ駆動されるときその駆
動腕86bが第2図に示すマガジンM内の可動板の押圧部
材6dをβ方向へ押圧し、可動板6がβ方向へ駆動され
る。よって可動板6に設けられた排出ピン6cにより最上
段のディスク収納スペースS3内に収納されているディス
クDの(c)で示す部分が押され、ディスクDの先部が
開口3から突出する。このとき開口3の前方に位置して
いる排出挿入ローラ41は反時計方向へ駆動されているた
め、このローラ41と下側従動ローラ31とでディスクDの
先端が保持され、ディスクDはマガジンM内のスペース
S3内から引き出される。そして第11図の右方向へ送られ
る。
モータM2の回転期間は、前記切換ギヤ74とカム75が36
0度回転して駆動レバー81が一往復する間である。この
回転期間は、例えば駆動レバー81の左端に対向する検知
スイッチを設け、駆動レバー81が一端スイッチから離れ
さらにスイッチに接触したときを基準にするなどして制
御されるが、この切換ギヤ74の360度回転の間、排出挿
入ローラ41の回転量は、ディスクDをその中心がターン
テーブル106の上に至るのに十分な期間となるように設
定されている。実際には排出挿入ローラ41によりディス
クの引き出しが完了した時点で未だ切換ギヤ74の360の
回転が完了しないように設定されており、この時間差は
第3図に示すギヤ64と66との間のクラッチの滑りにより
吸収できるようにしている。
ディスクの引き出しが完了すると、第5図に示すモー
タM1が再度駆動され、昇降ブロック45が下降してスイッ
チSW1がONとなる位置、すなわち第11図に示す原位置
(0)まで下降する。これにより未だローラ41と31とで
挟持されているディスクDの端部が下降させられ、ディ
スク端部が第11図に示すローラ163あるいはガイド面161
aに対向する位置へ導かれる。これにより、その後のデ
ィスクの図示左方向への移動が、ローラ163ならびにガ
イド面161aにより阻止できる。
なお上記のディスク交換動作の最中は、排出挿入ロー
ラ41が原位置(0)まで下降することはなく1段選択位
置(1)から3段選択位置(3)の間に位置している
が、この状態では第4図(A)に示すように、ローラホ
ルダ32と連結リンク36により連結されているロック板26
の上端の折曲部26aは移動テーブルAの内端の(g)で
示す垂直辺から外れないようになっている。よってディ
スク交換動作中は移動テーブルAの奥方向への移動が折
曲部26aにより阻止され、第7図に示す状態にて、過っ
て移動テーブルAが押されることがあっても、移動テー
ブルAは上部ユニットC内に入り込むことはない。とこ
ろが前記のようにディスクの引き出しが完了して排出挿
入ローラ41が原位置(0)まで下降すると、これにより
押し下げられる下側従動ローラ31と共に回動するローラ
ホルダ32により、ロック板26が時計方向へ回動する。そ
してその折曲部26aが移動テーブルAの側板11bの内端の
(g)で示す位置よりも上方の傾斜面11lに対向するよ
うになり、移動テーブルAの規制は解除される。その後
移動テーブルAが右方向へ移動するが、このときロック
板26の折曲部26aは側板11bの内端の傾斜面11lに導かれ
て側板11bの上端を摺動するようになり、第4図(B)
に示すようにローラホルダ32が時計方向へ回動して下側
従動ローラ31はディスクから離れ、下方向へ逃げる。な
お移動テーブルAが上部ユニットC内に引き込まれると
き、排出挿入ローラ41が原位置(0)にあると、ローラ
41がクランプアーム110などに当たるため、ローラ41が
クランプアーム110の上に至る前に、再度モータM1によ
り昇降ブロック45が上昇し排出挿入ローラ41は1段選択
位置(1)あるいはそれよりも上の位置へ移動させられ
る。
上記のディスクDの引き出しが完了した後、下部ユニ
ットEのモータM3が始動し、ギヤ群を介して伝達駆動ギ
ヤ128aと128bが反時計方向へ駆動され、送りギヤ24が時
計方向へ駆動されて、移動テーブルAが上部ユニットC
内に引き込まれる。このときモータM3によりラック133
が第8図において(m)方向へ駆動され、駆動レバー13
5と共に駆動規制ピン136が(m)方向へ駆動される。よ
って駆動レバー141の駆動溝141dによりクランプアーム1
10が下降させられる。そしてディスクDがクランパ115
とターンテーブル106とで挟まれ、駆動レバー103を付勢
するスプリング143の弾性力によりクランパ115がディス
クDをターンテーブル106に押圧する。またラック133の
(m)方向への移動により規制部材151が第8図の左方
向へ復帰し、規制レバー153が時計方向へ回動し、さら
に前記駆動規制ピン136がが第9図(A)に示すように
穴141bならびに逃げ穴103g内に位置する。よって第10図
に示すシャーシ103への拘束力F1F2F3F4が解除され、再
生ユニットFは各ダンパ102a〜102dならびにコイルスプ
リング105a〜105cにより弾性的に浮上した状態になる。
上記のクランプ動作においてクランプアーム110が下
降した直後に、移動テーブルAならびにマガジンMが第
4図(B)に示すようにクランプアーム110の上に引き
込まれる。そしてこの状態でディスクDが回転駆動さ
れ、光ピックアップにより再生が行なわれる。
なお、第11図に示すように、図の実施例では、排出挿
入ローラ41は揺動レバー42を支持する軸43を中心として
円弧軌跡により昇降し、また下側従動ローラ31はローラ
ホルダ32を支持するピン33を中心とする円弧規制により
昇降する。よってローラ41と31との当接点の接線すなわ
ち送り力の方向は各ローラの昇降位置に応じて変化す
る。第11図では、排出挿入ローラ41が1段選択位置
(1)にあるときローラ41と31の当接点の送り方向は
(o)である。2段選択位置(2)での送り方向は
(p)、3段選択位置(3)での送り方向は(q)であ
る。ディスクDをマガジンMに戻すときの送り力は
(o)と(p)ではやや下向き、(q)はほぼ水平であ
る。第11図の実施例ではクランプアーム110が上昇した
ときにガイドワイヤ116によりディスクDの図示右端が
かなり高い位置に持ち上げられるため、3段選択位置
(3)ではローラ41と31の送り方向(q)をほぼ水平に
し、ディスクDが持ち上げられたままスペースS3内に戻
されるようにしている。そして2段選択位置(2)と1
段選択位置(1)では送り方法が(p)と(q)で示す
ように下向きとなり、ガイドワイヤ116により持ち上げ
られたディスクDがマガジンMのスペースS2とS1の方向
へ向けて送られ、これによりディスクDがマガジン内の
各スペース内に確実に戻せるようにしている。
なお、上記の送り力の方向はディスクDの基準位置を
どの高さにするかにより決められる。第11図では3段選
択位置(3)を基準として送り力が決められている。第
12図はこれに関する他の実施例を示している。第12図で
は(B)に示す2段選択位置(2)において、ローラ41
と31によるディスク送り方向(p)がほぼ水平方向とな
っている。そして第12図(A)に示す1段選択位置
(1)においてローラ41と31とによりディスクのマガジ
ン方向への送り力がやや下向きとし、第12図(C)に示
す3段選択位置(3)においてマガジン方向へのディス
ク送り力がやや上向きとなる構成にしている。
なお、前記動作説明ではディスクを交換する場合を示
したが、第4図(B)の状態で、ディスクがクランプさ
れておらず、新たなマガジンMが装填された後にディス
クを引き出してクランプする場合も、同様に移動テーブ
ルAをマガジンMと共に上部ユニットCから突出させて
行なう。このときの動作は、前記ディスク交換動作にお
いてディスクをマガジンMに戻す動作がないだけであ
り、ディスクをマガジンから引き出してクランプする動
作は同じである。
なお図の実施例ではマガジンM内に3枚のディスクが
収納されるが、このディスクの枚数は4枚あるいはそれ
以上または2枚であってもよい。
さらに上記実施例では、車載用の装置を想定しコンパ
クトディスクを再生する場合を示しているが、本発明は
これに限らず、家庭用のコンパクトディスクなどの再生
装置にも適用できる。また上記実施例ではディスク再生
ユニットFが再生機能のみを発揮するものを想定してい
るが、このディスク再生ユニットは光磁気ディスクなど
記録ならびに再生を行なうことのできる光メモリ装置用
のユニットであってもよい。
なお、上記実施例では、マガジンが再生ユニットの上
方に収納される方式のディスクプレーヤを示している
が、本発明はこの種のディスクプレーヤに限られるもの
ではなく、マガジンの位置が移動せず、このマガジンか
ら引き出されたディスクがこれと並ぶ位置にある再生ユ
ニットに装填される従前の方式のディスクチェンジャに
も実施できることはもちろんである。
また、上記実施例では、ディスクを引き出す一対のロ
ーラのうち、一方の排出挿入ローラ41のみがモータM2
より駆動されているが、下側従動ローラ31をモータによ
り駆動してもよいし、両方のローラ31と41を共に駆動し
てもよい。
また、マガジンMが必ずしも移動テーブルAに保持さ
れる必要はなく、例えばマガジンMの装置奥側位置ある
いは側面だけを保持し、これを上部ユニット内に移動さ
せマガジンを引き込みまたは突出させる機構にしてもよ
い。
〔効果〕
以上のように本発明のディスクプレーヤでは、クラン
パが回転機構から上昇するときにシャーシから立ち上が
り姿勢となるガイド部材が設けられ、クランパの下降と
共にガイド部材がシャーシにほぼ沿った姿勢となるた
め、導入されたディスクの先端がガイド部材に支えられ
てそのまま回転機構へ降ろされ、回転機構とクランパと
の間隔が広くても、ディスクを確実に回転機構に導くこ
とができる。またィスクの駆動が完了した後は、クラン
パの上昇に伴ってガイド部材が立ち上がり、ディスクの
先端が持ち上げられるため、ディスクが回転機構からほ
ぼ十分な高さに持ち上げられて排出される。
ガイド部材は、クランプアームの昇降動作に基づき動
作するものであるため、全体の構造が簡単であり、また
ガイド部材をワイヤで構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示しており、第1図はディスク
プレイユニットにおいて上部ユニットと下部ユニットを
分解した状態を示す斜視図、第2図はディスクマガジン
の分解斜視図、第3図は移動テーブルならびに選択機構
の構造を示す平面図、第4図(A)と第4図(B)は上
部ユニットの構造を動作別に示す側面図、第5図は選択
機構を示すものであり第3図のV−V断面図、第6図
(A)は第5図に示す切換ギヤならびにこれにより駆動
される駆動レバーを示す正面図、第6図(B)は上記駆
動レバーの動作状態を示す説明図、第7図はディスク交
換動作において移動テーブルが突出している状態を示す
斜視図、第8図は下部ユニットの平面図、第9図(A)
と第9図(B)は下部ユニットに装備された再生ユニッ
トを動作別に示す側面図、第10図は再生ユニットの位置
決め固定機構部分を示す部分斜視図、第11図はディスク
交換動作中のマガジンと再生ユニットの関係を示す拡大
側面図、第12図(A)(B)(C)は排出挿入ローラと
下部従動ローラとの圧接状態の他の実施例を示す説明図
である。 A……移動テーブル、B……選択機構、C……上部ユニ
ット、D……ディスク、E……下部ユニット、F……再
生ユニット、M……マガジン、S1,S2,S3……ディスク収
納スペース、4,5,6……可動板、11k……ラック、12……
ロックピン、21……カバー、26……ロック板、31……下
側従動ローラ、32……ローラホルダ、36……連結リン
ク、24……送りギヤ、31……下側従動ローラ、41……排
出挿入ローラ、45……昇降ブロック、M1……昇降用モー
タ、M2……ローラを駆動するモータ、86……切換体、10
3……再生ユニットのシャーシ、106……ターンテーブル
(回転機構)、110……クランプアーム、115……クラン
パ、116……ガイドワイヤ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを回転させる回転機構ならびにデ
    ィスクに対向するピックアップを有するシャーシと、前
    記回転機構にディスクを設置するクランパと、このクラ
    ンパを回転機構に対して昇降させるクランプアームとが
    設けられ、前記クランパが前記回転機構から離れている
    ときに回転機構とクランパとの間にディスクが導入され
    るディスクプレーヤにおいて、ディスクの導入方向への
    前端側がクランプアームに後端側が前記シャーシにそれ
    ぞれ支持されたガイド部材が設けられ、前記ガイド部材
    は、クランパが回転機構側へ下降しているときに前記シ
    ャーシの面にほぼ沿った姿勢となり、クランパが回転機
    構から離れるときにはシャーシ側を支点として立ち上が
    りディスクの導入側先端を案内できる姿勢となることを
    特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】ガイド部材はワイヤである請求項1記載の
    ディスクプレーヤ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61230666A (ja) * 1985-04-06 1986-10-14 Pioneer Electronic Corp オートローディングディスクプレーヤ
JPS63113970A (ja) * 1986-10-31 1988-05-18 Sanyo Electric Co Ltd デイスクプレ−ヤのオ−トチエンジヤ−装置
JPH02154355A (ja) * 1988-10-03 1990-06-13 Pioneer Electron Corp ディスクプレーヤのディスク位置調整装置

Patent Citations (3)

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