JP2636964B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

Info

Publication number
JP2636964B2
JP2636964B2 JP34018190A JP34018190A JP2636964B2 JP 2636964 B2 JP2636964 B2 JP 2636964B2 JP 34018190 A JP34018190 A JP 34018190A JP 34018190 A JP34018190 A JP 34018190A JP 2636964 B2 JP2636964 B2 JP 2636964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
tray
hook
driving
loading plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34018190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04209358A (ja
Inventor
庸二 岡本
均 ▲吉▼村
則浩 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP34018190A priority Critical patent/JP2636964B2/ja
Publication of JPH04209358A publication Critical patent/JPH04209358A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2636964B2 publication Critical patent/JP2636964B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録媒体である複数のディスクをトレイ上
に載置して収納するディスク収納手段を備え、トレイ上
のディスクをトレイと共に、ディスク収納手段から取り
出し、再生するディスク再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のディスク再生装置としては、第13図および第14
図に示すように、個々にディスク41を収容する複数のト
レイ42…が所定のピッチで並設されたディスク収納手段
としてのディスクマガジン43を備え、トレイ駆動部材と
してのトレイ駆動フック44にてトレイ42を駆動すること
によりディスクマガジン43からトレイ42と共にディスク
41を出し入れし、ディスク41の再生時には、トレイ駆動
フック44によりトレイ42と共にディスク41を取り出して
所定の再生位置に配し、ターンテーブルおよび光ピック
アップ等からなる図示しない再生手段により再生を行う
ものが知られている。このようなディスク再生装置は、
上記のトレイ駆動フック44をトレイ42の並設方向へシフ
トさせる図示しないトレイ駆動部材移動手段と、ディス
クマガジン43からトレイ42を出し入れする方向にトレイ
駆動フック44を駆動するローディング手段と、動力源と
なるモータと、モータの動力を上記のトレイ駆動部材移
動手段およびローディング手段に伝達する駆動伝達手段
とを備えている。
上記ローディング手段は、第15図ないし第17図に示す
ように、図示しないラックギヤ部を備えた摺動板として
のローディング板50を有し、モータの動力が駆動伝達手
段のギヤを介してローディング板50に伝達され、ローデ
ィング板50がA−B方向へ直線的に摺動し、この摺動動
作が、ローディング板50に形成されたカム溝50aと係合
する案内ローラー51aを備えた回動板としてのフック駆
動板51のC−D方向への回動動作に変換されることで、
フック駆動板51の連結棒51bに一体的に取り付けられた
トレイ駆動フック44が回動して、トレイ42を駆動するよ
うになっているものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の構造では、第15図ないし第17図
に示すローディング板50のB方向への摺動動作におい
て、ローディング板50が第15図に示す状態から第16図に
示す状態に移行するとき、フック駆動板51の案内ローラ
ー51aがローディング板50のカム溝50aと係合すること
で、フック駆動板51がC方向へ回動するが、このとき、
第16図に示すフック駆動板51は、C−D方向に遊動可能
な状態にあり、外部からの振動や衝撃等の外乱が加わる
ような場合には、ローディング板50のカム溝50aとフッ
ク駆動板51の案内ローラー51aとが、第16図に示す状態
から第17図に示す状態への所定の係合状態が保たれず、
第16図に示す状態から第18図に示すロック状態に移行し
て、トレイ駆動フック44を的確に駆動することができな
いという問題を有している。
本発明の目的は、トレイを確実に駆動することができ
るディスク再生装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るディスク再生装置は、上記課題を解決す
るために、個々にディスクを収容する複数のトレイが積
層配置されて構成されるディスク収納手段に対して、再
生手段を搭載する昇降シャーシの昇降変位に連動してト
レイ駆動部材が積層方向に変位され、かつ該トレイ駆動
部材が回動することによって、所望とするトレイが該ト
レイに並行な面上で揺動変位し、取り出されて上記再生
手段の演奏位置に装填され、または上記演奏位置から上
記ディスク収納手段の所定の収納位置へ収納されるディ
スク再生装置においては、以下の手段を講じている。
即ち、屈曲したカム溝を有し、摺動変位可能なローデ
ィング板と、上記ローディング板を摺動変位させる駆動
源と、上記カム溝に係合する案内ローラーを有し、上記
ローディング板の摺動に対して該案内ローラーが屈曲部
を通過することによって回動し、上記トレイ駆動部材を
回動させる回動板とを含み、上記ローディング板および
回動板には、さらに、上記案内ローラーがカム溝の一方
の壁面で駆動されている状態から他方の壁面で駆動され
る状態に切換わる区間において、回動板の遊動範囲を規
制する遊動規制部材を備える。
〔作 用〕
上記の構成によれば、再生手段を搭載する昇降シャー
シとともに、トレイ駆動部材がトレイの積層方向に変位
して、所望とするトレイに収納されたディスクを取り出
して再生可能とする、いわゆるオートチェンジ可能なデ
ィスク再生装置において、トレイの取り出しおよび収納
を行うトレイ駆動部材を回動させるために、該トレイ駆
動部材に連動する回動板を設け、この回動板の回動を、
ローディング板に形成されたカム溝の屈曲部を該回動板
に立設した案内ローラーが摺動することによって実現し
ている。
したがって、案内ローラーは、カム溝の一方の壁面で
駆動されてゆき、前記屈曲部に到達すると、他方の壁面
で駆動されることになり、このような駆動壁面の切換わ
り時には、回動板は遊動可能な状態となるので、その遊
動範囲を遊動規制部材によって規制する。これによっ
て、トレイ搬送中に外部から振動や衝撃等の外乱が加わ
っても、回動板に前記遊動範囲を超える不所望な回動が
生じず、案内ローラーとカム溝との係合が確実に保持さ
れ、ひいてはトレイ駆動部材がトレイを確実に駆動する
ことができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第12図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
本実施例に係るディスク再生装置は、第1図に示すよ
うに、平板状の底板1aと断面コ字形の枠板1bとからなる
メインシャーシ1を有している。メインシャーシ1内に
は、マガジン装着開口部1cを通じて、ディスク収納手段
としてのディスクマガジン31が着脱されるようになって
いる。
上記のディスクマガジン31は、第2図および第3図に
示すように、マガジンケース32内に、記録媒体であるデ
ィスク33が載置される複数のディスク収納トレイ(以
下、トレイと称する)34…が所定ピッチで上下方向に配
されたものとなっている。複数のトレイ34…は、図示し
ない同一の支軸により水平状態に、且つ回動自在に支持
されている。従って、トレイ34…は、マガジンケース32
のトレイ取出し口32aを通じて、マガジンケース32内か
ら外方への回動によるディスク33の取出し動作と、マガ
ジンケース32内への回動によるディスク33の収納動作と
を行い得るようになっている。また、マガジンケース32
には、第1図に示すように、後述のトレイ駆動フック4
を挿入してトレイ34を押し出すための複数のフック挿入
孔32b…が、各トレイ34…の位置に対応して形成されて
いる。
上記のメインシャーシ1内には、第4図なしし第6図
に示すように、一方の側面にシフトプレート6が配さ
れ、他方の側面にシフトプレート7が配され、マガジン
装着開口部1cとは反対側の部位には、昇降シャーシ5が
配されている。シフトプレート6・7は、メインシャー
シ1の側面の左右方向、即ちA−B方向へ摺動可能に設
けられている。
上記のシフトプレート6には、A方向に向かって段階
的に上昇する昇降駆動案内孔6aが形成され、この昇降駆
動案内孔6aの上方には、2個の摺動案内孔6b・6cが水平
方向に形成されている。また、シフトプレート6には、
A方向へ延びた部位にスリット6dが形成され、メインシ
ャーシ1の上面側で水平方向に屈曲された部位にピン保
持溝6eが形成されている。上記のスリット6dの近傍に
は、スリット6dの位置を検出する図示しない光センサが
設けられている。この光センサは、シフトプレート6・
7の位置を検出するものであり、この検出結果に基づい
て、シフトプレート6・7により支持されている昇降シ
ャーシ5の高さ位置、即ち後述のトレイ駆動フック4が
ディスクマガジン31の何れのトレイ34との対応位置にあ
るかを検知し得るようになっている。
一方、シフトプレート7には、シフトプレート6の昇
降駆動案内孔6aと同一形状を有し、B方向へ向かって段
階的に上昇する昇降駆動案内孔7a・7bが形成されてい
る。昇降駆動案内孔7aは、シフトプレート7のA方向側
端部に形成され、昇降駆動案内孔7bは、B方向側端部に
形成されている。また、これら昇降駆動案内孔7a・7bに
は、2個の摺動案内孔7c・7dが水平方向に形成されてい
る。また、シフトプレート7は、メインシャーシ1の上
面側へ水平方向に屈曲された横設部7eを有し、この横設
部7eには、A−B方向へ延びるラックギヤ部7fが形成さ
れている。さらに、横設部7eにおけるB方向側端部には
ピン保持溝7gが形成されている。
上記の各昇降駆動案内孔6a・7a・7bには、昇降シャー
シ5に設けられた案内ピン5a・5b・5cが個々に配され、
これによって昇降シャーシ5が水平に保持されている。
上記の案内ピン5a・5b・5cは、メインシャーシ1に形成
された上下方向に延びる各昇降案内孔1h・1i・1jを介し
て昇降駆動案内孔6a・7a・7bに個々に配されている。こ
れにより、昇降シャーシ5が水平方向の一定位置におい
て、シフトプレート6・7の移動により上下方向の移
動、即ち昇降動作を行い得るようになっている。また、
各摺動案内孔6b・6c・7c・7dには、メインシャーシ1に
設けられた案内突片1d・1e・1f・1gが個々に配され、こ
れによって、シフトプレート6・7がA−B方向へ直線
的に摺動し得るようになっている。
シフトプレート6のピン保持溝6eおよびシフトプレー
ト7のピン保持溝7gには、連結板8に設けられた係合ピ
ン8a・8bが個々に配されている。係合ピン8aは、連結板
8の一端部に設けられ、係合ピン8bは他端部に設けら
れ、連結板8は、メインシャーシ1上に立設された支持
ピン1kにより回動自在に支持されている。上記の構造に
より、シフトプレート6とシフトプレート7とが相互に
反対方向へ連動し得るようになっている。
昇降シャーシ5には、図示しない再生手段が設けられ
ている。この再生手段は、ターンテーブルおよび光ピッ
クアップ等からなり、ディスクマガジン31内からトレイ
駆動フック4によってトレイ34と共に再生装置へ取り出
されたディスク33を再生するようになっている。
また、メインシャーシ1の上面には、第1図に示すよ
うに、駆動機構取付け板9が設けられている。この駆動
機構取付け板9は、メインシャーシ1との間に空間を確
保した台状をなし、メインシャーシ1上のマガジン装着
開口部1c側に図示しないネジにより取り付けられてい
る。この駆動機構取付け板9には、上面側に、シフトプ
レート駆動モータ10と、駆動源であるローディング板駆
動モータ11とが取り付けられている一方、下面側に、ギ
ヤ12・13と、図示しないプーリとベルトとが設けられ、
上記シフトプレート駆動モータ10の回転力がギヤ12に伝
達される一方、ローディング板駆動モータ11の回転力が
ギヤ13に伝達されるようになっている。
また、メインシャーシ1の上面には、第7図および第
8図に示すように、ローディング板2と、スライド板14
とがA−B方向へ摺動可能に設けられている。
上記のローディング板2には、シフトプレート7のラ
ックギヤ部7fと対向してA−B方向に延びるラックギヤ
部2aと、途中内方に屈曲したカム溝2bと、ピン貫通溝2c
と、A−B方向に水平に延びる案内溝2dとが形成されて
いる。一方、スライド板14には、このスライド板14に対
して上下方向に突起して形成された係合ピン14aと、下
方に突起して形成された係合ピン14bとが立設されてお
り、上記係合ピン14aの上部がローディング板2の案内
溝2dに係合される一方、係合ピン14aの下部が、メイン
シャーシ1にA−B方向に水平に延びて形成された案内
溝1mに係合され、また、係合ピン14bがメインシャーシ
1にA−B方向に水平に延びて形成された案内溝1nに係
合されることで、ローディング板2とスライド板14とが
A−B方向へ直線的に摺動し得るようになっている。
また、上記ローディング板2のカム溝2bには、回動板
としてのフック駆動板3に設けられた案内ピン3fの下端
部に挿通された案内ローラー3aが遊貫されている。上記
フック駆動板3は、第8図および第9図に示すように、
メインシャーシ1に立設されてピン貫通溝2cに貫通した
支軸3bによりC−D方向に回動自在に支持されていると
共に、駆動機構取付け板9のスプリング係合部9aに係合
して設けられた圧着スプリング15が案内ピン3fに当接さ
れることで、C方向への回動が圧着スリング15により付
勢されるようになっている。また、フック駆動板3に
は、上下方向に延びる連結棒3cが設けられ、この連結棒
3cの上端部と支軸3bの上端部との間には、連結補助板3d
が設けられている。連結棒3cの下方には、昇降シャーシ
5と共に昇降するトレイ駆動部材としてのトレイ駆動フ
ック4が設けられている。このトレイ駆動フック4に
は、第7図に示すように、下面側に案内ピン4aが突設さ
れている。この案内ピン4aは、トレイ駆動フック4の回
動動作の補助のために昇降シャーシ5に設けられた案内
片5dの円弧状の案内溝5eに遊貫されている。
上記の構造により、ローディング板2の移動に伴い、
カム溝2bに駆動されてフック駆動板3がC−D方向に回
動し、この動作が連結棒3cを介してトレイ駆動フック4
に伝達されて、トレイ駆動フック4が回動するようにな
っている。また、トレイ駆動フック4は、メインシャー
シ1の側面に形成された作動窓1lから突出して配され、
メインシャーシ1に装着されたディスクマガジン31に対
して、上記の回動動作により、マガジンケース32のフッ
ク挿入孔3bからマガジンケース32内へ挿入されて、所定
のトレイ34を押し出し、且つ収納するようになってい
る。従って、昇降シャーシ5、即ちトレイ駆動フック4
を上下方向に案内する昇降駆動案内孔6a・7a・7bの階段
形状における各段と上下方向に形成された各フック挿入
孔32b…とが対応するようになって設定されている。
さらに、上記ローディング板2のピン貫通溝2oの内周
面の一部からは、該ローディング板2の上方側へ屈曲さ
れて形成された2個の規制凸部2e・2eが立設されてお
り、これら規制凸部2e・2eが、フック駆動板3の下面に
突設された各規制ピン3e・3eと当接することにより、フ
ック駆動板3のC−D方向への遊動範囲が規制されるよ
うになっている。そして、上記のローディング板2に設
けられた規制凸部2e・2e、およびフック駆動板3の下面
に突設された規制ピン3e・3eによって遊動規制部材が構
成されている。
上記の構成において、本ディスク再生装置によりディ
スク33の再生を行う場合には、ディスクマガジン31がマ
ガジン装着開口部1cからメインシャーシ1の所定位置に
装着される。
次に、シフトプレート駆動モータ10が回転し、この回
転が図示しないプーリ、ベルト、およびギヤ12を介して
シフトプレート7に伝達され、シフトプレート7がA−
B方向へ摺動する。そして、このシフトプレート7の摺
動動作は、連結板8を介してシフトプレート6に伝達さ
れ、シフトプレート6がシフトプレート7とは反対の方
向に摺動する。上記の各シフトプレート6・7の摺動に
より、昇降シャーシ5が昇降駆動案内孔6a・7a・7bに案
内されて段階的に昇降し、これに伴ってトレイ駆動フッ
ク4が段階的に昇降する。このようにしてトレイ駆動フ
ック4がマガジンケース32の所定のトレイ取出し口32a
との対応位置に配される。
次に、ローディング板駆動モータ11が回転し、この回
転が図示しないプーリ、ベルト、およびギヤ13を介して
ローディング板2に伝達され、ローディング板2がA−
B方向へ摺動する。
上記のローディング板2の摺動動作により、フック駆
動板3がカム溝2に案内されてC方向に回動すると、こ
れに伴い、トレイ駆動フック4がC方向へ回動して、第
1図に示すマガジンケース32のフック挿入孔32bからマ
ガジンケース32内へ挿入され、所定のディスク33が載置
されたトレイ34がトレイ駆動フック4によって押され
る。これによって、上記のトレイ34が外方へ回動してマ
ガジンケース32のトレイ取出し口32aから取り出され、
昇降シャーシ5側の再生位置いに装填される。その後、
トレイ34上のディスク33が図示しないターンテーブルに
て回転され、ディスク33の再生が行われる。一方、ディ
スク33を載置したトレイ34がマガジンケース32内へ収納
される際には、フック駆動板3カム溝2bに案内されてD
方向に回動し、これに伴い、トレイ駆動フック4がD方
向へ回動してトレイ34をD方向へ押す。これにより、ト
レイ34が回動してマガジンケース32のトレイ取出し口32
aからマガジンケース32へ収納される。
また、上記のようなローディング板2の摺動動作に伴
うフック駆動板3の回動動作において、ローディング板
2が第10図に示す状態から第11図に示す状態に移行する
際、案内ローラー3aがカム溝2bの屈曲部分を通過するに
あたって、案内ローラー3aがカム溝2bの一方の壁面で駆
動されている状態から他方の壁面で駆動される状態に切
換わる該第11図で示す状態では、ローディング板2のピ
ン貫通溝2cに形成された規制凸部2e・2eと、フック駆動
板3に形成された規制ピン3e・3eとが、各々、当接し
て、フック駆動板3の遊動範囲が規制される。このた
め、第11図に示す不安定な増体で、外部から振動や衝撃
等の外乱が加わった場合であっても、ローディング板2
のカム溝2bとフック駆動板3の案内ローラー3aとは、的
確な係合状態を保って、第11図に示す状態から第12図に
示す状態に移行して、トレイ駆動フック4の確実な駆動
を促すようになっている。
〔発明の効果〕
本発明に係るディスク再生装置は、以上のように、ト
レイが積層配置されたディスク収納手段から、所望とす
るディスクを選択的に取り出して再生可能とする、いわ
ゆるオートチェンジ可能なディスク再生装置において、
トレイの取り出しおよび収納を行うトレイ駆動部材を回
動させる回動板の回動を、ローディング板に形成された
カム溝の屈曲部を該回動板に立設した案内ローラーが摺
動することによって実現し、かつ案内ローラーの駆動が
カム溝の一方の壁面から他方の壁面に切換わる該回動板
の不安定時には、その遊動範囲を遊動規制部材によって
規制する。
それゆえ、トレイ搬送中に外部から振動や衝撃等の外
乱が加わっても、回動板に前記遊動範囲を超える不所望
な回動が生じず、案内ローラーとカム溝との係合が確実
に保持され、ひいてはトレイ駆動部材がトレイを確実に
駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図はディスク再生装置の要部を示す分解斜視図であ
る。 第2図はマガジンケースを示す斜視図である。 第3図はマガジンケースから取り出されたトレイとディ
スクとを示す斜視図である。 第4図はトレイを取り出し収納する機構を示す正面図で
ある。 第5図は同平面図である。 第6図は同背面図である。 第7図はトレイ駆動フック付近の構造を示す概略の平面
図である。 第8図はトレイ駆動フック付近の構造を示す概略の断面
図である。 第9図はフック駆動板を示す拡大平面図である。 第10図ないし第13図は、各々、ローディング板とフック
駆動板との動作関係を示す概略の平面図である。 第13図ないし第18図は従来例を示すものである。 第13図はマガジンケースを示す斜視図である。 第14図はマガジンケースから取り出されたトレイとディ
スクとを示す斜視図である。 第15図ないし第17図は、各々、ローディング板とフック
駆動板との動作関係を示す概略の平面図である。 第18図はフック駆動板がローディング板のカム溝に対し
てロックした状態を示す平面図である。 1はメインシャーシ、2はローディング板、2aはラック
ギヤ部、2bはカム溝、2eは規制凸部、3はフック駆動板
(回動板)、3aは案内ローラー、3eは規制ピン、4はト
レイ駆動フック(トレイ駆動部材)、5は昇降シャー
シ、5a・5b・5cは案内ピン、6はシフトプレート、6a・
7a・7bは昇降駆動案内孔、7はシフトプレート、7fはラ
ックギヤ部、9は駆動機構取付け板、10はシフトプレー
ト駆動モータ、11はローディング板駆動モータ(駆動
源)、12・13はギヤ、14はスライド板、15は圧着スプリ
ング、31はディスクマガジン(ディスク収納手段)、32
はマガジンケース、32bはフック挿入孔、33はディス
ク、34はトレイである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個々にディスクを収容する複数のトレイが
    積層配置されて構成されるディスク収納手段に対して、
    再生手段を搭載する昇降シャーシの昇降変位に連動して
    トレイ駆動部材が積層方向に変位され、かつ該トレイ駆
    動部材が回動することによって、所望とするトレイが該
    トレイに平行な面上で揺動変位し、取り出されて上記再
    生手段の演奏位置に装填され、または上記演奏位置から
    上記ディスク収納手段の所定の収納位置へ収納されるデ
    ィスク再生装置において、 屈曲したカム溝を有し、摺動変位可能なローディング板
    と、 上記ローディング板を摺動変位させる駆動源と、 上記カム溝に係合する案内ローラーを有し、上記ローデ
    ィング板の摺動に対して該案内ローラーが屈曲部を通過
    することによって回動し、上記トレイ駆動部材を回動さ
    せる回動板とを含み、 上記ローディング板および回動板には、さらに、上記案
    内ローラーがカム溝の一方の壁面で駆動されている状態
    から他方の壁面で駆動される状態に切換わる区間におい
    て、回動板の遊動範囲を規制する遊動規制部材を備える
    ことを特徴とするディスク再生装置。
JP34018190A 1990-11-30 1990-11-30 ディスク再生装置 Expired - Fee Related JP2636964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34018190A JP2636964B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34018190A JP2636964B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ディスク再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04209358A JPH04209358A (ja) 1992-07-30
JP2636964B2 true JP2636964B2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=18334499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34018190A Expired - Fee Related JP2636964B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2636964B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04209358A (ja) 1992-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06259865A (ja) ディスク再生装置
JP2939092B2 (ja) ディスク再生装置
US6208606B1 (en) Disc reproducing apparatus
US5636199A (en) Automatic disc changer for retrieving a lowermost disc from a stack of stored discs and returning the disc to the top of the stack
KR0156305B1 (ko) 디스크 재생 장치
JP2636964B2 (ja) ディスク再生装置
US5991245A (en) Reproducing apparatus for recorded medium
JPH06259864A (ja) ディスク再生装置
JPH06259869A (ja) ディスク再生装置
US6058096A (en) Reproducing apparatus for recording medium
JP3457486B2 (ja) ディスクチェンジャー
JP2617032B2 (ja) ディスク再生装置
JP3354403B2 (ja) マルチディスクプレーヤ
JP2002093020A (ja) ディスクチェンジャー
JP3660975B2 (ja) マルチディスクプレーヤのディスク位置ずれ防止機構
JP2521225Y2 (ja) 昇降機構
JP3363939B2 (ja) ディスク再生装置
JPH0438755A (ja) ディスク再生装置
JPH07201122A (ja) ディスク再生装置
JPH04216365A (ja) ディスク再生装置
KR950010965B1 (ko) 콤팩트 디스크 오토체인저 플레이어
JPH0589584A (ja) デイスク再生装置
JP3660976B2 (ja) マルチディスクプレーヤのディスククランプ機構
JP2942492B2 (ja) ディスク移送装置
JP2942493B2 (ja) ディスク移送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees