JPH10197264A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置

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JPH10197264A
JPH10197264A JP463997A JP463997A JPH10197264A JP H10197264 A JPH10197264 A JP H10197264A JP 463997 A JP463997 A JP 463997A JP 463997 A JP463997 A JP 463997A JP H10197264 A JPH10197264 A JP H10197264A
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JP463997A
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Inventor
Hideaki Hirano
英明 平野
Shoichiro Morita
祥一郎 森田
Yoshihiro Abe
義裕 阿部
Kenji Nishimura
賢二 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Xanavi Informatics Corp
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Publication of JPH10197264A publication Critical patent/JPH10197264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが自動車を運転している最中であって
も、現在位置近辺にある登録地をユーザに知らせること
ができる車載用ナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】地図データを記憶したCD−ROM15
と、各種センサ11〜13を基に車両の現在位置を算出
し、ドライバ16を介して現在位置周辺の地図データを
CD−ROM15から読み取るマイクロプロセッサ24
と、現在位置周辺の地図を現在位置と共にディスプレイ
17に表示する表示プロセッサ23と、音発生装置28
と、を備える。マイクロプロセッサ24は、ユーザの指
示に従って地図上の任意の地点を登録地として設定する
機能と、現在位置から所定範囲内にある登録地を検出す
る機能を有する。音発生装置28は、マイクロプロセッ
サ24で登録地が検出されると、スピーカ27からアラ
ーム音を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載さ
れ、自動車の現在位置、およびその周辺の地図を表示す
る車載用ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路上を走行する車両の現在位置を算出
して、これを液晶ディスプレイなどの画面上に表示する
とともに、目的地に向かって車両が進行すべき道路であ
る誘導経路を表示する車載用ナビゲーション装置が知ら
れている。
【0003】この装置において、該車両の現在位置は、
ジャイロ等の方位センサにより測定した車両の進行方向
と、車速センサまたは距離センサにより測定した車両の
進行距離とに基づいて算出される。
【0004】また、車両の進行距離は、通常、トランス
ミッションの出力軸などの回転数を計測し、その回転数
にタイヤ1回転あたりに車両が進む距離である距離係数
を乗ずることで求められる。
【0005】さらに、この装置において、得られた車両
の進行方向と進行距離とから求めた現在位置の誤差を補
正する技術が知られている。たとえば、特開昭63−1
48115号公報には、走行距離および方位変化量によ
り定まる車両の推定位置と、道路地図との誤差を基に誤
差量を得て、推定位置を中心とする誤差量の範囲内に位
置するすべての道路上に対応させて、推定位置を自己位
置として登録し、登録した推定位置の各道路に対する相
関係数を算出して、道路に対する誤差が最も少ないこと
を示す相関係数に関連する推定位置を現在位置とする技
術が記載されている。
【0006】従来の車載用ナビゲーション装置は、この
ようにして得られた現在位置周辺の地図データをCD−
ROM等の地図データベースから読み出して、この地図
データで特定される地図を、液晶ディスプレイなどの画
面上に表示するとともに、現在位置を示す印(たとえ
ば、矢印)を、画面上に表示されている地図の対応する
位置に重ねて表示している。
【0007】ところで、従来の車載用ナビゲーション装
置には、施設や場所などを登録地として予め設定するこ
とができる機能を備えたものがある。
【0008】該機能を備えた車載用ナビゲーション装置
では、登録地の位置が画面上に表示されている地図上に
ある場合に、該登録地を画面上に表示されている地図上
の対応する位置にマーク表示したり、名称表示したりす
ることができるようにしてある。
【0009】このようにすることで、ユーザは、よく利
用する施設などを予め登録地として設定しておくことに
より、該施設の位置を画面上に表示された地図から得る
ことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の登録地設定機能を備えたナビゲーション装置では、
登録地を画面表示しているため、ユーザは、自動車を運
転している最中に、登録地の位置を確認することが困難
であるという問題がある。
【0011】このため、たとえば、現在位置から目的地
までの誘導経路の途中に、登録地があるような場合、ユ
ーザは、画面表示されている登録地に気づかずに、通過
してしまうことがあった。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、ユーザが自動車を運転してい
る最中であっても、現在位置近辺にある登録地の存在を
ユーザに知らせることができる車載用ナビゲーション装
置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、道路、施設などを含む地図に関するデー
タを記憶した地図データ記憶手段と、車両の現在位置を
算出する現在位置算出手段と、前記現在位置算出手段で
算出した車両の現在位置周辺の地図に関するデータを前
記地図データ記憶手段から読み出して、当該読み出した
データによって特定される地図を当該車両の現在位置と
ともに表示する表示手段と、を備える車載用ナビゲーシ
ョン装置であって、操作者の指示にしたがい、地図上の
任意の地点を登録地として設定する登録地設定手段と、
前記登録地が前記現在位置算出手段で算出した車両の現
在位置から所定範囲内にあるか否かを判断する判断手段
と、前記判断手段により、前記登録地が前記現在位置算
出手段で算出した車両の現在位置から所定範囲内にある
と判断された場合に、その旨を音で操作者に知らせる告
知手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】本発明では、現在位置近傍に登録地がある
場合に、その旨を音で操作者に知らせている。したがっ
て、本発明によれば、操作者は、表示画面を見ることな
く、現在位置近傍に登録地があることを知ることができ
る。
【0015】ここで、前記登録地設定手段は、操作者の
指示にしたがい、前記登録地について音の種類を設定す
る機能を有することが好ましい。
【0016】また、前記告知手段は、前記現在位置算出
手段で算出した車両の現在位置から所定範囲内にあると
判断された前記登録地について、前記登録地設定手段で
設定した当該登録地の音の種類に応じた音で、操作者に
知らせることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態である車載用ナ
ビゲーション装置の概略構成図、図2は図1に示すマイ
クロプロセッサ24の機能ブロック図である。
【0019】本実施形態の車載用ナビゲーション装置1
0は、図1に示すように、角速度センサ11と、方位セ
ンサ12と、車速センサ13と、ディスプレイ17と、
入力装置14と、CD−ROM15と、CD−ROM読
み取りドライバ16と、コントローラ18と、スピーカ
27と、を備えている。
【0020】角速度センサ11は、車両のヨーレイトを
検出することで進行方位変化を検出する。
【0021】方位センサ12は、地磁気を検出すること
で車両の進行方位を検出する。
【0022】車速センサ13は、車両のトランスミッシ
ョンの出力軸の回転に比例した時間間隔でパルスを出力
する。
【0023】ディスプレイ17は、現在位置周辺の地図
や、現在位置等を示すマークなどを表示する。
【0024】入力装置14は、ディスプレイ17に表示
する情報の入力や画面の切換などの指令をユーザ(運転
者)から受け付ける。入力装置14は、スイッチ類や、
ディスプレイ17の表示画面を用いたタッチパネル、ジ
ョイスティックなどで構成される。
【0025】CD−ROM15には、デジタル地図デー
タが記憶されている。CD−ROM15に記憶されたデ
ィジタル地図データには、複数の線分の端部を示す座標
から構成される道路データ、該道路の道幅を示す道路幅
データ、道路に沿って位置するレストラン、コンビニエ
ンスストア、ガソリンスタンドなどの店舗、並びに、公
共施設などの名称、位置(座標)などを示す施設データ
などが含まれる。
【0026】CD−ROM読み取りドライバ16は、C
D−ROM15から地図データを読みだす。
【0027】コントローラ18は、上述した各周辺装置
の動作の制御を行うためのものであり、A/D変換器1
9、20と、カウンタ26と、パラレルI/O21と、
DMA(Direct Memory Access)コントローラ22と、
マイクロプロセッサ24と、メモリ25と、表示プロセ
ッサ23と、音発生装置28と、を有する。
【0028】A/D変換器19は、角速度センサ11の
信号(アナログ)をデジタル信号に変換する。
【0029】A/D変換器20は、方位センサ12の信
号(アナログ)をデジタル信号に変換する。
【0030】カウンタ26は、車速センサ13から出力
されるパルス数を0.1秒毎にカウントする。
【0031】パラレルI/O21は、入力装置14から
の入力信号を受け付ける。
【0032】DMA(Direct Memory Access)コントロ
ーラ22は、CD−ROM15から読みだされた地図デ
ータを転送する。
【0033】メモリ25は、本実施形態の車載用ナビゲ
ーション装置10の動作させるのに必要なプログラムや
後述するマイクロプロセッサ24での演算結果を記憶す
る。
【0034】表示プロセッサ23は、ディスプレイ17
を制御して、ディスプレイ17の画面上に地図画像を表
示させる。
【0035】音発生装置28は、スピーカ27から複数
種のアラーム音を出力する。
【0036】マイクロプロセッサ24は、メモリ25に
記憶されたプログラムに従って、本実施形態の車載用ナ
ビゲーション装置10の動作させるのに必要な処理を実
行する。
【0037】マイクロプロセッサ24は、図2に示すよ
うに、現在位置算出部31と、入力信号受付/解析部3
2と、目的地/経由地設定部33と、誘導経路算出部3
4、登録地設定部35と、地図読込指示部36と、登録
地検出部37と、を有している。
【0038】現在位置算出部31は、A/D変換器19
を介して得た角速度センサ11の信号、A/D変換器2
0を介して得た方位センサ12の信号、カウンタ26が
カウントした車速センサ13の出力パルス数およびDM
Aコントローラ22を介して得たCD−ROM15から
の地図データに基づき、車両の現在位置を算出する。
【0039】入力信号受付/解析部32は、パラレルI
/O21を介して送られてきた、入力装置14に入力さ
れたユーザの指示を判断して、各部にその旨を知らせる
とともに、必要な処理の実行を指示する。
【0040】目的地/経由地設定部33は、入力信号受
付/解析部32からの指示に応答して作動し、車両が最
終的に到達すべき行き先である目的地、および、それに
至るまでに経由する経由地を設定する。
【0041】誘導経路算出部34は、現在位置算出部3
1で算出した現在位置から、目的地/経由地設定部33
で設定した経由地を経由して、同じく目的地/経由地設
定部33で設定した目的地までの誘導経路を決定する。
経路の決定には、ダイクストラ法などを用いる。
【0042】登録地設定部35は、ユーザが入力装置1
4を用いて指定した施設や場所などを登録地として設定
する。また、入力装置14に入力されたユーザの指示に
したがい、設定した登録地を表すマークや、アラーム音
を設定する。
【0043】尚、登録地設定部35で設定した登録地に
関するデータや、目的地/経由地設定部33で設定され
た目的地、経由地は、メモリ25や、マイクロプロセッ
サ24内の図示していないバッファ等に格納される。
【0044】登録地検出部37は、登録地設定部35で
設定された登録地の中から、現在位置算出部31で算出
した現在位置から所定範囲内(たとえば、半径200m
以内)にある登録地を検出する。
【0045】地図読込指示部36は、DMAコントロー
ラ22を介してCD−ROM読み取りドライバ16と接
続されている。地図読込指示部36は、ディスプレイ1
1の画面に表示すべき地図データを読み取るための指示
を、CD−ROM読み取りドライバ16に与える。そし
て、CD−ROM読み取りドライバ16からの地図デー
タを受け入れる。
【0046】マイクロプロセッサ24が備える各部の機
能は、マイクロプロセッサ24が、メモリ25に記憶さ
れた所定のプログラムを実行することで、実現される。
【0047】次に、本実施形態の車載用ナビゲーション
装置10の動作について説明する。
【0048】図3は本実施形態の車載用ナビゲーション
装置の動作を概略的に示すフロー図である。
【0049】ステップ301では、車両の進行方位及び
進行距離を算出する。
【0050】これ等の算出処理は、一定周期、たとえ
ば、100msごとに、現在位置算出部31が以下の処理
を実行することで行われる。
【0051】先ず、A/D変換器19を介して送られて
きた角速度センサ11の出力値と、A/D変換器20を
介して送られてきた方位センサ12の出力値とを読み込
む。そして、この方位センサ12の出力値により算出さ
れた絶対方位と角速度センサ11から出力される方位変
化(角速度出力)とを用いて、車両の推定方位を決定す
る。
【0052】上述した方位の決定は、たとえば、長い時
間、車速が低い時には、角速度センサ11の誤差が大き
いため、一定時間以上車速が低い場合には、方位センサ
12の方位のみを利用するという方法により行う。
【0053】次に、車速センサ13が出力するパルス数
を、0.1秒毎にカウンタ26で計数し、その計数値を
読み込む。この読み込んだ値に、距離係数を乗算するこ
とで、所定周期に進んだ距離を求める。
【0054】次いて、上記のようにして求めた所定周期
あたりの進行距離値を、前回得られた値に積算して、車
両の進行距離が、ある所定の距離に達したか否かを調べ
る。所定の距離に満たない場合には、再度上記の処理を
繰り返す。
【0055】一方、車両の進行距離が所定の距離に達し
ている場合には、その時点での進行方向と進行距離とを
出力し、さらに、積算距離を初期化して、新たに進行距
離の積算を開始する。
【0056】ステップ302では、現在位置算出部31
は、ステップ301で算出された車両の進行方位及び距
離を基に車両の現在位置を求める。
【0057】ステップ302の処理は、車両が所定の距
離だけ進行し、ステップ301において、車両の進行方
位および進行距離が得られた場合に実行される。
【0058】先ず、ステップ301にて得られた進行方
位および進行距離を読み込み、それらの値に基づいて、
車両の移動量を緯度経度方向、別々に、それぞれ求め
る。
【0059】次に、これらの各方向における移動量を、
前回の現在位置算出で得られた値に加算して、現在位置
を求める。もし装置の始動直後など、前回の現在位置算
出で得られた値が存在しない場合には、別途設定された
位置を、前回得られた値として用いて現在位置を求め
る。
【0060】ステップ303では、表示プロセッサ23
は、ステップ302で得られた車両の現在位置を、その
周辺に位置する登録地などともに、地図に重ね合わせて
ディスプレイ17の画面上に表示する。
【0061】先ず、地図読込指示部36は、ステップ3
02で得られた現在位置の画面上での表示位置、画面に
表示する地図の縮尺などを基に、ディスプレイ17に表
示すべき地図領域を決定する。
【0062】次に、地図読込指示部36は、決定した地
図領域にある地図データをCDーROM15から読み取
るための指示を、DMAコントローラ22を介して、C
D−ROM読み取りドライバ16に出力する。これを受
けて、CD−ROM読み取りドライバ16は、上記決定
した地図領域にある地図データをCDーROM15から
読み取る。
【0063】次に、表示プロセッサ23は、CDーRO
M15から読み取った地図データで特定される、主な道
路や、地名、施設等が示された地図を、ディスプレイ1
7の画面上に表示するとともに、現在位置を示すマーク
を、当該地図上の対応する位置に重ねて表示する。ま
た、誘導経路算出部34により誘導経路が求められてい
る場合は、当該経路を当該地図上の対応する位置に重ね
て表示する。
【0064】さらに、表示プロセッサ23は、目的地/
経由地設定部33で設定された目的地や経由地、あるい
は登録地設定部37で設定された登録地が、ディスプレ
イ17の画面上に表示する地図領域内に存在する場合、
これ等を当該地図上の対応する位置に重ねて表示する。
【0065】図4は図3に示すステップ303によっ
て、ディスプレイ17に表示された画面の一例を説明す
るための図である。図4に示す例では、地図上に、現在
位置が矢印Aで、また、誘導経路が太線Bで、重ねて表
示されている。
【0066】また、画面表示されている地図領域内にあ
る登録地(ここでは、レストランCとレストランD)
が、地図上の対応する位置にマーク表示されている。
【0067】尚、登録地を示すマークは、登録地設定部
35に登録地を設定する際に、メモリ25などに予め用
意された複数種のマークの中から任意のマークをユーザ
に選択させることで決定するようにすればよい。
【0068】このようにすることで、ユーザは、よく利
用する施設などを、予め登録地として設定しておくこと
により、該施設の位置を画面上に表示された地図から得
ることができる。
【0069】ステップ304では、現在位置近傍に登録
地がある場合に、その旨をアラームを用いてユーザに知
らせる。
【0070】先ず、登録地検出部37は、ステップ30
2で算出された現在位置から所定範囲内(たとえば、半
径200m以内)にある登録地を、登録地設定部35で
設定された登録地の中から検索する(ステップ304
a)。
【0071】次に、登録地検出部37は、検索した結
果、所定範囲内に登録地が存在するか否か判断する(ス
テップ304b)。存在しない場合は、ステップ302
での処理を終了する。一方、存在する場合は、検索した
登録地のアラームの種類を示すデータを音発生装置28
に送信する(ステップ304c)。
【0072】尚、登録地のアラームの種類は、登録地設
定部35に登録地を設定する際に、音発生装置28で生
成することができるアラームの種類の中からから任意の
アラームの種類をユーザに選択させることで決定するよ
うにすればよい。
【0073】次に、音発生装置28は、登録地検出部3
7から送られてきたデータによって特定されるアラーム
を、スピーカ27から出力する(ステップ304d)。
【0074】このようにすることで、ユーザは、ディス
プレイ17を見ることなく、現在位置近傍に登録地があ
ることを知ることができる。
【0075】このため、たとえば、現在位置から目的地
までの誘導経路の途中に登録地があるような場合に、ユ
ーザは、運転中であっても、登録地の存在を知ることが
できる。
【0076】次に、本実施形態の車載用ナビゲーション
装置において、登録地を設定する際の処理について説明
する。
【0077】上述したように、本実施形態の車載用ナビ
ゲーション装置では、ユーザがよく利用する施設や、よ
く行く地名を登録地として設定することができる。本実
施形態では、登録地の設定方法として、現在位置を登録
地に設定する場合と、ディスプレイ17に表示している
地図から登録地を設定する場合と、ディスプレイ17に
表示されたメニューを用いて登録地を設定する場合との
3つの方法を用いている。
【0078】先ず、現在位置を登録地に設定する場合の
処理について説明する。
【0079】図5は、現在位置を登録地に設定する場合
の処理を説明するためのフロー図である。
【0080】ステップ401では、入力信号受信/解析
部32は、入力装置14に、現在位置を登録地として設
定すべき旨の指示が入力されるのを待つ。この指示は、
入力装置14に設けられた所定のスイッチが押されたか
否かで判断するようにしてもよいし、入力装置14が備
えるタッチパネルとしての機能を利用して、ディスプレ
イ17に表示された所定の項目が選択されたか否かで判
断するようにしてもよい。
【0081】図6は、現在位置を登録地として設定すべ
き旨の指示を入力するための項目が、現在位置周辺の地
図と共に、ディスプレイ17に表示されている例を示し
ている。
【0082】図6に示す例では、現在位置を登録地とし
て設定すべき旨の指示を入力するための項目「地点登
録」がディスプレイ17の画面上に表示されている例を
示している。ユーザは、入力装置14が備えるタッチパ
ネルとしての機能を利用して、ディスプレイ17に表示
された項目「地点登録」を選択することで、現在位置を
登録地として設定すべき旨の指示を入力することができ
る。
【0083】ステップ401において、入力装置14
に、現在位置を登録地として設定すべき旨の指示が入力
された場合、入力信号受信/解析部32は、その旨を登
録地設定部35に知らせる(ステップ402)。
【0084】これを受けて、登録地設定部35は、現在
位置算出部31で算出された現在位置を取得する。そし
て、現在位置の地図データをCD−ROM15から読み
取るように、地図読込指示部36を介して、CD−RO
M読み取りドライバ16に指令を出す(ステップ40
3)。
【0085】次に、CD−ROM読み取りドライバ16
は、登録地設定部35からの指令にしたがい、現在位置
の地図データをCD−ROM15から読み取る(ステッ
プ404)。そして、読み取った地図データを、地図読
込指示部36を介して、登録地設定部35に送る。
【0086】次に、登録地設定部35は、CD−ROM
読み取りドライバ16から送られてきた地図データか
ら、現在位置の地名を取得する(ステップ405)。そ
して、現在位置を登録地として設定するとともに、取得
した地名を当該登録地の名称として設定する。
【0087】次に、表示プロセッサ23は、現在位置が
登録地として設定された旨をディスプレイ17に表示し
て(ステップ406)、このフローを終了する。
【0088】図7は、現在位置を登録地として設定した
旨がディスプレイ17に表示されている例を示してい
る。
【0089】図7に示す例では、画面上の所定の領域F
に、現在位置が登録地として設定された旨が表示されて
いるとともに、登録地の地名が表示されている例を示し
ている。
【0090】また、図7に示す例では、登録地が幾つ設
定されているかが分かるように表示している。この例に
おいて、「登録地8」とは、設定した登録地が8番目で
あることを示している。
【0091】次に、ディスプレイ17に表示している地
図から登録地を設定する場合の処理について説明する。
【0092】図8は、ディスプレイ17に表示している
地図から登録地を設定する場合の処理を説明するための
フロー図である。
【0093】ステップ501では、入力信号受信/解析
部32は、画面上に表示されている地図上の一部が選択
されるのを待つ。
【0094】本実施形態では、入力装置14(たとえ
ば、ジョイスティック)を用いて画面上に表示されてい
るカーソルを自由に移動することができるようにしてあ
る。ユーザは、カーソルを地図上の登録したい地点に移
動することで、地図上の一部を選択することができる。
【0095】図9は、カーソルを移動して、地図上の一
部を選択するための表示画面の一例を示している。
【0096】図9に示す例では、十字状のカーソルが地
図上に重ねて表示されているとともに、カーソルが示す
地点を登録地として設定するための項目「地点登録」が
表示されている例を示している。
【0097】ユーザは、入力装置14(たとえば、ジョ
イスティック)を用いてカーソルの十字が交差している
点を、登録したい地点に移動し、ディスプレイ17に表
示された項目「地点登録」を選択することで、カーソル
の十字が交差している点が示す地点を登録地として設定
することができる。
【0098】ステップ501において、画面上に表示さ
れている地図上の一部が選択された場合、入力信号受信
/解析部32は、その旨を登録地設定部35に知らせる
(ステップ502)。
【0099】これを受けて、登録地設定部35は、カー
ソルが示す地図上の位置を取得する。そして、当該位置
の地図データをCD−ROM15から読み取るように、
地図読込指示部36を介して、CD−ROM読み取りド
ライバ16に指令を出す(ステップ503)。
【0100】次に、CD−ROM読み取りドライバ16
は、登録地設定部35からの指令にしたがい、カーソル
が示す地図上の位置の地図データをCD−ROM15か
ら読み取る(ステップ504)。そして、読み取った地
図データを、地図読込指示部36を介して、登録地設定
部35に送る。
【0101】次に、登録地設定部35は、CD−ROM
読み取りドライバ16から送られてきた地図データか
ら、カーソルが示す地図上の位置の地名を取得する。そ
して、カーソルが示す地図上の位置を登録地として設定
するとともに、取得した地名を当該登録地の名称として
設定する(ステップ505)。
【0102】次に、表示プロセッサ23は、カーソルが
示す地図上の位置が登録地として設定された旨をディス
プレイ17に表示して(ステップ506)、このフロー
を終了する。
【0103】図10は、カーソルが示す地図上の位置を
登録地として設定した旨がディスプレイ17に表示され
ている例を示している。
【0104】図10に示す例では、画面上の所定の領域
Fに、カーソルが示す地図上の位置が登録地として設定
された旨が表示されているとともに、ステップ505で
当該登録地に対応付けられた地名が表示されている例を
示している。
【0105】また、図10に示す例では、登録地が幾つ
設定されているかが分かるように表示している。この例
において、「登録地7」とは、設定した登録地が7番目
であることを示している。
【0106】次に、ディスプレイ17に表示されたメニ
ューを用いて登録地を設定する場合の処理について説明
する。
【0107】図11は、ディスプレイ17に表示された
メニューを用いて登録地を設定する場合の処理を説明す
るためのフロー図である。
【0108】ステップ601では、入力信号受信/解析
部32は、入力装置14に、画面上にメニューを表示す
べき旨の指示が入力されるのを待つ。この指示は、入力
装置14に設けられた所定のスイッチが押されたか否か
で判断するようにしてもよいし、入力装置14が備える
タッチパネルとしての機能を利用して、ディスプレイ1
7に表示された所定の項目が選択されたか否かで判断す
るようにしてもよい。
【0109】ステップ601において、入力装置14
に、画面上にメニューを表示すべき旨の指示が入力され
た場合、入力信号受信/解析部32は、その旨を表示プ
ロセッサ23に知らせる(ステップ602)。
【0110】これを受けて、表示プロセッサ23は、デ
ィスプレイ17にメニューを表示する(ステップ60
3)。
【0111】図12は、ディスプレイ17の画面にメニ
ューが表示されている例を示している。図12に示す例
では、登録地を設定するための項目「登録地設定」や、
誘導経路を設定するための項目「ルート設定」などが表
示されている。
【0112】次に、入力信号受信/解析部32は、ユー
ザが、画面上に表示されたメニューから、登録地を設定
するための項目が選択されるのを待つ(ステップ60
4)。
【0113】ユーザは、入力装置14が備えるタッチパ
ネルとしての機能を利用して、ディスプレイ17に表示
されたメニューから任意の項目を選択することができ
る。
【0114】ステップ604において、登録地を設定す
るための項目が選択された場合、入力信号受信/解析部
32は、その旨を表示プロセッサ23に知らせる(ステ
ップ605)。これを受けて、表示プロセッサ23は、
登録地を新たに設定するのか、あるいは、既に設定され
ている登録地のマークやアラームを設定するのかを、ユ
ーザに選択させるための画面を表示する。そして、入力
信号受信/解析部32は、ユーザが登録地の新規設定を
選択するのを待つ。
【0115】図13に、ユーザに、登録地の新規設定、
および、既に設定されている登録地のマークやアラーム
の設定のいずれかを選択させるための、表示画面例を示
す。
【0116】図13に示す例では、既に設定されている
登録地の名称を、登録順に番号を付して表示していると
ともに、未だ登録地が設定されていない未設定の番号を
表示している。そして、ユーザが、未設定の番号を選択
した場合に、ユーザが登録地の新規設定を選択したもの
と判断し、既に設定されている登録地の名称を選択した
場合に、ユーザが既に設定されている登録地のマークや
アラームの設定を選択したものと判断している。
【0117】尚、ユーザが既に設定されている登録地の
マークやアラームの設定を選択した場合の処理について
は、後述する。
【0118】次に、表示プロセッサ23は、ユーザに登
録地の入力方法を指定させるためのサブメニューを表示
する(ステップ606)。
【0119】図14は、ディスプレイ17の画面に登録
地の入力方法を指定させるためのサブメニューが表示さ
れている例を示している。
【0120】図14に示す例では、地名を入力すること
で登録地を設定するための項目「地名」や、施設を入力
することで登録地を設定するための項目「施設」、緯度
経度を入力することで登録地を選択するための項目「緯
度経度」などが表示されている。
【0121】次に、入力信号受信/解析部32は、ステ
ップ606で選択された入力方法にしたがって、入力装
置14に入力されたデータを登録地設定部35に送信す
る(ステップ607)。
【0122】たとえば、図13において、項目「地名」
が入力された場合は、表示プロセッサ23を用いて、C
D−ROM15に記憶されている地名情報をディスプレ
イ17の画面上に一覧表示し、この中から任意の地名を
選択させる。そして、選択された地名を、登録地設定部
35に送信する。
【0123】また、たとえば、図13において、項目
「施設」が入力された場合は、表示プロセッサ23を用
いて、CD−ROM15に記憶されている施設情報をデ
ィスプレイ17の画面上に一覧表示し、この中から任意
の地名を選択させる。そして、選択された地名を、登録
地設定部35に送信する。
【0124】さらに、たとえば、図13において、項目
「緯度経度」が選択された場合は、入力装置14に直接
入力された緯度経度を、登録地設定部35に送信する。
【0125】次に、登録地設定部35は、入力信号受信
/解析部32から送られてきたデータに関連する地図デ
ータをCD−ROM15から読み取るように、地図読込
指示部36を介して、CD−ROM読み取りドライバ1
6に指令を出す(ステップ608)。
【0126】たとえば、ステップ607において、入力
装置14に入力されたデータが地名の場合、当該地名の
位置に関する地図データをCD−ROM15から読み取
るように、CD−ROM読み取りドライバ16に指令を
出す。
【0127】また、たとえば、ステップ607におい
て、入力装置14に入力されたデータが施設の場合、当
該施設の位置に関する地図データをCD−ROM15か
ら読み取るように、CD−ROM読み取りドライバ16
に指令を出す。
【0128】さらに、たとえば、ステップ607におい
て、入力装置14に入力されたデータが緯度経度の場
合、当該緯度経度によって特定される地名に関する地図
データをCD−ROM15から読み取るように、CD−
ROM読み取りドライバ16に指令を出す。
【0129】次に、CD−ROM読み取りドライバ16
は、登録地設定部35からの指令にしたがい、地図デー
タをCD−ROM15から読み取る(ステップ60
9)。そして、読み取った地図データを、地図読込指示
部36を介して、登録地設定部35に送る。
【0130】次に、登録地設定部35は、CD−ROM
読み取りドライバ16で読み取った地図データと、入力
装置14に入力されたデータとを基に、登録地及び当該
登録地の名称を設定する(ステップ610)。
【0131】たとえば、ステップ607において、入力
装置14に入力されたデータが地名の場合、CD−RO
M読み取りドライバ16から送られてきた地図データに
よって特定される位置を登録地として設定するととも
に、入力装置14に入力された地名を当該登録地の名称
として設定する。
【0132】また、たとえば、ステップ607におい
て、入力装置14に入力されたデータが施設の場合、C
D−ROM読み取りドライバ16から送られてきた地図
データによって特定される位置を登録地として設定する
とともに、入力装置14に入力された施設を当該登録地
の名称として設定する。
【0133】さらに、たとえば、ステップ607におい
て、入力装置14に入力されたデータが緯度経度の場
合、当該緯度経度によって特定される位置を登録地とし
て設定するとともに、CD−ROM読み取りドライバ1
6から送られてきた地図データによって特定される地名
を当該登録地の名称として設定する。
【0134】以上のステップを実行することで、ディス
プレイ17に表示されたメニューを用いて登録地を設定
する場合の処理が終了する。
【0135】尚、図5、図8及び図11に示すフローに
より設定された登録地と、その名称は、互いに対応づけ
られて、メモリ25や、マイクロプロセッサ24内の図
示していないバッファ等に格納される。
【0136】次に、登録地をディスプレイ17の画面上
に表示する場合のマークや、当該登録地が現在位置から
所定範囲内にあることを知らせるアラームを設定する場
合の処理について説明する。
【0137】図15は、登録地にマークやアラームを設
定する場合の処理を説明するためのフロー図である。図
15に示すフローは、図11に示すフローのステップ6
05において、ユーザが既に設定されている登録地のマ
ークやアラームの設定を選択した場合に実行される。
【0138】先ず、表示プロセッサ23は、ユーザに設
定内容を指定させるためのサブメニューを表示する(ス
テップ701)。
【0139】図16は、ディスプレイ17の画面に設定
内容を指定させるためのサブメニューが表示されている
例を示している。
【0140】図16に示す例では、登録地のマークを選
択するための項目「マーク選択」や、登録地のアラーム
を選択するための項目「アラーム設定」などが表示され
ている。ユーザは、入力装置14が備えるタッチパネル
としての機能を利用して、ディスプレイ17に表示され
たサブメニューから任意の項目を選択することができ
る。
【0141】次に、入力信号受信/解析部32は、ユー
ザがステップ701で表示したサブメニューの中から選
択した項目が、登録地のマークを選択するための項目で
あるか、あるいは、登録地のアラームの種類を選択する
項目であるかを判断する(ステップ702)。
【0142】ステップ702で選択した項目が登録地の
マークを選択するための項目である場合、表示プロセッ
サ23は、メモリ25などに予め記憶されたマークを一
覧表示する(ステップ703)。
【0143】図17にマークを一覧表示した画面例を示
す。図17に示す例では、マークの他に、マークを設定
する登録地の名称も併せて表示している。ユーザは、入
力装置14が備えるタッチパネルとしての機能を利用し
て、ディスプレイ17に一覧表示されたマークの中から
任意のマークを選択することができる。
【0144】尚、マークを設定する登録地の特定は、た
とえば、図13において、ユーザが、番号を付して一覧
表示された登録地の名称の中から任意の登録地の名称を
選択することで、行うようにすればよい。
【0145】次に、入力信号受信/解析部32は、ユー
ザが選択したマークに関するデータと、当該マークが設
定される登録地とを、登録地設定部35に送信する。こ
れを受けて、登録地設定部35は、入力信号受信/解析
部3から送られてきたマークを、同じく入力信号受信/
解析部3から送られてきた登録地のマークとして設定す
る(ステップ704)。
【0146】一方、ステップ702で選択した項目が登
録地のアラームを設定するための項目である場合、表示
プロセッサ23は、設定可能なアラームの種類を表示す
る(ステップ705)。
【0147】図18にアラームの種類を表示した画面例
を示す。図18に示す例では、アラームなしを意味する
項目「OFF」と、所定のメロディを設定するための項
目「メロディ」、チャイム音を設定するための項目「チ
ャイム」と、所定のアラーム音を設定するための項目
「アラーム」とが表示されている。また、アラームをを
設定する登録地の名称も併せて表示している。ユーザ
は、入力装置14が備えるタッチパネルとしての機能を
利用して、ディスプレイ17に表示されたアラームの種
類の中から任意の種類を選択することができる。
【0148】尚、アラームを設定する登録地の特定は、
たとえば、図13において、ユーザが、番号を付して一
覧表示された登録地の名称の中から任意の登録地の名称
を選択することで、行うようにすればよい。
【0149】次に、入力信号受信/解析部32は、ユー
ザが選択したアラームの種類に関するデータと、当該ア
ラームの種類が設定される登録地とを、登録地設定部3
5に送信する。これを受けて、登録地設定部35は、入
力信号受信/解析部3から送られてきたアラームの種類
を、同じく入力信号受信/解析部3から送られてきた登
録地のアラーム音として設定する(ステップ706)。
【0150】尚、登録地と、そのマークやアラーム音と
は、互いに対応づけられて、メモリ25や、マイクロプ
ロセッサ24内の図示していないバッファ等に格納され
る。
【0151】上記の本実施形態では、現在位置近傍に登
録地がある場合に、その旨をアラームを用いてユーザに
知らせている。したがって、本実施形態によれば、ユー
ザは、ディスプレイを見ることなく、現在位置近傍に登
録地があることを知ることができる。このため、たとえ
ば、現在位置から目的地までの誘導経路の途中に登録地
があるような場合に、ユーザは、運転中であっても、登
録地の存在を知ることができる。
【0152】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなくその要旨の範囲内で数々の変形が可能であ
る。
【0153】たとえば、本実施形態では、現在位置近傍
に登録地がある場合に、その旨をアラームを用いてユー
ザに知らせているが、たとえば、予め録音しておいた、
あるいは人工的に作り出した人間の声などをスピーカか
ら出力することで、ユーザがその旨を知らせるようにし
てもよい。
【0154】また、本実施形態では、ディスプレイ17
の画面に表示する地図画像として、二次元地図を用いた
ものについて説明した。しかしながら、本発明はこれに
限定されるものではない。二次元地図を所定の視点(た
とえば、現在位置の真上に位置する点)から鳥瞰したと
きに得られる二次元地図鳥瞰図を用いたものであっても
よい。さらに、ユーザの指示にしたがい、二次元地図と
二次元地図鳥瞰図とを切り替えて、ディスプレイの画面
に表示するようにできるようにしたものでもよい。
【0155】この場合、登録地のマークは、表示する地
図画像に応じて切り替えることが好ましい。すなわち、
表示する地図画像が二次元地図鳥瞰図の場合は、登録地
のマークとして、立体的に表現された(すなわち、陰影
処理が施された)マークを用いることが好ましい。
【0156】図19に、ディスプレイ17に表示されて
いる二次元地図鳥瞰図上に重ねて表示された登録地のマ
ークの例を示す。
【0157】二次元地図鳥瞰図は、視点から遠ざかるに
つれて縮尺が大きくなる。したがって、図19に示すよ
うに、二次元地図鳥瞰図上に重ねて表示する登録地のマ
ークは、画面上に表示される二次元地図鳥瞰図上の、当
該登録地に対応する位置での縮尺に応じて、大きさを変
更することが好ましい。
【0158】尚、二次元地図鳥瞰図を用いた車載用ナビ
ゲーション装置に関する技術としては、たとえば特開平
8−292720号公報記載のものがある。
【0159】さらに、本実施形態において、登録地設定
部35で設定された登録地は、目的地/経由地設定部3
3で設定された目的地及び/又は経由地であってもよ
い。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが自動車を運転している最中であっても、現在位
置近辺にある登録地の存在をユーザに知らせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である車載用ナビゲーショ
ン装置の概略構成図である。
【図2】図1に示すマイクロプロセッサの機能ブロック
図である。
【図3】図1に示す車載用ナビゲーション装置の動作を
概略的に示すフロー図である。
【図4】図3に示すステップ303によって、ディスプ
レイに表示された画面の一例を説明するための図であ
る。
【図5】現在位置を登録地に設定する場合の処理を説明
するためのフロー図である。
【図6】現在位置を登録地として設定すべき旨の指示を
入力するための項目が、現在位置周辺の地図と共に、デ
ィスプレイに表示されている例を示す図である。
【図7】現在位置を登録地として設定した旨がディスプ
レイに表示されている例を示す図である。
【図8】ディスプレイに表示している地図から登録地を
設定する場合の処理を説明するためのフロー図である。
【図9】カーソルを移動して、地図上の一部を選択する
ための表示画面の一例を示す図である。
【図10】カーソルが示す地図上の位置を登録地として
設定した旨がディスプレイ17に表示されている例を示
す図である。
【図11】ディスプレイに表示されたメニューを用いて
登録地を設定する場合の処理を説明するためのフロー図
である。
【図12】ディスプレイの画面にメニューが表示されて
いる例を示す図である。
【図13】ユーザに、登録地の新規設定、および、既に
設定されている登録地のマークやアラームの設定のいず
れかを選択させるための、表示画面例を示す図である。
【図14】ディスプレイの画面に登録地の入力方法を指
定させるためのサブメニューが表示されている例を示す
図である。
【図15】登録地にマークやアラームを設定する場合の
処理を説明するためのフロー図である。
【図16】ディスプレイの画面に設定内容を指定させる
ためのサブメニューが表示されている例を示す図であ
る。
【図17】マークを一覧表示した画面例を示す図であ
る。
【図18】アラームの種類を表示した画面例を示すであ
る。
【図19】ディスプレイに表示されている二次元地図鳥
瞰図上に重ねて表示された登録地のマークの例を示す図
である。
【符号の説明】
10 車載用ナビゲーション装置 11 角速度センサ 12 地磁気センサ 13 車速センサ 14 入力装置 15 CD−ROM 16 CD−ROM読み取りドライバ 17 ディスプレイ 18 コントローラ 19、20 A/D変換器 21 パラレルI/O 22 DMAコントローラ 23 表示プロセッサ 24 マイクロプロセッサ 25 メモリ 26 カウンタ 27 スピーカ 28 音発生装置 31 現在位置算出部 32 入力信号受入/解析部 33 目的地/経由地設定部 34 誘導経路算出部 35 登録地設定部 36 地図読込指示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09B 29/10 G09B 29/10 A (72)発明者 西村 賢二 東京都大田区大森北3丁目2番16号 日立 システムエンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路、施設などを含む地図に関するデータ
    を記憶した地図データ記憶手段と、車両の現在位置を算
    出する現在位置算出手段と、前記現在位置算出手段で算
    出した車両の現在位置周辺の地図に関するデータを前記
    地図データ記憶手段から読み出して、当該読み出したデ
    ータによって特定される地図を当該車両の現在位置とと
    もに表示する表示手段と、を備える車載用ナビゲーショ
    ン装置であって、 操作者の指示にしたがい、地図上の任意の地点を登録地
    として設定する登録地設定手段と、 前記登録地が前記現在位置算出手段で算出した車両の現
    在位置から所定範囲内にあるか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により、前記登録地が前記現在位置算出手
    段で算出した車両の現在位置から所定範囲内にあると判
    断された場合に、その旨を音で操作者に知らせる告知手
    段と、 を備えることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記登録地設定手段は、操作者の指示にしたがい、前記
    登録地について音の種類を設定する機能を有し、 前記告知手段は、前記現在位置算出手段で算出した車両
    の現在位置から所定範囲内にあると判断された前記登録
    地について、前記登録地設定手段で設定した当該登録地
    の音の種類に応じた音で、操作者に知らせることを特徴
    とする車載用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記表示手段は、前記登録地設定手段で設定した登録地
    が、表示すべき地図の領域内に位置する場合に、当該登
    録地を当該地図上の対応する位置に重ねて表示すること
    を特徴とする車載用ナビゲーション装置。
JP463997A 1997-01-14 1997-01-14 車載用ナビゲーション装置 Pending JPH10197264A (ja)

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JP (1) JPH10197264A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002206942A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Xanavi Informatics Corp 地図表示装置および地図表示制御プログラム
JP2010252168A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ホームネットワークシステム、情報通信方法、および情報通信プログラム
US8576669B2 (en) 2010-05-19 2013-11-05 Nec Biglobe Ltd. Hour notification

Cited By (3)

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JP2010252168A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ホームネットワークシステム、情報通信方法、および情報通信プログラム
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