JPH10196693A - 車両用連動ブレーキ装置 - Google Patents

車両用連動ブレーキ装置

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JPH10196693A
JPH10196693A JP9004980A JP498097A JPH10196693A JP H10196693 A JPH10196693 A JP H10196693A JP 9004980 A JP9004980 A JP 9004980A JP 498097 A JP498097 A JP 498097A JP H10196693 A JPH10196693 A JP H10196693A
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Naoki Kobayashi
小林  直樹
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルアクチュエータにフローティング型
の油圧シリンダを用いて、その利便性を生かしながら、
フローティング型油圧シリンダによるケーブルアクチュ
エータの欠点を解消する。 【解決手段】 ケーブルアクチュエータ33をフローテ
ィング型の液圧シリンダとする。液圧配管28を入力ポ
ート34aに連結する。第1ワイヤケーブル29をシリ
ンダボディ34のプラグ48の突部48aに連結する。
第2ワイヤケーブル30をピストン35の外端に連結す
る。シリンダボディ34のフランジ34bとガイド板3
1bとの間に付勢手段32を縮設する。シリンダボディ
34を付勢手段32にてガイド板31a方向へ付勢し
て、プラグ48の突部48aに当接させ、非作動時のシ
リンダボディ34の後退位置を、ガイド板31aとの当
接にて常時規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や自動二輪
車を始めとする走行車両の2つの機械式ブレーキを1つ
のブレーキ操作子によって作動する車両用連動ブレーキ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等に用いる連動ブレーキ装置
として、例えば実開平2−57767号公報や特開昭5
6−67681号公報に示されるものがある。
【0003】前者の技術は、実施例の第3図に、ブレー
キ操作子の液圧マスタシリンダにつながれた液圧配管を
シリンダ型のケーブルアクチュエータに連結し、一対の
機械式後輪ブレーキのそれぞれにつながれたワイヤケー
ブルをイコライザの両端に連結して、該イコライザをケ
ーブルアクチュエータのピストン外端に連結した構成が
示されており、ブレーキ操作子の操作によって液圧マス
タシリンダに発生した液圧の作動力をケーブルアクチュ
エータで機械的作動力に変換し、更にケーブルアクチュ
エータのピストンでイコライザを回動することにより、
双方の後輪ブレーキを同時に作動するようにしている。
【0004】また、後者の連動ブレーキ装置は、ケーブ
ルアクチュエータに動滑車を用いて、この動滑車に前輪
ブレーキのワイヤケーブルを巻き掛けると共に、動滑車
に後輪ブレーキのワイヤケーブルを連結しており、前輪
用のワイヤケーブルをブレーキ操作子にて牽引操作して
前輪ブレーキを作動すると同時に、前輪ブレーキのワイ
ヤケーブルにて動滑車をスライドすることにより、後輪
用のワイヤケーブルを牽引して後輪ブレーキを作動する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の連動ブレーキ装置も、ブレーキ操作子からの入力荷重
が2本のワイヤケーブルに分配されるため、前・後輪の
機械式ブレーキには半減した牽引力しか作用せず、前・
後輪ブレーキの制動力が低下してしまう。この対策とし
て、ケーブルアクチュエータに一対のピストンを並列に
備えた連動型の液圧シリンダを採用し、前・後輪ブレー
キのワイヤケーブルをそれぞれのピストンで牽引する手
段が考えられるが、この場合には、ケーブルアクチュエ
ータの構造が複雑で加工数も多く、またコスト的にも不
利であり、前・後輪ブレーキの個々に専用のアクチュエ
ータを用いることとあまり変わりがない。
【0006】そこで本発明者は、ブレーキ操作子からの
入力荷重が低下せず、また構造が簡単で軽量・コンパク
トなケーブルアクチュエータとしてフローティング型の
油圧シリンダに着目し、以下、これを図3乃至図5に基
づいて検討する。図3乃至図5は自動二輪車用の連動ブ
レーキ装置1で、ケーブルアクチュエータ2は、別途の
図示しない液圧マスタシリンダから供給される液圧にて
作動する液圧シリンダで、車体に取付けられた保持枠3
の対向するガイド板3a,3bの間に配設され、シリン
ダボディ4に設けた入力ポート4aに、液圧マスタシリ
ンダからの液圧配管(図示せず)が接続される。
【0007】内拡式の機械式ブレーキを用いた前輪ブレ
ーキ5のブレーキアーム7と、同じく後輪ブレーキ6の
ブレーキアーム8にはワイヤケーブル9,10の一端が
連結され、該ワイヤケーブル9,10の他端側をガイド
板3a,3bより保持枠3内に取り込んで、ケーブルア
クチュエータ2のシリンダボディ4とピストン11の外
端に、それぞれワイヤケーブル9,10の他端を連結し
ており、ケーブルアクチュエータ2は、入力ポート4a
からシリンダボディ4内の液圧室に供給される液圧によ
って、シリンダボディ4の内部へピストン11を引き込
み、該ピストン11の押動反力にてシリンダボディ4を
ピストン11の引き込みとは反対方向へ作動するように
なっている。
【0008】非制動時の連動ブレーキ装置1は、ケーブ
ルアクチュエータ2が、図3に示すガイド板3a,3b
の略中間で後退限位置にあり、また前・後輪ブレーキ
5,6の弓形ブレーキシュー12,12が、シューリタ
ーンスプリング13,14の牽引力によって半径方向内
側の後退限に位置した縮径状態にある。そして、制動時
に入力ポート4aからシリンダボディ4内の液圧室に昇
圧した作動液が供給されると、シリンダボディ4とピス
トン11とが互いに内方向へ相対移動してワイヤケーブ
ル9,10を牽引し、前・後輪ブレーキ5,6のブレー
キアーム7,8が基端のカム7a,8aと共に回動し
て、ブレーキシュー12,12をシューリターンスプリ
ング13,14の引張力に抗して拡開し、両ブレーキシ
ュー12,12のライニング12a,12aを、図示し
ないブレーキドラムの内周面に摺接させて制動作用が行
なわれる。
【0009】また、上述の制動操作を解除すると、前・
後輪ブレーキ5,6のブレーキシュー12,12がシュ
ーリターンスプリング13,14の引張力によって縮径
し、ブレーキアーム7,8とカム7a,8aとが制動と
は逆方向へ作動することにより、シリンダボディ4とピ
ストン11とが互いに外方向へ相対移動して、図3の非
作動状態に復帰する。
【0010】このように構成される連動ブレーキ装置1
は、ワイヤケーブル9,10に伸びを生じたり、ライニ
ング12aの摩耗によってブレーキドラムとの制動間隙
が所定量以上に拡がった場合に、ワイヤケーブル9,1
0の外端に螺着したアジャストナット15,15をマニ
ュアル調整することによって、ワイヤケーブル9,10
を張設したり制動間隙が再設定され、マニュアル調整後
には図4に示す如く、ケーブルアクチュエータ2を常に
ガイド板3a,3bの中間に保持しながら、ブレーキア
ーム7,8とカム7a,8aの後退限位置が、対称関係
に角度変更されて行く。
【0011】しかしながら、前・後輪ブレーキ5,6の
アジャストナット15,15のマニュアル調整が均等で
なかったり、シューリターンスプリングやレバーリター
ンスプリング等の構成部品の製造誤差、例えば前・後輪
ブレーキ5,6に用いたシューリターンスプリング1
3,14のセット荷重に製造上のバラ付きがあり、前輪
ブレーキ5のシューリターンスプリング13のセット荷
重が、後輪ブレーキ6のシューリターンスプリング14
のそれよりも大きい場合には、前・後輪ブレーキ5,6
のブレーキシュー12,12を縮径する戻し力が不均一
となって、図5に示すように、シューリターンスプリン
グ13による戻し力の大きい前輪ブレーキ5では、ブレ
ーキシュー12,12が所定量を越えて小さく縮径する
反面、シューリターンスプリング14による戻し力の小
さい後輪ブレーキ6では、ブレーキシュー12,12が
僅かしか縮径せず、非制動時のブレーキアーム7,8と
カム7a,8aとが非対称の角度に停止して、ケーブル
アクチュエータ2が前輪ブレーキ5側のガイド板3a寄
りに位置するようになる。
【0012】このため、シューリターンスプリング13
のセット荷重が大きい前輪ブレーキ5のワイヤケーブル
9と、シューリターンスプリング14のセット荷重が小
さな後輪ブレーキ6のワイヤケーブル10とでは、ケー
ブルアクチュエータ2のシリンダボディ4とピストン1
1との牽引力が異なり、牽引抵抗の小さな後輪ブレーキ
6がピストン11によって先に作動したのち、牽引抵抗
の大きな前輪ブレーキ5がシリンダボディ4によって作
動するという不具合が懸念される。
【0013】このような前・後輪ブレーキ5,6の作動
開始のズレは、前述の如く、アジャストナット15,1
5の調整不均衡や構成部品の製造誤差等によって発生す
るもので、場合によっては前・後輪ブレーキ5,6のい
ずれが先に作動するか分らず、例えば車両メーカが、予
め自動二輪車に、後輪ブレーキが前輪ブレーキよりも先
に作動するように設定する後輪ブレーキ優先とは全く異
なる不確定なものであった。
【0014】更に他の不具合として、縮径量が僅かな後
輪ブレーキ6では、ブレーキシュー12,12のライニ
ング12a,12aをブレーキドラムで引摺り、前輪ブ
レーキ5側のライニング12a,12aよりも著しく摩
耗したり、車両の大きな走行抵抗となる場合がある。ま
た、前輪ブレーキ5側では、ブレーキ操作子の作動スト
ロークが増大したり、制動操作の開始から初期制動力が
発生するまでの時間的な立ち遅れを生ずる虞がある。
【0015】そこで本発明は、ケーブルアクチュエータ
にフローティング型の油圧シリンダを用いて、その利便
性を生かしながら、フローティング型油圧シリンダによ
るケーブルアクチュエータの欠点を解消した車両用連動
ブレーキ装置を安価に提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従って、本
発明は、ブレーキ操作子の液圧マスタシリンダにつなが
れた液圧配管と、2つの機械式ブレーキのそれぞれにつ
ながれたワイヤケーブルやロッド等の各連繋手段とをケ
ーブルアクチュエータにて連結し、前記ブレーキ操作子
の操作によって前記2つの機械式ブレーキを連動するバ
ーハンドル車両用ブレーキ装置において、前記ケーブル
アクチュエータを、シリンダボディ内部の液圧室に供給
される液圧によって、ピストンをシリンダボディの内部
へ引き込み、該シリンダボディを同じく前記液圧にてピ
ストンの引き込みとは反対方向へ作動するフローティン
グ型の液圧シリンダとし、前記液圧配管をケーブルアク
チュエータの液圧室に連結し、前記連繋手段のいずれか
一方を前記シリンダボディから突出するピストンの外端
に連結すると共に、他方をシリンダボディのピストンと
反対側の端部に連結し、該シリンダボディをスプリング
等の付勢手段にて非作動方向へ付勢して、非作動時のシ
リンダボディの後退位置をストッパとの当接にて常時規
制したことを特徴としている。
【0017】また、前記シリンダボディにつながれる一
方の機械式ブレーキを前輪ブレーキとなし、前記ピスト
ンにつながれる他方の機械式ブレーキを後輪ブレーキと
なすと共に、ピストンをシリンダボディに先んじて作動
するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用連動ブレー
キ装置を自動二輪車に適用した一形態例を、図1及び図
2に基づいて説明する。連動ブレーキ装置20は、操向
用のハンドルバー21の左端に取着される液圧マスタシ
リンダ22及びブレーキレバー23と、フロントフォー
ク24の下端に枢支される前輪ブレーキ25と、スイン
グアーム27の後端に枢支される後輪ブレーキ26と、
液圧マスタシリンダ22につながれる液圧配管28と、
前・後輪ブレーキ25,26につながれる第1ワイヤケ
ーブル29及び第2ワイヤケーブル30と、自動二輪車
の車体に固設された保持枠31と、該保持枠31の対向
する一対のガイド板31a,31bの間に付勢手段32
を用いて保持されるフローティング型のケーブルアクチ
ュエータ33とからなっている。
【0019】液圧配管28は、ケーブルアクチュエータ
33のシリンダボディ34に設けた入力ポート34aに
接続され、前輪ブレーキ25の第1ワイヤケーブル29
はシリンダボディ34の外端に、また後輪ブレーキ26
の第2ワイヤケーブル30は、シリンダボディ34より
突出するピストン35の外端にそれぞれ接続されてお
り、前・後輪ブレーキ25,26は、ブレーキレバー2
3の握り操作で液圧マスタシリンダ22に発生した液圧
によってケーブルアクチュエータ33を作動し、更に第
1,第2ワイヤケーブル29,30を牽引操作して同時
に作動するようになっている。
【0020】前・後輪ブレーキ25,26には、ブレー
キドラムを覆って該ブレーキドラムと矢印A方向へ回転
する前輪ホイール及び後輪ホイール(いずれも図示せ
ず)に収納可能な小径で且つ安価な機械式リーディング
&トレーリング型の内拡式ドラムブレーキがそれぞれ採
用されている。また、ブレーキレバー23は、本発明の
ブレーキ操作子に相当し、第1,第2ワイヤケーブル2
9,30がそれぞれ本発明の連繋手段に相当し、更に保
持枠31の一方のガイド板31aが、ケーブルアクチュ
エータ33の非作動時におけるシリンダボディ34の後
退位置を規制する本発明のストッパに相当する。
【0021】前・後輪ブレーキ25,26は、フロント
フォーク24またはスイングアーム27に固設されるバ
ックプレート36の内部に、それぞれ一対の弓形ブレー
キシュー37,37が対向配置され、該ブレーキシュー
37,37の端部間に、拡開用のカム軸38と拡開支点
となるアンカーピン39とが配設されており、バックプ
レート36から突出するカム軸38の外端にはブレーキ
アーム40が固着されている。前輪ブレーキ25のブレ
ーキシュー37,37の間には一対のシューリターンス
プリング41,41が、また後輪ブレーキ26のブレー
キシュー37,37の間には一対のシューリターンスプ
リング42,42が、それぞれ張設されており、各ブレ
ーキ25,26のブレーキシュー37,37は、シュー
リターンスプリング41,41,42,42の牽引力に
よって常時縮径方向に付勢されている。
【0022】前・後輪ブレーキ25,26のバックプレ
ート36には、それぞれワイヤブラケット36aが突設
されており、各ワイヤブラケット36aに、第1,第2
ワイヤケーブル29,30のスクリュロッド29a,3
0aが支承されている。ブレーキアーム40の先端に
は、第1,第2ワイヤケーブル29,30の一端が連結
され、ブレーキアーム40の先端外側にアジャストナッ
ト43が螺着されると共に、ブレーキアーム40とワイ
ヤブラケット36aとの間にレバーリターンスプリング
44,45が縮設されており、各ブレーキアーム40
は、レバーリターンスプリング44,45の弾発力によ
って図1に示す非作動方向に常時付勢されている。
【0023】前記ケーブルアクチュエータ33は、液圧
マスタシリンダ22からシリンダボディ34内の液圧室
46に供給される液圧にて、シリンダボディ34とピス
トン35とを作動し、第1,第2ワイヤケーブル29,
30を牽引して、前・後輪ブレーキ25,26を作動す
る作動力変換手段で、このケーブルアクチュエータ33
には、液圧マスタシリンダ22からの液圧にて、ピスト
ン35をシリンダボディ34のシリンダ孔47内へ引き
込み(図1の左方向)、該シリンダボディ34を同じく
液圧マスタシリンダ22からの液圧にてピストン35の
引き込みとは反対方向(図1の右方向)へ作動するフロ
ーティング型の液圧シリンダが用いられている。
【0024】シリンダボディ34の一方のガイド板31
a側には、プラグ48がシリンダ孔47を閉塞して被着
されており、シリンダ孔47には、ピストン35の大径
軸部35aと中径部35bとがOリング49aを用いて
液密に収容され、他方のガイド板31b側に開口する小
径孔47aに、ピストン35の小径部35cがOリング
49bを用いて液密に挿通されている。ピストン35
は、上記大径軸部35a及び中径軸部35bと小径軸部
35cとを順次連ねた段付きのピストンで、中径軸部3
5bとシリンダ孔47との間には、前記液圧室46が入
力ポート34aと連通して設けられている。
【0025】シリンダ孔47の一方のガイド板31a側
には、プラグ48とピストン35の大径軸部35aとの
間に大気室50が画成され、ピストン35は、大気室5
0に縮設されたピストンリターンスプリング51の弾発
力にて他方のガイド板31b方向へ付勢され、中径軸部
35bがシリンダ孔47と小径孔47aとの間の段部に
支承されると共に、小径軸部35cの外端が小径孔47
aの外側に突出配置されている。
【0026】保持枠31のガイド板31a,31bに
は、第1,第2ワイヤケーブル29,30のアウタチュ
ーブ29b,30bの端部が支承されており、一方のガ
イド板31aに挿通された第1ワイヤケーブル29の他
端がプラグ48の突部48aに連結され、他方のガイド
板31bに挿通された第2ワイヤケーブル30の他端
が、ケーブルコネクタ52を介してピストン35の小径
軸部35cの外端に連結されている。
【0027】前記付勢手段32にはコイルスプリングが
用いられ、シリンダボディ34のフランジ34bと他方
のガイド板31b側との間に縮設されており、ケーブル
アクチュエータ33は、付勢手段32の付勢力にて非作
動方向である一方のガイド板31a方向へ付勢され、プ
ラグ48の突部48aが一方のガイド板31aに当接し
て、非作動時の後退限を規制されている。
【0028】このように構成される連動ブレーキ装置2
0は、前・後輪ブレーキ25,26のブレーキシュー3
7,37が、シューリターンスプリング41,41,4
2,42の牽引力によって半径方向内側の後退限に位置
した縮径状態にあり、またケーブルアクチュエータ33
が、付勢手段32の弾発力にて、プラグ48の突部48
aを一方のガイド板31aに当接させた後退限に位置し
ている。
【0029】また、ブレーキレバー23が握り操作さ
れ、液圧マスタシリンダ22に発生した液圧が、入力ポ
ート34aからケーブルアクチュエータ33の液圧室4
6に供給されると、液圧室46の拡大に伴って、ピスト
ン35がシリンダボディ34内へ引き込まれ(図1,図
2の左方向)、またシリンダボディ34が付勢手段32
を圧縮しながら他方のガイド板31b方向(図1,図2
の右方向)へ互いに相対移動して、第1,第2ワイヤケ
ーブル29,30を牽引し、前・後輪ブレーキ25,2
6のブレーキアーム40が、レバーリターンスプリング
44,45を圧縮しながらカム38と共に回動する。次
に、前・後輪ブレーキ25,26のブレーキシュー3
7,37が、それぞれカム38の回動によってシューリ
ターンスプリング41,41,42,42を引張しなが
ら拡開し、外周面のライニング37a,37aを、ブレ
ーキドラムの内周面に摺接させて制動作用が行なわれ
る。
【0030】一方、ブレーキレバー23の握り操作を解
除すると、前・後輪ブレーキ25,26のブレーキシュ
ー37,37がシューリターンスプリング41,41,
42,42の引張力によって縮径し、ブレーキアーム4
0とカム38とが、レバーリターンスプリング44,4
5の復元と共に制動とは逆方向へ回動することにより、
シリンダボディ34とピストン35とが互いに外方向へ
相対移動して非作動状態に復帰する(図1及び図2)。
【0031】ケーブルアクチュエータ33の付勢手段3
2には、そのセット荷重Fkが、前輪ブレーキ25のシ
ューリターンスプリング41,41やレバーリターンス
プリング44から第1ワイヤケーブル29に作用するケ
ーブル牽引力をFf後輪ブレーキ26のシューリターン
スプリング42,42やレバーリターンスプリング45
から第2ワイヤケーブル30に作用するケーブル牽引力
をFrとした場合に、 Fk≧Fr(max)−Ff(min) …(1) の関係式が成り立つように設定される。
【0032】ここで、Ff(min)は、前輪ブレーキ
25の第1ワイヤケーブル29に弛みがなく、且つ前輪
ブレーキ25に新品のブレーキシュー37,37がセッ
トされた状態で、第1ワイヤケーブル29にケーブル牽
引力Ffとしてかかるシューリターンスプリング41,
41とレバーリターンスプリング44の張力が最小の場
合、またFr(max)は、後輪ブレーキ26の第2ワ
イヤケーブル30に弛みがなく、且つ後輪ブレーキ26
のライニング37a,37aの摩耗に伴って、アジャス
トナット43をマニュアル調整して行き、ライニング3
7a,37aのフル摩耗によって、第2ワイヤケーブル
30にケーブル牽引力Frとしてかかるシューリターン
スプリング42,42とレバーリターンスプリング45
の張力が最大の場合を示す。
【0033】上記式(1)により、非作動時のケーブル
アクチュエータ33が、前述の如くプラグ48の突部4
8aを一方のガイド板31aに当接させて後退限を規制
され、同時に第1及び第2ワイヤケーブル29,30
が、前・後輪ブレーキ25,26の各ブレーキアーム4
0とケーブルアクチュエータ33との間に弛みなく張設
される。
【0034】前・後輪ブレーキ25,26は、第1,第
2ワイヤケーブル29,30の弛みや、ブレーキシュー
37,37のライニング37a,37aの摩耗に伴っ
て、それぞれのアジャストナット43,43をマニュア
ル調整するが、マニュアル調整後のケーブルアクチュエ
ータ33は、ブレーキレバー23を握り操作しない非作
動時に、マニュアル調整前と同様、図1及び図2に示す
プラグ48の突部48aを一方のガイド板31aに当接
させた後退位置に必ず復帰する。
【0035】また、上記式(1)は、 Fk=Fr(max)−Ff(min) …(2) Fk>Fr(max)−Ff(min) …(3) の2式に分解することができ、式(2)を変換すると、 Fr(max)=Fk+Ff(min) …(4) また式(3)を変換すると、 Fr(max)<Fk+Ff(min) …(5) となる。
【0036】式(2)に基づく式(4)では、ケーブル
アクチュエータ33のシリンダボディ34に第1ワイヤ
ケーブル29から作用するケーブル牽引力Ff(mi
n)と、シリンダボディ34が付勢手段32から受ける
セット荷重Fkを合わせた力が、第2ワイヤケーブル3
0からケーブルアクチュエータ33のピストン35に作
用するケーブル牽引力Fr(max)と同一である。
【0037】即ち、ケーブルアクチュエータ33のシリ
ンダボディ34が、前輪ブレーキ25のブレーキシュー
37,37を拡開するために、シリンダボディ34に抵
抗力としてかかる第1ワイヤケーブル29の張力と付勢
手段32の弾発力は、ケーブルアクチュエータ33のピ
ストン35が、後輪ブレーキ26のブレーキシュー3
7,37を拡開するために、ピストン35に抵抗力とし
てかかる第2ワイヤケーブル30の張力と同一となる。
これにより、ケーブルアクチュエータ33のシリンダボ
ディ34とピストン35は、液圧室46に供給される液
圧によって同時に作動し、前輪ブレーキ25と後輪ブレ
ーキ26とが同時に作動する。
【0038】また、式(3)に基づく式(5)では、ケ
ーブルアクチュエータ33のシリンダボディ34に第1
ワイヤケーブル29から作用するケーブル牽引力Ff
(min)と、シリンダボディ34が付勢手段32から
受けるセット荷重Fkとを合わせた力が、第2ワイヤケ
ーブル30からケーブルアクチュエータ33のピストン
35に作用するケーブル牽引力Fr(max)よりも大
きくなる。
【0039】即ち、ケーブルアクチュエータ33のピス
トン35が、後輪ブレーキ26のブレーキシュー37,
37を拡開するために、ピストン35に抵抗力としてか
かる第2ワイヤケーブル30の張力は、ケーブルアクチ
ュエータ33のシリンダボディ34が、前輪ブレーキ2
5のブレーキシュー37,37を拡開するために、シリ
ンダボディ34に抵抗力としてかかる第1ワイヤケーブ
ル29の張力と付勢手段32の弾発力よりも小さくな
る。これにより、ケーブルアクチュエータ33のピスト
ン35は、液圧室46に供給される液圧によってシリン
ダボディ34よりも先に作動し、後輪ブレーキ26が前
輪ブレーキ25に優先して作動したのち、シリンダボデ
ィ34によって前輪ブレーキ25が作動する。
【0040】以上のように、本形態例の連動ブレーキ装
置20は、ケーブルアクチュエータ33に、ブレーキレ
バー23からの入力荷重が低下せず、また構造が簡単で
軽量・コンパクトなフローティング型の液圧シリンダを
採用しつつ、液圧配管28をケーブルアクチュエータ3
3の液圧室46に連通する入力ポート34aに連結し、
前輪ブレーキ25の第1ワイヤケーブル29をシリンダ
ボディ34に設けたプラグ48の突部48aに連結する
と共に、シリンダボディ34から突出するピストン35
の外端に連結し、シリンダボディ34を付勢手段32に
て非作動方向である一方のガイド板31a方向へ付勢し
て、非作動時のシリンダボディ34の後退位置を、プラ
グ48の突部48aと一方のガイド板31aとの当接に
て常時規制するようにしたから、アジャストナット4
3,43のマニュアル調整が不均衡であったり、シュー
リターンスプリング41,41,42,42やレバーリ
ターンスプリング44,45に製造上の誤差があって、
第1,第2ワイヤケーブル29,30からケーブルアク
チュエー33のシリンダボディ34とピストン35に作
用する作動抵抗が個々に変動してしまった場合にも、前
輪ブレーキ25と後輪ブレーキ26とを、これに拘りな
く良好に作動させることができ、前輪ブレーキ25と後
輪ブレーキ26の作動力に偏りを生じたり、前・後輪ブ
レーキ25,26が不本意な順序で作動してしまうとい
った不具合がなくなる。
【0041】また、前・後輪ブレーキ25,26の一方
のライニング37a,37aが他方よりも著しく摩耗し
たり、車両の大きな走行抵抗となることがなくなり、更
にブレーキレバー23の作動ストロークが増大したり、
初期制動力の立ち遅れといった不具合をも解消すること
ができる。
【0042】更に、前記式(3)に基づいて、後輪ブレ
ーキ26が前輪ブレーキ25に優先して作動するように
設定すると、前・後輪ブレーキ25,26の同時作動で
は、車体前部側へ移動してしまう前の車体荷重を後輪へ
有効にかけながら後輪制動が先に行なわれるので、後か
らの前輪ブレーキ25による前輪の制動と相俟って、自
動二輪車の全体に前・後輪ブレーキ25,26の制動力
を効果的に配分して、安定した車体姿勢を保ちながら短
距離で停止できるようになる。また、後輪ブレーキ26
の作動を優先することによって、後輪がロックする限界
が高められるので、後輪の横滑りを極力回避することが
でき、しかも後輪に較べて前輪のみが著しく偏摩耗する
といった不具合も解消することができる。
【0043】尚、本発明の連動ブレーキ装置を自動二輪
車に適用する場合に、理論上は、前輪ブレーキを後輪ブ
レーキに先がけて作動するように設定することも可能で
あり、この場合には、ケーブルアクチュエータのシリン
ダボディとピストンとに、上述の形態例とは逆のケーブ
ルワイヤを連結すればよい。また、本発明の連動ブレー
キ装置を2組用いることによって、四輪自動車にも適用
することが可能である。 これらの場合に、 ケーブルアクチュエータの付勢手段のセット荷重をFk ケーブルアクチュエータのシリンダボディに連結された
ワイヤケーブルに作用するケーブル牽引力をFc ケーブルアクチュエータのピストンに連結されたワイヤ
ケーブルに作用するケーブル牽引力をFp とすると、本発明を満足する関係式は、 Fk≧Fp(max)−Fc(min) となる。
【0044】また、上述の形態例では保持枠を用いて説
明したが、ケーブルアクチュエータと付勢手段とを車体
の構成部分を利用して支持してもよく、更に車体の構成
部分をシリンダボディのストッパとすることもできる。
シリンダボディを付勢する付勢手段として、形態例で示
したスプリング以外に、ゴムやスポンジ,軟質合成樹脂
等の他の弾性部材がある。
【0045】
【発明の効果】本発明の車両用連動ブレーキ装置は、ケ
ーブルアクチュエータに、ピストンをシリンダボディの
内部へ引き込み、該シリンダボディをピストンの引き込
みとは反対方向へ作動するフローティング型の液圧シリ
ンダを採用したことにより、ブレーキ操作子からの入力
荷重が低下せずに済み、更に構造が簡単で軽量・コンパ
クトであるため、車体への組付け性やメンテナンス性並
びに経済性にも優れている。また、ブレーキ操作子の液
圧マスタシリンダにつながれる液圧配管をケーブルアク
チュエータの液圧室に連結し、機械式ブレーキにつなが
れた連繋手段のいずれか一方を、シリンダボディから突
出するピストンの外端に連結すると共に、連繋手段の他
方をシリンダボディのピストンと反対側の端部に連結
し、該シリンダボディを付勢手段にて非作動方向へ付勢
して、非作動時のシリンダボディの後退位置をストッパ
との当接にて常時規制するようにしたから、ブレーキシ
ューとブレーキドラム間の制動間隙が機械式ブレーキ毎
に異なったり、シューリターンスプリングやレバーリタ
ーンスプリング等に製造誤差があっても、機械式ブレー
キのそれぞれをシリンダボディとピストンによって良好
に作動させることができ、作動力が機械式ブレーキ毎に
異なったり、不本意な順序で作動してしまうといった不
具合がなる。更に、一方の機械式ブレーキのライニング
が他方よりも著しく摩耗したり、車両の大きな走行抵抗
となることがなくなり、しかもブレーキ操作子の作動ス
トロークが増大したり、初期制動力の立ち遅れといった
不具合をも解消することができる。
【0046】更に、シリンダボディにつながる一方の機
械式ブレーキを前輪ブレーキとなし、ピストンにつなが
る他方の機械式ブレーキを後輪ブレーキとなして、ピス
トンをシリンダボディに先んじて作動させることによ
り、適用車両が自動二輪車の場合に、前・後輪ブレーキ
の同時作動では、車体前部側へ移動してしまう前の車体
荷重を後輪へ有効にかけながら後輪制動が先に行なわれ
るので、後からの前輪ブレーキによる前輪の制動と相俟
って、自動二輪車の全体に前・後輪ブレーキの制動力を
効果的に配分して、安定した車体姿勢を保ちながら短距
離で停止できるようになる。また、後輪ブレーキの作動
を優先することによって、後輪がロックする限界が高め
られるので、後輪の横滑りを極力回避することができ、
しかも後輪に較べて前輪のみが著しく偏摩耗するといっ
た不具合も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例を示す車両用連動ブレーキ装
置の概略図
【図2】本発明の一形態例を示すケーブルアクチュエー
タの拡大断面図
【図3】フローティング型の液圧シリンダを用いたケー
ブルアクチュエータの作動説明図
【図4】フローティング型の液圧シリンダを用いたケー
ブルアクチュエータの作動説明図
【図5】フローティング型の液圧シリンダを用いたケー
ブルアクチュエータの作動説明図
【符号の説明】
20…連動ブレーキ装置 22…液圧マスタシリンダ 23…ブレーキレバー(本発明のブレーキ操作子) 25…前輪ブレーキ(本発明の機械式ブレーキ) 26…後輪ブレーキ(本発明の機械式ブレーキ) 28…液圧配管 29…第1ワイヤケーブル(本発明の連繋手段) 30…第2ワイヤケーブル(本発明の連繋手段) 31…保持枠 31a…保持枠31の一方のガイド板(本発明のストッ
パ) 31b…保持枠31の他方のガイド板 32…付勢手段 33…フローティング型の液圧シリンダを用いたケーブ
ルアクチュエータ 34…ケーブルアクチュエータ33のシリンダボディ 34a…入力ポート 35…ケーブルアクチュエータ33のピストン 37…ブレーキシュー 37a…ライニング 40…ブレーキアーム 41,42…シューリターンスプリング 43…アジャストナット 44,45…レバーリターンスプリング 46…液圧室 47…シリンダ孔 48…プラグ 48a…一方のガイド板31aに支承されるプラグ48
の突部 A…ブレーキドラムと前・後輪ホイールの回転方向 Fk…付勢手段32のセット荷重 Ff…第1ワイヤケーブル29に作用するケーブル牽引
力 Fr…第2ワイヤケーブル30に作用するケーブル牽引
力 Fc…シリンダボディに連結されたワイヤケーブルに作
用するケーブル牽引力 Fp…ピストンに連結されたワイヤケーブルに作用する
ケーブル牽引力

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ操作子の液圧マスタシリンダに
    つながれた液圧配管と、2つの機械式ブレーキのそれぞ
    れにつながれたワイヤケーブルやロッド等の各連繋手段
    とをケーブルアクチュエータにて連結し、前記ブレーキ
    操作子の操作によって前記2つの機械式ブレーキを連動
    するバーハンドル車両用ブレーキ装置において、前記ケ
    ーブルアクチュエータを、シリンダボディ内部の液圧室
    に供給される液圧によって、ピストンをシリンダボディ
    の内部へ引き込み、該シリンダボディを同じく前記液圧
    にてピストンの引き込みとは反対方向へ作動するフロー
    ティング型の液圧シリンダとし、前記液圧配管をケーブ
    ルアクチュエータの液圧室に連結し、前記連繋手段のい
    ずれか一方を前記シリンダボディから突出するピストン
    の外端に連結すると共に、他方をシリンダボディのピス
    トンと反対側の端部に連結し、該シリンダボディを付勢
    手段にて非作動方向へ付勢して、非作動時のシリンダボ
    ディの後退位置をストッパとの当接にて常時規制したこ
    とを特徴とする車両用連動ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記シリンダボディにつながれる一方の
    機械式ブレーキを前輪ブレーキとなし、前記ピストンに
    つながれる他方の機械式ブレーキを後輪ブレーキとなす
    と共に、前記ピストンが前記シリンダボディに先んじて
    作動することを特徴とする請求項1記載の車両用連動ブ
    レーキ装置。
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