JPH1019426A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH1019426A
JPH1019426A JP17474596A JP17474596A JPH1019426A JP H1019426 A JPH1019426 A JP H1019426A JP 17474596 A JP17474596 A JP 17474596A JP 17474596 A JP17474596 A JP 17474596A JP H1019426 A JPH1019426 A JP H1019426A
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JP
Japan
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electromagnetic
way valve
capillary tube
compressor
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP17474596A
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English (en)
Inventor
Masanori Hirota
正宣 広田
Hiroto Nakama
啓人 中間
Katsuya Wakita
克也 脇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の減圧膨張機構部において、オイ
ル分解物等が付着することを防ぐ。 【解決手段】 制御手段16は、定期的に圧縮機3の運
転を停止し、第1の電磁三方弁5と第2の電磁三方弁8
の切り換え動作を行なって、循環ポンプ13と第1の電
磁三方弁5と受液器6とキャピラリーチューブ7と第2
の電磁三方弁8とからなる循環ラインを形成し、循環ポ
ンプ13で受液器6中の液冷媒11を循環させ、加振装
置15でキャピラリーチューブ7に振動を加え簡易的な
超音波洗浄を一定時間行うことにより、キャピラリーチ
ューブ7内の付着物を除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の信頼性
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在まで空調機器で使用されていた作動
媒体である冷媒のうち、オゾン層破壊の能力のあるもの
の生産及び使用が、地球のオゾン層保護のため国際的に
制限されつつあり、冷媒を地球環境に安全な特性のもの
に変更する取り組みがなされている。
【0003】この代替冷媒として選定されたいくつかの
冷媒を冷凍サイクルで実際に使用するためには、これら
の冷媒が圧縮機の潤滑に必要なオイルと適合することが
必要である。
【0004】この適合条件としては、冷媒と相互に溶解
すること、化学的に安定であること、電気絶縁性が高い
ことが必要である。従来用いられている鉱油、アルキル
ベンゼン等のオイルは、吸湿性がないためシステムへの
水分侵入量が少なくドライヤに要求される性能も僅かで
あり、鉱油、アルキルベンゼン等の場合は、加水分解を
しないため、加水分解により基本的には酸が冷凍サイク
ル内において生成されることはない。
【0005】しかし、従来用いられている鉱油、アルキ
ルベンゼン等は、代替のHFC冷媒との相溶性が乏し
く、上記条件を満足するオイルの中には、例えばエステ
ル系オイルのように吸湿性が高く加水分解を生じるもの
がある。
【0006】一方、冷凍サイクルへの水分侵入は、空調
機器の生産時、設置時、又メンテナンス時等で生じ、例
えば冷凍サイクルが大気に開放されると、内部に外気が
侵入し空気調和機内に水分が多く混入する。設置時では
放置している配管内等に雨露が侵入する場合もある。こ
のような水分侵入量は、現状では工場での生産以外は管
理されていない。
【0007】このように、水分が侵入することにより、
エステル系オイル等では、以下の問題が生じ空気調和機
の信頼性を損なう。つまり、酸とアルコールの反応から
水を除去したものがエステル系オイルであるため、冷凍
サイクル内に水分があると加水分解反応が生じて酸が生
成され、また、この反応速度は、系の温度に依存して加
速する傾向がある。
【0008】よって冷凍サイクル内に水分が存在した場
合、圧縮機の摺動材の摩擦熱や、高温の吐出ガスの影響
により、エステル系オイルの加水分解が促進される。エ
ステル系オイルの加水分解により発生した酸と冷凍サイ
クル内の金属が反応して金属石鹸が生成されるが、この
金属石鹸がさまざまなところに詰まり信頼性を低下させ
る。例えば、前記金属石鹸が生成された場合、これがキ
ャピラリーチューブ等に詰まり、冷媒循環量が低下し、
冷却能力が不足となる。
【0009】これらの問題に対応して従来は、生産時に
冷凍サイクルへの水分侵入を防止し一定値以下に保つよ
うにする、水の捕捉手段としては、空気調和機サイクル
内に水分を吸着する合成ゼオライト等のドライヤ等をあ
らかじめ配置する、水分量のチェックとしては、冷媒配
管中に設けたサイトグラス内に水分に反応して変色する
水分センサー等を設置する、エステル系オイルを使用す
る場合には、オイルに例えば酸水分捕捉剤や加水分解抑
制剤を添加して加水分解自体を抑制したり、生成した酸
は、この酸捕捉剤と化合されて酸の量が抑制されるよう
にしている、圧縮機吐出温度の上昇を抑制して、エステ
ル系オイルの分解速度を抑制する、等の方策をとるのが
一般的であった。
【0010】また、特開平7−167509号公報に記
載されているように、運転制御装置としては、圧縮機の
運転積算時間計時手段と吐出温度検出器を空気調和機に
設置し、吐出温度が一定温度以上に上昇した回数を計数
し、吐出温度上昇回数が一定回数を超えた場合に運転周
波数を一定周波数のみ低減させ、吐出温度を一旦下げる
ことにより、キャピラリーチューブ内のスラッジの発生
を抑制していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エステ
ル系オイルを使用する空気調和機においては、水分管理
を行いにくい現場での設置工事やメンテナンス作業等に
より、冷凍システム内に水分が混入する場合があり、前
記水分と圧縮機の摺動材摩擦熱や、高温の吐出ガスの影
響によりエステル系オイルの加水分解が促進される。上
記のような吐出温度を制御する方法を用いても系内に水
分が多量に存在した場合、加水分解を抑制するには限界
があり、エステル系オイルの加水分解により発生した酸
と系内の金属とが反応して形成された金属石鹸が、キャ
ピラリーチューブ内等に付着することによる詰まりを引
き起こして、冷媒循環量低下による能力不足をもたら
し、空気調和機の信頼性が低下する可能性が極めて高く
なる問題があった。
【0012】従って、本発明では上記点に鑑み、冷凍シ
ステムにキャピラリーチューブ内の付着物質の除去が可
能な洗浄ラインを組み込んで、空気調和機の信頼性を高
めることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明は、圧縮機と、室外熱交換器と、第1の電磁三方
弁と、受液器と、キャピラリーチューブと、第2の電磁
三方弁と、室内熱交換器とを第1の配管を介して順次環
状に接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前記第
1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を介し
て接続した循環ポンプと、前記キャピラリーチューブに
設置される加振装置と、制御手段とを有し、前記制御手
段は、一定時間毎に圧縮機の運転を停止し、第1の電磁
三方弁と第2の電磁三方弁の切り換え動作を行うことに
より、前記循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液器
と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁とから
なる循環ラインを形成して、加振装置により振動を加え
ながらキャピラリーチューブの洗浄を行うように構成し
たものである。
【0014】また、圧縮機と、室外熱交換器と、第1の
電磁三方弁と、受液器と、キャピラリーチューブと、第
2の電磁三方弁と、室内熱交換器とを第1の配管を介し
て順次環状に接続して冷媒を循環させる冷凍サイクル
と、前記第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の
配管を介して接続した循環ポンプと、前記キャピラリー
チューブに設置される加振装置と、前記圧縮機の吐出部
の第1の配管に設置された温度検出手段と、前記キャピ
ラリーチューブ出口側の第1の配管に設置された圧力検
出手段と、制御手段とを有し、前記制御手段は、前記温
度検出手段により検出された温度が一定値以上かつ、前
記圧力検出手段により検出された圧力が一定値以下にな
った場合、圧縮機の運転を停止し、第1の電磁三方弁と
第2の電磁三方弁の切り換え動作を行うことにより、前
記循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液器と、キャ
ピラリーチューブと、第2の電磁三方弁とからなる循環
ラインを形成して、加振装置により振動を加えながら、
キャピラリーチューブの洗浄を行うように構成したもの
である。
【0015】また、圧縮機と、室外熱交換器と、受液器
と、第1の電磁三方弁と、キャピラリーチューブと、第
2の電磁三方弁と、室内熱交換器とを第1の配管を介し
て順次環状に接続して冷媒を循環させる冷凍サイクル
と、前記第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の
配管を介して接続した循環ポンプと、前記冷媒ポンプを
接続している第2の配管に設置された封入排気バルブ
と、前記キャピラリーチューブに設置される加振装置お
よびヒータと、制御手段とを有し、前記制御手段は、圧
縮機の運転を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電磁三
方弁の切り換え動作を行うことにより、前記循環ポンプ
と、第1の電磁三方弁と、受液器と、キャピラリーチュ
ーブと、第2の電磁三方弁とからなる循環ラインを形成
し、封入排気ポートより洗浄液を封入排出して、加振装
置による振動とヒータによる熱を加えながらキャピラリ
ーチューブの洗浄を行うように構成したものである。
【0016】また、第1の電磁三方弁と第2の電磁三方
弁に第2の配管を介して接続している循環ポンプの循環
方向を、通常の冷凍サイクル中でキャピラリーチューブ
内を冷媒が流れる方向と逆の方向になるように前記循環
ポンプを設置した構成になっている。
【0017】また、第1の電磁三方弁と第2の電磁三方
弁に循環ポンプを接続している第2の配管の途中にフィ
ルターを設置した構成になっている。
【0018】これにより、オイルの分解物等の付着によ
るキャピラリーチューブの詰まりを抑制でき、信頼性の
高い空気調和機が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機と、室外熱交換器と、第1の電磁三方弁と、
受液器と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁
と、室内熱交換器とを第1の配管を介して順次環状に接
続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前記第1の電
磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を介して接続
した循環ポンプと、前記キャピラリーチューブに設置さ
れる加振装置と、制御手段とを有し、前記制御手段は、
一定時間毎に圧縮機の運転を停止し、第1の電磁三方弁
と第2の電磁三方弁の切り換え動作を行うことにより、
前記循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液器と、キ
ャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁とからなる循
環ラインを形成して、加振装置により振動を加えながら
キャピラリーチューブの洗浄を行う洗浄ラインを備えた
ものであり、例えば冷媒がR407C(R134a/R
125/R32=52/25/23)、オイルがエステ
ル系オイルの空気調和機において、設置時或いはメンテ
ナンス時に、冷凍システム内に水分が侵入した状態で運
転が行われると、圧縮機の摺動材の摩擦熱や、高温の吐
出ガスの影響により、エステル系おいるの加水分解が促
進される。加水分解により発生した酸はシステム内の金
属と反応して金属石鹸を生成しシステム内を循環して、
内径の細いキャピラリーチューブ内壁等に付着するが、
このような場合でも、制御手段により、定期的に圧縮機
の運転を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁
の切り換え動作を行うことにより、循環ポンプと、第1
の電磁三方弁と、受液器と、キャピラリーチューブと、
第2の電磁三方弁とから成る循環ラインを形成し、循環
ポンプで受液器中に溜まっている液冷媒を循環させ、さ
らに加振装置でキャピラリーチューブに振動を加え簡易
的な超音波洗浄を一定時間行うことにより、キャピラリ
ーチューブ内に付着した金属石鹸等の付着物を除去する
ので、キャピラリーチューブ内に金属石鹸等の付着物が
堆積するのを抑制し冷媒の流量不足による空気調和機の
能力の低下を防げ信頼性を向上させることができる。
【0020】本発明の請求項2に記載の発明は、圧縮機
と、室外熱交換器と、第1の電磁三方弁と、受液器と、
キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁と、室内熱
交換器とを第1の配管を介して順次環状に接続して冷媒
を循環させる冷凍サイクルと、前記第1の電磁三方弁
と、第2の電磁三方弁に第2の配管を介して接続した循
環ポンプと、前記キャピラリーチューブに設置される加
振装置と、前記圧縮機の吐出部の第1の配管に設置され
た温度検出手段と、前記キャピラリーチューブ出口側の
第1の配管に設置された圧力検出手段と、制御手段とを
有し、前記制御手段は、前記温度検出手段により検出さ
れた温度が一定値以上かつ、前記圧力検出手段により検
出された圧力が一定値以下になった場合、圧縮機の運転
を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁の切り
換え動作を行うことにより、前記循環ポンプと、第1の
電磁三方弁と受液器と、キャピラリーチューブと、第2
の電磁三方弁とからなる循環ラインを形成して、加振装
置により振動を加えながらキャピラリーチューブの洗浄
を行う洗浄ラインを備えたものであり、例えば冷媒がR
407C(R134a/R125/R32=52/25
/23)、オイルがエステル系オイルの空気調和機にお
いて、設置時或いはメンテナンス時に、冷凍システム内
に水分が侵入した状態で運転が行われると、圧縮機の摺
動材の摩擦熱や、高温の吐出ガスの影響により、エステ
ル系オイルの加水分解が促進する。加水分解により発生
した酸はシステム内の金属と反応して金属石鹸を生成し
システム内を循環して、内径の細いキャピラリーチュー
ブ内壁等に付着し冷媒循環量が減少するが、このような
場合でも、圧縮機の吐出部の第1の配管に設置された温
度検出手段が冷媒循環量の低下による吐出ガス温度の上
昇を測定し、かつキャピラリーチューブ出口側第1の配
管に設置された圧力検出手段が冷媒循環量低下による吸
入圧力の低下を測定することによりキャピラリーチュー
ブの詰まりの兆候を検知し、制御手段により、圧縮機の
運転を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁の
切り換え動作を行うことにより、循環ポンプと、第1の
電磁三方弁と、受液器と、キャピラリーチューブと、第
2の電磁三方弁とからなる循環ラインを形成し、循環ポ
ンプで受液器中に溜まっている液冷媒を循環させ、さら
に加振装置でキャピラリーチューブに振動を加え簡易的
な超音波洗浄を一定時間行うことにより、キャピラリー
チューブ内に付着した金属石鹸等の付着物を除去するの
で、キャピラリーチューブ内に金属石鹸等の付着物が堆
積するのを抑制し冷媒の流量不足による空気調和機の能
力の低下を防げ信頼性を向上させることができ、また、
定期的に洗浄を行うのではなく、キャピラリーチューブ
の詰まりを検知することにより洗浄を行うので、洗浄動
作回数を最低限に抑えることができ、空気調和機の運転
一時停止による運転効率の低下を防ぐことができる。
【0021】本発明の請求項3に記載の発明は、圧縮機
と、室外熱交換器と、受液器と、第1の電磁三方弁と、
キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁と、室内熱
交換器とを第1の配管を介して順次環状に接続して冷媒
を循環させる冷凍サイクルと、前記第1の電磁三方弁と
第2の電磁三方弁に第2の配管を介して接続した循環ポ
ンプと、前記冷媒ポンプを接続している第2の配管に設
置された封入排気バルブと、前記キャピラリーチューブ
に設置される加振装置およびヒータと、制御手段とを有
し、前記制御手段は、圧縮機の運転を停止し、第1の電
磁三方弁と第2の電磁三方弁の切り換え動作を行うこと
により、前記循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液
器と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁とか
らなる循環ラインを形成し、封入排気ポートより洗浄液
を封入排出して加振装置による振動と、ヒータによる熱
を加えながらキャピラリーチューブの洗浄を行う洗浄ラ
インを備えたものであり、例えば冷媒がR407C(R
134a/R125/R32=52/25/23)、オ
イルがエステル系オイルの空気調和機において設置時或
いはメンテナンス時に冷凍システム内に水分が侵入した
状態で運転が行われると圧縮機の摺動材の摩擦熱や、高
温の吐出ガスの影響により、エステル系オイルの加水分
解が促進する。加水分解により発生した酸はシステム内
の金属と反応して金属石鹸を生成しシステム内を循環し
て、内径の細いキャピラリーチューブ内壁等に付着する
が、このような場合でも、制御手段により、外部より手
動で定期的に圧縮機の運転を停止し、第1の電磁三方弁
と第2の電磁三方弁の切り換え動作を行うことにより、
循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、キャピラリーチュ
ーブと、第2の電磁三方弁とからなる循環ラインを形成
し、封入排気ポートより内部の液冷媒を排出した後、金
属石鹸と相溶性のある洗浄液を洗浄ラインに封入し、循
環ポンプで洗浄液を循環させ、さらに加振装置とヒータ
でキャピラリーチューブに振動と熱を加え、ヒータの熱
により洗浄液の洗浄性を向上させた簡易的な超音波洗浄
を一定時間行うことにより、キャピラリーチューブ内に
付着した金属石鹸等の付着物を除去し、洗浄液を排出し
て洗浄ラインを真空引きした後運転を再開するので、キ
ャピラリーチューブ内に金属石鹸等の付着物が堆積する
のを抑制し冷媒の流量不足による空気調和機の能力の低
下を防げ信頼性を向上させることができ、また、金属石
鹸と相溶性のある洗浄液を封入して、ヒータで加温しな
がら洗浄するのでキャピラリーチューブ内の付着物に対
しての洗浄力が向上し、洗浄時間の短縮が図ることがで
きる。
【0022】本発明の請求項4に記載の発明は、第1の
電磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を介して接
続している循環ポンプの循環方向を、通常の冷凍サイク
ル中でキャピラリーチューブ内を冷媒が流れる方向と逆
の方向になるように前記循環ポンプを設置したものであ
り、例えば、循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液
器と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁とか
らなる洗浄ラインにおいて、通常の冷凍サイクル中での
キャピラリーチューブ内を冷媒が流れる方向と逆方向
に、受液器の冷媒を循環ポンプで流すことによりキャピ
ラリーチューブ内の金属石鹸等の付着物に対してより強
いせん断力を与えてキャピラリーチューブ内に付着した
金属石鹸等の付着物を除去するので、キャピラリーチュ
ーブ内の金属石鹸等の付着物が堆積するのを抑制し冷媒
の流量不足による空気調和機の能力の低下を防げ信頼性
を向上させることができ、また、外部より強制的に洗浄
剤等を封入することなく、キャピラリーチューブ内の付
着物に対しての洗浄力が向上し、また、洗浄時間の短縮
が図ることができる。
【0023】本発明の請求項5に記載の発明は、第1の
電磁三方弁と第2の電磁三方弁に循環ポンプを接続して
いる第2の配管の途中にフィルターを設置し、循環ポン
プと、第1の電磁三方弁と、受液器と、キャピラリーチ
ューブと、第2の電磁三方弁とからなる洗浄ラインにお
いて、受液器の液冷媒を循環ポンプで循環させて、振動
装置でキャピラリーチューブに振動を加え簡易的な超音
波洗浄を一定時間行うことにより、キャピラリーチュー
ブ内に付着した金属石鹸等の付着物を除去するので、キ
ャピラリーチューブの付着物が堆積するのを抑制し冷媒
の流量不足による空気調和機の能力の低下を防げ信頼性
を向上させることができ、また、除去された付着物を第
2の配管の途中に設置したフィルターでトラップするこ
とにより、圧縮機の運転再開時に除去された付着物が冷
凍システムを循環して再度キャピラリーチューブに付着
するのを防ぐことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1から図
5を用いて説明する。
【0025】(実施例1)本発明による空気調和機の実
施例1について、図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の実施例1による空気調和機の模式図であ
る。
【0026】図1において、1は空気調和機の室外機本
体、2は室内機本体である。室外機本体1内において、
圧縮機3と、室外熱交換器4と、第1の電磁三方弁5
と、受液器6と、キャピラリーチューブ7と、第2の電
磁三方弁8とが設置されており、室内機器本体2内にお
いて、室内熱交換器9が設置されている。そして、圧縮
機3と、室外熱交換器4と、第1の電磁三方弁5と、受
液器6と、キャピラリーチューブ7と、第2の電磁三方
弁8と、室内側熱交換器9とは、第1の配管10を介し
て順次環状に接続して、冷媒11を循環させる冷凍サイ
クルを形成している。
【0027】圧縮機3内には機械部潤滑のためのオイル
12が封入されている。13は循環ポンプであり、第1
の電磁三方弁5と、第2の電磁三方弁8に足して第2の
配管14を介して接続されている。15は加振装置であ
り、キャピラリーチューブ7に密着設置されている。1
6は制御手段であり、制御手段16は、圧縮機3と、第
1の電磁三方弁5と第2の電磁三方弁8と循環ポンプ1
2と、加振装置15と相互に電気配線17を介して接続
されている。
【0028】以上のように構成された空気調和機につい
て以下その動作を説明する。本発明の空気調和機におい
て、圧縮機3で圧縮して吐出された高温高圧のガス冷媒
11は、室外熱交換器4で外気と熱交換することにより
放熱凝縮して液化し、液冷媒11は、キャピラリーチュ
ーブ7において減圧膨張して低温低圧の液冷媒11にな
る。低温低圧の液冷媒11は、室内熱交換器9において
外気と熱交換し、吸熱気化してガス冷媒11となり圧縮
機3に吸気される。この一連の冷凍サイクルを繰り返す
ことにより冷房運転を行う。又、圧縮機3内のオイル1
2の一部は冷媒11と共に吐出され冷凍サイクル内を循
環する。
【0029】ここで、冷媒11がR407C(R134
a/R32/R125=52/23/25)、オイル1
2がエステル系オイルである本実施例の空気調和機にお
いて、設置時或いはメンテナンス時に、冷凍システム内
に水分が侵入した状態で運転が行われると、圧縮機3の
摺動材の摩擦熱や、高温の吐出ガスの影響により、エス
テル系オイル12の加水分解が促進される。
【0030】加水分解により発生した酸は、システム内
の金属と反応して金属石鹸を生成しシステム内を循環し
て、内径の細いキャピラリーチューブ7内壁等に付着す
るが、このような場合でも、制御手段16により、定期
的に圧縮機3の運転を停止し、第1の電磁三方弁5と第
2の電磁三方弁8の切り換え動作を行うことにより、循
環ポンプ13と、第1の電磁三方弁5と、受液器6と、
キャピラリーチューブ7と、第2の電磁三方弁8とから
なる循環ラインを形成する。
【0031】循環ポンプ13は、受液器6中に溜まって
いる液冷媒11を循環させ、さらに加振装置15でキャ
ピラリーチューブ7に振動を加え簡易的な超音波洗浄を
一定時間行うことにより、キャピラリーチューブ内に付
着した金属石鹸等の付着物を除去できるので、キャピラ
リーチューブ7内に金属石鹸等の付着物が堆積するのを
抑制し冷媒11の流量不足による空気調和機の能力の低
下を防げ信頼性を向上させることができる。
【0032】なお、本実施例の空気調和機は、冷房専用
であるが、ヒートポンプ式の冷房、暖房運転用の空気調
和機の場合でも同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0033】また、本実施例ではオイル12をエステル
系オイルとしているが、鉱油、エーテル油等のオイルの
場合についても同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0034】また、本実施例の空気調和機は、減圧膨張
機構にキャピラリーチューブを使用しているが、電動膨
張弁等を用いても同様の効果が得られることは言うまで
もない。
【0035】(実施例2)次に、本発明による空気調和
機の実施例2について、図面を参照しながら説明する。
なお、実施例1と同一構成については、同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0036】図2は、本発明の実施例2による空気調和
機の模式図である。図2において、18は温度検出手段
であり、圧縮機3の吐出部の第1の配管に設置されてい
る。19は圧力検出手段であり、キャピラリーチューブ
7の出口以降の第1の配管に設置されている。制御手段
16は、圧縮機3と、第1の電磁三方弁5と、第2の電
磁三方弁8と、循環ポンプ12と、加振装置15と、温
度検出手段18と、圧力検出手段19と相互に電気配線
17を介して接続されている。
【0037】以上のように構成された空気調和機につい
て以下その動作を説明する。本実施例の空気調和機にお
いて、圧縮機3で圧縮して吐出された高温高圧のガス冷
媒11は、室外熱交換器4で外気と熱交換することによ
り放熱凝縮して液化し、液冷媒11は、キャピラリーチ
ューブ7において減圧膨張して低温低圧の液冷媒11に
なる。低温低圧の液冷媒11は、室内熱交換器9におい
て外気と熱交換し、吸熱気化してガス冷媒11となり圧
縮機3に吸気される。この一連の冷凍サイクルを繰り返
すことにより冷房運転を行う。又、圧縮機3内のオイル
12の一部は冷媒11と共に吐出され冷凍サイクル内を
循環する。
【0038】ここで、冷媒11がR407C(R134
a/R32/R125=52/23/25)、オイル1
2がエステル系オイルである本実施例の空気調和機にお
いて、設置時或いはメンテナンス時に、冷凍システム内
に水分が侵入した状態で運転が行われると、圧縮機3の
摺動材の摩擦熱や、高温の吐出ガスの影響により、エス
テル系オイル12の加水分解が促進される。
【0039】加水分解により発生した酸は、システム内
の金属と反応して金属石鹸を生成しシステム内を循環し
て、内径の細いキャピラリーチューブ7内壁等に付着し
冷媒11循環量が減少するが、このような場合でも、圧
縮機3の吐出部の第1の配管10に設置された温度検出
手段18が冷媒11循環量の低下による吐出ガス温度の
上昇を測定し、かつキャピラリーチューブ7出口側第1
の配管10に設置された圧力検出手段19が冷媒11循
環量低下による吸入圧力の低下を測定することによりキ
ャピラリーチューブ7の詰まりの兆候を検知し、制御手
段16により、圧縮機3の運転を停止し、第1の電磁三
方弁5と第2の電磁三方弁8の切り換え動作を行うこと
により、循環ポンプ13と、第1の電磁三方弁5と、受
液器6と、キャピラリーチューブ7と、第2の電磁三方
弁8とからなる循環ラインを形成する。
【0040】循環ポンプ13は、受液器6中に溜まって
いる液冷媒11を循環させ、さらに加振装置15でキャ
ピラリーチューブ7に振動を加え簡易的な超音波洗浄を
一定時間行うことにより、キャピラリーチューブ7内に
付着した金属石鹸等の付着物を除去できるので、キャピ
ラリーチューブ7内に金属石鹸等の付着物が堆積するの
を抑制し、冷媒11の流量不足による空気調和機の能力
の低下を防止し信頼性を向上させることができ、また、
定期的に洗浄を行うのではなく、キャピラリーチューブ
7の詰まりを検知することにより洗浄を行うので、洗浄
動作回数を最低限に抑えることができ、空気調和機の運
転一時停止による運転効率の低下を防ぐことができる。
【0041】なお、本実施例の空気調和機は、冷房専用
であるが、ヒートポンプ式の冷房、暖房運転用の空気調
和機の場合でも同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0042】また、本実施例ではオイル12をエステル
系オイルとしているが、鉱油、エーテル油等のオイルの
場合についても同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0043】また、本実施例の空気調和機は、減圧膨張
機構にキャピラリーチューブを使用しているが、電動膨
張弁等を用いても同様の効果が得られることは言うまで
もない。
【0044】(実施例3)次に、本発明による空気調和
機の実施例3について、図面を参照しながら説明する。
なお、実施例1と同一構成については、同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0045】図3は、本発明の実施例3による空気調和
機の模式図である。図3において、本実施例の空気調和
機は、圧縮機3、室外熱交換器4、受液器6、第1の電
磁三方弁5、キャピラリーチューブ7、第2の電磁三方
弁8、室内熱交換器9の順に環状接続して冷凍サイクル
を形成している。20は封入排気バルブであり、第2の
配管14に設置されている。21はヒータであり、加振
装置15と同様にキャピラリーチューブ7に密着設置さ
れている。
【0046】制御手段16は、圧縮機3と、第1の電磁
三方弁5と、第2の電磁三方弁8と、循環ポンプ12
と、加振装置15と、ヒータ21と相互に電気配線17
を介して接続されている。
【0047】以上のように構成された空気調和機につい
て以下その動作を説明する。本実施例の空気調和機にお
いて、圧縮機3で圧縮して吐出された高温高圧のガス冷
媒11は、室外熱交換器4で外気と熱交換することによ
り放熱凝縮して液化し、液冷媒11は、キャピラリーチ
ューブ7において減圧膨張して低温低圧の液冷媒11に
なる。低温低圧の液冷媒11は、室内熱交換器9におい
て外気と熱交換し、吸熱気化してガス冷媒11となり圧
縮機3に吸気される。この一連の冷凍サイクルを繰り返
すことにより冷房運転を行う。又、圧縮機3内のオイル
12の一部は冷媒11と共に吐出され冷凍サイクル内を
循環する。
【0048】ここで、冷媒11がR407C(R134
a/R32/R125=52/23/25)、オイル1
2がエステル系オイルである本実施例の空気調和機にお
いて、設置時或いはメンテナンス時に、冷凍システム内
に水分が侵入した状態で運転が行われると、圧縮機3の
摺動材の摩擦熱や、高温の吐出ガスの影響により、エス
テル系オイル12の加水分解が促進される。
【0049】加水分解により発生した酸は、システム内
の金属と反応して金属石鹸を生成しシステム内を循環し
て、内径の細いキャピラリーチューブ7内壁等に付着す
るが、このような場合でも、制御手段16により、外部
より手動で定期的に圧縮機3の運転を停止し、第1の電
磁三方弁5と第2の電磁三方弁8の切り換え動作を行う
ことにより、循環ポンプ12と、第1の電磁三方弁5
と、キャピラリーチューブ7と、第2の電磁三方弁8と
からなる循環ラインを形成し、封入排気バルブ20より
内部の液冷媒11を排出した後、金属石鹸と相溶性のあ
る洗浄液を洗浄ラインに封入する。
【0050】循環ポンプ13により洗浄液を循環させ、
さらに加振装置15とヒータ21でキャピラリーチュー
ブ7に振動と熱を加え、ヒータ21の熱により洗浄液の
温度を40℃〜50℃にして洗浄力を向上させた簡易的
な超音波洗浄を一定時間行うことにより、キャピラリー
チューブ7内に付着した金属石鹸等の付着物を除去し、
吸入排気バルブ20より真空引き等の吸引手段を用い
て、かつヒータで加熱しながら洗浄液を排出することに
より、残留しやすいキャピラリーチューブ7内の洗浄液
も回収でき、再び第1の電磁三方弁5と第2の電磁三方
弁8の切り換え動作を行うことにより、通常の運転を再
開できるので、キャピラリーチューブ7内に金属石鹸等
の付着物が堆積するのを抑制し冷媒11の流量不足によ
る空気調和機の能力の低下を防止し信頼性を向上させる
ことができ、また、金属石鹸と相溶性のある洗浄液を封
入して、ヒータ21で加温しながら洗浄するのでキャピ
ラリーチューブ7内の付着物に対しての洗浄力が向上
し、洗浄時間の短縮が図ることができる。
【0051】なお、本実施例の空気調和機は、冷房専用
であるが、ヒートポンプ式の冷房、暖房運転用の空気調
和機の場合でも同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0052】また、本実施例では、オイル12をエステ
ル系オイルとしているが、鉱油、エーテル油等のオイル
の場合についても同様の効果が得られることは言うまで
もない。
【0053】また、本実施の形態の空気調和機は、減圧
膨張機構にキャピラリーチューブを使用しているが、電
動膨張弁等を用いても同様の効果が得られることは言う
までもない。
【0054】(実施例4)次に、本発明による空気調和
機の実施例4について、図面を参照しながら説明する。
なお、実施例1と同一構成については、同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0055】図4は、本発明の実施例4による空気調和
機の模式図である。図4において、循環ポンプ13は、
第1の電磁三方弁5と第2の電磁三方弁8に第2の配管
14を介して、循環方向が通常の冷凍サイクル中でキャ
ピラリーチューブ7内を冷媒11が流れる方向と、逆の
方向になるように設置されている。
【0056】以上のように構成された空気調和機につい
て以下その動作を説明する。本実施例の空気調和機にお
いて、圧縮機3で圧縮して吐出された高温高圧ガス冷媒
11は、室外熱交換器4で外気と熱交換することにより
放熱凝縮して液化し、液冷媒11は、キャピラリーチュ
ーブ7において減圧膨張して低温低圧の液冷媒11にな
る。低温低圧の液冷媒11は、室内熱交換器9において
外気と熱交換し、吸熱気化してガス冷媒11となり圧縮
機3に吸気される。この一連の冷凍サイクルを繰り返す
ことにより冷房運転を行う。又、圧縮機3内のオイル1
2の一部は冷媒11と共に吐出され冷凍サイクル内を循
環する。
【0057】ここで、冷媒11がR407C(R134
a/R32/R125=52/23/25)、オイル1
2がエステル系オイルである本発明の空気調和機におい
て、設置時或いはメンテナンス時に、冷凍システム内に
水分が侵入した状態で運転が行われると、圧縮機3の摺
動材の摩擦熱や、高温の吐出ガスの影響により、エステ
ル系オイル12の加水分解が促進される。
【0058】加水分解により発生した酸は、システム内
の金属と反応して金属石鹸を生成しシステム内を循環し
て、内径の細いキャピラリーチューブ7内壁等に付着す
るが、このような場合でも、制御手段16により、定期
的に圧縮機3の運転を停止し、第1の電磁三方弁5と第
2の電磁三方弁8の切り換え動作を行うことにより、循
環ポンプ13と、第1の電磁三方弁5と、受液器6と、
キャピラリーチューブ7と、第2の電磁三方弁8とから
なる循環ラインを形成する。
【0059】加振装置15により振動を与えながら、循
環ポンプ13で受液器6中に溜まっている液冷媒11
を、通常の冷凍サイクル中でのキャピラリーチューブ7
内を冷媒11が流れる方向と逆方向に、つまり、循環ポ
ンプ13、第2の電磁三方弁8、キャピラリーチューブ
7、受液器6、電磁三方弁5の順に流すことによりキャ
ピラリーチューブ7内の金属石鹸等の付着物に対してよ
り強いせん断力を与えてキャピラリーチューブ7内に付
着した金属石鹸等の付着物を除去するので、キャピラリ
ーチューブ7内の金属石鹸等の付着物が堆積するのを抑
制し、冷媒11の流量不足による空気調和機の能力の低
下を防止し信頼性を向上させることができ、また、外部
より強制的に洗浄剤等を封入することなく、キャピラリ
ーチューブ7内の付着物に対しての洗浄力が向上し、ま
た、洗浄時間の短縮が図ることができる。
【0060】なお、本実施例の空気調和機は、冷房専用
であるが、ヒートポンプ式の冷房、暖房運転用の空気調
和機の場合でも同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0061】また、本実施例ではオイル12をエステル
系オイルとしているが、鉱油、エーテル油等のオイルの
場合についても同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0062】また、本実施例の空気調和機は、減圧膨張
機構にキャピラリーチューブを使用しているが、電動膨
張弁等を用いても同様の効果が得られることは言うまで
もない。
【0063】(実施例5)次に、本発明による空気調和
機の実施例5について、図面を参照しながら説明する。
なお、実施例1と同一構成については、同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0064】図5は、本発明の実施例5による冷凍サイ
クルの模式図である。図5において、22はフィルタで
あり、第2の配管14の途中に設置されている。
【0065】以上のように構成された空気調和機につい
て以下その動作を説明する。本実施例の空気調和機にお
いて、圧縮機3で圧縮して吐出された高温高圧のガス冷
媒11は、室外熱交換器4で外気と熱交換することによ
り放熱凝縮して液化し、液冷媒11は、キャピラリーチ
ューブ7において減圧膨張して低温低圧の液冷媒11に
なる。低温低圧の液冷媒11は、室内熱交換器9におい
て外気と熱交換し、吸熱気化してガス冷媒11となり圧
縮機3に吸気される。この一連の冷凍サイクルを繰り返
すことにより冷房運転を行う。又、圧縮機3内のオイル
12の一部は冷媒11と共に吐出され冷凍サイクル内を
循環する。
【0066】ここで、冷媒11がR407C(R134
a/R32/R125=52/23/25)、オイル1
2がエステル系オイルである本発明の空気調和機におい
て、設置時或いはメンテナンス時に、冷凍システム内に
水分が侵入した状態で運転が行われると、圧縮機3の摺
動材の摩擦熱や、高温の吐出ガスの影響により、エステ
ル系オイル12の加水分解が促進される。
【0067】加水分解により発生した酸は、システム内
の金属と反応して金属石鹸を生成しシステム内を循環し
て、内径の細いキャピラリーチューブ7内壁等に付着す
るが、このような場合でも、制御手段16により、定期
的に圧縮機3の運転を停止し、第1の電磁三方弁5と第
2の電磁三方弁8の切り換え動作を行うことにより、循
環ポンプ13と、第1の電磁三方弁5と、受液器6と、
キャピラリーチューブ7と、第2の電磁三方弁8とから
なる循環ラインを形成する。
【0068】循環ポンプ13で受液器6中に溜まってい
る液冷媒11を循環させ、さらに加振装置15でキャピ
ラリーチューブ7に振動を加え簡易的な超音波洗浄を一
定時間行うことにより、キャピラリーチューブ7内に付
着した金属石鹸等の付着物を除去でき、さらに、簡易的
な超音波洗浄を行った際除去されるキャピラリーチュー
ブ7の付着物を、洗浄ライン中のフィルター22でトラ
ップするので、キャピラリーチューブ7内に付着した金
属石鹸等の付着物を除去するのでキャピラリーチューブ
の付着物が堆積するのを抑制し冷媒11の流量不足によ
る空気調和機の能力の低下を防止し信頼性を向上させる
ことができ、また、除去された付着物を第2の配管14
の途中に設置したフィルター22でトラップすることに
より、再び第1の電磁三方弁5と第2の電磁三方弁8の
切換動作を行って圧縮機3の運転を再開する時に、除去
された付着物が冷凍システムを循環して再度キャピラリ
ーチューブ7に付着するのを防ぐことができる。
【0069】なお、本実施例の空気調和機は、冷房専用
であるが、ヒートポンプ式の冷房、暖房運転用の空気調
和機の場合でも同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0070】また、本実施例ではオイル12をエステル
系オイルとしているが、鉱油、エーテル油等のオイルの
場合についても同様の効果が得られることは言うまでも
ない。
【0071】また、本実施例の空気調和機は、減圧膨張
機構にキャピラリーチューブを使用しているが、電動膨
張弁等を用いても同様の効果が得られることは言うまで
もない。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧縮機
と、室外熱交換器と、第1の電磁三方弁と、受液器と、
キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁と、室内熱
交換器とを第1の配管を介して順次環状に接続して冷媒
を循環させる冷凍サイクルと、前記第1の電磁三方弁と
第2の電磁三方弁に第2の配管を介して接続した循環ポ
ンプと、前記キャピラリーチューブに設置される加振装
置と、制御手段とを有し、前記制御手段は、一定時間毎
に圧縮機の運転を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電
磁三方弁の切り換え動作を行うことにより、前記循環ポ
ンプと、第1の電磁三方弁と、受液器と、キャピラリー
チューブと、第2の電磁三方弁とからなる循環ラインを
形成して、加振装置により振動を加えながらキャピラリ
ーチューブの洗浄を行う洗浄ラインを備えることによ
り、設置時或いはメンテナンス時に、冷凍システム内に
水分が侵入した状態で運転が行われると、圧縮機の摺動
材の摩擦熱や、高温の吐出ガスの影響により、エステル
系オイルの加水分解が促進される。加水分解により発生
した酸はシステム内の金属と反応して金属石鹸を生成し
システム内を循環して、内径の細いキャピラリーチュー
ブ内壁等に付着した場合でも、制御手段により、定期的
に圧縮機の運転を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電
磁三方弁の切り換え動作を行うことにより、循環ポンプ
と、第1の電磁三方弁と、受液器と、キャピラリーチュ
ーブと、第2の電磁三方弁とからなる循環ラインを形成
し、循環ポンプで受液器中に溜まっている液冷媒を循環
させ、さらに加振装置でキャピラリーチューブに振動を
加え簡易的な超音波洗浄を一定時間行うことにより、キ
ャピラリーチューブ内に付着した金属石鹸等の付着物を
除去するので、キャピラリーチューブ内に金属石鹸等の
付着物が堆積するのを抑制し冷媒の流量不足による空気
調和機の能力の低下を防止し信頼性を向上させるという
有利な効果が得られる。
【0073】また、以上のように本発明によれば、圧縮
機と、室外熱交換器と、第1の電磁三方弁と、受液器
と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁と、室
内熱交換器とを第1の配管を介して順次環状に接続して
冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前記第1の電磁三方
弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を介して接続した循
環ポンプと、前記キャピラリーチューブに設置される加
振装置と、前記圧縮機の吐出部の第1の配管に設置され
た温度検出手段と、前記キャピラリーチューブ出口側の
第1の配管に設置された圧力検出手段と、制御手段とを
有し、前記制御手段は、前記温度検出手段により検出さ
れた温度が一定値以上かつ、前記圧力検出手段により検
出された圧力が一定値以下になった場合、圧縮機の運転
を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁の切り
換え動作を行うことにより、前記循環ポンプと、第1の
電磁三方弁と、受液器と、キャピラリーチューブと、第
2の電磁三方弁からなる循環ラインを形成して、加振装
置により振動を加えながらキャピラリーチューブの洗浄
を行う洗浄ラインを備えることにより、設置時或いはメ
ンテナンス時に、冷凍システム内に水分が侵入した状態
で運転が行われると、圧縮機の摺動材の摩擦熱や、高温
の吐出ガスの影響により、エステル系オイルの加水分解
が促進する。加水分解により発生した酸はシステム内の
金属と反応して金属石鹸を生成しシステム内を循環して
内径の細いキャピラリーチューブ内壁等に付着し冷媒循
環量が減少するような場合でも、圧縮機の吐出部の第1
の配管に設置された温度検出手段が冷媒循環量の低下に
よる吐出ガス温度の上昇を測定し、かつキャピラリーチ
ューブ出口側第1の配管に設置された圧力検出手段が冷
媒循環量低下による吸入圧力の低下を測定することによ
りキャピラリーチューブの詰まりの兆候を自動的に検知
し、制御手段により、圧縮機の運転を停止し、第1の電
磁三方弁と第2の電磁三方弁の切り換え動作を行うこと
により、循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液器
と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁とから
なる循環ラインを形成し、循環ポンプで受液器中に溜ま
っている液冷媒を循環させ、さらに加振装置でキャピラ
リーチューブに振動を加え簡易的な超音波洗浄を一定時
間行うことにより、キャピラリーチューブ内に付着した
金属石鹸等の付着物を除去するので、キャピラリーチュ
ーブ内に金属石鹸等の付着物が堆積するのを抑制し冷媒
の流量不足による空気調和機の能力の低下を防止し信頼
性を向上させることができ、また、定期的に洗浄を行う
のではなく、キャピラリーチューブの詰まりを検知する
ことにより洗浄を行うので、洗浄動作回数を最低限に抑
えることができ、空気調和機の運転一時停止による運転
効率の低下を防ぐことができるという有利な効果が得ら
れる。
【0074】また、以上のように本発明によれば、圧縮
機と、室外熱交換器と、受液器と、第1の電磁三方弁
と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁と、室
内熱交換器とを第1の配管を介して順次環状に接続して
冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前記第1の電磁三方
弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を介して接続した循
環ポンプと、前記冷媒ポンプを接続している第2の配管
に設置された封入排気バルブと、前記キャピラリーチュ
ーブに設置される加振装置およびヒータと、制御手段と
を有し、前記制御手段は、圧縮機の運転を停止し、第1
の電磁三方弁と第2の電磁三方弁の切り換え動作を行う
ことにより、前記循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、
受液器と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁
とからなる循環ラインを形成し、封入排気ポートより洗
浄液を封入排出して、加振装置による振動とヒータによ
る熱を加えながらキャピラリーチューブの洗浄を行う洗
浄ラインを備えることにより、設置時或いはメンテナン
ス時に、冷凍システム内に水分が侵入した状態で運転が
行われると、圧縮機の摺動材の摩擦熱や、高温の吐出ガ
スの影響により、エステル系オイルの加水分解が促進す
る。加水分解により発生した酸はシステム内の金属と反
応して金属石鹸を生成しシステム内を循環して、内径の
細いキャピラリーチューブ内壁等に付着した場合でも、
制御手段により、外部より手動で定期的に圧縮機の運転
を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁の切り
換え動作を行うことにより、循環ポンプと、第1の電磁
三方弁と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁
とからなる循環ラインを形成し、封入排気ポートより内
部の液冷媒を排出した後、金属石鹸と相溶性のある洗浄
液を洗浄ラインに封入し、循環ポンプで洗浄液を循環さ
せ、さらに加振装置とヒータでキャピラリーチューブに
振動と熱を加え、ヒータの熱により洗浄液の洗浄性を向
上させた簡易的な超音波洗浄を一定時間行うことによ
り、キャピラリーチューブ内に付着した金属石鹸等の付
着物を除去し、洗浄液を排出した後、再び第1の電磁三
方弁と第2の電磁三方弁の切り換え動作を行って運転を
再開するので、キャピラリーチューブ内に金属石鹸等の
付着物が堆積するのを抑制し冷媒の流量不足による空気
調和機の能力の低下を防げ信頼性を向上させることがで
き、また、金属石鹸と相溶性のある洗浄液を封入して、
ヒータで加温しながら洗浄するのでキャピラリーチュー
ブ内の付着物に対しての洗浄力が向上し、また、洗浄時
間の短縮が図ることができるという有利な効果が得られ
る。
【0075】また、以上のように本発明によれば、第1
の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を介して
接続している循環ポンプの循環方向を、通常の冷凍サイ
クル中でキャピラリーチューブ内を冷媒が流れる方向と
逆の方向になるように前記循環ポンプを設置しているの
で、循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液器と、キ
ャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁とからなる洗
浄ラインにおいて、通常の冷凍サイクル中でのキャピラ
リーチューブ内を冷媒が流れる方向と逆方向に、受液器
の冷媒を循環ポンプで流すことにより、キャピラリーチ
ューブ内の金属石鹸等の付着物が堆積するのを抑制し冷
媒の流量不足による空気調和機の能力の低下を防げ信頼
性を向上させることができ、また、外部より強制的に洗
浄剤等を封入することなく、キャピラリーチューブ内の
付着物に対しての洗浄力が向上し、また、洗浄時間の短
縮が図ることができるという有利な効果が得られる。
【0076】また、以上のように本発明によれば、第1
の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に循環ポンプを接続し
ている第2の配管の途中にフィルターを設置して、循環
ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液器と、キャピラリ
ーチューブと、第2の電磁三方弁とからなる洗浄ライン
において、受液器の駅冷媒を循環ポンプで循環させて、
振動装置でキャピラリーチューブに振動を加え簡易的な
超音波洗浄を一定時間行うので、キャピラリーチューブ
の付着物が堆積するのを抑制し冷媒の流量不足による空
気調和機の能力の低下を防げ信頼性を向上させることが
でき、また、除去された付着物を第2の配管の途中に設
置したフィルターでトラップすることにより、圧縮機の
運転再開時に除去された付着物が冷凍システムを循環し
て再度キャピラリーチューブに付着するのを防ぐことが
できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による空気調和機の模式図
【図2】本発明の実施例2による空気調和機の模式図
【図3】本発明の実施例3による空気調和機の模式図
【図4】本発明の実施例4による空気調和機の模式図
【図5】本発明の実施例5による空気調和機の模式図
【符号の説明】
3 圧縮機 4 室外熱交換器 5 第1の電磁三方弁 6 受液器 7 キャピラリーチューブ 8 第2の電磁三方弁 9 室内熱交換器 10 第1の配管 11 冷媒 13 循環ポンプ 14 第2の配管 15 加振装置 16 制御手段 18 温度検出手段 19 圧力検出手段 20 封入排気ポート 21 ヒータ 22 フィルター
フロントページの続き (72)発明者 脇田 克也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、室外熱交換器と、第1の電磁
    三方弁と、受液器と、キャピラリーチューブと、第2の
    電磁三方弁と、室内熱交換器とを第1の配管を介して順
    次環状に接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前
    記第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を
    介して接続した循環ポンプと、前記キャピラリーチュー
    ブに設置される加振装置と、制御手段とを有し、前記制
    御手段は、一定時間毎に圧縮機の運転を停止し、第1の
    電磁三方弁と第2の電磁三方弁の切り換え動作を行うこ
    とにより、前記循環ポンプと、第1の電磁三方弁と、受
    液器と、キャピラリーチューブと、第2の電磁三方弁と
    からなる循環ラインを形成して、加振装置により振動を
    加えながらキャピラリーチューブの洗浄を行う洗浄ライ
    ンを備えた空気調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機と、室外熱交換器と、第1の電磁
    三方弁と、受液器と、キャピラリーチューブと、第2の
    電磁三方弁と、室内熱交換器とを第1の配管を介して順
    次環状に接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前
    記第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を
    介して接続した循環ポンプと、前記キャピラリーチュー
    ブに設置される加振装置と、前記圧縮機の吐出部の第1
    の配管に設置された温度検出手段と、前記キャピラリー
    チューブ出口側第1の配管に設置された圧力検出手段
    と、制御手段とを有し、前記制御手段は、前記温度検出
    手段により検出された温度が一定値以上かつ、前記圧力
    検出手段により検出された圧力が一定値以下になった場
    合、圧縮機の運転を停止し、第1の電磁三方弁と第2の
    電磁三方弁の切り換え動作を行うことにより、前記循環
    ポンプと、第1の電磁三方弁と、受液器と、キャピラリ
    ーチューブと、第2の電磁三方弁とからなる循環ライン
    を形成して、加振装置により振動を加えながらキャピラ
    リーチューブの洗浄を行う洗浄ラインを備えた空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 圧縮機と、室外熱交換器と、受液器と、
    第1の電磁三方弁と、キャピラリーチューブと、第2の
    電磁三方弁と、室内熱交換器とを第1の配管を介して順
    次環状に接続して冷媒を循環させる冷凍サイクルと、前
    記第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に第2の配管を
    介して接続した循環ポンプと、前記冷媒ポンプを接続し
    ている第2の配管に設置された封入排気バルブと、前記
    キャピラリーチューブに設置される加振装置およびヒー
    タと、制御手段とを有し、前記制御手段は、圧縮機の運
    転を停止し、第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁の切
    り換え動作を行うことにより、前記循環ポンプと、第1
    の電磁三方弁と、受液器と、キャピラリーチューブと、
    第2の電磁三方弁とからなる循環ラインを形成し、封入
    排気ポートより洗浄液を封入して、加振装置による振動
    とヒータによる熱を加えながらキャピラリーチューブの
    洗浄を行うラインを備えた空気調和機。
  4. 【請求項4】 第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に
    第2の配管を介して接続している循環ポンプの循環方向
    を、通常の冷凍サイクル中でキャピラリーチューブ内を
    冷媒が流れる方向と、逆の方向になるように前記循環ポ
    ンプを設置した請求項1または2または3記載の空気調
    和機。
  5. 【請求項5】 第1の電磁三方弁と第2の電磁三方弁に
    循環ポンプを接続している第2の配管の途中にフィルタ
    ーを設置した請求項1または2記載の空気調和機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150123466A (ko) * 2014-04-25 2015-11-04 한전케이피에스 주식회사 유체 이송 시스템

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