JPH10194115A - 単軌条運搬車における制御装置 - Google Patents
単軌条運搬車における制御装置Info
- Publication number
- JPH10194115A JPH10194115A JP1473297A JP1473297A JPH10194115A JP H10194115 A JPH10194115 A JP H10194115A JP 1473297 A JP1473297 A JP 1473297A JP 1473297 A JP1473297 A JP 1473297A JP H10194115 A JPH10194115 A JP H10194115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrying platform
- load carrying
- carrier
- control device
- hydraulic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】荷台の水平を制御すると共に荷台の重心位置の
上昇により運行速を制御し、傾斜地において広範囲の樹
木を伐採しなくとも比較的急カーブの軌条を運行出来る
安全な運搬車を提供する。 【解決手段】単軌条走行機体に荷台を備えた作業車両に
おいて、荷台の一端を枢支し、他端をアクチュエータで
支持し、アクチュエータの伸縮により荷台の前後方向及
び左右方向の水平を保持するように構成する水平維持装
置を備えると共に荷台の高さが高いときは運行速度を遅
く、荷台の高さが低いときは運行速度が速くなるよう制
御した速度制御装置を備えたことを特徴とする単軌条運
搬車における制御装置。
上昇により運行速を制御し、傾斜地において広範囲の樹
木を伐採しなくとも比較的急カーブの軌条を運行出来る
安全な運搬車を提供する。 【解決手段】単軌条走行機体に荷台を備えた作業車両に
おいて、荷台の一端を枢支し、他端をアクチュエータで
支持し、アクチュエータの伸縮により荷台の前後方向及
び左右方向の水平を保持するように構成する水平維持装
置を備えると共に荷台の高さが高いときは運行速度を遅
く、荷台の高さが低いときは運行速度が速くなるよう制
御した速度制御装置を備えたことを特徴とする単軌条運
搬車における制御装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明に係る単軌条運搬車に
おける制御装置は、傾斜地において広範囲の樹木を伐採
しなくとも走行することが出来る単軌条運搬車における
荷台水平を保つことが出来るように構成すると共に傾斜
地の軌条を走行する運搬車の荷台の重心位置により走行
速度を制御することが出来るようにしたものである。
おける制御装置は、傾斜地において広範囲の樹木を伐採
しなくとも走行することが出来る単軌条運搬車における
荷台水平を保つことが出来るように構成すると共に傾斜
地の軌条を走行する運搬車の荷台の重心位置により走行
速度を制御することが出来るようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】荷台に物品を積載し走行する運搬車にお
いて、荷台を水平に保持する装置は知られているが、単
軌条運搬車においては、単軌条であるが故に左右の揺れ
が大きく荷台を水平にするだけでは安全な運行が困難で
あった。
いて、荷台を水平に保持する装置は知られているが、単
軌条運搬車においては、単軌条であるが故に左右の揺れ
が大きく荷台を水平にするだけでは安全な運行が困難で
あった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】単軌条運搬車の特徴
は、広範囲の樹木の伐採をする必要がなく、傾斜地にお
いて一本の主レールと補助レールの軌条の上を走行する
事が出来る。
は、広範囲の樹木の伐採をする必要がなく、傾斜地にお
いて一本の主レールと補助レールの軌条の上を走行する
事が出来る。
【０００４】本発明においては、水平姿勢の制御システ
ムと速度制御システムとを作動させて、荷台の水平を制
御すると共に荷台の重心位置の上昇により運行速を制御
し、比較的急カーブの軌条を運行出来る安全な運搬車を
提供することを目的とするものである。
ムと速度制御システムとを作動させて、荷台の水平を制
御すると共に荷台の重心位置の上昇により運行速を制御
し、比較的急カーブの軌条を運行出来る安全な運搬車を
提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、単軌条走行機
体に荷台を備えた作業車両において、荷台の一端を枢支
し、他端をアクチュエータで支持し、アクチュエータの
伸縮により荷台の前後方向及び左右方向の水平を保持す
るように構成する水平維持装置を備えると共に荷台の高
さが高いときは運行速度を遅く、荷台の高さが低いとき
は運行速度が速くなるよう制御した速度制御装置を備え
たことを特徴とする単軌条運搬車における制御装置であ
る。
体に荷台を備えた作業車両において、荷台の一端を枢支
し、他端をアクチュエータで支持し、アクチュエータの
伸縮により荷台の前後方向及び左右方向の水平を保持す
るように構成する水平維持装置を備えると共に荷台の高
さが高いときは運行速度を遅く、荷台の高さが低いとき
は運行速度が速くなるよう制御した速度制御装置を備え
たことを特徴とする単軌条運搬車における制御装置であ
る。
【０００６】この単軌条運搬車における制御装置は、前
記アクチュエータが一定以上のストロークになると運行
を停止するよう構成した速度及び荷台水平制御装置を備
えたことを特徴とするものである。
記アクチュエータが一定以上のストロークになると運行
を停止するよう構成した速度及び荷台水平制御装置を備
えたことを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、運搬車において荷台の
水平を維持するようにしたことと荷台の重心の位置によ
り重心が高くなると機体の運行速度が遅くなり、重心が
低いと機体の運行速度が早くなるようにしたことにより
機体の安定走行が出来るようにしたものである。
水平を維持するようにしたことと荷台の重心の位置によ
り重心が高くなると機体の運行速度が遅くなり、重心が
低いと機体の運行速度が早くなるようにしたことにより
機体の安定走行が出来るようにしたものである。
【０００８】
【実施例】添付図面は、本発明に係る単軌条運搬車にお
ける制御装置の実施例について図示しているものであ
る。図１は、速度制御システム作動系統のフローチャー
ト、図２は、水平制御システム作動系統のフローチャー
ト、図３は、電気系統の回路を示す荷台水平、車速制御
展開接続図、図４は、制御装置を備える運搬車の側面
図、図５は、制御装置を備える運搬車の正面図、図６
は、モノレール油圧回路図、図７は、モノレール油圧関
係配置図（その１走行駆動系）、図８は、モノレール油
圧関係配置図（その２荷台水平系）をそれぞれ図示して
いる。添付図面に基づいて、本発明の実施例について説
明する。
ける制御装置の実施例について図示しているものであ
る。図１は、速度制御システム作動系統のフローチャー
ト、図２は、水平制御システム作動系統のフローチャー
ト、図３は、電気系統の回路を示す荷台水平、車速制御
展開接続図、図４は、制御装置を備える運搬車の側面
図、図５は、制御装置を備える運搬車の正面図、図６
は、モノレール油圧回路図、図７は、モノレール油圧関
係配置図（その１走行駆動系）、図８は、モノレール油
圧関係配置図（その２荷台水平系）をそれぞれ図示して
いる。添付図面に基づいて、本発明の実施例について説
明する。
【０００９】この発明は、走行装置を駆動する油圧ＨＳ
Ｔモータと油圧ＨＳＴモータを制御する可変容量形の油
圧ＨＳＴポンプ２を有した油圧無段変速装置と油圧ＨＳ
Ｔポンプ吐出量を変化させるトラニオン３の角度を制御
するＨＳＴレバーモータ１８を設け、このモータ１８に
はトラニオン３の角度を検出するＨＳＴポジションセン
サ６を設け、メインギヤボックス７には、走行ミッショ
ンの軸の回転数をパルス信号に変換し、機体の走行速度
を検出するスピードセンサ８を設けてある。
Ｔモータと油圧ＨＳＴモータを制御する可変容量形の油
圧ＨＳＴポンプ２を有した油圧無段変速装置と油圧ＨＳ
Ｔポンプ吐出量を変化させるトラニオン３の角度を制御
するＨＳＴレバーモータ１８を設け、このモータ１８に
はトラニオン３の角度を検出するＨＳＴポジションセン
サ６を設け、メインギヤボックス７には、走行ミッショ
ンの軸の回転数をパルス信号に変換し、機体の走行速度
を検出するスピードセンサ８を設けてある。
【００１０】荷台９には、荷台の左右方向の水平を保持
するための油圧シリンダ１０と、この油圧シリンダの長
さを検出するポジションセンサ（左右）１１を設け、更
に荷台の前後方向の水平を保持するための油圧シリンダ
１２とこの油圧シリンダの長さを検出するポジションセ
ンサ（前後）１３を設けてある。
するための油圧シリンダ１０と、この油圧シリンダの長
さを検出するポジションセンサ（左右）１１を設け、更
に荷台の前後方向の水平を保持するための油圧シリンダ
１２とこの油圧シリンダの長さを検出するポジションセ
ンサ（前後）１３を設けてある。
【００１１】又、荷台には、荷台の左右方向の傾きと、
前後方向の傾きを検出する傾斜センサ１４，１５を各１
個設けてある。ソレノイドバルブ（左右）は、油圧シリ
ンダを動かして、左右の荷台の傾きを調節する。ＨＳＴ
レバーモータ１８は、コントローラ１７によって、トラ
ニオン３を開閉及び正転逆転方向に駆動させる。エンジ
ンストップソレノイド２０は、エンジン１６の燃料をカ
ットして、エンジンを停止させる。エンジン停止リレー
は、傾斜シリンダのストローク値が設定値より大きくな
ったときエンジンストップソレノイド２０を作動させ
る。
前後方向の傾きを検出する傾斜センサ１４，１５を各１
個設けてある。ソレノイドバルブ（左右）は、油圧シリ
ンダを動かして、左右の荷台の傾きを調節する。ＨＳＴ
レバーモータ１８は、コントローラ１７によって、トラ
ニオン３を開閉及び正転逆転方向に駆動させる。エンジ
ンストップソレノイド２０は、エンジン１６の燃料をカ
ットして、エンジンを停止させる。エンジン停止リレー
は、傾斜シリンダのストローク値が設定値より大きくな
ったときエンジンストップソレノイド２０を作動させ
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明の効果は、荷台の一端を枢支し、
他端をアクチュエータで支持し、アクチュエータの伸縮
により荷台の前後方向及び左右方向の水平を保つことが
出来るようにしたことにより、単軌条運搬車における荷
台水平を保つことが出来るものであると共に傾斜地の軌
条を走行する運搬車の荷台の重心位置により走行速度を
制御することにより、傾斜地に設けられた軌条を走行す
る運搬車の安定走行が出来るようにしたものである。
他端をアクチュエータで支持し、アクチュエータの伸縮
により荷台の前後方向及び左右方向の水平を保つことが
出来るようにしたことにより、単軌条運搬車における荷
台水平を保つことが出来るものであると共に傾斜地の軌
条を走行する運搬車の荷台の重心位置により走行速度を
制御することにより、傾斜地に設けられた軌条を走行す
る運搬車の安定走行が出来るようにしたものである。
【図１】速度制御システム作動系統のフローチャート
【図２】水平制御システム作動系統のフローチャート
【図３】荷台水平、車速制御展開接続図
【図４】運搬車の側面図
【図５】運搬車の正面図
【図６】モノレール油圧回路図
【図７】モノレール油圧関係配置図（その１走行駆動
系）
系）
【図８】モノレール油圧関係配置図（その２荷台水平
系）
系）
１．．．油圧ギヤポンプ ２．．．ＨＳＴポンプ ３．．．トラニオン ４．．．ＨＳＴモータ ５．．．オイルクーラ ６．．．ＨＳＴポジションセンサ ７．．．メインギヤケース ８．．．スピードセンサ ９．．．荷台 １０．．．油圧シリンダ １１．．．ポジションセンサ（左右） １２．．．油圧シリンダ １３．．．ポジションセンサ（前後） １４．．．傾斜センサ １５．．．傾斜センサ １６．．．エンジン １７．．．コントローラ １８．．．ＨＳＴレバーモータ １９．．．ソレノイドバルブ（左右） ２０．．．エンジンストップソレノイド
Claims (2)
- 【請求項１】単軌条走行機体に荷台を備えた作業車両に
おいて、荷台の一端を枢支し、他端をアクチュエータで
支持し、アクチュエータの伸縮により荷台の前後方向及
び左右方向の水平を保持するように構成する水平維持装
置を備えると共に荷台の高さが高いときは運行速度を遅
く、荷台の高さが低いときは運行速度が速くなるよう制
御した速度制御装置を備えたことを特徴とする単軌条運
搬車における制御装置。 - 【請求項２】アクチュエータが一定以上のストロークに
なると運行を停止するよう構成した速度及び荷台水平制
御装置を備えたことを特徴とする請求項１に記載の単軌
条運搬車における制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1473297A JPH10194115A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 単軌条運搬車における制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1473297A JPH10194115A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 単軌条運搬車における制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10194115A true JPH10194115A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11869310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1473297A Pending JPH10194115A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 単軌条運搬車における制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10194115A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008126778A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Koei Sangyo Kk | 単軌条運搬機のエンジン傾斜装置 |
| JP2011068337A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-04-07 | Kaho Seisakusho:Kk | ２台車式走行車両 |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP1473297A patent/JPH10194115A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008126778A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Koei Sangyo Kk | 単軌条運搬機のエンジン傾斜装置 |
| JP4537989B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2010-09-08 | 光永産業株式会社 | 単軌条運搬機のエンジン傾斜装置 |
| JP2011068337A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-04-07 | Kaho Seisakusho:Kk | ２台車式走行車両 |
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