JPH10192202A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents
電気掃除機の吸込口体Info
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- JPH10192202A JPH10192202A JP352097A JP352097A JPH10192202A JP H10192202 A JPH10192202 A JP H10192202A JP 352097 A JP352097 A JP 352097A JP 352097 A JP352097 A JP 352097A JP H10192202 A JPH10192202 A JP H10192202A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 清掃中に吸込口本体を裏返した際に、回転清
掃体の回転が自動的に低速となる電気掃除機の吸込口体
を提供する。 【解決手段】 回転清掃体60,61と、タービン室3
0内に回転自在に設けられ吸気口から導入される外気に
よって回転するタービン50と備え、このタービン50
の回転によって回転清掃体60,61を回転させる電気
掃除機の吸込口体において、吸込口本体を裏返した際
に、自重により上ケース211の当接部220に当接し
てタービン50の回転に制動を与える制動部材303を
タービン50に設けた。
掃体の回転が自動的に低速となる電気掃除機の吸込口体
を提供する。 【解決手段】 回転清掃体60,61と、タービン室3
0内に回転自在に設けられ吸気口から導入される外気に
よって回転するタービン50と備え、このタービン50
の回転によって回転清掃体60,61を回転させる電気
掃除機の吸込口体において、吸込口本体を裏返した際
に、自重により上ケース211の当接部220に当接し
てタービン50の回転に制動を与える制動部材303を
タービン50に設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タービンの回転
力によって回転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込口
体に関する。
力によって回転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込口
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、タービンの回転力によって回
転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込口体として、図
9および図10に示すものが知られている。
転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込口体として、図
9および図10に示すものが知られている。
【0003】図9および図10において、1は吸込口本
体2の底面に形成された吸込口、3は吸込口に臨んで回
転自在に設けられた回転ブラシ、4はタービン室5に回
転自在に設けられたタービンで、このタービン4の回転
によってベルトBを介して回転ブラシ3が回転するよう
になっている。
体2の底面に形成された吸込口、3は吸込口に臨んで回
転自在に設けられた回転ブラシ、4はタービン室5に回
転自在に設けられたタービンで、このタービン4の回転
によってベルトBを介して回転ブラシ3が回転するよう
になっている。
【0004】吸込口1から吸引された空気は風路6およ
び管体7を通って図示しない電気掃除機本体へと流れ
る。この管体7の空気の流れによってタービン室5の吸
込開口8から外気が導入され、この導入された外気が管
体7と連通された連通孔9を介して管体7へと流れてい
く。そして、タービン室5内を流れる外気によってター
ビン4が回転していく。
び管体7を通って図示しない電気掃除機本体へと流れ
る。この管体7の空気の流れによってタービン室5の吸
込開口8から外気が導入され、この導入された外気が管
体7と連通された連通孔9を介して管体7へと流れてい
く。そして、タービン室5内を流れる外気によってター
ビン4が回転していく。
【0005】また、タービン室5内に流れる外気の調整
は、風路6を区画した区画壁6Aの後端部に設けた弁体
6Bによって行われ、弁体6Bは管体7に設けた図示し
ないノブの操作によって切り換わるようなっている。
は、風路6を区画した区画壁6Aの後端部に設けた弁体
6Bによって行われ、弁体6Bは管体7に設けた図示し
ないノブの操作によって切り換わるようなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
吸込口体にあっては、吸込口本体2を裏返しても、吸込
開口8から外気が導入されるためタービン4は速い速度
で回転し続けてしまう。タービン4の回転速度を低速に
するためには、弁体6Bを破線位置まで切り換わるよう
にすればよいが、しかし、ノブを操作しなければならず
面倒であるという問題があった。
吸込口体にあっては、吸込口本体2を裏返しても、吸込
開口8から外気が導入されるためタービン4は速い速度
で回転し続けてしまう。タービン4の回転速度を低速に
するためには、弁体6Bを破線位置まで切り換わるよう
にすればよいが、しかし、ノブを操作しなければならず
面倒であるという問題があった。
【0007】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、清掃中に吸込口本体を裏返し
た際に、回転清掃体の回転が自動的に低速となる電気掃
除機の吸込口体を提供することにある。
ものであり、その目的は、清掃中に吸込口本体を裏返し
た際に、回転清掃体の回転が自動的に低速となる電気掃
除機の吸込口体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、吸込口本体の底面に形成された
吸込開口を有する回転清掃体室に回転自在に設けられた
回転清掃体と、外気を吸気する吸気口を有し且つ前記吸
込口本体に設けられたタービン室と、前記タービン室内
に回転自在に設けられ前記吸気口から導入される外気に
よって回転するタービンとを備え、このタービンの回転
によって前記回転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込
口体において、前記タービンに、このタービンからター
ビンとともに回転しながら上方へ突出可能な制動部材を
設け、前記吸込口体の本体ケースの内側に前記制動部材
と当接する当接部を設け、前記吸込口本体を裏返した際
に、前記制動部材がタービンから突出して前記当接部に
当接することによりタービンの回転に制動を与えること
を特徴とする。
に、請求項1の発明は、吸込口本体の底面に形成された
吸込開口を有する回転清掃体室に回転自在に設けられた
回転清掃体と、外気を吸気する吸気口を有し且つ前記吸
込口本体に設けられたタービン室と、前記タービン室内
に回転自在に設けられ前記吸気口から導入される外気に
よって回転するタービンとを備え、このタービンの回転
によって前記回転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込
口体において、前記タービンに、このタービンからター
ビンとともに回転しながら上方へ突出可能な制動部材を
設け、前記吸込口体の本体ケースの内側に前記制動部材
と当接する当接部を設け、前記吸込口本体を裏返した際
に、前記制動部材がタービンから突出して前記当接部に
当接することによりタービンの回転に制動を与えること
を特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、前記制動部材の当接面
と前記当接部の当接面に凹凸を設け、これら凹凸が互い
に係合することを特徴とする。
と前記当接部の当接面に凹凸を設け、これら凹凸が互い
に係合することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、前記制動部材の当接面
と前記当接部の当接面の少なくともどちらか一方の当接
面の摩擦抵抗を高めたことを特徴とする。
と前記当接部の当接面の少なくともどちらか一方の当接
面の摩擦抵抗を高めたことを特徴とする。
【0011】
【実施の形態】以下、この発明に係る電気掃除機の吸込
口体の実施の形態を図面に基づいて説明する。
口体の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】図1ないし図4において、10は電気掃除
機の吸込口体であり、この吸込口体10は吸込口本体1
1と、この吸込口本体11内に設けられたタービン室3
0と、タービン室30に回転自在に設けられたタービン
50と、タービン50の回転によって回転する回転清掃
体(アジテータ)60,61と、タービン50の回転方
向を変換するとももに回転速度を減速して回転清掃体6
0,61へ伝達させるための変換装置70とを備えてい
る。吸込口本体11は、上ケース211と下ケース21
2とを有しており、上ケース211と下ケース212と
で本体ケースを構成している。
機の吸込口体であり、この吸込口体10は吸込口本体1
1と、この吸込口本体11内に設けられたタービン室3
0と、タービン室30に回転自在に設けられたタービン
50と、タービン50の回転によって回転する回転清掃
体(アジテータ)60,61と、タービン50の回転方
向を変換するとももに回転速度を減速して回転清掃体6
0,61へ伝達させるための変換装置70とを備えてい
る。吸込口本体11は、上ケース211と下ケース21
2とを有しており、上ケース211と下ケース212と
で本体ケースを構成している。
【0013】上ケース211の内面には、後述する制動
部材301と対向する位置に下方に少し突出した当接部
220が形成され、この当接部220の当接面220A
(図6参照)には摩擦力の大きいゴム部材221が取り
付けられている。
部材301と対向する位置に下方に少し突出した当接部
220が形成され、この当接部220の当接面220A
(図6参照)には摩擦力の大きいゴム部材221が取り
付けられている。
【0014】吸込口本体11内には、前側と後側に横長
の回転清掃体室13,14が区画形成され、回転清掃体
室13,14は吸込口本体11の底面11Aに設けた吸
込開口16,17を有する。回転清掃体室13,14には
吸込開口16,17を臨んで回転清掃体60,61が回転
自在に設けられており、回転清掃体60,61の軸(図示
せず)にはギア62,63が取り付けられ、ギア62,6
3は回転清掃体60,61とともに一体的に回転するよ
うになっている。
の回転清掃体室13,14が区画形成され、回転清掃体
室13,14は吸込口本体11の底面11Aに設けた吸
込開口16,17を有する。回転清掃体室13,14には
吸込開口16,17を臨んで回転清掃体60,61が回転
自在に設けられており、回転清掃体60,61の軸(図示
せず)にはギア62,63が取り付けられ、ギア62,6
3は回転清掃体60,61とともに一体的に回転するよ
うになっている。
【0015】ギア62,63は変換装置70の出力ギア
71,72にタイミングベルト73,74を介して接続さ
れ、出力ギア71,72の回転によりタイミングベルト
73,74およびギア62,63を介して回転清掃体6
0,61が回転するようになっている。
71,72にタイミングベルト73,74を介して接続さ
れ、出力ギア71,72の回転によりタイミングベルト
73,74およびギア62,63を介して回転清掃体6
0,61が回転するようになっている。
【0016】変換装置70は、図5に示すように、カサ
歯車70A,70B等を内蔵した装置本体75と、この
装置本体75の下部から下方に突出した入力軸76とを
備えている。この変換装置70は、入力軸76の垂直軸
回りの回転を出力ギア71,72の水平軸回りの回転に
変換するとともに減速するものである。
歯車70A,70B等を内蔵した装置本体75と、この
装置本体75の下部から下方に突出した入力軸76とを
備えている。この変換装置70は、入力軸76の垂直軸
回りの回転を出力ギア71,72の水平軸回りの回転に
変換するとともに減速するものである。
【0017】入力軸76には、外周囲にギア歯78Aを
形成した円盤状のプーリ78が取り付けられている。
形成した円盤状のプーリ78が取り付けられている。
【0018】一方、吸込口本体11には、タービン室3
0の下に吸込風路20が形成されている。吸込風路20
と回転清掃体室13とは区画壁21によって区画され、
回転清掃体室14と吸込風路20とは回転清掃体室14
を区画している区画壁22によって区画されている。そ
して、区画壁21,22には吸込風路20と回転清掃室
13,14とを連通する吸込口21A,22Aが形成され
ている。
0の下に吸込風路20が形成されている。吸込風路20
と回転清掃体室13とは区画壁21によって区画され、
回転清掃体室14と吸込風路20とは回転清掃体室14
を区画している区画壁22によって区画されている。そ
して、区画壁21,22には吸込風路20と回転清掃室
13,14とを連通する吸込口21A,22Aが形成され
ている。
【0019】また、タービン室30と吸込風路20とを
区画した区画壁110には、タービン室30と吸込風路
20とを連通する複数のスリット孔110Aが形成され
ている。区画壁110は下ケース212に設けられてい
る。
区画した区画壁110には、タービン室30と吸込風路
20とを連通する複数のスリット孔110Aが形成され
ている。区画壁110は下ケース212に設けられてい
る。
【0020】吸込風路20は、吸込口本体11の後部に
取り付けられた回転管24に連通しており、回転清掃室
13が吸込口21Aおよび吸込風路20を介して回転管
24に連通し、回転清掃体室14が吸込口22Aおよび
吸込風路20を介して回転管24に連通している。回転
管24は吸込口本体11に対して矢印P1方向に回動可
能となっており、回転管24には接続管26が取り付け
られていてる。この接続管26は図示しない延長管等を
接続しホースを介して電気掃除機本体の集塵室に連通さ
れる。
取り付けられた回転管24に連通しており、回転清掃室
13が吸込口21Aおよび吸込風路20を介して回転管
24に連通し、回転清掃体室14が吸込口22Aおよび
吸込風路20を介して回転管24に連通している。回転
管24は吸込口本体11に対して矢印P1方向に回動可
能となっており、回転管24には接続管26が取り付け
られていてる。この接続管26は図示しない延長管等を
接続しホースを介して電気掃除機本体の集塵室に連通さ
れる。
【0021】タービン室30は、上記の下ケース212
に設けた区画壁110と上ケース211とで区画形成さ
れている。また、外気をタービン室30へ案内する案内
風路40が区画壁110と上ケース211との間に形成
されている。案内風路40は、上ケース11Bに設けた
複数の小孔(吸気口)44を介して外気と連通してい
る。
に設けた区画壁110と上ケース211とで区画形成さ
れている。また、外気をタービン室30へ案内する案内
風路40が区画壁110と上ケース211との間に形成
されている。案内風路40は、上ケース11Bに設けた
複数の小孔(吸気口)44を介して外気と連通してい
る。
【0022】タービン50は、上下方向に延びた回転軸
51と、ドーム状の回転板52と、この回転板52の下
面に設けた複数の羽根53とを有している。
51と、ドーム状の回転板52と、この回転板52の下
面に設けた複数の羽根53とを有している。
【0023】回転板52の下面の中央部には下方に延び
た軸受部300が設けられている。軸受部300の下部
には、回転軸51の上部が一体的に取り付けられてお
り、回転軸51が回転板52とともに一体的に回転して
いくようになっている。
た軸受部300が設けられている。軸受部300の下部
には、回転軸51の上部が一体的に取り付けられてお
り、回転軸51が回転板52とともに一体的に回転して
いくようになっている。
【0024】そして、図6および図7に示すように、回
転板52の上面から軸受部300へ入り込んだ円形状の
凹部301が形成され、この凹部301の内周面301
Aには上下方向に延びた複数の突条部302が形成され
ている。この凹部301には円柱状の制動部材303が
挿入され、制動部材303の上面(当接面)303Aに
は摩擦力の大きいゴム部材304が取り付けられてい
る。吸込口体10が図2に示すような状態にあるときに
は制動部材303の上面303Aに取り付けたゴム部材
304が凹部301から上方へ突出しないようになって
いる。
転板52の上面から軸受部300へ入り込んだ円形状の
凹部301が形成され、この凹部301の内周面301
Aには上下方向に延びた複数の突条部302が形成され
ている。この凹部301には円柱状の制動部材303が
挿入され、制動部材303の上面(当接面)303Aに
は摩擦力の大きいゴム部材304が取り付けられてい
る。吸込口体10が図2に示すような状態にあるときに
は制動部材303の上面303Aに取り付けたゴム部材
304が凹部301から上方へ突出しないようになって
いる。
【0025】制動部材303の外周面303Bには、上
下方向に延びた4つのガイド溝305が形成され、さら
にゴム部材304にもガイド溝305に連続したガイド
溝306が形成されている。これらガイド溝305,3
06に上記突条部302が係合しており、制動部材30
3が突条部302に沿って移動可能となっているととも
に凹部301内で回転板52に対して相対回転してしま
うことが防止されている。
下方向に延びた4つのガイド溝305が形成され、さら
にゴム部材304にもガイド溝305に連続したガイド
溝306が形成されている。これらガイド溝305,3
06に上記突条部302が係合しており、制動部材30
3が突条部302に沿って移動可能となっているととも
に凹部301内で回転板52に対して相対回転してしま
うことが防止されている。
【0026】そして、吸込口体10を裏返した際に、制
動部材303は自重により突条部302に沿って移動し
て凹部301から突出して制動部材303のゴム部材3
04が上ケース211のゴム部材221に当接し、これ
により回転板52の回転に制動が与えられる。そして、
制動部材300と上ケース211の当接部220等とで
制動手段が構成されている。
動部材303は自重により突条部302に沿って移動し
て凹部301から突出して制動部材303のゴム部材3
04が上ケース211のゴム部材221に当接し、これ
により回転板52の回転に制動が与えられる。そして、
制動部材300と上ケース211の当接部220等とで
制動手段が構成されている。
【0027】回転軸51の下端部57は区画壁を貫通し
て下方へ突出しており、この下端部にはギア58が取り
付けられている。このギア58は、変換装置70の入力
軸76に取り付けたプーリ78に伝達手段としてのタイ
ミングベルトTを介して接続され、タービン50が回転
するとギア58およびタイミングベルトTを介して変換
装置70の入力軸76を回転させるようになっている。
て下方へ突出しており、この下端部にはギア58が取り
付けられている。このギア58は、変換装置70の入力
軸76に取り付けたプーリ78に伝達手段としてのタイ
ミングベルトTを介して接続され、タービン50が回転
するとギア58およびタイミングベルトTを介して変換
装置70の入力軸76を回転させるようになっている。
【0028】次に、上記吸込口体の動作について説明す
る。
る。
【0029】先ず、図示しない電気掃除機本体を作動さ
せ、吸込口体10を被清掃面H上を移動させて被清掃面
Hを掃除していく。この際、被清掃面Hにより、吸込口
本体11の底面11Aの開口16,17は閉塞される状
態となる。
せ、吸込口体10を被清掃面H上を移動させて被清掃面
Hを掃除していく。この際、被清掃面Hにより、吸込口
本体11の底面11Aの開口16,17は閉塞される状
態となる。
【0030】電気掃除機本体の作動により集塵室が負圧
になり、ホース,延長管,接続管を介して吸込風路20が
負圧となる。この負圧により、回転清掃体室13,14
の開口16,17から吸気していき、空気が矢印(図2
参照)方向へと流れていく。これにより、被清掃面Hの
塵埃等が回転管24へ吸引されていくこととなる。
になり、ホース,延長管,接続管を介して吸込風路20が
負圧となる。この負圧により、回転清掃体室13,14
の開口16,17から吸気していき、空気が矢印(図2
参照)方向へと流れていく。これにより、被清掃面Hの
塵埃等が回転管24へ吸引されていくこととなる。
【0031】また、吸込風路20はタービン室30に連
通しているので、外気が上ケース11Bの小孔44から
案内風路40へ介してタービン室30へ吸気されてい
く。そして、タービン室30へ吸気された外気はさらに
吸込風路20へと吸気されていき、これによりタービン
50が高速回転していくこととなる。
通しているので、外気が上ケース11Bの小孔44から
案内風路40へ介してタービン室30へ吸気されてい
く。そして、タービン室30へ吸気された外気はさらに
吸込風路20へと吸気されていき、これによりタービン
50が高速回転していくこととなる。
【0032】タービン50が回転していくと、ギア58
およびタイミングベルトTを介して変換装置70の入力
軸76が回転していき、これにより変換装置70の出力
ギア71,72が回転していく。出力ギア71,72の回
転により、タイミングベルト73,74およびギア62,
63を介して回転清掃体60,61が回転して絨毯など
に付着した塵埃を掻き上げていく。なお、回転清掃体6
0は時計方向(図3において)へ、回転清掃体61は反
時計方向へ回転していく。
およびタイミングベルトTを介して変換装置70の入力
軸76が回転していき、これにより変換装置70の出力
ギア71,72が回転していく。出力ギア71,72の回
転により、タイミングベルト73,74およびギア62,
63を介して回転清掃体60,61が回転して絨毯など
に付着した塵埃を掻き上げていく。なお、回転清掃体6
0は時計方向(図3において)へ、回転清掃体61は反
時計方向へ回転していく。
【0033】この状態のとき、制動部材303は、図2
に示す状態にあり、制動部材303のゴム部材304が
上ケース211のゴム部材221から離間している。
に示す状態にあり、制動部材303のゴム部材304が
上ケース211のゴム部材221から離間している。
【0034】そして、吸込口体10を裏返すと、制動部
材303は自重により凹部301の突条部302に沿っ
て下方へ移動して凹部301から突出する。そして、制
動部材303のゴム部材304が上ケース211のゴム
部材221に当接し、これにより回転板52の回転に制
動が与えられる。すなわち、タービン50の回転に制動
が与えられることになる。この制動により、タービン5
0および回転清掃体60,61は低速で回転していく。
材303は自重により凹部301の突条部302に沿っ
て下方へ移動して凹部301から突出する。そして、制
動部材303のゴム部材304が上ケース211のゴム
部材221に当接し、これにより回転板52の回転に制
動が与えられる。すなわち、タービン50の回転に制動
が与えられることになる。この制動により、タービン5
0および回転清掃体60,61は低速で回転していく。
【0035】このように、吸込口体10を裏返すと回転
清掃体60,61およびタービン50の回転が自動的に
低速となり、回転によるタービン50の騒音は静かなも
のとなる。また、回転清掃体60,61の低速により、
回転清掃体60,61にからまった糸クズ等は取り易い
ものとなる。
清掃体60,61およびタービン50の回転が自動的に
低速となり、回転によるタービン50の騒音は静かなも
のとなる。また、回転清掃体60,61の低速により、
回転清掃体60,61にからまった糸クズ等は取り易い
ものとなる。
【0036】ところで、制動部材303は、ゴム部材3
04が上ケース211のゴム部材221に当接すると、
凹部301内で回転板52に対して相対回転しようとす
るが、制動部材303のガイド溝305に凹部301の
突条部302が係合しているのでその相対回転は防止さ
れ、制動効果が低下してしまうことが防止される。
04が上ケース211のゴム部材221に当接すると、
凹部301内で回転板52に対して相対回転しようとす
るが、制動部材303のガイド溝305に凹部301の
突条部302が係合しているのでその相対回転は防止さ
れ、制動効果が低下してしまうことが防止される。
【0037】図8は、第2実施形態の制動部材310を
示したものであり、この制動部材310は球体状に形成
され、この制動部材310の上部(当接面)310Aに
ゴム部材312を取り付けたものである。そして、上ケ
ース211の当接部220に球面状の凹部(当接面)2
25を形成し、この凹部225にゴム部材226を取り
付けて、ゴム部材312とゴム部材226との当接面積
を大きくさせて、制動効果を高めたものである。なお、
制動部材310には相対回転を防止するために突条部3
02と係合するガイド溝315が設けられている。
示したものであり、この制動部材310は球体状に形成
され、この制動部材310の上部(当接面)310Aに
ゴム部材312を取り付けたものである。そして、上ケ
ース211の当接部220に球面状の凹部(当接面)2
25を形成し、この凹部225にゴム部材226を取り
付けて、ゴム部材312とゴム部材226との当接面積
を大きくさせて、制動効果を高めたものである。なお、
制動部材310には相対回転を防止するために突条部3
02と係合するガイド溝315が設けられている。
【0038】上記実施形態をいずれもゴム部材221,
304,226,312を使用してタービン50の回転に
制動を与えているが、制動部材303,310および当
接部220の当接面303A,310A,220A,22
5に凹凸を設けてそれら凹凸が互いに係合するようにし
てタービン50の回転を止めるようにしてもよい。
304,226,312を使用してタービン50の回転に
制動を与えているが、制動部材303,310および当
接部220の当接面303A,310A,220A,22
5に凹凸を設けてそれら凹凸が互いに係合するようにし
てタービン50の回転を止めるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、吸込口体を裏返した場合、タービンおよび回転清掃
体を自動的に低速にすることができ、このため、タービ
ンの回転によって発生する騒音が静かになる。また、回
転清掃体の回転の低速により、回転清掃体にからまった
糸クズ等が取り易いものとなる。
ば、吸込口体を裏返した場合、タービンおよび回転清掃
体を自動的に低速にすることができ、このため、タービ
ンの回転によって発生する騒音が静かになる。また、回
転清掃体の回転の低速により、回転清掃体にからまった
糸クズ等が取り易いものとなる。
【図1】この発明に係る電気掃除機の吸込口体の平面図
である。
である。
【図2】図1に示す吸込口体の横断面図である。
【図3】上ケースを取り外した状態の吸込口体を示した
平面図である。
平面図である。
【図4】回転清掃体を回転させる駆動系を示した説明図
である。
である。
【図5】回転清掃体を回転させる駆動系を示した説明図
である。
である。
【図6】制動部材と上ケースとの関係を示した説明図で
ある。
ある。
【図7】制動部材を示した斜視図である。
【図8】他の制動部材の構成を示した説明図である。
【図9】従来の吸込口体の構成を示した断面図である。
【図10】図9の吸込口体の平面図である。
30 タービン室 50 タービン 60 回転清掃体 61 回転清掃体 211 上ケース 220 当接部 303 制動部材
Claims (3)
- 【請求項1】吸込口本体の底面に形成された吸込開口を
有する回転清掃体室に回転自在に設けられた回転清掃体
と、外気を吸気する吸気口を有し且つ前記吸込口本体に
設けられたタービン室と、前記タービン室内に回転自在
に設けられ前記吸気口から導入される外気によって回転
するタービンとを備え、このタービンの回転によって前
記回転清掃体を回転させる電気掃除機の吸込口体におい
て、 前記タービンに、このタービンからタービンとともに回
転しながら上方へ突出可能な制動部材を設け、 前記吸込口体の本体ケースの内側に前記制動部材と当接
する当接部を設け、 前記吸込口本体を裏返した際に、前記制動部材がタービ
ンから突出して前記当接部に当接することによりタービ
ンの回転に制動を与えることを特徴とする電気掃除機の
吸込口体。 - 【請求項2】前記制動部材の当接面と前記当接部の当接
面に凹凸を設け、これら凹凸が互いに係合することを特
徴とする請求項1の電気掃除機の吸込口体。 - 【請求項3】前記制動部材の当接面と前記当接部の当接
面の少なくともどちらか一方の当接面の摩擦抵抗を高め
たことを特徴とする請求項1の電気掃除機の吸込口体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP352097A JPH10192202A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 電気掃除機の吸込口体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP352097A JPH10192202A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 電気掃除機の吸込口体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10192202A true JPH10192202A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11559659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP352097A Pending JPH10192202A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 電気掃除機の吸込口体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10192202A (ja) |
-
1997
- 1997-01-13 JP JP352097A patent/JPH10192202A/ja active Pending
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