JP3434234B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タービンファンに
よって回転ブラシを回転させる電気掃除機の吸込口体に
関するものであって、特に吸込口体を床面から持ち上げ
たときに回転ブラシを制動させる制動機構を備えたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は電気掃除機の一般的な構成であ
る。41は内部に集塵室や送風機などを備えた掃除機本
体、42は手元パイプ43を有するホース、44は延長
管である。該延長管44の先端に接続された吸込口体5
1はカーペットの毛の中のゴミを掻き出す回転ブラシを
備えており、効果的な掃除を行うことができるものであ
る。
【0003】図5は上記吸込口体51を上方から見た一
部破断面図であり、この図を参照しながら吸込口体51
の一般的な構成について説明する。吸込口体51の本体
ケース52の底面には吸込口52aが開口しており、回
転ブラシ56が該吸込口52aにのぞむように取り付け
られている。また、タービンファン54はシャフト55
が一方向に長く延びており、その先端のギア55aと回
転ブラシ56のギア56aとの間にベルト57が掛けら
れている。
【0004】掃除機本体41(図4参照)の送風機が作動
すると、該吸込口52aから塵埃と共に空気が吸引され
る。この空気流は本体ケース52内の仕切壁52bに設
けられた通風口52cを通ることで、該通風口52cに
対向したタービンファン54に導かれこれを回転させ
る。そして、この回転はベルト57を介して回転ブラシ
56に伝達される。
【0005】また、本体ケース52には駆動パイプ53
と、該駆動パイプ53に接続された吸口パイプ58が取
り付けられており、本体ケース52内に吸引された塵埃
はこれらのパイプ53,58を介して掃除機本体41(図
4参照)へ送出される。
【0006】上述した吸込口体51において、運転中に
吸込口体51を床面から持ち上げると回転ブラシ56が
無負荷状態となり、そのうえ吸込口52aが開放されて
より多量の空気流が本体ケース52内に流入する。従っ
て、タービンファン54と回転ブラシ56の回転数が増
大し、軸受け部の摩耗や騒音といった不都合が生じる。
【0007】このような不都合を防止するため、上記吸
込口体51では運転中に床面から持ち上げたときにター
ビンファン54及び回転ブラシ56の回転を抑える制動
機構を備えている。
【0008】上記制動機構の一例としては、図5に示す
ように本体ケース52の底面のタービンファン54に近
接したところに開口60が形成され、また該開口60に
は吸込口体51を床面から持ち上げたときに開口60を
開放する蓋部(図示せず)が設けられている。
【0009】故に、吸込口体51を床面から持ち上げる
と開口60から空気が流入するので、吸込口52aから
通風口52cを介してタービンファン54に導かれる空
気の量は減少する。これによって、タービンファン54
及び回転ブラシ56の回転は激減する。
【0010】また、制動機構の他の一例として次のよう
な構成もある。即ち、図5に示すように駆動パイプ53
ではパイプの軸方向と垂直に軸部(一方の軸部53aの
み図示)が両側方に延びていて、この軸部53aで回転
できるように本体ケース52に取り付けられている。該
軸部53aにはシャフト61が固定されており、その先
端はタービンファン54のシャフト55の下側に近接し
ている。
【0011】吸込口体51を床面から持ち上げると、駆
動パイプ53は手元パイプ43及び延長管44(図4参
照)に支持されているので、本体ケース52の方がその
自重によって上記軸部53aで回転する。そして、本体
ケース52はシャフト55で軸部53aのシャフト61
の上に載ることによりその回転が停止する。このとき、
シャフト55は本体ケース52の重量に相当する荷重を
伴ってシャフト61に接触するので、その回転は制動さ
れタービンファン54及び回転ブラシ56の回転は激減
する。
【0012】尚、上述した二例の制動機構を併用した図
5に示す吸込口体51は公知の構成である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た制動機構の第1の従来例では、吸込口体51を床面か
ら持ち上げたとき開口60だけでなく吸込口52aから
も空気が流入する。故に、タービンファン54はその回
転数が減少するだけで完全には停止しないという欠点が
あった。
【0014】また、上述した制動機構の第2の従来例で
は、タービンファン54のシャフト55と駆動パイプ5
3の軸部53aに取り付けたシャフト61との接触で
は、相互の接触面積が小さいので接触した際の荷重の大
きさの割には制動力が小さく、タービンファン54の回
転を停止させにくい欠点があった。また、タービンファ
ン54のシャフト55と駆動パイプ53の回転中心が離
れていることから、構造的に吸込口体51が大きくなっ
てしまう欠点があった。
【0015】本発明は上記課題をかんがみて成されたも
のであり、吸込口体を床面から持ち上げたときタービン
ファン及び回転ブラシを確実に停止させる制動機構を備
えた吸込口体であって、特に制動機構を備えていてもコ
ンパクトに構成された吸込口体を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電気掃除機の吸込口体は、本体ケースの底
面に開口した吸込口にのぞむ回転ブラシと、該吸込口か
ら流入した空気流によって回転するタービンファンと、
該タービンファンの回転を回転ブラシに伝達する駆動伝
達手段と、空気流を本体ケースの外部に送出するための
駆動パイプと、を備えていて、本体ケースと駆動パイプ
とは該駆動パイプの軸方向に垂直な回転軸によって相互
に回転可能となっている電気掃除機の吸込口体におい
て、タービンファンのシャフトに近接するように本体ケ
ースに下端が取り付けられたブレーキ部材と、本体ケー
スが駆動パイプに対して回転したとき該本体ケースと共
に回転するブレーキ部材の上端を係止するための係止手
段とを有し、該係止手段によって係止されたブレーキ部
材は本体ケースに対して変位してタービンファンのシャ
フトと接触することを特徴とする。
【0017】上記構成の吸込口体を電気掃除機の運転中
に床面から持ち上げると、吸込口体は電気掃除機の手元
パイプや延長管によって支持されているので、本体ケー
スの方がその自重により駆動パイプに対して回転する。
従って、本体ケースの内部に設けられたブレーキ部材も
駆動パイプに対して共に回転し、或位置までくると係止
手段によって係止されてその回転が止まる。
【0018】このとき、本体ケースはそのまま安定する
位置まで回転するので、ブレーキ部材は本体ケースに対
する初期位置から変位する。これによって、ブレーキ部
材はタービンファンのシャフトに接触する。この接触に
は本体ケースの重量に相当する荷重が伴うことから、タ
ービンファンのシャフトの回転は速やかに停止する。
【0019】請求項2の電気掃除機の吸込口体は、請求
項1に記載の電気掃除機の吸込口体において、駆動パイ
プ及び本体ケースの回転軸とタービンファンのシャフト
の回転中心が略同一に配設されていることを特徴とす
る。故に、駆動パイプ及び本体ケースの回転軸とタービ
ンファンのシャフトの回転中心とが離れている場合に比
べて、その距離だけ構成が小さくなる。
【0020】請求項3の電気掃除機の吸込口体は、請求
項1又は請求項2に記載の電気掃除機の吸込口体におい
て、ブレーキ部材は細長い平板で形成されていてタービ
ンファンのシャフトに沿ってR形状を成していることを
特徴とする。従って、このブレーキ板とシャフトとは面
接触となり、それだけ接触抵抗が増大する。
【0021】請求項4の電気掃除機の吸込口体は、請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載の電気掃除機の吸込
口体において、シャフトの外周にはリング部材が取り付
けられており、ブレーキ部材は該リング部材を介してシ
ャフトに接触することを特徴とする。故に、リング部材
と一体となったシャフトではその径がシャフト単独の場
合よりも大きくなる。従って、シャフトが受ける制動力
はその径の大きさに比例して大きくなる。
【0022】請求項5の電気掃除機の吸込口体は、請求
項1乃至請求項4のいずれかに記載の電気掃除機の吸込
口体において、ブレーキ部材にはブレーキシューが取り
付けられていることを特徴とする。故に、ブレーキ部材
とシャフトとの間の摩擦力が増大するので大きな制動力
がかかる。
【0023】請求項6の電気掃除機の吸込口体は、請求
項1乃至請求項5のいずれかに記載の電気掃除機の吸込
口体において、ブレーキ部材は弾性部材の付勢力によっ
て本体ケースに圧接されていることを特徴とする。
【0024】ブレーキ部材は係止手段に係止されるとそ
れ以上本体ケースと共に回転することができないので、
弾性部材の付勢力に抗しながら本体ケースに対して変位
する。これによって、タービンファンのシャフトに接触
することができる。そして、駆動パイプに対して傾いて
いた本体ケースが元の状態に回転して戻ると、本体ケー
スに対して変位していたブレーキ部材も付勢力によって
自動的に初期位置に戻る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面を参照して説明する。尚、本実施形態の吸込口体も、
図5に示す従来の吸込口体51と同様に、図4に示す一
般的な電気掃除機の延長管44の先端に取り付けられる
ものである。
【0026】図1は本実施形態の吸込口体を上方から見
た一部破断面図である。吸込口体1の本体ケース2はケ
ース上2aとケース下2bから成っており、その内部は
仕切壁2c,2dによってタービン室21とブラシ室2
2に分かれている。
【0027】駆動パイプ3は一端がタービン室21内に
位置しており、他端は本体ケース2より突出している。
この一端の近傍からはパイプの軸方向と垂直に軸部3
a,3bが延びており、これらが回転軸となるようにケ
ース上2a及びケース下2bに回転自在に挟持されてい
る。また、軸部3a,3bは、一方の軸部3bが他方の
軸部3aに比べて径が大きく、且つ開口して形成されて
いる。
【0028】タービンファン4にはシャフト5が一方向
に長く延びており、該シャフト5にはタービンファン4
の近傍で後述する制動リング15が嵌入している。この
タービンファン4は駆動パイプ3内に位置しており、シ
ャフト5が軸部3bに挿入されている。
【0029】シャフト5は、軸部3bに挿入された先で
本体ケース2のリブ2eと仕切壁2cとに跨って設けら
れた軸受け部2fに嵌合して支持されている。また、そ
の先端ではギア5aが形成されていてブラシ室22に突
出している。このとき、駆動パイプ3の軸部3bとター
ビンファン4のシャフト5とは軸中心が一致している。
【0030】ブラシ室22には、ケース下2bの底面に
吸込口2gが開口しており、この吸込口2gにのぞんで
回転ブラシ6が取り付けられている。回転ブラシ6の一
端にはギア6aが形成されており、前記タービンファン
4のシャフト5のギア5aとの間にベルト7が掛けられ
ている。
【0031】また、8は上記駆動パイプ3の他端に連結
された吸口パイプであり、この吸口パイプ8には延長管
44(図4参照)が接続される。9は吸口パイプ8と駆動
パイプ3とを嵌着するための線材から成るリング状の止
め輪である。
【0032】また、10はケース上2aの開口2hから
突出するレバー部10aと、仕切壁2dに平行に近接し
た壁部10bとを有するスライド体である。レバー部1
0aを開口2hの範囲で矢印X方向にスライドさせるこ
とにより、スライド体10全体が移動する。
【0033】ここでは、スライド体10の壁部10bに
形成された開口10cが、タービンファン4に対向する
仕切壁2dの開口2iと一致するように、スライド体1
0が位置している。従って、タービン室21とブラシ室
22とは開口2i及び開口10cを介して連通してい
る。
【0034】上述した吸込口体1では、ホース42及び
延長管44(図4参照)を介して接続された掃除機本体4
1(図4参照)内の送風機が作動すると、吸込口2gから
塵埃と共に空気が吸引される。この空気流は上記開口2
i及び開口10cよりタービン室21に流れ込みタービ
ンファン4を回転させる。
【0035】タービンファン4の回転はベルト7を介し
て回転ブラシ6に伝達されるので、回転ブラシ6も回転
してカーペットの毛の中のゴミが掻き出される。そし
て、本体ケース2内に吸引された塵埃は駆動パイプ3及
び吸口パイプ8から掃除機本体41(図4参照)へ送出さ
れる。
【0036】次に、上記吸込口体1の制動機構の構成に
ついて説明する。図2及び図3は図1におけるA-A線
での断面概略図であり、図2は吸込口体1が床面30に
着地している状態を示しており、図3は床面30から離
れた状態を示している。
【0037】図2において、タービン室21内の11は
本体ケース2の底面にネジ12にて立設されたブレーキ
板である。このブレーキ板11の上部はタービンファン
4のシャフト5を囲むようにR形状を成していて、その
シャフト5側に向いた面にブレーキシュー13が接着な
どにて取り付けられている。また、ブレーキ板11の下
端とネジ12との間にはバネ14が介装されており、ブ
レーキ板11は本体ケース2に圧接されている。
【0038】また、タービンファン4のシャフト5の周
囲には制動用リング15が取り付けられている。この制
動用リング15はシャフト5に圧入してもよいし、シャ
フト5に嵌合してからタービンファン4(図1参照)に凹
凸嵌合などで固定してもよい。
【0039】さらに、係止手段として駆動パイプ3の軸
部3bでは周縁の一部が水平方向に延びて突起部16が
形成されている。また、ブレーキ板11の上端にはツメ
部17が形成されている。
【0040】上記制動機構の動作について説明する。図
2に示すように、吸込口体1が床面30に着地している
と、ブレーキ板11のブレーキシュー13とシャフト5
の制動用リング15との間には隙間がある。故に、運転
中のタービンファン4(図1参照)は自在に回転してい
る。
【0041】次に、図3に示すように吸込口体1を床面
30から持ち上げる。上述したように、駆動パイプ3と
本体ケース2とは互いに軸部3a(図1参照),3bで回
転可能に構成されている。従って、ここでは駆動パイプ
3が手元パイプ43及び延長管44(図4参照)で支持さ
れていることから、床面30による支持を失った本体ケ
ース2の方がその自重によって軸部3a(図1参照),3
bで回転する。
【0042】そして、ブレーキ板11も本体ケース2と
共に駆動パイプ3に対して回転し、ツメ部17で駆動パ
イプ3の軸部3bの突起部16に当接する。この後、本
体ケース2は安定する位置まで回転して止まるが、ブレ
ーキ板11は突起部16によって係止されているのでそ
れ以上回転しない。故に、ブレーキ板11はバネ14の
付勢力に抗しながら本体ケース2に対して変位する。
【0043】図2ではブレーキシュー13と制動用リン
グ15との間に隙間があったが、ブレーキ板11が変位
することで、図3に示すようにブレーキシュー13が制
動用リング15に接触する。このとき、本体ケース2の
重量に相当する荷重を伴った接触となるので、制動用リ
ング15及びシャフト5は速やかに制動される。従っ
て、タービンファン4及び回転ブラシ6も停止する。
【0044】この後、図2に示すように吸込口体1を再
び床面30に着地させると、バネ14の付勢力によりブ
レーキ板11は自動的に本体ケース2に対する初期位置
に戻る。故に、ブレーキシュー13と制動リング15と
の間には再び隙間が形成される。
【0045】上述した本実施形態の制動機構では、ブレ
ーキシュー13と制動用リング15とが面接触となるよ
うにブレーキ板11を構成しているので、それだけ接触
抵抗が大きくなり制動させやすい。
【0046】また、シャフト5の外側に制動用リング1
5を設けたことで、シャフト5単独の場合よりも大きな
径が得られる。故に、径が大きくなった分だけより大き
い制動力を得ることができる。
【0047】また、ブレーキ板11にブレーキシュー1
3を設けたことで、制動リング15に対する摩擦力を増
大させている。故に、制動力が大きくなる。
【0048】さらに、ブレーキ板11はバネ14によっ
て本体ケース2に圧接されていることから、吸込口体1
が傾斜した床面を走行していても倒れないようになって
いる。故に、このバネ14によって制動機構が適切に作
用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の電気掃
除機の吸込口体は、ブレーキ部材による荷重を伴う接触
でタービンファンのシャフトを制動させる構成となって
いる。故に、従来技術のようにタービンファンに導かれ
る空気流の量を減少させる構成に比べると、確実にター
ビンファン及び回転ブラシを制動させることができる。
【0050】請求項2の電気掃除機の吸込口体は、駆動
パイプ及び本体ケースの回転軸とタービンファンのシャ
フトの回転中心が略同一に配設されていることから、前
記回転軸とシャフトの回転中心とを別々に構成した場合
に比べて構成がコンパクトになる。
【0051】請求項3乃至請求項5の電気掃除機の吸込
口体は制動力を増大させる構成であることから、タービ
ンファン及び回転ブラシを速やかに且つ確実に停止させ
ることができる。
【0052】請求項6の電気掃除機の吸込口体は、ブレ
ーキ部材が弾性部材の付勢力により本体ケースに圧接さ
れていることから、本体ケースに対して変位しても自動
的に元の初期位置に戻ることができて便利である。ま
た、吸込口体が傾斜面を走行していてもブレーキ部材が
倒れてタービンファンのシャフトと接触するという不都
合がない。従って、適切な制動動作を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る吸込口体の一実施形態を示した
一部破断面図である。
【図2】 図1におけるA-A線での断面概略図であ
り、吸込口体が床面に着地した状態を示している。
【図3】 図1におけるA-A線での断面概略図であ
り、吸込口体が床面から持ち上げられた状態を示してい
る。
【図4】 電気掃除機の一般的な構成を示す斜視図であ
る。
【図5】 従来の制動機構を備えた吸込口体を示した一
部破断面図である。
【符号の説明】
1 吸込口体 2 本体ケース 2g 吸込口 3 駆動パイプ 3a 軸部 3b 軸部 4 タービンファン 5 シャフト 5a ギア 6 回転ブラシ 6a ギア 7 ベルト 11 ブレーキ板 13 ブレーキシュー 14 バネ 15 制動用リング 16 突起部 17 ツメ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの底面に開口した吸込口にの
    ぞむ回転ブラシと、 該吸込口から流入した空気流によって回転するタービン
    ファンと、 該タービンファンの回転を前記回転ブラシに伝達する駆
    動伝達手段と、 前記空気流を前記本体ケースの外部に送出するための駆
    動パイプと、 を備えていて、前記本体ケースと前記駆動パイプとは該
    駆動パイプの軸方向に垂直な回転軸によって相互に回転
    可能となっている電気掃除機の吸込口体において、 前記タービンファンのシャフトに近接するように前記本
    体ケースに下端が取り付けられたブレーキ部材と、前記
    本体ケースが前記駆動パイプに対して回転したとき該本
    体ケースと共に回転する前記ブレーキ部材の上端を係止
    するための係止手段とを有し、該係止手段によって係止
    された前記ブレーキ部材は前記本体ケースに対して変位
    して前記タービンファンのシャフトと接触することを特
    徴とする電気掃除機の吸込口体。
  2. 【請求項2】 前記駆動パイプ及び前記本体ケースの回
    転軸と前記タービンファンのシャフトの回転中心が略同
    一に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    電気掃除機の吸込口体。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ部材は細長い平板で形成さ
    れていて前記タービンファンのシャフトに沿ってR形状
    を成していることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の電気掃除機の吸込口体。
  4. 【請求項4】 前記シャフトの外周にはリング部材が取
    り付けられており、前記ブレーキ部材は該リング部材を
    介して前記シャフトに接触することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の電気掃除機の吸込口
    体。
  5. 【請求項5】 前記ブレーキ部材にはブレーキシューが
    取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の電気掃除機の吸込口体。
  6. 【請求項6】 前記ブレーキ部材は弾性部材の付勢力に
    よって前記本体ケースに圧接されていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電気掃除機
    の吸込口体。
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