JP2521552Y2 - アプライト形電気掃除機 - Google Patents
アプライト形電気掃除機Info
- Publication number
- JP2521552Y2 JP2521552Y2 JP1990400246U JP40024690U JP2521552Y2 JP 2521552 Y2 JP2521552 Y2 JP 2521552Y2 JP 1990400246 U JP1990400246 U JP 1990400246U JP 40024690 U JP40024690 U JP 40024690U JP 2521552 Y2 JP2521552 Y2 JP 2521552Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- dust collecting
- spindle
- main shaft
- rear surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L5/00—Structural features of suction cleaners
- A47L5/12—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
- A47L5/22—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with rotary fans
- A47L5/28—Suction cleaners with handles and nozzles fixed on the casings, e.g. wheeled suction cleaners with steering handle
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/009—Carrying-vehicles; Arrangements of trollies or wheels; Means for avoiding mechanical obstacles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/26—Incorporation of winding devices for electric cables
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はコード巻取り装置を有す
るアプライト形電気掃除機に関するものである。
るアプライト形電気掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種のアプライト形電気掃除機
は、図９，図１０に示すような構造であった。同図にお
いて１は回転ブラシ２を内蔵する床ノズル部、３は前記
床ノズル部１に傾動自在に取付けられ電動送風機４を内
蔵した集塵部、５は前記集塵部３の背面に取付けられた
コード巻取り装置、６はコード巻取り装置５のカバー、
７は集塵部３の両下端部に設けられた移動用のローラ
ー、８はローラー軸、９は前記ローラー７の外れ防止用
のＥリング、１０はスペーサー、３ａはローラー軸８を
保持する軸受け穴、８ａはＥリング７の固定用の溝であ
る。
は、図９，図１０に示すような構造であった。同図にお
いて１は回転ブラシ２を内蔵する床ノズル部、３は前記
床ノズル部１に傾動自在に取付けられ電動送風機４を内
蔵した集塵部、５は前記集塵部３の背面に取付けられた
コード巻取り装置、６はコード巻取り装置５のカバー、
７は集塵部３の両下端部に設けられた移動用のローラ
ー、８はローラー軸、９は前記ローラー７の外れ防止用
のＥリング、１０はスペーサー、３ａはローラー軸８を
保持する軸受け穴、８ａはＥリング７の固定用の溝であ
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の構成で
は、ローラー７をローラー軸８に取付ける時、少なくと
も一方はローラー軸８を軸受け穴３ａに通じた後ローラ
ー７をローラー軸８に挿入し、さらにその状態でＥリン
グ９を溝８ａに組込まなければならない。
は、ローラー７をローラー軸８に取付ける時、少なくと
も一方はローラー軸８を軸受け穴３ａに通じた後ローラ
ー７をローラー軸８に挿入し、さらにその状態でＥリン
グ９を溝８ａに組込まなければならない。
【０００４】従って、ローラー７をローラー軸８に取付
ける時、大きな構成部品である集塵部３を他に移動させ
たり、又は前記移動をさけるために組立作業を無理な体
制で行なったりしなければならなかった。
ける時、大きな構成部品である集塵部３を他に移動させ
たり、又は前記移動をさけるために組立作業を無理な体
制で行なったりしなければならなかった。
【０００５】特に、ローラー軸８の両端面は家具等への
傷付きを防止するため図に示すようにローラー７の端面
より突出しないよう構成するのが一般的であり、従って
Ｅリング９の取付けは困難な作業にならざるをえなかっ
た。
傷付きを防止するため図に示すようにローラー７の端面
より突出しないよう構成するのが一般的であり、従って
Ｅリング９の取付けは困難な作業にならざるをえなかっ
た。
【０００６】又、集塵部３の下端部に設けられた軸受穴
３ａは、一般的にはモーター４を設置しているモーター
室と貫通したものであるため、この軸受け穴３ａは排気
もれや、その結果として生じる騒音に対して悪い影響を
生じさせていた。
３ａは、一般的にはモーター４を設置しているモーター
室と貫通したものであるため、この軸受け穴３ａは排気
もれや、その結果として生じる騒音に対して悪い影響を
生じさせていた。
【０００７】さらには、モーター室内のリード線等の結
線が外れるといった場合では、ローラー軸８がモーター
室内を貫通しているため、外れたリード線がローラー軸
８と接触する可能性があるため、使用者がローラー軸８
を通して感電するといった安全上の問題点も有してい
た。
線が外れるといった場合では、ローラー軸８がモーター
室内を貫通しているため、外れたリード線がローラー軸
８と接触する可能性があるため、使用者がローラー軸８
を通して感電するといった安全上の問題点も有してい
た。
【０００８】又、軸受け穴３ａの強度を確保したり、ロ
ーラー軸８を軸受け穴３ａに通す作業を容易にするた
め、一般的には図１０に示すように軸受け穴３ａを両端
の２個所以外の中間にも設け、ローラー軸８を部分的に
外部へ露出させた状態にすることが多いが、このローラ
ー軸８の外部へ露出した部分が、床面から突出した物に
引っかかり易いという不具合な点もあった。
ーラー軸８を軸受け穴３ａに通す作業を容易にするた
め、一般的には図１０に示すように軸受け穴３ａを両端
の２個所以外の中間にも設け、ローラー軸８を部分的に
外部へ露出させた状態にすることが多いが、このローラ
ー軸８の外部へ露出した部分が、床面から突出した物に
引っかかり易いという不具合な点もあった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案のアプライト形電気掃除機は、ローラーの主
軸を集塵部の後面とコード巻取り装置のカバーとで挟持
して固定したものである。
に、本考案のアプライト形電気掃除機は、ローラーの主
軸を集塵部の後面とコード巻取り装置のカバーとで挟持
して固定したものである。
【００１０】又、上記のようにローラーの主軸を集塵部
の後面とコード巻取り装置のカバーとで挟持することに
加えて、ローラーの主軸の中央部の幅を部分的に小さく
形成すると共に、集塵部後面に前記主軸の幅の小さい部
分を挟持するリブ等を集塵部に一体的に形成するもので
ある。
の後面とコード巻取り装置のカバーとで挟持することに
加えて、ローラーの主軸の中央部の幅を部分的に小さく
形成すると共に、集塵部後面に前記主軸の幅の小さい部
分を挟持するリブ等を集塵部に一体的に形成するもので
ある。
【００１１】さらに本考案では上記のようにローラーの
主軸を集塵部の後面とコード巻取り装置のカバーとで挟
持することに加えて、ローラーの主軸の中央部に部分的
に主軸外周面より突出する突起を設けると共に、集塵部
後面の前記主軸の中央部位置にローラーの外周面を挟持
するリブを集塵部に一体的に形成するものである。
主軸を集塵部の後面とコード巻取り装置のカバーとで挟
持することに加えて、ローラーの主軸の中央部に部分的
に主軸外周面より突出する突起を設けると共に、集塵部
後面の前記主軸の中央部位置にローラーの外周面を挟持
するリブを集塵部に一体的に形成するものである。
【００１２】又、本考案ではコード巻取り装置を後面か
らおおうカバーの下端部に、略ローラーの主軸を中心と
し、カバーの後方へ突出する略半円筒形状部を２個のロ
ーラーの間のほぼ全域に亘って形成するものである。
らおおうカバーの下端部に、略ローラーの主軸を中心と
し、カバーの後方へ突出する略半円筒形状部を２個のロ
ーラーの間のほぼ全域に亘って形成するものである。
【００１３】
【作用】本考案ではローラーの主軸を軸受けの穴に通す
作業が必要なくなり、ローラーはローラーの主軸に２個
とも装着した状態で集塵部の後面に置くだけで良く、
又、ローラーの主軸の固定はコード巻取り装置のカバー
を固定することで同時に行われるといった作業性の大幅
な改善ができる。
作業が必要なくなり、ローラーはローラーの主軸に２個
とも装着した状態で集塵部の後面に置くだけで良く、
又、ローラーの主軸の固定はコード巻取り装置のカバー
を固定することで同時に行われるといった作業性の大幅
な改善ができる。
【００１４】又、集塵部の軸受け穴をモーター室と貫通
させることがないので、排気のもれの防止や騒音の低
減、さらには使用者の感電の危険性の軽減等、多くの効
果を発揮できるものである。
させることがないので、排気のもれの防止や騒音の低
減、さらには使用者の感電の危険性の軽減等、多くの効
果を発揮できるものである。
【００１５】さらに加えて、主軸中央部の幅の狭い部分
を集塵部後面に一体的に設けたリブ等で挟持すること
で、ローラーの主軸がローラーと共回りして軸受け部が
摩もうするのを防止することができるものである。
を集塵部後面に一体的に設けたリブ等で挟持すること
で、ローラーの主軸がローラーと共回りして軸受け部が
摩もうするのを防止することができるものである。
【００１６】又、主軸中央部の幅の狭い部分の加工は、
主軸両端部のＥリング固定用の切削加工とほぼ同時に行
なうことができるので、主軸のコストダウンが図れると
共に、主軸の中央部に前記回り止めの幅の狭い部分を形
成することにより、ローラーの主軸は対称形となり、軸
受け部に組込む際、主軸の方向性に気を配る必要がなく
作業性の向上が図れるものである。
主軸両端部のＥリング固定用の切削加工とほぼ同時に行
なうことができるので、主軸のコストダウンが図れると
共に、主軸の中央部に前記回り止めの幅の狭い部分を形
成することにより、ローラーの主軸は対称形となり、軸
受け部に組込む際、主軸の方向性に気を配る必要がなく
作業性の向上が図れるものである。
【００１７】又、本考案では、主軸中央部の突起を設け
た部分を集塵部後面に一体的に設けたほぼ主軸の外径と
同じ幅のリブ等で挟持することで、ローラーの主軸がロ
ーラーと共回りするのを防止することができる。
た部分を集塵部後面に一体的に設けたほぼ主軸の外径と
同じ幅のリブ等で挟持することで、ローラーの主軸がロ
ーラーと共回りするのを防止することができる。
【００１８】さらに、ローラーの主軸を軸受け部へ取付
ける際、もし主軸中央部に設けた突起部が軸受け側のリ
ブに当接した場合、主軸は自動的に回動しながら取付け
られるため、主軸組込み時に主軸の突起位置を配慮する
ことなく単に組込めばよく、作業性の改善を図ることが
できる。
ける際、もし主軸中央部に設けた突起部が軸受け側のリ
ブに当接した場合、主軸は自動的に回動しながら取付け
られるため、主軸組込み時に主軸の突起位置を配慮する
ことなく単に組込めばよく、作業性の改善を図ることが
できる。
【００１９】又、軸受け部のローラー側端面がローラー
の回動により摩もうするのを防止するためローラーの内
側にスペーサーを使用するのが一般的であるが、主軸の
中央部に突起を設けることで、ローラー及びスペーサー
を取り付けた状態の主軸を軸受け部へ組込む際、一方の
スペーサーやローラーが反対側へ寄ってしまうのを防止
でき、作業性の改善が図れるものである。
の回動により摩もうするのを防止するためローラーの内
側にスペーサーを使用するのが一般的であるが、主軸の
中央部に突起を設けることで、ローラー及びスペーサー
を取り付けた状態の主軸を軸受け部へ組込む際、一方の
スペーサーやローラーが反対側へ寄ってしまうのを防止
でき、作業性の改善が図れるものである。
【００２０】又、ローラーの主軸を中心とした略半円筒
形状部を設けることにより、前記略半円筒形状部から床
面までの距離は集塵部の傾斜角度に関係なく一定であ
り、かつローラーの主軸が露出することもないため、床
面に突出した物に引っかかってしまうことを少なくする
ことができる。
形状部を設けることにより、前記略半円筒形状部から床
面までの距離は集塵部の傾斜角度に関係なく一定であ
り、かつローラーの主軸が露出することもないため、床
面に突出した物に引っかかってしまうことを少なくする
ことができる。
【００２１】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【００２２】図１〜図５において、１１は塵埃をかきあ
げる回転ブラシ１２を内蔵した床ノズル部である。
げる回転ブラシ１２を内蔵した床ノズル部である。
【００２３】前記床ノズル部１１の後部に傾動自在に設
けた集塵部１３は、塵埃吸引用の電動送風機１４と、塵
埃捕集用の集塵袋１５、及びコード１６を収納するコー
ド巻取り装置１７、コード巻取り装置１７の制動装置解
除用のブレーキ釦１８を内蔵している。
けた集塵部１３は、塵埃吸引用の電動送風機１４と、塵
埃捕集用の集塵袋１５、及びコード１６を収納するコー
ド巻取り装置１７、コード巻取り装置１７の制動装置解
除用のブレーキ釦１８を内蔵している。
【００２４】電動送風機１４は前記回転ブラシ１２とベ
ルト１９により連結されている。前記床ノズル部１１と
集塵部１３は着脱自在のホース２０により連結されてい
る。
ルト１９により連結されている。前記床ノズル部１１と
集塵部１３は着脱自在のホース２０により連結されてい
る。
【００２５】集塵部１３の前面部は集塵袋１５の取出し
用の着脱自在の集塵室蓋２１で、上面に取出し自在のア
タッチメント２２を有すると共に、下面には排気口２１
ａを有する。
用の着脱自在の集塵室蓋２１で、上面に取出し自在のア
タッチメント２２を有すると共に、下面には排気口２１
ａを有する。
【００２６】集塵部１３の上端には操作用ハンドル２３
が取付けられており、このハンドルの端部には握手部２
３ａが一体的に形成されると共に、握手部２３ａの下部
にコードフック２４が取付けられている。
が取付けられており、このハンドルの端部には握手部２
３ａが一体的に形成されると共に、握手部２３ａの下部
にコードフック２４が取付けられている。
【００２７】２５は集塵部１３の後面に着脱自在に取付
けられた延長パイプ、２６はコード巻取り装置を収納す
るカバーで、コード出口部２６ａを上面に有すると共
に、下端部に半円筒形状の主軸ガード２６ｂを形成して
いる。
けられた延長パイプ、２６はコード巻取り装置を収納す
るカバーで、コード出口部２６ａを上面に有すると共
に、下端部に半円筒形状の主軸ガード２６ｂを形成して
いる。
【００２８】２７は移動用のローラー、２８は主軸、２
９はスペーサー、３０はＥリングである。又、主軸２８
の両端にはＥリング３０、固定用の溝２８ａ及び中央部
に回り止め２８ｂが形成されている。
９はスペーサー、３０はＥリングである。又、主軸２８
の両端にはＥリング３０、固定用の溝２８ａ及び中央部
に回り止め２８ｂが形成されている。
【００２９】さらに、集塵部１３の後端部には主軸２８
を受ける軸受け１３ａ及び主軸２８の回り止め２８ｂを
挟持する保持リブ１３ｂが形成されている。
を受ける軸受け１３ａ及び主軸２８の回り止め２８ｂを
挟持する保持リブ１３ｂが形成されている。
【００３０】上記の構成について以下にその動作を説明
する。電動送風機１４の駆動により回転ブラシ１２が回
転し、これによりかき上げられた塵埃は、電動送風機１
４の吸引力により、ホース２０を経て集塵部１３内に吸
引される。集塵部１３内に吸引された塵埃は集塵袋１５
に捕集され、きれいになった空気は排気口２１ａより外
へ排出される。
する。電動送風機１４の駆動により回転ブラシ１２が回
転し、これによりかき上げられた塵埃は、電動送風機１
４の吸引力により、ホース２０を経て集塵部１３内に吸
引される。集塵部１３内に吸引された塵埃は集塵袋１５
に捕集され、きれいになった空気は排気口２１ａより外
へ排出される。
【００３１】以上のような構成により、主軸２８へのロ
ーラー２７及びスペーサー２９，Ｅリング３０の組込み
は、主軸２８を集塵部１３に組込む前に事前に完了する
ことができ、かつ、その時のＥリング３０の組込みはロ
ーラー２７が長手方向へ自由に移動させることができる
ので、容易に行なうことができる。
ーラー２７及びスペーサー２９，Ｅリング３０の組込み
は、主軸２８を集塵部１３に組込む前に事前に完了する
ことができ、かつ、その時のＥリング３０の組込みはロ
ーラー２７が長手方向へ自由に移動させることができる
ので、容易に行なうことができる。
【００３２】さらに、ローラー２７等を組込んだ主軸２
８は、回り止め２８ｂの向きを保持リブ１３ｂへ挿入で
きるよう合わせて入れ込むだけでよく、又、コード巻取
り装置１７のカバー２６を集塵部１３の後面に取付ける
ことにより同時に固定ができる。
８は、回り止め２８ｂの向きを保持リブ１３ｂへ挿入で
きるよう合わせて入れ込むだけでよく、又、コード巻取
り装置１７のカバー２６を集塵部１３の後面に取付ける
ことにより同時に固定ができる。
【００３３】主軸２８の回り止め２８ｂは主軸２８の中
央に形成されているので、主軸２８を軸受け部１３ａに
組込む際、２個のローラー２７が左右どちらの軸受け部
１３ａへ組込まれても良く、方向性を有することはな
い。
央に形成されているので、主軸２８を軸受け部１３ａに
組込む際、２個のローラー２７が左右どちらの軸受け部
１３ａへ組込まれても良く、方向性を有することはな
い。
【００３４】又、床面からローラー２７を介して主軸２
８へかかる負荷は、通常使用状態では集塵部１３が傾い
ていることから軸受け部１３ａでほとんどその負荷を受
けることになり、カバー２６に対する強度的な配慮はほ
とんど必要ない。
８へかかる負荷は、通常使用状態では集塵部１３が傾い
ていることから軸受け部１３ａでほとんどその負荷を受
けることになり、カバー２６に対する強度的な配慮はほ
とんど必要ない。
【００３５】又、軸受け部１３ａは構成上モーター１４
を収納しているモーター室と連通させることなく形成で
き、又、主軸２８の回り止め２８ｂの加工は、主軸２８
の外形より小さくすれば良く、切削加工が可能であるの
でＥリング３０の固定用の溝２８ａの加工とほぼ同じ工
程で加工ができる。
を収納しているモーター室と連通させることなく形成で
き、又、主軸２８の回り止め２８ｂの加工は、主軸２８
の外形より小さくすれば良く、切削加工が可能であるの
でＥリング３０の固定用の溝２８ａの加工とほぼ同じ工
程で加工ができる。
【００３６】図６，図７は他の実施例で、３１は両端に
Ｅリング３０の固定用の溝３１ａと中央に突出した回り
止め突起３１ｂとを有する主軸、１３ｃはほぼ主軸３１
の外径寸法と同じ幅で形成された保持リブである。
Ｅリング３０の固定用の溝３１ａと中央に突出した回り
止め突起３１ｂとを有する主軸、１３ｃはほぼ主軸３１
の外径寸法と同じ幅で形成された保持リブである。
【００３７】上記構成について説明すると、主軸３１を
軸受け部１３ａへ組込む時、回り止め突起３１ｂの位置
は、主軸３１の回転方向のどの位置にあっても、保持リ
ブ１３ｃの幅が主軸３１の外径寸法とほぼ同じに形成さ
れているため、主軸３１の組込みと同時に回り止め突起
３１ｂの位置は自動的に補正される。
軸受け部１３ａへ組込む時、回り止め突起３１ｂの位置
は、主軸３１の回転方向のどの位置にあっても、保持リ
ブ１３ｃの幅が主軸３１の外径寸法とほぼ同じに形成さ
れているため、主軸３１の組込みと同時に回り止め突起
３１ｂの位置は自動的に補正される。
【００３８】すなわち、仮に回り止め突起３１ｂの位置
が図７で示す点線の位置にあったとしても、主軸３１を
保持リブ１３ｃ部へ挿入すれば自動的に実線で示す状態
になり、主軸３１を軸受け部１３ａに組込む際、回り止
め突起３１ｂの位置を規制する必要がなく、組立性の向
上が図れる。
が図７で示す点線の位置にあったとしても、主軸３１を
保持リブ１３ｃ部へ挿入すれば自動的に実線で示す状態
になり、主軸３１を軸受け部１３ａに組込む際、回り止
め突起３１ｂの位置を規制する必要がなく、組立性の向
上が図れる。
【００３９】又、主軸３１中央の回り止め突起３１ｂ
は、軸径より突出しているため、スペーサー２９やロー
ラー２７は中央より反対側へは移動することがなく、従
って一方へかたまってしまうことを防止でき、軸受け部
１３ａに組込む際手早くローラー２７とスペーサー２９
とを左右へ振り分けて移動させる作業が円滑に行なえ
る。
は、軸径より突出しているため、スペーサー２９やロー
ラー２７は中央より反対側へは移動することがなく、従
って一方へかたまってしまうことを防止でき、軸受け部
１３ａに組込む際手早くローラー２７とスペーサー２９
とを左右へ振り分けて移動させる作業が円滑に行なえ
る。
【００４０】図８に示す実施例では、カバー２６の下部
に一体的に形成された主軸ガード２６ｂは、主軸２８を
中心とした半円形状に形成されているため、集塵部１３
の傾きの角度に関係なく床面から主軸ガード２６ｂまで
の高さｈを一定に保つことができ、従って、床面からの
突出物に集塵部１３の傾き角度によっては主軸２８や集
塵部１３の外かくの一部があたることがない。
に一体的に形成された主軸ガード２６ｂは、主軸２８を
中心とした半円形状に形成されているため、集塵部１３
の傾きの角度に関係なく床面から主軸ガード２６ｂまで
の高さｈを一定に保つことができ、従って、床面からの
突出物に集塵部１３の傾き角度によっては主軸２８や集
塵部１３の外かくの一部があたることがない。
【００４１】また主軸ガード２６ｂは円筒形状をしてい
るため、床面からの突出物の高さが図８で示すｈより多
少高くても、これを乗り越えるガイドの役目も果たすこ
とができ、使用性を向上させることができるものであ
る。
るため、床面からの突出物の高さが図８で示すｈより多
少高くても、これを乗り越えるガイドの役目も果たすこ
とができ、使用性を向上させることができるものであ
る。
【００４２】
【考案の効果】以上の実施例から明らかなように、本考
案のアプライト形電気掃除機によれば、移動用ローラー
の主軸を集塵部の後面とコード巻取り装置のカバーとで
挟持して固定し、又主軸自身の回転を防止する回り止め
を主軸の中央部に設けると共に、集塵部後面に前記主軸
の回り止めを受ける部分を設け、さらには前記カバーの
主軸を保護・支持する部分を形成することにより組立性
の大幅な改善を図ると共に、性能の向上、使用性の向
上、さらには安全性の向上と多岐に亘りその効果を発揮
するものである。
案のアプライト形電気掃除機によれば、移動用ローラー
の主軸を集塵部の後面とコード巻取り装置のカバーとで
挟持して固定し、又主軸自身の回転を防止する回り止め
を主軸の中央部に設けると共に、集塵部後面に前記主軸
の回り止めを受ける部分を設け、さらには前記カバーの
主軸を保護・支持する部分を形成することにより組立性
の大幅な改善を図ると共に、性能の向上、使用性の向
上、さらには安全性の向上と多岐に亘りその効果を発揮
するものである。
【図１】本考案の一実施例のアプライト形電気掃除機の
分解斜面図
分解斜面図
【図２】同斜面図
【図３】同断面図
【図４】同要部の拡大分解斜面図
【図５】同断面図
【図６】他の一実施例の要部拡大分解斜面図
【図７】同断面図
【図８】他の実施例における要部側面図
【図９】従来例の斜面図
【図１０】同要部の拡大分解断面図
１１ 床ノズル部 １３ 集塵部 １７ コード巻取り装置 ２６ カバー ２６ｂ 主軸ガード ２７ ローラー ２８ 主軸 ２８ｂ 回り止め ３１ 主軸 ３１ｂ 回り止め突起 １３ａ 軸受け部 １３ｂ 保持リブ １３ｃ 保持リブ
Claims (4)
- 【請求項１】回転ブラシを内蔵した床ノズル部と、前記
床ノズル部に傾動自在に設けられた電動送風機を内蔵す
る集塵部と、前記集塵部の後面に取付けられたコード巻
取り装置と、一本の主軸の両端に回動自在に取付けられ
た移動用のローラーと、前記コード巻取り装置を後面か
らおおうカバーとを有し、前記ローラーの主軸は前記集
塵部と前記カバーとにより挟持したアプライト形電気掃
除機。 - 【請求項２】集塵部後面のローラーの主軸中央部が位置
する部分に前記主軸中央の部分を挟持するリブを形成し
た請求項１記載のアプライト形電気掃除機。 - 【請求項３】ローラーの主軸の中央部に、部分的に前記
主軸外周面より突出する突起を設けると共に、集塵部後
面の前記ローラーの主軸中央部が位置する部分にローラ
の主軸の外周面を挟持するリブを形成した請求項１記載
のアプライト形電気掃除機。 - 【請求項４】コード巻取り装置を後面からおおうカバー
の下端部に、ローラーの主軸を中心とし、カバーの後方
へ突出する略半円筒形状部を、２個のローラーの間のほ
ぼ全域に亘って設けた請求項１又は請求項２又は請求項
３記載のアプライト形電気掃除機。
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