JPH10191243A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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Publication number
JPH10191243A
JPH10191243A JP8347366A JP34736696A JPH10191243A JP H10191243 A JPH10191243 A JP H10191243A JP 8347366 A JP8347366 A JP 8347366A JP 34736696 A JP34736696 A JP 34736696A JP H10191243 A JPH10191243 A JP H10191243A
Authority
JP
Japan
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level
recording
video signal
signal
recording current
Prior art date
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Pending
Application number
JP8347366A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kashitani
英男 菓子谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH10191243A publication Critical patent/JPH10191243A/ja
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】映像信号の記録電流を最適化して画質劣化を防
止するとともにS/Nを改善する。 【解決手段】撮影中の映像信号の輝度及びカラーレベル
を検出し、検出結果に応じて記録電流レベルを最適状態
に制御することにより、特殊な撮影条件下での画質劣化
を防止すると共にS/Nを改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録装置に
係、特に映像信号を記録するときの画質劣化防止に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録装置は、記録ヘッドに所
定レベルの記録電流を流して磁気記録を行なうように構
成されている。しかしながら、記録電流レベルを固定し
てしまうと、記録ヘッドの経時変化や磁気テープの特性
の違いによって画質が変化してしまう。
【0003】これを改善するために、記録電流変化させ
ながら記録及び再生を行って出力レベルを測定し、記録
ヘッド及び磁気テープの特性に合わせた最適な記録電流
レベルを設定して画質の劣化を防止する方法が提案され
ている(ビデオカメラ総合カタログ 96年9月発行
発行所 ソニー(株) 第4頁)。
【0004】記録ヘッドや磁気テープの特性に合わせて
記録電流レベルを設定する磁気記録再生装置は、磁気テ
ープに対してテスト輝度信号を記録及び再生して出力レ
ベルが最大になるポイントを検出することが必要であ
る。このために、従来の磁気記録再生装置は、図2に示
すように、マイクロプロセッサ3により所定のレベル差
で変化するように生成したテストデータ信号を映像信号
処理回路4に送り、映像信号処理回路4からは所定のレ
ベル差で階段的に増減する記録電流(図3の輝度信号
Y,カラー信号C)を記録アンプ5を経由して録再ヘッ
ド6に供給して磁気テープ9に記録するようにする。こ
のときのカラー信号Cは、輝度信号Yのレベルに応じた
値の信号とする。
【0005】次に、磁気テープ9に記録された映像信号
を録再ヘッド6により再生して再生アンプ7を経由して
映像信号処理回路4とFM信号レベル検出回路8に入力
する。FM信号レベル検出回路8は、FM信号をDC信
号に変換してマイクロプロセッサ3に入力する。このD
C信号の電圧レベルは、FM信号レベルの大きさによっ
て変化する。FM信号レベルが大きくなるとDC信号の
電圧レベルは上がり、FM信号レベルが小さくなるとD
C信号の電圧は下がる傾向になる。
【0006】マイクロプロセッサ3は、所定のレベル差
で増減させた記録電流で記録した信号を再生して得られ
るDC信号の電圧レベルが最大となるポイントを検出
し、それがどのステップ(どのような記録電流レベル)
で記録した信号であるかを演算する。これにより、輝度
信号の記録電流レベルを記録ヘッド及び磁気テープの特
性に合わせて最適に設定することができる。カラーの記
録電流レベルは、輝度信号の記録電流レベルに対して所
定の値に減衰させたレベルに設定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ビデオカメラから出力
される映像信号は多様に変化する。例えば、撮影状態に
よって、映像信号の輝度や色飽和度などが変化する。そ
して、高輝度や高色飽和度の条件下では、白黒反転現
象,クロスビート,クロスカラーが発生し易くなる問題
がある。更に、低色飽和度の場合にはカラーS/Nが劣
化する問題がある。
【0008】しかしながら、前述した従来装置のように
記録ヘッド及び磁気テープの特性に応じた記録電流レベ
ルの設定では、前述したような問題を解決することがで
きない。
【0009】本発明の目的は、記録すべき映像信号の状
態に応じて記録電流レベルを好適な値に設定して、白黒
反転現象,クロスビート,クロスカラーの発生やカラー
S/Nの劣化を防止することができる磁気記録装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号を磁
気記録媒体に記録する磁気記録装置において、記録すべ
き映像信号のレベルを検出する信号レベル検出手段と、
検出した映像信号レベルに応じて記録電流レベルを変化
させる記録電流レベル制御手段と、検出した映像信号レ
ベルに応じて記録電流の周波数帯域を変化させる記録電
流周波数制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】前記記録電流レベル制御手段は、輝度レベ
ルが標準値以下でカラーレベルが低色飽和度の状態のと
きには、カラー信号の記録電流信号を所定のレベルまで
引き上げ、輝度レベルが標準値以上でカラーレベルが高
色飽和度の状態のときには、カラー信号の記録電流信号
を所定のレベルまで引き下げる。
【0012】また、前記記録電流周波数制御手段は、映
像信号の輝度レベル及びカラーレベルが高いときには輝
度信号を変調するキャリア周波数を高域側に変化させ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1及び図
3を参照して説明する。
【0014】図1は本発明になるビデオカメラ付き磁気
記録装置の記録系のブロック図、図3は記録信号周波数
アロケーションを示す特性図である。
【0015】デジタルカメラ信号処理回路2は、撮影記
録時に、CCDカメラ1から入力される映像信号を処理
して、記録すべき輝度信号及びカラー信号と輝度及びカ
ラーのレベルデータを出力する。
【0016】マイクロプロセッサ3は、デジタルカメラ
信号処理回路2から出力される輝度レベルデータ及びカ
ラーレベルデータを基準値と比較して、輝度レベルの高
低及びカラーレベルの高低を判定し、この判定結果に基
づいて録再ヘッド6に供給する記録電流レベル及び輝度
信号FM変調キャリア周波数の最適値を求め、この最適
値に相応する記録電流を発生させるような記録電流制御
信号を生成して映像信号処理回路4に供給する。
【0017】記録すべき映像信号の輝度レベル及びカラ
ーレベルの検出または比較判定は、映像信号の全域を対
象にして行っても良いが、撮影により生成した映像信号
の重要度は、画面の中央部分が高いので、このような領
域に相当する部分の映像信号をレベル検出または比較判
定の対象にすることにより、重要度の少ない領域の映像
信号に影響されない記録電流制御を行うことができる。
【0018】映像信号処理回路4は、輝度信号及びカラ
ー信号を周波数変調すると共に前記記録電流制御信号に
基づいてカラー信号記録電流レベルを制御し、前記輝度
信号のFM変調キャリア周波数を変化させ、更に、輝度
信号及びカラー信号を混合した映像信号記録電流を出力
する。
【0019】記録アンプ5は、映像信号処理回路4から
出力される映像信号記録電流を録再ヘッド6に与えて磁
気テープ9に磁気記録を行う。
【0020】マイクロプロセッサ3による前記比較判定
処理では、輝度レベルが標準値以下でカラーレベルが低
色飽和度の状態のときには、図3に示したカラー記録電
流信号Cを所定のレベルまで引き上げるような記録電流
制御信号を生成する処理を行う。
【0021】そして、輝度レベルが標準値以上でカラー
レベルが高色飽和度の状態のときには、図3に示したカ
ラー記録電流信号Cを所定のレベルまで引き下げるよう
な記録電流制御信号を生成する処理を行う。また、この
ような状態では、輝度信号を周波数変調するFMキャリ
ア周波数を高域側にシフトして輝度信号とカラー信号の
干渉を避けるようにする制御信号を前記記録電流制御信
号に含める制御処理を行う。
【0022】また、これらの記録電流レベルの制御は、
更に、記録ヘッド及び磁気テープの特性を参照して前記
標準値を補正しながら実行するようにすることもでき
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号の状態に応じ
て記録電流レベル及び輝度信号変調周波数を最適化して
いるために、S/Nの改善及び特殊な撮影条件下での画
質の低下を防止することができる。
【0024】また、記録ヘッドや磁気テープの特性を参
照して前記記録電流レベル制御を実行すれば、改善効果
を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるビデオカメラ付き磁気記録装置の
記録系のブロック図である。
【図2】従来の磁気記録再生装置の記録系のブロック図
である。
【図3】記録信号周波数アロケーションを示す特性図で
ある。
【符号の説明】
1…CCDカメラ、2…デジタルカメラ信号処理回路、
3…マイクロプロセッサ、4…映像信号処理回路、5…
記録アンプ、6…録再ヘッド、9…磁気テープ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を磁気記録媒体に記録する磁気記
    録装置において、 記録すべき映像信号のレベルを検出する信号レベル検出
    手段と、検出した映像信号レベルに応じて記録電流レベ
    ルを変化させる記録電流レベル制御手段を設けたことを
    特徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記記録電流レベル制
    御手段は、映像信号のレベルに応じて記録電流レベルを
    連続的に変化させることを特徴とする磁気記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記記録電流レベル制
    御手段は、映像信号のレベルに応じて記録電流レベルを
    所定量だけ段階的に変化させることを特徴とする磁気記
    録装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の1項において、前記記録電
    流レベル制御手段は、輝度レベルが標準値以下でカラー
    レベルが低色飽和度の状態のときには、カラー信号の記
    録電流信号を所定のレベルまで引き上げることを特徴と
    する磁気記録装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜3の1項において、前記記録電
    流レベル制御手段は、輝度レベルが標準値以上でカラー
    レベルが高色飽和度の状態のときには、カラー信号の記
    録電流信号を所定のレベルまで引き下げることを特徴と
    する磁気記録装置。
  6. 【請求項6】映像信号を磁気記録媒体に記録する磁気記
    録装置において、 記録すべき映像信号のレベルを検出する信号レベル検出
    手段と、検出した映像信号レベルに応じて記録電流の周
    波数帯域を変化させる記録電流周波数制御手段を設けた
    ことを特徴とする磁気記録装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記記録電流周波数制
    御手段は、映像信号の輝度レベル及びカラーレベルが高
    いときには輝度信号を変調するキャリア周波数を高域側
    に変化させることを特徴とする磁気記録装置。
  8. 【請求項8】映像信号を磁気記録媒体に記録する磁気記
    録装置において、 記録すべき映像信号のレベルを検出する信号レベル検出
    手段と、検出した映像信号レベルに応じて記録電流レベ
    ルを変化させる記録電流レベル制御手段と、検出した映
    像信号レベルに応じて記録電流の周波数帯域を変化させ
    る記録電流周波数制御手段を設けたことを特徴とする磁
    気記録装置。
  9. 【請求項9】請求項1または6または8において、前記
    信号レベル検出手段は、撮影画面の所定の領域に対応す
    る映像信号のレベルを検出することを特徴とする磁気記
    録装置。
JP8347366A 1996-12-26 1996-12-26 磁気記録装置 Pending JPH10191243A (ja)

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JP8347366A JPH10191243A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 磁気記録装置

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JP8347366A JPH10191243A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 磁気記録装置

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JPH10191243A true JPH10191243A (ja) 1998-07-21

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ID=18389751

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JP8347366A Pending JPH10191243A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 磁気記録装置

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