JPH10191239A - マトリックス状の映像信号を転置する方法及び装置 - Google Patents

マトリックス状の映像信号を転置する方法及び装置

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JPH10191239A JP35088097A JP35088097A JPH10191239A JP H10191239 A JPH10191239 A JP H10191239A JP 35088097 A JP35088097 A JP 35088097A JP 35088097 A JP35088097 A JP 35088097A JP H10191239 A JPH10191239 A JP H10191239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆離散余弦変換器のチップ面積及びビデオデ
コーダの面積を低減させ得るマトリックス状の信号を転
置する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 メモリを用いてマトリックス状の信号を
転置する方法は、入力するマトリックス状の信号の行を
前記メモリに、行単位及び列単位のうちの何れか一単位
で第1方向にシフトしながら全て記録するステップと、
そして前記メモリに格納された該マトリックス状の信号
を、前記行単位及び列単位のうち上記記録時と反対単位
で第2方向にシフトしながら読取するステップと、を備
えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリックス状の
映像信号を転置する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このマトリックス状の映像信号を転置
(transposing)する方法及び装置は、MPEG(Moving
Picture Expert Group)信号等の圧縮されたマトリック
ス状の映像ビットストリームをデコーディングするため
のビデオデコーダに用いられる。公知のように、最近、
高鮮明(HD; High Definition)TV放送方式が開発さ
れ、また、一部の国では高鮮明TV放送方式が、部分的
に試みに運用されている。この高鮮明TV放送方式の運
用に伴い、放送局からは高鮮明TVに適した信号を送出
する。該信号は高鮮明TV受信機(以下、HDTV)に
よって処理されるよう作られる。
【0003】一方、現在米国ATSC(Advanced Televi
sion Systems Committee)の高鮮明TV方式に応ずる信
号は2種類に分けられる。一種類は高解像度を持つ画像
のためのHD級信号であり、他の一種類は普通解像度を
持つ画像のためのSD(Standard Definition)級信号
(以下、SD信号)である。該SD級信号は前記HD級
信号に比べて伝送データ量が少ない場合である。HDT
Vは基本的にこの2種類の映像データが処理可能になっ
ている。
【0004】ここで、放送局と受信機間に4つの場合が
存在しうる。HD信号をHD信号級にディスプレイす
る場合、HD信号をSD信号級にディスプレイする場
合、SD信号をHD信号級にディスプレイする場合、
SD信号をSD信号級にディスプレイする場合であ
る。前記、、の場合ではHDTVが受信された信
号を処理するのにそれらのシステムのパフォーマンス
上、別段無理はないが、の場合はHDTVが受信され
た信号をディスプレイするにあたってパフォーマンス(p
erformance)上の問題をもたらす。すなわち、視覚的に
画面が破れて見える等の問題点が発生するようになる。
このため、HD信号をSD信号級にディスプレイする場
合、受信されたHD信号のパフォーマンスをある程度落
とす必要がある。例えば、HD信号としての20MHz
のMPEG信号をSD信号級としての6MHzのMPE
G信号に作りかえなければならない。このように、HD
信号のパフォーマンスを低めるということは解像度を低
めるということと同じ意味である。一般に、HD信号の
パフォーマンスを低めるべく、該HD信号のうち一定周
波数以上の高周波数領域を除去する。このように、SD
信号級に適するよう一定の高周波数領域を除去した8×
8マトリックス状のHD信号は8×4HD信号になる。
この8×4HD信号がSD信号級にディスプレイされる
際、その解像度は8×8HD信号に比べて劣るが、画面
が破れて見える等の問題点は防止される。一方、8×8
マトリックス状のSD信号はHDTV上でそのままディ
スプレイされる。前述したような理由に起因して、HD
TVは基本的に8×8HD信号及び8×4HD信号を全
て処理すべきである。
【0005】以下、一般的なHDTVを図1〜図3に基
づいて説明する。
【0006】図1に示すように、放送局から圧縮された
映像ビットストリームを伝送すると、一般的なHDTV
は、アンテナANT.を介して受信された映像ビットス
トリームのうち所望の映像ビットストリームはチューナ
10を通って同調し、前記同調された映像ビットストリ
ームを復調器20を通って復調する。ここで、前記映像
ビットストリームはMPEG信号であり、所定のマトリ
ックス状を有する。一方、前記復調された映像ビットス
トリームはビデオデコーダ30で復元された後、映像デ
ィスプレイプロセッサ、VDP(Video Display Process
or)40によりディスプレイ可能な状態に処理される。
最終的に、VDP40の出力信号はディスプレイ部50
を通ってディスプレイされる。この際、前記VDP40
は、ディスプレイ部50の特性に合わせて適切に前記復
元された信号を処理する。
【0007】図2は図1中のビデオデコーダ30の詳細
なブロック図である。
【0008】図1の復調器20からマトリックス状の復
調された映像ビットストリームが入力されると、可変長
デコーダ、VLD(Variable Length Decoder)21は前
記復調された映像ビットストリームをデコーディングし
てDCT係数(Discrete Cosine Transform Coefficien
t)及び動きベクトルを出力する。このDCT係数は逆ス
キャナ22により逆スキャンされてから逆量子化器23
により逆量子化される。次いで、IDCT(Inverse Dis
crete Cosine Transformer)25は、前記逆量子化され
たDCT係数上に逆離散余弦変換を施して該DCT係数
を空間的画素値に変換するようになる。ここで、IDC
T25による逆離散余弦変換前に前記逆量子化された係
数は、前記逆離散余弦変換を容易に行うためにトランス
ポーザ24により転置される。一方、動き補償器27は
前記VLD21から出力された動きベクトル値を用いて
フレームメモリ26に既に格納された基準映像フレーム
を補償し、加算器28は動き補償器27の出力信号とI
DCT25の出力信号とを加算しその加算値を図1のV
DP40へ出力する。
【0009】図3は図2のトランスポーザ(transposer)
24の一例であり、2つのメモリ24a、24bを交互
に読取/記録(read/write)しつつ転置する装置である。
【0010】図3によれば、トランスポーザ24は、1
6ビット(bits)×64ワード(words)の容量の2つ
のSRAM(Static Random Access Memory)24a、2
4bと、読取/記録制御器24cと、そして2つの多重
(muxed)のフリップフロップ24d、24eとを有す
る。読取/記録制御器24cにイネーブル信号が入力さ
れると、読取/記録制御器24cは第1のSRAM24
a及び第2のSRAM24bに読取/記録制御信号及び
選択信号を提供する。この際、第1のSRAM24a及
び第2のSRAM24bは読取/記録制御信号に基づい
て反対に動作するようになる。すなわち、第1のSRA
M24aが先に第1データを記録する際、第2のSRA
M24bは選択信号によりデザーブル(disable)状態に
ある。次いで、第1のSRAM24aが読取を行う間、
第2のSRAM24bは第2データを記録する。このよ
うに、第1のSRAM24a、第2のSRAM24bは
交互に記録/読取を行う。一方、これら2つのSRAM
24a、24bから交互に出力される第1データ、第2
データは、2つの多重のフリップフロップ24d、24
eによりそれぞれトランスポズされる。
【0011】この他に、時間遅延方法による転置方法が
米国特許番号4,769,790に、4個のデュアルポート(dual
port)メモリを用いて転置する方法が米国特許番号5,48
1,487に開示されている。これら2つの特許は、ハード
ウェアのサイズが大きくなったり、ハードウェアの構成
が複雑になる問題があった。
【0012】又、上述したように、図2に示した従来の
トランスポーザ24はm×mマトリックス状の信号(例
えば、m=8)をm×mワードの容量の2つのメモリを
用いて転置した。このような一般的なトランスポーザは
2つのメモリを用いるべきなので、図2の逆離散余弦変
換器及びビデオデコーダ30の面積が増大する問題があ
り、しかも100Mサンプル/秒(sample/sec)の比較的
に低い速度で動作するという問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、逆離
散余弦変換器のチップ面積及びビデオデコーダの面積を
低減させ得るマトリックス状の信号を転置する方法及び
装置を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、より速い速度を具現
可能なマトリックス状の信号を転置する方法及び装置を
提供することにある。
【0015】本発明の又他の目的は、前記方法及び装置
を用いたビデオデコーダ及びTV受信機を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、所定のマトリックス状の映像信号を記録可能な一メ
モリ部が用意され、記録制御回路により前記映像信号の
行(row)は前記メモリ部内に行単位及び列単位のうちの
何れか一単位で順次にシフトされつつ記録される。転置
のために前記メモリ部内に記録された映像信号は読取制
御信号に基づいて行単位及び列単位のうち上記記録時と
反対単位で前記メモリ部から読取される。前記読取遂行
中にシフトによって順次に空けられる前記メモリ部の部
分には、前記記録制御回路により次入力の映像信号の行
が行単位及び列単位のうち上記読取時と同じ単位で順次
にシフトされつつ記録される。前記メモリ部は、前記所
定のマトリックスの映像信号を記録可能なただ一つのメ
モリから構成されるか、又はそのメモリより小さな容量
を有する2つのメモリから構成されるため、前記メモリ
部の占有面積を減少させることになる。更に、読取中に
順次に空けられる前記メモリ部分は、次入力の映像信号
の行が順次にシフトされて記録されるため、転置の速度
が速くなる。
【0017】本発明によるメモリを用いてマトリックス
信号を転置する方法は、(a)入力するマトリックス信
号の行を前記メモリに、行単位及び列単位のうちの何れ
か一単位で第1方向にシフトしながら全て記録するステ
ップと、そして(b)前記メモリに格納された該マトリ
ックス状の映像信号を、前記行単位及び列単位のうち上
記記録時と反対単位で第2方向にシフトしながら読取す
るステップと、を備えることを特徴とし、そのことによ
り、上記目的が達成される。
【0018】(b)ステップの読取遂行中にシフトによ
って空けられるメモリの部分に、次入力のマトリックス
信号を前記読取時と同単位で前記第2方向にシフトしな
がら格納するステップを更に備えることを特徴としても
よい。
【0019】行単位で記録を行い且つ列単位で読取を行
う場合において、第1方向はメモリの上側から下側に向
かう方向であり、第2方向は前記メモリの左側から右側
に向かう方向であることを特徴と特徴としてもよい。
【0020】列単位で記録を行い且つ行単位で読取を行
う場合において、第1方向はメモリの左側から右側に向
かう方向であり、第2方向はメモリの上側から下側に向
かう方向であることを特徴としてもよい。
【0021】前記マトリックス状の信号はm×m(m=
正の整数)信号であることを特徴としてもよい。
【0022】前記マトリックス状の信号はm×m/2
(m=正の偶数)信号であることを特徴としてもよい。
【0023】本発明による8×8メモリを用いて8×8
映像信号を転置する方法は、前記8×8メモリに入力す
る8×8信号の8行を行単位で前記メモリの最下側行か
ら最上側行まで順次にシフトしながら全て記録し、ここ
で各行の8信号は前記メモリの各行の左側から右側に向
けて記録するステップと、前記メモリに記録された8×
8映像信号を列単位で最右側列から最左側列まで順次に
シフトしながら読取し、ここで各列の8信号は前記メモ
リの各列の下側から上側に向けて読取するステップと、
そして読取遂行中にシフトによって前記メモリの最左側
から順次に空けられる列には次入力の8×8映像信号行
を最上側行から最下側行まで順次にシフトしながら格納
し、各行の8信号は前記メモリの各空けられた列の下側
から上側に向けて記録するステップと、を備えることを
特徴とし、そのことにより、上記目的が達成される。
【0024】8×8メモリに入力する8×8映像信号の
8行を列単位で前記メモリの最右側列から最左側列まで
順次にシフトしながら全て記録し、ここで各行の8信号
は前記8×8メモリの各列の下側から上側に向けて記録
するステップと、前記8×8メモリに記録された8×8
映像信号を、行単位で最下側行から最上側行まで順次に
シフトしながら読取し、ここで前記メモリの各行の8信
号は右側から左側に向けて読取するステップと、そして
読取中にシフトによって前記メモリの最上側から順次に
空けられる行には次入力の8×8信号の行を最上側行か
ら最下側行まで順次にシフトしながら記録し、ここで各
行の8信号は前記8×8メモリの各空けられた行の最右
側から最左側に向けて記録されるステップと、を備える
ことを特徴とし、そのことにより、上記目的が達成され
る。
【0025】本発明による2つの4×4メモリを用いて
8×4映像信号を転置する方法は、入力する8×4映像
信号を4個の奇数番目の列から構成される第1の4×4
映像信号と4個の偶数番目の列から構成される第2の4
×4映像信号とに分類するステップと、前記第1の4×
4映像信号の4行を前記2つのメモリ中の第1の4×4
メモリに、第2の4×4映像信号の4行を第2の4×4
メモリにそれぞれ行単位で最下側行から最上側行まで順
次にシフトしながら記録し、ここで各行の4信号は前記
メモリの各行の最右側から最左側に向けて記録するステ
ップと、前記第1の4×4メモリ及び第2の4×4メモ
リにそれぞれ記録された第1の4×4映像信号及び第2
の4×4映像信号を、各メモリの最右側列から最左側列
に向けて列単位で順次にシフトしながら読取し、ここで
読取の手順は第2の4×4メモリ、第1の4×4メモリ
の順に交互に進行し、前記メモリの各列の4信号は最下
側から最上側に向けて読取するステップと、そして読取
中にシフトによって最左側から最右側に向けて空けられ
る第1の4×4メモリの列及び第2の4×4メモリの列
には、次入力の8×4映像信号の第1の4×4映像信号
及び第2の4×4映像信号の行をそれぞれ最上側行から
最下側行まで順次にシフトしながら記録し、ここで各行
の4信号は前記メモリの各空けられた列の最下側から最
上側に向けて記録するステップと、を備えることを特徴
とし、そのことにより上記目的が達成される。本発明に
よる2つの4×4メモリを用いて8×4映像信号を転置
する方法は、入力する8×4映像信号を奇数番目の列か
ら構成される第1の4×4映像信号と偶数番目の列から
構成される第2の4×4映像信号とに分類するステップ
と、前記第1の4×4映像信号の4行を第1の4×4メ
モリに、第2の4×4映像信号の4行を第2の4×4メ
モリにそれぞれ列単位で最右側列から最左側列まで順次
にシフトしながら記録し、ここで各行の4信号は前記各
メモリの各行の最下側から最上側に向けて記録するステ
ップと、前記第1の4×4メモリ及び第2の4×4メモ
リにそれぞれ記録された第1の4×4映像信号及び第2
の4×4映像信号を、各メモリの最下側行から最上側行
まで行単位で順次にシフトしながら読取し、ここで読取
の手順は第2の4×4メモリ、第1の4×4メモリの順
に交互に進行し、前記各メモリの各行の4信号は最右側
から最左側に向けて読取されるステップと、そして読取
中にシフトによって最上側行から最下側行に向けて空け
られる第1の4×4メモリの行及び第2の4×4メモリ
の行には、次入力の8×4映像信号の第1の4×4映像
信号及び第2の4×4映像信号の4行を最上側行から最
下側行まで順次にシフトしながら記録し、ここで各信号
の各行の4信号は各メモリの各空けられた行の最右側か
ら最左側に向けて記録されるステップと、を備えること
を特徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
【0026】本発明によるマトリックス映像信号を転置
する装置は、メモリ部と、入力するマトリックス映像信
号の行を行単位及び列単位のうちの何れか一単位でシフ
トしながら前記メモリ部に全て記録する記録制御回路
と、そして前記メモリ部に格納された前記マトリックス
映像信号を前記行単位及び列単位のうち前記記録時と反
対の単位でシフトしながら読取する読取制御回路とを備
え、ここで、前記記録制御回路は、前記読取制御回路に
よる読取中のシフトによって順次に空けられる前記メモ
リの部分に、次のマトリックス映像信号を前記読取時と
同じ単位で順次にシフトしながら記録することを特徴と
し、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】前記マトリックス映像信号はm×m(m=
正の整数)信号であり、前記メモリ部はm×m信号を格
納可能な一つのメモリであることを特徴としてもよい。
【0028】前記マトリックス映像信号はm×m/2
(m=正の偶数)であり、前記メモリ部はそれぞれm/
2×m/2信号を格納可能な2つのm/2×m/2メモリ
であることを特徴としてもよい。
【0029】前記メモリ部は少なくとも一つのメモリか
ら構成され、前記少なくとも一つのメモリは多重のフリ
ップフロップであることを特徴としてもよい。
【0030】前記メモリ部は少なくとも一つのメモリか
ら構成され、前記少なくとも一つのメモリはSRAMで
あることを特徴としてもよい。
【0031】前記メモリ部は少なくとも一つのメモリか
ら構成され、前記少なくとも一つのメモリはレジスタフ
ァイルであることを特徴としてもよい。
【0032】本発明によるマトリックス映像信号を転置
する装置は、8×8メモリと、入力する信号が8×8映
像信号か8×4映像信号かを判断して該当するモード信
号を出力するモード信号検出回路と、入力する8×8映
像信号及び8×4映像信号のうちの何れか一信号の行
を、行単位及び列単位のうちの何れか一単位で前記モー
ド信号に基づいて適切にシフトしながら前記8×8メモ
リに全て記録する記録制御回路と、前記8×8メモリに
格納された信号の行を前記行単位及び列単位のうち上記
記録時と反対単位で前記8×8メモリから前記モード信
号に基づいて適切にシフトしながら読取する読取制御回
路とから構成され、ここで、前記記録制御回路は、前記
読取制御回路による読取遂行中のシフトによって空けら
れる前記8×8メモリの部分に次入力の映像信号を前記
読取時と同じ単位で前記モード信号に基づいて適切にシ
フトして記録することを特徴とし。そのことにより上記
目的が達成される。
【0033】前記8×8メモリは8×8の多重のフリッ
プフロップであることを特徴としてもよい。
【0034】前記8×8メモリは8×8のSRAMであ
ることを特徴としてもよい。
【0035】前記8×8メモリは8×8のレジスタファ
イルであることを特徴としてもよい。
【0036】本発明によるマトリックス映像信号を転置
する装置は、第1の4×4メモリと、第2の4×4メモ
リと、入力する8×4映像信号の4個の奇数番目の列を
前記第1の4×4メモリに、4個の偶数番目の列を第2
の4×4メモリにそれぞれ行単位及び列単位のうちの何
れか一単位でシフトしながら全て記録する記録制御回路
と、前記第1の4×4メモリ及び第2の4×4メモリに
記録された前記8×4映像信号を前記行単位及び列単位
のうち上記記録時と反対単位で前記二つのメモリから読
取し、ここで前記読取の手順は第2の4×4メモリ、第
1の4×4メモリの順に交互に進行する読取制御回路と
から構成され、ここで、前記記録制御回路は、前記読取
制御回路による読取遂行中のシフトによって空けられる
前記二つのメモリの部分に、次入力の8×4映像信号の
4行を前記行単位及び列単位のうち上記読取時と同じ単
位でシフトしながら記録することを特徴とし、そのこと
により上記目的が達成される。
【0037】前記二つの4×4メモリは、それぞれ多重
のフリップフロップであることを特徴としてもよい。
【0038】前記二つの4×4メモリは、それぞれSR
AMであることを特徴としてもよい。
【0039】前記二つの4×4メモリは、それぞれレジ
スタファイルであることを特徴としてもよい。
【0040】本発明によるビデオデコーダは、伝送され
たマトリックス状の映像ビットストリームをデコーディ
ングしてマトリックス状のDCT係数及び動きベクトル
を出力するVLDと、前記VLDから出力されたマトリ
ックス状のDCT係数を逆スキャンする逆スキャナと、
前記逆スキャナの出力信号を逆量子化させる逆量子化器
と、前記逆量子化器から出力されたマトリックス状の信
号を転置するトランスポーザと、前記転置された信号上
に逆離散余弦変換を施して空間的画素値を出力するID
CTと、基準フレームを格納するフレームメモリと、前
記VLDから出力された動きベクトルを用いて前記基準
フレームを補償する動き補償器と、そして前記動き補償
器の出力信号と前記IDCTの出力信号とを加算する加
算器とを備え、前記トランスポーザは、メモリ部と、前
記逆量子化器の出力信号がどんなマトリックス状なのか
を判断して該当するモード信号を出力するモード信号検
出器と、前記逆量子化器から出力された信号の行を前記
メモリ部に行単位及び列単位のうちの何れか一単位で順
次に前記モード信号に基づいて適切にシフトしながら記
録する記録制御回路と、及び前記メモリ部に記録された
マトリックス信号を前記行単位及び列単位のうち上記記
録時と反対単位で順次にシフトしながら読取する読取制
御回路とを含み、ここで、前記記録制御回路は、前記読
取中のシフトによって空けられる前記メモリ部の部分に
前記読取時と同じ単位で前記逆量子化器から出力される
次信号の行を順次にシフトしながら記録することを特徴
とし、そのことにより上記目的が達成される。
【0041】前記マトリックス状の映像ビットストリー
ムはMPEG信号であることを特徴としてもよい。
【0042】前記マトリックスはm×m信号(m=正の
整数)であり、前記メモリ部は該m×m信号を記録可能
な一つのメモリであることを特徴としてもよい。
【0043】前記m×m信号は8×8映像信号であるこ
とを特徴としてもよい。
【0044】前記マトリックスはm×m/2信号(m=
正の偶数)であり、前記メモリ部はそれぞれm/2×m/
2信号を記録可能な二つのメモリであることを特徴とし
てもよい。
【0045】前記m×m/2信号は8×4映像信号であ
り、m/2×m/2信号は4×4映像信号であることを特
徴としてもよい。
【0046】前記VLDの真前段に、映像ビットストリ
ームのうち所望の高周波数領域を除去するためのプレパ
ーザを更に備えることを特徴としてもよい。
【0047】前記VLDと逆スキャナとの間に、前記V
LD信号の出力信号のうち一部係数を除去することによ
り所望の高周波数領域を除去するためのゾーンフィルタ
を更に備えることを特徴としてもよい。
【0048】前記メモリ部は少なくとも一つの多重のフ
リップフロップであることを特徴としてもよい。
【0049】前記メモリ部は少なくとも一つのSRAM
であることを特徴としてもよい。
【0050】前記二つの4×4メモリは、それぞれレジ
スタファイルであることを特徴としてもよい。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明を
詳細に説明する。
【0052】(第1実施形態)図4は本発明の第1実施
形態のトランスポーザの構成を示すブロック図である。
【0053】このトランスポーザは、メモリ部100、
記録制御回路200、読取制御回路300、及びモード
信号検出回路400から構成される。
【0054】ここで、前記メモリ部100は、m×m映
像信号を記録可能な多重のフリップフロップ、レジスタ
ファイル(register file)、及びセルコンパイラ(cell c
ompiler)を用いたSRAM(Static Random Access Memo
ry)のうちの何れか一つを備える。前記モード信号検出
回路400は、入力するマトリックス状の映像ビットス
トリームが8×8信号であるか8×4信号であるかを判
断して該当するモード信号を前記記録制御回路200及
び読取制御回路300に提供する。前述したように、H
DTVはSD信号に適するよう構成されるため、8×8
HD信号が入力される場合には該信号のパフォーマンス
を減少させてSD信号に適合するよう8×4HD信号を
作る必要がある。このため、第1実施形態におけるトラ
ンスポーザは、8×8映像信号と8×4映像信号を全て
転置できるように設計される。
【0055】本発明のトランスポーザの動作を概略的に
説明する。
【0056】まず、記録制御回路200は、入力するマ
トリックス状の信号の行を前記メモリ部100に行単位
及び列単位のうちの何れか一単位で第1方向にシフトし
ながら全部記録する。そして、前記メモリ部100に格
納された該マトリックス状の信号は読取制御回路により
行単位及び列単位のうちの上記記録時とは反対単位で、
第2方向にシフトしながら読取される。一方、前記読取
遂行中にシフトによって順次に空けられる前記メモリ部
100の部分には、次入力の同マトリックス状の次の映
像信号を前記読取時と同じ単位で第2方向にシフトしつ
つ格納する。この際、行単位で記録を行い且つ列単位で
読取を行う場合において、第1方向は前記メモリ部10
0の上側から下側に向かう方向であり、第2方法は前記
メモリ部100の左側から右側に向かう方向である。
又、列単位で記録を行い且つ行単位で読取を行う場合に
おいて、第1方向は前記メモリ部100の左側から右側
に向かう方向であり、第2方向は前記メモリ部100の
上側から下側に向かう方向である。
【0057】一方、記録制御回路200及び読取制御回
路300を前記メモリ部100に連結させるラインの手
順に切り換えることにより、前記第1方向を右側から左
側に向かう方向、第2方向を下側から上側に向かう方向
にしてもよい。一方、前記映像信号のマトリックスはm
×m(m=正の整数)及びm×m/2(m=正の偶数)
のうちの何れか一つである。一般に入力するHD信号及
びSD信号は8×8マトリックス状の信号及び8×4信
号のうちの何れか一つである。
【0058】以下、図4に示すトランスポーザの動作
を、8×8形態の映像ビットストリーム、8×4形態の
映像ビットストリームが入力される場合に分離して説明
する。
【0059】まず、8×8映像信号が入力され該8×8
映像信号の行が前記メモリ部100に行単位で記録され
る場合を図5a〜図5hに基づき説明する。ここで、前
記メモリ部100は8×8メモリ100のサイズを有す
るはずである。図5aは入力する8×8映像信号であ
り、図5bは最終的に転置された8×8映像信号であ
る。 図5c、図5dに示すように、8×8メモリ1
00に8×8映像信号が入力されると、記録制御回路2
00はクロック信号毎に8×8映像信号の8行を行単位
で8×8メモリ100の最下側行から最上側行まで順次
にシフトしながら全部記録する。ここで、各行の8信号
は前記8×8メモリ100の各行の右側から左側に向け
て記録される。すなわち、クロック信号毎に8個のデー
タずつ記録され、8サイクル(cycle)が経過した後に8
×8映像信号が全部記録される。
【0060】次いで、前記8×8メモリ100に全部記
録された8×8映像信号は、図5e、図5fに示すよう
に、読取制御回路300により記録時と反対の列単位で
最右側列から最左側列まで順次に右側にシフトしながら
読取される。ここで、前記8×8メモリ100の各列の
8信号は前記8×8メモリ100の各列の下側から上側
まで順次に読取される。一方、読取中に信号のシフトに
よって前記8×8メモリ100の最左側から順次に空け
られる列には、次入力の8×8映像信号の行が記録制御
回路300により最上側行から最下側行まで順次にシフ
トしながら格納される。ここで、各行の8信号は前記8
×8メモリ100の各空けられた列の下側から上側に向
けて記録される。次いで、図5g、図5hに示すよう
に、列単位で記録された8×8映像信号は行単位で下側
にシフトしながら読取され、読取中に上側から空けられ
る8×8メモリ100の行には次の8×8映像信号の行
が順次にシフトしながら格納される。このように、8×
8メモリ100に入力された8×8映像信号は前記メモ
リ100から出力されるに際して転置される。
【0061】次に、8×8映像信号が入力され該信号の
8行が列単位で前記8×8メモリ100に記録される場
合を説明する。この場合は最初動作時の記録の単位のみ
が変わるため、図面を参照せずに説明する。
【0062】前記8×8メモリ100に入力される8×
8信号の8行は、列単位で前記8×8メモリ100の最
右側列から最左側列まで順次にシフトしながら全部記録
される。ここで、各行の8信号は前記8×8メモリ10
0の各列の下側から上側に向けて記録される。前記8×
8メモリ100に記録された8×8映像信号は、行単位
で最下側行から最上側行まで順次にシフトしながら読取
される。ここで、各行の8信号は右側から左側に向けて
読取される。一方、読取中のシフトによって前記8×8
メモリ100の最上側から順次に空けられる行には、次
入力の8×8映像信号の行が最上側行から最下側行まで
順次にシフトしながら記録される。ここで、各行の8信
号は前記8×8メモリ100の各空けられた行の最右側
から最左側に向けて記録される。
【0063】上記説明は、メモリ部100がm×mメモ
リであり、入力する映像信号がm×mである場合を例に
取ったが、入力する映像信号がm×mより小さな場合
(例えば、m×m/2)を適用してもよい。この場合に
は、前記記録制御回路200及び読取制御回路300は
m×mメモリ領域のうちm×m/2領域のみを制御する
よう構成される。この際、前記メモリの残りは空所(voi
d)状態のままある。
【0064】上記第1実施形態では、映像信号は右側列
から左側列に向けて読取又は記録され、下側行から上側
行に向けて記録又は読取される。又、その映像信号は各
行の最右側から最左側に向けて記録又は読取され、各列
の最下側から最上側に向けて記録又は読取される。しか
し、この手順は一例を示し、逆順に該映像信号を処理し
てもよい。すなわち、該映像信号は左側列から右側列に
向けて読取又は記録され、上側行から下側行に向けて読
取又は記録され得る。又、この場合において該映像信号
は各行の最左側から最右側に向けて記録又は読取され、
各列の最上側から最下側に向けて記録又は読取される。
【0065】(第2実施形態)以下、本発明の第2実施
形態の転置方法を説明する。
【0066】図6は第2実施形態のトランスポーザを示
すブロック図である。
【0067】前記トランスポーザは、2つのm/2×m/
2メモリ(例えば、4×4メモリ)500、600、記
録制御回路700、及び読取制御回路800から構成さ
れる。ここで、第2実施形態でのトランスポーザは、単
にm×m/2映像信号、特に8×4映像信号のみを転置
できるため、第1実施形態におけるモード信号検出回路
は必要ない。
【0068】まず、8×4映像信号の行が前記メモリ5
00、600に列単位で記録される場合を図7a〜図7
hに基づき説明する。図7aは転置するための8×4映
像信号を示し、図7bは4×8形態に転置された8×4
映像信号を示す。
【0069】図7c、図7dに示すように、8×4映像
信号が入力されると、前記記録制御回路700は、入力
する8×4映像信号を4個の奇数番目列から構成される
第1の4×4映像信号と4個の偶数番目列から構成され
る第2の4×4映像信号とに分類する。次いで、前記第
1の4×4信号の4行は前記2つのメモリ500、60
0中の第1の4×4メモリ500に、第2の4×4信号
の4行は第2の4×4メモリ600にそれぞれ列単位で
最右側列から最左側列まで順次にシフトしながら記録さ
れる。ここで、各行の4信号は各4×4メモリ500、
600の各列の最下側から最上側に向けて記録される。
ここで、記録制御回路700は、8×4映像信号が4行
から構成されるため、クロック信号毎に8個のデータず
つ4サイクル間に前記8×4映像信号を前記2つの4×
4メモリ500、600に全部記録する。次いで、図7
e、図7fに示すように、読取制御回路800は、前記
第1の4×4メモリ500及び第2の4×4メモリ60
0にそれぞれ記録された第1の4×4映像信号及び第2
の4×4映像信号を各メモリ500、600の最上側行
から最下側行に向けて行単位で順次にシフトしながら読
取する。ここで、読取の手順は第2の4×4メモリ60
0、第1の4×4メモリ500の順に交互に進行し、前
記各メモリ500、600の各行の4信号は最右側から
最左側に向けて読取される。
【0070】一方、読取中のシフトによって最上側から
最下側に向けて順次空けられる第1の4×4メモリ50
0の行及び第2の4×4メモリ600の行には、次入力
の8×4映像信号の第1の4×4映像信号及び第2の4
×4映像信号を前記記録制御回路700によりそれぞれ
最上側行から最下側行の順に行単位で順次シフトしなが
ら記録する。ここで、各行の4信号は各メモリ500、
600の各空けられた行の最右側から最左側に向けて順
次に記録される。次いで、図7g、図7hに示すよう
に、行単位で記録された映像信号は転置のために列単位
で順次にシフトしながら読取され、読取中に空けられる
列には次の8×4映像信号の行が列単位で順次にシフト
しながら格納される。
【0071】次に、入力する8×4映像信号が最初に行
単位で記録される場合を説明する。この場合は、記録さ
れる単位が列単位から行単位に変わっただけなので、図
面を参照せずに簡略に説明する。
【0072】まず、8×4映像信号が入力されると、前
記記録制御回路700は入力する8×4映像信号を4個
の奇数番目列から構成される第1の4×4映像信号と偶
数番目列から構成される第2の4×4映像信号とに分類
する。次いで、前記記録制御回路700により第1の4
×4映像信号の4行は第1の4×4メモリ500に、第
2の4×4映像信号の4行は第2の4×4メモリ600
にそれぞれ列単位で最下側行から最上側行まで順次にシ
フトしながら記録される。ここで、各行の4信号は各4
×4メモリ500、600の各行の最右側から最左側に
向けて記録される。次いで、読取制御回路800は、第
1の4×4メモリ500及び第2の4×4メモリ600
にそれぞれ記録された第1の4×4映像信号及び第2の
4×4映像信号を、各メモリ500、600の最右側列
から最左側列まで列単位で順次にシフトしながら読取す
る。ここで、読取の手順は、第2の4×4メモリ60
0、第1の4×4メモリ500の順に交互に進行され、
前記各メモリ500、600の各列の4信号は最下側か
ら最上側に向けて読取される。
【0073】そして、読取中の信号のシフトによって最
左側列から最右側列に向けて空けられる第1の4×4メ
モリ500の列及び第2の4×4メモリ600の列に
は、次入力の8×4映像信号の第1の4×4映像信号及
び第2の4×4映像信号の行が最上側行信号から最下側
行まで順次にシフトしながら記録される。ここで、各4
×4映像信号の各行の4信号は各メモリ500、600
の各空けられた列の最下側から最上側に向けて記録され
る。
【0074】第2実施形態では、m×m/2の映像信号
が入力される場合において、m/2×m/2メモリとして
の2つの4×4メモリが用いられる場合を例に取った
が、別のマトリックスサイズを有するm×m/2映像信
号(mは正の偶数)の転置のために、別のm/2×m/2
(mは偶数)メモリが使用されてもよい。又、第1実施
形態と同様に、前記4×4メモリは多重フリップフロッ
プ、SRAM、及びレジスタファイルのうちの何れか一
つが使用される。又、前記第1実施形態で触れたよう
に、映像信号の処理が上記説明の逆手順で行われても良
い。
【0075】図8aは本発明のトランスポーザを用いた
HDTVの構成を示すブロック図である。
【0076】図8aによれば、チューナ1000は、ア
ンテナANT.により受信された多様なチャネルのうち
一チャネルに該当する圧縮されたマトリックス状の映像
ビットストリームを同調して受信する。前記チューナ1
000により同調された該マトリックス状の映像ビット
ストリームは復調器2000により復調され、前記復調
器2000から出力されたマトリックス状の映像ビット
ストリームはビデオデコーダ4000によりデコーディ
ングされる。一方、復調器2000の出力信号は前記ビ
デオデコーダ4000によりデコーディングされるに先
立って、プレパーザ(pre-parser)3000を経る。前述
したように、通常のHDTVは、SD信号に適するよう
構成されるため、HD信号が入力される際にはSD信号
に適するよう前記HD信号のパフォーマンスを減少させ
る必要がある。こうすることにより、ディスプレイ時に
画面の破れ等の問題点を防止することができるようにな
る。前記プレパーザ3000は、該HD信号のパフォー
マンスを減少させるべく、入力されたHD信号から一定
の高周波数領域を除去するための役割を果たす。すなわ
ち、復調器2000から8×8HD信号が入力される
と、この8×8HD信号から一定の高周波数領域を除去
して8×4HD映像信号を出力する。一方、前記復調器
2000から8×8SD信号が入力されると、前記プレ
パーザ3000は8×8SD信号をそのままパス(pass)
させる。
【0077】一方、前記ビデオデコーダ4000のVL
D(Variable Length Decoder)4100は、前記復調さ
れた映像ビットストリームをデコーディングしてマトリ
ックス状のDCT係数(Discrete Cosine Transformatio
n Coefficient)及び動きベクトル(motion vector)を出
力する。前記VLD4100から出力されたマトリック
ス状のDCT係数は逆スキャナ4200により逆スキャ
ンされ、前記逆スキャンされたマトリックス状のDCT
係数は逆量子化器4200により逆量子化される。一
方、前記逆量子化されたマトリックス状の信号はトラン
スポーザ4400により転置される。前記転置されたマ
トリックス状の信号は逆離散余弦変換器(IDCT; Inverse
Discrete Cosine Transformer)4500により処理さ
れた後、空間的画素値に変換される。動き補償器470
0は前記VLD4100から出力された動きベクトルを
用いてフレームメモリ4600に格納された基準フレー
ムを補償する。加算器4800は前記動き補償器470
0の出力信号とIDCT4500の出力信号とを加算
し、前記加算器4800の出力信号はVDP(Video Dis
play Processor)5000に印加される。
【0078】一方、前記トランスポーザ4400は前述
したように、逆量子化器4300から出力されたマトリ
ックス状の信号を格納するためのメモリ部、前記逆量子
化器4300から出力されたマトリックス状の信号の行
を前記メモリ部に行単位及び列単位のうちの何れか一単
位で順次にシフトしながら記録するための記録制御回
路、及び前記メモリ部に格納された信号を行単位及び列
単位のうち記録時と反対単位で順次にシフトしながら読
取するための読取制御回路とを備える。ここで、前記記
録制御回路は、読取中のシフトによって空けられる前記
メモリ部の部分に前記逆量子化器4300から出力され
る次のマトリックス状の信号の行を行単位及び列単位の
うち読取時と同じ単位でシフトしながら記録する。前記
VDP5000は加算器4800の出力信号をディスプ
レイ可能にするよう処理した後、CRT(Cathode Ray T
ube)又はLCD(Liquide Crystal Display)等のディス
プレイ部6000に出力する。
【0079】前記映像ビットストリームは高鮮明TV放
送のためのMPEG信号でありえる。又、前述したよう
に、受信されたマトリックス状の映像ビットストリーム
はm×m(mは正の整数)信号であり、前記メモリ部は
m×m信号を格納可能な一メモリである。特に、m×m
信号は8×8信号である。又、前記受信された映像ビッ
トストリームはm×m/2(mは正の偶数)信号であ
り、前記メモリ部はそれぞれm/2×m/2信号を格納可
能な2つのメモリから構成され得る。特に、前記m×m
/2信号は8×4信号、m/2×m/2信号は4×4信号
であり得る。
【0080】図8bは本発明のトランスポーザを用いた
HDTVの他の構成を示すブロック図である。
【0081】図8bに示すように、図8bの構成ではプ
レパーザ4000の代わりにゾーンフィルタ(zonal fil
ter)7000が使用される。その他は図8aの構成と同
様である。すなわち、ビデオデコーダ4000のVLD
4100と逆スキャナ4200との間に前記VLD41
00の出力信号のうち所望の高周波数領域を除去するた
めのゾーンフィルタ7000を、図8aのプレパーザ3
000に代えて備える。従って、前記ゾーンフィルタ7
000もやはり8×8HD信号を8×4HD信号に作る
かえるための機能を有する。更に、前記メモリ部もやは
り、前述したように、少なくとも1つの多重のフリップ
フロップ、少なくとも1つのレジスタファイル、及び少
なくとも1つのSRAMのうちの何れか一つが使用可能
である。
【0082】
【発明の効果】上述したように、本発明の転置方法及び
装置によれば、一マトリックス映像信号が読み出される
途中で次信号の記録が同時に行われるため、ビデオデコ
ーダのIDCTが速くなる。例えば、既存の方法では1
00Mサンプル/秒の速度を有するIDCTの転置ブロ
ックが可能であったら、本発明の方法では400Mサン
プル/秒の速度を有するIDCTの転置ブロックの具現
が可能である。又、このように4倍も速い転置ブロック
の具現のために、ただ16ビット×64ワードの容量の
メモリが一つのみ必要であるため、メモリブロックのサ
イズを大幅に減少させることができる。
【0083】前記実施例はHDTV受像器だけを例に取
ったが、DVD又は他のMPEG連関装置にも使用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なHDTVの構成を概略的に示すブロッ
ク図である。
【図2】一般的なビデオデコーダの構成を示すブロック
図である。
【図3】一般的なトランスポーザの構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明の第1実施形態のトランスポーザの構成
を示すブロック図である。
【図5a】本発明の第1実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図5b】本発明の第1実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図5c】本発明の第1実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図5d】本発明の第1実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図5e】本発明の第1実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図5f】本発明の第1実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図5g】本発明の第1実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図5h】本発明の第1実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施形態の映像マトリックス状の
信号の転置を示す説明図である。
【図7a】本発明の第2実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図7b】本発明の第2実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図7c】本発明の第2実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図7d】本発明の第2実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図7e】本発明の第2実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図7f】本発明の第2実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図7g】本発明の第2実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図7h】本発明の第2実施形態に従う映像マトリック
ス状の信号の転置過程を示す説明図である。
【図8a】本発明のトランスポーザを用いたHDTVの
第1形態を示すブロック図である。
【図8b】本発明のトランスポーザを用いたHDTVの
第2形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 メモリ部 200 記録制御回路 300 読取制御回路 400 モード信号検出回路 1000 チューナ 2000 復調器 3000 プレパーザ 4000 ビデオデコーダ 5000 VDP 6000 ディスプレイ部 7000 ゾーンフィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/30 H04N 7/133 Z

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)入力するマトリックス信号の行を
    前記メモリに、行単位及び列単位のうちの何れか一単位
    で第1方向にシフトしながら全て記録するステップと、
    そして(b)前記メモリに格納された該マトリックス信
    号を、前記行単位及び列単位のうち上記記録時と反対単
    位で第2方向にシフトしながら読取するステップと、を
    備えることを特徴とする、メモリを用いてマトリックス
    信号を転置する方法。
  2. 【請求項2】 (b)ステップの読取遂行中にシフトに
    よって空けられるメモリの部分に、次入力のマトリック
    ス信号を前記読取時と同単位で前記第2方向にシフトし
    ながら格納するステップを更に備えることを特徴とす
    る、請求項1に記載のメモリを用いてマトリックス信号
    を転置する方法。
  3. 【請求項3】 行単位で記録を行い且つ列単位で読取を
    行う場合において、第1方向はメモリの上側から下側に
    向かう方向であり、第2方向は前記メモリの左側から右
    側に向かう方向であることを特徴とする、請求項1に記
    載のメモリを用いてマトリックス信号を転置する方法。
  4. 【請求項4】 列単位で記録を行い且つ行単位で読取を
    行う場合において、第1方向はメモリの左側から右側に
    向かう方向であり、第2方向はメモリの上側から下側に
    向かう方向であることを特徴とする、請求項1に記載の
    メモリを用いてマトリックス信号を転置する方法。
  5. 【請求項5】 前記マトリックス状の信号はm×m(m
    =正の整数)信号であることを特徴とする、請求項1に
    記載のメモリを用いてマトリックス信号を転置する方
    法。
  6. 【請求項6】 前記マトリックス状の信号はm×m/2
    (m=正の偶数)信号であることを特徴とする、請求項
    1に記載のメモリを用いてマトリックス信号を転置する
    方法。
  7. 【請求項7】 8×8メモリに入力する8×8信号の8
    行を行単位で前記メモリの最下側行から最上側行まで順
    次にシフトしながら全て記録し、ここで各行の8信号は
    前記メモリの各行の左側から右側に向けて記録するステ
    ップと、 前記メモリに記録された8×8映像信号を列単位で最右
    側列から最左側列まで順次にシフトしながら読取し、こ
    こで各列の8信号は前記メモリの各列の下側から上側に
    向けて読取するステップと、そして読取遂行中にシフト
    によって前記メモリの最左側から順次に空けられる列に
    は次入力の8×8映像信号行を最上側行から最下側行ま
    で順次にシフトしながら格納し、各行の8信号は前記メ
    モリの各空けられた列の下側から上側に向けて記録する
    ステップと、を備えることを特徴とする、8×8メモリ
    を用いて8×8映像信号を転置する方法。
  8. 【請求項8】 8×8メモリに入力する8×8映像信号
    の8行を列単位で前記メモリの最右側列から最左側列ま
    で順次にシフトしながら全て記録し、ここで各行の8信
    号は前記8×8メモリの各列の下側から上側に向けて記
    録するステップと、 前記8×8メモリに記録された8×8映像信号を、行単
    位で最下側行から最上側行まで順次にシフトしながら読
    取し、ここで前記メモリの各行の8信号は右側から左側
    に向けて読取するステップと、そして読取中にシフトに
    よって前記メモリの最上側から順次に空けられる行には
    次入力の8×8信号の行を最上側行から最下側行まで順
    次にシフトしながら記録し、ここで各行の8信号は前記
    8×8メモリの各空けられた行の最右側から最左側に向
    けて記録されるステップと、を備えることを特徴とす
    る、8×8メモリを用いて8×8映像信号を転置する方
    法。
  9. 【請求項9】 入力する8×4映像信号を4個の奇数番
    目の列から構成される第1の4×4映像信号と4個の偶
    数番目の列から構成される第2の4×4映像信号とに分
    類するステップと、 前記第1の4×4映像信号の4行を前記2つのメモリ中
    の第1の4×4メモリに、第2の4×4映像信号の4行
    を第2の4×4メモリにそれぞれ行単位で最下側行から
    最上側行まで順次にシフトしながら記録し、ここで各行
    の4信号は前記メモリの各行の最右側から最左側に向け
    て記録するステップと、 前記第1の4×4メモリ及び第2の4×4メモリにそれ
    ぞれ記録された第1の4×4映像信号及び第2の4×4
    映像信号を、各メモリの最右側列から最左側列に向けて
    列単位で順次にシフトしながら読取し、ここで読取の手
    順は第2の4×4メモリ、第1の4×4メモリの順に交
    互に進行し、前記メモリの各列の4信号は最下側から最
    上側に向けて読取するステップと、そして読取中にシフ
    トによって最左側から最右側に向けて空けられる第1の
    4×4メモリの列及び第2の4×4メモリの列には、次
    入力の8×4映像信号の第1の4×4映像信号及び第2
    の4×4映像信号の行をそれぞれ最上側行から最下側行
    まで順次にシフトしながら記録し、ここで各行の4信号
    は前記メモリの各空けられた列の最下側から最上側に向
    けて記録するステップと、を備えることを特徴とする、
    2つの4×4メモリを用いて8×4映像信号を転置する
    方法。
  10. 【請求項10】 入力する8×4映像信号を奇数番目の
    列から構成される第1の4×4映像信号と偶数番目の列
    から構成される第2の4×4映像信号とに分類するステ
    ップと、 前記第1の4×4映像信号の4行を第1の4×4メモリ
    に、第2の4×4映像信号の4行を第2の4×4メモリ
    にそれぞれ列単位で最右側列から最左側列まで順次にシ
    フトしながら記録し、ここで各行の4信号は前記各メモ
    リの各行の最下側から最上側に向けて記録するステップ
    と、 前記第1の4×4メモリ及び第2の4×4メモリにそれ
    ぞれ記録された第1の4×4映像信号及び第2の4×4
    映像信号を、各メモリの最下側行から最上側行まで行単
    位で順次にシフトしながら読取し、ここで読取の手順は
    第2の4×4メモリ、第1の4×4メモリの順に交互に
    進行し、前記各メモリの各行の4信号は最右側から最左
    側に向けて読取されるステップと、そして読取中にシフ
    トによって最上側行から最下側行に向けて空けられる第
    1の4×4メモリの行及び第2の4×4メモリの行に
    は、次入力の8×4映像信号の第1の4×4映像信号及
    び第2の4×4映像信号の4行を最上側行から最下側行
    まで順次にシフトしながら記録し、ここで各信号の各行
    の4信号は各メモリの各空けられた行の最右側から最左
    側に向けて記録されるステップと、を備えることを特徴
    とする、2つの4×4メモリを用いて8×4映像信号を
    転置する方法。
  11. 【請求項11】 メモリ部と、 入力するマトリックス映像信号の行を行単位及び列単位
    のうちの何れか一単位でシフトしながら前記メモリ部に
    全て記録する記録制御回路と、そして前記メモリ部に格
    納された前記マトリックス映像信号を前記行単位及び列
    単位のうち前記記録時と反対の単位でシフトしながら読
    取する読取制御回路とを備え、 ここで、前記記録制御回路は、前記読取制御回路による
    読取中のシフトによって順次に空けられる前記メモリの
    部分に、次のマトリックス映像信号を前記読取時と同じ
    単位で順次にシフトしながら記録することを特徴とす
    る、マトリックス映像信号を転置する装置。
  12. 【請求項12】 前記マトリックス映像信号はm×m
    (m=正の整数)信号であり、前記メモリ部はm×m信
    号を格納可能な一つのメモリであることを特徴とする、
    請求項11に記載のマトリックス映像信号を転置する装
    置。
  13. 【請求項13】 前記マトリックス映像信号はm×m/
    2(m=正の偶数)であり、前記メモリ部はそれぞれm
    /2×m/2信号を格納可能な2つのm/2×m/2メモリ
    であることを特徴とする、請求項11に記載のマトリッ
    クス映像信号を転置する装置。
  14. 【請求項14】 前記メモリ部は少なくとも一つのメモ
    リから構成され、前記少なくとも一つのメモリは多重(m
    uxed)のフリップフロップであることを特徴とする、請
    求項11に記載のマトリックス映像信号を転置する装
    置。
  15. 【請求項15】 前記メモリ部は少なくとも一つのメモ
    リから構成され、前記少なくとも一つのメモリはSRA
    Mであることを特徴とする、請求項11に記載のマトリ
    ックス映像信号を転置する装置。
  16. 【請求項16】 前記メモリ部は少なくとも一つのメモ
    リから構成され、前記少なくとも一つのメモリはレジス
    タファイルであることを特徴とする、請求項11に記載
    のマトリックス映像信号を転置する装置。
  17. 【請求項17】 8×8メモリと、 入力する信号が8×8映像信号か8×4映像信号かを判
    断して該当するモード信号を出力するモード信号検出回
    路と、 入力する8×8映像信号及び8×4映像信号のうちの何
    れか一信号の行を、行単位及び列単位のうちの何れか一
    単位で前記モード信号に基づいて適切にシフトしながら
    前記8×8メモリに全て記録する記録制御回路と、 前記8×8メモリに格納された信号の行を前記行単位及
    び列単位のうち上記記録時と反対単位で前記8×8メモ
    リから前記モード信号に基づいて適切にシフトしながら
    読取する読取制御回路とから構成され、 ここで、前記記録制御回路は、前記読取制御回路による
    読取遂行中のシフトによって空けられる前記8×8メモ
    リの部分に次入力の映像信号を前記読取時と同じ単位で
    前記モード信号に基づいて適切にシフトして記録するこ
    とを特徴とする、マトリックス映像信号を転置する装
    置。
  18. 【請求項18】 前記8×8メモリは8×8の多重のフ
    リップフロップであることを特徴とする、請求項17に
    記載のマトリックス映像信号を転置する装置。
  19. 【請求項19】 前記8×8メモリは8×8のSRAM
    であることを特徴とする、請求項17に記載のマトリッ
    クス映像信号を転置する装置。
  20. 【請求項20】 前記8×8メモリは8×8のレジスタ
    ファイルであることを特徴とする、請求項17に記載の
    マトリックス映像信号を転置する装置。
  21. 【請求項21】 第1の4×4メモリと、 第2の4×4メモリと、 入力する8×4映像信号の4個の奇数番目の列を前記第
    1の4×4メモリに、4個の偶数番目の列を第2の4×
    4メモリにそれぞれ行単位及び列単位のうちの何れか一
    単位でシフトしながら全て記録する記録制御回路と、 前記第1の4×4メモリ及び第2の4×4メモリに記録
    された前記8×4映像信号を前記行単位及び列単位のう
    ち上記記録時と反対単位で前記二つのメモリから読取
    し、ここで前記読取の手順は第2の4×4メモリ、第1
    の4×4メモリの順に交互に進行する読取制御回路とか
    ら構成され、 ここで、前記記録制御回路は、前記読取制御回路による
    読取遂行中のシフトによって空けられる前記二つのメモ
    リの部分に、次入力の8×4映像信号の4行を前記行単
    位及び列単位のうち上記読取時と同じ単位でシフトしな
    がら記録することを特徴とする、マトリックス映像信号
    を転置する装置。
  22. 【請求項22】 前記二つの4×4メモリは、それぞれ
    多重のフリップフロップであることを特徴とする、請求
    項21に記載のマトリックス映像信号を転置する装置。
  23. 【請求項23】 前記二つの4×4メモリは、それぞれ
    SRAMであることを特徴とする、請求項21に記載の
    マトリックス映像信号を転置する装置。
  24. 【請求項24】 前記二つの4×4メモリは、それぞれ
    レジスタファイルであることを特徴とする、請求項21
    に記載のマトリックス映像信号を転置する装置。
  25. 【請求項25】 伝送されたマトリックス状の映像ビッ
    トストリームをデコーディングしてマトリックス状のD
    CT係数及び動きベクトルを出力するVLDと、 前記VLDから出力されたマトリックス状のDCT係数
    を逆スキャンする逆スキャナと、 前記逆スキャナの出力信号を逆量子化させる逆量子化器
    と、 前記逆量子化器から出力されたマトリックス状の信号を
    転置するトランスポーザと、 前記転置された信号上に逆離散余弦変換を施して空間的
    画素値を出力するIDCTと、 基準フレームを格納するフレームメモリと、 前記VLDから出力された動きベクトルを用いて前記基
    準フレームを補償する動き補償器と、そして前記動き補
    償器の出力信号と前記IDCTの出力信号とを加算する
    加算器とを備え、 前記トランスポーザは、メモリ部と、前記逆量子化器の
    出力信号がどんなマトリックス状なのかを判断して該当
    するモード信号を出力するモード信号検出器と、前記逆
    量子化器から出力された信号の行を前記メモリ部に行単
    位及び列単位のうちの何れか一単位で順次に前記モード
    信号に基づいて適切にシフトしながら記録する記録制御
    回路と、及び前記メモリ部に記録されたマトリックス信
    号を前記行単位及び列単位のうち上記記録時と反対単位
    で順次にシフトしながら読取する読取制御回路とを含
    み、 ここで、前記記録制御回路は、前記読取中のシフトによ
    って空けられる前記メモリ部の部分に前記読取時と同じ
    単位で前記逆量子化器から出力される次信号の行を順次
    にシフトしながら記録することを特徴とする、ビデオデ
    コーダ。
  26. 【請求項26】 前記マトリックス状の映像ビットスト
    リームはMPEG信号であることを特徴とする、請求項
    25に記載のビデオデコーダ。
  27. 【請求項27】 前記マトリックスはm×m信号(m=
    正の整数)であり、前記メモリ部は該m×m信号を記録
    可能な一つのメモリであることを特徴とする、請求項2
    5に記載のビデオデコーダ。
  28. 【請求項28】 前記m×m信号は8×8映像信号であ
    ることを特徴とする、請求項27に記載のビデオデコー
    ダ。
  29. 【請求項29】 前記マトリックスはm×m/2信号
    (m=正の偶数)であり、前記メモリ部はそれぞれm/
    2×m/2信号を記録可能な二つのメモリであることを
    特徴とする、請求項25に記載のビデオデコーダ。
  30. 【請求項30】 前記m×m/2信号は8×4映像信号
    であり、m/2×m/2信号は4×4映像信号であること
    を特徴とする、請求項29に記載のビデオデコーダ。
  31. 【請求項31】 前記VLDの真前段に、映像ビットス
    トリームのうち所望の高周波数領域(domain)を除去する
    ためのプレパーザ(pre-parser)を更に備えることを特徴
    とする、請求項25に記載のビデオデコーダ。
  32. 【請求項32】 前記VLDと逆スキャナとの間に、前
    記VLD信号の出力信号のうち一部係数を除去すること
    により所望の高周波数領域を除去するためのゾーンフィ
    ルタを更に備えることを特徴とする、請求項25に記載
    のビデオデコーダ。
  33. 【請求項33】 前記メモリ部は少なくとも一つの多重
    のフリップフロップであることを特徴とする、請求項2
    5に記載のビデオデコーダ。
  34. 【請求項34】 前記メモリ部は少なくとも一つのSR
    AMであることを特徴とする、請求項25に記載のビデ
    オデコーダ。
  35. 【請求項35】 前記二つの4×4メモリは、それぞれ
    レジスタファイルであることを特徴とする、請求項25
    に記載のビデオデコーダ。
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