JPH05798Y2 - - Google Patents

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JPH05798Y2
JPH05798Y2 JP18443786U JP18443786U JPH05798Y2 JP H05798 Y2 JPH05798 Y2 JP H05798Y2 JP 18443786 U JP18443786 U JP 18443786U JP 18443786 U JP18443786 U JP 18443786U JP H05798 Y2 JPH05798 Y2 JP H05798Y2
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air
automobile
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car
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エアーブロー装置に関し、より詳し
くは自動車の洗浄後や水漏れ試験後の乾燥を速や
かに行なうエアーブロー装置に関する。
(従来の技術) 完成後の自動車に水を吹き付けて行なう水漏れ
試験は、自動車の検査の重要なもののひとつであ
る。現在この試験は、他の種々の試験と共に連続
的に行なつている。このためこの水漏れ試験後
は、速やかに自動車のボデイ外面に付着した水滴
を除去し、その自動車を次の試験に送る必要があ
る。
従来、この水滴除去を目的として、エアーブロ
ー装置が多く利用されている。このエアーブロー
装置は、エアーノズルを備えたノズル装置から、
床面に置かれた自動車の上面及び両側面に向けて
エアーを吹き付けてボデイ外面の水滴を除去し、
乾燥を行なうものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、自動車のボデイ外面にはドアの
すきま等の様に、表面からのエアーの吹き付けだ
けでは簡単に乾燥できない部分が多い。この様な
ボデイ外面の細部まで乾燥を行なうために、従来
のエアーブロー装置では長時間のエアー吹き付け
が必要となり、その結果水漏れ試験に多くの時間
を要するという問題があつた。
このため近年、エアーブロー装置の代わりにタ
ーボブロア装置が使用されている。このターボブ
ロア装置は、ターボフアンによりエアーを吹き付
けるものであるが、コストが高くそれに加えて自
動車のボデイ外面の水滴を完全に除去することは
困難であるという問題があり、依然エアーブロー
装置の利用が多い。
本考案は、以上のことを考慮してなされたもの
であり、自動車のボデイ外面の水滴の除去をより
迅速にしかも簡便な装置により行なうエアーブロ
ー装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のエアーブロー装置は、自動車外面にエ
アーを吹き付けて自動車の乾燥を行なうエアーブ
ロー装置において、自動車設置床面のうち自動車
の車輪に当たる少なくとも1個所の部分に凹部を
設け、車輪載置板を上下動可能に備えた加振装置
を前記凹部に収めたとを特徴とする。
本考案のエアーブロー装置は、乾燥するための
自動車を、各加振装置の載置板上に車輪が載る様
に設置し、次に該加振装置により載置板を上下に
昇降させ、自動車に傾斜を与えた状態で、エアー
を吹き付け乾燥を行なうものである。
該加振装置は、上記の様に自動車の車輪をその
載置板に載せて、該載置板を上下動させ自動車に
傾斜を与えることができるものであれば特に限定
されないが、例えばエアーシリンダー装置のシリ
ンダーロツドに車輪を載せるための載置板を連結
し、シリンダーロツドの上下動により該載置板の
上下動を可能にしたものが使用できる。
また該加振装置は自動車の車輪に当たる部分の
うち1個所に備えることで十分な効果が得られる
が、複数の部分に備えても良い。
(作用) 本考案のエアーブロー装置は、加振装置により
自動車を傾斜させた状態で、エアーを吹き付ける
ことができる。この傾斜により、自動車のボデイ
外面の水滴が流れ落ちるのは勿論のこと、ドアの
すきま等のエアーの届き難い部分の水滴も流れ落
ちるため、水切りが完全かつ効果的なものとな
り、乾燥までの時間が短縮される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は、本考案の一実施例の説明図である。
このエアーブロー装置1は、ノズル装置2、床面
3のうち自動車5の車輪に当たる1個所の部分に
設けた凹部31及びこの凹部31に収めた加振装
置4より概略構成される。
ノズル装置2は、その内側の上面及び左右両側
面に各々エアーノズル21,22が備えてある。
このエアーノズル21,22は、スリツトノズル
を使用した。また上面のエアーノズル21は自動
車5の高さをセンサーにより感知して、上下方向
(図中AA′方向)に昇降可能である。またノズル
装置2は自動車5の縦方向に沿つて移動すること
により、自動車5全体にエアーを吹き付けること
ができる。
次に加振装置4をさらに詳しく説明する。この
加振装置4は、載置板41を備えたエアーシリン
ダー及びこのシリンダーにエアーを送るエアー回
路より構成される。第2図及び第3図は、加振装
置4の正面図及び側面図を示すものである。シリ
ンダー42は、エアー導入板46のエアー導入口
46′からのエアーの出し入れによりシリンダー
42内の圧力を調整し、シリンダー42のシリン
ダーロツド42′を上下させ、このシリンダーロ
ツド42′の上部に連結した載置板41を図中の
AA′方向に上下動させる。この載置板41の上下
動を安定に行なうために、載置板41の端部の適
所には一対のガイド44を基板45を貫通して設
けている。またシリンダー42は支柱43によ
り、シリンダー42の周辺を4個所で支えられて
いる。さらにこの加振装置4全体を支持台47に
より固定し、支持している。
第4図に上記加振装置4のシリンダー内へエア
ーを供給する回路図を示す。まずエアー供給源5
1より出たエアーは、フイルター52を通り、次
に減圧弁53により一定圧に調節される。一定圧
のエアーは、さらにオイラー54を通り、エアー
中に含まれる油分を除去し、次に電磁弁55の制
御により断続的に、上部及び下部の加振装置4の
エアー導入口46′へ各々送られるがこの途上で
エアーは、スピードコントローラー56,56に
よりシリンダーの動きが適度なものとなるように
調整されエアー導入口46′へ送られる。
上記した様にエアーブロー装置1により実際に
水漏れ試験後の自動車の乾燥を行つた。以下その
手順と結果を説明する。
まず、加振装置4の載置板41を床面3と同じ
高さに調整した状態で自動車5をエアーブロー装
置1内に導く。このとき自動車5は、車輪の1つ
を加振装置4の載置板41上に載せる。次に加振
装置4の載置板41を適度の高さに上昇させ(第
1図に図示の状態)、この状態でノズル装置2を
作動させ、エアーノズル21,22よりエアーを
吹き付ける。一定時間後、載置板41を床面3の
表面より下方に下げ、さらに一定時間エアを吹き
付ける。エアーの吹き付け終了後、載置板41を
床面3の高さに戻す。
以上の様な操作により、自動車5のボデイ外面
の水滴は完全に除去されていた。またこれらの操
作に要した時間は極めて短かいものだつた。
(考案の効果) 以上説明した様に本考案のエアーブロー装置
は、加振装置により自動車を傾斜させることによ
り従来の装置では除去が困難だつたエアーの届き
難い部分を含めて自動車のボデイ外面の水滴が完
全に流れ落ちるため、水漏れ試験後の水滴除去操
作を迅速に、しかも確実に行なうことを可能とし
た。
さらに本考案の装置は、簡便であるために一般
の自動車の洗浄後の乾燥用にも使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明図、第2図な
いし第4図は本考案の一実施例の加振装置を示す
もので、第2図は正面図、第3図は側面図、第4
図は回路図を表わす。 図中、1……エアーブロー装置、2……ノズル
装置、21,22……エアーノズル、3……床
面、31……凹部、4……加振装置、41……載
置板、42……シリンダー、5……自動車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車外面にエアーを吹き付けて自動車の乾燥
    を行なうエアーブロー装置において、自動車設置
    床面のうち自動車の車輪に当たる少なくとも1個
    所の部分に凹部を設け、車輪載置板を上下動可能
    に備えた加振装置を前記凹部に収めたことを特徴
    とするエアーブロー装置。
JP18443786U 1986-11-29 1986-11-29 Expired - Lifetime JPH05798Y2 (ja)

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JP18443786U JPH05798Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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JP18443786U JPH05798Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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JPS6389593U JPS6389593U (ja) 1988-06-10
JPH05798Y2 true JPH05798Y2 (ja) 1993-01-11

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ID=31132111

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100239349B1 (ko) * 1996-12-20 2000-01-15 구자홍 역이산 코사인 변환기의 데이타 포멧 변환 회로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100239349B1 (ko) * 1996-12-20 2000-01-15 구자홍 역이산 코사인 변환기의 데이타 포멧 변환 회로

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JPS6389593U (ja) 1988-06-10

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