JP2514171Y2 - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
- Publication number
- JP2514171Y2 JP2514171Y2 JP11339790U JP11339790U JP2514171Y2 JP 2514171 Y2 JP2514171 Y2 JP 2514171Y2 JP 11339790 U JP11339790 U JP 11339790U JP 11339790 U JP11339790 U JP 11339790U JP 2514171 Y2 JP2514171 Y2 JP 2514171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- cleaned
- air
- nozzle
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鋳物や機械加工部品などを洗浄する洗浄装
置に関する。
置に関する。
この種従来の洗浄装置は、第４図に示すように、被洗
浄物Ｗが昇降台40に搭載して搬入出される洗浄室41内の
上下に、複数のエアーノズル42を有したエアーブローパ
イプ43と、複数の洗浄ノズル44を有したスプレー洗浄パ
イプ45が配設されて、その洗浄室41内に搬入された被洗
浄物Ｗが、まず、スプレー洗浄ノズル44,44…から噴射
される洗浄液を吹き付けて洗浄され、次いで、エアーノ
ズル42,42…から噴射される高圧エアーを吹き付けて乾
燥されるようになっている。
浄物Ｗが昇降台40に搭載して搬入出される洗浄室41内の
上下に、複数のエアーノズル42を有したエアーブローパ
イプ43と、複数の洗浄ノズル44を有したスプレー洗浄パ
イプ45が配設されて、その洗浄室41内に搬入された被洗
浄物Ｗが、まず、スプレー洗浄ノズル44,44…から噴射
される洗浄液を吹き付けて洗浄され、次いで、エアーノ
ズル42,42…から噴射される高圧エアーを吹き付けて乾
燥されるようになっている。
このため、洗浄ノズル44とエアーノズル42から洗浄液
と高圧エアーが夫々所定のタイミングで交互に噴射され
るように切換制御しなければならないから、洗浄装置の
制御系統が煩雑になってその設備費が嵩むという問題が
あった。
と高圧エアーが夫々所定のタイミングで交互に噴射され
るように切換制御しなければならないから、洗浄装置の
制御系統が煩雑になってその設備費が嵩むという問題が
あった。
また、被洗浄物Ｗの形状に応じてその各部位を隈無く
効果的に洗浄し乾燥するには、被洗浄物Ｗの種類が変わ
るたびに、洗浄ノズル44とエアーノズル42の夫々の向き
を変えると同時に、その向きが互いに一致するように調
整しなければならないという面倒があった。
効果的に洗浄し乾燥するには、被洗浄物Ｗの種類が変わ
るたびに、洗浄ノズル44とエアーノズル42の夫々の向き
を変えると同時に、その向きが互いに一致するように調
整しなければならないという面倒があった。
そこで本考案は、洗浄装置の制御系統を簡略化し、ノ
ズルの向きを調整する面倒を軽減するために、被洗浄物
の洗浄と乾燥をエアーノズルから噴射される高圧エアー
のみで行えるようにすることを技術的課題としている。
ズルの向きを調整する面倒を軽減するために、被洗浄物
の洗浄と乾燥をエアーノズルから噴射される高圧エアー
のみで行えるようにすることを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本考案による洗浄装置
は、被洗浄物を浸漬する洗浄液が貯溜される洗浄室の上
方に、その洗浄室内に被洗浄物を搬入出する昇降台が配
設され、当該昇降台には、その昇降台に搭載された被洗
浄物の各部位に向かって高圧エアーを噴射する複数のエ
アーノズルを有したエアーブロー兼バブル洗浄パイプが
配設されていることを特徴とする。
は、被洗浄物を浸漬する洗浄液が貯溜される洗浄室の上
方に、その洗浄室内に被洗浄物を搬入出する昇降台が配
設され、当該昇降台には、その昇降台に搭載された被洗
浄物の各部位に向かって高圧エアーを噴射する複数のエ
アーノズルを有したエアーブロー兼バブル洗浄パイプが
配設されていることを特徴とする。
本考案によれば、まず、昇降台が下降して、当該昇降
台に搭載された被洗浄物が洗浄室内に搬入されて洗浄液
中に浸漬されると、昇降台に配設されたエアーブロー兼
バブル洗浄パイプのエアーノズルから噴射される高圧エ
アーのバブリング作用によって被洗浄物の表面が洗浄さ
れる。
台に搭載された被洗浄物が洗浄室内に搬入されて洗浄液
中に浸漬されると、昇降台に配設されたエアーブロー兼
バブル洗浄パイプのエアーノズルから噴射される高圧エ
アーのバブリング作用によって被洗浄物の表面が洗浄さ
れる。
そして、洗浄が終了すると、昇降台が上昇して当該昇
降台に搭載された被洗浄物が洗浄室内から搬出されると
共に、その被洗浄物の表面が前記と同じエアーノズルか
ら噴射される高圧エアーのエアーブローによって乾燥さ
れる。
降台に搭載された被洗浄物が洗浄室内から搬出されると
共に、その被洗浄物の表面が前記と同じエアーノズルか
ら噴射される高圧エアーのエアーブローによって乾燥さ
れる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
する。
第１図は本考案による洗浄装置の一例を示す正面図、
第２図及び第３図は夫々その左側面図及び平面図であ
る。
第２図及び第３図は夫々その左側面図及び平面図であ
る。
本例に示す洗浄装置は、被洗浄物Ｗを浸漬する洗浄液
が貯溜される洗浄室１の上方に、乾燥室２が形成される
と共に、その乾燥室２内と洗浄室１内を往復するように
シリンダ３で昇降せられる昇降台４が配設されている。
が貯溜される洗浄室１の上方に、乾燥室２が形成される
と共に、その乾燥室２内と洗浄室１内を往復するように
シリンダ３で昇降せられる昇降台４が配設されている。
この昇降台４には、被洗浄物Ｗを搬入出コンベア５か
ら受け取って所定位置に搭載するためのコンベア６と、
所定位置に搭載された被洗浄物Ｗの各部位に向かって高
圧エアーを噴射する複数のエアーノズル7,7…を有した
エアーブロー兼バブル洗浄パイプ８が配設されている。
ら受け取って所定位置に搭載するためのコンベア６と、
所定位置に搭載された被洗浄物Ｗの各部位に向かって高
圧エアーを噴射する複数のエアーノズル7,7…を有した
エアーブロー兼バブル洗浄パイプ８が配設されている。
なお、エアーブロー兼バブル洗浄パイプ８に直結され
たエアー配管９は、昇降台４の昇降ストローク分だけ伸
長可能なカール・チューブで形成されている。
たエアー配管９は、昇降台４の昇降ストローク分だけ伸
長可能なカール・チューブで形成されている。
また、乾燥室２の入口には、洗浄液の飛沫が外部に飛
散することを防止する扉10が設けられている。
散することを防止する扉10が設けられている。
しかして、搬入出コンベア５で搬送されて乾燥室２の
入口に到来した被洗浄物Ｗが昇降台４のコンベア６に受
け取られて所定位置に搭載され、その昇降台４に配設さ
れたエアーブロー兼バブル洗浄パイプ８のエアーノズル
7,7…が被洗浄物Ｗの各部位に対して夫々対向する。
入口に到来した被洗浄物Ｗが昇降台４のコンベア６に受
け取られて所定位置に搭載され、その昇降台４に配設さ
れたエアーブロー兼バブル洗浄パイプ８のエアーノズル
7,7…が被洗浄物Ｗの各部位に対して夫々対向する。
この状態で、シリンダ３のピストンロッド11が伸長し
て昇降台４を下降させ、当該昇降台４に搭載された被洗
浄物Ｗを洗浄室１内に搬入して洗浄液中に浸漬すると共
に、被洗浄物Ｗの各部位に対向する各エアーノズル７か
ら高圧エアーを噴射させて、その高圧エアーのバブリン
グ作用で被洗浄物Ｗの表面を洗浄する。
て昇降台４を下降させ、当該昇降台４に搭載された被洗
浄物Ｗを洗浄室１内に搬入して洗浄液中に浸漬すると共
に、被洗浄物Ｗの各部位に対向する各エアーノズル７か
ら高圧エアーを噴射させて、その高圧エアーのバブリン
グ作用で被洗浄物Ｗの表面を洗浄する。
そして、被洗浄物Ｗの洗浄が終了すると、シリンダ３
のピストンロッド11が収縮して昇降台４を上昇させ、当
該昇降台４に搭載された被洗浄物Ｗを洗浄室１内から搬
出して乾燥室２内に移行させると共に、被洗浄物Ｗの表
面に各エアーノズル７から噴射される高圧エアーを吹き
付けてその表面に付着した洗浄液をエアーブローによっ
て乾燥除去する。
のピストンロッド11が収縮して昇降台４を上昇させ、当
該昇降台４に搭載された被洗浄物Ｗを洗浄室１内から搬
出して乾燥室２内に移行させると共に、被洗浄物Ｗの表
面に各エアーノズル７から噴射される高圧エアーを吹き
付けてその表面に付着した洗浄液をエアーブローによっ
て乾燥除去する。
このように、被洗浄物Ｗの洗浄と乾燥の双方を同じエ
アーノズル7,7…から噴射される高圧エアーで行えば、
洗浄と乾燥を別々のノズルで行う場合に比較して、洗浄
装置の制御系統が簡略化されてその設備費が低減され、
被洗浄物Ｗの形状に応じてノズルの向きを調節する面倒
が半減すると同時に、洗浄を行う時と乾燥を行う時のノ
ズルの向きが完全に一致しているので特に角隅部の洗浄
効果と乾燥効果が非常に良くなる。
アーノズル7,7…から噴射される高圧エアーで行えば、
洗浄と乾燥を別々のノズルで行う場合に比較して、洗浄
装置の制御系統が簡略化されてその設備費が低減され、
被洗浄物Ｗの形状に応じてノズルの向きを調節する面倒
が半減すると同時に、洗浄を行う時と乾燥を行う時のノ
ズルの向きが完全に一致しているので特に角隅部の洗浄
効果と乾燥効果が非常に良くなる。
以上述べたように、本考案によれば、洗浄液が貯溜さ
れた洗浄室内に被洗浄物を搬入出する昇降台にエアーブ
ロー兼バブル洗浄パイプを配設し、そのエアーノズルか
ら噴射される高圧エアーによって、洗浄液中に浸漬され
た被洗浄物をバブル洗浄すると共に、洗浄が終了した被
洗浄物をエアーブローして乾燥するようになっているか
ら、洗浄装置の制御系統が簡略化され、ノズルの向きを
調整する面倒が半減し、洗浄効果と乾燥効果も高まると
いう種々の優れた効果がある。
れた洗浄室内に被洗浄物を搬入出する昇降台にエアーブ
ロー兼バブル洗浄パイプを配設し、そのエアーノズルか
ら噴射される高圧エアーによって、洗浄液中に浸漬され
た被洗浄物をバブル洗浄すると共に、洗浄が終了した被
洗浄物をエアーブローして乾燥するようになっているか
ら、洗浄装置の制御系統が簡略化され、ノズルの向きを
調整する面倒が半減し、洗浄効果と乾燥効果も高まると
いう種々の優れた効果がある。
第１図は本考案による洗浄装置の一例を示す正面図、第
２図及び第３図は夫々その左側面図及び平面図、第４図
は従来の洗浄装置を示す正面図である。 符号の説明 １……洗浄室、４……昇降台、７……エアーノズル、８
……エアーブロー兼バブル洗浄パイプ、Ｗ……被洗浄
物。
２図及び第３図は夫々その左側面図及び平面図、第４図
は従来の洗浄装置を示す正面図である。 符号の説明 １……洗浄室、４……昇降台、７……エアーノズル、８
……エアーブロー兼バブル洗浄パイプ、Ｗ……被洗浄
物。
Claims (1)
- 【請求項１】被洗浄物（Ｗ）を浸漬する洗浄液が貯溜さ
れる洗浄室（１）の上方に、その洗浄室（１）内に被洗
浄物（Ｗ）を搬入出する昇降台（４）が配設され、当該
昇降台（４）には、その昇降台（４）に搭載された被洗
浄物（Ｗ）の各部位に向かって高圧エアーを噴射する複
数のエアーノズル（７）を有したエアーブロー兼バブル
洗浄パイプ（８）が配設されていることを特徴とする洗
浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11339790U JP2514171Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11339790U JP2514171Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0473971U JPH0473971U (ja) | 1992-06-29 |
| JP2514171Y2 true JP2514171Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=31860979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11339790U Expired - Lifetime JP2514171Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514171Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP11339790U patent/JP2514171Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0473971U (ja) | 1992-06-29 |
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