JP3123938B2 - 映像フレームデータを一メモリに貯蔵する方法 - Google Patents

映像フレームデータを一メモリに貯蔵する方法

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JP3123938B2 JP33616796A JP33616796A JP3123938B2 JP 3123938 B2 JP3123938 B2 JP 3123938B2 JP 33616796 A JP33616796 A JP 33616796A JP 33616796 A JP33616796 A JP 33616796A JP 3123938 B2 JP3123938 B2 JP 3123938B2
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    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像フレームデータ
を映像機器のメモリに貯蔵する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、映像フレームデータは画素単位
で作られ、画素単位でスクリーン上にディスプレイされ
る。映像フレームデータは最初制作時に、効率的な伝送
及び貯蔵のためにコード化される。この時、各映像フレ
ームデータはその情報量が非常に膨大なので、コード化
時に効率的な伝送及び貯蔵のために映像圧縮技術が用い
られる。このような映像圧縮は、主に空間及び時間領域
で映像の間の重複した映像情報を除去したり、一定形態
にコード化することによって行われる。
【0003】このような映像技術のうち、一番知られて
いるものがMPEG(Moving Picture Experts Group:
MPEG)規格である。このMPEG規格は一映像フレ
ームデータを最初制作時に、マクロブロック単位でコー
ド化し、且つ貯蔵及びディスプレイのためにマクロブロ
ック単位でデコードする。ここで、各マクロブロックは
16×16ピクセル、即ち16スキャンラインから構成
される。最近、このMPEG規格はディジタルTV、D
BS、DVD、HDTVのようなシステムで高画質のた
めに採用されている。
【0004】NTSC方式の場合、一つのフレームデー
タは図1(a)に示すように480個のスキャンライン
からなり、各スキャンラインは720個のピクセルから
構成される。尚、NTSC方式では秒当たり約30個の
フレームデータをディスプレイすることにより、動画像
を実現する。
【0005】PAL方式では図1(b)に示すように、
一つのフレームデータは576個のスキャンラインから
構成され、各スキャンラインはNTSC方式と同様に7
20個のピクセルから構成される。また、PAL方式で
は秒当たり約25個のフレームデータをディスプレイす
ることにより、動画像を実現する。
【0006】通常、一つの映像データは奇数フィールド
(又は、トップフィールドとも呼ぶ)と偶数フィールド
(又は、ボトムフィールドとも呼ぶ)に区分され、奇数
フィールドと偶数フィールドの順に画面上にディスプレ
イされる。ここで、前記奇数フィールドと偶数フィール
ドは区分無く第1フィールド及び第2フィールドとも呼
ばれる。そして、一つの映像フレームデータは便宜上、
上端部と下端部に区分される。
【0007】NTSC方式の場合、上端部と下端部はそ
れぞれ240個のスキャンラインから構成される。この
際、NTSC方式は主にインターレーススキャン方式を
使用するため、図2に示すように、奇数フィールドの一
つのスキャンラインと偶数フィールドの相応する一つの
スキャンラインが交代に画面上にディスプレイされる。
従って、NTSC方式のフレームデータにおいて、上端
部と下端部はそれぞれ奇数フィールドの120スキャン
ラインと偶数フィールドの120スキャンラインから構
成される。以下、図3(a)を参照して従来の方法によ
る映像フレームデータを一メモリに貯蔵する方法を説明
する。
【0008】図3(a)はテレビジョン受信機やVCR
(Video Cassette Recorder)のような映像機器の通常的
なデコーディング部分を示す概略的なブロック図であ
る。
【0009】前記図3(a)によれば、デコードされた
部分は、通常一つの形態にデコードされ、入力されるフ
レームデータを制御部10の制御信号CS1によって順
次デコードするデコーダ20と、デコーダ20から出力
される映像フレームデータを制御部10の制御信号CS
2によって順次フレームデータ単位で貯蔵してから、貯
蔵された各フレームデータをディスプレイのためにディ
スプレイ装置(例えば、テレビジョン受信機またはモニ
タ)40へ出力し、或いは別の貯蔵装置50へ出力する
メモリ30とから構成される。
【0010】従来の方法によれば、各映像フレームデー
タは完全にメモリ20に貯蔵された後、ディスプレイ装
置40又は別の貯蔵装置50へ出力される。
【0011】次に、従来の方法によって映像フレームデ
ータをメモリに貯蔵する方法を詳細に説明する。
【0012】まず、前述した各映像フレームデータは奇
数フィールドと偶数フィールドから構成される。
【0013】デコーダ20から出力された映像フレーム
データのうち、奇数フィールドデータはメモリ30の第
1領域30aに、偶数フィールドデータは第2領域30
bに順次貯蔵される。この時、各フィールドデータは一
定個数のスキャンライン単位で(例えば、8スキャンラ
インまたは16スキャンライン)各領域に順次貯蔵され
る。このように、一つのフレームデータが奇数フィール
ドデータと偶数フィールドデータに分けられ、これらの
フィールドデータがそれぞれ第1領域30aと第2領域
30bに完全に貯蔵されると、メモリ30は制御部10
の制御信号CS2によって第1領域30aに貯蔵された
奇数フィールドデータを予め貯蔵された順通りに(1
a,2a,3a,・・・(nー1)a,na)別の貯蔵
装置50またはディスプレイ装置40へ出力する。次
に、第2領域30bに貯蔵された偶数フィールドデータ
を貯蔵された順通りに(1b,2b,3b,・・・,
(nー1)b,nb)別の貯蔵装置50またはディスプ
レイ装置40へ出力する。次に、デコーダ20から出力
された次の映像フレームデータは、前述と同様の過程で
メモリ30に貯蔵された後、ディスプレイまたは別の貯
蔵装置50への貯蔵のためにメモリ30から出力され
る。
【0014】前記において留意すべき点は、各映像フレ
ームデータが貯蔵後にディスプレイまたは別の装置への
貯蔵のために貯蔵された順通りに出力されることであ
る。従って、メモリ30は各映像フレームデータを最大
に貯蔵し得る容量を持たなければならない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法によれば、次の問題点が発生する。
【0016】通常、メモリは製造会社によって2の倍
数、即ち1メガ、2メガ、4メガ、8メガビット順に製
造される。ところが、貯蔵されるための映像フレームデ
ータの最大容量は前記の購入可能なメモリ容量と正確に
符合しない。例えば、PAL方式によるMPEG規格の
映像フレームデータの貯蔵のためには最大1,866,
240バイトのメモリ容量が要求される。尚、デコーデ
ィング前、各映像ビットストリームの貯蔵のためには2
29,376バイトのメモリ容量が要求される。ここ
で、映像OSD(On Screen Display)データ、オーディ
オデータ及びシステムデータを貯蔵するためには、追加
に約500,000バイトのメモリ容量が要求される。
従って、デコーディング時にPAL方式によるMPEG
規格の映像フレームデータを貯蔵するためには、全て約
2.6メガバイトのメモリ容量が要求される。しかし、
上述したように、2.6メガのメモリ容量を有するメモ
リは製造されないために、使用者は仕方なく容量4Mの
メモリを使用しなければならなかった。よって、映像機
器のデコーディング部分の製造時にコストの不要な増加
をもたらした。尚、PAL方式による映像フレームデー
タの容量は、NTSC方式による映像フレームデータよ
り一層大きいために、PAL方式による映像フレームデ
ータをNTSC方式に相応するメモリに貯蔵することが
できなかった。従って、PAL方式による映像機器とN
TSC方式による映像機器間の互換が不可能であるとい
う問題点があった。
【0017】本発明の目的は、一映像機器のデコーディ
ング部分で用いられるメモリの容量を減少させることの
できる、メモリに映像フレームデータを貯蔵する方法を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の映像フレームデ
ータをメモリに貯蔵する方法は、フレームデータを順次
受信するステップと、各フレームデータを第1部分と第
2部分に区分するステップと、前記2つの部分のうちの
第1部分をメモリに貯蔵するステップと、貯蔵された第
1部分をある目的のために前記メモリから出力させる
間、相次ぐ第2部分を前記メモリに貯蔵するステップ及
び前記メモリに貯蔵された第2部分を同一目的のために
出力するステップとを備え、そのことによって上記目的
が達成される。
【0019】フレームデータはメモリからディスプレイ
のために出力されてもよい。
【0020】前記フレームメモリは前記フレームデータ
を一時に全て貯蔵し得ない容量を有してもよい。
【0021】前記フレームデータはインターレース方式
に属する複数個のスキャンラインからなてもよい。
【0022】本発明の映像フレームデータをメモリに貯
蔵する他の方法は、前記フレームデータを受信する
(a)ステップと、受信されたフレームデータをn個
(n≧2)の部分に区分する(b)ステップと、一番目
の部分をメモリに貯蔵する(c)ステップと、貯蔵され
た一番目の部分をある目的のために前記メモリから出力
させる間、相次ぐ2番目の部分を前記メモリに貯蔵する
(d)ステップと、最終的にnー1番目の部分が同一目
的のために出力される間、n番目の部分が前記メモリに
貯蔵されるまで残りの部分に対して同一に前記(d)ス
テップを繰り返し行う(e)ステップと、最終的に貯蔵
されたn番目の部分を同一目的のために出力する(f)
ステップとを備え、そのことによって上記目的が達成さ
れる。
【0023】前記メモリは前記映像フレームデータの1
/nのみを貯蔵し得るフレームメモリであってもよい。
【0024】フレームデータはディスプレイのためにメ
モリから出力されてもよい。
【0025】本発明の映像フレームデータをメモリに貯
蔵する別の方法は、上端部と下端部からなり、各部は第
1フィールドと第2フィールドを含むフレームデータを
順次受信するステップと、各フレームデータの上端部と
下端部を順次デコードするステップと、前記デコードさ
れた上端部のうち、第1フィールドは前記メモリの第1
領域に貯蔵し、第2フィールドはメモリの第2領域に貯
蔵するステップと、前記メモリの第1領域に貯蔵された
上端部の第1フィールドをある目的のために出力し、こ
の上端部の第1フィールドを出力する間、下端部の第1
フィールドは前記第1領域に貯蔵し、下端部の第2フィ
ールドは前記上端部の第2フィールドに相次いでメモリ
の第2領域に貯蔵するステップと、第1領域に貯蔵され
た下端部の第1フィールドと、第2領域に貯蔵された上
端部の第2フィールド及び下端部の第2フィールドを順
次出力させるステップとを備え、そのことによって上記
目的が達成される。
【0026】前記メモリは一映像に該当する一つのフレ
ームデータの75%だけを貯蔵し得るフレームデータで
あってもよい。
【0027】前記フレームメモリの第1領域は一つのフ
レームデータの25%を貯蔵し得る容量を有し、第2領
域は一つのフレームデータの50%を貯蔵し得る容量を
有してもよい。
【0028】フレームデータはMPEG規格に符合する
ようにマクロブロック単位でコード化されたものであ
り、よって、マクロブロック単位でデコードされてもよ
い。
【0029】メモリに貯蔵された第1フィールドと第2
フィールドはある装置を通ってディスプレイされるため
に出力されてもよい。
【0030】本発明の映像フレームデータをメモリに貯
蔵する別の方法は、外部からリピートフィールド信号が
提供されると、この信号に応じて前記メモリは第2フィ
ールドを1回さらに出力する段階をさらに備えてもよ
い。
【0031】本発明の映像フレームデータをメモリに貯
蔵するさらに別の方法は、前記第1フィールドと第2フ
ィールドからなるフレームデータを受信する段階と、前
記フレームデータをデコードし、前記デコードされたフ
レームデータのうちの第1フィールドのみをメモリに貯
蔵する段階と、前記メモリに貯蔵された第1フィールド
を出力する段階と、第1フィールドを出力する間、前記
フレームデータを再びデコードし、再びデコードされた
フレームデータのうちの第2フィールドのみを前記メモ
リに貯蔵する段階と、メモリに貯蔵された第2フィール
ドを出力する段階とを含み、そのことによって上記目的
が達成される。
【0032】外部からリピートフィールド信号が提供さ
れると、この信号に応じて前記メモリは第2フィールド
を1回さらに出力してもよい。
【0033】フレームデータはインターレース走査方式
に符合するように構成されてもよい。
【0034】デコードされた第1フィールドと第2フィ
ールドはディスプレイのために前記メモリからそれぞれ
出力されてもよい。
【0035】デコードされた第1フィールドと第2フィ
ールドは別のメモリ装置への貯蔵のためにそれぞれ出力
されてもよい。
【0036】前記メモリは前記フレームデータの1/
2、即ち50%のみを貯蔵し得る容量を有してもよい。
【0037】前記フレームデータはマクロブロック単位
でコード化されてもよい。
【0038】前記第1フィールドと第2フィールドはそ
れぞれ一定数のスキャンライン単位で貯蔵され、且つメ
モリから出力されてもよい。
【0039】本発明の映像フレームデータをメモリに貯
蔵するさらに別の方法は、第1フィールドと第2フィー
ルドから構成されたフレームデータを受信するステップ
と、前記第1フィールドと第2フィールドをそれぞれn
個の部分に区分するステップと、それぞれn個の部分に
区分された第1フィールドと第2フィールドをデコード
するステップと、デコードされた第1フィールド部分
(一番目の部分からn番目の部分まで)を順次前記メモ
リの第1領域に貯蔵してからある目的のために出力し、
デコードされた第2フィールド部分(一番目の部分から
n番目の部分まで)を順次前記メモリの第2領域に貯蔵
する(c)ステップと、第2領域に貯蔵された第2フィ
ールドの部分を貯蔵された順序通りに出力する(d)ス
テップとを備え、そのことによって上記目的が達成され
る。
【0040】前記映像フレームデータはインターレース
方式に符合するように構成されてもよい。
【0041】デコードされた第1フィールドと第2フィ
ールドはディスプレイのために前記メモリからそれぞれ
出力されてもよい。
【0042】デコードされた第1フィールドと第2フィ
ールドは別の貯蔵装置への貯蔵のためにそれぞれ出力さ
れてもよい。
【0043】前記メモリは前記映像フレームデータの5
2.5%のみを貯蔵し得る容量を有してもよい。
【0044】前記メモリの第1領域は52.5%のうち
の2.5%を占有し、第2領域は50%を占有してもよ
い。
【0045】前記(c)ステップは、第1フィールドの
一番目の部分と第2フィールドの一番目の部分をデコー
ドし、デコードされた第1フィールドの一番目の部分を
メモリの第1領域に、デコードされた第2フィールドの
一番目の部分を第2領域に貯蔵する段階と、前記貯蔵さ
れた第1フィールドの一番目の部分を出力する間、第1
フィールドと第2フィールドの各2番目の部分をデコー
ドし、デコードされた第1フィールドの2番目の部分を
第1領域に貯蔵し、デコードされた第2フィールドの2
番目の部分を第2領域内で予め貯蔵された第2フィール
ドの一番目の部分に相次いで貯蔵する段階と、最終的に
第1フィールドのn番目の部分がメモリから出力され且
つ第2フィールドのn番目の部分が第2領域にnー1番
目の部分に相次いで貯蔵されるまで、残りの部分に対し
ても前記第2の段階を繰り返し行う段階と、メモリの第
2領域に貯蔵された第2フィールドの一番目の部分から
n番目の部分までを順次出力する段階とを備えてもよ
い。
【0046】本発明の映像フレームデータをメモリに貯
蔵するさらに別の方法は、第1フィールドと第2フィー
ルドから構成されたフレームデータを受信する(a)ス
テップと、前記第1フィールドと第2フィールドをそれ
ぞれn個の部分に区分する(b)ステップと、それぞれ
n個の部分に区分された第1フィールドと第2フィール
ドをデコードして、ただデコードされた第1フィールド
の部分のみを(一番目の部分からそれぞれn番目の部分
まで)順次前記メモリに貯蔵してからある目的のために
出力する(c)ステップと、それぞれn個の部分に区分
された第1フィールドと第2フィールドを再びデコード
して、ただデコードされた第2フィールドの部分のみを
(一番目の部分からn番目の部分まで)順次前記メモリ
に貯蔵してからある目的のために出力する(d)ステッ
プとを備え、そのことによって上記目的が達成される。
【0047】前記フレームデータはインターレース方式
に符合するように構成されてもよい。
【0048】デコードされた第1フィールドと第2フィ
ールドはディスプレイのために前記メモリからそれぞれ
出力されてもよい。
【0049】前記メモリは前記フレームデータの0.0
25%のみを貯蔵し得る容量を有してもよい。
【0050】前記メモリはフレームデータの1/nに該
当する容量を有してもよい。
【0051】前記フレームデータはマクロブロック単位
でコード化されたものであり、よって、マクロブロック
単位でデコードされてもよい。
【0052】前記(c)ステップと(d)ステップのそ
れぞれは、第1フィールドと第2フィールドの各一番目
の部分をデコードし、該当するフィールドのデコードさ
れた一番目の部分をメモリの第1領域に貯蔵する段階
と、引き続き第1フィールドと第2フィールドの2番目
の部分をデコードし、該当するフィールドのデコードさ
れた2番目の部分をメモリの第2領域に貯蔵する段階
と、前記メモリの第1領域に貯蔵する一番目の部分をメ
モリから出力する間、第1フィールドと第2フィールド
の各3番目の部分をデコードし、該当するフィールドの
デコードされた3番目の部分を前記メモリの第1領域に
貯蔵する段階と、前記メモリの第2領域に貯蔵された2
番目の部分を出力する間、第1フィールドと第2フィー
ルドの各4番目の部分をデコードし、該当するフィール
ドのデコードされた4番目の部分を第2領域に貯蔵する
段階と、最終的に該当するフィールドのn番目の部分が
前記メモリの第1領域と第2領域のうちのいずれかから
出力されるまで、残りの部分に対して前記第2の段階と
第3の段階を繰り返し行う段階とを含んでもよい。
【0053】上記の目的を達成するために、本発明によ
る映像フレームデータを一メモリに貯蔵する方法は、フ
レームデータを順次受信するステップと、各フレームデ
ータを第1部分と第2部分に区分するステップと、前記
2つの部分のうちの第1部分をメモリに貯蔵するステッ
プと、貯蔵された第1部分をある目的のために前記メモ
リから出力させる間、相次ぐ第2部分を前記メモリに貯
蔵するステップ及び前記メモリに貯蔵された第2部分を
同一目的のために出力するステップとを備えることを特
徴とする。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の概念及び実施形態を詳細に説明する。
【0055】本発明の概念によれば、一つの映像フレー
ムデータを少なくとも数個の部分に分け、まず各部分を
メモリに貯蔵し、貯蔵された各部分をメモリから出力さ
せる間に次の部分をそのメモリに貯蔵する。従って、メ
モリに予め貯蔵された部分を出力する間にその次の部分
がそのメモリに代わりに貯蔵されるので、メモリの容量
を減少することができる。
【0056】本発明による一メモリに映像フレームデー
タを貯蔵する方法を実現するための一映像機器のデコー
ディング部分は、図3に示す従来のものと同一なので、
その説明を省略し、図3の構成要素を引用する。
【0057】本発明の概念によれば、一つの映像フレー
ムデータをどの程度区分してメモリに貯蔵するかによっ
て、そのメモリの容量を所望の程度に減少させることが
できる。
【0058】以下、本発明の概念の理解のために、映像
フレームデータがメモリへの貯蔵前に2つの部分に区分
する第1場合と、n部分に区分する第2場合を例として
説明する。
【0059】実質的に映像フレームデータをn部分に区
分する場合は、映像フレームデータを2つの部分に分け
る場合を繰り返すのにすぎない。
【0060】第1場合によれば、一メモリに映像フレー
ムデータを貯蔵する方法は、映像フレームデータを順次
受信するステップと、各フレームデータを第1部分と第
2部分に区分するステップと、その2つの部分のうち、
第1部分をメモリに貯蔵するステップと、貯蔵された第
1部分をある目的のためにそのメモリから出力させる
間、相次ぐ第2部分をメモリに貯蔵するステップ及び前
記メモリに貯蔵された第2部分を同一目的のために出力
するステップとを備える。
【0061】前記映像フレームデータはメモリからテレ
ビジョン受像機のようなディスプレイ装置40によるデ
ィスプレイのために制御部10によって出力されること
もでき、前記メモリ30から別の貯蔵装置へ貯蔵のため
に制御部10によって出力されることもできる。
【0062】尚、前記第1場合において、第1部分がメ
モリ30から出力される時間と第2部分がメモリ30に
貯蔵される時間は同一である。なぜなら、第1部分がメ
モリ30から出力される間、第2部分がメモリ30に貯
蔵されるためである。従って、前記メモリ30は一つの
映像フレームデータを全て貯蔵し得るフレームメモリで
あるが、実質的にその容量は一つの映像フレームデータ
の1/2を貯蔵し得るならよい。
【0063】尚、本発明はインターレース方式に属する
複数個のスキャンラインからなる場合により有利に適用
される。詳細な内容は以後の実施形態で再び言及する。
【0064】第2場合によれば、一メモリに映像フレー
ムデータを貯蔵する方法は、フレームデータを受信する
(a)ステップと、受信された各フレームデータをn個
(n≧2)の部分に区分する(b)ステップと、一番目
の部分をメモリ30に貯蔵する(c)ステップと、貯蔵
された一番目の部分をある目的のためにそのメモリ30
から出力させる間、相次ぐ2番目の部分をそのメモリ3
0へ貯蔵する(d)ステップと、最終的にnー1番目の
部分が同一目的のために出力される間、n番目の部分が
メモリ30に貯蔵されるまで残りの部分に対して同一に
前記(d)ステップを繰り返し行う(e)ステップと、
最終的に貯蔵されたn番目の部分を同一目的のために出
力する(f)ステップとを備える。
【0065】第2場合において、メモリは各映像フレー
ムデータの1/nのみを貯蔵し得る容量のフレームメモ
リであることもできる第2場合もやはり、各映像フレー
ムデータは制御部10にディスプレイのためにメモリか
ら出力されるか、或いは別の貯蔵装置に貯蔵されるため
に出力されることができる。
【0066】次に、本発明の概念を適用して一つの映像
フレームデータが効率的にメモリに貯蔵され、よってそ
のメモリの容量を減少させることのできる実施形態を説
明する。
【0067】第1実施形態 第1実施形態は映像フレームデータの75%のみを貯蔵
し得る容量を有するメモリを一映像機器のデコーディン
グ部分に使用し得る方法に関するものである。
【0068】第1実施形態も図3に示した通常のデコー
ディング部分を用いて説明する。
【0069】ここで、図3(b)における映像ビットス
トリームは上端部と下端部からなり、各部は第1フィー
ルド(ここで、トップフィールド)と第2フィールド
(ここで、ボトムフィールド)から構成されると仮定す
る。映像ビットストリームを順次デコーダ20を通して
受信する。そして、各映像ビットストリームの上端部と
下端部をデコーダ20を通して順次デコードする。
【0070】次に、図4に示すように、制御部10はデ
コードされた上端部のうち、第1フィールドをメモリ3
0の第1領域(総メモリ容量の25%)に貯蔵し、第2
フィールド(又はボトムフィールド)をメモリ30の第
2領域の第1部分(総メモリ容量の25%)に貯蔵す
る。
【0071】前記メモリ30の第1領域に貯蔵された上
端部の第1フィールドがディスプレイまたは別の貯蔵装
置への貯蔵のために出力され、この上端部の第1フィー
ルドを出力する間、下端部の第1フィールドはメモリ3
0の第1領域に貯蔵され、下端部の第2フィールドはメ
モリ30の第2領域の第2部分(総メモリ容量の25
%)に貯蔵される。
【0072】次に、制御部10は、メモリ30の第1領
域に貯蔵された下端部の第1フィールドと、第2領域に
順次貯蔵された上端部の第2フィールド及び下端部の第
2フィールドをディスプレイ装置40によるディスプレ
イまたは別の貯蔵装置50への貯蔵のために順次出力さ
せる。
【0073】前記図4に示すように、メモリ30は一映
像に該当するフレームデータの75%のみを貯蔵し得る
フレームメモリをもって映像機器のデコーディング部分
で使用されることができる。
【0074】より詳しく説明すると、前記フレームメモ
リ30の第1領域は一つのフレームデータの2つのトッ
プフィールドを交互に貯蔵し、よって、一つのフレーム
データの25%のみを貯蔵し得る容量を有する。第2領
域は一つのフレームデータの2つのボトムフィールドを
順次貯蔵し、よって、一つのフレームデータの50%を
貯蔵し得る容量をもつのが特徴である。
【0075】前述したように、本発明はMPEG規格の
映像フレームデータを小さい容量のフレームメモリに貯
蔵するのに非常に有用に適用されることができる。従っ
て、前記映像フレームデータはマクロブロック単位でコ
ード化されたものと仮定することができ、よって、デコ
ーダ20を通してマクロブロック単位でデコードされる
ことができる。
【0076】よく知られているように、前記各第1フィ
ールドと各第2フィールドは一定数のスキャンライン単
位でメモリ30に貯蔵されて出力される。
【0077】MPEG規格の映像フレームデータの場
合、前述したように映像フレームデータは16×16ピ
クセルからなるマクロブロックの単位でコード化及びデ
コードされるために、前記一定数として8または16が
一番容易く採択されることができる。
【0078】前述したように、フレームメモリ30に貯
蔵された第1フィールドと第2フィールドはディスプレ
イ装置を通してディスプレイされるか、或いは別の貯蔵
装置に貯蔵されるために出力される。この実施形態にお
いて、第1フィールドはトップフィールド、第2フィー
ルドはボトムフィールドに定義することもできる。
【0079】後者の場合、ボトムフィールドがトップフ
ィールドより先にメモリ30に貯蔵された後、ディスプ
レイ装置40を通してディスプレイされるか、或いは別
の貯蔵装置50内に貯蔵される。
【0080】第1実施形態において、制御部10または
外部からリピートフィールド信号が提供されると、この
信号に応じてメモリ30は第2フィールドを1回さらに
出力することができる。この時、第1フィールドがトッ
プフィールドに定義される場合にはボトムフィールドが
1回さらに出力され、第1フィールドがボトムフィール
ドに定義される場合にはトップフィールドが1回さらに
出力される。
【0081】次に、リピートフィールド(repeat field)
信号が提供される場合をより詳しく説明する。
【0082】例えば、秒当たり24フレームデータを有
するMPEG規格の映像データを秒当たり30フレーム
データを有するNTSC方式でディスプレイする場合、
秒当たり24フレームデータにデコードされる映像を秒
当たり30フレームのNTSC信号によってディスプレ
イするためには、制御部10を通してリピートフィール
ド信号をメモリ30に提供することが必要である。この
場合、秒当たり30フレームデータとしてのディスプレ
イが可能である。
【0083】即ち、秒当たり24フレームデータの映像
信号を秒当たり30フレームデータのNTSC方式でデ
ィスプレイする場合には、デコードされてメモリ30に
貯蔵された一映像フレームデータの第1フィールドと第
2フィールドが順次ディスプレイされ、引き続き次の映
像フレームデータがディスプレイされる前に、リピート
信号がメモリ30に提供されると、映像フレームデータ
の第2フィールドを再びディスプレイし、次の映像フレ
ームデータの第1フィールドをディスプレイする。そし
て、次の映像フレームデータの第2フィールドをディス
プレイする順に動画像を実現する。
【0084】前述したように、第1フィールドはトップ
フィールドとボトムフィールドのうちの一方であり、第
2フィールドは他方である。従って、リピートフィール
ド信号がメモリ30に提供されるとき、リピートされる
フィールドはトップフィールドであることも、ボトムフ
ィールドであることもできる。
【0085】第1実施形態において、一つの映像ビット
ストリームは上端部と下端部からなり、各部は第1フィ
ールドと第2フィールドから構成されるので、総4個の
フィールドを有する。
【0086】しかし、前記リピートフィールド信号を提
供することにより、4個のフィールドが5個のフィール
ドに増えると、秒当たり24個を有するMPEG規格の
映像フレームデータをNTSC方式に符合するように秒
当たり30個の映像フレームデータとしてディスプレイ
することができる。
【0087】本発明によれば、MPEG規格の映像フレ
ームデータ(特にI,P,BのうちのB)をNTSC方
式とPAL方式に関係なくデコードし、ディスプレイす
ることができる。これをより詳しく説明する。
【0088】一般に、NTSC方式の映像フレームデー
タを貯蔵するためのフレームメモリの容量は、PAL方
式の映像フレームデータを貯蔵するためのフレームメモ
リの容量より約20%程度少ない容量である。
【0089】従って、図3のデコーダ20でNTSC放
送方式の映像フレームデータを処理するか、或いはPA
L放送方式の映像フレームデータを処理する場合には、
NTSC方式のテレビジョン受信機内のフレームメモリ
の容量がPAL方式の映像データ容量の83%に過ぎな
いために、メモリ容量が絶対的に足りない。従って、P
ALとNTSC方式の両方ともに利用可能な互換のデコ
ーディング部分を作るためには、フレームメモリの容量
をPALに合わせなければならない。
【0090】しかし、PALに合わせておくと、より多
くの容量のフレームメモリ、即ち4メガバイトの容量を
有するフレームメモリ(NTSCでは2メガバイトのフ
レームメモリなら充分である)が要求される。前述した
ように、これは本発明によるフィールド別の貯蔵法方に
よって解消される。即ち、NTSC方式の信号は従来の
方法で映像フレームメモリを100%貯蔵し得る2メガ
のフレームメモリを用いて映像フレームメモリを貯蔵
し、画面上にディスプレイする。
【0091】しかし、デコーダ20がPAL放送方式の
MPEG映像データを受信してディスプレイする場合、
前記2メガのフレームメモリは実質的にPAL方式の映
像フレームデータの約83%のみを貯蔵することができ
る。ところが、前述した本発明によるフィールド別の貯
蔵方法が適用されると、ただ2メガのフレームメモリを
もっても別のフレームメモリの追加無しにNTSC方式
及びPAL方式の映像フレームメモリをデコードしてデ
ィスプレイすることが可能になる。
【0092】第2実施形態 第2実施形態は映像フレームデータの50%のみを貯蔵
し得る容量のメモリを一映像機器のデコーディング部分
に使用し得る方法に関するものである。
【0093】第2実施形態も図3に示した通常のデコー
ディング部分を用いて説明する。ここで、図3における
映像ビットストリームを上端部と下端部の区分無く一つ
の映像フレームデータに該当する第1フィールドと第2
フィールドからなると仮定する。
【0094】まず、デコーダ20は第1フィールドと第
2フィールドからなる映像フレームデータを順次受信す
る。デコーダ20は各フレームデータをデコードし、デ
コードされたフレームデータのうちの第1フィールドの
みを図5に示すフレームメモリ30に貯蔵する。次に、
フレームメモリ30は制御部10の制御部によって貯蔵
された第1フィールドを出力する。第1フィールドを出
力する間、デコーダ20は制御部10によって受信され
たその映像フレームデータを再度デコードし、フレーム
メモリ30は制御部10によって再度デコードされたフ
レームメモリ30に貯蔵する。そして、最終的にフレー
ムメモリ30に貯蔵された第2フィールドを出力する。
【0095】第1実施形態で説明したように、第1フィ
ールドはトップフィールドとボトムフィールドのうちの
一方に定義することができ、第2フィールドは他方に定
義することができる。
【0096】第2実施形態が第1実施形態と大きく異な
る点は2度のデコーディングが要求されることである。
【0097】前記説明に加えて、秒当たり24フレーム
データを有するMPEG規格の映像データを秒当たり3
0フレームデータを有するNTSC方式でディスプレイ
するために、制御部10を通してフレームメモリ30に
リピートフィールド信号が提供されることもある。この
信号に応じてフレームメモリ30は第2フィールドを1
回さらに出力する。ここで、1回さらに出力される第2
フィールドはトップフィールドであることも、ボトムフ
ィールドであることもできる。
【0098】本発明の第2実施形態はインターレース方
式の映像フレームデータと非インターレース方式の映像
フレームデータの両方ともに使用されることができる
が、実質的に非インターレース方式では不要に2度のデ
コーディングをするので、有用でない。
【0099】デコードされた第1フィールドと第2フィ
ールドは図3に示すように、ディスプレイ装置(例え
ば、テレビジョン受像機は一般モニタ)上にディスプレ
イされるか、或いは別の貯蔵装置50への貯蔵のために
フレームメモリ50からそれぞれ出力される。
【0100】前述したように、第2実施形態では2度の
デコーディングを行い、各デコーディング時にフレーム
メモリ30は一つのフィールドデータのみを貯蔵するた
めに、フレームメモリ30は映像フレームデータの1/
2、即ち50%のみを貯蔵し得る容量を有することがで
きる。従って、一映像機器のデコーディング部分で使用
されるフレームメモリの容量を減少させることができ、
前述したようにNTSC用フレームメモリ(2メガ)を
もって一層大きいデータ量を有する別の放送方式の映像
フレームデータまでも貯蔵することができる。
【0101】第1実施形態で言及したように、本発明の
方法はMPEG規格の映像データにも適用されることが
できる。この場合、映像フレームデータはマクロブロッ
ク単位でコード化されたものである。
【0102】第1フィールドと第2フィールドは、フレ
ームメモリ30への貯蔵時、それぞれ一定数のスキャン
ラインの単位で貯蔵され、且つフレームメモリ30から
出力されることができる。前記において一定数のスキャ
ンラインとは8スキャンラインまたは16スキャンライ
ンであることができる。なぜなら、MPEG規格の映像
フレームデータは16×16ピクセルに該当する、即ち
16スキャンラインに該当するマクロブロック単位でコ
ード化及びデコードされるためである。
【0103】第2実施形態における具体的な長所は第1
実施形態のものと同様なので、その説明を省略する。
【0104】第3実施形態 第3実施形態は映像フレームデータの52.5%のみを
貯蔵し得る容量のメモリを一映像機器のデコーディング
部分に使用することのできる方法に関するものである。
【0105】まず、デコーダ20は第1フィールドと第
2フィールドからなる一つの映像ビットストリーム、即
ち映像フレームデータを受信する。そして、第1フィー
ルドと第2フィールドをそれぞれn個の部分に区分した
後、それぞれn個の部分に区分された第1フィールドと
第2フィールドを一緒にデコードする。
【0106】制御部10はデコードされた第1フィール
ド部分(一番目の部分からn番目の部分まで)を順次図
6のフレームメモリ30の第1領域2.5%に貯蔵した
後、ある目的のために出力することを繰返し行い、その
間デコードされた第2フィールド部分(一番目の部分か
らn番目の部分まで)は順次フレームメモリ30の第2
領域50%に貯蔵する。そして、最終的にフレームメモ
リ30の第2領域に貯蔵された第2フィールドの部分を
貯蔵された順通りに順次出力する。
【0107】第1及び第2実施形態と同様に、第1フィ
ールドはトップフィールドとボトムフィールドのうちの
いずれか一方であり、第2フィールドは他方であること
ができる。第3実施形態による方法では、映像フレーム
データはインターレース方式と非インターレース方式の
いずれかに属しても有用に使用されることができる。
【0108】第1及び第2実施形態と同様に、デコード
された第1フィールドと第2フィールドはディスプレイ
装置40によるディスプレイのために制御部10によっ
てフレームメモリ30からそれぞれ出力されるか、或い
は別の貯蔵装置50への貯蔵のために出力される。
【0109】本発明の第3実施形態によれば、前記フレ
ームメモリ30は一つの映像フレームデータの52.5
%のみを貯蔵し得る容量をもってもデコードされた各映
像フレームデータを貯蔵し出力することができる。ここ
で、フレームメモリ30の第1領域は図6に示すように
前記52.5%のうちの2.5%を占有し、第2領域は5
0%を占有する。
【0110】もし、MPEG規格の映像フレームデータ
の場合、映像フレームデータは16スキャンラインに該
当するマクロブロック単位でコード化及びデコードされ
るために、第1フィールドと第2フィールドの各1/n
部分は8スキャンラインに該当する。
【0111】前述したように、n個に区分された第1フ
ィールドが全てフレームメモリ30からある目的のため
に出力された後、その間貯蔵された第2フィールドが一
定数のスキャンライン単位で貯蔵された順通りに同一目
的のために出力される。
【0112】より詳しく説明すると、デコーダ20は第
1フィールドの一番目の部分と第2フィールドの一番目
の部分をデコードし、制御部10はデコードされた第1
フィールドの一番目の部分をフレームメモリ30の第1
領域(2.5%)に、デコードされた第2フィールドの
一番目の部分を第2領域(50%)に貯蔵する。
【0113】次に、制御部10はフレームメモリ30の
第1領域に貯蔵された第1フィールドの一番目の部分を
出力し、デコーダ20は第1フィールドの一番目の部分
が出力される間に第1フィールドと第2フィールドの2
番目の部分をそれぞれデコードする。
【0114】制御部10はデコードされた第1フィール
ドの2番目の部分を第1領域に貯蔵し、デコードされた
第2フィールドの2番目の部分は第2領域内で予め貯蔵
された第2フィールドの一番目の部分に相次いで貯蔵す
る。
【0115】そして、最終的に第1フィールドのn番目
の部分が最終的に出力され、第2フィールドのn番目の
部分がnー1番目の部分に相次いで第2領域に貯蔵され
るまで、制御部10は残りの部分に対しても前記のデコ
ーディング、貯蔵、出力の過程を繰り返し行う。最終的
にフレームメモリ30の第2領域に貯蔵された第2フィ
ールドの一番目の部分からn番目の部分までを順次、即
ち貯蔵された順通りに出力する。
【0116】第3実施形態もやはり制御部10を通して
フレームメモリ30にフィールドリピート信号を提供す
ることにより、第2フィールドを1回さらに出力させる
ことができる。
【0117】次に、第3実施形態による方法をマクロブ
ロック単位でコード化されたMPEG規格の映像フレー
ムデータのうちのB映像データに適用した場合を例示す
る。
【0118】B映像データはNTSC方式に属すること
も、PAL方式に属することもできる。ここで、B映像
データはMPEG規格の3映像データ、即ちI(Intra-c
odedPicture)データ、P(predictive-coded)データ及び
B(Bidirectionally Predictive-coded)データのうちの
一つである。
【0119】デコーダ20が映像フレームデータをデコ
ードすると、制御部10はデコードされた第1フィール
ドと第2フィールドをそれぞれ8スキャンライン単位で
分けて、それぞれフレームメモリ30の第1領域(2.
5%)と第2領域(50%)に貯蔵する。この際、前述
したようにB映像のデコードされたデータはマクロブロ
ック(16スキャンライン)単位で構成され、この16
スキャンラインは8スキャンラインの第1フィールドと
8スキャンラインの第2フィールドが互いに交番するよ
うに構成されるので、各8スキャンラインずつフレーム
メモリ30の第1領域と第2領域にそれぞれ貯蔵され
る。次に、フレームメモリ30の第1領域(2.5%)
は16スキャンラインを貯蔵し得る容量を有するが、制
御部10はこの第1領域にデコードされた8スキャンラ
インの第1フィールドを貯蔵する。次に、制御部10は
フレームメモリ30の第2領域(50%)にB映像の第
2フィールドに該当するデコードされた8スキャンライ
ンを貯蔵する。
【0120】以後、デコーダ20は次のマクロブロック
ロー単位の16スキャンラインをデコードし、制御部1
0はこの中から第1フィールドに属する8スキャンライ
ンをフレームメモリ30の第1領域(2.5%)の空の
部分に貯蔵し、残りの第2フィールドに属する8スキャ
ンラインをフレームメモリ30の第2領域(50%)に
貯蔵する。これと同時に、上部の第1領域(2.5%)
に貯蔵された第1フィールドの8スキャンラインがディ
スプレイされる。この際、第2領域(50%)には総1
6スキャンラインの第2フィールドが貯蔵されている。
【0121】このように8スキャンラインをディスプレ
イするごとに、16スキャンラインに該当するマクロブ
ロック、即ち8スキャンラインの第1フィールドと8ス
キャンラインの第2フィールドがフレームメモリ30に
貯蔵される。
【0122】これにより、ディスプレイする速度よりデ
コードする速度が2倍だけ速い。
【0123】第3実施形態における長所も第1実施形態
及び第2実施形態のそれと同一なので、詳細な説明を省
略する。
【0124】第4実施形態 第4実施形態は映像フレームデータの0.025%のみ
を貯蔵し得る容量のメモリを一映像機器のデコーディン
グ部分に使用することのできる方法に関するものであ
る。
【0125】第4実施形態も図3に示した通常のデコー
ディング部分を参照して説明する。
【0126】デコーダ20は第1フィールドと第2フィ
ールドからなる映像フレームデータを順次受信する。次
に、デコーダ20は第1フィールドと第2フィールドを
それぞれn部分に区分した後、それぞれn個の部分に区
分された第1フィールドと第2フィールドを一緒にデコ
ードして、デコードされた第1フィールドの部分のみを
(一番目の部分からそれぞれn番目の部分まで)順次フ
レームメモリ30に貯蔵した後、ある目的のために出力
する。この時、デコードされた第2フィールドの部分は
捨てる。
【0127】それぞれn個の部分に区分された第1フィ
ールドと第2フィールドを再びデコードして、デコード
された第2フィールドの部分のみを(一番目の部分から
n番目の部分まで)順次フレームメモリ30に貯蔵した
後、同一目的のために出力する。この時、デコードされ
た第1部分は捨てる。
【0128】前述したように、第4実施形態は第3実施
形態と同様にデコーダ20が一つの映像フレームデータ
を2度デコードすることにより第1フィールドと第2フ
ィールドを順次ディスプレイすることを特徴とする。従
って、第1実施形態におけるデコーダ20のデコーディ
ング速度はディスプレイ装置40のディスプレイ速度よ
り2倍以上速くなければならない。
【0129】次に、映像フレームデータがMPEG規格
のB映像データであると仮定し、第4実施形態をより詳
しく説明する。デコーダ20は制御部10の制御によっ
て入力される映像ビットストリーム(MPEG規格のB
映像)の上端部と下端部をマクロブロック単位で順次デ
コードして、これらの中から上端部の8スキャンライン
の第1フィールドをフレームメモリ30の第1領域
(0.025%/2)に貯蔵し、その後、デコードされ
た下端部の8スキャンラインの第1フィールドを第2領
域(0.025%/2)に貯蔵しながら、第1領域に予
め貯蔵された8スキャンラインの上端部の第1フィール
ドをディスプレイする。
【0130】即ち、上端部の第1フィールドの8スキャ
ンラインをディスプレイする間、下端部のマクロブロッ
ク(16スキャンライン)をデコードして、その中から
第1フィールドのみをフレームメモリ30の空の部分に
貯蔵し、第2フィールドは貯蔵せずに捨てる。
【0131】また、その後、デコードされた8スキャン
ラインの第1フィールドが第1領域に再び貯蔵される
と、第2領域に貯蔵された8スキャンラインの第1フィ
ールドが制御部10によってディスプレイされる。この
際、上端部の第1フィールドに該当する8スキャンライ
ンの最初のディスプレイは、下端部のマクロブロックに
該当する16スキャンラインのデコーディングの完了後
に行われる。
【0132】このような方法で第1フィールドが8スキ
ャンライン単位でフレームメモリ30の第1領域と第2
領域に交互に貯蔵され、ディスプレイ装置40を通して
ディスプレイされる。
【0133】そして、次のフィールド時間の間、再びデ
コーディングを行って、今度にはB映像データの第2フ
ィールドのみを交互にフレームメモリ30の第1領域と
第2領域に貯蔵しながら、制御部10によってディスプ
レイ装置50を通してディスプレイする。この際、デコ
ードされた第1フィールドのデータは全て捨てる。
【0134】第4実施形態では、このように一つの映像
フレームデータを2度デコードして該当の映像をディス
プレイする。前記において、デコードされた第1フィー
ルドと第2フィールドはディスプレイのためにフレーム
メモリ30からそれぞれ出力されるものと記述したが、
制御部10の制御によって別の貯蔵装置への貯蔵のため
にそれぞれ出力されることもできる。
【0135】図7に示すように、フレームメモリ30は
一つのフレームデータの0.025%のみを貯蔵し得る
容量を有する。なお、フレームメモリ30は一つのフレ
ームデータの1/nに該当する容量を有するものと説明
されることができる。
【0136】前記で映像フレームデータがMPEG規格
を有すると仮定する場合、フレームデータはマクロブロ
ック単位でコード化されたものである。従って、デコー
ダ20はデコーディング時にマクロブロック単位でデコ
ーディングを行わなければならない。
【0137】前述した第1フィールドと第2フィールド
の各1/n部分は実質的に8スキャンラインに該当す
る。第4実施形態におけるデコーディング速度は第2実
施形態と同様にディスプレイ速度より2倍以上速くなけ
ればならない。
【0138】つまり、第4実施形態によれば、デコーダ
20は各フィールドの一番目の部分をデコードし、該当
するフィールドの一番目の部分のみをフレームメモリ3
0の第1領域に貯蔵する。次に、第1フィールドと第2
フィールドの各2番目の部分をデコードして、該当する
フィールドのデコードされた2番目の部分をフレームメ
モリ30の第2領域に貯蔵する。その後、第1領域に貯
蔵された一番目の部分をディスプレイ装置を通してディ
スプレイする間、各フィールドの3番目の部分をデコー
ドして、該当するフィールドの3番目の部分のみを前記
第1領域に貯蔵する。次に、第2領域の2番目の部分が
ディスプレイされる間、4番目の部分がデコードされて
第2領域に貯蔵される。
【0139】最終的に該当するフィールドのn番目の部
分がフレームメモリから出力されるまで、残りの部分に
対して前記の過程を繰り返し行う。
【0140】第4実施形態もまた、制御部10によって
フレームメモリ30へリピートフィールド信号を提供す
ることにより、秒当たり24フレームデータを有するM
PEG規格の映像データを秒当たり30フレームデータ
を有するNTSC方式でディスプレイすることができ
る。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1実施
形態乃至第4実施形態によれば、フレームメモリの活用
度を活性化させることにより、要求されるフレームメモ
リの容量を減らすことができる。よって、経済的であ
る。
【0142】尚、本発明は、NTSC方式の映像フレー
ムデータをデコードする装置によってPAL方式の映像
フレームデータをデコードすることができる。従って、
1個のチップでNTSC専用ディジタルテレビジョン受
信機とPAL専用ディジタル受信機を同時に支援するこ
とができるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はNTSC方式による一画面の構成を示
すダイヤグラムであり、(b)はPAL方式による一画
面の構成を示すダイヤグラムである。
【図2】インターレース(interlace)走査方式を説明す
るためのダイヤグラムである。
【図3】(a)は映像機器の一般的なデコーディング部
分を示す構成図であり、(b)は従来の方法によって一
フレームメモリに映像フレームデータが貯蔵される場合
を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態によって、映像フレーム
データの75%のみを貯蔵し得るフレームメモリがデコ
ーディング部分で用いられる場合を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態によって、映像フレーム
データの50%のみを貯蔵し得るフレームメモリがデコ
ーディング部分で用いられる場合を示す説明図である。
【図6】本発明の第3実施形態によって、映像フレーム
データの52.5%のみを貯蔵し得るフレームメモリが
デコーディング部分で用いられる場合を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の第4実施形態によって、映像フレーム
データの0.05%のみを貯蔵し得るフレームメモリが
デコーディング部分で用いられる場合を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 制御部 20 デコーダ 30 フレームメモリ 40 ディスプレイ装置 50 別の貯蔵装置

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部と下端部からなる第1フィールド
    と、上端部と下端部からなる第2フィールドを含むフレ
    ームデータを順次受信するステップと、 各フレームデータの上端部と下端部を順次デコードする
    ステップと、 前記デコードされた上端部のうち、第1フィールドは前
    記メモリの第1領域に貯蔵し、第2フィールドはメモリ
    の第2領域に貯蔵するステップと、 メモリの第1領域に貯蔵された上端部の第1フィールド
    を出力し、この上端部の第1フィールドを出力する間、
    下端部の第1フィールドを前記上端部の第1フィールド
    が貯蔵されていた前記第1領域に貯蔵し、下端部の第2
    フィールドを前記上端部の第2フィールドに相次いでメ
    モリの第2領域に貯蔵するステップと、 第1領域に貯蔵された下端部の第1フィールドと、第2
    領域に貯蔵された上端部の第2フィールド及び下端部の
    第2フィールドを順次出力させるステップとを備えるこ
    とを特徴とする映像フレームデータをメモリに貯蔵する
    方法。
  2. 【請求項2】 前記メモリは一映像に該当する一つのフ
    レームデータの75%だけを貯蔵し得るフレームデータ
    であることを特徴とする請求項記載の映像フレームデ
    ータをメモリに貯蔵する方法。
  3. 【請求項3】 前記フレームメモリの第1領域は一つの
    フレームデータの25%を貯蔵し得る容量を有し、第2
    領域は一つのフレームデータの50%を貯蔵し得る容量
    を有することを特徴とする請求項記載の映像フレーム
    データをメモリに貯蔵する方法。
  4. 【請求項4】 外部からリピートフィールド信号が提供
    されると、この信号に応じて前記メモリは第2フィール
    ドを1回さらに出力する段階をさらに備えることを特徴
    とする請求項記載の映像フレームデータをメモリに貯
    蔵する方法。
  5. 【請求項5】 第1フィールドと第2フィールドからな
    るフレームデータを受信する段階と、 前記フレームデータをデコードし、前記デコードされた
    フレームデータのうちの第1フィールドのみをメモリに
    貯蔵する段階と、 前記メモリに貯蔵された第1フィールドを出力する段階
    と、 第1フィールドを出力する間、前記フレームデータを再
    びデコードし、再びデコードされたフレームデータのう
    ちの第2フィールドのみを前記メモリに貯蔵する段階
    と、 メモリに貯蔵された第2フィールドを出力する段階とを
    含むことを特徴とする映像フレームデータをメモリに貯
    蔵する方法。
  6. 【請求項6】 外部からリピートフィールド信号が提供
    されると、この信号に応じて前記メモリは第2フィール
    ドを1回さらに出力することを特徴とする請求項記載
    の映像フレームデータをメモリに貯蔵する方法。
  7. 【請求項7】 前記メモリは前記フレームデータの1/
    2、即ち50%のみを貯蔵し得る容量を有することを特
    徴とする請求項記載の映像フレームデータをメモリに
    貯蔵する方法。
  8. 【請求項8】 前記第1フィールドと第2フィールドは
    それぞれ一定数のスキャンライン単位で貯蔵され、且つ
    メモリから出力されることを特徴とする請求項記載の
    映像フレームデータをメモリに貯蔵する方法。
  9. 【請求項9】 第1フィールドと第2フィールドから構
    成されたフレームデータを受信するステップと、 前記第1フィールドと第2フィールドをそれぞれn個の
    部分に区分するステップと、 それぞれn個の部分に区分された第1フィールドと第2
    フィールドをデコードするステップと、 デコードされた第1フィールド部分(一番目の部分から
    n番目の部分まで)を順次前記メモリの第1領域に貯蔵
    し、前記第1領域に貯蔵されている第1フィールド部分
    を出力することを繰り返し行い、その間デコードされた
    第2フィールド部分(一番目の部分からn番目の部分ま
    で)を順次前記メモリの第2領域に貯蔵する(c)ステ
    ップと、 第2領域に貯蔵された第2フィールドの部分を貯蔵され
    た順序通りに出力する(d)ステップとを備えることを
    特徴とする映像フレームデータをメモリに貯蔵する方
    法。
  10. 【請求項10】 前記メモリは前記映像フレームデータ
    の52.5%のみを貯蔵し得る容量を有することを特徴
    とする請求項記載の映像フレームデータをメモリに貯
    蔵する方法。
  11. 【請求項11】 前記メモリの第1領域は52.5%の
    うちの2.5%を占有し、第2領域は50%を占有する
    ことを特徴とする請求項10記載の映像フレームデータ
    をメモリに貯蔵する方法。
  12. 【請求項12】 前記(c)ステップは、 第1フィールドの一番目の部分と第2フィールドの一番
    目の部分をデコードし、デコードされた第1フィールド
    の一番目の部分をメモリの第1領域に、デコードされた
    第2フィールドの一番目の部分を第2領域に貯蔵する段
    階と、 前記貯蔵された第1フィールドの一番目の部分を出力す
    る間、第1フィールドと第2フィールドの各2番目の部
    分をデコードし、デコードされた第1フィールドの2番
    目の部分を第1領域に貯蔵し、デコードされた第2フィ
    ールドの2番目の部分を第2領域内で予め貯蔵された第
    2フィールドの一番目の部分に相次いで貯蔵する段階
    と、 最終的に第1フィールドのn番目の部分がメモリから出
    力され且つ第2フィールドのn番目の部分が第2領域に
    nー1番目の部分に相次いで貯蔵されるまで、残りの部
    分に対しても前記第2の段階を繰り返し行う段階と、 メモリの第2領域に貯蔵された第2フィールドの一番目
    の部分からn番目の部分までを順次出力する段階とを備
    えることを特徴とする請求項16記載の映像フレームデ
    ータをメモリに貯蔵する方法。
  13. 【請求項13】 第1フィールドと第2フィールドから
    構成されたフレームデータを受信する(a)ステップ
    と、 前記第1フィールドと第2フィールドをそれぞれn個の
    部分に区分する(b)ステップと、 それぞれn個の部分に区分された第1フィールドと第2
    フィールドをデコードして、ただデコードされた第1フ
    ィールドの部分のみを(一番目の部分からそれぞれn番
    目の部分まで)順次前記メモリに貯蔵してから出力する
    (c)ステップと、 それぞれn個の部分に区分された第1フィールドと第2
    フィールドを再びデコードして、ただデコードされた第
    2フィールドの部分のみを(一番目の部分からn番目の
    部分まで)順次前記メモリに貯蔵してから出力する
    (d)ステップとを備えることを特徴とする映像フレー
    ムデータをメモリに貯蔵する方法。
  14. 【請求項14】 前記メモリは前記フレームデータの
    2.5%のみを貯蔵し得る容量を有することを特徴とす
    る請求項13記載の映像フレームデータをメモリに貯蔵
    する方法。
  15. 【請求項15】 前記メモリはフレームデータの1/n
    に該当する容量を有することを特徴とする請求項13
    載の映像フレームデータをメモリに貯蔵する方法。
  16. 【請求項16】 前記(c)ステップと(d)ステップ
    のそれぞれは、 第1フィールドと第2フィールドの各一番目の部分をデ
    コードし、該当するフィールドのデコードされた一番目
    の部分をメモリの第1領域に貯蔵する段階と、 引き続き第1フィールドと第2フィールドの2番目の部
    分をデコードし、該当するフィールドのデコードされた
    2番目の部分をメモリの第2領域に貯蔵する段階と、 前記メモリの第1領域に貯蔵する一番目の部分をメモリ
    から出力する間、第1フィールドと第2フィールドの各
    3番目の部分をデコードし、該当するフィールドのデコ
    ードされた3番目の部分を前記メモリの第1領域に貯蔵
    する段階と、 前記メモリの第2領域に貯蔵された2番目の部分を出力
    する間、第1フィールドと第2フィールドの各4番目の
    部分をデコードし、該当するフィールドのデコードされ
    た4番目の部分を第2領域に貯蔵する段階と、 最終的に該当するフィールドのn番目の部分が前記メモ
    リの第1領域と第2領域のうちのいずれかから出力され
    るまで、残りの部分に対して前記第2の段階と第3の段
    階を繰り返し行う段階とを含むことを特徴とする請求項
    13記載の映像フレームデータをメモリに貯蔵する方
    法。
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