JP2000078521A - 画像復号表示装置 - Google Patents

画像復号表示装置

Info

Publication number
JP2000078521A
JP2000078521A JP24159898A JP24159898A JP2000078521A JP 2000078521 A JP2000078521 A JP 2000078521A JP 24159898 A JP24159898 A JP 24159898A JP 24159898 A JP24159898 A JP 24159898A JP 2000078521 A JP2000078521 A JP 2000078521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
image
decoding
display
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24159898A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Okada
豊 岡田
Koji Imazawa
光二 今澤
Masuo Oku
万寿男 奥
Tadashi Saito
規 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24159898A priority Critical patent/JP2000078521A/ja
Priority to KR1019990035195A priority patent/KR100299575B1/ko
Publication of JP2000078521A publication Critical patent/JP2000078521A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14609Pixel-elements with integrated switching, control, storage or amplification elements
    • H01L27/14612Pixel-elements with integrated switching, control, storage or amplification elements involving a transistor
    • H01L27/14616Pixel-elements with integrated switching, control, storage or amplification elements involving a transistor characterised by the channel of the transistor, e.g. channel having a doping gradient
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66007Multistep manufacturing processes
    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
    • H01L29/66227Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials the devices being controllable only by the electric current supplied or the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched, e.g. three-terminal devices
    • H01L29/66946Charge transfer devices
    • H01L29/66954Charge transfer devices with an insulated gate

Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮符号化された画像データを復号し、画像表
示する装置で必要なフレームメモリの容量を増加するこ
となく、画像の拡大、縮小、移動等の特殊表示を行う。 【解決手段】動き補償に用いられる画像フレームの入力
データを復号(11−16)し、それを2面構成のフレ
ームメモリ(3、4)に記憶し、一方のフレームメモリ
(3又は4)に対して書き込みを行う期間には他方のフ
レームメモリ(4又は3)から読み出しを行う様にメモ
リのアクセス制御を行い、読み出しの期間にフレームメ
モリ(4又は3)の任意の場所のデータを読み出す様に
表示制御部17を構成する。 【効果】必要記憶容量を増すことなく、通常の画像表示
の他に画像の拡大、縮小、移動表示のいずれかを行うこ
と、また、画面の一部にOSD表示を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像復号表示装
置、更に詳しく言えば、例えばMPEG符号化のような
圧縮符号化された動画像を含む画像入力データを復号
し、再生画像データを表示するために出力する画像復号
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データを伝送又は蓄積する場合、伝
送、蓄積データ量を削減するために圧縮符号化が行われ
る。圧縮符号化は、画像データの時間的又は空間的相関
性を利用して情報の冗長度を少なくする符号化方法であ
る。時間的相関性を利用する符号化方法として、2画面
の差分を符号化するフレーム間符号化方法、また、動画
では画像の動きを検出して、動き補償を行う動き補償フ
レーム間符号化方法がある。また、空間的相関性を利用
する方法として、データを直交変換し、変換係数をスキ
ャン変換して符号化するフレーム内符号化法がある。M
PEG(Moving Picture Experts Group)が標準を定め
た画像符号化方式(以下、MPEG2と略す)は、上記
2つの方法を併用している。MPEG2の符号化方式は
ISO/IEC13818−2に記載されている。な
お、MPEG2の符号化方式では、フレーム内符号化法
のよる画像フレームはIフレームと呼び、フレーム間符
号化方法による画像フレームはフレーム間順方向予測符
号化によるPフレームと双方向予測符号化によるBフレ
ームがある。
【0003】上記圧縮符号化により符号化された画像デ
ータを復号し、再生画像データを表示するための処理に
は、復号処理及び表示処理にそれぞれフレームメモリを
必要とし、特にMPEG2のように、復号時及び表示時
のI,P及びBフレームのフレーム順が並び換えられる
ため、多くのフレームメモリを必要とする。このフレー
ムメモリを少なくした画像復号表示装置として図18に
示すような画像復号表示装置がある(公開特許公報 特
開平8−18953号)。同図において、復号べき画像
信号である入力データはバッファメモリ制御部11の制
御により、メモリ部1のバッファメモリ2に蓄積され
る。バッファメモリ2から読み出されたデータは、可変
長復号器12によって、可変長復号される。
【0004】可変長復号された信号は、スキャン変換器
13によりデータの順序を並び変えた後、逆量子化器1
4により逆量子化され、さらに逆DCT部15により逆
離散コサイン変換される。動き補償画像再生部16で
は、フレーム間差分のデータを受信した場合は、予め復
号されている参照データを予測フレームメモリ3又は4
から読み出し、逆DCT部15からの受信データと加算
して再生画像を得た後、再生画像を予測フレームメモリ
3、4又は6に書き込む。図18では、Bフレームメモ
リ5に書き込む場合を実線で示した。Iフレームメモリ
3、Pフレームメモリ5に書き込む場合もあり、これら
の場合を破線で示した。フレーム内符号化されたデータ
を受信した場合は、受信データをそのまま予測フレーム
メモリ3又は4に書き込む。表示制御部17はメモリ1
から表示データを読み込んで再生画像データを出力す
る。
【0005】上記公知の画像復号表示装置は、復号処理
で必要な参照画面を保持するフレームメモリと、表示処
理で必要な表示画面を保持するフレームメモリとを、全
部あるいは一部だけ共用し、更に、復号処理しているフ
レームの再生画像が書き込まれて前フレームの再生画像
データが書き換えられる前に、復号処理で必要となる前
フレームの再生画像データの読み出しと表示処理のため
の前フレームの再生画像データの読み出しとを完了させ
るように、復号処理と表示処理を制御する。これによっ
て、必要なメモリ容量を低減すると共に復号処理と表示
処理による遅延時間を短くしている。
【0006】すなわち、図21に示す様なタイミングで
復号処理、表示処理が制御される。図21は画面の最上
ライン(画面の上)から最下ライン(画面の下)に向か
って、復号と表示がなされる様子を摸式的に示したもの
である。この例では、IフレームI0、BフレームB
1、BフレームB2、PフレームP3の順に入力され、
バッファメモリ2に蓄積された後、この順に復号される
ものとした。実線の斜線は最上ラインから最下ラインに
向かって時間と共に直線的に復号されるとして表わされ
ているが、実際には画像の情報量により直線的に復号さ
れるとは限らない。BフレームB1、BフレームB2は
IフレームI0を参照して後方予測(将来の画像をもと
に予測する)により復号され、PフレームP3はIフレ
ームI0を参照して前方予測(過去の画像をもとに予測
する)により復号される。復号された画像はフレームメ
モリ3、4、6の所定の場所に保存されたのち、所定の
順に読み出されて表示される。表示のための読み出し
は、図21の破線で示したように、いわゆるインタレー
ス走査を想定してトップフィールド、ボトムフィールド
が交互に読み出される。また、読み出し順は、Bフレー
ムB1、BフレームB2、IフレームI0、・・Pフレ
ームP3の順となる。IフレームI0とPフレームP3
の間には双方向予測されたBフレームが表示され得る。
ここで、注意すべきことはフレームB1の表示はB1の
復号終了前に開始され、フレームB2の復号はB1に表
示終了前に開始されることである。しかし、読み出しが
終了したメモリ領域に、次の復号データを書き込むよう
に制御することにより(追い越し制御と呼ぶ)、Bフレ
ームメモリは多くても1フレーム分の容量があれば十分
とすることができる。
【0007】上記公知の画像復号表示装置は、入力され
る全ての画像フレームを原画像の順に表示する場合(以
下通常の場合と呼ぶ)は、有効であるが、画像表示装置
の表示形態として図14から図17に示すような、特殊
な画像表示を行う場合に不都合が生じる。図14は同図
左側に示した復号画像を、同図右側に示したように拡大
して表示する場合である。図15は同図左側に示した左
上の小さな復号画像を、同図右側に示したように中央部
に移動して表示する場合である。図16は同図左側に示
した16分割された複数の小さな復号画像の1つを選択
して、拡大、移動して同図右側のように表示する場合で
ある。これはテレビジョン放送の番組案内等の採用が考
えられ、16番組の画像を1チャネルの画像フレームの
中に配列して表示された中の特定の番組の領域を選択し
て、拡大、移動して表示する場合である。更に、背景に
選ばれた番組に関する情報をオンスクリーンディスプレ
ー(OSD)で表示する。図17は、図16と同様に復
号画像の1つを選択して、拡大、移動すると共に、他の
領域には元のままの画像を表示する場合である。
【0008】上記特殊な画像表示を行う場合、上述の追
い越し制御ができない場合が生ずる。例えば、画面上部
の画像を画面下部に表示しようとすると、図22のaに
示すように、画面上部の画像の表示が遅れ、そのメモリ
領域に次の復号再生画像を書き込めなくなり、特殊の画
像表示をしない通常の画像表示の場合の復号、表示タイ
ミングと同じタイミングで制御できないという問題が生
じる。
【0009】上記問題を解決するために考えられる第1
の方法は、図19の様に、上記特殊の画像表示を行うた
めのBフレームメモリ7を更に1面分追加し、Bフレー
ムメモリを2画面構成とすることである。
【0010】上記問題を解決するために考えられる第2
の方法は、図20に示す様に、復号器部10、表示制御
部17からの再生画像を後処理部60内のメモリ制御部
に入力し、選択すべき領域の画像データを復号部内のフ
レームメモリとは別に設けたフレームメモリ70に書き
込む後処理によるものである。図16のような、分割さ
れた複数の小さな復号画像の1つを選択して、拡大、移
動して表示を実現するためには、メモリ70から表示タ
イミングに合わせてデータを読み出し、垂直フィルタに
より縦方向に拡大し、さらに水平フィルタにより水平方
向に拡大して表示画像を得るものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、復号画
像を拡大/縮小、移動等の特殊な画像表示のために、図
19及び20で説明したような画像復号表示装置を構成
した場合、フレームメモリが余分に必要となり、不経済
である。例えば、NTSC方式テレビジョン画像では、
1画像フレームは、横720画素、縦480ライン、1
画素8ビット表現で、輝度と色差があり、420フォー
マットでは色差は輝度の半分の容量を必要とするため、 720×480×8×1.5=4147200ビット/
フレーム となる。上述の第1の方法では、Bフレームを2面用意
するので、Iフレーム、Pフレームと合わせて、4フレ
ーム分必要になる。従って、4147200x4=16
588800ビット。さらに、MPEG2の画像では、
バッファメモリ2として最大1835008ビットと規
定されているので、18423808ビット必要とな
る。
【0012】また、1画素あたり4ビットのOSDを実
現するためには、720×480×4=1382400
ビット必要である。全体では、19806208ビット
必要となる。また、PALフォーマットは、横720画
素、縦576ラインであるから、更に多くの容量を必要
とする。
【0013】これに対し、画像復号表示装置に使用され
るメモリは、一般に、規定容量の汎用メモリが使用され
る。例えば、16Mビットメモリの容量は、16777
216ビットで、上記容量に対して不足を生じる。従っ
て、別のメモリを追加しなければならない。
【0014】また、上述の第2の方法では、1Mビット
程度のメモリが追加になり、経済的ではない。このメモ
リを復号装置10に使う16Mビットメモリ1の中で確
保することは、データの転送レートの制約により困難で
ある。
【0015】従って、本発明の第1の目的は、画像復号
及び画像表示に必要なフレームメモリの容量を増加する
ことなく、画像を拡大/縮小、移動等の特殊な画像表示
を行うことができる画像復号表示装置を実現することで
ある。
【0016】本発明の第2の目的は、復号及び表示に必
要なフレームメモリの容量を増やすことなく、OSD表
示ができる画像復号表示装置を実現することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像復号表示装置は、少なくともIフレー
ム及びPフレームを含む入力画像データを復号する復号
部と、上記復号のため及び復号された画像データを表示
するためデータを記憶するメモリと、上記復号部と上記
メモリのデータの授受及び上記メモリのデータを画像表
示装置に出力するための表示制御部とをもつ画像復号表
示装置において、上記表示制御部に、画像表示を通常の
画像表示モードと画像フレーム中の特定の領域のみ特殊
な画像表示モードとを切り替える手段と、上記特殊な画
像表示のための表示加工処理する手段とを設け、上記メ
モリは上記通常の画像表示に必要な容量のメモリで構成
し、上記特殊な画像表示のときの表示加工処理する手段
が、上記必要な容量のメモリを用いて、表示加工処理す
る様に構成される。
【0018】なお、上記通常の画像表示とは入力画像デ
ータを全てそのまま復号表示することであり、上記特殊
な画像表示とは画像フレームの一部を拡大、縮小、移動
のいずれか、あるいはOSD表示のいずれかを行うこと
である。
【0019】本発明の好ましい実施形態によれば、上記
メモリを上記入力画像データの可変長符号の復号に必要
なバッファメモリ領域と、第1、第2及び第3の3つの
フレームメモリ領域を持つ単一のメモリ固体素子で構成
し、上記3つのフレームメモリ領域のデータの読み出し
領域、タイミングを、入力画像データの形態、上記特殊
表示の形態に従って上記表示制御部によって制御する。
【0020】(1)入力画像データの形態が、Iフレー
ム、Pフレームのみである場合。
【0021】上記第1及び第2フレームメモリ領域が書
き込みと読み出しフレーム周期で交互に変わる2面構成
のメモリとする。
【0022】(2)入力画像データの形態が、Iフレー
ム、Pフレーム及びBフレームを含む場合。上記制御部
にBフレームの復号処理をスキップさせ、スキップした
Bフレームの代わりに時間的に隣接するIフレーム又は
Pフレームを繰り返して表示する手段を設ける。
【0023】また、(3)Bフレームの表示すべき領域
のみを1フィールド(1/2フレーム)以内の期間に選
択的に復号し、上記3つのフレームメモリ領域の1つを
上記復号された信号を記憶する2面構成のBフレームメ
モリとする。
【0024】さらにまた、(4)本発明の他の好ましい
実施形態として、Iフレーム、Pフレーム、Bフレーム
いずれに対してもフレーム毎に表示すべき領域を含む所
定の領域を1フィールド(1/2フレーム)以内の期間
に選択的に復号し、復号された領域を記憶する2面Bフ
レームメモリを設ける。
【0025】さらに、各実施形態において、上記特殊表
示の時は、上記制御によってフレームメモリの不使用又
は余裕を生じるが、その不使用又は余裕のメモリ領域に
OSDのデータを記録し、上記特殊表示の時の画像表示
領域外にそのOSDを表示する。
【0026】本発明の画像復号表示装置では、少なくと
もIフレーム、Pフレームを含む画像データを復号し、
画像を再生する場合に、通常の画像再生表示を行う場合
は従来の画像再生と同様に動作し、復号画像の拡大、縮
小、移動等の特殊な表示を行う場合は、上述の表示制御
手段によって、復号開始後1フレーム後、表示を開始す
る手段はメモリの追い越しを避け、また、フレーム内の
所定の領域を復号することにより、復号時間を短くし、
追い越しを避けることができる。一定容量のメモリを使
用する場合、メモリに余裕ができる。その余裕の領域
に、OSDデータを蓄積することにより、OSD表示も
同時にできる。
【0027】
【発明の実施の形態】<実施形態1>図1は、本発明に
よる画像復号表示装置の一実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。本実施形態は、圧縮符号化された画像入力
データを復号する復号部10と、メモリ部1と、表示制
御部17A及びOSD制御部18を持つ制御部20とか
ら構成されている。
【0028】復号処理部10は従来の知られている復号
処理部と同様の構成である。IフレームとPフレームか
らなる画像入力ビットストリームである入力データは、
バッファ制御部11の制御により、バッファメモリ2に
蓄積される。バッファメモリ2から読み出されたデータ
は、可変長復号器12によって、可変長復号される。入
力データは全てが可変長符号化されている訳ではない
が、固定長符号もこの可変長復号器12で可変長復号さ
れる。可変長復号された信号には、画像情報の他に制御
情報を含み、その一部は制御部20に加えられる。上記
画像情報はスキャン変換器13によりデータの順序を並
び変えられたた後、逆量子化器14により逆量子化され
る。更に逆DCT部15により逆離散コサイン変換され
る。逆離散コサイン変換は画像フレームの分割された単
位ブロックの再生画像である。動き補償画像再生部16
では、復号される画像データがPフレームの復号信号を
受信した場合は、メモリ部1の第1のフレームメモリ領
域3又は第2のフレームメモリ領域4に予め復号されて
いる記録されてる予測画像フレーム信号を参照画像デー
タとして読み出し、上記Pフレームの復号信号と加算し
て再生画像を得た後、その再生画像を上記第2のフレー
ムメモリ領域4又は第1のフレームメモリ領域3に書き
込む。以下フレームメモリ領域は単にフレームメモリと
呼ぶ。
【0029】図1では、画像再生部に対し第1のフレー
ムメモリ3から読み出し、再生画像を第2のフレームメ
モリ4に書き込む場合を実線の矢印で示している。復号
される画像データがIフレームの復号信号を受信した場
合は、第1及び第2のフレームメモリ3、4から画像再
生部16への読み出しは必要ない。Iフレームの復号信
号を受信した場合は、その復号信号をそのままフレーム
3又は4に書き込む。メモリ1は、更に第3のフレーム
メモリ5を持つ。特殊表示の時フレームメモリ5は、後
述のように、Bフレーム又はOSDデータのためのメモ
リとして使用される。
【0030】表示制御部17Aは外部端子19からの指
示信号によって、再生画像の表示モードを切り替えて表
示できるように、即ち、通常の再生画像の表示及び前記
画像を拡大/縮小、移動等の特殊な画像表示を行うこと
ができるように、メモリ1のフレームメモリ3、4及び
5から表示データを読み出しアドレスの制御及びメモリ
読み出された画像データの加工処理(拡大、移動等)を
行う。
【0031】図2は、表示制御部17Aの構成を示すブ
ロック図である。本実施形態は図16、図17に示した
ような、16画面に分割表示された複数の画像の1部を
選択し、これを拡大表示するもので、テレビジョン放送
の番組案内の制御を実現する構成例である。
【0032】番組制御部21には、制御信号及び表示モ
ード信号を記憶するレジスタが設けられる。そのレジス
タには、番組制御オン/オフ、背景オン/オフ、拡大オ
ン/オフ、拡大モード、選択画面開始アドレス、選択画
面サイズ、水平オフセット、垂直オフセット等の制御信
号が記憶されている。
【0033】番組制御オン/オフ信号は、画像表示を通
常の画像表示にするか、特殊の画像表示にするかの指示
信号によって発生する切り替え信号である。背景オン/
オフ信号は、図16のように選択画像だけを表示する
か、図17のように選択されていない画像も表示するか
の切り替え信号である。拡大オン/オフ信号は、選択画
像を拡大表示するか、拡大しないで表示するかの切り替
え信号である。選択画面開始アドレス、選択画面サイ
ズ、水平オフセット、垂直オフセットは、それぞれ図3
(a)及び(b)に示す様に、復号画像(a)中の選択
画面の左上のアドレス、選択画面の縦サイズ及び横サイ
ズ、表示画面中(b)における選択画面の水平と垂直の
オフセットである。拡大モードは、図4に示す様に、選
択画面拡大時の補間方法の切り替え信号である。図4に
おいて、xは輝度信号、Oは色差信号を示す。図4
(a)及び(b)はそれぞれプログレシブ画像の拡大及
びノンプログレシブ画像の拡大の補間を説明する図で、
プログレシブ画像(a)では、同一フレーム内の全ての
画素は上から下へ順に走査されることを前提にしている
ので、2倍に拡大してNTSCやPALのようなインタ
レース走査にするためには、上から下へ順にトップフィ
ールドとボトムフィールドに振り分けられながら補間さ
れる。ノンプログレシブ画像(b)では、トップフィー
ルドとボトムフィールドそれぞれ別々に上から下へ順に
走査されることを前提にしているので、2倍に拡大する
ためには、トップフィールドとボトムフィールド毎に補
間される。
【0034】番組制御オン/オフ、背景オン/オフ、拡
大オン/オフ、拡大モード、選択画面開始アドレス、選
択画面サイズの各信号は、読み出しアドレス制御部22
に送られ、フレームメモリ3、4及びOSDデータメモ
リ5のアドレス生成に用いられる。水平オフセット、垂
直オフセットは、読み出しタイミング制御/データバッ
ファ部23に送られ、選択画像を読み出すタイミングで
読み出し要求信号を発生し、22からアドレスが出力さ
れる。読み出された選択画像は23内のデータバッファ
を介して、垂直補間部24、水平補間部25により、拡
大される。また、読み出されたOSDデータは23内の
データバッファを介して、OSD生成部26でカラーパ
レットを参照してOSD画像データにして出力される。
選択画像とOSD画像データは、ブレンド部27で混合
されて表示画像となる。
【0035】図5は、本実施形態における復号処理と表
示処理のタイミングを説明するタイミング図、特に画像
入力データがIフレーム及びPフレームのみからなり、
IフレームI0,PフレームP1,PフレームP2の順
で復号され、同じ順で表示される場合である。同図
(a)及び(b)は、本実施形態の効果を分かりやすく
するため、それぞれ従来知られている画像復号表示装置
と本実施形態の場合のタイミング図を示す。本発明の実
施形態では、フレームメモリ3に再生画像を書き込む期
間に、フレームメモリ4は予測データの読み出し又は表
示データの読み出しを行い、逆に、フレームメモリ4に
再生画像を書き込む期間に、フレームメモリ3は予測デ
ータの読み出し又は表示データの読み出しを行う。書き
込みと読み出しを分離出来るために、追い越し制御が不
要となる。読み出すデータは、読み出し側のメモリの任
意のアドレスから読み出すことが出来るので、図14か
ら図17のような拡大/縮小、移動等の特殊な表示動作
が実現できる。通常の画像表示の場合のタイミングは
(b)の他に、従来の(a)のようにしてもよい。
【0036】本実施形態では、図18の例と異なり、復
号処理のために第3のフレームメモリ6を使用しない。
そのため、メモリ領域5をOSDデータの記憶用メモリ
として利用できる。OSDデータは、外部のプロセッサ
などからOSD制御部18を介してOSDメモリ5に入
力され、OSD制御部18に書き込まれ、所定のタイミ
ングで読み出されて、OSD生成部26で表示形態の信
号に変換されブレンド部27を経て表示される。
【0037】図6は、本実施形態における他の復号処理
と表示処理のタイミングを説明するタイミング図であ
る。本例は、画像入力データにI、P及びBフレームが
含まれ、画像入力ストリームのフレーム順がI0,P
1.B2,P3である。この場合前フレームを復号し、
表示しようとすると、表示のためのフレーム順は、I
0,B2,P1,P3となるため、図3(a)のよう
に、B2の表示の期間に追越しが発生する。そのため、
拡大/縮小、移動等の特殊な表示を行う場合、図3
(b)のように、Bフレームを復号せず、B2フレーム
の表示期間に直前のフレームI0又は図3(c)のよう
に、直後のフレームP1を繰り返して表示する。
【0038】本実施形態は、特に限られた記憶容量(例
えば16Mビット)のメモリ固体素子の中の3つのフレ
ームメモリを利用して、通常の画像表示及び拡大/縮
小、移動等の特殊な画像表示を行う。また、特殊な画像
表示の場合、OSDデータを表示できる。
【0039】<実施形態2>図7は、本発明による画像
復号表示装置の他の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。図7において図1と同じ番号のブロック部は図1
と同様の構成、機能をもつもので、その部分の詳細な説
明は省く。
【0040】本実施形態では、入力画像はI,P及びB
フレームを含み、通常の画像表示は、3つのフレームメ
モリ3、4及び5を利用し、図18で説明したものと同
様の動作をする。
【0041】前記特殊の表示をする場合は、入力ストリ
ーム中のBフレームに対して、選択画面(例えば、図9
の番号6を示す範囲の分割画面)のみを復号する。可変
長復号器72には、表示制御部17Bから図5に示した
選択画面開始アドレス、選択画面サイズの情報が送ら
れ、Bフレームに対して選択画面を再生するために必要
な情報のみを可変長復号する。動き補償/画像再生部7
6では、Bフレームに対して選択画面のみをフレームメ
モリに記憶させる。IフレームI0、BフレームB1、
BフレームB2、PフレームP3の順にビットストリー
ムが入力される場合に、復号される領域は、図9の斜線
部分である。Bフレームでは復号される領域が小さいの
で、復号時間が短くてすみ、更にフレームメモリの記憶
容量も小さくなる。そのため、メモリ1の2、3、4以
外の領域をBフレーム処理(復号及び表示処理)のため
のメモリとしてBメモリ6−1、Bメモリ6−2領域と
OSD処理のための領域5に分け、Bフレームの復号、
表示処理をBメモリ6−1とBメモリ6−2の2面構成
としている。
【0042】図8は、第2の実施形態における特殊表示
の場合の復号と表示のタイミングを示す。復号及び表示
処理とも開始タイミングは、図21と同じである。本実
施例では、Bフレームの復号が1フィールド期間以内で
終了することと、Bフレームメモリを2面構成にしたこ
とで、追い越し制御が不要になる。
【0043】<実施形態3>図10は、本発明による画
像復号表示装置の第3の実施形態の構成を示す図であ
る。図10において図1と同じ符号のブロックは図1と
同様の構成、機能をもつ。本実施形態では、入力画像は
I,P及びBフレームを含み、通常の画像表示は、3つ
のフレームメモリ3、4及び6を利用し、図18で説明
したものと同様の動作をする。
【0044】特殊の表示をする場合は、入力ストリーム
中のIフレーム、Pフレームに対しては、後で図12又
は図13で説明するように、選択画面を含む横方向を帯
状に復号し、Bフレームに対して、選択画面のみを復号
する。Iフレーム、Pフレームに対して選択画面を含む
横方向を帯状部分のみを可変長復号する。
【0045】可変長復号器102には、表示制御部17
Cから図3に示した選択画面開始アドレス、選択画面サ
イズの情報が送られ、Bフレームに対して選択画面を再
生するのに必要な情報のみを可変長復号する。動き補償
/画像再生部106では、Iフレーム、Pフレームに対
して選択画面を含む横方向を帯状部分のみをフレームメ
モリ3−1、4−1に記憶させ、Bフレームに対して選
択画面のみをフレームメモリ6−2、6−2に記憶させ
る。IフレームI0、BフレームB1、BフレームB
2、PフレームP3の順にビットストリームが入力され
る場合に、復号される領域は、図12の斜線部分であ
る。いずれのフレームでも復号される領域が小さいの
で、復号時間が短く、さらにフレームメモリの記憶容量
も小さくてすむ。特に、Bフレームの処理に必要なメモ
リとして小容量のBメモリ6−1、Bメモリ6−2の2
面構成とする。
【0046】図11は、第3の実施形態におけるの復号
と表示のタイミングを示す。表示のタイミングは、図2
0に示した表示のタイミングと同じである。復号の開始
タイミングは、Iフレーム、Pフレームに対して図20
より1フィールド分遅くする。復号領域が小さいので、
復号は1フィールド期間ですむ。Bフレームの復号の開
始タイミングは、図20の復号の開始タイミングと同じ
である。しかし、復号領域が小さいので、復号は1フィ
ールド期間ですむ。また、これとBフレームメモリを2
面構成にしたことで、追い越し制御が不要になる。
【0047】図12は、第3の実施形態における画像フ
レームの中の復号処理を行う範囲を示す図である。Iフ
レーム、Pフレームに対して選択画面(6)を含む横方
向を帯状部分(4、5、6、7)のみを可変長復号し、
Bフレームに対して選択画面を再生するのに必要な情報
のみを可変長復号する。この場合、Iフレーム、Pフレ
ームの上下方向の動き補償が範囲外となる可能性があ
る。このようになったときは、前のIフレーム、Pフレ
ームのデータをコピーすることで、誤差を隠蔽すること
ができる。さらに、図13のようにIフレーム、Pフレ
ームの復号領域(4、5、6、7)を上下方向に拡大す
ることにより、上下方向の動き補償が範囲外となる可能
性を小さくすることも可能である。拡大する範囲として
はMPEGで定められた最大の上下方向の動き補償が範
囲(8スライス分、すなわち、128ライン分)とする
のが適当である。
【0048】なお、上記実施態様の説明では、図14、
図16、図17の拡大率を図4のように2倍であるとし
たが、拡大率が任意の場合にも本発明を適用できること
は言うまでもない。また、図16、図17では、16分
割の番組案内チャネルにより説明したが、他の分割によ
る番組案内チャネルにも適用可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、通常の画像復号表示の
他に復号画像の拡大/縮小、移動表示等も行う場合に、
復号、表示処理に必要なメモリの容量の大幅な増加を必
要としない。特に、NTSC/PAL方式の画像に対し
て16Mビットの単一のメモリ素子で、通常の画像復号
表示の他に復号画像の拡大/縮小、移動表示等も行う画
像表示が実現できるので、産業上非常に有益である。ま
た、不要になったメモリの領域をOSDデータの記憶に
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像復号表示装置の第1の実施形
態の構成を示すブロック図
【図2】図1の表示制御部17の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第1の実施形態における拡大を伴う表
示に適用した場合のメモリ読み出し範囲と表示範囲の設
定を説明する図
【図4】本発明の第1の実施形態における拡大を伴う表
示に適用した場合の垂直補間方法を説明する図
【図5】本発明の第1の実施形態における第1の動作タ
イミングを従来例と比較して説明した図
【図6】本発明の第1の実施形態における第2の動作タ
イミングを従来例と比較して説明した図
【図7】本発明による画像復号表示装置の第2の実施形
態の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第2の実施形態における動作タイミン
グを説明した図
【図9】本発明の第2の実施形態における画像フレーム
の復号範囲を説明した図
【図10】本発明による画像復号表示装置の第3の実施
形態の構成を示すブロック図
【図11】本発明の第3の実施形態における復号と表示
のタイミングを示す図
【図12】本発明の第3の実施形態における第1の復号
範囲を説明した図
【図13】本発明の第3の実施形態における第2の復号
範囲を説明した図
【図14】本発明の画像復号表示装置の表示形態である
拡大表示を説明する図
【図15】本発明の画像復号表示装置の表示形態である
移動表示を説明する図
【図16】本発明の画像復号表示装置の表示形態である
第1の番組案内表示を説明する図
【図17】本発明の画像復号表示装置の表示形態である
第2の番組案内表示を説明する図
【図18】従来の画像復号表示装置の構成を示すブロッ
ク図
【図19】従来の画像復号表示装置で画面の拡大、縮
小、移動表示を実現する従来の画像復号表示方法から類
推できる第1の方法を説明する図
【図20】画面の拡大、縮小、移動表示を実現する従来
方法から類推できる第2の方法を説明する図
【図21】従来の画像復号表示装置の動作タイミング図
【図22】従来の方法により画面の拡大、縮小、移動表
示を実現する場合の問題を説明する図
【符号の説明】
1: メモリ 2: バッファメモリ 3、4、6、7: フレームメモリ 5:OSDメモリ 10: 復号部 11: バッファ制御部 12、72、102: 可変長復号器 13: スキャン変換器 14: 逆量子化器 15: 逆DCT部 16、76、106: 動き補償、画像再生部 17: 表示制御部 18: OSD制御部 19: モード指示入力端子 20: 制御部 21: 番組案内制御部 22: 読み出しアドレス制御部 23: 読み出しタイミング制御、データバッファ部 24: 垂直補間部 25: 水平補間部 26: OSD生成部 27: ブレンド部 60: 後処理部 70: 後処理用メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04N 7/13 Z (72)発明者 奥 万寿男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 斎藤 規 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 Fターム(参考) 5B057 BA26 CA18 CB16 CD02 CD05 CG03 CG05 CG07 CH11 5C052 AA17 CC06 CC11 CC20 DD08 GA03 GA07 GB06 GC03 GC04 GC05 GC07 GC09 GD09 GE04 GF04 5C053 FA05 FA27 GA14 GB08 GB19 GB21 GB22 GB26 GB29 GB30 GB32 GB38 GB40 HA30 KA03 KA08 KA11 KA19 KA22 KA28 LA06 5C059 KK07 KK08 KK38 KK50 LB11 MA00 MA04 MA05 MA23 MC01 MC11 MC38 ME01 PP05 PP06 PP07 TA25 TC24 UA05 UA11 UA31 UA33

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮符号化された画像データを復号し、復
    号した信号を動き補償に用い画像信号にする画像再生部
    をもつ復号部と、上記画像再生部の出力を記憶し、記憶
    した画像信号を上記画像再生部で利用するフレームメモ
    リ領域を持つメモリと、上記フレームメモリ領域の画像
    信号を表示画像として出力する表示制御部を持つ制御部
    とを有し、上記フレームメモリ領域が2面構成の第1及
    び第2のフレームメモリ領域を持ち、上記制御部が上記
    2面構成のフレームメモリ領域の一方に書き込みを行う
    期間には他方から読み出しを行う様に制御し、かつ、上
    記表示制御部が通常の画像表示モードと上記フレームメ
    モリ領域の読み出しの期間にフレームメモリの任意の場
    所のデータを読み出し、画像の拡大、縮小、移動表示の
    いずれか行う特殊表示モードとの切り替え手段を持つこ
    とを特徴とする画像復号表示装置。
  2. 【請求項2】上記記憶部がOSDデータを記憶する第3
    のフレームメモリ領域を有し、上記表示制御部が上記特
    殊表示モードのとき上記OSDデータを表示する手段を
    持つ請求項1記載の画像復号表示装置。
  3. 【請求項3】上記圧縮符号化された画像データが、Iフ
    レーム及びPフレームのみからなり、上記表示のための
    フレームメモリ領域からの読み出し開始がそのフレーム
    の復号開始より1フレーム後であることを特徴とする請
    求項1又は2記載の画像復号表示装置。
  4. 【請求項4】上記圧縮符号化された画像データが、Iフ
    レーム、Pフレーム及びBフレームからなり、上記復号
    部が上記特殊表示モードのとき動き補償に用いられない
    フレームの入力画像データの復号を選択的に阻止しする
    手段を有し、上記表示制御部が特殊表示モードのとき上
    記画像再生部の上記Bフレームの表示を阻止し、上記阻
    止されたBフレームの代りにそのBフレームに時間的に
    隣接するIフレーム又はPフレームの再生画像を表示す
    る手段をもつことを特徴とする請求項1又は2記載の画
    像復号表示装置。
  5. 【請求項5】圧縮符号化された画像データがIフレー
    ム、Pフレーム及びBフレームからなり、上記画像デー
    タを復号し、復号した信号を動き補償に用い画像信号に
    する画像再生部をもつ復号部と、上記画像再生部の出力
    を記憶し、記憶した画像信号を上記画像再生部で利用す
    るフレームメモリ領域を持つメモリと、上記フレームメ
    モリ領域の画像信号を表示画像として出力する表示制御
    部を持つ制御部とを有し、上記フレームメモリ領域が第
    1、第2の及び第3のフレームメモリ領域を持ち、上記
    制御部が上記第1及び第2のフレームメモリ領域の一方
    に書き込みを行う期間には他方から読み出しを行う様に
    制御し、かつ、上記表示制御部が通常の画像表示モード
    と上記フレームメモリ領域の読み出しの期間にフレーム
    メモリの任意の場所のデータを読み出し、画像の拡大、
    縮小、移動表示のいずれか行う特殊表示モードとの切り
    替え手段を持ち、上記復号部が、上記特殊表示モードの
    とき、Iフレーム及びPフレームについてはフレーム全
    体のデータを復号し、上記Bフレームについては上記B
    フレームの表示される部分に付いてのみ復号するように
    構成されたつことを特徴とする画像復号表示装置。
  6. 【請求項6】上記第3のフレームメモリ領域が分割され
    た第1及び第2分割領域をもち、第1及び第2分割領域
    を上記Bフレームの復号及び表示のための2面構成とす
    ることを特徴とする請求項5記載の画像復号表示装置。
  7. 【請求項7】上記第3のフレームメモリ領域が分割され
    た第1、第2及び第3分割領域をもち、第1及び第2分
    割領域を上記Bフレームの復号及び表示のための2面構
    成とし、第3分割領域にOSD表示のためのOSDデー
    タを記憶するようにしたことを特徴とする請求項5記載
    の画像復号表示装置。
  8. 【請求項8】上記復号部は上記特殊表示モードのとき、
    上記Bフレームについては上記Bフレームの表示される
    部分に付いてのみ復号し、Iフレーム及びPフレームに
    ついては上記Bフレームの表示される部分の縦幅と実質
    的に同じ幅を持つ部分のみのデータをを復号するように
    構成されたことを特徴とする請求項5記載の画像復号表
    示装置。
  9. 【請求項9】上記記憶部の第1及び第2フレームメモリ
    領域のそれぞれ1部をIフレーム及びPフレームの復号
    処理及び表示のための2面構成メモリとし、第1及び第
    2フレームメモリ領域の残余の領域を上記Bフレームの
    復号処理及び表示のための2面構成メモリとする様に構
    成されたことを特徴とする請求項8記載の画像復号表示
    装置。
  10. 【請求項10】上記メモリの第3フレームメモリ領域に
    第3分割領域にOSD表示のためのOSDデータを記憶
    するようにしたことを特徴とする請求項9記載の画像復
    号表示装置。
  11. 【請求項11】上記メモリがバッファメモリ領域を持
    ち、上記復号部が圧縮符号化された画像データの可変長
    符号の復号を行う可変長復号部と上記可変長復号部の出
    力のスキャン変換を行う変換部と、上記変換部の出力を
    逆量子化する逆量子化部とを持ち、上記画像再生部が上
    記逆量子化部の出力と上記フレームメモリ領域の再生画
    像を用いて上記画像データの再生画像を得る様に構成さ
    れたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1
    つに記載の画像復号表示装置。
  12. 【請求項12】上記メモリが記憶容量16メガビットの
    単一のメモリ素子であることをことを特徴とする請求項
    1ないし11のいずれか1つに記載の画像復号表示装
    置。
JP24159898A 1998-08-27 1998-08-27 画像復号表示装置 Pending JP2000078521A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24159898A JP2000078521A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 画像復号表示装置
KR1019990035195A KR100299575B1 (ko) 1998-08-27 1999-08-24 고체촬상장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24159898A JP2000078521A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 画像復号表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000078521A true JP2000078521A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17076707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24159898A Pending JP2000078521A (ja) 1998-08-27 1998-08-27 画像復号表示装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2000078521A (ja)
KR (1) KR100299575B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295463A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Sharp Corp 電子番組表作成装置、方法、プログラム、及び記録媒体
KR100779498B1 (ko) * 2001-06-15 2007-11-27 엘지전자 주식회사 비디오 코덱의 메모리 액세스 장치 및 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100779498B1 (ko) * 2001-06-15 2007-11-27 엘지전자 주식회사 비디오 코덱의 메모리 액세스 장치 및 방법
JP2007295463A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Sharp Corp 電子番組表作成装置、方法、プログラム、及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
KR100299575B1 (ko) 2001-11-01
KR20000017491A (ko) 2000-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5041626B2 (ja) 復号装置、復号方法、およびプログラム
JP3639517B2 (ja) 動画像復号化装置および動画像復号化方法
JPH0818953A (ja) 動画像復号表示装置
JP4649615B2 (ja) 映像符号化、復号化装置および映像符号化、復号化方法、並びにそれらのプログラム
US5907372A (en) Decoding/displaying device for decoding/displaying coded picture data generated by high efficiency coding for interlace scanning picture format
JP3789048B2 (ja) 動画像再符号化装置
US5754243A (en) Letter-box transformation device
JPH09200695A (ja) 高速再生のためのビデオデータの復号化方法及びその装置
US6104752A (en) Apparatus and method of decoding high efficiency coded picture data with picture size resizing
JP3034173B2 (ja) 画像信号処理装置
JP4010617B2 (ja) 画像復号化装置及び画像復号化方法
JP2863096B2 (ja) 並列処理による画像復号装置
JP2000078521A (ja) 画像復号表示装置
JP3569961B2 (ja) ディジタル映像信号復号装置
JP2823809B2 (ja) 画像復号化方法及び画像復号化装置
JP2820631B2 (ja) 画像復号方法および装置
JP3962053B2 (ja) 動画像再符号化装置
JPH10136358A (ja) 画像復号装置
JP2000308016A (ja) 記録媒体の静止画再生装置
JP3078990B2 (ja) 低遅延モード画像復号方法
JP2000333166A (ja) 高効率符号化画像の復号手段及び同手段を有する画像表示装置
JP3572819B2 (ja) ディジタル画像圧縮符号化装置
JPH1084558A (ja) ディジタル圧縮画像復号表示装置
JP2000324484A (ja) 画像データ処理装置
JP2000032475A (ja) 動画像再生装置