JPH04266293A - カラー画像信号復号化装置 - Google Patents

カラー画像信号復号化装置

Info

Publication number
JPH04266293A
JPH04266293A JP3027086A JP2708691A JPH04266293A JP H04266293 A JPH04266293 A JP H04266293A JP 3027086 A JP3027086 A JP 3027086A JP 2708691 A JP2708691 A JP 2708691A JP H04266293 A JPH04266293 A JP H04266293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
decoding
area
display
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3027086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2817409B2 (ja
Inventor
Takanori Shimura
隆則 志村
Masaaki Takizawa
正明 滝沢
Noriyuki Kaneoka
則幸 兼岡
Yutaka Kinebuchi
豊 杵渕
Shigemi Kudo
工藤 茂実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3027086A priority Critical patent/JP2817409B2/ja
Publication of JPH04266293A publication Critical patent/JPH04266293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2817409B2 publication Critical patent/JP2817409B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーテレビ信号の高能
率符号化に係わり、特に受信側における駒落とし画像の
表示用フレームメモリの個数を軽減し、回路規模を減少
するカラー画像信号復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の符号化方式の一つに、駒落とし法
が広く知られる。これは、通常のTV信号(NTSC信
号)では、毎秒30フレーム(60フィールド)で1駒
を伝送しているのに対し、例えば、2つのフィールドの
内の片方のみを伝送して毎秒30駒で伝送したり、上記
片フィールドをさらに間引いて毎秒15駒以下で伝送す
るものである。そして、受信側では、同一の駒を複数回
表示することにより、伝送すべき信号量の削減を可能に
している。TV会議やTV電話等のように被写体の動き
量が比較的小さい場合には、駒落としを行っても違和感
の小さいことが、実験的に知られている。
【0003】ただし、駒落とし画像の場合でも、表示は
通常のTV信号の周波数(例えばNTSCでは、30フ
レーム/秒,60フィールド/秒)とするので、受信側
では次の信号処理が必要となる。即ち、(1)伝送され
た信号を復号化し、1画面の信号を蓄積するフレームメ
モリ(以降FMという)に書き込む。
【0004】(2)該FMに格納された信号を上記のT
V信号の表示用の周波数で読み出す。
【0005】これを実現する方式として、次の2つのF
Mの構成が知られる。
【0006】従来方式1として4個のFMを用いたFM
の構成を示す。これは、輝度信号の復号化用FM,輝度
信号の表示用FM,色信号の復号化用FM,色信号の表
示用FMを有して、次の手順でFMを制御する。
【0007】(1)復号化した輝度信号を輝度信号の復
号化用FMに格納し、復号化した色信号を色信号の復号
化用FMに格納する。また、輝度信号の表示用FM,色
信号の復号化用FMからあらかじめ格納されている輝度
信号および色信号をそれぞれ読み出してTVモニタに表
示する。
【0008】(2)あるフレームの書き込みが完了し、
その時刻以降にフレーム、または、フィールドの読出し
が完了したら、復号化用と表示用のFMの組を切り換え
る。
【0009】(3)そして、新たに復号化用となった2
個のFMに輝度・色信号を書き込む。また、新たに表示
用となった2個のFMから輝度・色信号を同時に読出し
て表示する。
【0010】上記のように復号化用のFMと表示用のF
Mを交互に切り換えながら画像を復号化して表示するも
のである。
【0011】次に、従来方式2としてFMが2個で実現
できるFMの構成を示す。1つが輝度信号と色信号の復
号化領域を持つ復号化用FM、もう1つのが輝度信号と
色信号の表示領域を持つ表示用FMであり、次の手順で
FMを制御する。
【0012】(1)輝度信号と色信号とを復号化用のF
Mに格納する。また、表示用のFMから輝度信号および
色信号を交互に読み出してTVモニタに表示する。
【0013】(2)あるフレームの書き込みが完了し、
その時刻以降にフレーム(またはフィールド)の読出し
が完了したら、復号化用と表示用のFMの組を切り換え
る。
【0014】(3)輝度信号と色信号とを新たに復号化
用となったFMに格納する。また、新たに表示用となっ
たFMから輝度信号および色信号を交互に読み出して表
示する。
【0015】上記のように復号化用のFMと表示用のF
Mを交互に切り換えながら画像を復号化して表示するも
のである。
【0016】以上説明した駒落としは他の高能率符号化
方式、例えば「動き補償フレーム間予測方式」、「直交
変換符号化」、「ベクトル量子化」等と呼ばれる方式と
も容易に組み合すことが可能であり、全体として大きな
冗長度圧縮を達成できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来方式1は、FMが
輝度・色用がそれぞれ2個必要となり、メモリの使用効
率が悪く、装置規模が大きくなる問題がある。
【0018】従来方式2は、単一のFMから輝度・色信
号を時分割で読み出す必要があるので、例えばビデオ周
波数(13.56MHz)の2倍の速度で動作するよう
な非常に高価な高速メモリと高速な信号処理回路が必要
になり、これも装置規模の増大となる。
【0019】本発明の目的は、2個のFMのみにより、
上記のような輝度・色2通りの信号の復号化と表示とを
可能とし、装置規模を小型化する手段を提供することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、テレビジョン信号等の画像信号を高能率圧縮符号化し
た信号を受信し、元の画像信号に復号化してTVモニタ
に表示する画像信号復号化装置において、復号化手段が
高能率圧縮符号化した信号を受信し、元の輝度信号と色
信号に復号化し、輝度信号を輝度信号用の復号化領域と
表示領域のあるFMの復号化領域に格納し、色信号を色
信号用の復号化領域と表示領域のあるFMの復号化領域
に格納する。そして、表示制御手段がこの2つのFMの
表示領域の輝度信号と色信号を読み出して、TVモニタ
に表示する。該復号化手段が1フレーム分の輝度信号と
色信号の復号化を終了し、その時刻以降に該表示制御回
路がフレーム、または、フィールドの読み出しを完了し
たら、FM切換手段がFMの復号化領域と表示領域を切
り換えて、復号化手段はFMの新たな復号化領域に輝度
信号と色信号を書き込み、表示制御手段はFMの新たな
表示領域から輝度信号と色信号を読み出してTVモニタ
に表示するものである。
【0021】また、輝度信号の情報量が色信号よりも多
い場合に、輝度信号のFMの小型化を可能とするFMの
第2の構成として、1つが輝度信号の復号化領域と色信
号の表示領域のあるFMで、もう1つが色信号の復号化
領域と輝度信号の表示領域のあるFMとする構成により
、さらに上記目的を達成できる。
【0022】
【作用】本発明によれば、1つのFMに輝度信号の復号
化領域と表示領域を割当て、もう1つのFMに色信号の
復号化領域と表示領域を割り当てることによって、高々
2個のFMで復号化信号の書き込み用と表示用の2つの
機能を実現できる。加えて、表示のときには輝度信号と
色信号を同時に読み出せるので高速信号処理が不要とな
り、この結果制御が簡単になり小型化が可能となる。
【0023】また、輝度信号の情報量が色信号よりも多
い場合には、輝度信号の復号化領域と色信号の表示領域
を1つのFMとして、輝度信号の表示領域と色信号の復
号化領域を1つのFMとした第2のFMの構成により、
一方のFMが大きくなることがなくなり、小型化が可能
になる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を用い
て説明する。本発明を説明する前に画像復号化装置の一
般的な動作を簡単に述べる。
【0025】図1は、駒落としを行う符号化方式の画像
信号復号化装置の全体構成図である。画像信号復号化装
置は、高能率符号化された伝送信号1をバッファリング
する速度平滑化用バッファメモリ2、伝送信号1を輝度
信号と色信号に復号化する復号化回路3,FMの書き込
みアドレスを生成する復号化用アドレス生成回路4,F
M26,FM27,FM26とFM27から輝度信号と
色信号を読み出す表示制御回路7,輝度信号の読み出し
アドレスを生成する表示用アドレス生成回路41,色信
号の読み出しアドレスを生成する表示用アドレス生成回
路42,読み出した輝度信号と色信号をアナログ信号に
変換するD/A(ディジタル・アナログ)変換回路8,
画像を表示するTVモニタ9,FMの復号化領域と表示
領域を切り換えるFM切換制御回路11で構成されてい
る。
【0026】以下にこの動作を説明する。伝送信号1は
、速度平滑化用バッファメモリ2に一度格納され、復号
化回路3により元の輝度信号102と色信号103に復
元される。その輝度信号102はFM26に書き込まれ
、色信号103はFM27に書き込まれる。この時、復
号化用アドレス生成回路4がFMの書き込み領域を指定
する。このアドレスは復号化回路3の歩進信号110に
より歩進される。
【0027】表示制御回路7は輝度信号105をFM2
6から読み出し、色信号106をFM27から読み出す
。輝度信号の読み出しアドレスは表示用アドレス生成回
路41で生成され、そのアドレスは表示制御回路7の出
力の歩進信号111により歩進される。
【0028】また、色信号の読み出しアドレスは表示用
アドレス生成回路42で生成され、そのアドレスは表示
制御回路7出力の歩進信号112により歩進される。
【0029】読み出された輝度信号105および色信号
106はD/A変換回路8により、アナログ信号に変換
され、TVモニタ9に出力表示される。
【0030】次に本発明に係わるFMの構成とFMの切
り換え手順を説明する。本発明のFMは輝度信号の復号
化領域Y1と表示領域Y2を持つFM26,色信号の復
号化領域C1と表示領域C2を持つFM27、およびF
M内の復号化領域と表示領域を切り換えるFM切換制御
回路11から構成されている。また、FM内のスイッチ
はアドレスデコード回路によるFMの領域の選択/否選
択を示している。
【0031】FMの書き込みと読み出しを同時に実現す
る具体的な方法として、FMとして双方向アクセスメモ
リを使用し、一方から書き込み、他方から読み出すもの
とする。
【0032】以下、本発明の動作を説明する。
【0033】(1)今、輝度信号の復号化領域がY1,
表示領域がY2、色信号の復号化領域がC1,色信号の
表示領域がC2になっているとする。復号化回路3はY
1に輝度信号を書き込み、C1に色信号を書き込む。表
示制御回路7はY2から輝度信号を読み出し、C2から
色信号を読み出している。
【0034】(2)ここで、FM切換制御回路11は、
復号化回路3からの一画面の復号化の終了を示す復号化
終了信号201を受信した後に、表示制御回路7からフ
レーム切換信号202を受信すると、領域選択信号10
1を反転させる。この結果、FMの復号化領域と表示領
域が切り換わる。
【0035】(3)領域選択信号101の反転により、
復号化用アドレス生成回路4は復号化領域がY2,C2
となるアドレスを生成し、輝度信号の表示用アドレス生
成回路41は表示領域がY1となるアドレスを生成し、
色信号の表示用アドレス生成回路42は表示領域がC1
となるアドレスを生成する。そして、復号化回路3はY
2に輝度信号を書き込み、C2に色信号を書き込む。ま
た、表示切換回路7はY1から輝度信号を読み出し、C
1から色信号を読み出す。
【0036】上記のようにFM切換制御回路11の制御
により、FMの復号化領域と表示領域を切り換えながら
復号化した画像を表示することができる。
【0037】また、上記の例では、デュアルポートメモ
リを用いている。デュアルポートメモリは同時に2つの
アドレスを設定して、2つの信号を独立に読み出せるも
のである。通常のランダムアクセスメモリを使用し、読
み出し用と書き込み用のアドレスを高速に切り換えても
良い。
【0038】次に、復号化用アドレス生成回路4,表示
用アドレス生成回路41,42,FM切換制御回路11
の構成例を示す。
【0039】まず、復号化用アドレス生成回路4の構成
図を図3に示す。復号化用アドレス生成回路4は、アド
レス歩進カウンタ30,Y1とY2の先頭アドレスを選
択するマルチプレクサ31,C1とC2の先頭アドレス
を選択するマルチプレクサ32,マルチプレクサ31と
32の出力を選択するマルチプレクサ33,書き込みデ
ータを輝度信号にするか色信号にするか選択するYC選
択回路34および、カウンタ30とマルチプレクサ33
の出力を加算する加算器35から構成される。
【0040】以下復号化用アドレス生成回路4の動作を
説明する。
【0041】カウンタ30は復号化回路3の歩進信号1
10により歩進される。
【0042】マルチプレクサ31はFM切換制御回路1
1の領域選択信号101に応じてY1とY2の先頭アド
レスを選択する。同様に、マルチプレクサ32はC1と
C2の先頭アドレスを選択する。
【0043】YC選択回路34はカウンタ30が輝度信
号の書き込み領域を示している場合には、輝度信号を選
択して、そうでない場合には、色信号を選択するように
マルチプレクサ33を制御する。そして、マルチプレク
サ33とカウンタ30の出力を加算器35で加算してF
M26,27のアドレス104を生成する。
【0044】次に、表示用アドレス生成回路41の構成
図を図4に示す。表示用アドレス生成回路41は、アド
レス歩進カウンタ50,Y1とY2の先頭アドレスを選
択するマルチプレクサ51および、カウンタ50とマル
チプレクサ51の出力を加算する加算器52から構成さ
れる。
【0045】以下表示用アドレス生成回路41の動作を
説明する。
【0046】カウンタ50は表示制御回路7の歩進信号
111により歩進される。
【0047】マルチプレクサ51はFM切換制御回路1
1の領域選択信号101に応じてY1とY2の先頭アド
レスを選択する。この場合選択されるのは、復号化用ア
ドレス生成回路4と逆の先頭アドレスが選択される。そ
して、マルチプレクサ51とカウンタ50の出力を加算
器52で加算してFM26のアドレス107を生成する
【0048】同様に、マルチプレクサ51でC1とC2
の先頭アドレスを選択するようにして、表示用アドレス
生成回路42も図4と同じ構成で実現できる。
【0049】次に、FM切換制御回路11の実施例を図
5に示し説明する。FM切換制御回路11は、S−Rフ
リップフロップ60,Dフリップフロップ61,インバ
ータ62,AND回路63で構成されている。
【0050】この動作を図6に示し説明する。表示制御
回路7からフレーム切換信号202が周期的に出力され
る。また、復号化回路3から一画面の復号化が終了する
ごとに復号化終了信号201が出力される。この復号化
終了信号201を受信するとS−Rフリップフロップ6
0がセットされる。その後、フレーム切換信号202に
より、S−Rフリップフロップ60がリセットされる。 このタイミングでDフリップフロップ61が反転して、
領域切換信号101も反転する。この結果を、復号化回
路3が受信して、次の復号化を始める。
【0051】また、S−Rフリップフロップ60の入力
において、復号化終了信号201を優先して受信するた
めに、インバータ62,AND回路63により、セット
優先回路を実現している。
【0052】次に本発明の第2の実施例を示す。一般に
画像を再生するための画像信号は輝度信号に比べて色信
号の情報量は少なくてもよい事が知られている。例えば
輝度信号4画素に対して色信号2画素でよい。図2に示
すように、1つのFMに輝度信号の復号化領域と色信号
の表示領域を割当て、もう1つのFMに色信号の復号化
領域と輝度信号の表示領域を割り付けるようにする。こ
の結果、輝度信号用のFMが大きくなるということがな
くなり、さらに、FMを小型化できる。
【0053】FM26に輝度信号Y1,色信号C2を、
FM27に輝度信号Y2,色信号C1を割付け、輝度信
号Y1と色信号C1をペアにして復号用または表示用と
して用いる。
【0054】以下、本発明の第2の実施例におけるFM
の切り換え動作を説明する。
【0055】(1)今、輝度信号の復号化領域がY1,
表示領域がY2,色信号の復号化領域がC1,色信号の
表示領域がC2になっているとする。復号化回路3はY
1に輝度信号を書き込み、C1に色信号を書き込み、表
示制御回路7はY2から輝度信号を読み出し、C2から
色信号を読み出している。
【0056】(2)ここで、FM切換制御回路11は、
復号化回路3から一画面の復号化の終了を示す復号化終
了信号201を受信した後に、表示制御回路7からフレ
ーム切換信号202を受信すると、領域切換信号101
を復号化用アドレス生成回路4,表示用アドレス生成回
路41,表示用アドレス生成回路42に発行する。この
結果、FMの復号化領域と表示領域が切り換わる。
【0057】(3)領域切換信号101の反転により、
復号化用アドレス生成回路4は復号化領域がY2および
C2となるアドレスを生成し、表示用アドレス生成回路
41は表示領域がC1となるアドレスを生成し、色信号
の表示用アドレス生成回路42は表示領域がY1となる
アドレスを生成する。復号化回路3は、Y2に輝度信号
を書き込み、C2に色信号を書き込む。また、表示切換
回路7はY1から輝度信号を読み出し、C1から色信号
を読み出す。
【0058】上記のようにFM切換制御回路11がFM
の復号化領域と表示領域を交互に切り換えながら復号化
と表示を行うものである。
【0059】ここで、復号化用アドレス生成回路4とF
M切換制御回路11は、実施例1で示したものと同じも
のが使用できる。また、表示用アドレス生成回路41で
は、マルチプレクサ51でY1の先頭アドレスとC2の
先頭アドレスを切り換えるようにし、表示用アドレス生
成回路42では、Y2の先頭アドレスとC1の先頭アド
レスを切り換えるようにする。
【0060】また、「フレーム間予測」や「動き補償フ
レーム間予測」では直前に伝送されたフレームの信号を
参照して次のフレームを符号化する。よって、直前に伝
送された信号を記憶するために参照FMを必要とする。 ここで、本発明における読み出し領域(表示用FM)と
参照FMを兼用することによって「フレーム間予測」や
「動き補償フレーム間予測」も可能である。
【0061】上記兼用を容易とするため、デュアルポー
トメモリと呼ばれる特殊なメモリを用いても良い。
【0062】本発明の第3の実施例として、上記発明を
送信側の符号化に適用可能なことを示す。図7に本発明
のFM構成を適用した画像符号化装置の構成を示す。ま
ず、一般的な画像符号化装置の構成と動作について述べ
る。
【0063】画像符号化装置は、カメラ301,カメラ
301の映像信号をA/D変換するA/D変換回路30
2,ディジタルに変換した輝度信号と色信号をFMに書
き込む映像信号処理回路303,FM306,FM30
7,FM306の書き込みアドレスを生成する映像信号
用アドレス生成回路304,FM307の書き込みアド
レスを生成する映像信号用アドレス生成回路305,輝
度信号と色信号をFMから読み出して符号化する符号化
回路309,符号化回路309の読み出しアドレスを生
成する符号化用アドレス生成回路310およびFM切換
制御回路11から構成されている。
【0064】以下、この動作を説明する。カメラ301
で撮った映像信号はA/D変換回路302でディジタル
データに変換され、映像信号処理回路303に送られる
。映像信号処理回路303は輝度信号と色信号とを別々
のFMに書き込む。FM306 の書き込みアドレスは
映像信号用アドレス生成回路304で指定され、そのア
ドレスは映像信号処理回路303の出力信号311によ
り歩進される。また、FM307の書き込みアドレスは
映像信号用アドレス生成回路305で指定され、そのア
ドレスは映像信号処理回路303の出力信号312によ
り歩進される。
【0065】符号化回路309は、各FMから輝度信号
と色信号を読み出し符号化する。
【0066】FMの読み出しアドレスは符号化用アドレ
ス生成回路310で生成される。
【0067】以下、本発明の第3の実施例におけるFM
の構成とFMの切り換え動作を説明する。本発明のFM
の構成は、輝度信号Y1と色信号C2の領域を有するF
M306,輝度信号Y2と色信号C1の領域を有するF
M307、およびFM切換制御回路11から構成されて
いる。 この動作は次の通りである。
【0068】(1)今、輝度信号の符号化領域がY1,
書き込み領域がY2,色信号の符号化領域がC1,色信
号の書き込み領域がC2になっているとする。符号化回
路309はY1から輝度信号を読み出し、C1から色信
号を読み出し、映像信号処理回路303はY2に輝度信
号を書き込み、C2に色信号を書き込んでいるとする。
【0069】(2)ここで、FM切換制御回路11は、
符号化回路309から一画面の符号化の終了を示す符号
化終了信号321を受信した後に、映像信号処理回路3
03からフレーム切換信号322を受信すると、領域切
換信号320を符号化用アドレス生成回路310,映像
信号用アドレス生成回路304,映像信号用アドレス生
成回路305に発行する。この結果、FMの映像信号書
き込み領域と符号化領域が切り換わる。
【0070】(3)領域切換信号320の反転により、
符号化用アドレス生成回路310は符号化領域がY2お
よびC2となるアドレスを生成し、映像信号用アドレス
生成回路304は書き込み領域がC1となるアドレスを
生成し、映像信号用アドレス生成回路305は書き込み
領域がY1となるアドレスを生成する。符号化回路30
9はY2から輝度信号を読み出し、C2から色信号を読
み出す。また、映像信号処理回路303は、Y1に輝度
信号を書き込み、C1に色信号を書き込む。
【0071】上記のようにFM切換制御回路11がFM
の符号化領域と書き込み領域を交互に切り換えながら符
号化と、映像信号の書き込みを行うものである。
【0072】ここで、符号化用アドレス生成回路310
、映像信号用アドレス生成回路304,305はそれぞ
れ実施例2の復号化用アドレス生成回路4および表示用
アドレス生成回路41,42をそれぞれ使用することが
可能である。
【0073】
【発明の効果】上記発明によると、2個のFMで復号信
号の書き込みと表示回路の読み出し用を兼ねる事ができ
るので、フレームメモリの個数を削減することができ、
装置の回路規模を小さくできるという効果がある。
【0074】さらに2個のFMを用いる第2の従来方式
と比較すると、表示回路からの読み出しを高速で行うこ
とがないので表示回路の回路規模を小さくできるという
効果がある。
【0075】以上より、本発明は安価で小型の画像信号
復号化装置を実現する際に極めて効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFMの構成の画像信号復号化装置のブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の第2のFMの構成のブロック図である
【図3】本発明の復号化アドレス生成回路の構成図であ
る。
【図4】本発明の表示用アドレス生成回路の構成図であ
る。
【図5】本発明のFM切換制御回路の構成図である。
【図6】本発明のFM切り換えのタイミング図である。
【図7】本発明を適用して画像符号化装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
1…伝送路、2…速度平滑化用バッファメモリ、3…復
号化回路、4…復号化用アドレス生成回路、26,27
…FM、7…表示制御回路、41,42…表示用アドレ
ス生成回路、8…D/A(ディジタル・アナログ)変換
回路、9…TVモニタ、11…FM切換制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン信号等のカラー画像信号を高
    能率圧縮符号化した信号を受信し、元の画像信号に復号
    化してTVモニタに表示する画像信号復号化装置におい
    て、高能率圧縮符号化した信号を受信して元の画像信号
    に復号化する手段と、輝度信号に対する復号化信号を格
    納する領域とTVモニタへの表示信号を格納してある領
    域とを有するフレームメモリと、色信号に対する復号化
    信号を格納する領域とTVモニタへの表示信号を格納し
    てある領域を有するフレームメモリと、該2つのフレー
    ムメモリの表示信号格納領域の輝度信号と色信号を同時
    に読み出してあらかじめ定められた速度でTVモニタ等
    に表示する手段と、該フレームメモリの復号化信号格納
    領域と表示信号格納領域とを切り換える手段、とを有す
    ることを特徴とするカラー画像信号復号化装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカラー画像信号復号化装置
    における2つのフレームメモリで、1つが輝度信号の復
    号化信号格納領域と色信号の表示信号格納領域のあるフ
    レームメモリで、もう1つが色信号の復号化信号格納領
    域と輝度信号の表示信号格納領域のあるフレームメモリ
    であることを特徴とする画像信号復号化装置。
JP3027086A 1991-02-21 1991-02-21 カラー画像信号復号化装置 Expired - Lifetime JP2817409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3027086A JP2817409B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 カラー画像信号復号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3027086A JP2817409B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 カラー画像信号復号化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04266293A true JPH04266293A (ja) 1992-09-22
JP2817409B2 JP2817409B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=12211271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3027086A Expired - Lifetime JP2817409B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 カラー画像信号復号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2817409B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0765083A1 (en) 1991-07-15 1997-03-26 Hitachi, Ltd. Teleconference terminal equipment
JP2003066937A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Sony Corp 画像表示装置及び方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8155212B2 (en) * 2006-11-24 2012-04-10 Mediatek Inc. System and method for outputting video streams

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0765083A1 (en) 1991-07-15 1997-03-26 Hitachi, Ltd. Teleconference terminal equipment
EP0773686A2 (en) 1991-07-15 1997-05-14 Hitachi, Ltd. Equipment for a teleconference
JP2003066937A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Sony Corp 画像表示装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2817409B2 (ja) 1998-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU676012B2 (en) Dual memory buffer scheme for providing multiple data streams from stored data
JP3365771B2 (ja) ビデオ信号圧縮装置
US5353063A (en) Method and apparatus for processing and/or displaying image data based on control data received with the image data
JP2001238221A (ja) ビデオ通信システム、デコーダ回路、ビデオディスプレイシステム、エンコーダ回路、及びビデオデータ受信方法
JPH0818953A (ja) 動画像復号表示装置
US6124881A (en) System for generating composed signals of multiple pictures for use in a video conference system
GB2336267A (en) Image processor controlling B-picture memory
US5754243A (en) Letter-box transformation device
JP3381077B2 (ja) 動画像復号装置
JP3123938B2 (ja) 映像フレームデータを一メモリに貯蔵する方法
US5369441A (en) Reproducing apparatus with simultaneous parallel processing of different image signals
JPH08294115A (ja) Mpeg復号化器及びその復号化方法
JP3869038B2 (ja) 復号化方法及び受信装置
JP2817409B2 (ja) カラー画像信号復号化装置
JP2508436B2 (ja) テレビジヨン電話装置
JPH1118063A (ja) デジタル放送受信装置
JP3569961B2 (ja) ディジタル映像信号復号装置
JPH09275563A (ja) Osd機能を有する圧縮画像データの復号装置、及びこれに用いるosdデータの圧縮方法
JPH03289280A (ja) 画像出力装置
JP3297309B2 (ja) 符号化画像データの復号および表示装置
JP3078990B2 (ja) 低遅延モード画像復号方法
JPH0537924A (ja) 画像信号符号化方法および装置
JP3792780B2 (ja) 画像処理装置
KR100244229B1 (ko) 엠펙 디코더의 메모리 재할당 방법
JPH03166884A (ja) 画像信号復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070821

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100821

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100821

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821

Year of fee payment: 13