JPH10190931A - データ通信システムおよびその制御方法 - Google Patents

データ通信システムおよびその制御方法

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JPH10190931A
JPH10190931A JP9249789A JP24978997A JPH10190931A JP H10190931 A JPH10190931 A JP H10190931A JP 9249789 A JP9249789 A JP 9249789A JP 24978997 A JP24978997 A JP 24978997A JP H10190931 A JPH10190931 A JP H10190931A
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Makoto Satake
眞 佐竹
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理端末とデータ通信装置とを接続し、
情報処理端末の指示に基づくデータ送信を実行できるデ
ータ通信システムにおいて、情報処理端末の指示に基づ
くデータ送信に対して有効な誤ダイヤルの判定とダイヤ
ルの使用禁止処理とを行えるようにする。 【解決手段】 データ通信装置でデータ送信のために発
呼した相手先がデータ通信装置として有効な応答をした
か否かを判定し、無効な応答であった回数を計数した結
果、データ送信を行うのに適当でないと判断された特定
の相手先に対する発呼を禁止する。また、情報処理端末
の指示に基づくデータ送信に対しても同様の処理に適用
し、無効な応答であった場合、情報処理端末に通知す
る。一方、情報処理端末で、無効な応答であった場合の
通知回数を計数し、特定の相手先に対するデータ送信の
指示を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(以下、PCという)等の外部情報処理端末とフ
ァクシミリ装置等のデータ通信装置とを接続したデータ
通信システムおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、PCと接続されないスタンド
アロンのファクシミリ装置において、ファクシミリ送信
の目的で指定した電話番号の相手先が、電話番号の入力
ミス等の原因でファクシミリ装置ではなく一般の会話を
行う電話機であった場合、相手先への迷惑を考慮して、
自動的にその電話番号へのファクシミリ送信を禁止する
ようにした装置が知られている。
【0003】すなわち、指定された送信先に発呼した
が、相手先が話中を含めて正常にファクシミリ送信が行
えなかったときは、ファクシミリ送信が正常に行えるま
で、通常デフォルトで3回から5回程度の自動リダイヤ
ルを行う。
【0004】そして、もし指定した電話番号が誤ってい
たために、相手がファクシミリ装置ではなく人間が応答
した場合でも、同様に自動リダイヤルを行うと、相手先
に迷惑をかけることになる。
【0005】なお、以下の説明において、ファクシミリ
装置ではなく人間が応答した場合を、その代表的な原因
に対応して「誤ダイヤル」というものとする。
【0006】ここで、相手先の電話番号を入力するの
に、1回のボタン操作で簡単に送信先を指定できるワン
タッチダイヤルキーを使う方法があるが、もしあるワン
タッチダイヤルキーに登録されている電話番号が誤って
いた場合、ユーザがそのことに気付くまで幾度となくそ
のワンタッチダイヤルキーを使用してしまう可能性があ
る。
【0007】そこで、このような問題を鑑みて、たとえ
ば5回の自動リダイヤル設定がされていても、誤ダイヤ
ルと思われる状況が2回あった場合、リダイヤルを中止
し、使用されたワンタッチダイヤルキー、および、その
ダイヤルキーと同じ電話番号が登録されているその他の
ダイヤルキーを使用禁止とするスタンドアロンのファク
シミリ装置が提供されている。
【0008】一方、PCとファクシミリ装置とを接続
し、PCの指示に基づくファクシミリ送信を実行できる
ファクシミリシステムにおいては、PCの指示に基づく
ファクシミリ送信に対して、従来2つのタイプのシステ
ムが存在している。
【0009】1つは、相手先の情報と付随する全ての画
像情報を一括して蓄積し、その後発呼、送信を行うタイ
プのシステムであり、もう1つは、相手先の宛先等の情
報のみを蓄積し、発呼後、逐次PCから画像情報を受け
取りながら送信するタイプのシステムである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、PCとファクシミリ装置とを接続し、PCの指示に
基づくファクシミリ送信を実行できるファクシミリシス
テムにおいて、PCの指示に基づくファクシミリ送信に
対し、上述のようなスタンドアロンのファクシミリ装置
の場合と同様に誤ダイヤルの判定とダイヤルの使用禁止
処理を行うようにしたシステムは存在していない。
【0011】すなわち、PCとファクシミリ装置とを接
続したファクシミリシステムでは、PC側のソフトウェ
アが、スタンドアロンのファクシミリ装置におけるワン
タッチダイヤルキーと同様な効果がある電話帳を管理し
ているものがほとんどであるが、PC側の電話帳を使用
して指示したファクシミリ送信が誤ダイヤルであった場
合に、PC側の電話帳をスタンドアロンのファクシミリ
装置の場合と同様に使用禁止にするシステムはなかっ
た。
【0012】さらに、ファクシミリ装置のワンタッチダ
イヤルキーに適用された誤ダイヤルによる使用禁止の状
態をPC側の電話帳に反映させ、また反対に、PC側の
電話帳に適用された誤ダイヤルによる使用禁止の状態を
ファクシミリ装置のワンタッチダイヤルキーに反映さ
せ、双方のダイヤルの使用禁止状態の同期をとるシステ
ムもなかった。
【0013】また、特に相手先の宛先等の情報のみを蓄
積し、発呼後、逐次PCから画像情報を受け取りながら
送信するタイプのファクシミリシステムにおいて、従来
までの送信待ち行列のスケジューリングをファクシミリ
本体のみで行う方法では、前記のような双方のダイヤル
の使用禁止状態の同期をとるシステムの構築は困難であ
った。
【0014】本発明の目的は、PCとファクシミリ装置
とを接続し、PCの指示に基づくファクシミリ送信を実
行できるファクシミリシステムにおいて、PCの指示に
基づくファクシミリ送信に対して有効な誤ダイヤルの判
定とダイヤルの使用禁止処理とを行えるようにすること
にある。
【0015】また、本発明の目的は、画像送信時に、初
めにPCから相手先の宛先等の情報のみをファクシミリ
装置で受け取って蓄積し、発呼後に逐次PCから画像情
報をファクシミリ装置で受け取りながら送信するタイプ
のファクシミリシステムにおいても、PCとファクシミ
リ装置の双方でダイヤルの使用禁止状態の整合性をとる
ことを可能とすることにある。
【0016】さらに、本発明の目的は、情報処理端末と
データ通信装置とを接続し、情報処理端末の指示に基づ
くデータ送信を実行できるデータ通信システムにおい
て、データ通信装置側で使用禁止となった宛先や情報処
理端末からの送信指示を禁止した宛先をユーザに伝える
ことができ、また、データ通信装置側で使用禁止解除と
なった宛先や情報処理装置からの送信指示を禁止解除し
た宛先をユーザに伝えることができるようにすることに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ通信装
置と外部情報処理端末とを接続して構成され、前記デー
タ通信装置は前記外部情報処理端末の指示に基づくデー
タ送信を代行する機能を備えたデータ通信システムにお
いて、前記データ通信装置において、発呼した相手先の
応答内容に応じて当該相手先がデータ送信を行うのに適
当でないと認識した場合に、その認識結果を前記外部情
報処理端末に通知することにより、前記外部情報処理端
末において、当該相手先に対するデータ送信の指示を禁
止するようにしたことを特徴とする。
【0018】具体的には、前記データ通信装置は、要求
されたデータ送信が正常に相手先に送信されるまで、予
め定められた回数の再送信を試みる再送手段を有し、前
記再送手段によって予め定められた回数の再送信を試み
た場合に、発呼した相手先がデータ通信装置として無効
な応答を所定回数繰り返したことに応じて、当該相手先
がデータ送信を行うのに適当でないと認識する。
【0019】また、前記データ通信装置は、データ送信
をするために発呼した相手先がデータ通信装置として有
効な応答をしたか否かを判定する応答判定手段と、前記
応答判定手段の判定結果がデータ通信装置として無効な
応答であった場合の回数を計数する第1の判定結果計数
手段と、前記判定結果計数手段の計数結果に応じて、当
該相手先がデータ送信を行うのに適当でないと判定する
第1の適否判定手段と、前記適否判定手段によって適当
でないと判定した場合に、当該相手先に対するデータ送
信のための発呼を禁止する発呼禁止手段とを有する。
【0020】さらに、前記データ通信装置は、前記外部
情報処理端末の指示に基づく前記データ送信に対して前
記応答判定手段による判定を実行し、データ通信装置と
して無効な応答であったと判定された場合に、その判定
結果を前記外部情報処理端末に通知するための無効判定
結果通知手段を有する。
【0021】一方、前記外部情報処理端末は、前記デー
タ通信装置から受けた無効判定結果の回数を計数する第
2の判定結果計数手段と、前記第2の判定結果計数手段
による計数結果に基づいて前記外部情報処理端末の指示
によるデータ送信を行うのが適当であるか否かを判定す
る第2の適否判定手段と、前記第2の適否判定手段によ
って適当でないと判定した場合に、当該相手先に対する
データ送信の指示を禁止するデータ送信指示禁止手段と
を有する。
【0022】また、前記データ通信装置は、前記発呼禁
止手段によって設定された特定の相手先に対する発呼禁
止の状態を解除するための発呼禁止解除手段を有し、前
記外部情報処理端末は、前記データ送信指示禁止手段よ
って行われている特定の相手先に対する送信指示禁止の
状態を解除するためのデータ送信指示禁止解除手段を有
し、前記データ通信装置および前記外部情報処理端末
は、特定の相手先に対する発呼禁止または送信指示禁止
の状態を、それぞれ独立に解除できるようにしたことを
特徴とする。
【0023】また、前記外部情報処理端末は、予め多数
の相手先の情報を登録しておく登録手段と、前記登録手
段に登録された各相手先を選択して送信指示を行う宛先
選択手段と、データ送信指示が禁止された相手先に対応
する宛先選択手段を送信指示禁止状態表示に設定する送
信指示禁止状態表示設定手段と、前記データ送信指示禁
止解除手段によって送信指示禁止の状態が解除された場
合に、前記送信指示禁止状態表示を解除して通常の表示
状態に戻す送信指示禁止状態表示解除手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0024】また、前記データ送信指示が禁止された相
手先に対応する宛先選択手段がユーザによって選択操作
された場合に、送信指示禁止状態を解除するか否かをユ
ーザに選択させるための送信指示禁止状態解除選択表示
手段を有し、前記送信指示禁止状態解除選択表示手段に
よりユーザが解除しない方を選択した場合には、送信指
示待機状態に戻って他の宛先の選択を待ち、前記送信指
示禁止状態解除選択表示手段によりユーザが解除する方
を選択した場合には、前記データ送信指示禁止解除手段
によって送信指示禁止状態を解除して、送信指示を行う
とともに、前記送信指示禁止状態表示に設定された宛先
選択手段を通常の表示状態に戻すようにしたことを特徴
とする。
【0025】本発明によれば、情報処理端末の指示に基
づくデータ送信を実行できるデータ通信システムにおい
て、特に画像送信時に際し、最初に情報処理端末からデ
ータ通信装置に相手先の宛先等の情報のみを転送して発
呼を行い、その後、逐次情報処理端末から画像情報を受
け取りながらデータ通信装置で画像送信を行うタイプの
データ通信システムにおいても、情報処理端末の指示に
基づくデータ送信に対し、有効に誤ダイヤルの判定とダ
イヤルの使用禁止処理、ならびにその解除とを行うこと
ができ、さらにこのようなダイヤルの使用禁止状態とそ
の解除とを有効にユーザに知らせることができる。
【0026】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例におけるファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。
【0027】同図において、ファクシミリ装置1は、C
PU2、S−RAM4、D−RAM5、表示部6、操作
部7、読取部8、記録部9、モデム10、NCU11、
外部入出力部12およびバス13の各モジュールより構
成され、回線14およびPC15に接続されている。
【0028】CPU2は、システム制御部であり、バス
13を介して各モジュールと接続され、ファクシミリ装
置全体を制御する。ROM3は、CPUの制御プログラ
ムや各種初期値等を格納するものである。
【0029】S−RAM4は、電気的にバックアップさ
れ、ユーザによる発信人名称、ファクシミリ番号をはじ
めとする各種設定値や装置の管理データ等が格納されて
いる。D−RAM5は、画像データを格納するほかに、
各種ワーク用バッファとしても利用される。
【0030】表示部6は、LCD、LED等で構成さ
れ、現在時刻、読取モード等の各種情報をユーザに通知
するためのものである。操作部7は、電話番号を入力す
るためのテンキーや、予め電話番号等を登録しておくこ
とにより、テンキーを使った通常の電話番号入力より少
ない操作で相手先を指定することができるワンタッチダ
イヤルキーおよび短縮ダイヤルキー等から構成され、相
手先電話番号や登録データ等のユーザによる各種入力を
受け取るためのものである。
【0031】読取部8は、原稿を光学的に読み取るCS
イメージセンサ、原稿搬送機構、画像処理デバイス等で
構成され、原稿を光学的に読み取って電気的な画像デー
タに変換し、さらに各種補正処理を施して高精彩な画像
データを生成する。
【0032】記録部9は、インクジェット方式のプリン
タ等から構成され、受信した画像データの記録の他に、
通信管理情報やユーザによって行われた各種設定の記録
や、PC15からの指示に基づく文書の印刷等を行う。
【0033】モデム10は、ファクシミリ手順信号の変
調/復調や、予めD−RAM5に格納されている画像デ
ータからファクシミリ画像信号への変調、ファクシミリ
画像信号からD−RAM5に格納するための画像データ
ヘの復調等を行う。また、NCU11は、ファクシミリ
装置1と回線14との接続/切断を制御する。モデム1
0とNCU11は、互いに接続されており、遠隔地の画
像通信装置との間のファクシミリ手順信号およびファク
シミリ画像信号の送受信を仲介する。
【0034】外部入出力部12は、パラレル入出力用L
SI等から構成され、ファクシミリ装置1とPC15と
の間の制御命令の入力や、各種パラメータおよびデータ
の入出力を制御する。
【0035】図2は、本実施例のファクシミリ装置にお
いて、ユーザが図1に示したファクシミリ装置の操作部
7を使用して、ファクシミリ送信を予約する動作を示す
フローチャートである。
【0036】ユーザが図1の操作部7を使い、ワンタッ
チ/短縮ダイヤルキーやテンキー等のダイヤル関連キー
を押すと、図2の送信予約処理が実行される。
【0037】まず、ステップS2−001において、押
されたキーがワンタッチ/短縮ダイヤルキーであるか否
かを判定する。もし、押されたキーがワンタッチ/短縮
ダイヤルキーであるならば、ステップS2−002に進
む。
【0038】ステップS2−002では、押されたワン
タッチ/短縮ダイヤルキーが、誤ダイヤルの判定に基づ
いて使用禁止になっているか否かを判定する。もし、使
用禁止になっているならば、ステップS2−003に、
そうでなければステップS2−006に進む。なお、誤
ダイヤルの判定方法の詳細は後述する。
【0039】ステップ2−003では、表示部6を使っ
て、当該ワンタッチ/短縮ダイヤルキーが使用禁止であ
る旨をユーザに通知し、かつ、使用禁止を解除するか否
かをユーザに問い合わせる。もし、ユーザが使用禁止の
解除を要求するならばステップ2−004に進み、そう
でなければステップS2−001に戻って相手先の再入
力をユーザに行わせる。
【0040】ステップ2−004では、ユーザによる使
用禁止の解除要求に基づいて、使用禁止となっているワ
ンタッチ/短縮ダイヤルキー、および、それと同一の電
話番号を有するその他のワンタッチ/短縮ダイヤルキー
の使用禁止を解除し、ステップS2−005に進む。な
お、その詳細は後述する。
【0041】ステップ2−005では、PC15上のア
プリケーション・ソフトウェアが管理している電話帳の
中で、当該ワンタッチ/短縮ダイヤルキーと同一の電話
番号を有し、かつ、使用禁止になっている可能性がある
全ての宛先を使用可能にするために、すなわち使用禁止
を解除するために、当該ワンタッチ/短縮ダイヤルキー
の電話番号情報をパラメータとして付加し、PCに対し
て当該電話番号の使用禁止の解除を要求する。
【0042】ステップS2−006は、ステップS2−
002において押されたワンタッチ/短縮ダイヤルキー
が使用禁止になっていない判定されたとき、ステップS
2−005の処理が終了したとき、または、ステップS
2−007の処理が終了したときに実行される。ここで
は、ユーザが指定したファクシミリ送信事象を、ファク
シミリ送信をスケジューリングするための送信待ち行列
に投入し、送信予約の処理を終了する。
【0043】一方、ステップS2−007は、ステップ
S2−001で押されたキーがワンタッチ/短縮ダイヤ
ルキーでないと判定されたとき実行される。ここでは、
ユーザにテンキー等のワンタッチ/短縮ダイヤルキー以
外のキーを使ってファクシミリ送信の相手先電話番号を
入力させる。相手先電話番号の入力が完了したことを示
すキーがユーザによって押されたとき、ステップS2−
006に進む。
【0044】以上のステップにより、操作部7を使用し
たユーザの指示に基づいて、ファクシミリ送信が予約さ
れる。
【0045】図3は、本発明におけるファクシミリ装置
が送信待ち行列に投入されているファクシミリ送信事象
の相手先電話番号等の各種データに基づいて発呼処理を
行い、ITU−T勧告T.30の手順に則ってファクシ
ミリ送信を行う、あるいは、発呼処理やファクシミリ送
信が正常に行われなかった場合にリダイヤル処理を行う
といった、ファクシミリ送信処理の全般を示したフロー
チャートである。
【0046】まず、ステップS3−001において、送
信待ち行列に投入されているファクシミリ送信事象が発
呼時刻になったか否かを判定する。発呼時刻になったフ
ァクシミリ送信事象が存在するならば、ステップS3‐
002に進む。
【0047】通常、図2に示した送信予約処理で送信待
ち行列に投入された事象は、直ちに発呼時刻を迎える。
もし、発呼時刻になった事象が存在しないならば、その
条件を満たす事象が発生するまでステップS3−001
を繰り返す。
【0048】ステップS3−002では、まず、送信待
ち行列に投入されている事象の相手先電話番号に対して
発呼するために、NCU11を制御して、回線14を閉
結する。回線14の閉結以降、正常であるならば、ダイ
ヤル・トーン(以下、DTという)信号が検出され、続
いて指示されている相手先電話番号に発呼を行い、さら
に呼び出し(以下、RBTという)信号が検出され、発
呼が正常に終了したものとしてステップS3−003に
進む。
【0049】ステップS3−003では、ステップS3
−002において、発呼が正常に終了したか否かを判定
する。もし、上記のごとく発呼が正常に終了したなら
ば、ステップS3−004に進む。一方、発呼に失敗し
たならば、すなわち、DT信号が検出されなかったり、
RBT信号の代わりに話中(以下、BTという)信号が
検出されたりした場合、ステップS3−009に進む。
【0050】ステップS3−003において発呼が成功
したと判定された場合に実行されるステップS3−00
4からステップS3−008までの処理は、ITU−T
勧告T.30の手順に基づくものである。
【0051】すなわち、ステップS3−004では、フ
ァクシミリ手順信号が受信されたか否かを判定し、もし
受信されたならばステップS3−007に、そうでなけ
ればステップS3−005に進む。
【0052】ステップS3−005では、IDT−T勧
告T.30記載の時間T1が経過したか否かを判定し、
もし経過したならばステップS3−009に、そうでな
ければステップS3−006に進む。
【0053】ステップS3−006では、ファクシミリ
手順のCNG信号を送出し、ステップS3−004に戻
る。
【0054】ステップS3−007では、受信されたフ
ァクシミリ信号がDIS信号またはDTC信号であるか
否かを判定し、もしDIS信号またはDTC信号である
ならばステップS3−008に、そうでなければステッ
プS3−009に進む。
【0055】ステップS3−008では、画像データを
ITU−T勧告T.4に基づいて符号化して、相手の画
像通信装置に送信する。送信の成否にかかわらず、送信
処理が終了するとステップS3−009に進む。
【0056】ステップS3−009では、NCU11を
制御して、回線14を解放し、ステップS3−010に
進む。
【0057】ステップS3−010では、ステップS3
−008が実行され、かつ、ファクシミリ画像の送信が
正常に終了したか否かを判定する。もし、ステップS3
−008が実行され、かつ、送信が正常に終了したなら
ばステップS3−011に、そうでなければステップS
3−013に進む。
【0058】ステップS3−011では、送信の結果に
基づいて、開始時刻、通信時間、相手先電話番号、相手
先略称、通信枚数、送信の成否等の通信管理情報をS−
RAM4の上に保存する。
【0059】次いで、ステップS3−012において、
送信待ち行列に投入されていた当該事象を同待ち行列か
ら削除し、1つの送信処理を終了してステップS3−0
01に戻る。
【0060】一方、ステップS3−013は、ステップ
S3−010において、ステップS3−008が実行さ
れ、かつ、ファクシミリ画像の送信が正常に終了したと
判定されなかった場合に実行され、当該送信事象のリダ
イヤル処理を実行する。なお、詳細は後述する。
【0061】ステップS3−014では、ステップS3
−013のリダイヤル処理において、当該送信事象のリ
ダイヤルが許可されたか否かを判定する。もし、リダイ
ヤルが許可されたならばステップS3−001に戻り、
そうでなければステップS3−011を実行する。
【0062】以上のステップにより、送信待ち行列に投
入されているファクシミリ送信事象の送信処理が実行さ
れる。
【0063】図4は、図3のステップS3−013のリ
ダイヤルに関するサブルーチン処理を詳細に記述したフ
ローチャートである。
【0064】まず、ステップS4−001において、P
Cの指示による送信かファクシミリ装置の指示による送
信かを判断する。もし、PCの指示による送信の場合に
はステップS4−002に進み、ファクシミリ装置の指
示による送信の場合にはステップS4−003に進む。
ステップ4−002の詳細を図5に、ステップS4−0
03の詳細を図6に記述する。
【0065】図5は、図4のステップS4−002のP
Cの送信指示によるリダイヤル処理に関するサブルーチ
ン処理を詳細に記述したフローチヤートである。
【0066】まず、ステップS5−001において、図
3のステップS3−002の発呼処理の間にRBT信号
を検出したか否かを判定する。もし、RBT信号を検出
していたならばステップS5−002に進み、そうでな
ければステップS5−005に進む。
【0067】ステップS5−002では、RBT信号の
後にBT信号を検出したか否か、すなわち、図3のステ
ップS3−004からステップS3−006のループ処
理の間にBT信号を検出したか否かを判定する。もし、
BT信号を検出していたならばステップS5−004
に、そうでなければステップS5−003に進む。
【0068】ステップS5−003では、図3のステッ
プS3−004からステップS3−006のループ処理
の間に、ファクシミリの手順信号を受信したか否かを判
定する。
【0069】そして、受信していたならば、言い換えれ
ば図3のステップS3−007が実行されたならば、ス
テップS5−005に進む。一方、ファクシミリの手順
信号を受信する前に時間T1が経過してしまったなら
ば、ステップS5−004に進む。
【0070】ステップS5−004では、図3のステッ
プS3−011において利用される通信管理情報とし
て、”誤ダイヤル”であることを示すデータを準備し、
ステップS5−005に進む。
【0071】ステップS5−005では、リダイヤルの
サブルーチン処理において、該送信事象のリダイヤルが
中止となった旨を呼び出し側の処理に返し、リダイヤル
処理を終了する。
【0072】以上のステップにより、PCから送信指示
された個々の送信事象に対する誤ダイヤル判定およびリ
ダイヤル判定のサブルーチン処理が実行される。
【0073】図6は、図4のステップS4−003にお
けるファクシミリ装置の送信指示によるリダイヤル処理
に関するサブルーチン処理を詳細に記述したフローチャ
ートである。
【0074】まず、ステップS6−001において、図
3のステップS3−002の発呼処理の間にRBT信号
を検出したか否かを判定する。もし、RBT信号を検出
していたならばステップS6−002に進み、そうでな
ければステップS6‐010に進む。
【0075】ステップS6−002では、RBT信号の
後にBT信号を検出したか否か、すなわち、図3のステ
ップS3−004からステップS3−006のループ処
理の間にBT信号を検出したか否かを判定する。もし、
BT信号を検出していたならばステップS6−004
に、そうでなければステップS6−003に進む。
【0076】ステップS6−003では、図3のステッ
プS3−004からステップS3−006のループ処理
の間に、ファクシミリの手順信号を受信したか否かを判
定する。もし、受信していたならば、言い替えれば図3
のステップS3−007が実行されたならば、ステップ
6−010に進む。一方、ファクシミリの手順信号を受
信する前に時間T1が経過してしまったならば、ステッ
プS6−004に進む。
【0077】ステップS6−004では、送信事象毎に
0に初期化された状態で用意された誤ダイヤル回数カウ
ンタerrを1つ増やし、ステップS6−005に進
む。
【0078】ステップS6−005では、誤ダイヤル回
数カウンタerrが2未満であるか否かを判定し、2未
満であればステップS6−010に、そうでなければス
テップS6−006に進む。
【0079】ステップS6−006では、ワンタッチ/
短縮ダイヤルキーに予め登録されている全ての相手先電
話番号と、当該リダイヤル処理の対象となっている電話
番号とを比較し、もし同一の電話番号がワンタッチ/短
縮ダイヤルに登録されているならば、そのワンタッチ短
縮ダイヤルを使用禁止にする処理を実行する。なお、詳
細は後述する。
【0080】ステップS6−007は、PC15上のア
プリケーション・ソフトウェアが管理している電話帳の
中で、当該送信事象と同一の電話番号を有する全ての宛
先を使用禁止にするために、当該送信事象の電話番号情
報をパラメータとして付加し、PCに対して当該電話番
号の使用禁止を要求し、ステップS6−008に進む。
【0081】ステップS6−008では、図3のステッ
プS3−011において利用される通信管理情報とし
て、”誤ダイヤル”であることを示すデータを準備し、
ステップS6−009に進む。
【0082】ステップS6−009では、リダイヤルの
サブルーチン処理において、当該送信事象のリダイヤル
が中止となった旨を呼び出し側の処理に返し、リダイヤ
ル処理を終了する。
【0083】一方、ステップS6−010は、ステップ
S6−001において発呼処理の間にRBT信号を検出
していないと判定された場合、図3に記載の時間T1の
間にファクシミリの手順信号を受信したと判定された場
合(S6−003)、または、ステップS6−005に
おいて誤ダイヤル回数カウンタerrが2未満であると
判定された場合に実行される。ここでは、送信事象毎に
0に初期化された状態で用意されたリダイヤル回数カウ
ンタredialを1つ増やし、ステップS6−011
に進む。
【0084】ステップS6−011では、リダイヤル回
数カウンタredialが予め定められた回数n未満で
あるか否かを判定し、n未満であればステップS6−0
13に、そうでなければステップS6−012に進む。
【0085】ステップS6−012では、図3のステッ
プS3−011において利用される通信管理情報とし
て、”リダイヤル失敗”であることを示すデータを準備
し、ステップS6−009に進み、リダイヤル処理を終
了する。
【0086】ステップS6−013では、図3のステッ
プS3−001において参照される当該送信事象の発呼
時刻を、予め定められたリダイヤルタイマの値に設定
し、ステップS6−014に進む。
【0087】ステップS6−014では、リダイヤルの
サブルーチン処理において、当該送信事象のリダイヤル
が許可された旨を呼び出し側の処理に返し、リダイヤル
処理を終了する。
【0088】以上のステップにより、個々の送信事象に
対する誤ダイヤル判定およびリダイヤル判定のサブルー
チン処理が実行される。
【0089】図7は、図6のステップS6−006に記
載された、誤ダイヤルと判定された送信事象の電話番号
と同一の相手先電話番号が予め登録されているワンタッ
チ/短縮ダイヤルキーを使用禁止にするサブルーチン処
理を詳細に記述したフローチャートである。
【0090】本実施例におけるファクシミリ装置では、
ワンタッチダイヤルキー使って指定することができる宛
先がL個、短縮ダイヤルキーを使って指定することがで
きる宛先がM個あり、合計N=L+M個の登録データは
S−RAM4の上にシーケンシャルに保存されている。
【0091】まず、ステップS7−001において、シ
ーケンシャルに保存されている個々の登録データに順次
アクセスするためのインデックスiを0に初期化し、ス
テップS7−002以降のループ処理を実行する。
【0092】ステップS7−002では、インデックス
iがシーケンシャルに保存されている登録データの合計
数N未満であるか否かを判定する。もし、インデックス
iがN未満であるならばステップS7−003に進み、
そうでなければ誤ダイヤルの使用禁止処理を終了する。
【0093】ステップS7−003では、誤ダイヤルと
判定された送信事象の電話番号cur_dialと、登
録デー夕のi番目に保存されている電話番号dial
[i]とを比較し、同一の電話番号であるか否かを判定
する。このとき、発呼の際に実際には回線に送出されな
い空白記号や、カッコ、下線等の特殊な文字を除外して
比較を行う。もし、それぞれの電話番号が一致するなら
ばステップS7−004に進み、そうでなければステッ
プS7−005に進む。
【0094】ステップS7−004では、誤ダイヤルと
判定された送信事象の電話番号と同一の相手先電話番号
が登録されたワンタッチ/短縮ダイヤルキーを使用禁止
にするために、i番目の登録データに付随する属性領域
に使用禁止である状態を示す値を設定し、ステップS7
−005に進む。
【0095】ステップS7−005では、インデックス
iを1つ増やし、ステップS7−002に戻ってループ
処理を繰り返す。
【0096】以上のステップにより、誤ダイヤルと判定
された送信事象の電話番号と同一の相手先電話番号が予
め登録されているワンタッチ/短縮ダイヤルキーを使用
禁止にする、誤ダイヤル使用禁止のサブルーチン処理が
実行される。
【0097】図8は、図2のステップS2−004に記
載された、使用禁止となっているワンタッチ/短縮ダイ
ヤルキー、および、それと同一の電話番号を有するその
他のワンタッチ/短縮ダイヤルキーの使用禁止を解除す
るサブルーチン処理を詳細に記述したフローチャートで
ある。
【0098】まず、ステップS8−001において、シ
ーケンシャルに保存されている個々の登録データに順次
アクセスするためのインデックスiを0に初期化し、ス
テップS8−002以降のループ処理を実行する。
【0099】ステップS8−002では、インデックス
iがシーケンシャルに保存されている登録データの合計
数N未満であるか否かを判定する。もし、インデックス
iがN未満であるならばステップS8−003に進み、
そうでなければ誤ダイヤルの使用禁止解除処理を終了す
る。
【0100】ステップS8−003では、ユーザが使用
禁止の解除を要求した電話番号cur_dialと、登
録データのi番目に保存されている電話番号dial
[i]とを比較し、同一の電話番号であるか否かを判定
する。このとき、発呼の際に実際には回線に送出されな
い空白記号や、カッコ、下線等の特殊な文字を除外して
比較を行う。もし、それぞれの電話番号が一致するなら
ばステップS8−004に進み、そうでなければステッ
プS8−005に進む。
【0101】ステップS8−004では、ユーザが使用
禁止の解除を要求した電話番号と同一の相手先電話番号
が登録されたワンタッチ/短縮ダイヤルキーの使用禁止
を解除するために、i番目の登録データに付随する属性
領域に使用禁止でない状態を示す値を設定し、ステップ
S8−005に進む。
【0102】ステップS8−005では、インデックス
iを1つ増やし、ステップS8−002に戻ってループ
処理を繰り返す。
【0103】以上のステップにより、ユーザが使用禁止
の解除を要求した電話番号と同一の相手先電話番号が予
め登録されているワンタッチ/短縮ダイヤルキーの使用
禁止を解除する、誤ダイヤル使用禁止解除のサブルーチ
ン処理が実行される。
【0104】図9は、本実施例のシステムにおいて、ユ
ーザがPC15を使用してファクシミリ送信を予約する
場合のPC上のソフトウェアの動作を示すフローチャー
トである。
【0105】ユーザがPC上のソフトウェアを使い、メ
ニューからファクシミリ送信の項目を選択すると、図9
に示すPC側の送信予約処理が実行される。
【0106】また、図15、図16は、この送信予約処
理において使用するPC15のディスプレイ画面上のダ
イヤログボックスの表示例を示す正面図である。
【0107】図15に示す表示は、PC15に予め登録
されている電話帳の内容を表示するダイヤル入力ダイヤ
ログボックスの例であり、相手先名称(First/L
ast)、会社名(Company)、電話番号(Ph
one)、ファクシミリ番号(Fax)の各情報を表示
している。
【0108】図16に示す表示は、使用禁止されたダイ
ヤルの使用禁止状態を解除を選択するための使用禁止解
除ダイヤログボックスの例である。この表示では、誤ダ
イヤルと認定されたファクシミリ番号と、その使用禁止
を解除するか否かの選択肢とを表示している。この使用
禁止解除ダイヤログボックスは、予め使用禁止となって
いるファクシミリ番号が選択された場合に、自動的にP
C15のディスプレイ画面上にポップアップ表示される
ものである。
【0109】そして、以上のような2つのダイヤログボ
ックスを用いて、以下のような手順により、相手先の送
信予約を行う。
【0110】まず、ステップS9−001において、フ
ァクシミリ送信を行う相手先の電話番号の入力をユーザ
に促すために、図15に示すダイヤル入力ダイヤログボ
ックスを表示する。PC側のソフトウェアには、ファク
シミリ装置のワンタッチ/短縮ダイヤルと同じように、
いわゆる電話帳が管理されており、ユーザは、この図1
5に示すダイヤル入力ダイヤログボックスを使用し、予
め登録されている電話帳の中の任意の相手先を選択する
か、あるいは、直接電話番号を入力することによって、
ファクシミリ送信の相手先電話番号を指定することがで
きる。
【0111】本ステップでは、ダイヤル入力ダイヤログ
ボックスを用いたユーザの入力に基づいてダイヤルの選
択処理を行い、ステップS9−002に進む。なお、詳
細は後述する。
【0112】ステップS9−002では、ユーザのダイ
ヤル選択に基づくファクシミリ送信事象を、直ちにファ
クシミリ装置側に用意された送信事象の待ち行列に投入
するために、この待ち行列への当該送信事象の投入要求
を、外部入出力部12を介して、PC側ソフトウェアか
らファクシミリ装置に送出する。
【0113】なお、PCからの送信事象の待ち行列への
投入要求に対するファクシミリ装置側の処理、言い替え
れば、ファクシミリ装置におけるPCからの送信予約受
け付け処理については後述する。
【0114】以下、ステップS9−003からステップ
S9−007までの処理が適宜実行されるが、同処理は
ファクシミリ装置1とPC15の接続が何らかの理由で
断たれ、その間にファクシミリ装置が管理している個々
のダイヤルの使用禁止状態と、PCが管理している前記
電話帳の個々の相手先の使用禁止状態との同期が崩れた
とき、それぞれの使用禁止状態の同期を復旧させるため
に実行される処理である。
【0115】ステップS9−003において、ステップ
S9−002で行ったファクシミリ装置側待ち行列への
送信事象の投入要求に応じたファクシミリ装置によるレ
スポンスの内容を判定する。もし、この投入要求に対す
るファクシミリ装置のレスポンスが、「要求された送信
事象の相手先電話番号がファクシミリ装置において使用
禁止の状態にある」ことを示しているならば、ステップ
S9−004に進む。もしそうでなければ、PC側の送
信予約処理を終了する。
【0116】ステップS9−004では、ステップS9
−003における判定結果を受けて、当該送信事象の電
話番号と同一の電話番号が登録されているファクシミリ
装置側のワンタッチ/短縮ダイヤルの使用禁止状態を解
除するか否かをユーザに問い合わせるために、図16に
示す使用禁止通知ダイヤログボックスを表示し、ユーザ
が、このダイヤルの使用禁止状態の解除を選択するか否
かを判定する。もし、ユーザが、このダイヤルの使用禁
止状態の解除を要求したならばステップS9−005
に、そうでなければステップS9−007に進む。
【0117】ステップS9−005では、ステップS9
−004におけるユーザの使用禁止状態の解除要求を受
けて、PC側で管理されている前記PC側電話帳の相手
先の使用禁止状態を解除し、ステップS9−006に進
む。なお、その詳細は後述する。
【0118】ステップS9−006では、ステップS9
−004におけるユーザの使用禁止状態の解除要求を受
けて、ファクシミリ装置側のワンタッチ/短縮ダイヤル
の使用禁止状態を解除するために、当該送信事象の電話
番号と同一の電話番号が登録されているワンタッチ/短
縮ダイヤルの使用禁止の解除要求を、外部入出力部12
を介して、PC側ソフトウェアからファクシミリ装置に
送出する。ファクシミリ装置では、この要求を受けて、
図8に記載した誤ダイヤルの使用禁止解除処理が実行さ
れる。その後に、ステップS9−002に戻り、当該送
信事象をファクシミリ装置側の前記待ち行列に投入する
ための要求を再度実行する。
【0119】一方、ステップS9−007では、ステッ
プS9−004におけるユーザの使用禁止を認める選択
を受けて、当該送信事象の電話番号と同一の電話番号が
登録されている前記PC側電話帳の相手先を使用禁止状
態にし、PC側の送信予約処理を終了する。なお、詳細
は後述する。
【0120】以上のステップにより、PC側の送信予約
処理が実行される。
【0121】図10は、図9のステップS9−001に
記載された、PC側のダイヤル選択のサブルーチン処理
を詳細に記述したフローチャートである。
【0122】前述したように、PC側のソフトウェアに
は、ファクシミリ装置のワンタッチ/短縮ダイヤルと同
じように、いわゆる電話帳が管理されている。
【0123】まず、ステップS10−001において、
ユーザはファクシミリ送信の相手先電話番号を指定する
ために表示された前記ダイヤル入力ダイヤログボックス
を使用して、予め登録されている前記電話帳の中の任意
の相手先を選択するか、あるいは、直接電話番号を入力
し、ダイヤル選択の完了を指示する。
【0124】ステップS10−002は、ステップS1
0−001におけるダイヤル選択完了の指示を受けて実
行される。本ステップでは、ステップS10−001に
おいて、予め登録されている前記電話帳の中の任意の相
手先が選択された場合であって、かつ、その相手先が使
用禁止となっているか否かを判定する。もし、前記電話
帳の中の選択された相手先が使用禁止となっていたなら
ばステップS8−003に進み、そうでなければPC側
のダイヤル選択の処理を終了する。
【0125】ステップS10−003では、ステップS
10−002における判定結果を受けて、ステップS9
−004と同様に、図16に示す使用禁止解除ダイヤロ
グボックスを表示し、ユーザが当該相手先の使用禁止状
態の解除を選択するか否かを選択する。もし、ユーザが
当該相手先の使用禁止状態の解除を要求したならばステ
ップS10−004に進み、そうでなければステップS
10−001に戻り、再度ダイヤルの選択をユーザに行
わせる。
【0126】ステップS10−004では、ステップS
10−003におけるユーザの使用禁止状態の解除要求
を受けて、PC側で管理されている前記PC側電話帳の
相手先の使用禁止状態を解除し、ステップSS10−0
05に進む。なお、詳細は後述する。
【0127】さらに、ステップS10−005におい
て、ステップS10−003におけるユーザの使用禁止
状態の解除要求を受けて、ファクシミリ装置側のワンタ
ッチ/短縮ダイヤルの使用禁止状態を解除するために、
選択された相手先の電話番号と同一の電話番号が登録さ
れているワンタッチ/短縮ダイヤルの使用禁止の解除要
求を、外部入出力部12を介してPC側ソフトウェアか
らファクシミリ装置に送出し、PC側のダイヤル選択の
処理を終了する。
【0128】以上のステップにより、PC側のダイヤル
選択処理が実行される。
【0129】図11は、図9に記載された、ステップS
9−002で実行されるPCからファクシミリ装置に対
する送信待ち行列への送信事象の投入要求を受けて、フ
ァクシミリ装置において実行されるPCの指示に基づく
送信事象の待ち行列への投入処理、すなわち、ファクシ
ミリ装置におけるPCからの送信予約受け付け処理を詳
細に記述したフローチャートである。
【0130】まず、ステップS11−001において、
送信待ち行列に投入を要求された送信事象の電話番号と
同一の電話番号が登録されているワンタッチ/短縮ダイ
ヤルが使用禁止になっているか否かを判定する。もし、
使用禁止になっていないならば、ステップS11−00
2において、投入要求された送信事象を送信待ち行列に
投入し、次いでステップS11−003において、該要
求に対するレスポンスとして予約完了を予約番号ととも
にPCに通知し、PCからの送信予約受け付け処理を終
了する。
【0131】一方、ステップS11−001において、
投入要求された事象の電話番号が使用禁止になっている
と判定されたならば、ステップS11−004におい
て、該要求に対するレスポンスとして使用禁止である旨
を通知し、PCからの送信予約受け付け処理を終了す
る。
【0132】以上のステップにより、ファクシミリ装置
におけるPCからの送信予約受け付け処理が実行され
る。
【0133】図12は、図9のステップS9−007、
および、図14のステップS14−007に記載された
サブルーチン処理であって、誤ダイヤルのために使用禁
止となっているため、あるいは誤ダイヤルと判定された
ために、該ステップにおいて指定された電話番号と同一
の電話番号が予め登録されているPC側の前記電話帳の
相手先を使用禁止にする処理を詳細に記述したフローチ
ャートである。
【0134】本実施例におけるPC上の電話帳は、イン
デックス番号で個々の相手先情報にアクセスできるよう
にPC上のソフトウェアによってシーケンシャルに管理
されている。また、現時点の登録相手先数はn件である
ものとする。
【0135】まず、ステップS12−001において、
シーケンシャルに管理されている個々の登録相手先に順
次アクセスするためのインデックスiを0に初期化し、
ステップS12−002以降のループ処理を実行する。
【0136】ステップS12−002では、インデック
スiがシーケンシャルに管理されている現時点の登録相
手先数n未満であるか否かを判定する。もし、インデッ
クスiがn未満であるならばステップS12−003に
進み、そうでなければステップS12−006に進む。
【0137】ステップS12−003では、指定された
電話番号spec_dialと、登録相手先のi番目に
管理されている電話番号pc.dial[i]とを比較
し、同一の電話番号であるか否かを判定する。このと
き、ファクシミリ装置における誤ダイヤルの使用禁止処
理のときと同様に、発呼の際に実際には回線に送出され
ない空白記号や、カッコ、下線等の特殊な文字を除外し
て比較を行う。もし、それぞれの電話番号が一致するな
らばステップS12−004に進み、そうでなければス
テップS12−005に進む。
【0138】ステップS12−004では、指定された
電話番号と同一の電話番号が登録された前記電話帳の相
手先を使用禁止にするために、i番目の登録相手先に付
随する属性領域に使用禁止である状態を示す値を設定
し、ステップS12−005に進む。
【0139】ステップS12−005では、インデック
スiを1つ増やし、ステップS12−002に戻ってル
ープ処理を繰り返す。
【0140】ステップS12−006では、ステップS
12−004で設定した登録相手先に付随する属性領域
に使用禁止である状態を示す値を検出して、図15に示
すダイヤル入力ダイヤログボックス(電話帳)の相手先
のうち、使用禁止状態となっている全ての相手先を、例
えばデュマー表示等によって他の相手先と区別して表示
する。
【0141】図17は、この表示例を示す説明図であ
る。なお、図17では、図面で表しづらいデュマー表示
に代えて、網掛け表示によって他の相手先と区別した例
を示している。この後、PC側の誤ダイヤルの使用禁止
処理を終了する。
【0142】以上のステップにより、指定された電話番
号と同一の相手先電話番号が予め登録されているPC側
の前記電話帳の相手先を使用禁止にする、PC側の誤ダ
イヤル使用禁止のサブルーチン処理が実行される。
【0143】図13は、図2のステップS2−005に
記載されたファクシミリ装置からの使用禁止の解除要求
に基づいて実行される、図9のステップS9−005に
記載されたサブルーチン処理であって、該ステップにお
いて指定された電話番号と同一の電話番号が予め登録さ
れているPC側の前記電話帳の相手先の使用禁止を解除
する処理を詳細に記述したフローチャートである。
【0144】まず、ステップS13−001において、
シーケンシャルに保存されている個々の登録相手先に順
次アクセスするためのインデックスiを0に初期化し、
ステップS13−002以降のループ処理を実行する。
【0145】ステップS13−002では、インデック
スiがシーケンシャルに管理されている登録相手先数n
未満であるか否かを判定する。もし、インデックスiが
n未満であるならばステップS13−003に進み、そ
うでなければ、ステップS13−006に進む。
【0146】ステップS13−003では、指定された
電話番号spec_dialと、登録相手先のi番目に
管理されている電話番号pc.dial[i]とを比較
し、同一の電話番号であるか否かを判定する。このと
き、ファクシミリ装置における誤ダイヤルの使用禁止解
除処理のときと同様に、発呼の際に実際には回線に送出
されない空白記号や、カッコ、下線等の特殊な文字を除
外して比較を行う。もし、それぞれの電話番号が一致す
るならばステップS13−004に進み、そうでなけれ
ばステップS13−005に進む。
【0147】ステップS13−004では、指定された
電話番号と同一の電話番号が登録された前記電話帳の相
手先の使用禁止を解除するために、i番目の登録相手先
に付随する属性領域に使用禁止でない状態を示す値を設
定し、ステップS13−005に進む。
【0148】ステップS13−005では、インデック
スiを1つ増やし、ステップS13−002に戻ってル
ープ処理を繰り返す。
【0149】ステップS13−006では、ステップS
12−006で、図17のダイヤル入力ダイヤログボッ
クスに示すように、使用禁止状態として表示した相手先
のなかで、ステップS13−004によって使用禁止を
解除したものを通常表示に戻す。例えば図17において
使用禁止状態として網掛け表示としていた2つの相手先
を通常の表示に戻せば、図15に示すような表示とな
る。この後、PC側の誤ダイヤルの使用禁止解除処理を
終了する。
【0150】以上のステップにより、指定された電話番
号と同一の相手先電話番号が予め登録されているPC側
の前記電話帳の相手先の使用禁止を解除する、PC側の
誤ダイヤル使用禁止解除のサブルーチン処理が実行され
る。
【0151】図14は、図9に記載されたPC側の送信
予約処理によってファクシミリ側の送信待ち行列に投入
されたPCの指示に基づく送信事象の状況を、PC側で
管理するための処理を記述したフローチャートである。
【0152】まず、ステップS14−001において、
PCの指示に基づく送信事象でファクシミリ装置の送信
待ち行列にEnqueueを許可されたものが存在する
かどうか判断し、存在する場合にはステップS14−0
02に進む。無ければ存在するようになるまで一定の間
隔をおいて定期的に監視する。
【0153】ステップS14−002では、送信予約の
番号を使用して、この予約番号で識別される送信事象の
状況の取得をファクシミリ装置に要求してステップS1
4−003に進む。
【0154】ステップS14−003では、ファクシミ
リ装置側から送信待ち行列の内容、送信事象の状況をレ
スポンスとして受け取り、送信状況が正常終了ならステ
ップS14−001にもどる。送信状況が送信中ならス
テップS14−002にもどり、再度送信事象の状況の
取得をファクシミリ装置に要求する。送信状況が送信失
敗ならステップS14−004に進む。
【0155】ステップS14−004では、図3のステ
ップS3−011において保存された通信管理情報をフ
ァクシミリ装置側からレスポンスとして受け取り、通信
管理情報が”誤ダイヤル”ならステップS14−005
に進む。通信管理情報が”誤ダイヤル”以外ならステッ
プS14−010に進む。
【0156】ステップS14−005では、送信事象毎
に0に初期化された状態で用意された誤ダイヤル回数カ
ウンタerrを1つ増やし、ステップS14−006に
進む。
【0157】ステップS14−006では、誤ダイヤル
回数カウンタerrが2未満であるか否かを判定し、2
未満であればステップS14−010に、そうでなけれ
ばステップS14−007に進む。
【0158】ステップS14−007では、PCから送
信指示した相手先が誤ダイヤルエラーとなったことをユ
ーザに警告するエラーアラームの鳴動を行うとともに、
警告表示として、図18に示すような誤ダイヤル使用禁
止ダイヤログボックスを表示画面上にポップアップする
ことにより、ユーザに使用禁止となったことを警告す
る。
【0159】ステップS14−008では、図12に詳
細を記述したように、当該送信事象の電話番号と同一の
電話番号が登録されている前記PC側電話帳の相手先を
使用禁止状態にして、ステップS14−009に進む。
【0160】ステップS14−009では、図7に詳細
を記述したように、誤ダイヤルと判定された送信事象の
電話番号と同一の相手先電話番号が予め登録されている
ワンタッチ/短縮ダイヤルキーを使用禁止にし、ステッ
プS14−013に進む。
【0161】ステップS14−010は、ステップS1
4−004において通信管理情報が”誤ダイヤル”以
外、または、ステップS14−006において誤ダイヤ
ル回数カウンタerrが2未満であると判定された場合
に実行される。ここでは、送信事象ごとに0に初期化さ
れた状態で用意されたリダイヤル回数カウンタreda
ilを1つ増やし、ステップS14−011に進む。
【0162】ステップS14−011では、リダイヤル
回数カウンタredialが予め定められた回数n未満
であるか否かを判定し、n未満であればステップS14
−012に、そうでなければステップS14−013に
進む。
【0163】ステップS14−012では、ファクシミ
リ装置側のqueueからすでに送出されてしまった当
該送信事象をPC側のqueueの一番最後に再度En
queueし、ステップS14−013に進む。
【0164】ステップS14−013では、PC側のq
ueueの先頭の送信事象をファクシミリ装置側のqu
eueの一番最後にEnqueueしてPC側の送信管
理処理の先頭であるステップS14−001にもどる。
【0165】以上のステップにより、PCの指示に基づ
く送信事象の状況を周期的に獲得し、通信管理情報に応
じて誤ダイヤルカウンタの管理、PC側の誤ダイヤル処
理、リダイヤルカウンタの管理の後、PC側とファクシ
ミリ装置側の送信queueの管理等の処理が実行され
る。
【0166】次に、本発明における他の実施例について
説明する。
【0167】上述した第1実施例では、特許請求の範囲
に記載の発呼禁止手段を、ファクシミリ装置のワンタッ
チ/短縮ダイヤルに付随する属性領域に使用禁止の状態
を示す値を設定することにより実現し、また、特許請求
の範囲に記載のファクシミリ送信指示禁止手段を、PC
側の電話帳の個々の相手先に付随する属性領域に使用禁
止の状態を示す値を設定することにより実現した例を示
した。また、第1実施例では、使用禁止の状態を設定す
るときに、ファクシミリ送信として無効な電話番号と、
ファクシミリ装置の全てのワンタッチ/短縮ダイヤルお
よびPC側の電話帳の全ての相手先に登録されている電
話番号を比較し、同一の電話番号が登録されているワン
タッチ/短縮ダイヤルまたはPC側の電話帳の相手先を
使用禁止にする例を示した。
【0168】しかし、特許請求の範囲に記載の発呼禁止
手段およびファクシミリ送信指示禁止手段は、ファクシ
ミリ装置側およびPC側にそれぞれ誤ダイヤルが原因の
使用禁止電話番号のリストを管理する方法で実現するこ
ともできる。すなわち、例えばファクシミリ装置のワン
タッチ/短縮ダイヤルが選択されたとき、ファクシミリ
装置側で管理されている誤ダイヤルが原因の使用禁止電
話番号のリストと、前記ワンタッチ/短縮ダイヤルに登
録されている電話番号とを比較し、使用禁止か否かを判
定することができる。
【0169】また、PC側の処理についても同様であ
る。この場合、ファクシミリ装置側とPC側で管理され
ている誤ダイヤルが原因の使用禁止電話番号のリストの
内容が常に等しくなるように、特許請求の範囲に記載の
無効判断結果通知手段(図6のステップS6−008お
よび図14のステップS14−002)、発呼禁止先通
知手段(図6のステップS6−007)等を活用すれ
ば、使用禁止電話番号を管理するリストの大きさによっ
ては誤ダイヤルが原因の使用禁止状態を記憶しておくこ
とができない電話番号が発生する可能性があることに注
意すれば、双方の使用禁止状態の同期を容易に維持する
こともできる。
【0170】また、上記第1実施例では、特許請求の範
囲に記載の発呼禁止解除通知手段を実現するために、ス
テップS2−005において、PC15上のアプリケー
ション・ソフトウェアが管理している電話帳の中で、前
記ワンタッチ/短縮ダイヤルキーと同一の電話番号を有
し、かつ、使用禁止になっている可能性がある全ての宛
先を使用可能にするために、すなわち使用禁止を解除す
るために、前記ワンタッチ/短縮ダイヤルキーの電話番
号情報をパラメータとして付加し、PCに対して電話番
号の使用禁止の解除を要求する方法を示したが、ファク
シミリ装置側とPC側で管理されている誤ダイヤルが原
因の使用禁止電話番号のリストの内容が常に等しい状館
であれば、電話番号情報の代わりにリスト番号をパラメ
ータとして付加し、該電話番号の使用禁止の解除を要求
することも可能である。
【0171】また、上記第1実施例では、特許請求の範
囲に記載の送信指示禁止相手先明示手段として、PC側
の電話帳において送信指示禁止となった相手先をディマ
ー表示(図17では網掛け表示)に変えることで、ユー
ザに送信指示禁止相手先を明示するようしたが、このよ
うなディマー表示(図17では網掛け表示)の代わり
に、例えばフォントの種類、大きさ、色を変える、ある
いは背景に模様をつける、マーキングする等の方法を採
用してもよい。
【0172】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報処理端末とデータ通信装置とを接続し、情報処理端
末の指示に基づくデータ送信を実行できるデータ通信シ
ステムにおいて、情報処理端末の指示に基づくデータ送
信に対し、誤ダイヤルの判定とダイヤルの使用禁止処理
を行うことが可能になる。
【0173】すなわち、情報処理端末とデータ通信装置
とを接続したデータ通信システムでは、情報処理端末側
のソフトウエアが、スタンドアロンのデータ通信装置に
おけるワンタッチダイヤルキーと同様な効果がある電話
帳を管理しているものがほとんどであるが、情報処理端
末側の電話帳を使用して指示したデータ送信が誤ダイヤ
ルであった場合に、情報処理端末側の電話帳をスタンド
アロンのデータ通信装置の場合と同様に使用禁止にする
ことが可能となる。
【0174】さらに、データ通信装置のワンタッチダイ
ヤルキーに適用された誤ダイヤルによる使用禁止の状態
を情報処理端末側の電話帳に反映させ、また反対に、情
報処理端末側の電話帳に適用された誤ダイヤルによる使
用禁止の状態をデータ通信装置のワンタッチダイヤルキ
ーに反映させ、双方のダイヤルの使用禁止状態の同期を
とることも可能になる。
【0175】また、画像送信時において、最初に情報処
理端末からデータ通信装置に相手先の宛先等の情報のみ
を転送して発呼し、その後、情報処理端末からデータ通
信装置に画像情報を逐次転送しながら送信するタイプの
データ通信システムにおいても、前記のような双方のダ
イヤルの使用禁止状態の同期をとるシステムの構築する
ことを容易にすることが可能である。
【0176】また、データ通信装置側で使用禁止となっ
た宛先や情報処理端末からの送信指示を禁止した相手先
を警告手段や明示手段によって確実にユーザに伝えるこ
とができ、また、データ通信装置側で使用禁止解除とな
った相手先や情報処理端末からの送信指示を禁止解除し
た相手先の表示を通常表示に戻すことにより、確実にユ
ーザに伝えることができる。
【0177】また、送信指示禁止状態にある相手先をユ
ーザが選択した場合に、その相手先に関する送信指示禁
止状態を解除するか否かをユーザに選択させることがで
き、誤ダイヤル状態が解消した相手先については、その
まま送信指示を行えるようにしたことから、相手先の実
情に応じて柔軟に対応でき、便利なシステムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるデータ送信を予約する動作
を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例におけるデータ送信処理の全般を示
すフローチャートである。
【図4】上記実施例のリダイヤルに関するサブルーチン
処理を詳細に示すフローチャートである。
【図5】上記実施例において、PCからの送信指示によ
るリダイヤル処理を詳細に示すフローチャートである。
【図6】上記実施例において、ファクシミリ本体の送信
操作によるリダイヤル処理を詳細に示すフローチャート
である。
【図7】上記実施例において、ファクシミリ本体のワン
タッチ/短縮ダイヤルキーを使用禁止にするサブルーチ
ン処理を詳細に示すフローチャートである。
【図8】上記実施例において、ファクシミリ本体のワン
タッチ/短縮ダイヤルキーの使用禁止を解除するサブル
ーチン処理を詳細に示すフローチャートである。
【図9】上記実施例において、ユーザがPCを使用して
データ送信予約をする場合のPC上のソフトウエアの動
作を示すフローチャートである。
【図10】上記実施例におけるPC側のダイヤル選択の
サブルーチン処理を詳細に示すフローチャートである。
【図11】上記実施例のファクシミリ装置におけるPC
からの送信予約受付処理を詳細に示すフローチャートで
ある。
【図12】上記実施例におけるPC側の電話帳の相手先
を使用禁止にするサブルーチン処理を詳細に示すフロー
チャートである。
【図13】上記実施例におけるPC側の電話帳の相手先
の使用禁止を解除するサブルーチン処理を詳細に示すフ
ローチャートである。
【図14】上記実施例におけるPC側の送信予約処理に
よってファクシミリ側の送信待ち行列に投入されたPC
の指示に基づく送信事象の状況をPC側で管理するため
の処理を示すフローチャートである。
【図15】上記実施例で使用するダイヤル入力ダイヤロ
グボックスの表示例を示す説明図である。
【図16】上記実施例で使用する使用禁止解除ダイヤロ
グボックスの表示例を示す説明図である。
【図17】上記実施例で使用するダイヤル入力ダイヤロ
グボックスにおいて、使用禁止の相手先を網掛け表示し
た場合の表示例を示す説明図である。
【図18】上記実施例で使用する使用禁止ダイヤルの警
告表示の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、 2…CPU、 3…ROM、 4…S−RAM、 5…D−RAM、 6…表示部、 7…操作部、 8…読取部、 9…記録部、 10…モデム、 11…NCU、 12…外部入出力部、 13…バス、 14…回線、 15…PC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04M 11/00 303 H04N 1/32 H04N 1/32 Z L

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信装置と情報処理端末とをイン
    ターフェースを介して接続し、前記情報処理端末からの
    指示に応じて、前記データ通信装置がデータ通信を実行
    するデータ通信システムにおいて、 前記データ通信装置は、前記情報処理端末から指示され
    た宛先への自動発呼に続くデータ通信処理が適切な処理
    であるか否かを識別する識別手段と、前記識別手段によ
    りその処理が適切でないと識別した場合、前記情報処理
    端末にその識別結果を示す情報を送出する手段とを含
    み、 前記情報処理装置は、前記識別結果情報に基づいて、前
    記データ通信装置に対する前記宛先へのデータ通信の指
    示を禁止する手段を含むことを特徴とするデータ通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記データ通信装置は、さらに前記情報処理端末から指
    示された宛先へのデータ通信が正常に行われるまで、予
    め定められた回数までリトライするリトライ手段を含
    み、前記識別手段は、前記リトライ手段によって予め定
    められた回数のリトライを行った場合に、発呼した宛先
    がデータ通信として無効な応答を所定回数繰り返したこ
    とに応じて、前記宛先へのデータ通信処理が適切でない
    と識別することを特徴とするデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記データ通信装置は、さらにデータ通信を行うために
    発呼した宛先からデータ通信において有効な応答信号を
    受信したか否かを判別する応答判別手段と、前記応答判
    別手段による有効な応答信号を受信していないとの判別
    の回数を計数する第1の計数手段とを含み、前記識別手
    段は、前記第1の計数手段の計数に応じて、前記宛先へ
    のデータ通信処理が適切でないと識別することを特徴と
    するデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記データ通信装置は、さらに前記識別手段により発呼
    した宛先へのデータ通信処理が適切でないと識別する
    と、その宛先へのデータ通信のための発呼を禁止する手
    段を含むことを特徴とするデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記情報処理端末は、前記データ通信端末からの前記識
    別結果情報の受信回数を計数する第2の計数手段を含
    み、前記禁止手段は、前記第2の計数手段の計数に基づ
    いて、前記データ通信装置に対してその宛先へのデータ
    通信を指示することが適切であるか否かを判別し、その
    判別に従って前記データ通信装置に対するその宛先への
    データ通信の指示を禁止することを特徴とするデータ通
    信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記情報処理端末は、前記禁止手段により前記宛先への
    データ通信の指示を禁止した場合、その禁止した宛先の
    情報を前記データ通信装置に通知する手段を含み、 前記データ通信装置は、前記情報処理端末から通知され
    た前記宛先情報を受信し、その宛先情報に対応する宛先
    へのデータ通信のための発呼を禁止することを特徴とす
    るデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 前記データ通信装置における発呼禁止の設定状態と、前
    記情報処理端末における発呼禁止の設定状態を互いに反
    映させることを特徴とするデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項4において、 前記データ通信装置は、発呼が禁止されている宛先に対
    する発呼禁止の設定を解除する第1の解除手段を含み、 前記情報処理端末は、前記データ通信装置へのデータ通
    信指示が禁止されている宛先に対する指示禁止の設定状
    態を解除する第2の解除手段を含み、 前記データ通信装置および前記情報処理端末における禁
    止設定の状態を夫々独立して解除可能であることを特徴
    とするデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記データ通信装置は、前記第1の解除手段により発呼
    禁止の設定状態を解除した宛先の情報を前記情報処理端
    末に通知する手段を含み、 前記情報処理端末は、前記データ通信端末から受信した
    前記発呼禁止設定が解除された宛先の情報に基づいて、
    その宛先情報に対応する宛先への指示禁止の設定を解除
    することを特徴とするデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 前記情報処理端末は、前記第2の解除手段により指示禁
    止の設定状態を解除した宛先の情報を前記データ通信装
    置に通知する手段を含み、 前記データ通信装置は、前記情報処理端末から受信した
    前記指示禁止の状態が解除された宛先情報に基づいて、
    その宛先情報に対応した宛先の発呼禁止の設定状態を解
    除することを特徴とするデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項8において、 前記データ通信装置におけるある宛先に対する発呼禁止
    の設定解除と、前記情報処理端末におけるある宛先に対
    する指示禁止の設定解除とを、互いに反映させることを
    特徴とするデータ通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項1において、 前記情報処理端末は、前記指示禁止設定する場合に、デ
    ータ通信指示を禁止することを警告する警告手段を含む
    ことを特徴とするデータ通信システム。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記警告手段は、前記指示禁止設定する宛先を識別可能
    に表示し、データ通信指示を禁止することを警告するこ
    とを特徴とするデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記警告手段は、エラーアラーム音を発生し、データ通
    信指示を禁止することを警告することを特徴とするデー
    タ通信システム。
  15. 【請求項15】 請求項1において、 前記情報処理端末は、予めいくつかの宛先情報を登録す
    る登録手段を含み、前記登録手段に登録された各宛先の
    内、データ通信指示の禁止を設定した宛先を他の宛先と
    区別可能に表示させる手段を含むことを特徴とするデー
    タ通信システム。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記情報処理端末は、前記データ通信指示を禁止設定し
    た宛先の情報をディマー表示により、他の宛先の情報と
    区別することを特徴とするデータ通信システム。
  17. 【請求項17】 請求項15において、 前記情報処理端末は、前記データ通信指示を禁止設定し
    た宛先の情報のフォントを前記他の宛先の情報のフォン
    トと変えることにより区別することを特徴とするデータ
    通信システム。
  18. 【請求項18】 請求項8において、 前記情報処理端末は、予めいくつかの宛先情報を登録す
    る登録手段と、前記登録手段に登録されたいくつかの宛
    先のうちの所望の宛先を選択してデータ通信の指示を行
    う宛先選択手段と、前記指示禁止手段によリデータ送信
    指示が禁止される宛先の禁止設定を識別可能に表示させ
    る手段と、前記第2の解除手段により指示禁止の設定が
    解除される宛先の表示を禁止設定される前の状態に復帰
    させる手段を含むことを特徴とするデータ通信システ
    ム。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記情報処理端末は、前記宛先選択手段によリデータ通
    信指示の禁止設定された宛先が選択された場合に、その
    選択された宛先に対する指示禁止の設定を解除するか否
    かを選択可能とするための表示を行わせる手段を含み、
    前記第2の解除手段は、前記解除選択のための表示に対
    するマニュアル指示に応答して、指示禁止の設定を解除
    することを特徴とするデータ通信システム。
  20. 【請求項20】 データ通信装置と情報処理端末とをイ
    ンターフェースを介して接続し、前記情報処理端末から
    の指示に応じて、前記データ通信装置がデータ通信を実
    行するデータ通信システムの制御方法において、 前記データ通信装置は、前記情報処理端末から指示され
    た宛先への自動発呼に続くデータ通信処理が適切な処理
    であるか否かを識別し、前記データ通信処理が適切でな
    いと識別した場合、前記情報処理端末にその識別結果を
    示す情報を通知し、 前記情報処理装置は、前記識別結果情報に基づいて、前
    記データ通信装置に対する前記宛先へのデータ通信の指
    示を禁止することを特徴とする制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 前記データ通信装置は、さらに前記情報処理端末から指
    示された宛先へのデータ通信が正常に行われるまで、予
    め定められた回数までリトライし、前記リトライ処理に
    よって予め定められた回数のリトライを行った場合に、
    発呼した宛先がデータ通信として無効な応答を所定回数
    繰り返したことに応じて、前記宛先へのデータ通信処理
    が適切でないと識別することを特徴とする制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項20において、 前記データ通信装置は、さらにデータ通信を行うために
    発呼した宛先からデータ通信において有効な応答信号を
    受信したか否かを判別し、前記応答判別処理による有効
    な応答信号を受信していないとの判別の回数を計数し、
    前記第1の計数手段の計数に応じて、前記宛先へのデー
    タ通信処理が適切でないと識別することを特徴とする制
    御方法。
  23. 【請求項23】 請求項22において、 前記データ通信装置は、発呼した宛先へのデータ通信処
    理が適切でないと識別すると、その宛先へのデータ通信
    のための発呼を禁止することを特徴とする制御方法。
  24. 【請求項24】 請求項22において、 前記情報処理端末は、前記データ通信端末からの前記識
    別結果情報の受信回数を計数し、その計数に基づいて、
    前記データ通信装置に対してその宛先へのデータ通信を
    指示することが適切であるか否かを判別し、その判別に
    従って前記データ通信装置に対するその宛先へのデータ
    通信の指示を禁止することを特徴とする制御方法。
  25. 【請求項25】 請求項24において、 前記情報処理端末は、前記宛先へのデータ通信の指示を
    禁止した場合、その禁止した宛先の情報を前記データ通
    信装置に通知し、 前記データ通信装置は、前記情報処理端末から通知され
    た前記宛先情報を受信し、その宛先情報に対応する宛先
    へのデータ通信のための発呼を禁止することを特徴とす
    る制御方法。
  26. 【請求項26】 請求項23において、 前記データ通信装置における発呼禁止の設定状態と、前
    記情報処理端末における発呼禁止の設定状態を互いに反
    映させることを特徴とする制御方法。
  27. 【請求項27】 請求項23において、 前記データ通信装置は、発呼が禁止されている宛先に対
    する発呼禁止の設定を解除するための第1の解除処理を
    有し、 前記情報処理端末は、前記データ通信装置へのデータ通
    信指示が禁止されている宛先に対する指示禁止の設定状
    態を解除するための第2の解除処理を有し、 前記データ通信装置および前記情報処理端末における禁
    止設定の状態をそれぞれ独立して解除可能であることを
    特徴とする制御方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、 前記データ通信装置は、前記第1の解除処理により発呼
    禁止の設定状態を解除した宛先の情報を前記情報処理端
    末に通知し、 前記情報処理端末は、前記データ通信端末から受信した
    前記発呼禁止設定が解除された宛先の情報に基づいて、
    その宛先情報に対応する宛先への指示禁止の設定を解除
    することを特徴とする制御方法。
  29. 【請求項29】 請求項27において、 前記情報処理端末は、前記第2の解除処理により指示禁
    止の設定状態を解除した宛先の情報を前記データ通信装
    置に通知し、 前記データ通信装置は、前記情報処理端末から受信した
    前記指示禁止の状態が解除された宛先情報に基づいて、
    その宛先情報に対応した宛先の発呼禁止の設定状態を解
    除することを特徴とする制御方法。
  30. 【請求項30】 請求項27において、 前記データ通信装置におけるある宛先に対する発呼禁止
    の設定解除と、前記情報処理端末におけるある宛先に対
    する指示禁止の設定解除とを、互いに反映させることを
    特徴とする制御方法。
  31. 【請求項31】 請求項20において、 前記情報処理端末は、前記指示禁止設定する場合に、デ
    ータ通信指示を禁止することを警告することを特徴とす
    る制御方法。
  32. 【請求項32】 請求項31において、 前記警告処理は、前記指示禁止設定する宛先を識別可能
    に表示し、データ通信指示を禁止することを警告するこ
    とを特徴とする制御方法。
  33. 【請求項33】 請求項31において、 前記警告処理は、エラーアラーム音を発生し、データ通
    信指示を禁止することを警告することを特徴とする制御
    方法。
  34. 【請求項34】 請求項20において、 前記情報処理端末は、予めいくつかの宛先情報を登録
    し、前記登録された各宛先のうち、データ通信指示の禁
    止を設定した宛先を他の宛先と区別可能に表示させるこ
    とを特徴とする制御方法。
  35. 【請求項35】 請求項34において、 前記情報処理端末は、前記データ通信指示を禁止設定し
    た宛先の情報をディマー表示により、他の宛先の情報と
    区別することを特徴とする制御方法。
  36. 【請求項36】 請求項34において、 前記情報処理端末は、前記データ通信指示を禁止設定し
    た宛先の情報のフォントを前記他の宛先の情報のフォン
    トと変えることにより区別することを特徴とする制御方
    法。
  37. 【請求項37】 請求項27において、 前記情報処理端末は、予めいくつかの宛先情報を登録
    し、前記登録されたいくつかの宛先のうちの所望の宛先
    を選択してデータ通信の指示を行い、データ送信指示が
    禁止される宛先の禁止設定を識別可能に表示させ、前記
    第2の解除処理により指示禁止の設定が解除される宛先
    の表示を禁止設定される前の状態に復帰させることを特
    徴とする制御方法。
  38. 【請求項38】 請求項37において、 前記情報処理端末は、前記データ通信指示の禁止設定さ
    れた宛先が選択された場合に、その選択された宛先に対
    する指示禁止の設定を解除するか否かを選択可能とする
    ための表示を行わせ、前記第2の解除処理は、前記解除
    選択のための表示に対するマニュアル指示に応答して、
    指示禁止の設定を解除することを特徴とする制御方法。
  39. 【請求項39】 請求項20において、 前記データ通信装置は、発呼した相手先との通信ができ
    ない場合、その通信の種別を判別し、判別した種別がデ
    ータ通信である場合に、前記情報処理端末にデータ通信
    処理が適切でない識別情報を通知することを特徴とする
    制御方法。
  40. 【請求項40】 インターフェースを介して外部の情報
    処理端末が接続可能であり、前記情報処理端末からの指
    示に応じて、データ通信を実行するデータ通信装置にお
    いて、 前記情報処理端末から指示された宛先への自動発呼に続
    くデータ通信処理が適切な処理であるか否かを識別する
    識別手段と、前記識別手段によりその処理が適切でない
    と識別した場合、前記情報処理端末にその識別結果を示
    す情報を送出する手段とを有することを特徴とするデ―
    夕通信装置。
  41. 【請求項41】 請求項40において、 さらに前記情報処理端末から指示された宛先へのデータ
    通信が正常に行われるまで、予め定められた回数までリ
    トライするリトライ手段を有し、 前記識別手段は、前記リトライ手段によって予め定めら
    れた回数のリトライを行った場合に、発呼した宛先がデ
    ータ通信として無効な応答を所定回数繰り返したことに
    応じて、前記宛先へのデータ通信処理が適切でないと識
    別することを特徴とするデータ通信装置。
  42. 【請求項42】 請求項40において、 さらにデータ通信を行うために発呼した宛先からデータ
    通信において有効な応答信号を受信したか否かを判別す
    る応答判別手段と、前記応答判別手段による有効な応答
    信号を受信していないとの判別の回数を計数する第1の
    計数手段とを有し、 前記識別手段は、前記第1の計数手段の計数に応じて、
    前記宛先へのデータ通信処理が適切でないと識別するこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  43. 【請求項43】 請求項42において、 さらに前記識別手段により発呼した宛先へのデータ通信
    処理が適切でないと識別すると、その宛先へのデータ通
    信のための発呼を禁止する手段を有することを特徴とす
    るデータ通信装置。
  44. 【請求項44】 請求項40において、 さらに前記情報処理端末がある宛先へのデータ通信の指
    示を禁止した場合に、前記情報処理端末から通知される
    前記禁止した宛先の情報を受信し、その宛先情報に対応
    する宛先へのデータ通信のための発呼を禁止する手段と
    を有することを特徴とするデータ通信装置。
  45. 【請求項45】 請求項40において、 さらに発呼が禁止されている宛先に対する発呼禁止の設
    定を解除する解除手段と、前記解除手段により発呼禁止
    の設定状態を解除した宛先の情報を前記情報処理端末に
    通知する手段とを有することを特徴とするデータ通信装
    置。
  46. 【請求項46】 請求項45において、 前記情報処理端末がある宛先に対するデータ通信指示の
    禁止の設定状態を解除した場合に、指示禁止の設定を解
    除した宛先の情報を前記情報処理端末から受信し、受信
    した前記指示禁止の状態が解除された宛先情報に基づい
    て、その宛先情報に対応した宛先の発呼禁止の設定状態
    を解除する手段を有することを特徴とするデータ通信装
    置。
  47. 【請求項47】 インターフェースを介してデータ通信
    装置と接続可能であり、前記データ通信装置にデータ通
    信の指示を前記インターフェースを介して送出し、前記
    データ通信装置にデータ通信を行わせる情報処理端末の
    コンピュータにより実行されるコンピュータプログラム
    を格納した記憶媒体において、 前記データ通信装置が、前記情報処理端末から指示され
    た宛先への自動発呼に続くデータ通信処理が適切な処理
    でないと識別した場合に、前記データ通信装置から前記
    インターフェースを介して送出される前記識別結果の情
    報を受信し、受信した前記識別結果情報に基づいて、前
    記データ通信装置に対する前記宛先へのデータ通信の指
    示を禁止する処理を含むコンピュータプログラムを格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
  48. 【請求項48】 請求項47において、 前記データ通信端末からの前記識別結果情報の受信回数
    を計数し、その計数に基づいて、前記データ通信装置に
    対してその宛先へのデータ通信を指示することが適切で
    あるか否かを判別し、その判別に従って前記データ通信
    装置に対するその宛先へのデータ通信の指示を禁止する
    処理を含むコンピュータプログラムを格納したことを特
    徴とする記憶媒体。
  49. 【請求項49】 請求項48において、 前記宛先へのデータ通信の指示を禁止した場合、その禁
    止した宛先の情報を前記データ通信装置に通知する処理
    を含むコンピュータプログラムを格納したことを特徴と
    する記憶媒体。
  50. 【請求項50】 請求項47において、 前記データ通信装置へのデータ通信指示が禁止されてい
    る宛先に対する指示禁止の設定状態を解除するための解
    除処理と、前記解除処理により指示禁止の設定状態を解
    除した宛先の情報を前記データ通信装置に通知する処理
    とを含むコンピュータプログラムを格納したことを特徴
    とする記憶媒体。
  51. 【請求項51】 請求項47において、 前記データ通信装置がある宛先に対する発呼禁止の設定
    を解除した場合に、前記データ通信装置から前記インタ
    ーフェースを介して通知される前記発呼禁止の設定状態
    を解除した宛先の情報を受信し、受信した前記発呼禁止
    設定が解除された宛先の情報に基づいて、その宛先情報
    に対応する宛先への指示禁止の設定を解除する処理を含
    むコンピュータプログラムを格納したことを特徴とする
    記憶媒体。
  52. 【請求項52】 請求項47において、 前記指示禁止設定する場合に、データ通信指示を禁止す
    ることを警告する処理を含むコンピュータプログラムを
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
  53. 【請求項53】 請求項52において、 前記警告処理は、前記指示禁止設定する宛先を識別可能
    に表示させ、データ通信指示を禁止することを警告する
    コンピュータプログラムを格納したことを特徴とする記
    憶媒体。
  54. 【請求項54】 請求項52において、 前記警告処理は、エラーアラーム音を発生させ、データ
    通信指示を禁止することを警告するコンピュータプログ
    ラムであることを特徴とする記憶媒体。
  55. 【請求項55】 請求項47において、 予めいくつかの宛先情報を登録するための処理と、前記
    登録された各宛先のうち、データ通信指示の禁止を設定
    した宛先を他の宛先と区別可能に表示させる処理とを含
    むコンピュータプログラムを格納したことを特徴とする
    記憶媒体。
  56. 【請求項56】 請求項55において、 前記区別表示のための処理は、前記データ通信指示を禁
    止設定した宛先の情報をティマー表示させ、他の宛先の
    情報と区別するコンピュータプログラムであることを特
    徴とする記憶媒体。
  57. 【請求項57】 請求項55において、 前記区別表示のための処理は、前記データ通信指示を禁
    止設定した宛先の情報のフォントを前記他の宛先の情報
    のフォントと変えることにより区別するコンピュータプ
    ログラムであることを特徴とする記憶媒体。
  58. 【請求項58】 請求項47において、 予めいくつかの宛先情報を登録する処理と、前記登録さ
    れたいくつかの宛先のうちの所望の宛先を選択してデー
    タ通信の指示を行わせる処理と、データ送信指示が禁止
    される宛先の禁止設定を識別可能に表示させ、前記第2
    の解除処理により指示禁止の設定が解除される宛先の表
    示を禁止設定される前の状態に復帰させる処理とを含む
    コンピュータプログラムを格納したことを特徴とする記
    憶媒体。
  59. 【請求項59】 請求項58において、 前記データ通信指示の禁止設定された宛先が選択された
    場合に、その選択された宛先に対する指示禁止の設定を
    解除するか否かを選択可能とするための表示を行わせる
    処理を含み、前記解除処理は、前記解除選択のための表
    示に対するマニュアル指示に応答して、指示禁止の設定
    を解除するコンピュータプログラムを格納したことを特
    徴とする記憶媒体。
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