JPH10190361A - 線形増幅装置及び方法 - Google Patents

線形増幅装置及び方法

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    • H03F2201/3212Using a control circuit to adjust amplitude and phase of a signal in a signal path

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、前置歪み方式とフィードフォワー
ド方式とを用いて混変調成分を分散させて除去できる線
形増幅装置及び方法を提供する。 【解決手段】 本発明に従う電力増幅器を備える線形増
幅装置は、入力されるRF信号に対応する高調波を発生
し、前記高調波及びRF信号に結合して前置歪み信号を
発生することにより、前記電力増幅器からRF信号の増
幅時発生する混変調信号を1次抑圧する前置歪み器と、
前記入力RF信号と前記電力増幅器の出力を相殺させて
混変調信号の成分を抽出した後エラー増幅し、増幅され
た混変調信号と前記電力増幅器の出力を結合させて前記
混変調信号を2次抑圧するパッドフォワード器とから構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は線形増幅装置及び方
法に関し、特に、前置歪み方式及びフィードフォワード
方式を用いて混変調成分が除去できる線形増幅装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常では、高出力増幅器(High Power Am
plifier :HPA) は、最大の出力を発生させるために
非線形(nonlinear) 特性をもつ飽和領域(saturation re
gion)の付近で動作する。しかし、マルチキャリヤ(mult
i-carrier) が前記高出力増幅器に入力される場合、こ
れらマルチキャリヤが相互混変調成分(Inter-Modulatio
n Distortion:IMD) を発生するので、前記増幅器の
性能がかなり低下する。従って、入力される信号のレベ
ルを数dBバックオフ(back-off)させて動作させるか、
或いはさらに大容量の電力トランジスタ(Power TR)に変
えなければならないという問題が生じる。
【0003】このような場合、線形増幅器(Linear Powe
r Amplifier :LPA) は、大容量のトランジスタでは
なく適正容量のトランジスタを使用し、発生する混変調
成分は線形化を用いて除去できる。従って、通信装置か
ら送出されるRF信号の質を向上させるためには、前記
線形増幅器を必須的な構成要素として要求している。
【0004】図1は、テターサール(Tattersall)等によ
り発明されて1992年7月14日付出願された米国特
許第5,130,663号の線形増幅器(Linear Power
Amplifier :LPA) の構成を示している。
【0005】図1のような構成をもつ線形増幅器は、パ
イロット信号を発生させて入力信号に結合させ、最終出
力端から前記パイロット信号を検出してエラー増幅器の
位相と利得を制御することにより歪み成分を抑圧する。
即ち、前記線形増幅器は、混変調成分を抑圧するために
エラー増幅器の位相と利得をいろいろな要因に関係なく
持続的に抑圧し得るようにパイロット信号を使用し、こ
のようなパイロット信号が抑圧された大きさを判断して
歪み成分を抑圧する。
【0006】しかし、図1のように、パイロットトーン
を用いる線形増幅器は、いろんな環境的な要因を考慮で
きないから、自動的に線形増幅を調整するための条件を
設定し難い。また、パイロット発生器とパイロット検出
器などの回路が追加されて線形増幅器の構成及び制御が
複雑になる。
【0007】このようにパイロット方式を用いることな
く混変調成分を除去し得る線形化方式は、入力信号に前
置歪み(predistortion) 成分を発生させて主増幅器の混
変調抑圧特性を改善する前置歪み方式と、歪み成分をフ
ィードバックさせて増幅器の出力に含まれている歪み成
分を抑圧するネガティブフィードバック(negative feed
back) 方式と、歪み成分のみを抽出して逆位相を形成し
て歪み成分を抑圧するフィードフォワード(feedforwor
d) 方式等が挙げることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前置歪み方式とフィードフォワード方式とを用い
て、混変調成分を分散させて除去できる線形増幅装置及
び方法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、前置歪み方式を用い
て主増幅器から発生する混変調成分を抑圧し、フィード
フォワード方式を用いて最終的に出力される増幅信号に
含まれている混変調成分が抑圧できる装置及び方法を提
供することにある。
【0010】本発明のまた他の目的は、線形増幅装置の
主増幅器の前段に前置歪み器を設置し、前記主増幅器か
ら発生する混変調成分を予め予想して前置歪み信号を発
生して主増幅器に入射させることにより、主増幅器から
発生する混変調成分が1次抑圧できる線形増幅装置及び
方法を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、線形増幅装置か
ら混変調成分が1次抑圧された主増幅器の出力に含まれ
ている残りの混変調成分を抽出して最終出力信号に結合
することにより、最終的に出力される増幅信号に混変調
成分が2次抑圧できる装置及び方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に従う線形増幅装置は、入力されるR
F信号に対応する高調波を発生し、前記高調波とRF信
号とに結合して前置歪み信号を発生することにより、前
記電力増幅器からRF信号の増幅時発生する混変調信号
を1次抑圧する前置歪み器と、前記入力RF信号と前記
電力増幅器の出力を相殺させて混変調信号の成分を抽出
した後エラー増幅し、増幅された混変調信号と前記電力
増幅器の出力を結合させて前記混変調信号を2次抑圧す
るパッドフォワード器とから構成されることを特徴とす
る。
【0013】また、本発明に従う線形増幅装置の混変調
信号除去方法は、入力されるRF信号に対応する高調波
を発生し、前記高調波とRF信号に結合して前置歪み信
号を発生して前記電力増幅からRF信号の増幅時発生す
る混変調信号を1次抑圧し、前記入力RF信号と前記電
力増幅器の出力とを相殺させて混変調信号成分を抽出し
た後エラー増幅し、増幅された混変調信号と前記電力増
幅器の出力とを結合させて前記混変調信号を2次抑圧す
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の第1実施の形態
に従う線形増幅装置の構成を示す。同図において、第1
可変減衰器(variable attenuator) 211は、減衰制御
信号ATT1によって入射されるRF信号利得の減衰を
制御する。第1可変位相器(variable phase shifer) 2
12は前記第1可変減衰器211の出力を入力とし、位
相制御信号PIC1によって入射されるRF信号の位相
を制御する。
【0015】前置歪み器(predistortor)213は前記R
F信号を入力とし、後段の電力増幅器214から発生す
る混変調成分の高調波(harmonics) を予想して歪み信号
を発生させる。前記電力増幅器(main power amplifier)
214は、前記前置歪み器213から出力されるRF信
号を電力増幅して出力する。第2遅延器215は、前記
電力増幅器214から出力されるRF信号を入力とし、
混変調信号が印加される時間の間遅延させて出力する。
このような構成は、本発明の実施の形態に従う線形増幅
装置の主経路(main path) になる。
【0016】分配器(power divider) 216は、前記主
経路に入射されるRF信号を分配して出力する。前記分
配器216は、方向性結合器(directional coupler) が
使用できる。第1遅延器(delay line)217は、前記主
経路の前置歪み及び増幅過程でRF信号の遅延時間を補
償する。分配器218は、前記電力増幅器214の出力
端に位置し、前記電力増幅器214の出力を分配して出
力する。前記分配器218は方向性結合器が使用でき
る。相殺器(signal canceler) 219は、前記第1遅延
器217からのRF信号と前記電力増幅器214からの
増幅されたRF信号とを入力とする。前記相殺器219
は、前記電力増幅器214の出力から前記第1遅延器2
17の出力するRF信号成分を相殺させて混変調信号を
検出する。
【0017】本発明の実施の形態では、前記相殺器21
9が減算器(subtractor)で実現された例を示している。
第2可変減衰器220は、前記相殺器219から出力さ
れる混変調信号を入力とし、制御部237から出力され
る減衰制御信号ATT2によって入力される混変調信号
の利得を制御する。前記第2可変位相器221は前記第
2可変減衰器220から出力される混変調信号を入力と
し、前記制御部237から出力される位相制御信号PI
C2によって入力される混変調信号の位相を制御する。
エラー増幅器(error amplifier) 222は、前記第2可
変位相器221から出力される混変調信号を増幅して出
力する。結合器(signal coupler)223は、前記エラー
増幅器222の出力を前記第2遅延器215の出力端に
結合する。結合器223は、前記エラー増幅器222の
出力を前記第2遅延器215の出力端に結合する。前記
結合器223は方向性結合器が用いられる。
【0018】このような構成は、本発明の実施の形態で
前記主経路の混変調信号を抑圧するための補助経路(sub
-path)に対応する。分配器231は入力端に位置して入
力されるRF信号を分配して第1信号SF1を出力す
る。分配器232は、前記電力増幅器214の出力端に
位置し、前記増幅RF信号を分配して第2信号SF2を
出力する。分配器233は、相殺器219の出力端に位
置し、RF信号の相殺された混変調信号を分配して第3
信号SF3を出力する。分配器234は出力端に位置
し、最終的に出力されるRF信号を分配して第4信号S
F4を出力する。前記分配器231〜234は方向性結
合器を用いることができる。選択器(signal selector)
235は、前記分配器231〜234から出力される信
号SF1〜SF4を入力とし、前記制御部237から出
力されるスイッチ制御信号SWC(Switching Control D
ata)によって制御されて対応する信号SFを選択して出
力する。
【0019】信号検出器(signal detector) 236は、
制御部237から出力される制御データPCD(PLL Con
trol Data)によって前記選択器235からの信号SFの
強度を検出して直流電圧に変換されたRSSI(Receive
d Signal Strength Indicator)を出力する。制御部23
7は、前記選択器235で該当信号SFを選択するため
のスイッチ制御信号SWCを発生し、前記信号検出器2
36で選択された信号SFの強度を検出するための周波
数を決定する制御データPCDを発生する。
【0020】また、前記制御部237は、前記信号検出
器236から出力されるRSSI信号の値を分析し、分
析された結果によって該当信号SFの利得及び位相を調
整するために、対応する可変減衰器及び可変位相器を制
御するための減衰制御信号ATT1〜ATT3及び位相
制御信号PIC1〜PIC3を発生する。まず、前記制
御部237は、分配器231から出力される入力信号を
選択する場合、前記検出器236を制御して入力された
RF信号のRSSIを検出してその大きさを判断した
後、入力されるRF信号の周波数成分が分かる。従っ
て、前記制御部237は、分配器232から出力される
電力増幅器214の出力を選択した場合、前記信号検出
器236を制御して、増幅されたRF信号の高調波信号
RSSIを検出してその大きさを判断した後、前記前置
歪み器213から出力される混変調信号の減衰及び位相
を調整するための減衰制御信号ATT3及び位相制御信
号PIC3を発生する。二番目、前記制御部237は、
前記相殺器219の出力を選択した場合前記信号検出器
236を制御し、相殺された混変調信号に含まれている
RF信号のRSSIを検出してその大きさを判断した
後、前記線形増幅器の入力端に入射されるRF信号の減
殺及び位相を調整するための減殺制御信号ATT1及び
位相制御信号PIC1を発生する。三番目、前記制御部
237は最終的に出力される増幅信号を選択した場合、
前記信号検出器236を制御して最終的に出力される信
号に含まれている混変調信号のRSSIを検出して大き
さを判断した後、前記相殺器から出力される混変調信号
の減衰及び位相を調整するための減衰制御信号ATT2
及び位相制御信号PIC2を発生する。
【0021】このような構成を有する本発明の実施の形
態に従う線形増幅器は、前置歪み方式とフィードフォワ
ード方式とを用いて増幅過程で発生できる混変調信号を
除去する。前置歪み器213は、一次的に電力増幅器2
14へ出力される混変調信号を除去する機能を行う。こ
のために、前記前置歪み器213は、前記電力増幅器2
14から増幅時発生できる高調波(harmonics) を予想し
て発生させ、前記電力増幅器214の電力トランジスタ
に印加される時点で前記電力増幅器214からの高調波
と逆位相になれるように位相を調整して出力する。
【0022】このような前置歪み方式を用いる場合、線
形増幅器からの混変調信号を完全に除去させられない。
従って、本発明の実施の形態による線形増幅器は、前記
前置歪み器213で一次的に混変調信号を抑制した後、
最終的に混変調信号を抑制するためのフィードフォワー
ド方式を適用する。フィードフォワード方式を用いる線
形増幅器は、電力増幅器214の出力から純粋なRF信
号の成分を相殺させて混変調信号を抽出し、前記抽出さ
れた混変調信号を再び前記結合器223に結合させて混
変調成分を相殺させる。従って、前記フィードフォワー
ド方式を使用すると、線形増幅器の最終出力端で増幅さ
れた信号に含まれている混変調信号成分が抑制されて増
幅された純粋なRF信号の成分のみを出力する。
【0023】以上のような本発明の実施の形態では、ま
ず、前置歪み方式を用いて電力増幅器214の増幅過程
で発生する混変調信号を1次抑圧し、1次抑圧された電
力増幅器214の出力に含まれている混変調信号をフィ
ードフォワード方式を用いて2次抑圧する。ここで、説
明の便宜上、まず、前置歪み方式によって混変調信号を
抑圧する動作を説明し、その後、フィードフォワード方
式によって混変調信号を抑圧する動作を説明する。
【0024】図6A〜図6Gは、図2で各部動作によっ
て発生する信号特性を示す図であって、2つのトーン(t
wo tone)の場合を仮定して示している。図6Aは入力さ
れるRF信号を、図6Bは、前置歪み器213の高調波
発生器314から発生するRF信号の高調波信号を、図
6Cは、前記前置歪み器213の可変減衰器315によ
って高調波の大きさが調整され、可変位相器316によ
って前記電力増幅器214に逆位相で入射され得るよう
に位相が調整される信号を示す。図6Dは、前記電力増
幅器214で図6Cのように入射された前置歪み信号を
増幅した、混変調信号の含まれている増幅RF信号を示
し、図6Eは、相殺器219で図6Dのような増幅RF
信号から図6Aのような信号成分を相殺して抽出した混
変調信号を示す。図6Fは、図6Eのような混変調信号
の大きさを調整し、前記主経路上で電力増幅器214の
出力と逆位相に調整された信号を、図6Gは、図6Dの
ような増幅RF信号と図6Fのような抽出された混変調
信号を逆位相で結合させて混変調信号を抑圧した最終出
力信号を示す。
【0025】図3は、図2に示した前置歪み器213の
内部構成を示す図である。同図を参照すると、分配器3
12は、前記入力端に位置してRF信号を分配して出力
する。自動レベル制御器(Automatic Level Control: A
LC) 313は、入射されるRF信号のレベル変化に関
係なく一定の高周波を発生し得るように入射されるRF
信号のレベルを一定に保持する。高調波発生器(Hamonic
s Generator)314は、前記自動レベル制御器313で
レベル調整されたRF信号を入力として、RF信号の3
次、5次、7次、高次高調波を発生する。可変減衰器3
15は前記高調波発生器314から出力される高調波信
号を入力とし、前記制御部237からの減衰制御信号A
TT3によって前記高調波成分の利得を制御する。可変
位相器316は前記高調波発生器314から出力される
高調波信号を入力とし、前記制御部237からの位相制
御信号PIC3によって高調波成分の位相を調整して出
力する。遅延器311は、前記前置歪み信号の発生する
時間周期の間前記主経路に入射されるRF信号を遅延さ
せる。結合器317は、前記遅延器311の出力端と前
記電力増幅器214の入力端との間に位置し、前記前置
歪み信号を遅延したRF信号に結合する。
【0026】図3を参照すると、高調波発生器314
は、カップラーとショットキーダイオード(schottky di
ode)から構成される。そうすると、RF信号が前記ショ
ットキーダイオードに入射される時、前記ショットキー
ダイオードは、入射されるRF信号のレベルに応じて高
次高調波を発生する。従って、前記ショットキーダイオ
ードに入力されるRF信号のレベルは、前記電力増幅器
214の出力に含まれる混変調信号を一番良好に抑圧し
得るレベルに設定されるべきである。このために、前記
高調波発生器314の前段には、常時一定レベルのRF
信号が入射できるように自動レベル制御器313が位置
する。前記自動レベル制御器313は、線形増幅器に入
射されるRF信号のレベル変化に関係なく設定された一
定レベルのRF信号に制御して出力する。
【0027】図4は、前記自動レベル制御器313の構
成を示す図であって、前記分配器312と高調波発生器
314との間に可変減衰器412が連結される。そし
て、前記高調波発生器314の入力端に分配器414が
位置し、前記高調波発生器314に印加されるレベル調
整されたRF信号を分配して出力する。そうすると、電
力検出器(power dectector) 415は、前記RF信号を
DC電圧に変換してレベル制御器(level controller)4
16に出力する。そうすると、前記レベル制御器416
は、前記電力検出器415から出力されるDC電圧に応
じて前記可変減衰器412を制御して常時一定レベルの
RF信号が前記高調波発生器314に入力され得るよう
にする。
【0028】ここで、図4の電力検出器415は、マル
チキャリヤ(multi-carrier) を感知しなければならな
い。即ち、前記電力検出器415は、前記マルチキャリ
ヤのRF信号を入力としてDC電圧に変換しなければな
らない。
【0029】図5は、前記電力検出器415の構成を示
す図であって、RFトランスフォーマ(transformer) 4
51は、RF信号を入力として180°位相差をもつ2
つの信号を発生し、前記トランスフォーマ451から出
力される2つの信号は、伝送ライン452及び453を
通じてそれぞれショットキーダイオード454及び45
5でDCレベルに変換された後、キャパシタ456及び
抵抗457で合成整流されてDC電圧として出力され
る。
【0030】次に、図3及び図4を参照して、入射され
るRF信号のレベルを制御する動作を説明する。電力検
出器415の180°トランスフォーマ451は、入射
されるRF信号の半周期の単位で分離されて出力される
2つの信号を発生し、ショットキーダイオード454及
び455は、それぞれ伝送ライン452及び453を通
じて入射される2つの信号をDCレベルに変換する。従
って、マルチキャリヤの平均電力を誤差なく感知するこ
とができ、これにより、前記高調波発生器314に入射
されるRF信号のレベルを正確にDC電圧に変換でき
る。
【0031】そうすると、前記レベル制御器416は、
前記電力検出器415からのRF信号のDC電圧レベル
による制御信号を発生して前記可変減衰器412に印加
する。前記レベル制御器313は、演算増幅器(OP ampl
ifier)などを用いて実現できる。この時、前記レベル制
御器313から出力される制御信号は、検出されるRF
信号のDC電圧に応じて電圧値が大きければ減衰制御を
大きくし、電圧値が小さければ減衰制御を小さくできる
ように制御信号を発生する。そうすると、前記可変減衰
器412は、入射されるRF信号のレベルに関係なく常
時一定レベルを有するようにRF信号を可変減衰して高
調波発生器314に入射させる。
【0032】この時、前記入射されるRF信号の変動レ
ベルが10dBであれば、前記自動レベル制御器313
の動作領域は、最小10dB以上にレベルが制御できる
ように設計すべきである。また、前記自動レベル制御器
313のRF出力レベルは、前記高調波発生器314が
前記電力増幅器214からの混変調信号が最大に抑圧で
きる前置歪み信号として発生できるように設定されるべ
きである。従って、前記自動レベル制御器313の出力
を入力とする高調波発生器314は、常時一定レベルの
RF信号を入射するので安定して高調波が発生できる。
そして、前記高調波発生器314からの高調波は、RF
信号と結合して電力増幅器214に入射されるので、前
記電力増幅器214は、RF信号を増幅する過程で混変
調信号の発生が抑制できる。
【0033】また、このように発生する高調波は、前記
電力増幅器214に入射される時、増幅動作で発生でき
る高調波の大きさ及び逆位相に調整されるべきである。
図3に示した可変減衰器315及び可変位相器316
は、前記電力増幅器214が増幅動作で発生できる混変
調信号の大きさで高調波の大きさを調整し、大きさの調
整された高調波を逆位相に入射されられるように位相を
調整する。
【0034】制御部237は、前記選択器235を制御
して前記分配器232から出力される前記電力増幅器2
14の出力を選択し、前記検出器236を制御して図6
Dのような電力増幅器214の出力から混変調信号の信
号強度RSSIを検出する。そして、検出器236から
出力される前記混変調信号のRSSI値と前状態におけ
るRSSI値とを比較分析し、前記電力増幅器214が
混変調信号の抑圧が円滑に行えるように制御するための
減衰制御信号ATT3及び位相制御信号PIC3を発生
する。
【0035】そうすると、前記可変減衰器315は、前
記減衰制御信号ATT3によって前記高調波発生器31
4からの前置歪み信号の大きさを調整し、前記可変位相
器316は、前記位相制御信号PIC3によって前記前
置歪み信号が電力増幅器214に逆位相で入射されられ
るように位相を調整する。このように高調波発生器31
4から発生する図6Bのような高調波信号は大きさ及び
位相が調整され、結合器317は、前記混変調信号を電
力増幅器214の入力端に結合させる。この時、図6A
のように入射されるRF信号を遅延させる前記遅延器3
11は、前記前置歪み信号が電力増幅器214の入力端
に結合される時点まで前記RF信号を遅延させる。そう
すると、前記電力増幅器214の入力端で前記前置歪み
信号が前記RF信号と結合することが分かる。この時、
図6Cのように、RF信号に結合した混変調信号が逆位
相で調整される位置は、前記電力増幅器214の電力ト
ランジスタの入力端になることが好ましい。
【0036】このように前記前置歪み器213は、電力
増幅器214からの混変調信号を予想して前置歪み信号
を発生し、前記電力増幅器214で最大に混変調信号が
抑制されられるように高調波の減衰及び位相を制御して
電力増幅器214に入射させる。この時、前記前置歪み
器213は、前記電力増幅器214からの高調波中の一
番高いレベルの3次高調波を主に除去する。前記前置歪
み方式の混変調信号除去効果は、フィードフォワード方
式を適用して混変調信号を抑圧する負担を大幅に減らす
ことができる。前記フィードフォワード方式は、調整が
非常に精密で難しいから、前置歪み方式にて数dB改善
できるという利点がある。
【0037】次に、前記前置歪み方式によって電力増幅
器214からの混変調信号を予め1次抑圧した後、フィ
ードフォワード方式によって抑圧していない混変調信号
を2次抑圧する動作を説明する。
【0038】前記フィードフォワード方式において、前
記電力増幅器214の混変調信号を除去する過程は大き
く2つの段階に分けることができる。その一つは前記電
力増幅器214の出力と入射されるRF信号成分を相殺
して純粋の混変調信号成分を抽出する段階であり、もう
一つは抽出した混変調信号を前記電力増幅器214から
最終的に出力される信号に含まれている混変調信号を完
全に除去し得るように大きさ及び位相を補正した後、電
力増幅器214の出力から混変調信号成分を相殺する段
階である。
【0039】まず、フィードフォワード方式の第1段階
動作を説明する。補助経路上の前記分配器216で図6
Aのように入射されるRF信号を分配し、第1遅延器2
17は、前記分配器216で分配されるRF信号を前記
前置歪み及びRF増幅される時間の間遅延させた後、前
記相殺器219に印加する。そうすると、前記第1遅延
器217から出力される図6AのようなRF信号成分と
前記分配器218で分配した図6Dのような増幅信号の
RF信号成分とを相殺して、図6Eのような純粋な混変
調信号成分を抽出して出力する。
【0040】このように、相殺器219はフィードフォ
ワード方式の核心的な構成であって、その機能は、前記
電力増幅器214の出力から混変調信号成分のみを検出
することである。前記相殺器219は、減算器(substra
ctor) または加算器(adder)から構成できる。前記相殺
器219を減算器形態で構成する場合は、入射される2
つのRF信号が同位相になるように調整しなければなら
なく、加算器から構成する場合は、入力される2つのR
F信号が逆位相を有するように調整すべきである。本発
明の実施の形態では、前記相殺器219が減算器から構
成された例を示している。このような場合、前記減算器
は内部に結合器を備え、入力される2つの信号中の一つ
は同位相で前記結合器に入射させ、もう一つは、逆位相
に変換して前記結合器に入射させる構成を有する。前記
減算器形態の相殺器219に図6AのようなRF信号と
図6Dのような増幅されたRF信号が入射されると、同
位相の2つのRF信号成分は、前記相殺器219の内部
で逆位相に変換された後結合器(ここではWilkinson co
mbinerの使用可能である。)を通過しつつ、RF信号は
相殺され混変調信号成分のみ残る。
【0041】この時、前記相殺器219に入射される2
つのRF信号のレベルと位相を正確に一致させなければ
ならない。このためには、前記主経路の電力増幅器21
4から出力される増幅されたRF信号と補助経路を通じ
て入力されるRF信号との帯域内における群遅延(group
delay) が正確に合わなければならなく、且つ遅延の平
坦(flatness)の特性が良好でなければならない。即ち、
前記相殺しようとするRF信号の位相歪み(phase disto
rtion)を最大に抑制しなければならない。
【0042】このように、電力増幅器214の出力と前
記第1遅延器217から出力されるRF信号成分のレベ
ル及び位相が正確に一致しなければ、前記相殺器219
でRF信号成分が正確に相殺しない。これを解消するた
めに、図2の前記第1可変減衰器211は、前記制御部
237からの減衰制御信号ATT1によって入射される
RF信号のレベルを調整し、前記第2可変位相器212
は、前記制御部237からの位相制御信号PIC1によ
って入射されるRF信号の位相を調整する。従って、前
記第1可変減衰器211及び第1可変位相器212は、
主経路のRF信号と補助経路のRF信号が同一レベル及
び同位相となるように調整する機能を行う。そうする
と、前記相殺器219は、同一レベル及び同位相で入力
される2つのRF信号成分を相殺する。
【0043】このように2つのRF信号のレベル及び位
相を制御するために、前記制御部237は、前記選択器
235に第3信号SF3を選択するためのスイッチ制御
信号SWCを出力し、前記検出器236で前記第3信号
SF3からRF信号成分のRSSIを検出するための制
御データPCDを出力する。そうすると、前記選択器2
35は、前記分配器233で分配される前記相殺器21
9の出力としての第3信号SF3を選択して入力とし、
前記検出器236は、前記第3信号SF3のRF信号成
分をDC電圧に変換したRSSIを発生する。そうする
と、前記制御部237は、前記RF信号成分のRSSI
を前のRF信号RSSIと比較分析した後、前記相殺器
233で、RF信号成分を相殺させるための減衰制御信
号ATT1及び位相制御信号PIC1を発生する。
【0044】そうすると、前記第1可変減衰器211
は、前記減衰制御信号ATT1によって減衰比率が決定
されて入射されるRF信号を減衰し、第1可変位相器2
12は、前記位相制御信号PIC1によって入射される
RF信号の位相を調整する。この時、前記相殺器219
を出力するRF信号のRSSIと前のRF信号のRSS
Iとを比較分析して、前記減衰制御信号ATT1及び位
相制御信号PIC1を発生するので、結局前記第1可変
減衰器211及び第1可変位相器212は、図6Dのよ
うなRF信号と図6Aのような2つのRF信号が同一レ
ベル及び同一位相を有するように制御する。
【0045】このように、相殺器219でRF信号成分
を相殺する理由は、RF信号を大きく抑圧して混変調信
号成分のみを抽出することにより、後段のエラー増幅器
222に影響を及ぼさないようにするためである。即
ち、前記相殺器219の出力が変動して前記RF信号が
効果的に除去されなければ、前記エラー増幅器222に
比較的大きいレベルのRF信号が入射され、これにより
前記エラー増幅器222は損傷を受ける。
【0046】次に、フィードフォワード方式にて第2段
階の動作を説明する。ここでは、このように相殺器21
9から出力される混変調信号が第2可変減衰器220、
第2可変位相器221及びエラー増幅器222を通じて
レベル及び位相が調整され、主経路上に入射されて電力
増幅器214の出力に含まれている混変調信号成分が除
去される。この時、前記結合器223によって結合され
る混変調信号は、前記増幅出力される信号と逆位相にな
らなければならない。
【0047】ここで、前記相殺器219から検出された
混変調信号が主経路上に出力される信号に含まれている
混変調信号のレベルと同一になり、逆位相となるように
補正するために、前記制御部237は、分配器234で
分配される最終出力信号の第4信号SF4を選択するた
めのスイッチ制御信号SWCを発生し、前記第4信号S
F4のうち混変調信号の高調波のRSSIを検出するた
めの制御データPCDを出力する。そうすると、前記選
択器235は、前記スイッチ制御信号SWCによって前
記分配器234からの第4信号SF4を選択して出力
し、検出器236は、前記制御データPCDによって第
4信号SF4の高調波に対するRSSIを検出して制御
部237に印加する。そして、前記制御部237は、最
終出力信号に含まれている混変調信号のRSSIと前の
混変調信号のRSSIを比較分析した後、分析結果に応
じて、最終出力信号に含まれている混変調信号を抑圧す
るための減衰制御信号ATT2及び位相制御信号PIC
2を発生する。
【0048】従って、前記相殺器219の出力を入力と
する第2可変減衰器220は、前記減衰制御信号ATT
2によって入射される混変調信号のレベルを調整し、前
記第2可変減衰器220から出力される信号を入力とす
る第2可変位相器221は、前記位相制御信号PIC2
によって入射される混変調信号の位相を調整する。この
時、前記第2可変位相器221は、前記位相制御信号P
IC2によって混変調信号の位相が結合器223で逆位
相になれるように制御する。そうすると、前記第2可変
位相器221と結合器223との間に連結されるエラー
増幅器222は、このようにレベル及び位相が調整され
た混変調信号を増幅して出力する。
【0049】このように本発明の実施の形態に従う線形
増幅装置は、増幅信号に含まれている混変調信号を抑圧
するために、前置歪み方式とフィードフォワード方式を
用いる。前記混変調信号を抑圧する手続は、まず前置歪
み方式によって電力増幅器214からの混変調信号を予
め抑圧し、その後、フィードフォワード方式によって電
力増幅器214の出力に含まれている混変調信号を検出
した後、これを最終出力信号に結合して混変調信号を除
去する。これは、フィードフォワード方式のみで混変調
信号を除去しようとすると、電力増幅器214及びエラ
ー増幅器222の設計及び制作と正確な同調(tunning)
が難しいから、前置歪み器213を用いて一定大きさの
混変調信号を予め抑圧した後、フィードフォワード方式
にて残りの混変調信号を除去することにより、線形増幅
器の設計及び制作が容易になるためである。
【0050】次に、制御部237を中心としてこのよう
に前置歪み方式及びフィードフォワード方式を用いて混
変調信号を抑圧する過程を具体的に説明する。図7は、
本発明の実施の形態に従う検出器236の内部構成を示
す図である。
【0051】減衰器711は、前記選択器235から出
力される信号SFを減衰して出力する。フィルタ712
は、広帯域フィルタ(wideband pass filter)であって、
送信帯域の信号を濾波する。PLL(Phase Lock Loop)
713及び発振器714は、前記制御部237から出力
される制御データPCDによって該当ローカル周波数(L
ocal Frequency) LF1を発生する。前記ローカル周波
数LF1は、選択した信号SFのRSSIを検出するた
めの周波数を決定する機能を行う。混合器(mixer) 71
5は、前記フィルタ712から出力される信号と前記ロ
ーカル周波数LF1とを混合して中間周波数(Intermed
iate Frequency:IF)を発生する。フィルタ716は
中間周波数フィルタであって、前記混合器715の出力
から2つの周波数の差信号|SF−LF1|を濾波して
IF1として出力する。中間周波数増幅器717は、前
記中間周波数IF1を増幅して出力する。発振器719
は、固定されたローカル周波数LF2を発生する。混合
器718は、前記中間周波数増幅器717から出力され
るIF1信号と前記ローカル周波数LF2を混合して中
間周波数IF2を発生する。フィルタ720は、前記混
合器718の出力から2つの周波数の差信号|IF1−
LF2|を濾波してIF2として出力する。LOG増幅
器(LOG amplifier) 721は、前記フィルタ720から
出力される中間周波数IF2をDC電圧に変換してRS
SI信号として出力する。
【0052】図7の動作を説明すると、前記制御部23
7のスイッチ制御信号SWCに基づいて、前記選択器2
35は、第1信号SF1〜第4信号SF4のうち対応す
る信号SFを選択して出力する。そうすると、前記検出
器236のフィルタ712は前記信号SFを濾波して混
合器715に印加する。そして、前記PLL713及び
発振器714は、前記制御部237の制御データPCD
によって選択された信号の高調波またはRF信号を選択
するためのローカル周波数LF1を発生する。そうする
と、前記混合器715は前記2つの信号SF及びLF1
を混合して出力し、フィルタ716は、2つの信号の差
に該当する周波数を濾波してIF1として出力する。こ
のような構成は、選択された信号SFからRSSIを検
出するための周波数を決定すると同時に、第1段階の周
波数下降変換(frequency down conversion) 機能を行
う。
【0053】この後、前記混合器718は、発振器71
9から出力されるローカル周波数LF2と前記IF1と
を混合し、フィルタ720は、混合された信号から2つ
の信号IF1及びLF2の差に該当する周波数を濾波し
てIF2として出力する。このような構成は第2段階の
周波数下降変換機能を行う。そして、LOG増幅器72
1は、前記IF2を入力としてDC電圧に変換して出力
し、この信号はRSSIになる。
【0054】図8は、本発明の実施の形態に従う制御部
237の内部構成を示す図である。ADC(Analog to D
igital Converter) 814は、前記選択器235から出
力されるRSSIをディジタルデータに変換して出力す
る。ROM812は、本発明の実施の形態によって減衰
及び位相を制御するためのプログラムを貯蔵している。
CPU811は、前記ROM812のプログラムによっ
て信号SFを選択するためのスイッチ制御信号SWC、
及び選択された信号SFから所望のRSSIを選択する
ための周波数を選択するための制御データPCDを発生
し、前記ADC814に出力されるRSSI値を比較分
析して減衰制御信号ATT及び位相制御信号PICを発
生する。RAM813は、プログラム遂行中発生する各
種のデータを一時貯蔵する。DAC815は、前記CP
U811からの減衰制御及び位相制御データをアナログ
に変換して減衰制御信号ATT及び位相制御信号PIC
として出力する。通信部816は、前記CPU811の
制御下に線形増幅装置の状態情報を外部に通報する機能
を行う。
【0055】図9は、本発明の実施の形態によって制御
部237が前記可変減衰器及び可変位相器を制御して、
信号レベル及び位相の調整動作を説明するための図であ
る。同図において、X軸は減衰値を、Y軸は位相変化値
を表示する。前記RSSIが入力される時点で可変減衰
器の値をPAからPBに変化した時、検出された信号の
大きさが小さくなるとPBからPCに移動する。この
後、次のRSSIが入力された時点で前記可変減衰器の
値がPCからPDに移動した時、検出された信号が再び
大きくなると再び反対方向PCに移動するが、この時、
減衰値PCの一時的な地点である。このような方式に
て、可変位相器もPCからPEへの変換時に検出された
RSSIの大きさが小さくなると、PFに移動する。
【0056】前記のような方法にて、減衰及び位相を繰
り返し制御すると、検出された信号SFの大きさを最小
化する可変減衰器及び可変位相器の値が得られる。図1
0は、前記のように行われる本発明に従う可変減衰器及
び可変位相器の制御過程を示す流れ図である。
【0057】同図においては、まず検出された信号の位
相を制御した後、信号の減衰機能を行う例を示している
が、先に信号の減衰を制御した後位相を制御してもよ
い。図10を参照すると、大きく4段階の過程で混変調
成分を除去する。これを説明すると、第1段階で、第1
信号SF1のRSSIを検出して送信帯域からRF信号
の検出されるチャネルを設定してサービスチャネルを決
定し、第2段階で、第2制御信号SF2のRSSIを検
出して電力増幅器214が混変調信号を抑圧しつつ、受
信されるRF信号が増幅できるように前置歪み信号を発
生し、第3段階で、第3信号SF3のRSSIを検出し
て相殺器219でRF信号成分を相殺した混変調信号を
検出し、第4段階で、第4信号SF4のRSSIを検出
して、前記主経路上で電力増幅器214から出力される
最終出力信号に含まれている混変調信号が抑圧できるよ
うに制御する。
【0058】図11A〜図11Cは、図10から選択す
る信号SFであって、図11Aは、前記分配器232で
分配される電力増幅器214の出力としての第2信号S
F2を、図11Bは、前記分配器233で分配される相
殺器233の出力としての第3信号SF3を、図11C
は、前記分配器234で分配される最終出力信号として
の第4信号SF4を示す。
【0059】図10及び図11A〜図11Cを参照する
と、まず最初駆動時、前記制御部237は、1000段
階で線形増幅装置の初期化動作を行う。初期化動作の遂
行時、前記CPU811は、特定な周波数及び特定な電
力における減衰制御信号ATT1〜ATT3及び位相制
御信号PIC1〜PIC3の電圧値を読み出してRAM
813の該当領域に貯蔵し、送信チャネル数に対応する
RSSI値及びサービスチャネル情報を貯蔵するための
RAM813の該当領域を初期化させる。このような初
期化動作は、線形増幅装置を最初起動する時にのみ行わ
れ、一旦前記線形増幅装置が動作すると、初期化動作は
行われない。
【0060】前記初期化過程が終了すると、前記CPU
は1011段階でサービスチャネルを決定するために、
前記分配器231からの第1信号SF1を選択するため
のスイッチ制御信号SWCを出力し、1013段階で、
送信帯域の最初のチャネルを選択するための制御データ
PCDを出力する。そうすると、前記選択器235は、
前記スイッチ制御信号SWCによって前記第1信号SF
1を選択して出力し、検出器236は、前記制御データ
PCDによって最初のチャネル周波数に対するRSSI
を検出する。この後、前記制御部237は、1015段
階で設定されたチャネルから受信されるRSSIをRA
M813の該当チャネル領域に貯蔵し、1017段階
で、次のチャネルのRSSIを検出するためにチャネル
番号を増加させる。このようなチャネルのスキャン動作
は、1011〜1019段階を繰り返し遂行しつつ送信
帯域の最後のチャネルまで行う。
【0061】このようにチャネルスキャン過程におい
て、前記制御部237は、送信帯域の全チャネルに対し
て最初のチャネルから最後のチャネルまで順次チャネル
番号を増加させつつ、各チャネルから検出される信号強
度RSSIを検出して内部に貯蔵する。移動通信システ
ムがCDMA(Code Division Multiplexing Access) の
場合、送信帯域は869. 640MHz〜893. 19
MHzであり、チャネル間隔は1. 23MHzである。
従って、前記CDMAシステムの場合、第1信号SF1
の帯域は869. 640MHz〜893. 19MHzに
なり、前記制御データPCDは、前記第1信号SFの最
初のチャネル周波数である869. 640MHzから
1. 23MHzの間隔をもって最後の20番目のチャネ
ル周波数である893. 19MHzまで順次指定するデ
ータになる。前記のようなCDMAシステムの場合、前
記制御部237は、チャネルスキャン過程で送信帯域(
869. 640MHz〜893. 19MHz) の各チャ
ネル周波数を順次指定しつつ、指定されたチャネルのR
SSIを検出して内部のRAM813で貯蔵する。
【0062】前記チャネルのスキャン動作を完了する
と、前記制御部237は、1021段階で前記RAM8
13に貯蔵された全チャネルのRSSIを合算し、10
23段階で、全チャネルのRSSIの合算値をチャネル
数に分けて平均値を計算する。この後、1015段階〜
1035段階を遂行してサービスチャネルを決定する。
前記サービスチャネルの決定過程を説明すると、前記制
御部237は、前記RAM823に貯蔵された各チャネ
ルのRSSI値を順次アクセスして前記平均値と比較す
る。この時、チャネルのRSSI値が前記平均値より大
きい場合、該当チャネルのRSSI値が基準値+αより
大きいかどうかを検査する。この時、前記αを30dB
と仮定する。
【0063】従って、前記1027段階及び1029段
階では現在のチャネルRSSI値が平均値より大きく、
平均値より大きい場合は、該当RSSI値が基準値より
30dB以上大きいかどうかを検査する。これは、チャ
ネルのRSSI値が平均値より大きくても雑音等によっ
て平均値より大きい可能性があるので、平均値より検出
したRSSI値が大きくても確実な信号成分を有するチ
ャネルをサービスチャネルとして設定するためである。
このように現在のチャネルRSSI値が平均値より大き
くて基準値+α以上になると、前記制御部237は、1
031段階で該当チャネルをサービスチャネルとして設
定する。前記のような方法で1025段階〜1035段
階を繰り返し遂行しつつ、全てのチャネルのRSSI値
の大きさを検査してサービスチャネルを設定する。
【0064】前記のように前記第1信号SF1を選択し
た後、前記制御部237は、第1信号SF1の帯域の全
てのチャネルのRSSI値を検出した後分析して送信サ
ービスするチャネルを設定して貯蔵する。その後、前記
制御部237は、設定されたサービスチャネルのRF信
号を増幅して出力するように制御するが、本発明の実施
の形態では、説明の便宜上、連続する2つのチャネルを
サービスするものを例とし、この時、各チャネルのRF
信号の周波数はf1及びf2と仮定し、混変調信号はI
M1〜IM4と仮定する。
【0065】図10における1111段階〜1163段
階は、電力増幅器214の出力に含まれている混変調信
号を検査して、前置歪み器213の可変減衰器315及
び可変位相器316を制御する動作を示している。
【0066】前記前置歪み器213は、このように電力
増幅器214から増幅時発生できる混変調信号を抑圧す
るための前置歪み信号を発生し、前記制御部237は、
前記電力増幅器214の出力に含まれている混変調信号
の強度を検出して前記電力増幅器214で混変調信号が
良好に抑圧できるように前記前置歪み信号のレベル及び
位相を可変制御する。本発明の実施の形態では、前記電
力増幅器214から出力される混変調信号の強度を検出
した後、検出した値と前状態の混変調信号の強度とを比
較し、その比較差によって大きく3段階の制御動作を行
うと仮定する。ここで、前記A/D変換器814及びD
/A変換器815は16ビット変換器と仮定し、前記1
段階は2ステップ、2段階は10ステップ、3段階は2
0ステップに設定し、前記ステップはA/D変換時の量
子化ステップになる。そして、初期レベル及び位相制御
時点では以前状態における位相及び減衰制御信号を1段
階増加させて制御し、2番目以後の制御過程からX番目
の制御過程まではIM信号のRSSIを検出した後、以
前RSSI値との比較差が10ステップ以下であれば1
段階で制御し、20ステップ以下であれば2段階で制御
し、20ステップ以上であれば3段階で制御するように
設定する。そして、前記のような前置歪み信号のレベル
及び位相制御動作は、前記したようにX回にわたって連
続的に行われる。
【0067】前記過程を説明すると、前記制御部237
は、1111段階で第2信号SF2を選択するためのス
イッチ制御信号SWCを出力する。そうすると、前記選
択器235は、前記電力増幅器214から出力される図
11Aのような信号を選択して検出器236に出力す
る。このため、前記制御部237は、1113段階でH
Gカウンタの値が0であるかどうかを検査する。ここ
で、前記HGカウンタは、電力増幅器214で含まれて
いる混変調信号を抑圧した回数をカウントするカウンタ
である。この時、前記HGカウンタの値が0であれば、
前記制御部237は1115段階で貯蔵している前状態
の位相制御信号PPIC3+1段階値にしてこれを位相
制御信号PIC3として出力し、前記位相制御信号PI
C3は、前記D/A変換器815のDAC6によってア
ナログ信号に変換されて前記可変位相器316に印加さ
れる。そうすると、前記前置歪み器213の可変位相器
316は、前記位相制御信号PIC3によって前記高調
波発生器314からの前置歪み信号の位相を調整し、前
記電力増幅器214の入力端に結合させる。そして、前
記制御部237は、1117段階で前記位相制御信号P
IC3を次の状態に備えて前位相制御信号PPIC3と
して貯蔵する。また、前記制御部237は、1119段
階で前状態の減衰制御信号PATT3+1段階にして減
衰制御信号ATT3を出力し、前記減衰制御信号ATT
3は、前記DAC5によってアナログ信号に変換されて
可変減衰器315に印加される。そうすると、前記前置
歪み器213の可変減衰器315は、前記減衰制御信号
ATT3によって前記高調波発生器314からの前置歪
み信号のレベルを調整して前記電力増幅器214の入力
端に結合させる。以後、前記制御部237は、1121
段階で前記減衰制御信号ATT3を前減衰制御信号PA
TT3として貯蔵する。
【0068】前記のように前置歪み信号の第1の位相及
びレベル制御は、前状態の制御信号に1段階を加算する
ことによりなされることが分かる。しかし、前状態の制
御信号と現在検出した制御信号との差を比較して該当す
る制御信号を発生させることもできる。このように前置
歪み信号の位相及びレベルを制御した後、前記制御部2
37は11161段階でHGカウントを更新する。
【0069】前記のように前置歪み信号の位相及びレベ
ルを調整した後、前記制御部237は、再び1123段
階〜1135段階を行って電力増幅器214の出力に含
まれている混変調信号IM1〜IM4のRSSIを検出
し、1139段階で一番大きいRSSI値を有するIM
を選択する。このために、前記制御部237は、前記検
出器238が図11Aのように出力される電力増幅器2
14の出力で混変調信号の前記IM1〜IM4を指定す
るための制御データPCDを順次出力し、該当する混変
調信号IM1〜IM4のRSSI値を受信して貯蔵す
る。そして、前記検出された混変調信号IM1〜IM4
の中から一番大きいRSSI値を有するIM信号を選択
する。
【0070】その後、前記制御部237は、1141段
階で選択されたIM信号の強度と前状態の位相制御信号
PPIC3の値とを比較する。この時、前記制御部23
7は、前記IM信号が位相制御信号PPIC3より大き
ければ、1143段階で位相制御値を小さくする方向に
設定し、前記IM信号が位相制御信号PPIC3より小
さければ、1145段階で位相制御値を増加させる方向
に設定する。このように位相制御の方向を設定した後、
1147段階で、前記IM信号の値と前状態の位相制御
信号PPIC3との差を求めた後、その差による位相制
御信号PIC3を発生する。前記位相制御信号PIC3
は、D/A変換器815を通じて可変位相器316に印
加されてから、前記制御部237は、前記位相制御信号
PIC3を次の状態で使用するために前位相制御信号P
PIC3として貯蔵する。
【0071】また、前記のように位相制御信号PIC3
を発生した後、前記制御部237は、1151段階で選
択されたIM信号の強度と前状態の減衰制御信号PAT
T3の値とを比較する。この時、前記制御部237は、
前記IM信号が減衰制御信号PATT3より大きけれ
ば、1153段階で減衰制御値を小さくする方向に設定
し、前記IM信号が減衰制御信号PATT3より小さけ
れば、1155段階で減衰制御値を増加する方向に設定
する。このように減衰制御の方向を設定した後、115
7段階で、前記IM信号の値と前状態の減衰制御信号P
ATT3値との差を求めた後、その差による減衰制御信
号ATT3を発生する。前記減衰制御信号ATT3は、
D/A変換器815を通じて可変減衰器315に印加さ
れる。この後、前記制御部237は、1159段階で前
記減衰制御信号ATT3を前の減衰制御信号PATT3
として貯蔵する。
【0072】前記制御部237は1161段階でHGカ
ウントを一つ増加させた後、前記HGカウントがXにな
ったか否かを検査する。この時、前記HGカウントがX
値にならなかったら、前記1123段階に戻って前記過
程を繰り返し行う。前記のような過程を繰り返し遂行し
つつ、電力増幅器214の出力に含まれている混変調信
号の強度を検出した後、前の位相及び減衰制御信号AT
Tと比較して制御方向及び制御大きさを決定して前置歪
み信号の位相及びレベルを調整する。この時、前記前置
歪み信号は、前記電力増幅器214から発生できる混変
調信号の逆位相で印加される。前記のように、前置歪み
信号の位相及びレベルを調整しながら前記電力増幅器2
14の混変調信号の発生を抑制し、前記HGカウントが
X値になると、前記前置歪み信号の調整動作を終了す
る。
【0073】前記前置歪み信号の位相及びレベルを調整
した後、前記制御部237は、相殺器219の出力に含
まれているRF信号成分を抑圧するための動作を行う。
図10に示すような1211段階〜1255段階は、前
記相殺器219の出力に含まれているRF信号成分を検
査して第1可変減衰器211及び第2可変位相器212
を制御する動作を示している。
【0074】前記相殺器219は、図11Aのような電
力増幅器214の出力と入力されるRF信号を相殺して
増幅時発生する混変調信号のみを検出し、この時、前記
制御部237は、図11Bのように、前記相殺器219
の出力に含まれているRF信号の強度を検出して前記相
殺器219で前記RF信号を良好に抑圧できるようにR
F信号のレベル及び位相を可変制御する。本発明の実施
の形態では、前記相殺器219から出力されるRF信号
の強度を検出した後、検出した値と前状態のRF信号の
強度を比較し、その比較差によって大きく3段階の制御
動作を行うと仮定する。ここで、前記A/D変換器81
4が16ビット変換器であると仮定し、前記1段階は3
ステップ、2段階は10ステップ、3段階は20ステッ
プに設定し、前記ステップはA/D変換時の量子化ステ
ップになる。そして、初期レベル及び位相制御時点では
検出RSSIに関係なく1段階で制御し、2番目の制御
以後の過程では、比較差が10ステップ以下であれば1
段階で制御し、20ステップ以下であれば2段階で制御
し、20ステップ以上であれば3段階で制御するように
設定する。そして、前記のような前置歪み信号のレベル
及び位相制御動作はM回にわたって連続的に行われる。
【0075】前記過程を察してみると、前記制御部23
7は、1211段階で第3信号SF3を選択するための
スイッチ制御信号SWCを出力する。そうすると、前記
選択器235は、前記相殺器219から出力される図1
1Bのような信号を選択して検出器236に出力する。
以後、前記制御部237は、前記相殺器219に含まれ
ている混変調信号の強度を検出して分析した後、前記第
1可変減衰器211及び第1可変位相器212を制御し
てRF信号のレベル及び位相を調整する。
【0076】このために、前記制御部237は、121
3段階でSUBカウンタが0であるかどうかを検査す
る。ここで、前記SUBカウンタは、相殺器219に含
まれているRF信号の相殺回数をカウントするカウンタ
である。前記SUBカウンタの値が0であれば、前記制
御部237は、1215段階で貯蔵している前状態の位
相制御信号PPIC1+1段階の値にして、これを位相
制御信号PIC1として出力し、前記位相制御信号PI
C1は、前記D/A変換器815のDAC2によりアナ
ログ信号に変換されて前記第1可変位相器212に印加
される。そうすると、前記第1可変位相器212は、前
記位相制御信号PIC1によって入力される前記RF信
号の位相を調整した後、前記電力増幅器214側に出力
する。そして、前記制御部237は、1217段階で前
記位相制御信号PIC1を次の状態に備えて前の位相制
御信号PPIC1として貯蔵する。また、前記制御部2
37は、1219段階で前状態の減衰制御信号PATT
1+1段階にして減衰制御信号ATT1を出力し、前記
減衰制御信号ATT1は、前記DAC1によってアナロ
グ信号に変換されて可変減衰器315に印加される。そ
うすると、前記第1可変減衰器211は、前記減衰制御
信号ATT1によって入力されるRF信号のレベルを調
整して前記電力増幅器214へ入力する。そしてから、
前記制御部239は、1221段階で前記ATT1をP
ATT1として貯蔵する。
【0077】前記のように入力RF信号の一番目の位相
及びレベル制御は、前状態の制御信号に1段階を加算し
てレベル及び位相が調整できる。しかし、前状態の制御
信号と現在検出した制御信号との差を求めて該当制御信
号を発生させられる。このように前置歪み信号の位相及
びレベルを制御した後、前記制御部237は、1253
段階でSUBカウントを増加させる。
【0078】しかし、前記1211段階で前記SUBカ
ウンタ値が0でなければ、前記制御部237は、122
3〜1229段階で前記検出器236が図11Bのよう
に出力される相殺器219の出力からRF信号の前記f
1〜f2を指定するための制御データPCDを順次出力
し、該当f1〜f2信号のRSSI値を受信して貯蔵す
る。そして、前記制御部237は、1231段階で前記
f1〜f2信号中から一番大きいRSSI値を有するf
信号を選択する。
【0079】この後、前記制御部237は、1233段
階で選択されたf信号の強度と前状態の位相制御信号P
PIC1の値とを比較する。この時、前記制御部237
は、前記f信号が位相制御信号PPIC1より大きけれ
ば、1235段階で位相制御値を小さくする方向に設定
し、前記f信号が位相制御信号PPIC1より小さけれ
ば、1237段階で位相制御値を増加させる方向に設定
する。前記のように位相制御の方向を設定した後、12
39段階で、前記f信号の値と前状態の位相制御信号P
PIC1との差を求めた後、その差による位相制御信号
PIC1を発生する。前記位相制御信号PIC1は、D
/A変換器815を通じて第1可変位相器212に印加
される。そしてから、前記制御部237は、1241段
階で、前記位相制御信号PIC1を次の状態で使用する
ために前状態の位相制御信号PPIC1として貯蔵す
る。
【0080】また、前記のように位相制御信号PIC1
を発生した後、前記制御部237は、1243段階で選
択されたf信号の強度と前状態の減衰制御信号PATT
1の値とを比較する。この時、前記制御部237は、前
記f信号が減衰制御信号PATT1より大きければ、1
245段階で減衰制御値を小さくする方向に設定し、前
記f信号が減衰制御信号PATT1より小さければ、1
247段階で、減衰制御値を増加させる方向に設定す
る。このように減衰制御の方向を設定した後、1249
段階で、前記f信号の値と前状態の減衰制御信号PAT
T1との差を求めた後、その差による減衰制御信号AT
T1を発生する。前記減衰制御信号ATT1は、D/A
変換器815を通じて第1可変減衰器211に印加され
る。以後、前記制御部237は、1251段階で、前記
減衰制御信号ATT1を前の減衰制御信号PATT1と
して貯蔵する。
【0081】前記制御部237は、1253段階でSU
Bカウントを一つ増加させた後、前記SUBカウントが
Y値になったかを検査する。この時、前記SUBカウン
トがYにならなかったら、前記1223段階に戻って前
記過程を繰り返し行う。前記過程を繰り返し行いなが
ら、前記相殺器219に含まれているRF信号の強度を
検出した後、前状態で前記相殺器219から出力された
RF信号の強度と比較して制御方向及び制御大きさを決
定した入力されるRF信号の位相及びレベルを調整す
る。このように入力されるRF信号の位相及びレベルを
調整しながら、前記相殺器219に含まれているRF信
号の発生を抑制し、前記SUBカウントがYになると、
前記相殺器219に含まれているRF信号の抑制動作を
終了する。
【0082】図10における1311段階〜1363段
階は、前記電力増幅器214から出力される最終RF信
号に含まれている混変調信号IMを検査して第2可変減
衰器220及び第2可変位相器221を制御する動作を
示している。
【0083】前記電力増幅器214を出力するRF信号
は、前記サブパスで検出された混変調信号成分が処理さ
れる間に前記第2遅延器215を通じて補償され、結合
器223によって前記サブパスで処理された混変調成分
と逆位相で結合して最終的に出力されるRF信号に含ま
れている混変調信号成分が抑圧される。この場合、前記
最終的に出力されるRF信号には混変調信号成分が含ま
れることができ、このような混変調信号成分は抑圧され
るべきである。この時、前記制御部237は、図11C
のように前記電力増幅器214の出力に含まれている混
変調信号IM1〜IM4の強度を検出して、前記結合器
223によって最終的に出力されるRF信号に含まれて
いる混変調信号成分を良好に抑圧し得るように混変調信
号IM1〜IM4のレベル及び位相を可変して制御す
る。本発明の実施の形態では、最終的に出力される増幅
されたRF信号に含まれている混変調信号成分IM1〜
IM4の強度を検出した後、検出した値と前状態の混変
調信号成分IM1〜IM4の強度とを比較し、その比較
差によって大きく3段階の制御動作を行うと仮定する。
ここで、前記A/D変換器814が16ビット変換器で
あると仮定し、前記1段階は3ステップ、2段階は10
ステップ、3段階は20ステップに設定し、前記ステッ
プはA/D変換時の量子化ステップになる。そして、初
期レベル及び位相制御時点では検出RSSIに関係なく
1段階で制御し、2番目の制御以後の過程では、比較差
が10ステップの以下であれば1段階で制御し、20ス
テップ以下であれば2段階で制御し、20ステップ以上
であれば3段階で制御するように設定する。そして、こ
のような前置歪み信号のレベル及び位相制御動作はZ回
にわたって連続的に行われる。
【0084】図10に示す1311段階〜1363段階
は、前記前置歪み信号のレベル及び位相を調整する11
11段階〜1163段階の過程と同一の手順により行わ
れる。即ち、前記制御部237は、前記選択器235を
制御して第4信号SF4を選択し、検出器236を制御
して混変調信号IM1〜IM4を順次選択し、この後、
前記制御部237は、前記検出器236から検出される
混変調信号IM1〜IM4のRSSIを順次受信する。
受信された混変調信号IM1〜IM4で一番大きいRS
SIの混変調信号IMを選択した後、前状態の該当混変
調信号IMと現在検出された混変調信号IMとの強度を
比較する。そして、前記制御部237は、前記2つの混
変調信号成分の比較差に対応する段階の位相制御信号P
IC2及び減衰制御部信号ATT2を求めて、前記第2
可変位相器221及び第2可変減衰器220を制御す
る。この時、前記のような第2可変減衰器220及び第
2可変位相器221の制御はN回にわたって行われる。
【0085】図10に示すように、本発明の実施の形態
による線形増幅装置はまずサービスチャネルを設定した
後、順次前記電力増幅器214に含まれる混変調信号を
抑圧するための前置歪み信号のレベル及び位相を調整
し、前記相殺器219に含まれるRF信号成分を抑圧す
るために主経路に入力されるRF信号のレベル及び位相
を調整し、最終的に出力される増幅されたRF信号に含
まれる混変調信号成分が抑圧できるように、前記相殺器
219から出力される混変調信号成分のレベル及び位相
を調整する。
【0086】また、本発明の実施の形態では、前記のよ
うに第1段階でサービスチャネルを選択し、第2段階で
前置歪み信号の位相及びレベルを制御し、第3段階で入
力されるRF信号の位相及びレベルを制御し、第4段階
で相殺器219から出力される混変調信号成分の位相及
びレベルを制御する例を挙げて説明している。
【0087】しかし、他の制御方法として、前記サービ
スチャネルを選択する動作をタイマインタラプトによっ
て一定時間の間隔で行わせることができる。このような
制御方法を使用する場合、前記制御部237は、タイマ
インタラプトの発生時ごとに前記サービスチャネルの探
索動作を行い、残りの周期では、前記可変減衰器及び可
変位相器を制御する動作を行う。この時、任意の可変減
衰器及び可変位相器を制御する状態でタイマインタラプ
トが発生すると、前記制御部237は、遂行中の動作を
中断し、前記タイマインタラプトのサービスルーチンを
行った後さらにメインルーチンに復帰して遂行中の動作
を再遂行する。
【0088】また、図10において、前記可変減衰器及
び可変位相器を制御する回数X,Y,Zは、該当する可
変減衰器及び可変位相器で入力される信号のレベル及び
位相を効果的に制御し得る回数に設定することができ、
本発明の実施の形態では、同一な回数に設定し、その回
数を5回と仮定する。
【0089】図12は、本発明の第2実施の形態による
線形増幅装置の構成を示している。同図における線形増
幅装置は、前記第1可変減衰器211及び第1可変位相
器212がサブパスに位置する構成を除いては、図2の
第1実施の形態による線形増幅装置と同一な構成を有す
る。
【0090】同図を参照すると、主経路上の前置歪み器
213は、図3〜図5のような構成を有し、入力される
RF信号に対応する高調波を発生し、前記制御部237
の減衰制御信号ATT3及び位相制御信号PIC3に基
づいて高調波のレベル及び位相を制御し、この信号を入
力されるRF信号に結合して、前置歪みされたRF信号
に変換して前記電力増幅器214に出力する。前記電力
増幅器214は、前記前置歪み器213の出力を入力と
し、前置歪みされたRF信号を増幅することにより混変
調成分の抑圧されるRF信号を出力する。
【0091】サブパス上の第1遅延器217は、前記分
配器216によって主経路で分配されるRF信号を入力
とし、前記前置歪み器213及び電力増幅器214で処
理される時間の間前記RF信号を遅延させて出力する。
第1可変減衰器211及び第1可変位相器212は、前
記第1遅延器217及び相殺器219の間に連結され、
前記制御部237から出力される減衰制御信号ATT1
及び位相制御信号PIC1によって入力されるRF信号
のレベル及び位相をそれぞれ制御して前記相殺器219
に出力する。
【0092】前記構成の以外に線形増幅装置の残りの構
成は、図2のような第1実施の形態の線形増幅装置の構
成と同一であり、参照符号も同一である。そして、前記
制御部237は、図10と同一な過程で第1信号SF1
〜SF4を選択して入力とし、選択された信号SFから
混変調信号またはRF信号のRSSIを検出して、減衰
制御信号ATT1〜ATT3及び位相制御信号PIC1
〜PIC3を発生する。前記制御部237はまずサービ
スチャネルを設定した後、順次に前記電力増幅器214
に含まれる混変調信号を抑圧するための前置歪み信号の
レベル及び位相を調整し、前記相殺器219に含まれる
RF信号成分を抑圧するために補助経路に入力されるR
F信号のレベル及び位相を調整し、最終的に出力される
増幅されたRF信号に含まれている混変調信号の成分が
抑圧できるように前記相殺器219から出力される混変
調信号成分のレベル及び位相を調整する。
【0093】図13は、本発明の第3実施の形態による
線形増幅装置の構成を示している。同図における線形増
幅装置は、前記第1可変減衰器211及び第1可変位相
器212が主経路と補助経路との間に位置する構成を除
いては、図2の第1実施の形態による線形増幅装置と同
一の構成を有する。
【0094】図13を参照すると、主経路上の前置歪み
器213は、図3〜図5のような構成を有し、入力され
るRF信号に対応する高調波を発生し、前記制御部23
7の減衰制御信号ATT3及び位相制御信号PIC3に
よって高調波のレベル及び位相を制御し、この信号を入
力されるRF信号に結合して前置歪みされたRF信号に
変換して前記電力増幅器214に出力する。前記電力増
幅器214は前記前置歪み器213の出力を入力とし、
前置歪みされたRF信号を増幅することにより混変調成
分の抑圧されるRF信号を出力する。
【0095】サブパス上の第1遅延器217は、前記分
配器216によって主経路から分配されるRF信号を入
力とし、前記前置歪み器213及び電力増幅器214で
処理される時間の間前記RF信号を遅延させて前記相殺
器219に出力する。
【0096】前記第1可変減衰器211及び第1可変位
相器212は、前記分配器218と相殺器219との間
に連結され、前記制御部237から出力される減衰制御
信号ATT1及び位相制御信号PIC1によって入力さ
れるRF信号のレベル及び位相をそれぞれ制御して前記
相殺器219に出力する。即ち、前記第1可変減衰器2
11及び第1可変位相器212は前記主経路と補助経路
との間に位置し、前記主経路上の電力増幅器214から
出力される増幅されたRF信号の位相及びレベルを制御
した後、補助経路上の相殺器219に出力する。
【0097】前記構成の以外に線形増幅装置の残りの構
成は、図2のような第1実施の形態の線形増幅装置の構
成と同一であり、参照符号も同一である。そして、前記
制御部237は、図10と同一の過程において、第1信
号SF1〜第4信号SF4を選択して入力とし、選択さ
れた信号SFから混変調信号またはRF信号のRSSI
を検出して減衰制御信号ATT1〜ATT3及び位相制
御信号PIC1〜PIC3を発生する。前記制御部23
7はまずサービスチャネルを設定した後、順次に前記電
力増幅器214に含まれる混変調信号を抑圧するための
前置歪み信号のレベル及び位相を調整し、前記相殺器2
19に含まれるRF信号成分を抑圧するために、電力増
幅器214から出力されるRF信号のレベル及び位相を
調整し、最終的に出力される増幅されたRF信号に含ま
れている混変調信号成分が抑圧できるように、前記相殺
器219から出力される混変調信号成分のレベル及び位
相を調整する。
【0098】図12のような構成を有する第2実施の形
態の線形増幅装置と図13のような構成を有する第3実
施の形態の線形増幅装置は、前記第1実施の形態による
線形増幅装置と同じ方法によって第1段階でサービスチ
ャネルを選択し、第2段階で前置歪み信号の位相及びレ
ベルを制御し、第3段階で入力されるRF信号の位相及
びレベルを制御し、第4段階で相殺器219から出力さ
れる混変調信号成分の位相及びレベルを制御する。
【0099】しかし、このように他の制御方法として、
前記サービスチャネルを選択する動作をタイマインタラ
プトによって一定時間の間隔で行わせることができる。
このような制御方法を使用する場合、前記制御部237
は、タイマインタラプトの発生時ごとに前記サービスチ
ャネルの探索動作を行い、残りの周期では前記のような
可変減衰器及び可変位相器を制御する動作を行う。この
時、任意の可変減衰器及び可変位相器を制御する状態で
タイマインタラプトが発生すると、前記制御部237は
遂行中の動作を中断し、前記タイマインタラプトのサー
ビスルーチンを行った後さらにメインルーチンに復帰し
て遂行中の動作を再遂行する。
【0100】また、前記第1実施の形態による線形増幅
装置と同様に、前記可変減衰器及び可変位相器を制御す
る回数L,M,Nは、該当する可変減衰器及び可変位相
器で入力される信号のレベル及び位相を効果的に制御し
得る回数に設定でき、本発明の実施の形態では同一な回
数に設定し、その回数を5回と仮定する。
【0101】
【発明の効果】以上から述べてきたように、本発明の実
施の形態に従う線形増幅装置は、前置歪み方式とフィー
ドフォワード方式とを用いて、混変調信号成分を分散さ
せて効果的に制御できる。即ち、前置歪み方式を用いて
電力増幅器からの混変調信号を1次抑圧し、フィードフ
ォワード方式を用いて前記電力増幅器の出力に含まれて
いる混変調信号成分を2次抑圧する。このような方式を
使用することにより、前記電力増幅器214やエラー増
幅器222の設計及び制作が容易にできる。また、前記
線形化機能を行う可変減衰器及び可変位相器は、周波数
特性で広い帯域幅を有し、更に、平坦度及び可変特性も
良好であるので、他の用途で使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による線形増幅装置の構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施の形態による線形増幅装置の
構成を示す図。
【図3】図2に示した前置歪み器の構成を示す図。
【図4】図3に示した自動レベル制御器の構成を示す
図。
【図5】図4に示した電力検出器の構成を示す図。
【図6】図2に示した本発明の実施の形態による線形増
幅装置の動作を説明するための信号スペクトルの特性を
示す図。
【図7】図2に示した信号検出器の構成を示す図。
【図8】図2に示した制御部の構成を示す図。
【図9】本発明の実施の形態によって制御部が信号減衰
及び位相制御の機能を行う手続きを説明するための図。
【図10】本発明の実施の形態によって制御部が図2の
可変減衰器及び可変位相器を制御する動作過程を示す流
れ図。
【図11】本発明の実施の形態によって制御部が図2の
可変減衰器及び可変位相器を制御する動作過程を示す図
10に続く流れ図。
【図12】本発明の実施の形態によって制御部が図2の
可変減衰器及び可変位相器を制御する動作過程を示す図
11に続く流れ図。
【図13】本発明の実施の形態によって制御部が図2の
可変減衰器及び可変位相器を制御する動作過程を示す図
12に続く流れ図。
【図14】本発明の実施の形態によって制御部が図2の
可変減衰器及び可変位相器を制御する動作過程を示す図
13に続く流れ図。
【図15】本発明の実施の形態によって制御部が図2の
可変減衰器及び可変位相器を制御する動作過程を示す図
14に続く流れ図。
【図16】本発明の実施の形態によって制御部が図2の
可変減衰器及び可変位相器を制御する動作過程を示す図
15に続く流れ図。
【図17】図10〜図17の信号減衰及び位相を制御す
るための周波数を設定する特性を説明するための図。
【図18】本発明の第2実施の形態による線形増幅装置
の構成を示す図。
【図19】本発明の第3実施の形態による線形増幅装置
の構成を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 永坤 大韓民国ソウル特別市永登浦区文來洞2街 南星アパート1棟405号 (72)発明者 鄭 勝源 大韓民国ソウル特別市龍山区普光洞75番地 16号 (72)発明者 李 城勳 大韓民国京畿道城南市水晶区新興3洞2684 番地 (72)発明者 鄭 淳哲 大韓民国京畿道安養市東安区虎溪3洞813 番地42号 (72)発明者 金 哲東 大韓民国ソウル特別市江南区開浦洞優性3 次アパート5棟703号 (72)発明者 張 益洙 大韓民国ソウル特別市江南区驛三洞699番 地8号

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力増幅器を備えて混変調信号を除去す
    る線形増幅装置において、 入力されるRF信号に対応する高調波を発生し、前記高
    調波及びRF信号に結合して前置歪み信号を発生するこ
    とにより、前記電力増幅器からRF信号の増幅時発生す
    る混変調信号を1次抑圧する前置歪み器と、前記入力R
    F信号と前記電力増幅器の出力を相殺させて混変調信号
    の成分を抽出した後エラー増幅し、増幅された混変調信
    号と前記電力増幅器の出力を結合させて前記混変調信号
    を2次抑圧するパッドフォワード器と、から構成される
    ことを特徴とする線形増幅装置。
  2. 【請求項2】 前記前置歪み器が、 前記入力されるRF信号を電力分配する分配器と、 前記分配されたRF信号を一定レベルで制御して出力す
    る自動レベル制御器と、 前記レベル制御されたRF信
    号に対応する高調波を発生する高調波発生器と、 前記
    高調波を前記入力されるRF信号に結合して、前置歪み
    されたRF信号を発生する結合器と、から構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の線形増幅器。
  3. 【請求項3】 前記フィードフォワード器が、 前記主経路上に入力される前記RF信号を補助経路に分
    配する分配器と、 前記補助経路上のRF信号と前記電力増幅器の出力を相
    殺させて混変調信号を検出する相殺器と、 前記相殺器から出力される前記混変調信号の成分を増幅
    するエラー増幅器と、 前記エラー増幅器の出力を前記主経路上の電力増幅器の
    出力と結合させ、最終的に出力されるRF信号に含まれ
    ている混変調信号成分を抑圧する結合器と、から構成さ
    れることを特徴とする請求項1または請求項2記載の線
    形増幅装置。
  4. 【請求項4】 線形増幅装置において、 主経路上に位置して入力されるRF信号のレベル及び位
    相を調整する第1可変減衰及び位相器と、 前記可変減衰及び位相器に出力されるRF信号に対応す
    る高調波を発生した後前記RF信号に結合して、前置歪
    みされたRF信号を発生する前置歪み器と、 前記前置歪みされたRF信号を増幅して出力する電力増
    幅器と、 補助経路上に位置し、前記主経路から分配されたRF信
    号を遅延させる第1遅延器と、 前記補助経路上に位置し、前記主経路に分配された前記
    電力増幅器の出力と前記第1遅延器の出力とを相殺させ
    て増幅RF信号に含まれている混変調信号を抽出する相
    殺器と、 前記相殺器から出力される混変調信号のレベル及び位相
    を調整する第2可変減衰及び位相器と、 第2可変減衰及び位相器から出力される混変調信号を増
    幅するエラー増幅器と、 前記電力増幅器の出力を遅延させる第2遅延器と、 前記エラー増幅器から出力される混変調信号を前記第2
    遅延器の出力に結合して、最終的に出力されるRF信号
    に含まれている混変調信号を抑圧する結合器と、から構
    成されることを特徴とする線形増幅装置。
  5. 【請求項5】 前記前置歪み器が、 前記入力されるRF信号を電力分配する分配器と、 前記分配されたRF信号を一定レベルで制御して出力す
    る自動レベル制御器と、 前記レベル制御されたRF信号に対応する高調波を発生
    する高調波発生器と、 前記高調波発生器から出力される高調波のレベル及び位
    相を調整する第3可変減衰及び位相器と、 前記入力されるRF信号を遅延させる遅延器と、 前記第3可変減衰及び位相器から出力される高調波を前
    記遅延器の出力に結合して、前置歪みされたRF信号を
    発生する結合器と、から構成されることを特徴とする請
    求項4記載の線形増幅装置。
  6. 【請求項6】 線形増幅装置において、 主経路上に位置して入力されるRF信号に対応する高調
    波を発生した後、前記RF信号に結合して前置歪みされ
    たRF信号を発生する前置歪み器と、 前記前置歪みされたRF信号を増幅して出力する電力増
    幅器と、 補助経路上に位置して前記主経路から分配されるRF信
    号のレベル及び位相を調整する第1可変減衰及び位相器
    と、 前記可変減衰及び位相器に出力されるRF信号を遅延さ
    せる第1遅延器と、 前記補助経路上に位置し、前記主経路に分配された前記
    電力増幅器の出力と前記第1遅延器の出力とを相殺させ
    て増幅RF信号に含まれている混変調信号を抽出する相
    殺器と、 前記相殺器から出力される混変調信号のレベル及び位相
    を調整する第2可変減衰及び位相器と、 前記第2可変減衰及び位相器から出力される混変調信号
    を増幅するエラー増幅器と、 前記電力増幅器の出力を遅延させる第2遅延器と、 前記エラー増幅器から出力される混変調信号を前記第2
    遅延器の出力に結合して、最終的に出力されるRF信号
    に含まれている混変調信号を抑圧する結合器と、から構
    成されることを特徴とする線形増幅装置。
  7. 【請求項7】 前記前置歪み器が、 前記入力されるRF信号を電力分配する分配器と、 前記分配されたRF信号を一定レベルで制御して出力す
    る自動レベル制御器と、 前記レベル制御されたRF信号に対応する高調波を発生
    する高調波発生器と、 前記高調波発生器から出力される高調波のレベル及び位
    相を調整する第3可変減衰及び位相器と、 前記入力されるRF信号を遅延させる遅延器と、 前記第3可変減衰及び位相器から出力される高調波を前
    記遅延器の出力に結合して、前置歪みされたRF信号を
    発生する結合器と、から構成されることを特徴とする請
    求項6記載の線形増幅装置。
  8. 【請求項8】 線形増幅装置において、 主経路上に位置して入力されるRF信号に対応する高調
    波を発生した後、前記RF信号に結合して前置歪みされ
    たRF信号を発生する前置歪み器と、 前記前置歪みされたRF信号を増幅して出力する電力増
    幅器と、 補助経路上に位置して前記主経路から分配されるRF信
    号を遅延させる第1遅延器と、 前記主経路及び補助経路の間に位置し、前記主経路から
    分配される電力分配器の出力レベル及び位相を調整する
    第1可変減衰及び位相器と、 前記補助経路上に位置し、前記第1可変減衰及び位相器
    から出力されるRF信号と第1遅延器の出力を相殺して
    増幅RF信号に含まれている混変調信号を抽出する相殺
    器と、 前記相殺器から出力される混変調信号のレベル及び位相
    を調整する第2可変減衰及び位相器と、 前記第2可変減衰及び位相器から出力される混変調信号
    を増幅するエラー増幅器と、 前記電力増幅器の出力を遅延させる第2遅延器と、 前記エラー増幅器から出力される混変調信号を前記第2
    遅延器の出力に結合して、最終的に出力されるRF信号
    に含まれている混変調信号を抑圧する結合器と、から構
    成されたことを特徴とする線形増幅装置。
  9. 【請求項9】 前記前置歪み器が、 前記入力されるRF信号を電力分配する分配器と、 前記分配されたRF信号を一定レベルで制御して出力す
    る自動レベル制御器と、 前記レベル制御されたRF信号に対応する高調波を発生
    する高調波発生器と、 前記高調波発生器から出力される高調波のレベル及び位
    相を調整する第3可変減衰及び位相器と、 前記入力されるRF信号を遅延させる遅延器と、 前記第3可変減衰及び位相器から出力される高調波を前
    記遅延器の出力に結合して、前置歪みされたRF信号を
    発生する結合器と、から構成されることを特徴とする請
    求項8記載の線形増幅装置。
  10. 【請求項10】 線形増幅装置において、 主経路上に位置し、第1減衰制御信号及び位相制御信号
    によって入力されるRF信号のレベル及び位相を調整す
    る第1可変減衰及び位相器と、 前記可変減衰及び位相器に出力されるRF信号に対応す
    る高調波を発生し、第3減衰制御信号及び位相制御信号
    によって高調波のレベル及び位相を調整した後、前記R
    F信号に結合して前置歪みされたRF信号を発生する前
    置歪み器と、 前記前置歪みされたRF信号を増幅して出力する電力増
    幅器と、 補助経路上に位置し、前記主経路から分配されたRF信
    号を遅延させる第1遅延器と、 前記補助経路上に位置し、前記主経路に分配された前記
    電力増幅器の出力と前記第1遅延器の出力とを相殺させ
    て増幅RF信号に含まれている混変調信号を抽出する相
    殺器と、 前記相殺器から出力される混変調信号を入力し、第2減
    衰制御信号及び位相制御信号によって前記混変調信号の
    レベル及び位相を調整する第2可変減衰及び位相器と、 前記第2可変減衰及び位相器から出力される混変調信号
    を増幅するエラー増幅器と、 前記電力増幅器の出力を遅延させる第2遅延器と、 前記エラー増幅器から出力される混変調信号を前記第2
    遅延器の出力に結合して、最終的に出力されるRF信号
    に含まれている混変調信号を抑圧する結合器と、 前記電力増幅器の出力と前記相殺器の出力と前記最終出
    力信号を分配する分配器を備え、スイッチ制御信号によ
    って対応する分配信号を選択して出力する選択器と、 前記選択器の出力を入力として、制御データによってR
    F信号または混変調信号の周波数を同期させて信号強度
    を検出する検出器と、 前記選択器を順次制御するための前記スイッチ制御信号
    を発生し、前記電力増幅器の出力の選択時に電力増幅器
    に含まれる混変調信号を同期させるための制御データを
    出力し、前記検出器から出力される混変調信号の強度と
    前状態の混変調信号の強度とを比較し、その差に対応す
    る前記第3減衰制御信号及び位相制御信号を発生し、前
    記相殺器の出力選択時に前記相殺器の出力に含まれてい
    るRF信号を同期させるための制御データを出力し、前
    記検出器から出力されるRF信号の強度と前状態のRF
    信号の強度とを比較し、その差に対応する前記第1減衰
    制御信号及び位相制御信号を発生し、前記最終的に出力
    されるRF信号選択時に前記RF信号に含まれている混
    変調信号を同期させるための前記制御データを出力し、
    前記検出器から出力される混変調信号の強度と前状態の
    混変調信号の強度とを比較し、その差に対応する前記第
    2減衰制御信号及び第2位相制御信号を発生する制御部
    と、から構成されることを特徴とする線形増幅装置。
  11. 【請求項11】 前記前置歪み器が、 前記入力されるRF信号を電力分配する分配器と、 前記分配されたRF信号を一定レベルで制御して出力す
    る自動レベル制御器と、 前記レベル制御されたRF信号に対応する高調波を発生
    する高調波発生器と、 前記高調波発生器から出力される高調波のレベル及び位
    相を調整する第3可変減衰及び位相器と、 前記入力されるRF信号を遅延させる遅延器と、 前記第3可変減衰及び位相器から出力される高調波を前
    記遅延器の出力に結合して、前置歪みされたRF信号を
    発生する結合器と、から構成されることを特徴とする請
    求項10記載の線形増幅装置。
  12. 【請求項12】 前記検出器が、 前記制御データを入力として対応するローカル周波数を
    発生するPLLと、 前記選択器から出力される信号と前記PLLの出力とを
    混合する混合器と、 前記混合器から出力される周波数を下降変換する濾波器
    と、 前記濾波器の出力を直流電圧に変換して信号の強度とし
    て出力するLOG増幅器と、から構成されることを特徴
    とする請求項10または請求項11記載の線形増幅装
    置。
  13. 【請求項13】 電力増幅器を備える線形増幅装置の混
    変調信号除去方法において、 入力されるRF信号に対応する高調波を発生し、前記高
    調波とRF信号に結合して前置歪み信号を発生して前記
    電力増幅からRF信号の増幅時発生する混変調信号を1
    次抑圧し、前記入力RF信号と前記電力増幅器の出力と
    を相殺させて混変調信号成分を抽出した後エラー増幅
    し、増幅された混変調信号と前記電力増幅器の出力とを
    結合させて前記混変調信号を2次抑圧することを特徴と
    する線形増幅装置の混変調信号除去方法。
  14. 【請求項14】 前記混変調信号を1次抑圧する過程
    が、 前記入力されるRF信号を分配し、分配されたRF信号
    のレベルを一定に保持する過程と、 前記RF信号に対応する高調波信号を発生する過程と、 前記高調波信号を前記RF信号に結合して前置歪みされ
    たRF信号を発生する過程と、 前記前置歪みされた信号を電力増幅して増幅時発生する
    混変調信号を1次抑圧する過程と、からなることを特徴
    とする請求項13記載の線形増幅装置の混変調信号除去
    方法。
  15. 【請求項15】 混変調信号を2次抑圧する過程が、 前記1次抑圧された電力増幅信号と前記入力RF信号と
    を相殺させて混変調信号を抽出する過程と、 前記抽出された混変調信号を増幅する過程と、 前記1次抑圧された電力増幅信号と前記増幅された混変
    調信号とを結合し、最終的に出力されるRF信号に含ま
    れている混変調信号を2次抑圧する過程と、からなるこ
    とを特徴とする請求項13または請求項14記載の線形
    増幅装置の混変調信号除去方法。
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