JPH10189216A - 加熱定着ローラ - Google Patents

加熱定着ローラ

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JPH10189216A
JPH10189216A JP34413696A JP34413696A JPH10189216A JP H10189216 A JPH10189216 A JP H10189216A JP 34413696 A JP34413696 A JP 34413696A JP 34413696 A JP34413696 A JP 34413696A JP H10189216 A JPH10189216 A JP H10189216A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal pipe
heat
cap
heating element
insulating layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP34413696A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Inoue
滋木 井上
Michizo Kozuki
陸三 上月
Shoji Tabata
昌次 田端
Katsuya Yamaguchi
勝也 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱体を設けた耐熱絶縁層が金属パイプ内周
面に完全に接着され、かつ給電部と発熱体の受電部との
間で火花放電が発生しない加熱定着ローラを提供する。 【解決手段】 給電パイプ23内に挿入され、内面に発
熱体26が設けられた耐熱絶縁層25内に、金属パイプ
23の端部を導電性材料で構成されるキャップ32で塞
いだ状態で、発泡弾性体27を充填し、耐熱絶縁層25
を金属パイプ23の内周面に押付け固定する。また、発
熱体26の受電部26bには給電部38からキャップ3
2を介して電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、加熱定着ローラに
関する。さらに詳しくは、本発明はプリンタ、複写機、
ファクシミリ等の電子写真装置においてトナー画像の熱
定着部に使用する加熱定着ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置のトナー熱定着部には、ト
ナー支持体のトナーを加熱および加圧してトナー支持体
に定着する加熱定着ローラと、これに対向する加圧ロー
ラとが備えられる。トナー支持体を両ローラの間を通過
させ、トナーを加熱定着させる。
【0003】従来技術の典型的な加熱定着ローラ1を図
11に示す。加熱定着ローラ1は、アルミニウムやステ
ンレス鋼などの薄肉の金属パイプ2の内周面に耐熱絶縁
層3を配置し、その内面側に発熱体4を設け、発熱体4
の両端側に受電部5が来るようにし、受電部5に給電部
6から電力を供給して加熱している。また、金属パイプ
2の外周面には、一般に離形層7が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の加熱定着ロ
ーラ1を製造する工程は、耐熱絶縁層3の一方の面に、
ニッケル−クロム合金、銅−クロム合金などの金属線を
所定形状に形成し、両側に集電部5を設けた発熱体4を
印刷し、発熱体4を内側にして円筒状に丸めて、外周面
に接着剤を塗布し、金属パイプ2内に挿入し、金属パイ
プ2の両端を塞いで、耐熱絶縁層3内を加圧し、耐熱絶
縁層3を金属パイプ2の内周面に接着させている。耐熱
絶縁層3を金属パイプ2に接着させる工程は、金属パイ
プ2が細長いので接着を完全に行うのは困難である。接
着が不完全な箇所があると、発熱体4で発生した熱が金
属パイプ2に伝わらず、耐熱絶縁層3に蓄熱され、この
ため耐熱絶縁層3が膨張し、周囲の耐熱絶縁層3を金属
パイプ2から剥離し、膨れ8を生じる。膨れ8の部分で
金属パイプ2が加熱されずトナーがトナー支持体に定着
できないばかりでなく、耐熱絶縁層3にさらに蓄熱さ
れ、その耐熱温度以上になって溶融し、場合によっては
火炎が発生するおそれがある。
【0005】また発熱体4の両側に設けられた受電部5
は、これを丸めた場合、金属パイプ2の内周の長さと一
致せず、受電部5が長い場合は図12(1)に示すよう
に集電部5が重なり、段差が生じ、また受電部5が短い
場合は図12(2)に示すように溝ができる。加熱定着
ローラ1は回転し、給電部6は固定されているので、加
熱定着ローラ1が1回転する間に、給電部6は、前記段
差または溝を必ず1回通過する。このとき給電部6が受
電部5から離れ、、火花が発生する。この火花によって
余分な電気エネルギが消費されるとともに受電部5およ
び給電部6が損耗する。給電部6の取替えは容易に行え
るが受電部5が損耗したときは加熱定着ローラ1全体の
取替えが必要となる。
【0006】本発明の目的は、発熱体を設けた耐熱絶縁
層が金属パイプの内周面に完全に接着され、かつ給電部
と発熱体の受電部との間で火花放電が発生しない加熱定
着ローラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周面に離形
層を有してもよい金属パイプと、該金属パイプの内周面
に配置される耐熱絶縁層と、耐熱絶縁層層の内面に設け
られ、該金属パイプの少なくとも一方端部寄りに受電部
を有する発熱体と、耐熱絶縁層の内部に充填され、発熱
体を内面に設けた耐熱絶縁層を該金属パイプ内周面に押
付け固定する圧接体と、該金属パイプの端部で、発熱体
の受電部に接触し、金属パイプ内部に絶縁体を介して嵌
合され、発熱体に接触する部分と給電体に接触する部分
とが一体の導電性材料で構成されている少なくとも1つ
のキャップとを含み、発熱体の受電部への電力の供給が
給電体からキャップを介して行われることを特徴とする
加熱定着ローラである。本発明に従えば、端部をキャッ
プによって閉じられた耐熱絶縁層内に圧接体が充填され
る。圧接体内に気体を圧入することによって耐熱絶縁層
を金属パイプ内周面に圧着固定する。これによって内面
に発熱体を設けた耐熱絶縁層は、完全に金属パイプ内周
面に接着される。また発熱体の加熱時には、圧接体はキ
ャップによって金属パイプ内に閉込められ、金属パイプ
の両端部からはみ出すことがなく、圧接体内に閉込めら
れている空気が膨張し、耐熱絶縁層と金属パイプの内周
面とがより完全に接着される。またキャップと発熱体の
受電部とは、固定して接触しているので、受電部に段差
や溝があっても接触不良が起こらない。給電体はキャッ
プの段差のない外面でキャップと接触し、火花放電によ
るエネルギ損失と、給電部および受電部の損耗とを防
ぐ。これによって耐久性の優れた加熱定着ローラが提供
される。
【0008】また本発明は、前記圧接体が発泡弾性体に
よって構成されることを特徴とする。本発明に従えば、
発泡弾性体は気体を小区画内に閉込め、発泡圧力が長時
間維持できる。また加熱時の圧力上昇も徐々に行われ、
金属パイプに急激な圧力がかかることがない。
【0009】また本発明は、前記キャップが導電性材料
からなる有底中空円筒形であり、円筒部の外部に絶縁性
材料で構成される絶縁リングが一体成形され、金属パイ
プの軸線方向内側に底部が来るように絶縁リングを金属
パイプに嵌合し、円筒部外面を発熱体の受電部に接触さ
せることを特徴とする。本発明に従えば、絶縁リングが
金属パイプの内面に嵌合し、キャップが金属パイプ2内
に容易に固定できる。
【0010】また本発明は、前記キャップが、導電性材
料から成る円錐台形であることを特徴とする。本発明に
従えば、キャップが簡単な構成であり、旋盤で容易に製
造できる。また給電部がキャップの内部に入込むことか
ないので小径の加熱定着ローラに利用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態によっ
てより詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態の
加熱定着ローラ21を用いたトナー定着部11の断面図
であり、図2は図1の切断線II−IIによる断面図、
図3は同じく切断線III−IIIによる断面図であ
る。トナー定着部11は、電熱などの発熱体で内部から
加熱される加熱定着ローラ21と加圧ローラ12とから
構成され、2つのローラ21,12の間を紙などのトナ
ー支持体10を通過させ、トナーによって形成された像
を加熱定着する。加圧ローラ12は、外周面に離形層1
4を有する金属パイプ13から構成され軸15によって
矢符16方向に図示しない駆動手段によって回転され
る。軸15は、その両端を軸受17によって支持されて
いる。
【0012】加熱定着ローラ21は、外周面に離形層2
4を有する金属パイプ23と、金属パイプ23の内周面
に設けられた耐熱絶縁層25と、さらにその内面に設け
られた発熱体26とがあり、その内部には弾性発泡体2
7が円筒状に充填されている。加熱定着ローラ21は、
金属パイプ23の両側部が軸受28,29によって支持
され、さらに一方の軸受28の外端部には、金属パイプ
23の外周面に駆動歯車30が設けられ、図示しない駆
動手段から伝達歯車31を介して、金属パイプ23が回
転される。なお、金属パイプ23の軸受28,29に接
する部分には離形層24は設けられていない。
【0013】金属パイプ23の両端部内側には、キャッ
プ32が嵌合されている。図4(1)は、キャップ32
の断面図である。キャップ32は、導電性材料、たとえ
ば金属で構成され、中空円筒状の筒部33と円板状の底
板34とから成り、底板34の中央部には小孔35が穿
設されている。筒部33の底板34がある側と反対側外
部には、電気絶縁性材料で構成された絶縁リング36が
鉢巻状に接着されている。金属パイプ23の内周面にあ
る耐熱絶縁層25および発熱体26は、端部には配置さ
れていないので、金属パイプ23の内周面に絶縁リング
36を嵌合させれば、筒部33の外周面は、後述する発
熱体26の受電部26bに接触し、キャップ32は金属
パイプ23、したがって発熱体26と一体となって回転
する。また筒部33の内周面は、後述する給電部38に
接触する。これによって電力が給電部38からキャップ
32を介して発熱体26に供給される。
【0014】耐熱絶縁層25は、ポリイミド、フェー
ル、シリコン、ボロキサンなどの耐熱性に優れた合成樹
脂で長方形状に構成され、たとえば10〜40μmの厚
さである。耐熱絶縁層25の一方の面には、図5に示す
ようにニッケル−クロム合金、ニッケル−銅合金などか
らなる線状の抵抗体26aがスクリーン印刷、スパッタ
リングなどによって形成され、その両端部(図5の左右
端部)には、板状の受電部26bが形成される。抵抗体
26aは、加熱定着ローラ21の大きさや作動状況によ
って適宜のパターンで設けられる。耐熱絶縁層25は、
図5の上下の辺を合わせる形で、発熱体26を内側にし
て円筒状に丸められ、外側に接着剤を塗布して金属パイ
プ23内に挿入され、さらにその内側に円筒状の発泡弾
性体27を充填し金属パイプ23の両端にキャップ32
を嵌合する。
【0015】発泡弾性体27として、発泡性シリコン樹
脂が好適に用いられる。円筒状に成型した発泡性シリコ
ン樹脂に、白金を主成分とする発泡触媒を添加し、両端
をキャップ32で塞いだ耐熱絶縁層25内に挿入する。
発泡性シリコン樹脂は、発泡触媒の作用で数分後に発泡
硬化する。このとき円筒状に成型した発泡性シリコン樹
脂の内部を加圧しておくと、発泡性シリコン樹脂が外側
に膨張し、耐熱絶縁層25が金属パイプ23内周面に均
一に接着する。弾性発泡体27は、気体が小さい区画に
閉込められている。通電時に発熱体26の熱が内部に伝
わるのを防ぐとともに、区画内の気体の膨張によってさ
らに耐熱絶縁層25が金属パイプ23内周面に密着され
る。金属パイプ23の内部圧力の一部は、区画内からキ
ャップ32の底板34に穿設された小孔35から徐々に
排出され、金属パイプ23の内部圧力が異常に上昇する
のを防ぐ。また金属パイプ23の内部圧力が低下したと
きはこの小孔35から外気が侵入する。
【0016】発泡弾性体27の代わりに、耐熱絶縁層2
5の内部にゴムチューブなどを挿入し、キャップ32の
小孔35から空気を送り込んで膨らませ、耐熱絶縁層2
5を金属パイプ23の内周面に接着させるものでもよい
が、発泡弾性体27を用いるものが好ましい。
【0017】図4(2)は、前記キャップ32の一変形
例のキャップ32aの断面図である。本変形例のキャッ
プ32aは、筒部33の中央部が樽状に膨らんでいる。
この膨らんだ部分33aで集電部26bと接触している
ので、集電部26bとキャップ32aとの接触はより完
全となる。また底板34には、小孔35は穿設されてい
ない。
【0018】図6は、給電部38の斜視図である。給電
部38は、絶縁層材料から成り、円筒状の支持体39
と、銅合金など導電材料から成る導電体41とから構成
される。
【0019】図7は、導電体41の斜視図である。導電
体41は、電源が接続される接続端子43と、支持体3
9で覆われている板状の胴体部42と、胴体部42の先
端で、胴体部42と垂直方向にS字状またはZ字状に延
びる一対の接触子44と、接触子の先端にあり、キャッ
プ32内周面に接触する銀接点45とから成る。接触子
44は、弾発力を有するたとえば燐青銅板で構成され、
銀接点45を一定圧力でキャップ32内周面に押付けて
いる。支持体39には、一対の本体取付部40があり、
加熱定着ローラ21の駆動歯車30の外側に設けられた
ケース46,47に固定される。
【0020】図8は、本発明の加熱定着ローラ21aに
用いるキャップ51の第2の実施の形態の断面図であ
る。本実施の形態では、キャップ51は、導電性材料で
構成され、円錐台形であり、面積の大きい底面52が金
属パイプ23の端部側であって耐熱絶縁層25の内側に
嵌合される。金属パイプ23の端部では、耐熱絶縁層2
5が比較的簡単に金属パイプの内周面に接着できるの
で、その耐熱絶縁層25内にキャップ51を嵌合でき
る。また傾斜面で発熱体26の受電部26bと接触する
ので、キャップ51と受電部26bとの接触抵抗を少な
くできる。また底面52には給電部38aが接触する。
したがって金属パイプ23の内径が小さい加熱定着ロー
ラ21aに用いることができる。
【0021】図9は、本発明の加熱定着ローラ21bに
用いられるキャップ61の第3の実施の形態の断面図で
ある。本実施の形態では、キャップ61は、導電材料で
構成され段付円筒状に形成される。大径部62は、発熱
体26の受電部26bに接触するように設けられる。小
径部63には給電部38bが外側から接触する。したが
って金属パイプの内径が小さい加熱定着ローラ21aに
用いることができる。
【0022】図10は、本発明の加熱定着ローラ21c
に用いられるキャップ71の第4の実施の形態の断面図
である。本実施の形態のキャップ21cは、有底円筒状
の金属板62から構成される本体62と、その上部に溶
接され、外部下方に円錐台形に延びる接触部63と、本
体内部に充填される内樹脂部64と、本体外周部および
本体62と接触部63との間に設けられる外樹脂部65
とから成る。本体62の底板61が金属パイプ21cの
端部側に来るようにして、金属パイプ21cの内周面に
外樹脂部65を嵌合する。これによって接触部63が発
熱体26の受電部26bに接触する。また底板66に
は、給電部38cが接触する。したがって金属パイプ2
3の内径の小さい加熱定着ローラ21cに用いることが
できる。またキャップの接触部63が傾斜しており、か
つ加熱による内樹脂部64の膨張によって接触部63と
受電部26bとの接触抵抗を少なくできる。
【0023】前記第2〜第4の実施の形態における加熱
定着ローラのキャップ以外の構成は第1の実施の形態と
略同じであるので説明は省略してある。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、金属パイプの耐熱絶縁
層の内部は、キャップによって端が塞がれた状態で、発
泡弾性体などの圧接体で、耐熱絶縁体が金属パイプに押
付け固定されるので、耐熱絶縁体の内面に設けられた発
熱体からの熱が金属パイプに伝熱され、加熱定着ローラ
表面で均一にトナーの定着が行われる。
【0025】また給電部からキャップを介して発熱体の
受電部に電力が供給され、キャップと受電部とは固定さ
れており、給電部とキャップとの間の接触が完全である
ので、火花放電がなく、エネルギ損失と、給電部および
受電部の損耗がなく、加熱定着ローラの耐久性が増大す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の加熱定着ローラ21を
用いたトナー定着部11の側面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIによる断面図であ
る。
【図3】図1の切断面線III−IIIによる断面図で
ある。
【図4】キャップ32の断面図である。
【図5】発熱体26の平面図である。
【図6】給電部38の斜視図である。
【図7】導電体41の斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の加熱定着ローラ2
1aに用いるキャップ51の断面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態の加熱定着ローラ2
1bに用いるキャップ61の断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の加熱定着ローラ
21cに用いるキャップ71の断面図である。
【図11】従来技術の加熱定着ローラ1の断面図であ
る。
【図12】従来技術の発熱体4の受電部5と給電部6の
接触状態の説明図である。
【符号の説明】
11 トナー定着部 12 加圧ローラ 21,21a,21b,21c 加熱定着ローラ 23 金属パイプ 24 離形層 25 耐熱絶縁層 26 発熱体 26a 抵抗体 26b 受電部 27 発泡弾性体 32,32a,51,61,71 キャップ 33 筒部 34 底板 35 小孔 36 絶縁リング 38,38a,38b,38c 給電部 39 支持体 41 導電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 勝也 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号 バンドー化学株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に離形層を有してもよい金属パイ
    プと、 該金属パイプの内周面に配置される耐熱絶縁層と、 耐熱絶縁層層の内面に設けられ、該金属パイプの少なく
    とも一方端部寄りに受電部を有する発熱体と、 耐熱絶縁層の内部に充填され、発熱体を内面に設けた耐
    熱絶縁層を該金属パイプ内周面に押付け固定する圧接体
    と、 該金属パイプの端部で、発熱体の受電部に接触し、金属
    パイプ内部に絶縁体を介して嵌合され、発熱体に接触す
    る部分と給電体に接触する部分とが一体の導電性材料で
    構成されている少なくとも1つのキャップとを含み、 発熱体の受電部への電力の供給が給電体からキャップを
    介して行われることを特徴とする加熱定着ローラ。
  2. 【請求項2】 前記圧接体が発泡弾性体によって構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の加熱定着ローラ。
  3. 【請求項3】 前記キャップが導電性材料からなる有底
    中空円筒形であり、円筒部の外部に絶縁性材料で構成さ
    れる絶縁リングが一体成形され、 金属パイプの軸線方向内側に底部が来るように絶縁リン
    グを金属パイプに嵌合し、円筒部外面を発熱体の受電部
    に接触させることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の加熱定着ローラ。
  4. 【請求項4】 前記キャップが、導電性材料から成る円
    錐台形であることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の加熱定着ローラ。
JP34413696A 1996-12-24 1996-12-24 加熱定着ローラ Pending JPH10189216A (ja)

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