JPH11119575A - 加熱定着ローラ - Google Patents

加熱定着ローラ

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JPH11119575A
JPH11119575A JP28225697A JP28225697A JPH11119575A JP H11119575 A JPH11119575 A JP H11119575A JP 28225697 A JP28225697 A JP 28225697A JP 28225697 A JP28225697 A JP 28225697A JP H11119575 A JPH11119575 A JP H11119575A
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JP
Japan
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heat
fixing roller
heating element
cap
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP28225697A
Other languages
English (en)
Inventor
Michizo Kozuki
陸三 上月
Katsuya Yamaguchi
勝也 山口
Shigeki Inoue
滋木 井上
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内面に面状発熱体を設けた耐熱絶縁層が金属
パイプ内周面に完全に接着され、かつ面状発熱体の受電
部と受電体との間で火花放電が生じない加熱定着ローラ
を提供する。 【解決手段】 内面に面状発熱体を設けた耐熱絶縁層2
5の内部に外方に弾発付勢された螺旋ばね24を挿入し
て耐熱絶縁層25を金属パイプ22内周面に押圧すると
ともに、面状発熱体の受電部26bに円筒状のキャップ
50を挿入し、キャップ50の円筒部53の外面を受電
部26bに接触させ、円筒部53の内面に銀接点を介し
て接触する2枚のピンセット状の集電片56を有する給
電体55から電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱定着ローラに
関する。さらに詳しくは、本発明はプリンタ、複写機、
ファクシミリ等の電子写真装置においてトナー画像の熱
定着部に使用する加熱定着ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置のトナー熱定着部には、ト
ナー支持体のトナーを加熱および加圧してトナー支持体
に定着する加熱定着ローラと、これに対向する加圧ロー
ラとが備えられる。トナー支持体を両ローラの間を通過
させ、トナーを加熱定着させる。
【0003】従来技術の典型的な加熱定着ローラ1を図
13に示す。加熱定着ローラ1は、アルミニウムやステ
ンレス鋼などの薄肉の金属パイプ2の内周面に耐熱絶縁
層3を配置し、その内面側に面状発熱体4を設け、発熱
体4の両端側に受電部5が来るようにし、受電部5に給
電体6から電力を供給して加熱している。また、金属パ
イプ2の外周面には、離形層7が設けられていることも
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の加熱定着ロ
ーラ1を製造する工程は、耐熱絶縁層3の一方の面に、
ニッケル−クロム合金、銅−クロム合金などの金属線を
所定形状に形成し、両側に受電部5を設けた発熱体4を
印刷し、発熱体4を内側にして円筒状に丸めて、外周面
に接着剤を塗布し、金属パイプ2内に挿入し、金属パイ
プ2の両端を塞いで、耐熱絶縁層3内を加圧し、耐熱絶
縁層3を金属パイプ2の内周面に接着させている。耐熱
絶縁層3を金属パイプ2に接着させる工程は、金属パイ
プ2が細長いので接着を完全に行うのは困難である。接
着が不完全な箇所があると、発熱体4で発生した熱が金
属パイプ2に伝わらず、耐熱絶縁層3に蓄熱され、この
ため耐熱絶縁層3が膨張し、周囲の耐熱絶縁層3を金属
パイプ2から剥離し、膨れ8を生じる。膨れ8の部分で
金属パイプ2が加熱されずトナーがトナー支持体に定着
できないばかりでなく、耐熱絶縁層3にさらに蓄熱さ
れ、その耐熱温度以上になって溶融し、場合によっては
火炎が発生するおそれがある。
【0005】また発熱体4の両側に設けられた受電部5
は、これを丸めた場合、金属パイプ2の内周の長さと一
致せず、受電部5が長い場合は図14(1)に示すよう
に集電部5が重なり、段差が生じ、また受電部5が短い
場合は図14(2)に示すように溝ができる。加熱定着
ローラ1は回転し、給電体6は固定されているので、加
熱定着ローラ1が1回転する間に、給電体6は、前記段
差または溝を必ず1回通過する。このとき給電体6が受
電部5から離れ、火花が発生する。この火花によって余
分な電気エネルギが消費されるとともに受電部5および
給電体6が損耗する。また保守点検の際に、加熱定着ロ
ーラ1が図14(1)に示される矢符の方向と逆に回転
されることがある。このときは機械的に受電部5および
給電体6が破損される。給電体6の取替えは容易に行え
るが受電部5が損耗したときは加熱定着ローラ1全体の
取替えが必要となる。
【0006】本発明の目的は、内面に面状発熱体を設け
た耐熱絶縁層が金属パイプの内周面に完全に接着され、
かつ給電体と面状発熱体の受電部との間で火花放電や無
理な力が発生しない加熱定着ローラを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、面状発熱体を
耐熱樹脂層を介して内面に貼付け、両端部に前記面状発
熱体に電力を付与する受電体を有し、駆動手段で回転駆
動される金属パイプと、前記受電体に電力を供給する一
対の給電体とを有する加熱定着ローラにおいて、面状発
熱体は、外方に弾発付勢された弾性体によって、前記金
属パイプ内面に押圧貼付けられ、受電体は、面状発熱体
に接続する受電部と、前記受電部の内面に接触する円筒
状のキャップとから構成されることを特徴とする加熱定
着ローラである。
【0008】本発明に従えば、面状発熱体は、耐熱樹脂
層を介して金属パイプ内面に弾性体によって押圧固定さ
れ、金属パイプと耐熱樹脂層との間に膨れが生じること
はない。
【0009】弾性体は、たとえば合成樹脂製またはスプ
リング鋼などの金属製である。合成樹脂は、肉厚とな
り、面ヒータの加熱・冷却の繰り返しによって劣化し、
次第に弾性力が弱まってくるおそれがある。スプリング
鋼を用いるときは、スプリング鋼が導電体であるので、
面状発熱体との間および受電体との間に絶縁膜または絶
縁板を設けて、電流が短絡しないようにしなければなら
ない。
【0010】また受電体が円筒状に形成されたキャップ
を介して面状発熱体の受電部と給電部とが接触するの
で、両者は常に接触し、火花放電が防がれる。また保守
点検時などに加熱定着ローラが逆回転されても、給電体
と受信体との間に無理な力が作用せず、これらが破損す
ることがない。
【0011】また本発明は、前記弾発付勢された弾性体
が、板状の弾性体を螺旋状に巻いた螺旋ばねであること
を特徴とする。
【0012】本発明に従えば、板状の弾性体を螺旋状に
巻いた螺旋ばねが好適に用いられる。螺旋ばねは、円周
方向に均等な力で押圧する。そして両端に半径方向内方
に曲げられた巻曲げ部が設けられることが簡単な治具を
曲げ部に作用させることで縮径でき、面状発熱体の内部
に容易に挿入できて好ましい。
【0013】また本発明は、前記弾発付勢された弾性体
が、板状の弾性体を肋骨状に加工したばね体を2個隙間
がないように組合せたものであることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、板状の弾性体を肋骨状に
加工したばね体は、肋骨部分の先端以外に円周方向に均
等な力で押圧する。そしてこのばね体を2個組合せるこ
とによって、お互いに円周方向に力の作用しない部分を
補い、全体として円周方向に均等な力で押圧する。また
長さの調節が容易にできる。各肋骨部分の先端に内方に
曲げられた巻曲げ部が設けられるものが簡単な治具を曲
げ部に作用させることで縮径でき、面状発熱体の内部に
容易に挿入できて好ましい。
【0015】また本発明は、前記給電体が、互いに外側
に弾発付勢され、前記キャップの内面に接触するピンセ
ット状の集電片を含むことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、ピンセット状の集電片は
キャップの内面に相反する半径方向に均等な力で接触す
るので、給電体と受電体との接触をより円滑にする。
【0017】また本発明は、前記キャップが、有底円筒
状に構成され、前記給電体が、キャップの底板のズレを
阻止するストッパを有することを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、キャップが有底円筒状で
あり、キャップがずれて給電体に接触不良が生じること
があるが、ストッパがあるのでキャップの動きが抑制さ
れ、給電体に接触不良が生じない。
【0019】また本発明は、前記給電体が、銀接点を介
して前記キャップの内部に接触することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、給電体とキャップとが銀
接点を介して接触するので、給電体とキャップとの接触
抵抗を少なくできる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態の
加熱定着ローラ21を用いた定着ユニット11の全体構
成を示す1部拡大図を含む断面図である。なお、一部拡
大図を除いて図面を見やすくするため断面を示す記号は
省略してある。定着ユニット11は、加熱定着ローラ2
1と、加圧ローラ12とから構成され、2つのローラ1
2,21の間に紙などのトナー支持体を通過させ、トナ
ーによって形成された像を加熱定着する。2つのローラ
12,21は、絶縁性の上ケース13aおよび下ケース
13bによって覆われている。加圧ローラ12は、軸1
4によって図示しない駆動手段によって回転される。軸
は、その両端を軸受け15,16によって支持されてい
る。
【0022】加熱定着ローラ21は、金属パイプ22
と、その内周面に貼付けられた耐熱絶縁層25とを含
み、その内部には、たとえば螺旋ばね24が設けられ、
耐熱絶縁層25が金属パイプ22の内面に密着される。
また加熱定着ローラ21は、両端部が外面から軸受1
5,16によって支持される。軸受15,16は、加圧
ローラ11の軸受と兼用される。一方の軸受15の外方
には、駆動歯車17が設けられ、図示しない駆動手段か
ら伝達歯車18を介して加圧定着ローラ21が回転駆動
される。
【0023】耐熱絶縁層25は、ポリイミド、フェー
ル、シリコン、ボロキサンなどの耐熱性に優れた合成樹
脂で長方形状に構成され、たとえば10〜40μmの厚
さである。耐熱絶縁層25の一方の面には、図2に示す
ようにニッケル−クロム合金、ニッケル−銅合金などか
らなる線状の抵抗体26aがスクリーン印刷、スパッタ
リングなどによって形成され、その両端部(図2の左右
端部)には、板状の受電部26bが形成される。抵抗体
26aは、加熱定着ローラ21の大きさや作動状況によ
って適宜のパターンで設けられる。スプリング鋼などの
導電性の螺旋ばね24が用いられるときは、抵抗体26
aにさらに厚さ9〜25μmのポリイミドから成る絶縁
フィルム27が設けられる。これらの耐熱絶縁層25
は、図2の上下の辺を合わせる形で、発熱体26を内側
にして円筒状に丸められ、外側に接着剤を塗布して金属
パイプ22内に挿入される。
【0024】図3は、耐熱絶縁層25内に挿入される弾
性体の一例である螺旋ばね24の斜視図である。この螺
旋ばね24は、力を加えない状態でその外径が金属パイ
プ22の内径より若干大きめにされ、図4に示す治具3
1によって縮径されて金属パイプ22内に挿入される。
螺旋ばね24は、ばね本体24aとその両端に半径方向
内方に曲げられた巻曲げ部24b,24cとから構成さ
れ、材質はスプリング鋼板である。
【0025】図4は、治具31の縦断面図であり、図5
(a)〜(g)は図4の切断線a−a〜g−gによる横
断面図である。治具31は、芯棒部材32および巻上げ
部材33から構成される。
【0026】芯棒部材32の切断線g−gで示す一方の
端部は、バイスなどの支持工具で挟むことができるよう
に形成される。切断線f−fで示される部分は、螺旋ば
ね24の一方の巻曲げ部42bが係合する係止溝34が
設けられ、外径が螺旋ばね24の収縮された内径に略等
しい円柱である。切断線e−eで示される部分は、芯棒
部材34の本体32aであり、前記外径よりもさらに小
径の円柱である。芯棒部材32の切断線d−dで示す他
方の端部は、係止突起35のある円柱である。
【0027】巻上げ部33の切断線c−cで示す一方の
端部は、螺旋ばね24の他方の巻曲げ部24cが係合す
る係止溝36が設けられ、外径が螺旋ばね24の収縮さ
れた内径に略等しく、内径が芯棒部材32の本体32a
が挿入できる円筒である。切断線b−bで示される部分
は、巻上げつまみ37を図4の上下方向に有する円筒で
ある。巻上げ部材33の切断線a−aで示す他方の端部
は、円筒の内部に芯棒部材32の係止突起35が係止す
る係止片38が設けられる。
【0028】面状発熱体26および絶縁フィルム27を
内面に設けた耐熱樹脂層25の内面に、螺旋ばね24を
挿入する方法を説明する。螺旋ばね24の内部に芯棒部
材32を入れ、さらに芯棒部材32の他方端部を巻上げ
部材33の一方の端部内に挿入する。この状態で螺旋ば
ね24の一方の巻曲げ部24bを係止溝34に係止し、
他方の巻曲げ部24cを係止溝36に係止する。次に芯
棒部材32の一方の端部をバイスなどで固定し、巻上げ
部材33のつまみ37を螺旋ばね24が縮径する方向に
廻し、充分に螺旋ばね24が縮径した状態で、芯棒部材
32の係止突起35を巻上げ部材33の係止片38に係
止する。これで螺旋ばね24は充分縮径された状態で固
定される。次に充分縮径された螺旋ばねを芯棒部材32
の一方の端部側から耐熱樹脂層25内に挿入する。図6
は挿入途中の状態を示す断面図である。螺旋ばね24が
所定の位置に達すれば、芯棒部材32の係止突起35と
巻上げ部材33の係止片38の係止を外し、螺旋ばね2
4の巻曲げ部24b,24cを係止溝34,36から外
す。これによって螺旋ばね24は拡径されて内側から耐
熱樹脂層25を金属パイプ22に押圧する。
【0029】図7は、耐熱絶縁層25内に挿入される弾
性体の他の例である肋骨状のばね体41の側面図、図8
は平面図である。ばね体41は背骨部分42で連なり、
同一箇所で左右に対となって突出する肋骨部分43が一
定の間隔で設けられている。そして間隙部分にはもう一
方のばね体44が噛合っている。その状態は図7に示さ
れる。図9(1)は、一方のばね体41の正面図であ
り、図9(2)は他方のばね体44の正面図であり、図
9(3)は2つのばね体41,44を組合せた状態の正
面図である。2つのばね体41,44は、力を加えない
状態で、その外径が金属パイプ22の内径よりも若干大
きめにされ、肋骨部分43の先端には内方に曲げられた
巻曲げ部43aが設けられる。ばね体41,44を縮径
するときは、図10に示す治具45を2個用いて各ばね
体の巻曲げ部43aを挟む。これによってばね体41,
44は縮径されて耐熱樹脂層25内に挿入され、治具4
5を外すことによって拡径されて、耐熱樹脂層25を金
属パイプ22内面に押圧する。
【0030】図11は、加熱定着ローラ21の端部の拡
大断面図である。弾性体、たとえば螺旋ばね24で耐熱
樹脂層25を金属パイプ22内面に押圧固定した後、絶
縁材料たとえばベークライトの絶縁板46が挿入され、
次にキャップ50が挿入される。絶縁板46およびキャ
ップ50の底板51には、その中心部に孔47,52が
穿設される。これによって受電体50内の空気がこの孔
47,52を通って出入する。キャップ50の円筒部5
3の外面は面状発熱体26の受電部26bに接し、内面
は後記の2つの集電片56の銀接点57に接触する。
【0031】図12は、給電体55の斜視図である。給
電体55は、互いに外側(図12では上下方向)に弾発
付勢されたピンセット状の2枚の集電片56a,56b
(総称するときは符号56)と、接続端子57とを含
み、導電体たとえば銅合金製である。特に集電片56
は、燐青銅製とされ、キャップ50と接する部分に銀接
点59が設けられる。キャップ50は、受電部26bに
押圧接触している訳ではないので、その位置がずれるこ
とがあり、これを防ぐために、給電体55には、たとえ
ばステンレス鋼製のストッパ58が設けられる。接続端
子57は、図1に示すように下ケース13bの外部に突
出し、ここに電源が接続される。接続端子57に連なる
接続板57aは、折曲げ加工され一方の集電片56aと
一体成形され、ストッパ58に連なるストッパ支持板5
8aと他方の接続端子56bとを挟込む。これらは1本
のねじ59で密着させられる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、面状発熱
体が弾性体によって耐熱樹脂層を介して、金属パイプに
押圧されているので、面状発熱体で発生した熱が、金属
パイプに均一に伝わり、加熱定着ローラの外面が均一に
加熱される。また本発明によれば、簡単な構成の給電体
から円筒状のキャップを介して面状発熱体の受電部に電
力が供給されるので、これらの間に無理な力が作用せ
ず、また火花放電が防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱定着ローラ21を用いた定着ユニ
ット11の全体構成を示す断面図である。
【図2】発熱体の平面図である。
【図3】耐熱絶縁層25内に挿入される弾性体の一例で
ある螺旋ばね24の斜視図である。
【図4】螺旋ばね24を耐熱絶縁層25内に挿入する治
具31の縦断面図である。
【図5】治具31の横断面図である。
【図6】螺旋ばね24を治具31を使って耐熱絶縁層2
5内に挿入する状態を説明する断面図である。
【図7】耐熱絶縁層25内に挿入される弾性体の他の例
である肋骨状ばね体41の側面図である。
【図8】ばね体41の平面図である。
【図9】ばね体41,44の正面図である。
【図10】ばね体41,44を耐熱絶縁層25内に挿入
する治具45の平面図である。
【図11】本発明の一実施の形態の加熱定着ローラ21
の端部の拡大断面図である。
【図12】給電体55の斜視図である。
【図13】従来技術の加熱定着ローラ1の断面図であ
る。
【図14】従来技術の受電部5と給電体6との接触状態
の説明図である。
【符号の説明】
11 定着ユニット 12 加圧ローラ 21 加圧定着ローラ 22 金属パイプ 24 螺旋ばね 24a ばね本体 24b,24c 巻曲げ部 25 耐熱樹脂層 26 面状発熱体 26a 抵抗体 26b 受電部 27 絶縁膜 41,44 肋骨状ばね体 43a 巻曲げ部 46 絶縁板 50 キャップ 55 給電体 56 集電片 57 接続端子 58 ストッパ 59 銀接点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面状発熱体を耐熱樹脂層を介して内面に
    貼付け、両端部に前記面状発熱体に電力を付与する受電
    体を有し、駆動手段で回転駆動される金属パイプと、前
    記受電体に電力を供給する一対の給電体とを有する加熱
    定着ローラにおいて、 面状発熱体は、外方に弾発付勢された弾性体によって、
    前記金属パイプ内面に押圧貼付けられ、 受電体は、面状発熱体に接続する受電部と、前記受電部
    の内面に接触する円筒状のキャップとから構成されるこ
    とを特徴とする加熱定着ローラ。
  2. 【請求項2】 前記弾発付勢された弾性体が、板状の弾
    性体を螺旋状に巻いた螺旋ばねであることを特徴とする
    請求項1記載の加熱定着ローラ。
  3. 【請求項3】 前記弾発付勢された弾性体が、板状の弾
    性体を肋骨状に加工したばね体を2個隙間がないように
    組合せたものであることを特徴とする請求項1記載の加
    熱定着ローラ。
  4. 【請求項4】 前記給電体が、互いに外側に弾発付勢さ
    れ、前記キャップの内面に接触するピンセット状の集電
    片を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の加熱定着ローラ。
  5. 【請求項5】 前記キャップが、有底円筒状に構成さ
    れ、 前記給電体が、キャップの底板のズレを阻止するストッ
    パを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の加熱定着ローラ。
  6. 【請求項6】 前記給電体が、銀接点を介して前記キャ
    ップの内部に接触することを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載の加熱定着ローラ。
JP28225697A 1997-10-15 1997-10-15 加熱定着ローラ Pending JPH11119575A (ja)

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