JPH08314308A - 加熱定着装置 - Google Patents

加熱定着装置

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JPH08314308A
JPH08314308A JP11679495A JP11679495A JPH08314308A JP H08314308 A JPH08314308 A JP H08314308A JP 11679495 A JP11679495 A JP 11679495A JP 11679495 A JP11679495 A JP 11679495A JP H08314308 A JPH08314308 A JP H08314308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
heating element
nip portion
pressure roller
fixing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP11679495A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hinokigaya
敏明 桧ヶ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP11679495A priority Critical patent/JPH08314308A/ja
Publication of JPH08314308A publication Critical patent/JPH08314308A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 表面加熱定着ローラと加圧ローラとのニップ
部のみを加熱できて無駄な電力を消費せず、熱効率がよ
い加熱定着装置を提供する。 【構成】 円周方向に給電によって発熱する軸方向発熱
体3を複数本設けた表面加熱定着ローラ2と、この表面
加熱定着ローラ2に押圧する加圧ローラ4とを有する加
熱定着装置の軸方向発熱体3の幅を表面加熱定着ローラ
2と加圧ローラ4とのニップ部の幅より小さくしてニッ
プ部に位置する軸方向発熱体を発熱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は加熱定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱定着装置において、
図4,5に示すように、円周方向に軸方向に沿って長尺
な複数本の発熱体3′を所定の間隔を開けて埋設した表
面加熱定着ローラ2′と、この表面加熱定着ローラ2′
と圧接して定着すべきトナー16が転写された用紙15を圧
接通過させる加圧ローラ4と、表面加熱定着ローラ2′
の回転により各発熱体3′のうち、表面加熱定着ローラ
2′と加圧ローラ4とのニップ部5の手前からニップ部
5に亙る所定本の発熱体31′〜3n′の一端部に順次接
触するように、図示しない機体に設けられた接点機構18
と、この接点機構18を介して前記所定本の発熱体31
〜3n′に電力を供給する電源19とを有し、用紙15を圧
接通過させる手前から、前記所定本の発熱体31′〜
n′に通電して所望の部分を発熱させ、用紙15が圧接
通過した後、通電を停止するものが特開昭61-100776号
公報に開示されて公知となっている。なお、20は発熱体
3′の他端部に設けられた電極、21は電極20に電力を給
電する接触子、22は電源19をオン、オフするスイッチ、
23は表面加熱定着ローラ2′の回転軸、23は加圧ローラ
4の回転軸をそれぞれ示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の加
熱定着装置は、加熱のための電力が表面加熱定着ローラ
と加圧ローラとのニップ部の手前からニップ部に亙る所
定本の発熱体に供給されていて、本来定着に寄与してい
る表面加熱定着ローラと加圧ローラとのニップ部以外も
昇温し無駄な電力を消費して熱効率が悪いという問題が
ある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の加熱定着装置のもつ問題を解消し、表面加熱定着ロ
ーラと加圧ローラとのニップ部のみを加熱できて無駄な
電力を消費せず、熱効率がよい加熱定着装置を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、円
周方向に軸方向給電によって発熱する軸方向発熱体を複
数本設けた表面加熱定着ローラと、この表面加熱定着ロ
ーラに押圧する加圧ローラとを有する加熱定着装置にお
いて、前記発熱体の幅を表面加熱定着ローラと加圧ロー
ラとのニップ部の幅より小さくしてニップ部に位置する
前記発熱体を発熱させることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明におい
て、加圧ローラの両端の外周面に電極を設け、ニップ部
において、この電極を介して表面加熱定着ローラの軸方
向発熱体に給電することを特徴とするものである。請求
項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
電極が加圧ローラのニップ部を形成する弾性体と一体的
に変形する材質からなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1に記
載の発明は、軸方向発熱体の幅が表面加熱定着ローラと
加圧ローラとのニップ部の幅より小さくなっていて、ニ
ップ部に位値する軸方向発熱体を発熱させる。請求項2
に記載の発明は、加圧ローラの両端の外周面に設けられ
た電極を介して表面加熱定着ローラのニップ部の軸方向
発熱体に給電して表面加熱定着ローラのニップ部を加熱
する。請求項3に記載の発明は、電極が加圧ローラのニ
ップ部を形成する弾性体と一体的に変形する材質からな
り、電極が弾性体の変形に追随して変形して表面加熱定
着ローラのニップ部の軸方向発熱体に給電する。
【0007】
【実施例】図1〜3に示すこの発明の実施例において、
前記従来と同様の部分については同一の符号を引用して
説明を省略し、主として異なる部分について説明する。
図1,2に示す実施例において、表面加熱定着ローラ2
は、肉厚5mmのアルミニウムの支持体8の表面に絶縁層
9を有し、その絶縁層9の上部にあって円周方向に軸方
向発熱体3(以下発熱体3という)が複数本設けられて
いる。この発熱体3の幅は表面加熱定着ローラ2と加圧
ローラ4とのニップ部5の幅より小さく形成してあっ
て、ニップ部5には全発熱体3のうち数本の発熱体31
〜3nが位置することとなる。又、各発熱体3間には絶
縁体10を設けて互いに電気的にショートすることを防止
し、さらにその表面の両端部以外にはフッ素樹脂加工を
行って表面層11を形成してトナー16に対しての離型性を
確保し、表面層11が設けられていない両端部は発熱体3
の両端部が露出していて給電可能となっている。この表
面層11の材料としてはフッ素樹脂に限らずシリコーン系
のものを用いてもよい。
【0008】加圧ローラ4は中央の芯金12上に弾性体7
を設けて、表面加熱定着ローラ2を加圧ローラ4に押圧
させてニップ部5を形成する。弾性体7はシリコーンゴ
ム又はフッ素ゴム等を用いて、その表面には外周面とし
てフッ素樹脂のチューブ又はフッ素樹脂をコーティング
してコーティング面13を形成し、コーティング面13の外
周面の両端部に、図1,3に示すように、弾性体7のニ
ップ部5の変形に一体的に変形するような帯状の電極
6,6′を設ける。この電極6,6′は材料に厚さt=
0.2mm以下の金属バンドを用いて、表面加熱定着ローラ
2の表面層11が設けられていない両端部分に対応して弾
性体7のコーティング面13の外周面の両端部に接着す
る。この電極6,6′に給電部材21,21′を接触させて
図示しない外部電源から給電する。このようであるから
表面加熱定着ローラ2と加圧ローラ4とによって形成さ
れたニップ部5に位置する発熱体31〜3nにのみ電極
6,6′と給電部材21,21′とを介して給電される。こ
のニップ部5に位置する発熱体31〜3nは、表面加熱定
着ローラ2と、それに従動する加圧ローラ4の回転にと
もなって順次移りかわっていく。
【0009】このようなものにあって、表面加熱定着ロ
ーラ2に設けられた発熱体3の幅が表面加熱定着ローラ
2と加圧ローラ4とのニップ部5の幅より小さくなって
おり、加圧ローラ4のコーティング面13上の両端部に設
けられた電極6,6′は表面加熱定着ローラ2と加圧ロ
ーラ4とで形成されたニップ部5の形状に追随して変形
し、そのニップ部5において電極6,6′と接触した発
熱体31〜3nにのみ給電して発熱させて表面加熱定着ロ
ーラ2のニップ部5を加熱し、図2の右から進入してき
た用紙15は表面加熱定着ローラ2と加圧ローラ4のニッ
プ部5に挟まれて搬送され、用紙15に転写されたトナー
16が溶融されて定着される。
【0010】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1に記載の発明は、円周方向に給電によって発熱する軸
方向発熱体を複数本設けた表面加熱定着ローラと、この
表面加熱定着ローラに押圧する加圧ローラとを有する加
熱定着装置において、前記発熱体の幅を表面加熱定着ロ
ーラと加圧ローラとのニップ部の幅より小さくしてニッ
プ部に位置する前記発熱体を発熱させるので、定着に寄
与するニップ部の発熱体に選択的に通電できて効率よく
電力を使用することができてニップ部以外は昇温せず熱
効率がよいという効果がある。請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の発明において、加圧ローラの両端
の外周面に電極を設け、ニップ部において、この電極を
介して表面加熱定着ローラの発熱体に給電するので、表
面加熱定着ローラへの給電方法として加圧ローラのニッ
プ部より給電しているので容易にニップ部のみを加熱す
ることができて熱効率がよいうえ、省電力化をはかるこ
とができるという効果がある。請求項3に記載の発明
は、請求項2に記載の発明において、電極が加圧ローラ
のニップ部を形成する弾性体と一体的に変形する材質か
らなるので、ニップ部の形成を妨げることなく弾性体の
変形に追随して変形できて、ニップ部の軸方向発熱体に
選択的に通電できてニップ部のみを加熱することができ
て熱効率がよいうえ、省電力化をはかることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の表面加熱定着ローラと加圧
ローラとの部分概略縦断面図である。
【図2】同上の表面加熱定着ローラと加圧ローラとの部
分概略正断面図である。
【図3】同上の表面加熱定着ローラと加圧ローラとのニ
ップ部を示す正断面図である。
【図4】従来の表面加熱定着ローラと加圧ローラとの部
分概略斜視図である。
【図5】同上の表面加熱定着ローラの概略正断面図であ
る。
【符号の説明】
1 加熱定着装置 2 表面加熱定着ローラ 3 発熱体 4 加圧ローラ 5 ニップ部 6,6′ 電極 7 弾性体 13 コーティング面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に給電によって発熱する軸方向
    発熱体を複数本設けた表面加熱定着ローラと、この表面
    加熱定着ローラに押圧する加圧ローラとを有する加熱定
    着装置において、前記発熱体の幅を表面加熱定着ローラ
    と加圧ローラとのニップ部の幅より小さくしてニップ部
    に位置する前記発熱体を発熱させることを特徴とする加
    熱定着装置。
  2. 【請求項2】 加圧ローラの両端の外周面に電極を設
    け、ニップ部において、この電極を介して表面加熱定着
    ローラの軸方向発熱体に給電することを特徴とする請求
    項1に記載の加熱定着装置。
  3. 【請求項3】 電極が加圧ローラのニップ部を形成する
    弾性体と一体的に変形する材質からなることを特徴とす
    る請求項2に記載の加熱定着装置。
JP11679495A 1995-05-16 1995-05-16 加熱定着装置 Pending JPH08314308A (ja)

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JPH08314308A true JPH08314308A (ja) 1996-11-29

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JP11679495A Pending JPH08314308A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 加熱定着装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015518760A (ja) * 2012-06-04 2015-07-06 スィンギュラリティー、アクチエンゲゼルシャフトSingularity Ag 喉頭部マスク頭部

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015518760A (ja) * 2012-06-04 2015-07-06 スィンギュラリティー、アクチエンゲゼルシャフトSingularity Ag 喉頭部マスク頭部

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