JPH10189191A - Bgaテスト用icソケット - Google Patents

Bgaテスト用icソケット

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JPH10189191A
JPH10189191A JP35515196A JP35515196A JPH10189191A JP H10189191 A JPH10189191 A JP H10189191A JP 35515196 A JP35515196 A JP 35515196A JP 35515196 A JP35515196 A JP 35515196A JP H10189191 A JPH10189191 A JP H10189191A
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JP
Japan
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solder ball
contact
contact pin
pedestal
socket
Prior art date
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Pending
Application number
JP35515196A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Ueki
誠司 上木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Chemical Corp filed Critical Toshiba Chemical Corp
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Publication of JPH10189191A publication Critical patent/JPH10189191A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田ボールを変形、損傷することなく酸化膜
を除去し、安定した電気接触を得ることが可能なBGA
用ICソケットを提供する。 【解決手段】 BGA型ICパッケージ(22)の収容凹部
(19)と、半田ボール(23)側面に接触するハサミ形のコン
タクトピン(18)と、ソケット基盤(17)に対して進退動作
をしてコンタクトピンを絞りこむ摺動穴(27)が開いてい
る台座(21)と、台座を進退させる押さえカバー(20)とを
具備し、コンタクトピンは、押さえカバーの力が徐々に
解除されて台座が押し下げられた位置から上昇すると台
座の摺動穴の溝状突起の作用によりコンタクトピンは、
半田ボール側面との接触を保ちながら半田ボールの中央
位置を基準として回転し、半田ボールに付着している酸
化膜を除去するBGA用ICソケットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半田ボールを損傷
することなく安定した電気接触が得られるBGA(Bal
l Grid Array)テスト用ICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のBGAテスト用ICソケットの構
造を、図7及び図8を用いて説明する。これらの図にお
いて、3は主面にBGAのICパッケージ1を装着する
凹部4が形成されたソケット基盤であり、この凹部4の
ソケット基盤には弾性的な機能を有する先端部を備えた
コンタクトピン群6が配置されている。また、ソケット
基盤3の主面の片側端部には、軸棒7が装着されてお
り、この軸棒7にはソケット基盤3のコンタクトピン群
6を完全に閉合する機能を有する押さえ上蓋カバー8
が、主面に対して垂直な遊間部を有するソケット基盤軸
受け部5を介して、回動可能に軸着されている。また、
さらに押さえ上蓋カバー8の開放を速やかに行い開放状
態を安定的に保持するために、軸棒7の周りには、コイ
ルスプリング15が挿間されている。また、この押さえ
上蓋カバー8の軸棒付近にはコイルスプリング15の弾
性力を受けるためのボス9が設けられている。この押さ
え上蓋カバー8の内側には、押さえ中蓋カバー12が配
置され、押さえ中蓋カバー12の内側主面の所定の位置
には、BGAのICパッケージ1を押し圧するパット1
3が形成され、軸受け部14は調動可能な長穴で、回動
可能に軸着されている。また、軸棒7付近にはコイルス
プリング15の弾性力を受けないために、前記押さえ上
蓋カバー8のボス9を貫通させる穴があけられている。
さらに押さえ中蓋カバー12の外側には押さえ上蓋カバ
ー8の内側と点支する 2カ所の押し圧点が形成されてお
り、押さえ上蓋カバー8の閉合時に自ら適性に調動し、
BGAのICパッケージ1に対する押さえ姿勢を補正
し、常に適正な押さえ状態が保たれるように構成され、
半田ボール2の底面と前記ソケット基盤3のコンタクト
ピン6の先端部とが、弾性接触するように構成されてい
る。さらにこのコンタクトピン6の弾性接触により半田
ボール2の酸化膜を取り除く構造となっている。また、
前記押さえ上蓋カバー8をソケット基盤凹部4に閉合し
たとき、この状態を保持する係り止め機能を持ったロッ
クレバー16がソケット基盤軸受け部5とは反対の端部
に装着され、押さえ上蓋カバー8のフック11に係り止
めする構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のBG
Aテスト用ICソケットにおいては、ソケット基盤凹部
4に装着されたBGAのICパッケージ1に対して押さ
え上蓋カバー8の閉合時、コンタクトピン6と半田ボー
ル2の底面が電気接触状態となる。この状態で接触する
と高温放置時において半田ボール2の底面を変形させる
恐れがあり、それぞれの半田ボール2の高さバラツキが
大きくなる不具合が生じてしまう。また、半田ボール2
の酸化膜を除去するためにコンタクピン6の弾性変位に
よりコンタクトピン先端部と半田ボール2の底面が擦れ
るため、底面に傷が付き、高さバラツキが大きくなる欠
点があった。
【0004】本発明は、上記の欠点を解消するためにな
されたもので、半田ボールを変形や損傷させることな
く、酸化膜を除去し安定した電気接触を得ることができ
るBGAテスト用ICソケットを提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、コンタクトピ
ンと半田ボールとの側面接触状態において、コンタクト
ピンを回転させることによって、上記の目的を達成する
ことができることを見いだし、本発明を完成したもので
ある。
【0006】即ち、本発明は、ソケット基盤上において
BGA型ICパッケージを収容するIC収容凹部と、前
記凹部におけるソケット基盤にグリッド状に配設されて
ICパッケージのグリッド状半田ボール群を載せるとと
もに半田ボールとその側面において接触する板状でハサ
ミ形のコンタクトピンと、前記ソケット基盤に対して進
退動作をし、前記ハサミ形の開口部を上にしたコンタク
トピンを挿入できる摺動穴が開いている台座と、前記ソ
ケット基盤に対して前記台座と同じ方向に進退動作をし
て台座の進退動作を連動する押さえカバーとを具備し、
前記コンタクトピンは、前記押さえカバーに加えられた
力により台座がフルストロークまで押し下げられた時を
平常状態とし、前記押さえカバーの力が徐々に解除され
るに伴なって台座が上昇した時前記台座の摺動穴がそこ
に挿入されたコンタクトピンを絞りこみコンタクトピン
と半田ボール側面とは電気接触を始め、前記押さえカバ
ーに力が掛からなくなった時前記コンタクトピンが最大
の撓みを生じて電気接触状態にある半田ボール側面との
接触圧を強くするICソケットであって、前記コンタク
トピンのハサミ形開口部は、電気接触状態にある半田ボ
ール側面との接触を保ちながら半田ボールの中央位置を
基準として回転し、半田ボールに付着している酸化膜を
除去することを特徴とするBGAテスト用ICソケット
である。
【0007】本発明のBGAテスト用ICソケットにお
いては、コンタクトピンによって半田ボールを挟み込み
完全な電気接触状態を得るためには、コンタクトピンを
絞り込む台座の形状が重要である。すなわち、ハサミ形
でテーパーのついたコンタクト側面構造であるコンタク
トピンと、台座の摺動穴を溝状の突起形状にすることに
よって、台座の上昇に伴いコンタクトピンは半田ボール
と電気接触状態となる瞬間から半田ボールが挿入すると
仮定される中央位置を基準に接触状態を保ちながら回転
し、半田ボールに付着している酸化膜を除去することが
可能となる。
【0008】
【発明の実施形態】次に、本発明を図面を用いて説明す
る。
【0009】図1は本発明のBGAテスト用ICソケッ
トの一実施例を示す断面図、図2はハサミ形開口部を示
すコンタクトピンの部分斜視図である。図3は押さえカ
バーをフルストローク位置に押さえこんだ状態の説明図
で、分図(a )は半田ボールとの位置関係を示すコンタ
クトピン上面図、分図(b )はコンタクトピンと台座が
接触する箇所を示す断面図、分図(c )はコンタクトピ
ン側面図である。図4は押さえカバーを押す力が徐々に
解除された場合、コンタクトピンと半田ボールとが電気
接触を始めた状態を示す説明図で、分図(a )〜(c )
は、図3におけると同様、それぞれコンタクトピン上面
図、断面図、コンタクトピン側面図である。図5は半田
ボールとの最終的なコンタクト位置を示すコンタクトピ
ン上面図、図6は台座に設けられ、コンタクトピンを回
転させる台座摺動穴の形状を示す上面図である。
【0010】図1において、17はソケット基盤で、ソ
ケット基盤17にはBGAのICパッケージ22を収容
する凹部19があり、凹部19の底ソケット基盤には、
ICパッケージ22の半田ボール23と電気接触するコ
ンタクトピン18が、所定の間隔でグリッド状に埋設さ
れている。また、ソケット基盤17に対して垂直方向に
進退動作する押さえカバー20が設置されており、この
押さえカバー20と連動して台座21が同一方向に進退
動作するようになっている。
【0011】垂直方向の進退動作は、押さえカバー20
に押し下げる力を加えることでコイルスプリング24が
圧縮され、逆に押し下げ力を解除することでコイルスプ
リング24が圧縮解除となり、押さえカバー20が元の
位置に戻る仕組みになっている。さらに、台座21には
それぞれグリッド状に配列されたコンタクトピン18を
挿入する摺動穴27を設けられており、この摺動穴27
にはハサミ形状開口部を上にしたコンタクトピン18を
予め挿入しておく。
【0012】このコンタクトピン18は、図2に示した
ように、台座の摺動穴の形状によって、コンタクトピン
18と半田ボール23とが接触した瞬間から移動軌跡が
制御されるように、コンタクトピンの側面26がテーパ
ー状となっている。また、押さえカバーがフルストロー
ク状態まで押し下げられたときは、図3(b )に示され
るように、コンタクトピン18と台座21が接触してい
ない状態であるが、押さえカバーの押す力を徐々に解除
してコイルスプリングをも圧縮解除してゆくと、図4
(b )に示すように、台座21が上昇してコンタクトピ
ン18のハサミ形状部分を閉じさせるように絞り込みハ
サミ形状開口部は半田ボール23の側面に接触し、さら
に押さえカバーの押す力が完全に解除されると、図5の
ように、半田ボール23の側面を最終的にコンタクトピ
ン18で挟む状態で圧接する。この場合に、図6に示し
たような溝状の突起28を設けた台座の摺動穴27の形
状は、コンタクトピンのコンタクト側面26と接触し、
コンタクトピン18のハサミ形状開口部は半田ボール2
8と圧接状態のまま半田ボール28の中央位置を基準に
回転運動し、半田ボールに付着している酸化膜を除去
し、安定した電気接触を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のBGAテスト用ICソケットは、ICパッケージの半
田ボールの側面にコンタクトピンが回転しながら接触す
るため、半田ボールの変形や損傷がなく、半田ボールに
付着している酸化膜を除去し、安定した電気接触を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のBGAテスト用ICソケットの断面図
である。
【図2】本発明のBGAテスト用ICソケットに係るコ
ンタクトピンの部分斜視図である。
【図3】押さえカバーをフルストローク位置に押さえこ
んだ状態を示す説明図で、分図(a )は半田ボールとの
関係位置を示すコンタクトピン上面図、分図(b )はコ
ンタクトピンと台座が接触する箇所を示す断面図、分図
(c )はコンタクトピン側面図である。
【図4】コンタクトピンと半田ボールとが電気接触を始
めた状態を示す説明図で、分図(a )は半田ボールとの
関係位置を示すコンタクトピン上面図、分図(b )はコ
ンタクトピンと台座との関係位置を示す断面図、分図
(c )はコンタクトピン側面図である。
【図5】最終的な電気接触状態を示す上面図である。
【図6】台座の摺動穴形状の上面図である。
【図7】従来のBGAテスト用ICソケットの正面図で
ある。
【図8】従来のBGAテスト用ICソケットの断面図で
ある。
【符号の説明】 17 ソケット基盤 18 コンタクトピン 19 ソケット基盤凹部 20 押さえカバー 21 台座 22 ICパッケージ 23 半田ボール 24 コイルスプリング 25 コンタクトピンの開口部 26 コンタクト側面 27 摺動穴 28 溝状の突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット基盤上においてBGA型ICパ
    ッケージを収容するIC収容凹部と、前記凹部における
    ソケット基盤にグリッド状に配設されてICパッケージ
    のグリッド状半田ボール群を載せるとともに半田ボール
    とその側面において接触する板状でハサミ形のコンタク
    トピンと、前記ソケット基盤に対して進退動作をし、前
    記ハサミ形の開口部を上にしたコンタクトピンを挿入で
    きる摺動穴が開いている台座と、前記ソケット基盤に対
    して前記台座と同じ方向に進退動作をして台座の進退動
    作を連動させる押さえカバーとを具備し、前記コンタク
    トピンは、前記押さえカバーに加えられた力により台座
    がフルストロークまで押し下げられた時を平常状態と
    し、前記押さえカバーの力が徐々に解除されるに伴なっ
    て台座が上昇した時前記台座の摺動穴がそこに挿入され
    たコンタクトピンを絞りこみコンタクトピンと半田ボー
    ル側面とは電気接触を始め、前記押さえカバーに力が掛
    からなくなった時前記コンタクトピンが最大の撓みを生
    じて電気接触状態にある半田ボール側面との接触圧を強
    くするICソケットであって、前記コンタクトピンのハ
    サミ形開口部は、電気接触状態にある半田ボール側面と
    の接触を保ちながら半田ボールの中央位置を基準として
    回転し、半田ボールに付着している酸化膜を除去するこ
    とを特徴とするBGAテスト用ICソケット。
JP35515196A 1996-12-20 1996-12-20 Bgaテスト用icソケット Pending JPH10189191A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100318621B1 (ko) * 1999-02-20 2001-12-28 로마스 엘 심스 대칭 구조를 갖는 접속핀을 이용한 집적회로 검사 소켓
KR100422341B1 (ko) * 2000-11-14 2004-03-10 주식회사 하이닉스반도체 패키지 테스트 소켓
JP2008010166A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Molex Inc ソケット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008010166A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Molex Inc ソケット
JP4646863B2 (ja) * 2006-06-27 2011-03-09 モレックス インコーポレイテド ソケット

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