JPH10189027A - 耐機械衝撃性を有する電気化学電池 - Google Patents
耐機械衝撃性を有する電気化学電池Info
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- JPH10189027A JPH10189027A JP9342260A JP34226097A JPH10189027A JP H10189027 A JPH10189027 A JP H10189027A JP 9342260 A JP9342260 A JP 9342260A JP 34226097 A JP34226097 A JP 34226097A JP H10189027 A JPH10189027 A JP H10189027A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 螺旋巻回型電極集合体を有し、迅速、容易か
つ安価に組み立てられる信頼性と耐衝撃性のある電気化
学電池を提供する。 【解決手段】 一対の対向する第1端壁18および第2
端壁16を有する円筒型ケース12と、互いに離れて位
置する第1の端部および第2の端部を有するゼリーロー
ル構造のアノード、カソードおよび中間セパレータを含
み、ケース内に収められた螺旋巻回型電極集合体30
と、この螺旋巻回型電極集合体の第1の端部および第2
の端部の少なくとも一方を支持する支持部材と、この支
持部材とそれに対応するケースの第1端壁と第2端壁の
うちの一方との間に配備され、支持部材と共同して、電
極集合体の望ましくない軸方向の移動を引き起こす力を
分散するとともに螺旋巻回型電極集合体の支持された端
部の突出移動を阻止する単一の波状弾性体52とを含む
ことを特徴とする電気化学電池とすることにより、上記
課題は解決できる。
つ安価に組み立てられる信頼性と耐衝撃性のある電気化
学電池を提供する。 【解決手段】 一対の対向する第1端壁18および第2
端壁16を有する円筒型ケース12と、互いに離れて位
置する第1の端部および第2の端部を有するゼリーロー
ル構造のアノード、カソードおよび中間セパレータを含
み、ケース内に収められた螺旋巻回型電極集合体30
と、この螺旋巻回型電極集合体の第1の端部および第2
の端部の少なくとも一方を支持する支持部材と、この支
持部材とそれに対応するケースの第1端壁と第2端壁の
うちの一方との間に配備され、支持部材と共同して、電
極集合体の望ましくない軸方向の移動を引き起こす力を
分散するとともに螺旋巻回型電極集合体の支持された端
部の突出移動を阻止する単一の波状弾性体52とを含む
ことを特徴とする電気化学電池とすることにより、上記
課題は解決できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、電気化
学電池に関する。より詳しくは、本発明は、電極とセパ
レータが螺旋巻回された集合体(以下適宜「螺旋巻回型
電極集合体」または「電極集合体」等という。)を有す
る電気化学電池に関する。
学電池に関する。より詳しくは、本発明は、電極とセパ
レータが螺旋巻回された集合体(以下適宜「螺旋巻回型
電極集合体」または「電極集合体」等という。)を有す
る電気化学電池に関する。
【0002】
【従来の技術】電気化学電池の発達における種々の関心
事項としては、電極スタックの圧縮、電気伝導率の改
良、複数電池収納体(multi-cell packs)内の接続、およ
び鉛酸系(lead-acid syystem) における壁の屈曲に関連
する問題の軽減などが挙げられる。これらの関心事項
は、米国特許1,949,558、同2,396,53
4、同4,184,007、同4,430,390、同
4,619,873、同4,621,033、同4,7
14,439、同4,871,628、同4,874,
678、同5,114,804、同5,149,60
2、同5,187,031、同5,324,565、同
5,346,786、同5,364,713、同5,3
66,823、同5,384,212、および同5,3
89,457において取り扱われている。米国特許5,
114,804の再充電可能なリチウム電気化学電池
は、螺旋巻回されたセパレータ層によって分離された緊
密に螺旋巻回された電極を有しており、セパレータ層は
電極の間とその外側に配置されており、セパレータ層の
張力は螺旋状巻回体の周囲に配備されて、望ましい圧縮
負荷を与えるc型クランプによって維持されている。
事項としては、電極スタックの圧縮、電気伝導率の改
良、複数電池収納体(multi-cell packs)内の接続、およ
び鉛酸系(lead-acid syystem) における壁の屈曲に関連
する問題の軽減などが挙げられる。これらの関心事項
は、米国特許1,949,558、同2,396,53
4、同4,184,007、同4,430,390、同
4,619,873、同4,621,033、同4,7
14,439、同4,871,628、同4,874,
678、同5,114,804、同5,149,60
2、同5,187,031、同5,324,565、同
5,346,786、同5,364,713、同5,3
66,823、同5,384,212、および同5,3
89,457において取り扱われている。米国特許5,
114,804の再充電可能なリチウム電気化学電池
は、螺旋巻回されたセパレータ層によって分離された緊
密に螺旋巻回された電極を有しており、セパレータ層は
電極の間とその外側に配置されており、セパレータ層の
張力は螺旋状巻回体の周囲に配備されて、望ましい圧縮
負荷を与えるc型クランプによって維持されている。
【0003】螺旋巻回型電極集合体を有する電気化学電
池はタケウチおよびパイゼク(本願発明者の一人)によ
る米国特許5,474,859において開示されてお
り、その特許は本発明の譲受人に譲受されており、ここ
に参考として記載する。
池はタケウチおよびパイゼク(本願発明者の一人)によ
る米国特許5,474,859において開示されてお
り、その特許は本発明の譲受人に譲受されており、ここ
に参考として記載する。
【0004】電気化学電池は、衝撃や振動などの高レベ
ルの機械的応力を受け得る産業的利用における電源とし
てしばしば使用される。注目すべき例としては、「掘削
中の測定(measurement while drilling)」に固体や液体
のカソードの非水性電池を利用する石油産業やガス産業
においてである。このような環境条件では、内部構成要
素が相対的又は電池ケースに対して移動することに起因
して、電池欠陥が生じる場合がある。通常、このような
移動によって短絡もしくは内部接続の切断による不連続
が生じる。螺旋巻回型電極集合体を含み、強い衝撃や振
動を受ける得る環境で使用される電池は、機械的衝撃に
よって損傷しないことが望ましい。
ルの機械的応力を受け得る産業的利用における電源とし
てしばしば使用される。注目すべき例としては、「掘削
中の測定(measurement while drilling)」に固体や液体
のカソードの非水性電池を利用する石油産業やガス産業
においてである。このような環境条件では、内部構成要
素が相対的又は電池ケースに対して移動することに起因
して、電池欠陥が生じる場合がある。通常、このような
移動によって短絡もしくは内部接続の切断による不連続
が生じる。螺旋巻回型電極集合体を含み、強い衝撃や振
動を受ける得る環境で使用される電池は、機械的衝撃に
よって損傷しないことが望ましい。
【0005】螺旋巻回型電極集合体についての独特の問
題は、螺旋状巻回体の周縁部のみがケースに適切に固定
されているだけでは、電池が衝突、加速もしくは減速な
どの機械的衝撃を受けた場合に、支持されていない巻回
体の中心部分が、望ましくない外側への突出を起こし(t
elescope) し、これにより損傷を受ける恐れがある点で
ある。
題は、螺旋状巻回体の周縁部のみがケースに適切に固定
されているだけでは、電池が衝突、加速もしくは減速な
どの機械的衝撃を受けた場合に、支持されていない巻回
体の中心部分が、望ましくない外側への突出を起こし(t
elescope) し、これにより損傷を受ける恐れがある点で
ある。
【0006】先に議論されたタケウチ等の米国特許5,
474,859は、螺旋巻回型電極集合体とケースに溶
接したタブを使用して、強い衝撃力や振動力に対して螺
旋巻回型電気化学電池を安定にする手段を開示してい
る。その集合体は、特に電池が衝撃力や振動力を受けた
場合に、内蔵の電極集合体の突出を阻止するために、そ
の集合体の上端および下端がプレートまたはカバーで固
定されている。
474,859は、螺旋巻回型電極集合体とケースに溶
接したタブを使用して、強い衝撃力や振動力に対して螺
旋巻回型電気化学電池を安定にする手段を開示してい
る。その集合体は、特に電池が衝撃力や振動力を受けた
場合に、内蔵の電極集合体の突出を阻止するために、そ
の集合体の上端および下端がプレートまたはカバーで固
定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、容
易、迅速かつ安価に組み立てられる螺旋巻回型電極集合
体を有する信頼性と耐衝撃性のある電気化学電池を提供
することである。
易、迅速かつ安価に組み立てられる螺旋巻回型電極集合
体を有する信頼性と耐衝撃性のある電気化学電池を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような信頼できる電
気化学電池を提供するために、本発明では、螺旋巻回型
集合体とケースの端壁の少なくとも一方との間に、弾性
部材が配置されている。
気化学電池を提供するために、本発明では、螺旋巻回型
集合体とケースの端壁の少なくとも一方との間に、弾性
部材が配置されている。
【0009】本発明の上述のような課題、特徴および利
点は、添付図面とともに次に示す本発明の好適な実施例
の詳細な説明から明らかである。ここで、同じ参照番号
は、各図において同一箇所または同様箇所を指示してい
る。
点は、添付図面とともに次に示す本発明の好適な実施例
の詳細な説明から明らかである。ここで、同じ参照番号
は、各図において同一箇所または同様箇所を指示してい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図面には、高レベルの衝撃や振動
を受け得る「掘削中の測定」環境で使用されるリチウム
バッテリーなどの螺旋巻回型電気化学電池を10として
示している。電池10は、(図で見て)円筒型の側壁1
4の上端をそれと一体的に形成され得る端壁またはヘッ
ダー18によって閉じた中空ケース12を有している。
電池10の下端は、後述するように構成要素が電池内に
組み込まれた後に側壁14に溶接され得る蓋体16によ
って閉じられている。蓋体16と同様にケース12も、
ステンレス鋼などの導電性材料から構成されているため
導電性であり、電池10と負荷抵抗との間の電気的接続
を行うための一方の端子または接点(図1では負極端子
として示している。)となっている。図1で正極端子と
して示されている他方の電気的端子または接点は、電池
10内から延びて、上部ヘッダー18の中心を通る導体
またはピン20によって与えられる。ピン20は絶縁シ
ール構造(insulator and seal structure)22によっ
て、金属製ヘッダー18から電気的に絶縁されている。
ピン20およびシール22は、一般にモリブデンおよび
Ta23ガラスなどの耐腐食性のピン‐ガラスの組み合
わせから構成されている。電解液充填口は、ヘッダー1
8に設けられており、上記のタケウチ特許で詳細に示さ
れているように電池10に活性化電解質溶液を充填した
後に、24で例示するように、適所に溶接または別の方
法で固定されたボールとキャップによって封鎖されてい
る。
を受け得る「掘削中の測定」環境で使用されるリチウム
バッテリーなどの螺旋巻回型電気化学電池を10として
示している。電池10は、(図で見て)円筒型の側壁1
4の上端をそれと一体的に形成され得る端壁またはヘッ
ダー18によって閉じた中空ケース12を有している。
電池10の下端は、後述するように構成要素が電池内に
組み込まれた後に側壁14に溶接され得る蓋体16によ
って閉じられている。蓋体16と同様にケース12も、
ステンレス鋼などの導電性材料から構成されているため
導電性であり、電池10と負荷抵抗との間の電気的接続
を行うための一方の端子または接点(図1では負極端子
として示している。)となっている。図1で正極端子と
して示されている他方の電気的端子または接点は、電池
10内から延びて、上部ヘッダー18の中心を通る導体
またはピン20によって与えられる。ピン20は絶縁シ
ール構造(insulator and seal structure)22によっ
て、金属製ヘッダー18から電気的に絶縁されている。
ピン20およびシール22は、一般にモリブデンおよび
Ta23ガラスなどの耐腐食性のピン‐ガラスの組み合
わせから構成されている。電解液充填口は、ヘッダー1
8に設けられており、上記のタケウチ特許で詳細に示さ
れているように電池10に活性化電解質溶液を充填した
後に、24で例示するように、適所に溶接または別の方
法で固定されたボールとキャップによって封鎖されてい
る。
【0011】電池10は正電極32と負電極34とを有
するケース12内に電極集合体30を有しており、この
正電極と負電極とは絶縁セパレータ材料36によって互
いに分離されている。上記タケウチ特許で示されて詳細
に議論されているように、電極集合体30は、螺旋巻回
型すなわち「ゼリーロール」構造になっている。電気的
リード38又は別の好適手段により、炭素電極32は正
極端子20に接続されている。リチウム電極は、ケース
すなわち負極端子12と電気的に接触している。
するケース12内に電極集合体30を有しており、この
正電極と負電極とは絶縁セパレータ材料36によって互
いに分離されている。上記タケウチ特許で示されて詳細
に議論されているように、電極集合体30は、螺旋巻回
型すなわち「ゼリーロール」構造になっている。電気的
リード38又は別の好適手段により、炭素電極32は正
極端子20に接続されている。リチウム電極は、ケース
すなわち負極端子12と電気的に接触している。
【0012】電極集合体30は螺旋状に巻回されている
ので、これを固定するのはその周縁部に限定される。そ
れ故、集合体30の中央部分は、機械的衝撃を受けた場
合に、外側に突出して損傷を受ける恐れがある。これが
起こるのを回避するために、本発明では、弾性部材が集
合体30と、各端壁16、18の少なくとも一方、好ま
しくは両方との間に配置されて、螺旋巻回型集合体30
の軸方向移動、すなわち端壁16と端壁18のうちの1
方向への移動を引き起こすように作用する機械的力を弾
性的に放散(衝撃吸収)するようになっている。
ので、これを固定するのはその周縁部に限定される。そ
れ故、集合体30の中央部分は、機械的衝撃を受けた場
合に、外側に突出して損傷を受ける恐れがある。これが
起こるのを回避するために、本発明では、弾性部材が集
合体30と、各端壁16、18の少なくとも一方、好ま
しくは両方との間に配置されて、螺旋巻回型集合体30
の軸方向移動、すなわち端壁16と端壁18のうちの1
方向への移動を引き起こすように作用する機械的力を弾
性的に放散(衝撃吸収)するようになっている。
【0013】電極集合体30の各端部に隣接して、ハニ
カムまたは別の好適な絶縁体42が配置されている。各
絶縁体42は絶縁体シート50で覆われているが、この
ようなシートとしては、例えば、本発明の譲受人である
ニューヨーク州クラレンスのウィルソン グレイトバッ
チ リミテッドによって販売されているE−TFE絶縁
体が挙げられる。端子20は、上部絶縁体シート50の
孔48を貫通して延びており、リード38の接続部と接
続するようになっている。
カムまたは別の好適な絶縁体42が配置されている。各
絶縁体42は絶縁体シート50で覆われているが、この
ようなシートとしては、例えば、本発明の譲受人である
ニューヨーク州クラレンスのウィルソン グレイトバッ
チ リミテッドによって販売されているE−TFE絶縁
体が挙げられる。端子20は、上部絶縁体シート50の
孔48を貫通して延びており、リード38の接続部と接
続するようになっている。
【0014】各絶縁体シート50とそれに対応する端壁
16、18との間に、波状弾性体52が配置されてお
り、これにより螺旋巻回型集合体30の望ましくない軸
方向移動を引き起こすように作用する機械的力を分散す
るようになっている。好適な波状弾性体としては、イリ
ノイ州ホイーリングのSmalley Steel R
ing社によって販売されている3重複波型(3-wave ov
erlap type) のものが挙げられる。
16、18との間に、波状弾性体52が配置されてお
り、これにより螺旋巻回型集合体30の望ましくない軸
方向移動を引き起こすように作用する機械的力を分散す
るようになっている。好適な波状弾性体としては、イリ
ノイ州ホイーリングのSmalley Steel R
ing社によって販売されている3重複波型(3-wave ov
erlap type) のものが挙げられる。
【0015】機械的衝撃を分散するための波状弾性体を
使用することによって、信頼性のある衝撃吸収電池を、
容易、迅速かつ安価に組み立てることができる。本発明
は衝撃吸収のために、波状弾性体を使用したものに限定
されず、機械的力を分散するための別の好適な弾性体や
弾性部材を使用したものも本発明の概念に含まれる。た
とえば、図5の実施例では、電池10の下端は図4で示
すものと同様であるが、上端60は別の構成になってい
る。この実施例では、ハニカムまたは別の好適な絶縁体
62が、ヘッダー18に隣接して配置されており、端子
20を受け入れるための孔64を有している。絶縁体6
2と螺旋巻回型集合体30との間には、たとえば、メリ
ーランド州エルクトンのW.L.Gore and A
ssociatesによって販売されているゴアテック
スパッド(Goretex pad)のような絶縁弾性
パッド66が配置されている。リード38を受け入れる
ためにパッド66に孔68が設けられている。
使用することによって、信頼性のある衝撃吸収電池を、
容易、迅速かつ安価に組み立てることができる。本発明
は衝撃吸収のために、波状弾性体を使用したものに限定
されず、機械的力を分散するための別の好適な弾性体や
弾性部材を使用したものも本発明の概念に含まれる。た
とえば、図5の実施例では、電池10の下端は図4で示
すものと同様であるが、上端60は別の構成になってい
る。この実施例では、ハニカムまたは別の好適な絶縁体
62が、ヘッダー18に隣接して配置されており、端子
20を受け入れるための孔64を有している。絶縁体6
2と螺旋巻回型集合体30との間には、たとえば、メリ
ーランド州エルクトンのW.L.Gore and A
ssociatesによって販売されているゴアテック
スパッド(Goretex pad)のような絶縁弾性
パッド66が配置されている。リード38を受け入れる
ためにパッド66に孔68が設けられている。
【0016】本発明は、その原理から離れることなく、
ここに記載したものを越えて実施できることが理解さ
れ、そのような他の実施例も特許請求の範囲によって規
定される本発明の範囲内から到達できる。
ここに記載したものを越えて実施できることが理解さ
れ、そのような他の実施例も特許請求の範囲によって規
定される本発明の範囲内から到達できる。
【0017】次に本発明の実施態様を要約する。 (1) a)一対の対向する第1端壁および第2端壁を
有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケース
と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含み、前記ケース内に前記ケースの前
記軸心と略同軸的に収められた螺旋巻回型電極集合体
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
前記螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出
移動を阻止する単一の波状弾性体とを含むことを特徴と
する電気化学電池。 (2) 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部と
第2の端部の両方に、支持部材および共同する波状弾性
体があることを特徴とする上記(1)に記載の電気化学
電池。 (3) 前記波状弾性体は、前記支持部材の周縁部の近
くで前記支持部材に接触していることを特徴とする上記
(1)に記載の電気化学電池。 (4) 前記支持部材は弾性部材であることを特徴とす
る上記(1)に記載の電気化学電池。 (5) 前記支持部材はハニカム構造になっていること
を特徴とする上記(4)に記載の電気化学電池。 (6) 前記アノードと前記カソードのうちの一方のた
めの端子は、前記支持部材を貫通して延びていることを
特徴とする上記(1)に記載の電気化学電池。 (7) 前記波状弾性体は、前記電極集合体の前記端部
の前記広がり対して実質上均等に圧縮力を付与すること
を特徴とする上記(1)に記載の電気化学電池。 (8) a)一対の対向する第1端壁および第2端壁を
有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケース
と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含み、前記ケース内に前記ケースの前
記軸心と略同軸的に収められた螺旋巻回型電極集合体
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出移動
を阻止する単一の環状弾性手段とを含むことを特徴とす
る電気化学電池。 (9) 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部と
第2の端部の両方に、支持部材および共同する弾性手段
があることを特徴とする上記(8)に記載の電気化学電
池。 (10) 前記支持部材はハニカム構造になっているこ
とを特徴とする上記(8)に記載の電気化学電池。 (11) 前記アノードと前記カソードのうちの一方の
ための端子は、前記支持部材を貫通して延びていること
を特徴とする上記(8)に記載の電気化学電池。 (12) a)一対の対向する第1端壁および第2端壁
を有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケース
を用意する工程と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含む螺旋巻回型電極集合体を、前記ケ
ース内に前記ケースの前記軸心と略同軸的に収める工程
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材を用意する工程と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出移動
を阻止する波状弾性体を用意する工程とを含むことを特
徴とする電気化学電池の製造方法。 (13) 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部
と第2の端部の両方に、支持部材および共同する波状弾
性体を備える工程を含むことを特徴とする上記(12)
に記載の方法。 (14) 前記支持部材の周縁部の近くで前記支持部材
に接触している前記波状弾性体を用意する工程を含むこ
とを特徴とする上記(12)に記載の方法。 (15) ハニカム構造の前記支持部材を用意する工程
を含むことを特徴とする上記(12)に記載の方法。 (16) 前記アノードと前記カソードのうちの一方の
ための端子を、前記支持部材を貫通して延ばす工程を含
むことを特徴とする上記(12)に記載の方法。 (17) 耐衝撃性のある電気化学電池を製造する方法
であって、 a)一対の対向する第1端壁および第2端壁を有し、長
手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケースを用意する
工程と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含む螺旋巻回型電極集合体を、前記ケ
ース内に前記ケースの前記軸心と略同軸的に収める工程
と、 c)前記ケース内に、前記螺旋巻回型電極集合体の前記
第1の端部および第2の端部の少なくとも一方を支持す
るための支持部材を用意する工程と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
前記螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出
移動を阻止する弾性手段を用意する工程とを含むことを
特徴とする方法。 (18) 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部
と第2の端部の両方に、支持部材および共同する弾性手
段を備える工程を含むことを特徴とする上記(17)に
記載の方法。 (19) ハニカム構造の前記支持部材を用意する工程
を含むことを特徴とする上記(17)に記載の方法。
有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケース
と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含み、前記ケース内に前記ケースの前
記軸心と略同軸的に収められた螺旋巻回型電極集合体
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
前記螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出
移動を阻止する単一の波状弾性体とを含むことを特徴と
する電気化学電池。 (2) 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部と
第2の端部の両方に、支持部材および共同する波状弾性
体があることを特徴とする上記(1)に記載の電気化学
電池。 (3) 前記波状弾性体は、前記支持部材の周縁部の近
くで前記支持部材に接触していることを特徴とする上記
(1)に記載の電気化学電池。 (4) 前記支持部材は弾性部材であることを特徴とす
る上記(1)に記載の電気化学電池。 (5) 前記支持部材はハニカム構造になっていること
を特徴とする上記(4)に記載の電気化学電池。 (6) 前記アノードと前記カソードのうちの一方のた
めの端子は、前記支持部材を貫通して延びていることを
特徴とする上記(1)に記載の電気化学電池。 (7) 前記波状弾性体は、前記電極集合体の前記端部
の前記広がり対して実質上均等に圧縮力を付与すること
を特徴とする上記(1)に記載の電気化学電池。 (8) a)一対の対向する第1端壁および第2端壁を
有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケース
と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含み、前記ケース内に前記ケースの前
記軸心と略同軸的に収められた螺旋巻回型電極集合体
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出移動
を阻止する単一の環状弾性手段とを含むことを特徴とす
る電気化学電池。 (9) 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部と
第2の端部の両方に、支持部材および共同する弾性手段
があることを特徴とする上記(8)に記載の電気化学電
池。 (10) 前記支持部材はハニカム構造になっているこ
とを特徴とする上記(8)に記載の電気化学電池。 (11) 前記アノードと前記カソードのうちの一方の
ための端子は、前記支持部材を貫通して延びていること
を特徴とする上記(8)に記載の電気化学電池。 (12) a)一対の対向する第1端壁および第2端壁
を有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケース
を用意する工程と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含む螺旋巻回型電極集合体を、前記ケ
ース内に前記ケースの前記軸心と略同軸的に収める工程
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材を用意する工程と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出移動
を阻止する波状弾性体を用意する工程とを含むことを特
徴とする電気化学電池の製造方法。 (13) 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部
と第2の端部の両方に、支持部材および共同する波状弾
性体を備える工程を含むことを特徴とする上記(12)
に記載の方法。 (14) 前記支持部材の周縁部の近くで前記支持部材
に接触している前記波状弾性体を用意する工程を含むこ
とを特徴とする上記(12)に記載の方法。 (15) ハニカム構造の前記支持部材を用意する工程
を含むことを特徴とする上記(12)に記載の方法。 (16) 前記アノードと前記カソードのうちの一方の
ための端子を、前記支持部材を貫通して延ばす工程を含
むことを特徴とする上記(12)に記載の方法。 (17) 耐衝撃性のある電気化学電池を製造する方法
であって、 a)一対の対向する第1端壁および第2端壁を有し、長
手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケースを用意する
工程と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含む螺旋巻回型電極集合体を、前記ケ
ース内に前記ケースの前記軸心と略同軸的に収める工程
と、 c)前記ケース内に、前記螺旋巻回型電極集合体の前記
第1の端部および第2の端部の少なくとも一方を支持す
るための支持部材を用意する工程と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
前記螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出
移動を阻止する弾性手段を用意する工程とを含むことを
特徴とする方法。 (18) 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部
と第2の端部の両方に、支持部材および共同する弾性手
段を備える工程を含むことを特徴とする上記(17)に
記載の方法。 (19) ハニカム構造の前記支持部材を用意する工程
を含むことを特徴とする上記(17)に記載の方法。
【図1】本発明の実施例による電気化学電池の側面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施例による電気化学電池の上面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施例による電気化学電池の下面図で
ある。
ある。
【図4】ケースの一部を破断し、各部を部分的に拡大し
た側面図である。
た側面図である。
【図5】本発明の別の実施例による図4と同様の一部破
断拡大図である。
断拡大図である。
【符号の説明】 10 螺旋巻回型電気化学電池 12 中空ケース 14 側壁 16 蓋体 18 ヘッダー 20 ピン 30 電極集合体 32 正電極 34 負電極 36 絶縁セパレータ材料 38 電気的リード 42、62 絶縁体 48、68 孔 50 絶縁体シート 52 波状弾性体 66 パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール ダブリュー、クレール アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14221、 ウィリアムズヴィル、サード アベニュー 397
Claims (19)
- 【請求項1】 a)一対の対向する第1端壁および第2
端壁を有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケ
ースと、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含み、前記ケース内に前記ケースの前
記軸心と略同軸的に収められた螺旋巻回型電極集合体
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
前記螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出
移動を阻止する単一の波状弾性体とを含むことを特徴と
する電気化学電池。 - 【請求項2】 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の
端部と第2の端部の両方に、支持部材および共同する波
状弾性体があることを特徴とする請求項1に記載の電気
化学電池。 - 【請求項3】 前記波状弾性体は、前記支持部材の周縁
部の近くで前記支持部材に接触していることを特徴とす
る請求項1に記載の電気化学電池。 - 【請求項4】 前記支持部材は弾性部材であることを特
徴とする請求項1に記載の電気化学電池。 - 【請求項5】 前記支持部材はハニカム構造になってい
ることを特徴とする請求項4に記載の電気化学電池。 - 【請求項6】 前記アノードと前記カソードのうちの一
方のための端子は、前記支持部材を貫通して延びている
ことを特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。 - 【請求項7】 前記波状弾性体は、前記電極集合体の前
記端部の前記広がり対して実質上均等に圧縮力を付与す
ることを特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。 - 【請求項8】 a)一対の対向する第1端壁および第2
端壁を有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケ
ースと、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含み、前記ケース内に前記ケースの前
記軸心と略同軸的に収められた螺旋巻回型電極集合体
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出移動
を阻止する単一の環状弾性手段とを含むことを特徴とす
る電気化学電池。 - 【請求項9】 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1
の端部と第2の端部の両方に、支持部材および共同する
弾性手段があることを特徴とする請求項8に記載の電気
化学電池。 - 【請求項10】 前記支持部材はハニカム構造になって
いることを特徴とする請求項8に記載の電気化学電池。 - 【請求項11】 前記アノードと前記カソードのうちの
一方のための端子は、前記支持部材を貫通して延びてい
ることを特徴とする請求項8に記載の電気化学電池。 - 【請求項12】 a)一対の対向する第1端壁および第
2端壁を有し、長手方向の軸心のまわりに延びた円筒型
ケースを用意する工程と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含む螺旋巻回型電極集合体を、前記ケ
ース内に前記ケースの前記軸心と略同軸的に収める工程
と、 c)前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1の端部および
第2の端部の少なくとも一方を支持し、周縁部が前記軸
心のまわりの前記螺旋巻回型電極集合体の半径の広がり
と略等しい広がりを有する支持部材を用意する工程と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出移動
を阻止する波状弾性体を用意する工程とを含むことを特
徴とする電気化学電池の製造方法。 - 【請求項13】 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1
の端部と第2の端部の両方に、支持部材および共同する
波状弾性体を備える工程を含むことを特徴とする請求項
12に記載の方法。 - 【請求項14】 前記支持部材の周縁部の近くで前記支
持部材に接触している前記波状弾性体を用意する工程を
含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 【請求項15】 ハニカム構造の前記支持部材を用意す
る工程を含むことを特徴とする請求項12に記載の方
法。 - 【請求項16】 前記アノードと前記カソードのうちの
一方のための端子を、前記支持部材を貫通して延ばす工
程を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 【請求項17】 耐衝撃性のある電気化学電池を製造す
る方法であって、 a)一対の対向する第1端壁および第2端壁を有し、長
手方向の軸心のまわりに延びた円筒型ケースを用意する
工程と、 b)互いに離れて位置する第1の端部および第2の端部
を有するゼリーロール構造のアノード、カソードおよび
中間セパレータを含む螺旋巻回型電極集合体を、前記ケ
ース内に前記ケースの前記軸心と略同軸的に収める工程
と、 c)前記ケース内に、前記螺旋巻回型電極集合体の前記
第1の端部および第2の端部の少なくとも一方を支持す
るための支持部材を用意する工程と、 d)前記支持部材と、それに対応する前記ケースの前記
第1端壁と第2端壁のうちの一方との間に配備され、前
記支持部材と共同して、前記電極集合体の望ましくない
軸方向の移動を引き起こす機械的力を分散するとともに
前記螺旋巻回型電極集合体の支持された前記端部の突出
移動を阻止する弾性手段を用意する工程とを含むことを
特徴とする方法。 - 【請求項18】 前記螺旋巻回型電極集合体の前記第1
の端部と第2の端部の両方に、支持部材および共同する
弾性手段を備える工程を含むことを特徴とする請求項1
7に記載の方法。 - 【請求項19】 ハニカム構造の前記支持部材を用意す
る工程を含むことを特徴とする請求項17に記載の方
法。
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